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ウィンズロウ④

Chapter④

「──ご寄付をお願いします」

 時間感覚のない地下生活、その言葉を聞くだけてウィンズロウは壁に身を寄せて震えてしまう。

「ッ…くそ……この俺様が………!」

 今日は何を奪われてしまうのかと自分を抱きしめ、小さくなってしまうのだ。

 円形闘技場のようないつもの地下空間へと護衛2人に連れられ、放り込まれるウィンズロウ。あの艶黒の毛並みは失われ、愛液で薄汚れた裸体は野良犬のような有様だ。

 対面の柵があがり、そこからのそりと現れた1匹。

「あれはオーク……いやピッグマンか……!」

 オークよりも更に下級、動物種に近しい亜人系モンスターだ。濁った目で周りを愚鈍に見回し、ふがふがと鼻を鳴らしていることからも分かる通り、その知性は最底辺。言葉を話すどころか通じもしない。図体ばかり巨大な木偶の坊、現役冒険者が恐れるような相手ではない。

「………くそ、汚ねえな」

 小汚い腰布の中、股間をボリボリとかく様子にウィンズロウは舌打ちせずにはいられなかった。

 そこから先はいつもの光景。地面の魔法陣が発光、ウィンズロウの胸の刻印と同じ聖杯を掴んだ触手がそこから生える。その輝きにモンスターが惹かれ、聖杯を握りしめてその中身を飲み干したのだ。

「や、やめろぉぉっ!」

 今になって駆けるが間に合わない。聖杯を嚥下されたことで、またしてもウィンズロウの能力は勝手に『寄付』されてしまったのだ。身体は石床に倒れ込み、ビクンビクンと大袈裟に跳ねてしまう。

「ぐ、ぁ………くそっ…や、やばい……今度は、なにを…うばわれて、ぇぇ……!」

 悶えて爪で石床を引っ掻き、尻尾を暴れさせようとも何にもならない。


「それでは、モンスター様と一戦まじえて頂きます」

 白山羊神父のお決まりの言葉にハッとなり顔を上げるウィンズロウ。自身の前に立つ巨体が暗い影を落としていた。

「ッ……!?」

 そしてすぐ様に明らかな変化に気がつく。自身を見下ろすピッグマンの目がやけに澄んでいること、それは知性を宿したものだけが持つクリアな視線。

「おら起きろ」

 ほんの数分前までは人語を解さなかったピッグマンが喋った。ウィンズロウの頭など鷲掴みにできるだろう大きな手がむんずと伸ばされる。

「さ、触るなぁ!」

 抵抗虚しく、ウィンズロウは両手首を一纏めに掴まれてぶら下げられてしまう。となれば隠していた股間は晒され、ヒクンと揺れる勃起が全ての視線を集めてしまうのだ。

「なんで勃ってんだワンコロ?」

「う、ぁ……なっ…俺様が……く、離せぇえ…!」

 これでは力を奪われること、モンスター相手に凌辱されること、邪教徒たちの好奇の視線に晒されることに悦んでしまっているようではないか。それを否定しようと暴れ、足をばたつかせるがピッグマンの体躯の前には無意味。


「ほーれどうした?ビンビンにしまってまあ」

 むしろ身体を捩る度、情けなく勃ち上がった雄が跳ねる。

「これで抵抗してるつもりか、なっさけねえ」

 軽々と片手で掴み上げられ、愚鈍なモンスターに裸体を晒し者にされて笑われるだけ。

「チンポおっ勃ててねえでなんとか言ったらどうだワンコロ?」

 ピッグマン生来の馬鹿力もあるが、既に『腕力』を『寄付』してしまったウィンズロウにはどうしようもない。それなのにピッグマンは舌なめずりをしながら言葉巧みに小馬鹿にするのだ。

「う、うるせえぞ……!」

 どうしてこんなことになっているかさえ頭が回らず、そんな決まりきった文句しか言えないウィンズロウ。

 だがピッグマンは状況を完全に理解しているらしく、大笑い。

「ブハハハ!頭が冴え渡ってるわ、ありがとなバカ犬」

 頭を弾かれても困惑したままのウィンズロウへと、後方から白山羊神父が語る。

「困りましたねウィンズロウ様、まさかまだご理解いただけないのですか?ウィンズロウ様の素晴らしい『賢さ』をピッグマン様に『ご寄付」していただいたのですよ?」

「へ…ぁ…………か、返せえぇ!」

 それだって間を開けてからの咆哮。

「お、お前みたいな愚図そうなモンスターなんぞに俺様の賢さを奪われて堪るか!」

 生まれ持ち研鑽してきた知力も、努力と経験で培われた知識も今やピッグマンのモノ。もう遅いというのに、ウィンズロウのどもった怒鳴り声だけが虚しく響くのだ。


「よく吠えるなあワンコロ。なら勝負をしようじゃねえか?」

 それに対し寛大な態度でピッグマンは提案してきた。うやうやしくその腰布を捲り、人外サイズの太肉棒をウィンズロウへと突き出してきた。 

「……ぐ…」

 それはまた勃ち上がってさえいないのに子供の腕ほどはあり、極度に包皮に覆われた醜悪な豚ペニス。距離のある客席にさえ臭ってくるような、雄臭を凝縮したような一振り。当然その下に垂れる豚金玉だってパンパンに張り詰めており、その内容量を誇示するようだ。

「こいつをハメてもまだそんな生意気に吠えてられたら返してやらないでもないぜ?」

「そ、その勝負、受けて立ってやらあ!」

 そこらの酒場にたむろしているチンピラのように吠え、ウィンズロウは即答していた。ただ挑発に乗っただけ、乗せられただけ。

 不意にピッグマンからの拘束が解かれ、ウィンズロウは受け身も取れずに石床に落とされて尻餅をついてしまう。

「……く、はぁ…!」

 これで自由に動ける、戦えるとピッグマンを睨み上げるウィンズロウだったが相手は身動き一つするつもりはないようだ。腕組みをし、余裕の表情で仁王立ちしているだけ。

「な、なに見下してやがんだ……!」

 ピッグマンがしたのは腰下に力を入れただけ。すればその太肉棒がぶるんと揺れた。ほんの僅かに跳ねさせただけで、ウィンズロウなど相手にならない雄気が。

「あ……ぐ………ぅ……ァ………………♡」

 これまで散々に夜の街で遊んできたウィンズロウだったが所詮はいち獣人に過ぎない。本物の繁殖雄の股座から放たれるフェロモンにおかしくさせられてしまうのだ。呼吸も動悸も乱れ、目が離せない。


「どうしたワンコロ、濡らさなくていいのか?」

 もう一度、ピッグマンが太肉棒をビクンと揺らした。その根本の濃い陰毛の茂み、縮れた分厚い包皮、巨大な睾丸がたわむ様子。全ての情報がウィンズロウの下腹部への攻撃となる。

「その生意気な口で舐めろつってんだよ」

「は、はあ!?誰がそんな──」

 物欲しそうな顔で見ているくせ、最後のプライドのせいで口ではそう吠えてしまう。

 だがピッグマンは冷静で冷徹。

「なら勝負は終わりだな、あばよワンコロ」

 踵を返して一歩、また一歩と歩き出したのだ。

「ま、待て!…………ま、待ってください…!」

 ようやくピッグマンの足が止まる。

「……………お、俺様の口で濡ら、させてください」

 堂々たる歩みはまるで凱旋のそれ。尻餅の体勢からまだ動けていないウィンズロウの顔面へと、腰を突き出すピッグマン。腕組みと鼻息だけが返事なのだ。

「フン……!」

 グイと突き出された太肉棒。ベシャリとウィンズロウのマズルへと乗せられた。

 その瞬間、ウィンズロウは自分が何者だったのかさえ忘れてそれにむしゃぶり付いていた。哀れな舐め犬と化し、唾液をこれでもかと滴らせながら小汚く臭い立つ汚ペニスへと舌を這わせ続けるのだ。

「ウ″…ェ……グ……♡」

「おらどうした、自分からおしゃぶりしたいって言ったんだろうが」

 あまりの臭気、あまりの我慢汁量にウィンズロウは咽せてしまうほど。その二枚目で通っていた格好付けな顔をぐしょぐしょに濡らし、必死過ぎるほどに舌を動かしていく。

「ンッ………プウ″ェ……ウ″……♡」

「ブハハ、すっげえ顔になっちまって」


 ピッグマンの笑みはより醜悪に歪む。

「おらケツも濡らしとけ、ぶっ壊れんぞ?」

 腰を僅かに引かせれば、ウィンズロウのマズルに挿入されていた太肉棒の全貌があらわになる。完全勃起を果たしたそれは肉の棍棒とも形容すべき威圧感でありながら、分厚い肉皮に包まれた頑なな不衛生さを併せ持つモノ。

 ウィンズロウの口から引き抜いたかと思えば、腰の動きだけで濡れペニスをその頭頂部に乗せた。ボタボタと垂れる先走り汁が雨のように降り注ぎ、それも一種の祝福とウィンズロウを生臭さで侵すのだ。

「う…ぁ……くそっ…………くそっ…!……くぅ♡」

 言われるがままウィンズロウは顔や上半身に垂れた汁をぬぐい、股下へと塗りたくっていく。悪態を吐きながらキッと睨み上げる。だが間違いなく甘く喉を鳴らしながら舌を縦横無尽に動かし、尻穴を自ら丹念に解しているのだ。

「ンッ…♡…ふ、くそっ……くっせぇんだよ………!」

 そんな様を支配者然とピッグマンは見下ろすだけ。太腕を組み、ニヤニヤと。

「そんなに美味いかワンコロ?」

「言ってろ、クソ野郎が……ぁ♡……ッ♡」

 ピチャピチャ、舌が鳴る。クチュクチュ、尻穴を濡れ指が出入りする。

「ンムッ……ウッ……♡」

 それは所謂アナルオナニーだとか呼ばれるような痴態。

「んくっぅ……あ……ンプッ…ァ♡」

 ピッグマンの要求以上、熱烈なフェラチオだって止まらない。

「…〜ふ″ッ♡……お…… ん、う………♡」

 気付けばウィンズロウはそのどちらにも夢中になってしまっていた。

「おいおい、そんなに欲しけりゃ勝負なんてまどろっこしいこと抜きに飼ってやろうかワンコロ〜?」

 だがその煽りにハッとなり、ウィンズロウはようやくピッグマンの顔に埋めた顔を離すことに成功する。

「ッ……!………さっさと俺と戦え…!」

 なんと勇ましい台詞だろうか。


「あん?こっちは勝負を受けてやってんだぞ?」

 だがそれはピッグマンの怒りを買うだけ。いや、賢くなったこのモンスターのことだ、口実に使われてしまうだけなのだ。

「クソイヌ、5秒以内にケツ向けてオネダリしろ、でなけりゃオレの勝ちだ」

「はぁ!?なに勝手なこと言って──」

 だが無情にもカウントは始まる、進む。

「5!4!」

「お、おいふざけんな!」

「3!」

「待て、待てよ!?」

 口元を唾液と我慢汁で汚し、まだその雄々しい味わいの強さから抜け出せてはいないウィンズロウ。焦った声をあげて碌に回りもしない思考を巡らせるだけ。

「2!」

「う、くそっ……おい…!」

「1!」

 これまでの冒険の中で培った交渉術や駆け引きを展開することはもうできないのだ。その裸体は仕方なく立ち上がる。即座に振り向き、頭を下げてピッグマンへと尻を突き出す。それこそ情けないポーズ、両手で先ほどまで弄り抜いていた尻穴をおっぴろげながら『オネダリ』とやらを強要されてしまうのだ。

「お、俺様と勝負して、してください………ッ!」

 狂おしい羞恥心に狼尻尾が揺れること。

「……ぅ……くぅ……♡」

 ピッグマンはそれを無造作に掴み上げ、ウィンズロウの雄穴を屈んでジロジロを覗き込む。濡れて解されたその肛門が自分を受け入れるに足るかどうか、審査するかのような冷たい時間だけが流れるのだ。


 して、深い鼻息が合格を告げた。

「そこまで言われちゃ仕方ねえ」

「お、おい……!?」

 抱き抱えられたウィンズロウは大股開き、勃起し尽くした太肉棒の上に跨らせられてしまう。

「ぉ♡……で、でかぁ……♡」

 その蕩けた声、明らかに戦う意志など失った雌性のそれ。

「おらどうした?もうワンコロの負けでいいのかあ?」

 ウィンズロウの両太ももを下から抱え上げ、ピッグマンの先端が雄穴へとキス。拳のような肉亀頭の感触に怯みかけるも、ウィンズロウは誇りを胸に吠え返すのだ。

「舐めるんじゃねえ!俺様は負けな──ン″ッぐぅうぅう″う″う″ぅぅ〜ッ♡♡♡」

 馬鹿にするようにズプリと挿入されれば、そんなちっぽけな誇りなど踏み躙られてしまうだけ。

「おーらぁ!雑魚がイキがんなよ!?ああ!?」

 ピッグマンがより深く深く挿入すれば、鍛えられた腹筋が内側から膨れてどうしようもなく盛り上がってしまう。痛みよりも激しい快楽がウィンズロウの下半身を襲い、人並み以上ではあるはずだがピッグマン相手では粗末に見えてしまう性器をぷるんぷるんと跳ねさせるだけ。


「ひ″ぎッ♡お″ぅう″う″う″ッ♡」

 ウィンズロウの視界はチカチカと光が爆ぜ、目を開けていることさえできない。

「が、あぁあ♡腹がぁあ″あ″あ″ッ♡」

 尻穴など限界まで開ききり、ピッグマン専用の性処理穴へと拡張されてしまう。

「ケツ壊れ、ちまう″う″う″ぅぅう″〜ッ♡♡♡」

 自分で聞いても小汚く、そして明らかに善がってしまっている声が悔しくて堪らない。

「う″ぇあ″ッ♡ひ″ん″ん″ッ♡」

 自慢の肉体は今やピッグマンという図体だけの雄魔物の玩具。

「ま、待ってく″れ″ぇ♡あ″ッひ″ッ♡」

 簡単に持ち上げられ、都合のいい雌犬として太肉棒を何度も何度も突き入れられるばかりなのだ。ピッグマンがオラついた鼻息でウィンズロウの裸体を持ち上げ、自重と合わせて腰を突き上げれば意識だって失いかけてしまいそうになる太衝撃。

 今やウィンズロウの手は自分の膝裏を抱え上げるピッグマンの腕に寄り添われ、どうか勘弁してくださいと懇願するような始末。けれど豚鼻のモンスター様は獰猛に吠える。

「狭いけど使いやすいオナホイヌだな、おい!?」


 ピッグマンがウィンズロウの最奥を突けば、口からは悲鳴と唾液が飛び散っては石床を汚す。ただでさえピッグマンの溢れる我慢汁が生臭い水たまりを作っているというのに。

「う″ひ″んんんっ♡も、無理ぃぃい″ッ♡」

「うるせえオナホだ!なあ!?」

 嬉しさを隠しつつピッグマンは怒りの芝居でウィンズロウを責めあげる。こうすれば悦ぶのだと見透かすような、負け犬心を虐め抜く声音、動き。

「ッお″ぉお″♡お″ぉ♡んお″ッ♡」

「ほれ、クソイヌの善がってるとこ見てもらえや!?」

 そのままウィンズロウの両脚を限界まで開く。ずっぷりと挿入された太陰茎がウィンズロウの雄穴をこれでもかと押し開いているのが客席に丸見えになってしまう。ついでに連結していることでウィンズロウとピッグマンの睾丸のサイズ差はより顕著となり、男として完全に負けていることをそこでも示されてしまったのだ。

「〜〜〜〜ッ♡♡♡」

 激し過ぎる雄交尾の衝撃で忘れかけていた邪教徒たちの存在。しかしその憐れむような呆れるような、ヒトとしてモンスター相手に善がり狂うウィンズロウを見る目、嘲笑がそのココロをゾクゾクと仕上げていってしまうのだ。

「すっげ、あんなん突っ込まれてヒイヒイ鳴かされてるぜ」

「アホ面で感じまくってんじゃねーか」

「賢さを『寄付』する前からあんな不細工な善がり顔だろっ」

 投げかけられる心無い言葉さえウィンズロウを興奮させる。自らを蹂躙する太肉棒を、尻肉でギュプギュプと締め付けてしまうのだ。


「言われ放題だなクソイヌ!」

「お″ッふ″う″う″ぅう〜♡」

 またしても強靭な突き上げ。心身を圧倒する男強さにウィンズロウは、もう。

「ブハハ、オレのチンポを咥え込んで離さねなあ!?」

「あ″♡ヒ″ィイ″ッ♡……が、あ″ぁ♡……ま、負け、だぁ♡」

 こうして真下から串刺しにされていなければ、五体投地して謝罪を口にしかねないほどの弱々しさ。だからこそピッグマンは怒気の籠った問い。

「ああん!?」

「お″ッ♡ぐぅう″ッ♡う″ぅッ♡お、俺様の負け、です……ッ♡」

「聞こえねえなあ!?」

 ただの敗北では済まさないつもりなのだろう、ピッグマンはウィンズロウの裸体をガクガクと揺さぶって太肉棒を叩き付けることで制圧していくのだ。

「ひ″ッ♡あ″ぁあ″あ″ッ♡負け、負けました″ぁあ″あ″♡」

 ウィンズロウの喉から吐き出されるのはみっともないほどの敗北宣言。

「ぶ、ぇッ♡ピッグマン様のぉ、デカチンポにぃい♡負け、させられまし、た″ぁあ♡」

 ぶちゅぽ、どちゅ、ぐちゅぽ、どちゅん。ピッグマンの豚肉棒はひと突きごとにウィンズロウから泣き言を吐き出させる、快楽を叩き付ける、支配者としての楔を打ち込んでいったのだ。

「お″、お″、俺様の負けを、認め、ますぅう″う″う″ぅぅ♡♡♡」

 顔面を鼻水と涙と涎でぐちゃぐちゃにし、喘ぎ混じりにモンスター相手に負けを認めて媚びるだなんて。これがあの“雷狼”と恐れられ、夜の街を席巻した冒険者などと誰が信じようか。


「それなら負け犬の『賢さ』は好きにさせて貰うからよお!?」

「ひぁあ″っん″ん″ッ♡ど、どうぞお使いくだ、さぃい″い″い″ッ♡」

 ウィンズロウのだらしなく勃った性器は犯されるごとにペチペチと跳ね、糸引くカウパー液を涙のように滴らせている。睾丸はキュンと上がってきており、こうまで嬲られても嬉しがってしまっていると証明。

「もちろん負け犬まんこも好きに使わせて貰うぜ!?」

 ピッグマンの太い両指がウィンズロウの尻たぶにそれぞれ食い込む。揉みしだくように鷲掴みにして爪を食い込ませ、ピッグマンは獰猛な亀頭でナカを抉り犯してはウィンズロウの前立腺をめちゃめちゃに刺激して──。

「お″ほ″ぉお″ッ♡あ″ッ♡も、もちろんですぅう、俺様のぉお♡ま、負け犬まんこをぉお、ハメ壊してくだ、さい″い″い″ぃぃ♡お″、ピッグマン様の雄豚チンポにぃい、雌にされっちま″い″ま″す″ぅ″う″〜〜ッ❤︎❤︎❤︎」

 半端な勃起がぺしょぺしょと跳ね弾み、馬鹿みたいな敗北射精を披露してしまうウィンズロウ。惚けた間抜け顔は快楽に蕩け切っており、客席からどれだけ小馬鹿にされようとも今は射精することだけに夢中、いや必死。小さく尻たぶをキュンと締め付けては太肉棒に支配されているのを感じながら精液を撒き散らす。

「ブハハ!盛大に負け犬汁ぶっ放しやがって!このオレが満足するまで、へばんじゃねえぞ!?」


 だがそんな限界状態のウィンズロウへと、ラストスパートとより強力な腰遣いが襲いかかることになる。その冗談じみた巨睾丸の中身を思い知らせるまでピッグマンは止まるつもりなどないようなのだ。

 弾ける汗、体液の迸りでウィンズロウの全身、獣毛はヌラヌラと妖しくテカってしまっている。狼耳は従順な室内犬のようにへたり込み、かつては薄笑いを浮かべていた口元はただただ肉欲に負けてだらしなく半開き。

 真下から地震のように突き上げ続ける雄肉棒の連打。それがついには低く深い雄叫びと共に終わりを告げようという一撃に変化。

 まずはと1発目。

「ブモォォオ!出すぞ負け犬!しっかりケツ絞めてろよ!」

 そこから抜かずの2発目まで、雄挿入が解消されることはない。

「何へこたれてんだ!?このオレの雄ザーメンで孕め!!」

 3発目が注がれる頃には膨れあがったウィンズロウの腹部は妊婦以上。

「ブハハハ!もう1発!感謝して種付けされろや!」

 醜くも雄臭い笑い声が4発目を予感させ、ウィンズロウのナカを熱く満たしていく。

「まだまだ終わらねえぞ!?おら、出すぞぉぉッ!?」

 5発目でさえ勢いは変わらず。それどころか浅ましい鼻息はより強まり、ウィンズロウを押し潰さんほどに握り締めて太男根を深々と挿入して吠えるのだ。

「ブフゥゥ〜!金玉迫り上がってきたぜ、おらあぁ中出し!するからなぁああああ!?」


 散々、悪趣味な邪教徒たちでさえ引いてしまうような濃厚過ぎる種付けの数々だった。ウィンズロウはもはや指の一本さえ動かせず、精液溜まりへとベチャリと突っ伏している有様。その喉からは完全敗北した者だけが奏でる、無様極まりない嗚咽。

「……ォ…ウ…ゥ………♡種付け、ありがと…うございました″ぁ……♡」

 少し離れた位置で澄んだ湖のように語り出すのは白山羊神父。

「流石は聡明なピッグマン様です、愚かなウィンズロウ様をしっかりと躾けてみせましたね」

 うっとりと身体を震わせ、白山羊神父は努めて冷静にいつもの台詞を紡ぐのだ。

「──ご寄付をありがとうございました」

 しかし今日ばかりは大きな足音にそれも掻き消されてしまうことに。

「ブハハ!じゃあなバカイヌ〜!」

 ドスドスと大股に歩き、ようやく平常時に落ち着いた太肉棒をこれでもかと揺らしてピッグマンは柵の奥へと消えていくのだった。


 * * *

Comments

相手が愚かなであるほど、より賢くなくなってしまった主人公の哀れさが際立ちますよね。あれだけ強がっていたのに、もう簡単に騙されるだけなの可哀想可愛いです。

ねむうさぎ

これで私たちの愛しい狼は、侮辱した豚男よりもさらに愚かになりました~ここから私たちのヒーローは、たとえここから抜け出すことができたとしても、確実に利用されるでしょう。とても熱い章です~

Kstorm


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