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ウィンズロウ②

Chapter②

「──ご寄付をお願いします」

 翌朝、地下牢で目覚めたウィンズロウの元へ白山羊神父がそう言い放った。まるで敬虔な信者のような澄んだ物言いだったが、それは新たな陵辱の一幕の始まりを告げるもの。

「ッ……くそ野郎が」

 昨日と同じ大柄な護衛2人が牢を開けて入ってくる。おかしな刻印をされはしたものの、ウィンズロウが本気を出せば倒せない相手ではないだろう。しかしそう出来ないのは既に白山羊神父から警告されているからだ。

 曰く、呪いを祝福へと変換しはしたが、それを全て『寄付』という形で吐き出さなければ呪いは発現地点である場所で暴発すると。つまりは街を人質に取られたも同然。

 ウィンズロウは装備品さえ奪われ、何の変哲もない麻布の平服のまま護衛に牢から連れて行かれるのだった。


 そこは昨日の魔法陣のある空間。見回してみるウィンズロウ。石床、柱には邪教の旗や悪趣味な飾り、客席のような一段上には容易には上がれないだろう。こうして見ると小さな円形闘技場のようだと、冷静に判断するのだった。

 そして昨日よりも更に増えたのは黒衣姿で深くフードを被った邪教徒たち。

「ったく、こんな地下室にうじゃうじゃと」

 嫌な顔をするウィンズロウだったが、中央の魔法陣の向こうにある鉄格子状の柵が上がっていくのに鋭く視線を送る。だがそれも杞憂に終わり、怪訝な表情へ。

「なんでゴブリンなんぞが」

 薄汚れた緑色の肌、大人の腰程しかない背丈、ひょろりとして貧弱な体躯、ボサボサの頭とギョロ付いた瞳。小汚い腰布一枚で柵から現れたのは、雑魚モンスター筆頭だったからだ。状況が飲み込めていないのかキョロキョロと周囲を見回しているゴブリン。

 ウィンズロウの後ろからそっとやって来た白山羊神父は少し上気した視線をゴブリンへと送りながら囁く。

「我が教団ではモンスター様を崇めております」

「だからなんだってんだよ?」

「ご覧ください」

 2人の正面、中央にある魔法陣が昨日と同じように輝き出す。違うとすればそこから生えてきたのは一本だけの肉触手。その先端にはウィンズロウにもどこかで見覚えがある聖杯を掲げていたのだ。

「ッ……あれは」

 嫌な、冒険者として長く活躍してきたウィンズロウだからこそ分かる嫌な予感。何せその聖杯は自分の胸に刻印されてしまったものと同じデザインだったから。


 触手が掴んだ聖杯、その力強い輝きに誘われてゴブリンが歩み寄る。

「ギャギャッ!」

 貧弱で薄汚れた手が伸ばされ、聖杯を掴んだ。

「お、おいあれは──」

「祝福を全うしたくはないのですか?ご寄付を承認したのはウィンズロウ様だと記憶していますが?」

「ぐ……それは…!」

 呪いを、街を盾にされてウィンズロウは牙を噛み締める。あの聖杯を好きにされることは絶対に避けなければならないと冒険者の勘が告げているが、見ていることしか。

 そしてゴブリンが聖杯の中身、何か輝く白い液体を飲み干した。

「ギャ………ギャへ!ギャヒヒッ!」

 数秒だけ打ち震えたかと思えば、やけに強気に吠えるゴブリン。

 対してウィンズロウは全身に走る悪寒に冷や汗さえかいてしまう。

「…ハーッ…くそ!…………こ、これが寄付って、ことかよ…!」

 何か分からないが、悪いことが起きているということだけは間違いない。

「それでは、モンスター様と一戦まじえて頂きます」

「見せ物試合でもさせるつもりか……!?」


 ゴブリンはもう興味なくなったと聖杯を放り、それは触手と共に魔法陣へと吸い込まれて消えていった。

「はんっ、舐められたもんだな!ちょっとやそっとのデバフでこの俺様でやられるかよ」

 堂々と前方、魔法陣とゴブリンへと歩いていくウィンズロウ。白山羊神父は意味ありげな薄い笑みを浮かべたままそれを見守るだけ。

「ゴブリンなんぞ、100体で群れようが俺様の敵じゃねえんだよ」

 客席から見下ろす邪教徒たちをも含めるような物言い。簡素な平服ではあるものの、装備やアイテムなどなくともゴブリンのような最下級相手に負けるはずがないと。

 簡単に小突いて終わりだ、そう思いウィンズロウはゴブリンへと右拳を叩き込む。

「おらぁ!」

 だがそれはゴブリンの軟弱そうな片手で簡単に受け止められてしまう。

「ギヘヘ……」

「ッ!?」

 何かの魔法や幻術を疑うウィンズロウだが、そんな気配は微塵も感じられない。これはつまり──。

「いけませんねえ、ゴブリン様にはウィンズロウ様の『筋力』を『ご寄付』されているのですから」

 間違いなく現実に起きていること。白山羊神父の言葉により、自分の力が奪われていたことを理解するウィンズロウ。

「なっ!?うぉおぉお!?」

 だが考える間も無く、ウィンズロウの顔面へとゴブリンが飛び跳ねてへばり付いてきた。半分ほどの背丈しかない矮躯のモンスター風情に、凄腕冒険者が手も足も出ないのだ。


 簡単にのしかかられ石床に倒れ込むウィンズロウ。視界を覆うのは臭い立つゴブリンの腰布。それがヒョイと捲り捨てられれば、醜悪なゴブリンの緑肉棒がウィンズロウのマズルへとぶつかって来る。

「臭えんだよ、離れ──ンフ″ウ″ゥウ″ゥゥッ♡」

 その繁殖特化、体躯に反して並の雄獣人以上の薄汚れた肉棒がウィンズロウの口へと叩き込まれた。両足がウィンズロウの首へと巻き付き、腰のノックが亀頭で喉奥をえずかせるのだ。

「〜〜ングッ♡」

 凄まじいエグみ、理性など踏み躙るような雄臭さが口の中で暴れ回る。

「〜〜ッゲ、ゥウ″♡」

 たぷんと揺れる醜くも大ぶりな睾丸がウィンズロウの男らしい喉仏を叩く。

「〜〜ッブェゲゥッ♡」

 仰向けでその男らしい顔面をゴブリンの股間でホールドされ、ウィンズロウは両足をバタつかせている。強引なイラマチオにもがき、襲われる生娘のように簡単に陵辱に悶えるだけ。

「〜〜〜ンゲゥウ″ゥウーッ♡」

 ウィンズロウの抵抗が楽しくて仕方ないと、興奮させるとゴブリンの肉棒はその血流を増すばかりだ。ドクンドクンと妖しい脈動が響けば、その汚らしい男根はウィンズロウのマズルを満たしてしまう。

 次第に酸欠になるにつれ、ウィンズロウの動きも弱々しくなってしまう。勇猛に名を馳せていた冒険者が、今や最下級の獲物相手に無様にもがくだけ。

「流石はゴブリン様、ウィンズロウ様をこうも簡単に欲情させるとは」

 しかもだ、押し倒されたウィンズロウの無防備な股間、その平服がムクリと膨らんでしまっているのが見えてしまっている。ゴブリン族の体液には襲った相手を虜にする成分が含まれているとはいえ、こうまでおっ広げた両足をビク付かせながら勃起してしまうだなんてと笑い者だ。


 客席を埋める黒衣、フードの邪教徒たちは指をさして大騒ぎ。

「イラマされておっ勃ててんじゃねえよ」

「ははは、やっちまえ!」

「100匹どころか1匹にも勝てねーじゃねえか」

 白山羊神父とは違い、露骨に品性のない者たちばかり。深い信仰よりも利益や娯楽を求めて入信した者も少なくないということだろう。

 そんな程度の知れた者たちを楽しませる催し、ウィンズロウは陵辱の宴の主催にされているのだ。

「ゲヒッ!ギャッ!ゲフ!」

「ン″ッ♡オ″ェッ♡ゲァア″ッ♡」

 しなやかで鍛え抜かれた美しいとさえ言える黒狼冒険者の身体。その自信に満ち溢れていた顔面には素っ裸の矮小なゴブリンがへばり付き、これでもかと腰を振り続けている。

 唾液と我慢汁で漆黒狼の優男の顔はグチャグチャに汚れて、喉から出るのも小汚い喘ぎだけ。だというのに大股開きでビク付く両脚の間では、痛いほどに立ち上がった肉棒で簡素な服を盛り上げてしまっているのがみっともなくて仕方ないのだ。両手でゴブリンに掴み掛かっている両腕だって、引き剥がそうとしているのか求めているのかだって分からない。

 ゴブリンはただ耳障りな声で叫びながら、ただただウィンズロウを性の捌け口に利用し続ける。そしてその小さな身体からは考えられないような力でウィンズロウを押さえつける。勢い付いたように腰を前後させ、犬科マズルで男根を刺激し続け、ついには。

「ギャヒッ!ギャヒヒヒッ!!」

「ンゥウ″ウ″ゥゥッ♡」


 繁殖力にだけは定評のあるゴブリンの射精。

 ごぷっ、どぴゅく、ぶぴゅる。どくっ、どくとく、ぶぴゅくぅぅぅぅうう。

 生臭く黄ばんだゼリー状の汚精がウィンズロウの喉奥へと注ぎ込まれていくのだ。その勢いは凄まじく、顔面を完全にロックされているせいで飲みきれなかったものが鼻からも吹き出してしまうほど。

 両手両足、ゴブリンは全身を使ってウィンズロウを捕まえ、その悍ましい雄精を飲み干させていくのだった。これがヒトを孕み袋へと堕としてしまう恐ろしい武器だと知っているからこその、醜悪極まる笑みで。

 ウィンズロウが自由になれたのはそれからしばらくして、ようやく離れて口元を押さえるがもはや手遅れ。

「ッ…ゲ、ハァアーッ♡…ぐ、う……くそっ、くそっ……!」

 ウィンズロウとて冒険者として長くやってきた、ゴブリンの精を飲めばどうなるかを知らないはずもない。今のように身体が疼き、欲情し、ゴブリンに逆らえなくなってしまうのだ。

「ゲギヘ、ゲヒヒッ……」

 床に伏せるウィンズロウを見下ろすゴブリンの笑みは勝ち誇ったそれ。

 だが今のウィンズロウにとっては、矮小なはずのゴブリンが強く逞しく立派に見えて仕方ない。勝てる気が全くしないのだ。

「こ、これがゴブリンの精液…孕み袋になっちまった感覚、なのかよぉ……♡」


 そうでなくとも聖杯の効果で『腕力』を『寄付』させられているのだから、もう勝算などあるはずもない。

「く、くそ……ふざけ、んなぁ♡こ、これは、マズいだろうが…ァ……♡」

 じんわりと火照る下半身を無視し、ウィンズロウはどうにか這って逃げようとするもその速度なんて知れたもの。

「いけませんねえウィンズロウ様、あんな大きな口を叩いておいて敵前逃亡だなんて」

 白山羊神父が肩を竦めて言った。

「ウギャヒヒヒッ!」

 次の瞬間には飛び跳ねて襲いかかるゴブリン、ウィンズロウの尻尾をガシリと掴んでしまうのだ。

「ひ″くぅうぅう♡」

 馬鹿みたいな声で悶えてしまうウィンズロウ、明らかに痛みだけではない悲鳴。

「離せ、えええーッ♡」

 そのままゴブリンに中央付近へと引き戻され、名高い冒険者でありながら単なるいち獲物としてゴブリン風情に服を引き裂かれてしまうのだ。鍛錬を積んできたしなやかで強靭な体躯も、これからゴブリンの慰み者としての肉袋でしかない。

 石床の上で震える裸体、見事な漆黒狼だけにその姿はなんと情けないことか。今にも孕み袋として使われようとしているのに、必死な勃起がヒク付いているのだって、誘っていると笑われてしまうもの。


「見ろよ、良い身体してんのに情けねえ」

「男なら正々堂々と戦えっての」

「あーあゴブリン様のメスイヌ決定だな」

 邪教徒たちの嘲る声もヒートアップ。ゴブリンはそれに呼応するようにウィンズロウの尻尾の根本を掴み上げ、尻を突き出させる。

「ギャハ!グヒッ!」

 間違いなく嘲笑の意味を含めた笑い声、ゴブリンの手が叱りつけるようにウィンズロウの臀部を叩き始めた。

「あ″ッ♡ぐぉ♡ふざ、け──お″ぉ♡」

 枯れ枝のようなゴブリンの腕から繰り出されるはずのない打撃。躾の意味も込められた、発情裸体を熱くさせるためのお仕置きのような行為。

「それは俺様の力だ──ひ″ッ♡あ″♡おぉん″♡」

 負け犬の遠吠えもいいところ。ゴブリンの右手が振り下ろされる度、ウィンズロウの喉からは哀れな嬌声が吐き出されてしまうのだ。

 容赦のない平手打ち、もがけば尻尾をグイと引っ張り上げられてしまう。いい歳をした雄冒険者の尻は、今や最下級モンスターの遊具。その肉尻が真っ赤になる頃には、流石のウィンズロウも弱々しい声をあげざるを得ない。

「も、やめ……逃げ、ねえから……くっそぉお…♡」


 ゴブリンが尻尾を離したかと思えば、また躾の一撃を加えようと腕を振り上げる。

「グヒッ……フゥウー!」

 邪悪で卑劣な小鬼の笑み、それがウィンズロウの尻尾を股へと丸めさせてしまう。

「ひっ……♡」

 小さな悲鳴。あまりにも強い雄だと、肉体の痛みで理解させられてしまったのだ。その他種族を隷属させる悍ましい精液の力も相まって、ウィンズロウの心が屈服を選んでしまった瞬間だ。

 あの自信家で強気、雄として相手に困ったことのないウィンズロウがヒトとしても雄として尊厳を投げ捨てた。身体は即座に行動する。仰向けになって両手両足に尻尾を丸め、恥ずかしい股座を丸見えにしての犬ポーズ。自分には何の敵意もないと示すものだが、これほどまでに恥ずかしく浅ましい姿勢があるだろうか。

 客席からは酷い野次が投げ込まれること。

「はは、もうお終いか〜」

「二つ名持ちの冒険者が聞いて呆れるぜ」

「司祭様〜、間違えて娼婦でも連れて来ちまったんじゃねえの〜?」

 指をさして大笑いされるウィンズロウ、以前ならば「ぶっ飛ばすぞ!」だとか「好き放題言ってんじゃねえ!」だとか威勢よく返しただろう。

 だが今はゴブリン様の孕み袋。丸めた尻尾と負け勃起したせっかくの男前ペニスを振り、完全に敵意喪失した姿勢を続けるのみ。


 鋭く見下ろすゴブリンの眼光に、ウィンズロウは降参を示すように丸見えの雄穴をヒクヒクとさせてしまうのだ。

「は…はぁ………ん…お……ふぅ♡ふ〜ッ♡」

 漏れ出る無様声、それは存在しない子宮が疼く感覚すら覚えてしまったから。

 それに加虐心を刺激されたのか、ゴブリンはその薄汚れた足を振り上げる。

「グギャッハ!」

 楽しげな叫ぶと共に、ゴブリンの素足が思い切りウィンズロウの股間を踏みつける。

「ん″ほ″ぉぉお″お″お″ぉん″❤︎❤︎❤︎」

 たったそれだけでウィンズロウは即座に果ててしまう。仰向け犬ポーズを崩さず、踏んづけられてひしゃげた亀頭から漏れ出る精液の不恰好なこと。

 強刺激ではあるとはいえ、先ほどの尻叩きによっぽど興奮してしまっていたという証拠にしか見えない。ゴブリンのつま先が裏筋と亀頭を、踵が睾丸をグリリと踏みにじればブピュルと何度も跳ねては精を漏らしてしまうウィンズロウだった。



 そうして尊厳も勇気も失った負け犬はゴブリンに犯されている。

「グギャ!グヒッ!グヒッ!」

「お″ぉお″お″♡ふざ、けるなあ″ぁああ♡」

 尻奥を突かれる度に思考能力を取り戻してしまうのが余計に辛い。ただ快楽だけに耽っていればまだマシだったのだが、下手に鍛え抜かれた肉体は無駄な抵抗を続けて吠えてしまうのだ。

「ギャーッハハ!」

「この俺様がぁああ♡ゴブリンチンポなん、ぞにぃい″ッ♡」

 ゴブリンが腰を打ち付ければ、鍛えられた魔導格闘家の尻肉がギチギチと肉棒を締め上げる。こんなにも優れた孕み袋はないと、ゴブリンの腰遣いは更に動きを増してしまうだけ。

「ギャフ!ゴヘッ!」

「お″ッ♡おッ♡は、ぁあ″あ″あ″〜ッ♡ケツがぁあ♡チンポすげ……な、あ″ぁ♡」

 片手で捻り倒せるような体格差、大人と子供の身長差がある。それなのに今や『腕力』も奪われ、魔物の精液で魅了されて好き放題に犯され続けているウィンズロウなのだ。

「ギャへ!ギャゥ!」

「が、あぁああ♡俺様ぁあ、ゴブリンなんぞに負け、てる″ぅう♡」

 最早ゴブリンとは思えない力でガツガツと掘り抜かれている。犬の降参ポーズのまま顔を仰け反らせ、舌を突き出して突き上げごとに嬌声をあげ続けているのだ。

「グヒヒ……グヒッ!」

 矮小で臆病な性格のゴブリンだが、こうやって負かした相手には残忍にも調子に乗り尽くすのがその種族特性。その小柄な体格のどこにそんな力があったのかと感心させるような力強さで、思い切りウィンズロウを突き上げ、雄性を奪い去っていく。

「ひ″ッ♡お″♡ほ″ッ♡ゴブリン、なんぞにぃい感じさせられてぇえ″ぇえ❤︎❤︎❤︎」

 ズンと最奥を突かれ、ウィンズロウの背は仰け反るほど。反射的に尻は後方、ゴブリンへと押し付けられてより腸内を抉られる結果に。これだけ嬲り犯されても勃起の止まない性器は触れもせずにビクついて吐精。あまりにも簡単、所謂メスイキという失態。


 名高い冒険者という触れ込みを楽しみにしていた邪教徒たち、ウィンズロウの股間から噴き上げる降参汁には失笑してしまう。

「もう抵抗しねーのかよ」

「見ろよあの顔、喜んでやがる」

「けっ、さっさと終わらせられちまえ」

 そうやってウィンズロウは白山羊神父の冷たい目、邪教徒たちの熱い視線に晒されながら最下級モンスター相手に処女を散らされ続けるのだ。

 ゴブリンの汚らしい尻が何度も何度もウィンズロウへと振られる。身体との比率では明らかに大ぶりな緑睾丸がタプタプとぶつけられ、その悪辣な遺伝子を誇示しているかのよう。何度も打ち付けられた肉尻はより赤く腫れてしまうが、これら嗜虐的な行為全てが快楽だと感じさせられているウィンズロウはむしろ歓んでしまうのだ。

 今だって最奥をゴブリン亀頭で抉られるように捩じ込まれれば、白目を向きかけて果ててしまう。

「あ″あ″ぁあ″ッ❤︎イグッ❤︎イグゥウウ〜❤︎」

 他にも動物のように四つん這いで尻尾を両手で引っ張り上げられながら犯されるのも気に入ってしまうウィンズロウ。文句だけは一人前、男らしい肉棒を持ちながらもそれを活かすことなく白濁を漏らし尽くすだけ。

「ふ″ぉぉお″❤︎やめ、やがれぇえ″え″❤︎」

 また歪んだ騎乗位をさせられて悪態を吐きながらも絶頂。尻をくねらせ、イイトコロへとゴブリンペニスを自分で調整しながら客席に向かって精液を迸らせてしまうのだ。

「こ、の野朗ぅう!好き勝手に腰振ってんじゃ、ねえ″え″え″ぇ❤︎❤︎❤︎」


 などとウィンズロウばかりが何度も果ててしまうのだが、ゴブリンが限界を迎える。その息遣いはより汚らしくなり、腰の打ち付け方も一撃ごと、より繁殖を意識した力強さになっているのだ。

「ギャフ……ギャフーッ!」

「や、やばいそれだけは──それだけはあぁああ♡」

 ウィンズロウから奪った『腕力』を活用し、どうやっても逃れないようにホールド。ウィンズロウが叫ぶほど、もがくほどにゴブリンの睾丸はグググと持ち上がって興奮にうち震えるのだ。子供程度の背丈しかない相手に容易に組み敷かれ、ウィンズロウは邪教徒たちのギラついた視線の中で種付けされることになる。

「グヒッ……ギャゥウウウウウ!!」

「くそっ、ヤメロォおおおぉぉお♡♡♡」

 どんなに吠えようが無駄。ウィンズロウの尻奥へ挿入された汚肉棒がビグンと跳ねたかと思えば、熱く熱くしかし背筋が凍るような悍ましい精が注ぎ込まれていく。

 ぶぴゅびゅく、ぶぷぴゅるぅうう、ごぶっごぽっ。

 今までの冒険者としての活躍、鍛えてきた修行の日々、誰彼構わずベッドを共にした想い出、そんなもの全てが破壊されるような衝撃。自分がゴブリン様の孕み袋だと認識される、全てがその黄ばんだ白に覆い尽くされてしまうような感覚。中出しされ続ける濃厚な雄精、たっぷりとどっぷりと注ぎ込まれていく度にウィンズロウの理性は溶けてしまうのだ。

「ふざ、けるなぁあ♡俺様ぁ……ゴブリンなんぞにぃ、中出しされ……ちまうなんてぇええ………♡」

 牙を噛み締め、痙攣のように尻尾を振ってはいたが、その口元が快楽と非支配欲で歪んだ笑みを浮かべていたのを白山羊神父は決して見逃さないのだった。



 そうやって儀式にかこつけた見せ物遊戯は終わりを告げる。

「ギャヒ!」

「お″ッ♡ケツ叩くなあ″ぁ♡」

 今では四つん這いのウィンズロウにゴブリンが跨り、臀部を引っ叩きながら進む方向を指示しているのだ。

「ひッん″♡こ、腰にぃ、きちまうだろぉがぁあ♡」

 散々に犯され、完全に上下関係を叩き込まれたウィンズロウには逆らいようもない。あれだけ割れていた腹筋も、今や注がれた精液で膨らんでおり淫らなまあるいラインを形成してしまっているのだからどうしようもないとはこのこと。

「どうやらウィンズロウ様は随分とゴブリン様に気に入られたようですね。引き続き奥の巣穴でお相手して貰いましょうか」

 ゴブリンは汚らしい叫びを上げつつ、その『負け犬』なり『愛馬』なりを躾けながら入ってきた柵の方へと進ませていく。まだ遊び足りないと退場するゴブリン、そしてその股下のウィンズロウ。もちろん観客席からは心無い悪態がこれでもかと浴びせられていた。


 これがこの『最果ての教会』の手口。解呪をエサにして呪いを祝福へと変換、冒険者たちから力を奪い、こうやってついでとばかりに楽しんでいる。後に強化されたモンスターを野に放って混乱を招くなり、有効活用したり譲渡したりするのが目的なのだ。

「──ご寄付をありがとうございました」

 騒がしい客席からの声があったが、白山羊神父のその一声だけはやけに静かに響き渡るのだった。


 * * *

Comments

最もポピュラーなモンスターから始めることで、より失ってしまった力の喪失感を高める仕様として書いてみました。格好いい雄だからこそ、醜い怪物の雌になるのが熱いですよね。

ねむうさぎ

それで私たちのヒーローは力を失いました!ゴブリンを倒すことさえ困難になりました〜餌食の敵が今や私たちの愛する狼の雌の繁殖者と種馬になっているという本当に熱い章です〜

Kstorm


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