即堕ちDアームス
Added 2025-04-30 15:00:00 +0000 UTC▼小虎勇者アームスが装備したのは『即堕ちの指輪』だった!
▼アームスの鑑定レベルでは効果は分からない!
街に着いたアームスが冒険者ギルドに貼られている依頼の数々を目にしてしまえば、よく分からない指輪のことなど頭から抜け落ちてしまうのも仕方のないこと。
「一番難しい依頼をくれよ!」
どうやら怪しい魔道具販売が問題になっているが、まだ何も手掛かりがなく難航しているとのこと。
「このオレ、勇者アームス様に任せときな!バッチリ解決してやるぜ!」
言うは易しと後悔しながらも、どうにか怪しい闇市で魔道具商人から話を聞けることに。身長は高いがヒョロリとした黒豹種の雄、深くフードを被ったまま噂話をアームスに教えた。
何でもその問題になっている魔道具というのが、装備させた相手に卑猥な行為を強制するというものらしい。
「……オ、オレがそんな変態趣味は許さない、からな!」
まだまだ初心な年頃のアームスはつい耳の先まで赤くなってしまう。だから黒豹商人がニヤリと暗い笑みを浮かべたのにも気付かない。
「こんな首輪を付けられてしまうらしいんですよ」
噂話の続きとばかりに、なんてことない革製首輪を取り出した黒豹商人。
「おお、こういう感じの奴な」
「ほらもっと良く見てください勇者様」
「へえ……?」
「そう、これです!」
途端、黒豹商人の両手が閃いてアームスに首輪を装備させてしまった。
「ッ、何すんだぁ……ウェ…ゲ……ゥ…こんなもん……!」
実はたまたま話を聞いた商人こそ犯人だとようやく理解するも、全ては手遅れ。
「ちく、しょぉ…………」
悪態をつきながらアームスの意識は微睡へと落ちていってしまうのだった。
………………。
…………。
……。
月光すら微かな真夜中のスラム街を2本の足で颯爽と歩いているのは黒豹商人。フードを目深に被り体毛は漆黒、露出など殆どないと言えるだろう。
「ご主人様との散歩は楽しいだろ?」
「ワンッ♡」
その足元で返事をしたのは全裸の小虎少年。革製の安っぽい首輪を嵌められ、リードに繋がれても忠犬のように四つん這い。黒豹商人の後をついていきながら可愛らしく吠えたのだ。
しかしその内心では、怪しい魔導首輪によって封じられてしまったアームス本人の慟哭。
(な、何なんだよこれぇえ!?な、んでオレ……素っ裸でこんな奴に従ってんだぁ!?)
誰にも聞こえやしない叫び。
黒豹商人はそんなアームスの心の声を知ってか知らずか、股下を覗き込んで鼻で笑う。
「そんなチンポをビクビクさせて、恥ずかしくないのか?」
「ワンワンッ♡」
返事は犬語であるアームスの肉体だが、きちんと言葉を理解して媚びるように吠えてみせる。むしろ嬉しそうに勃起したペニスを揺らし、トクトクと先走り液を路上に残しながらウキウキと四足でリードに付き従ってしまっているのだ。
(オ、オレ……そんな、何で勃って…う、ぁあぁ…恥ずいに決まってんだろぉお!)
肉体の制御が効かず、アームスは自分という肉の檻に閉じ込められたまま羞恥の散歩ショーを“最前列”で見せられる羽目になっているのだった。深夜のまだ誰も居ないスラムの裏通りとはいえ、素っ裸で四つん這いなんて見られたら終わってしまいかねない。
(この首輪のせい、だ!オレ……なんでこんなもんに負けちまってんだよ!?)
これを外せばきっと元に戻れるのだろうが、指一本だってアームスの意志には従わない。主人に従うこと、裸で這いつくばって歩くことにさえ興奮した肉体だ、腰を揺らしながら股下で雄を跳ねさせるばかり。
「いやー勇者が俺を追ってるって聞いた時はビビったけど、こんなアホで助かったぜ」
「クゥ〜ン♡」
「はは、なーに腰ヘコヘコさせてんだよ」
少し後ろからアームスを眺める黒豹商人。悪人ならば裸足で逃げ出す勇者様の丸尻や肛門に会陰、揺れる双球だの雄棒だって全てが丸見え。こんな絶景は国中探してもありはしないと悪辣な笑みで微笑む黒豹商人なのだ。
(くそっ、こんな奴にぃ……止まれよオレ、なにチンポ揺らして喜んでんだぁ!)
焦りと悔しさ、羞恥心で心の中はぐちゃぐちゃになりながらもどんな手も打つことができないアームス。肉体が恥ずかしげもなく裸体を悪人に、街中に晒してしまっていることに心を砕いても、その悲鳴は誰にも聞こえはしないのだ。
ひたひたと四つ足、ぽたぽたとカウパー液を垂らしながら裸体の少年勇者は黒豹商人の思うがままに散歩させられ続けている。
「ワウッ♡ワウッ♡」
黒豹商人は支配者気取り、ご主人様気取りでリードをくいくいと無意味に引っ張ってはアームスの苦しいようで甘えた鳴き声を楽しむのだ。そうして進む進む。昼間には怪しい露天が並ぶ通りを行けば、その喧騒の中をこの格好で歩かせたらどんなに楽しいかと妄想さえしてしまう黒豹商人なのだ。
「ほんっと、素直になると可愛いなあ勇者くん」
「ワンッ♡ワフッ♡」
長い虎柄尻尾を揺らし、振り、アームスは黒豹商人の全ての言葉に歓喜の吠えを披露する。
「って、今は『負け犬のポコチン』って名前なんだったな、ほれ首輪に名札付いてんだろ?」
安っぽい革製首輪、その魔道具には確かにネームプレートが取り付けられている。もちろん、その表記は黒豹商人が言った通りの『負け犬のポコチン』だとかいうふざけたもの、あまりにもアームスを馬鹿にし切ったものだ。
(ふ、ざけんなぁコイツ……!絶対、ぶっ飛ばしてやる、オレは負け犬じゃねえ……何がポコチンだっつうの……!?)
肉体の火照りが主人への敬愛と興奮だということにさえ、アームスは怒りを抑えきれない。あんな卑怯な手で騙し討ちしてくるような奴に、こうまで良いように遊ばれて怒り心頭も当然だ。
「今頃、きっと悔しがってんだろ〜?なあ?」
アームスの心の声は聞こえなくとも、この魔道具で騒ぎを起こしてきた経験上、やはりそれだって分かるらしい。だからこそ勝ち誇ったように頷き、だが肉体には優しく頭を撫でるご褒美めいた動き。
(クソッ、コイツ本当に趣味が悪すぎるだろぉ……!)
「キュウ〜ン♡ワンッ♡」
心は悪態と嫌悪感で煮えたぎるも、肉体は媚びを売るように黒豹商人の手に頭を擦り付けてしまうのだ。完全に操られ支配されてしまっている状況だとアームスは理解せざるを得ない。
「ああなんだ、嬉しくって仕方ないか、そうかそうか」
どうやっても反撃されないと分かっているからこそ、黒豹商人の悪ふざけはエスカレートしていくのだ。
「んじゃあ、せっかくだ。ポコチンにも芸を覚えて貰わないとな」
(ま、まさかオレをこれ以上イヌ扱いする気じゃ──)
そのまさかだ、アームスの嫌な予想は完璧に当たってしまう。黒豹商人はアームスを連れ、薄暗い路地裏を抜けて街角、国が設置している街灯の下へと。
まるで小さなスポットライトのように照らされた、鍛えられた少年勇者の裸体。首輪にリードと、変態的なプレイ中なりマゾ奴隷にしか見えないが、紛れもなく聖剣に選ばれた存在。だからこそ、そんなアームスに恥をかかせるのが悪趣味な黒豹商人には楽しくって仕方ないのだ。
最初は小手調べと、簡単な命令。
「ポコチン、『お手』」
「ワンッ♡」
剣を握っては悪党を退治してきた手が、なんとも愛らしく黒豹商人の手に乗せられる。全裸でありながら嬉しそうに四つん這い、子犬のような吠えているのを誰かが見たりすれば、きっとアームスの方が喜んでやっていることだと勘違いするだろう。
(絶対、後で殴るからなあ!)
続けてアームスの心を更に抉る指示。
「ポコチン、『お座り』」
「ワンッ♡」
ふざけた名前まで勝手に付けられ、素っ裸で座り込めば股間は丸見えだ。黒豹商人の失笑はアームスの股間を見てのもの。どれだけ勃っていようが、大人には勝てない幼いそれでしかないのだから。
(やめ、ろおぉ……チンポ見るんじゃねえ……!)
更に躾は続く。どれだけ強い勇者だろうと今では生きた玩具。
「ポコチン、『伏せ』」
「ワフッ……ンッ♡」
言われるがままにアームスの肉体は石畳にへたり込む。勢いのせいで固い若雄がべちんと地面に当たってしまい、苦しそうな癖に蕩けた声が上がってしまったのだ。裸だからこその事故的な刺激だったが、それはアームスの心まで揺さぶる心地良さだったのが不味かった。
(や、ばい、地面に擦れ、んの……すげっ…♡)
これまで他人を出し抜いて生きてきた悪徳商人である黒豹だ、そんな心の隙だって見抜くいてしまう。
「へへ、なんだポコチン。お座りがそんなに好きか〜」
(お、おい、何だその顔──)
あまりにも嫌らしい、悪意と好奇の表情がアームスを不安にさせる。肉体の檻の中でドクドクと心の鼓動を早くさせ、どこかから期待が湧き上がるのを否定したくて堪らないのだが。
命令を耳にしてしまう。
「ポコチン〜『お座り、伏せ』!『お座り、伏せ』!『お座り』、んでもって『伏せ』!」
言われたらどうしようもない、嬉しいと弾かれるように座り姿勢と伏せ姿勢を交互に続けてしまうアームスの肉体。
四つ足からの連続伏せはつまり、股間を石畳に押し付ける行為に他ならない。
(あ″♡へ″ェ♡ンンッ♡これ、やばっ♡すげ、チンポ擦れ、てえ♡やべ、ってえ♡)
馬鹿みたいに勃起しているせいで、ベチベチと地面にぶつかってしまう若雄。
(何やってんだオレェ♡こ、んなの、やめろぉお♡)
痛みよりも快楽が優っているのが悔しくて堪らない。
(オレ、はぁ♡あ″ッ♡んんあ″ッ♡イヌじゃ、ねえ♡チンポ、気持ちい″ッ♡)
自分が情けない、それでもヘコヘコと伏せを繰り返せばアームスの思考さえ浅ましい卑猥なペットのそれに堕ちて行きそうになるのだ。
気付けば石材に擦られたアームスのペニスはやや赤く腫れてしまっている。それでも粗相をしたかのようにボタボタと我慢汁を垂らしているのを見れば、アームスというイヌがどれだけ“喜んだ”かを推し量ることができるだろう。
「よし、『お座り』」
「フーッ♡………ハッハッハァッ♡」
またしても黒豹商人の足元でしゃんと座り込む。夜風の冷たささえ気にならないほど身体が熱く火照っており、それは紛れもない欲情のせい。こんな破廉恥な行為をされて、興奮してしまっている変質者だということ。
(や、やばい……オレ……チンポバカになってるぅ……こ、こんなことされて、喜んでんじゃねえよぉ……クソ、でもぉ……オレェ…♡)
恥ずかしさと新しい性癖の開花に戸惑うアームス。そんな彼へと、黒豹商人のわざとらしい悩んだ仕草。
「イヌの芸ってあとなんかあったっけ〜?」
それは間違いなく、焦らしているだけの芝居。
(いっ!?あ、あれだけは勘弁してくれ、お、おい……!?)
アームスの心の叫びは聞こえていなくとも、見透かすのは簡単だと黒豹商人は無慈悲に命を下すのだ。この淫らなイヌはこんなことを言われるのが嬉しいんだろうと。
「ポコチン、『ちんちん』」
「クゥン……♡」
しゃがんで差し出された黒豹商人の手のひらへと、アームスは腰の動きだけで男性器を乗せたのだ。両手だって胸の高さで曲げられ、媚びるような。あまりにも情けなくてどうにかなってしまいそうだ、男としてのプライドを全て投げ捨てるような恥の姿勢。
(や、めろ見んじゃねえ♡こ、こんなポーズさせ、んなぁあ……!)
泣き出しそうな心、熱っぽい亀頭からはドクドクとカウパー液は止まらない。
「あーあ、我慢汁でベトベトじゃねーか」
汚いものでも扱うように竿を弄り、顔を覗き込んで小馬鹿にしていく黒豹商人。
「そんなに負け犬ザーメン出してえのか〜?」
アームスが手も足も出ないと分かっているからこその嘲笑。
「生意気なクソガキだったけど、意外とこういう趣味あったりして?」
肉体の反応は身体を操るだけの呪いの首輪のせいだとは思えない。効果不明な指輪のことなど忘れたアームスには、まさか自分のこれが秘められた欲望だなんてと勘繰ってしまうのだ、恥じてしまうのだ。
(違うに決まってんだろ……こ、の野郎ッ……!オ、レはぁ……♡こ、んなこと……♡)
素っ裸で夜の街を連れ回され、アームスの肉体の火照りは加速するばかり。心の中ではもう、たったひとつのことしか望んではいない。目の前の悪徳商人をぶっ飛ばすとか、首輪をどうにかするとか、助けを呼ぶなんてことさえ考えられなくなっている。
先ほどから黒豹商人へと『ちんちん』させられ、震える性器を差し出したままだ。
「ポコチン、そのまま『待て』」
言われ、身体を動かせない。ぐちゃぐちゃの思考だけ。
(や、ばいっ♡チンポいじりてえ♡イきたい、せーし出したいっ♡)
リードを握った黒豹商人のことが憎いどころか、恋慕の感情さえ湧き上がってしまう。
(シコらせろ、この野郎ぉ♡ふざけんなあ、チンポさせろってえ♡)
もしいま自由に話せたのならば、どんな無様なオネダリでもして射精懇願をしてしまっただろう。
(オレは勇者なん、だぞぉ……♡ちんぽ、ちんぽっ♡出させろ♡イきてんだよぉお♡)
断線したような思考回路、思春期以上の性的解放への欲求でアームスは完全に堕ちてしまっている。
だから。黒豹商人の嘲るような命令さえ、嬉しいのだ。
「ポコチン、『腰振り』」
「ウワフッ♡」
爪先立ちの姿勢、大きく脚は開いた状態。尻も股間も丸出しのままに、両手を胸の高さで曲げての動物じみたポーズ。それでも腰を振れば先走り液を飛び散らかしながら、若竿をぺちぺちと跳ねさせるのが堪らなくイイのだ。
(や、やった♡は、へへっ♡ちんぽ、振るの気持ちぃいいっ♡)
ペチペチ、ペチンッ、ペチッ。漆黒の街、街灯の下で必死になって虚空に腰を振る小虎少年。きっとどこからか売られてきた変態奴隷か何かにしか見えない、それが今のアームスの姿。
(チンポ、揺れまくってぇ♡やべ、これ、すげっ♡)
肉体の自由があったとしても、今のアームスならばこうやって馬鹿みたいに腰を振り続けただろう。生臭いカウパー液を撒き散らし、黒豹商人の小馬鹿にした視線にさえ興奮。
(ンンッ♡こ、んな変態なこと、オレ♡とめらんねえ♡恥ずかし、のにっ♡気持ち、良くって、オレッ……オレのちんぽっ♡腰振りとま、んねえって……く、ぅうう♡や、ばい、オレ、ちんぽ……オレェ……♡)
自慢の少し割れてきた腹筋に、大ぶりの腰の動きせいでペニスが何度もぺちぺちとぶつかるのが堪らない。セックスだってしたことないのだから、その腰振りの仕方は鼻で笑われるような無様なものだが、それだって歪な興奮をもたらすもの。
「ゥウ……ウ″ゥゥ……………ワウゥウウウーッ❤︎❤︎❤︎」
涎を垂らしながらの、なんとも負け犬めいた呻き声。からの射精。躾の行き届いていない間抜けな野良犬がするような、どぷどぷ、びゅくびゅく、びゅるう。腰を必死にカク付かせ、石畳に未熟な白い飛沫をあげていくアームスだったのだ。
とっくに全てを出し終えてなお、アームスの腰は未練がましくカクカクと揺れ。それはあまりにも勇者らしからぬ、どうしようもない性的弱者のもの。
「おうポコチン、名前負けしない良い敗北射精だったな、ハハ」
明らかに馬鹿にした笑いではあったが、心の奥底から『ご主人様に喜んで貰えた』という歓喜の感情に戸惑わざるを得ないアームス。あんな恥の芸を披露させられ、恨むどころか感謝してしまうだなんて、認める訳にはいかないからだ。
頭の整理が付かないアームスへと、黒豹商人はポツリとこぼす。
「にしても。この首輪付けられてる時にイくなんて度胸あるなあ」
(……な、何の話してんだ……?)
ニタアと黒豹商人の表情が、悪意の黒に染まる。
「言ってなかったか?首輪してる時に射精すると、イヌ化の呪いが進行するって。もう外したところでたまーに『ワンッ♡』とかって声が出ちまうかもな〜」
心が大きく騒つく。歓喜に染まる肉体の檻の中で、鉄格子を掴んで吠える声なき声。
(この野郎、黙ってやがったなぁ……クソ……クソ!)
まだ足取りも不確かなアームスを引き連れ、黒豹商人は進む。
「いやー、楽しかった」
歩きながらのなんてことないようにのたまう。
「俺はもう街を出るからよ、ここで『勇者様は依頼に大失敗しました』って報告しておいてくれな」
そうしてアームスはハッとさせられる。立ち止まったのは昼間に大見得を張って出てきた場所。依頼を受けた所だから。
(ここ、冒険者ギルドじゃねえか……!?)
リードを確かに握り、黒豹商人の悪意の滲んだ呟き。
「……へへ、せっかくだしな。しっかり負けたことが伝わるようにしとかないとな」
(ま、まだこれ以上何かさせるつもりじゃ──)
アームスが焦ろうが何も出来はしない。
「ポコチン、『しょんべん』」
「ワウンッ♡」
夜風で少し冷えた裸体だ、出るものだって溜まっていると返事は嬉しそうな鳴き声。そのままアームスの肉体は冒険者ギルドの扉へと、片足を大きく上げていってしまう。
(お、おい何やってんだオレ……!お、おいやめろ、ふざけ、止めろ、止まれこの、それだけ、はぁぁああーッ!!)
男としてのプライドを失った後は、こんなヒトとしての尊厳さえ失うことになろうとは。
「……クゥ〜ン♡」
小さな喜びのひと鳴きの後、アームスは四つん這いからの片足上げの姿勢で放尿を開始してしまった。温かく臭い立つ黄金の液体がギルドの扉を濡らしていく、飛び散っていく。まだ半勃ちのせい、興奮に揺れる体幹のせい、それは粗雑に散らかっていくのみだ。
(や、めっ……や、だ……クソ…………恥ずかし、オレ……こんなぁ……)
心の声はただひたすらに恥ずかしさを叫び、股下で響く水音に乱されていくのだった。
温かな羞恥の水溜り。咽せ返るような小便の臭いがアームスの心に涙を流させる。
それさえ見透かしてか、黒豹商人は本当に悪人の顔で微笑みかけてくるのだ。
「じゃーなポコチン、『待て』。ギルドの奴か誰かに首輪外してもらえな〜」
リードをあっさりと手放し、ドアノブに引っ掛ける。見捨てられようというのに、素っ裸のアームスは未だに命令に従って座り込み、ワフワフと荒い呼吸をするだけ。
「次は薬草採取くらいの依頼にしとけよ、じゃあな負け犬勇者ぁ〜」
直ぐにその黒影は夜の街へ消えていく。見えなくなってしまった。
朝になればこの姿、この惨状を多くの街人たちに見られてしまうだろう。大口を叩いて依頼を受けて出て行ったのに、こんな首輪姿で嬉しそうに勃起した馬鹿犬アームスのことを。
<終>