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03クールブルー後編

 ブドバルドとの湿気を帯びた撮影の日々。

 あれだけ心を砕いて耐え抜いた屈辱など単なる『前編』でしかなったのだ。その『後編』とやらは何部作にもなる長編撮影だというのがまた罠。クールブルーは既に1週間、毎日のように様々な卑猥なシチュエーションで撮影に強制参加させられているのだ。

 ヴィラン能力たる【ワールド】の世界的な強制力でつい身体を火照らせてしまうが、それを認めたくなくて心乱れるばかりのクールブルー。カメラの前で恥ずかしさのあまり拒否を叫んでしまうこともあるが、しかし演技を止めれば負けとなりこれまで耐えてきたことが無駄となってしまう。悪意の泥沼へとヒーローは沈みゆく。


 ──マグマ地下基地・監禁室。

 仰々しい鉄格子や拘束台、天井から垂れる錆びた金属鎖、コンクリート打ちっぱなしの床は不衛生な臭いをじっとりと放っている。

 だがそれも単なる見せかけ。悪趣味な撮影用ブースの一つでしかなく、監禁室の手前は全て撮影機材で埋め尽くされている。ここが今のクールブルーの居場所、どちらにせよ能力世界の中とあれば逃げ出す心配さえされていないのだ。

 そこで今、あのクールブルーが床にうつ伏せになり、尻を掲げて背後のブタヴィランに向けて懇願している。

「ど、どうか……ブドバルド…様のぉ♡ぶっとい雄チンポで……この…ま、負け犬を躾、てくださいっ♡こ、このヒーローまんこをぐちゃぐちゃに犯し、てください♡」

 見ればヒーロースーツの股間部分、前と後ろが解除されてクールブルーの恥部だけが丸見えになっている。恥ずかしそうに揺れる犬尻尾の下、鍛えられ引き締まった尻たぶの間からはどっぷりと潤滑液が垂れており、言葉通りの行為を望んでいるようにしか見えない。


 というのも今日は『ヴィランに負けたヒーローの陵辱撮影』というシナリオを行なっているせいだ。しかもこれまでと違い、とうとう『クールブルーの処女喪失回』と宣言をされているとなればその尻に緊張が走っているのも仕方ないことだろう。

 対するはでっぷりとした雄豚ヴィラン、ブドバルドの服装は過剰なトゲパーツの付いたヴィラン戦闘スーツであり、今まで常にクールブルーに負け続けていた格好。悪人らしく他者から嫌悪感だけを掻き立てる笑みを平然と浮かべているのだ。

「ブフフゥ〜ウ!あのブルーがここまで堕ちるとはなあ〜」

 既にこの1週間でクールブルーを舐め切っており、馴れ馴れしい呼び方にさえ変化している。

「っ……好きで言っている訳がないだろうがブタ野朗ッ!」

「おれ様には喜んでるようにしか見えねえけどなあ?」

「プライドの高いオレがここまで言うとは思ってなかった、だろう!」

「ああ、すっげえ股間にキたぜえブル〜?」

「っ…はーっ……こ、このまま耐え切って、必ず吠え面かかせてやる!」

 前編だろうが後編だろうが、完遂しなければ負けてしまうだけ。この能力世界の中でだけ、一時だけ恥を忍んでいるに過ぎない。特に今回は『ヴィランに負けたヒーローの陵辱撮影』というシナリオのこともあり、敬語など必要ないというのがまた泳がされているようで悪質なのだ。


「ブヒッ、勇ましいねえヒーローさんはあ」

 馬鹿にした言葉を投げかけつつも、ブドバルドの声は不意に変化。それこそ氷のように冷たく言い放つのだ。

「ならしっかりケツ穴見せてろや」

 この監禁室の王とでも呼べる風格で佇み、ただ命令を下した。

(ッくそ……雄臭い声、出すんじゃない♡)

「こ、れでいいんだろう!男が尻なんかで、恥ずかしがるか……!」

 小汚いコンクリート床にうつ伏せになっているクールブルー、両手でより尻たぶを開いてブドバルドへと見せつける。荒い呼吸ごと、中に注いだ潤滑液が滴ってしまうのが屈辱的で仕方ない。

 だがそれは悪党どもには歓喜の光景。群がる戦闘員たちのカメラがそれを逃すはずもない。

「うへへ、クールブルーのアナルを激写っと」

「俺も突っ込んで泣かせてぇ〜」

「ヒーロー様のエロまんこ丸見えだわ」

 カシャ。カシャリ。カシャ。カシャ。

 シャッター音がクールブルーの思考を揺さぶる。

(戦闘員ども、こんな時ばかり好きに言って……!)

 前編と同じようにスーツからピンと勃ってしまっている雄竿が反応してしまうのが悔しくて仕方ないクールブルーなのだ。1週間の連続恥辱は、既にヒーローの肉体を撮影に興奮する身体へと変貌させているのだった。


 ブドバルドの潰れた鼻先がふがふがと鳴り、クールブルーの雄穴を至近距離で観察。

「ブフゥ、ヤリチンヒーローさんのココは初々しいピンク色じゃねえか」

「は、鼻息が童貞臭いんだよッ……!」

 今回は敬語も必要ないとあればクールブルーの言葉だって刺々しい。

「っとに、躾のなってねえワンコロだ!」

 ブドバルドの太い腕が叩き付けられれば、淫らなヒーローの尻は一種の快楽器官として奏でられるだけ。

「ふ″ぐぅう……ッ♡」

 悶えつつも尻穴からは潤滑液をブピュリと漏らしてしまう。

「強がんなよブル〜!?」

「う″、はぁあ……ッ♡」

 雄豚ヴィランは凶悪な笑みを浮かべて尻叩きを続行。

「未使用まんこなんだろお!なあ!?」

「ひ″っぐ″ッ♡あ″ッ……ぅ…♡」

 叩かれる度、ヒーロースーツに包まれたツルリとした丸尻が弾け、クールブルーに鈍くも甘い快感を込み上げさせるのだ。

「……ッ、当たり前だ…!」

 吐き捨てるような返事だったが、ブドバルドは満足そうに頷く。勝手な理屈を構築し、尻を捧げて這いつくばるヒーローを前に、自らの股間を揉みながら言うのだ。


「ブヒッフゥ〜、おれ様の為に初物とっといてくれるなんてよ〜」

「違っ、誰が──ん、くぅうう〜〜ッ♡」

 クールブルーの悲鳴の理由。

(こ、こいつの舌ぁあ♡ウソ、だろぉ、こんなあぁああ──)

 襲いかかるように尻たぶの間にブドバルドの醜悪な顔が突き込まれたからだ。とんでもなく分厚い舌がヒーローの誰にも暴かれたことのない初心な雄穴を舐め回していく。

「どこ舐めて、んだぁあーっ♡」

 既に慣らされてはいる英雄穴はブドバルドの鼻息と共に舐め犯されるばかり。汚らしく唾液や愛液を飛び散らかし、ガンマイクに蹂躙のオトを記録させていくのだ。

 ぶっちゅるる、ぶじゅる、ぶぢゅうぅぅ。

(やばい、やばいいぃい♡腰、抜けるっ♡)

 今やクールブルーはコンクリートの床でのたうち回り、しっかりと抱き込まれた尻を淫らにむしゃぶられる屈辱と快感に悶えるだけ。 

 れろっ、れるぅぅ、ぶべちゅるぅう。

(穴のひだまで、全部ッ♡解されて、くぅう♡舌の往復で、オレ……おかしくな…ぁああーっ♡)


 ファンたちが見れば絶句し見限るような酷い絵面。それは全て全て戦闘員たちの映像機器へと納められ、カメラを担く1匹に呆れたような言葉を呟かせるまで。

「ははっ、クールぶってても所詮は雌犬だったか〜」


 ブドバルドは一心不乱。動物の雄豚のように小汚い嘶きと鼻鳴らしでクールブルーを番へと堕とさんと舌を動かし続けるのだ。その獰猛な厚舌は別の生き物のように這い回り、クールブルーの雄肛門を念入りに念入りに犯すのだ。

 びちゅ、ぴちゃ、ぴちゃっ、ちゅぷっ。

(や、めろぉお♡小刻みにぃ動かす、なぁぁぁ♡)

 所謂クンニじみたブドバルドの肉舌愛撫。次第にクールブルーの身体はヒーロースーツの中で雌へと熟成させられていく。敵対ヴィランに舐めあげられた後孔は蕩けるような熱を孕んでいき、ひと舐めごとに浅ましい喘ぎを溢させるのだ。

 ちゅぷっ、ぶちゅっっぽ、ぴちゃ、ぬぷぅうう。

(オレはヒーローだぁぁあ♡オレ、は男だぞ……ぉお♡こんな、ことでぇえ……♡)


 泣き顔と胸板を床に擦り付けるクールブルーだが、その腰だけは浮かされて尻を抱かれている状態。その腰の真下へと、悪意のカメラが入り込む。ポタポタと先走り液をお漏らしする勃起を、ブドバルドの舌遣いにピクンピクンと反応し続ける雄竿を、レンズに納められてしまう。

 戦闘員たちの楽しそうなこと。

「ほれ頑張れチンピクヒーロ〜」

「へへ、キンタマ上がってんぞ?」

「どうしたぁ、ケツ舐めそんな嬉しいかっ」


 クールブルーはおかしくなってしまいそうで、顔も声も上げることが出来ない。じっとりとした匂いと湿り気のあるコンクリートに這いつくばり、尻穴がもたらす快楽に心の氷の鎧を溶かされてしまいそうなのだ。

 ブドバルドの生舌は動く、蠢く。こうまで動物的、雄としての本能的な舌愛撫の仕方があるのだろうか。

 びちゃ、ぶちゅぅう、ぶちゅ、どじゅるぅぅうっ。

(男の尻が、こんな感じるはず、が……なっ──ぁああぁあぁああ❤︎)

 ヒーローの雄肛門は丹念に舐め解され、ついにはそこが雄に蹂躙されるだけの穴ぽこでしかないことを証明してしまうのだ。

「く、ぅうぅう耐え、られねぇぇええ❤︎あ、イクッ❤︎イクーッ❤︎ケツ舐めでぇえイかされ、るゥぅぅううううーッ❤︎❤︎❤︎」

 コンクリートに爪を立て、逃げようとしても尻を引っ張られてそれも叶わない。掲げた腰、股の間からは負け犬しい白濁がビュクビュクと放たれていく。引き締まった丸尻の粘膜がヴィランの舌使いに屈服したと示す、ただ情けない吐精が続くのだ。


 床を惨めに湿らせたクールブルー、その喉からは泣き言のような呻きが監禁室に溢れ落ちる。

「ウ、ウソだ………オレ…こんな、はずはぁ……ぁ…♡」

「そんな尻クンニが気に入ったかあ?ケツイキする姿も、バッチリ格好よーく撮れてたぜえブル〜?」

 大笑いしつつも、弱ったクールブルーを抱き起こすブドバルド。かと思えば何の躊躇もなくぐっしょりと濡れた口をヒーローのマズルへと重ねるのだ。

「ッン″ン″ン″ーッ♡」

 暴れようが押さえつけ、雄らしく撫でて格の違いを分からせていくブドバルド。

(こいつ、オレの尻を舐めた口、でぇえぇえ……ッ♡)

 そのキスはただ征服するためだけの侵攻。

(ッ……違うッ♡こ、んな下手な…三流のキスで…オレが感じて、なんかぁあ♡)

 既に悪獣ヴィランはクールブルーの感じるポイント、行動など把握済み。伊達に負け続けてはいない、その復讐心さえ糧としてどんな手を使おうともクールブルーを籠絡しようというのだ。

 ずんぐりとしたくせ、太い腕がスルリとクールブルーの腰を抱く。雄が自分の雌をエスコートするような、力など込めていないのに支配的な動き。

(やばい、やばい…やばいっ♡こんなキモブタヴィランなんかにぃい♡)

 ヒーローの肢体はヴィランに抱かれキスを落とされてゾクゾクと抵抗力を削ぎ落とされていくばかりだ。

(身体が、こいつを求めてる、なんてウソに決まってる、決まってるだろうぅう……♡)


 今やクールブルーの頬は紅潮し瞳は潤んでしまっている。

 ヒーローの特殊バイザーがその素顔を隠してはいるのだが──。

「ふ、あ………は…あ…♡」

「ブル〜、いい顔するようになったじゃねえかあ」

 より抱き寄せられ、ブドバルドがこれまでになく意味深にブヒヒと笑ったかと思えば。

「アッ……♡」

 太ましい指先が平然とクールブルーからバイザーを摘んだ。

「お〜ら、クールブルーのイケメン顔の御開帳〜っと」

 あまりの出来事に理解が追いつかないクールブルーだったが、無情にもヒーローの素顔を隠してくれるバイザーはヴィランによって永遠に奪い去られてしまう。

(お、終わった──ッ♡)

「ブヒィヒィ!その正体は人気俳優の凍堂狼哉(とうどうろうや)くんだあ!」

 猛然とクールブルーの顎を掴み、カメラへと正面を向けて喚き立てるブドバルド。勝ち誇るように濡れたヒーローの素顔を戦闘員たちとレンズに晒すのだ。

(こ、こいつ最初から知ってて遊んでたのか……ぁ♡)

 シベリアンハスキー種ながらも狼の名を冠する本名を、小馬鹿にするように叫ばれてクールブルーは牙を食いしばることしかできないでいた。


 ここまでされてクールブルーの心は決壊寸前。敵に正体を知られ、こうも追い込まれてしまえば震える指先が掴めるものはそう多くはない。

「なあブル〜、おれ様が欲しくはねえかあ?」

 粘着くようなダミ声が三角形の犬耳にへばり付き、離れてはくれない。それがまるで魅力ある提案だと感じてしまうのは、しまうのは。

(ッ♡……ウソ、だ♡そんなはずは絶対、絶対にぃ♡こんなキモいだけのブタ野朗をオレが……オレッ…♡)

 仕上げとばかりに続けるブドバルド。

「……なあ?ケツクンニであんなド派手にイッちまいやがってよお?」

「う、ぁ……う、るさいぃ♡オレ、オレはヒーローだ……ヴィラン、なんかに負けたりは──」

「今の素直な気持ち……カメラの前で告白してみろって?」

 くだらない問答の末、クールブルーは監禁室の対面を直視させられる。ズラリと並ぶ撮影機材、冷たいカメラレンズ、蔑みの目を向ける戦闘員たち。

(アッ────♡)

 今やクールブルーは完全に素顔を晒され、誇りあるスーツから雄竿と雄穴を丸出し、下腹部は精や愛液まみれ。そんな己の姿を再認識させられたのだ。


 膝立ちの姿勢のクールブルー、背中には同じ体勢でブドバルドがへばり付いて両手首を掴んで支えている。簡単に腕をぐるりと回す指の太さと力強さに、ヒーロースーツの前割れからはみ出た勃起が情けなくも揺れてしまう。

「ブフゥッ、ほれカメラに向かってお気持ち表明だあ」

 クールブルーへと突き出される何本もの黒いマイク。まるで戦闘員たちが肉棒のように差し向けたそれへと、クールブルーは舌を突き出してフェラチオでもしかねない濡れ顔で言葉を紡いでいく、紡がされていく。

「ブ、ブドバルド様のっ♡舌で、オレェ……感じ、てしまい、ましたぁ♡」

 丸出しペニスをピクンピクンと跳ねさせ、涙のようにカウパー液が滴ること。

「お、男なのに♡尻穴ぁ……舐められて、あまりの快楽にぃ射精ェ──ケ、ケツイキしてしまい、ましたぁ……♡」

 今も雄豚の熱い肉棒が戦闘スーツ越しにヒーローへと押し当てられ続けている。

「おれ様の舌だけでいいのかあ?なあブル〜?もっと凶暴なモンがあんだろお?」

 耳元で囁く声は悪党のそれだが、今のクールブルーには甘く甘く感じられて仕方ない。これまで何度も敗北させ続けてきた雑魚ヴィラン、そう思っていた認識が崩れ落ちる。なんて、なんて雄臭いんだ、自分では到底敵わないと。

(あ、やばい…やばいぃい♡尻に、当たってる……♡ブタ野郎のデカチンポが、オレ……♡)

 しかもブドバルドが下半身をまさぐったかと思えば、その戦闘スーツから暴虐無人な男根を取り出して露出させたのが分かってしまう。


 閉ざされた拒絶の氷壁にヒビが入り、今にも砕ける、溶け去ってしまいそうだ。それだけはとマイクに向かってクールブルーは勇ましく吠える。

「ッ、バカにするな!オ、オレはヒーローだ!」

 地下で待っているだろう皆、ヒーロー基地で支えてくれる仲間たちの為にも負ける訳には行かない。

「凍てつく運命が悪を挫く!雄獣戦隊ゴゥレンジャーのクールブルー!」

 常にクレバーに勝利を納めてきた美青年ヒーローの名乗り口上。こんな監禁室でもあってもそれは燦々と輝き、薄暗い影の悪党たちを正義の光で照らすのだ。

 そう、例え豚面ヴィランがその猛々しい生身の雄肉棒を尻たぶへ擦り付けようが──。

「どんな逆境もクールに捌いてみせる!だ、だからぁ……だから、もうっ待ちきれませんっ♡ブドバルド様のデカチンッ♡そのぶっといヴィランチンポで犯してくださいっ♡クールブルーのヒーロー処女まんこを負かして、くだ…さいぃい♡♡♡」

 むしろ自分から丸出しの秘部を背後のブドバルドへと押し付ける様は、ヒーローどころかとんだ淫売のそれ。

「そうかそうかあ〜」

 楽しそうなブドバルドの声。だがそれもクールブルーの耳に噛み付かんばかりに密着したかと思えば、放たれる声音は極寒。

「ブルー、ヒーローでなんていられなくしてやるよ」


 低温の雄声に犯されたと思った矢先、次の瞬間にはクールブルーは自分が失禁したのではないかという衝撃に悲鳴をあげさせられるのだ。

「う″ぅひ…ぐぅう″う″う″ぉおぅ〜〜ッ❤︎」

 背後から手首を強く握られ、股へと着席させられるような背面挿入。どうしようもない完全包茎のくせ、あまりにも太い肉の幹がクールブルーの尻穴を広げては広げてはずんぐりと入り込む。

 自分が果てていたと気付くのだってしばし時間を要するほど。クールブルーはこれまでどんな相手を抱いた時にも感じたことのなかったヨロコビを、尻穴で感じてしまう。醜悪な敵、ブドバルド相手に抱いてしまうのだ。

(太っ♡でかい、ぃい♡オレ、なんだ……尻で、挿入だけで、イッてるぅう❤︎❤︎❤︎)

 視界がチカチカと点滅し、それが撮影用フラッシュなのか鋭すぎる快楽のせいなのかの区別も付かない。あまりにも不細工な表情で処女喪失。涙と鼻水と唾液で飾られた顔は、最早イケメンなど卒業して三流男娼。

「お″ッ❤︎ふ″ぅぅ❤︎〜〜ッ❤︎あ″………あ″ッ…とま、らね″ェ❤︎」

 ブピュ、びゅく、ブピュク、びゅっ……びちゃ。

 なんとも男らしさの欠片もない、途切れ途切れの情けない吐精。性交どころかただの挿入によってもたらされたインパクトは、簡単にクールブルーが築き上げてきたヒーロー像を破壊し尽くすものだったのだ。


 ブドバルドに股を開くように抱き上げられ、背後から真下へと挿入部がスライド。となればクールブルーが犯されている全ては戦闘員たちの握りしめた撮影機材へと全て晒される。カメラの真ん前、素顔のまま泣き叫ぶように喘ぐクールブルーは接写の餌食。

「ブッフゥウ〜!すっげえ、おれ様のエグチンがずっぽし入っちまってるぜ〜」

「あ″ぁあ♡うっ、あ″ぁあ〜ッ♡」

「お〜らあ!おうら!どうしたブル〜!?」

「ひ″ぁあ、がっ♡お、奥までぇえッ♡え″ぁッ♡」

 クールブルーは自分の喉からこんなはしたない声が出て、驚きと悔しさと羞恥心でどうにかなってしまいそうだ。それを恥いりながらも初めて雄に犯される感覚がこんなにも凄まじいものなのかと、悶えながらも善がってしまうのだ。

「ブヒッ!ヒーローまんこの具合は最高だぜえ!?」

「お″ぁあッ♡がッ♡……う″…お″ぉお♡」

 これも全てはヴィラン能力によるシナリオのご都合強制力のせい。いや、それだけであのヒーローがここまで乱れるだろうか。顔も下半身も体液でぐちゃぐちゃにし、喉から溢れる嬌声はどんな淫乱男優のそれよりも。

 2匹はどちらも芝居なんて忘れたように、捨て去るように肉体の熱にかまけて身体を繋ぎ合わせていく。

「ほおれ!ほれえ!ブドバルド様のブタチンポは気持ちいかあ!?ほれっ!?」

「ぐぅ、う″ッ♡こ、このブタ野郎ぅう〜ッ♡」


 だがそれだって照れ隠しに過ぎないもの。

 犯し抜かれていくにつれ、クールブルーの格好付けな口からはあまりにも恥ずかしい快楽に染まったセリフが飛び出してしまう。全て全てマイクに収められているというのに、それが勝手に紡がれてしまうのだ。

「ッう″ぅぅ♡や、ばいぃい♡すげ、ぇえ♡キ、キモブタ野郎のチンポでオレッ……♡」

 涙はそうか、嬉し涙だったのだろう。

「あ″ーッ♡感じ、まくってる″ッ♡尻掘られて、勃起とまらな…い″ぃっ♡」

 カメラに向けて蕩けた笑みを向け、腰を弾ませて負け犬ペニス振りをサービス。あまつさえ背後から伸びるブドバルドの太腕に指を絡ませて「もっとぉ♡」と声をかけてしまうまで。それは明らか、恋人以上の存在だけにする仕草。

「オレェ……オレ、ヒーローなのに″ッ♡ヴィランにハメチンポされ、てバカにぃ♡なっちまってるぅう″ぅぅーッ♡♡♡」

「ブッワッハハハ!ヨすぎてバカになっちまったかあ!」

 弄ばれるように犯されていくクールブルー。監禁室を舞台にした『ヴィランに負けたヒーローの陵辱撮影』というふざけたショーはそれこそ佳境。ブドバルドのふてぶてしい雄豚肉杭が突き上げる度、ヒーロースーツの腹部は盛り上がってその大きさを知らしめてしまうのだ。

(終わるぅう♡オレ、終わっちまうぅう♡こんなチンポ知っちまえば、こんな雌の快楽教え込まされた、ら″ぁああーッ♡)


 交尾はより激しく、もっと激しく。

「ほおらよお!?負け犬まんこにブタチンぶっ込んで鳴かせてやらあ!」

「あ″あ″あ″ぁあ♡や、やめ″ッろぉおおおーッ♡」

 その口元は快楽に蕩けて、逞しい胸板に可愛らしく乳首が勃起。口でどんなに否定を叫んでいようが、垂れた耳や嬉しそうに揺れる尻尾は「気持ちいい」と如実に語っていよう。

「ちっせえ穴ぽこでギッチギチに締め付けておいてよく言うぜ、なあっ!?」

「はひ″ッ♡だ、あぁあぁあ♡激し、ぃくぅう〜ッ♡」

 ぼちゅ!ぶちゅ!どちゅん!ぼちゅ!

 理性のあるヒト同士では決して発せられないようなケダモノしい雄交尾の音々。逞しく鍛え抜かれたヒーローの肢体は今やヴィラン様の性処理穴。

 ブドバルドの汚肉棒がクールブルーの最奥を突き上げれば、唾液や先走り液がコンクリート床に染みを増やしていくのだ。

 こうまで醜男ヴィランに犯され、感じ、喘いでいるクールブルーの姿は戦闘員たちの股間をも盛り上げてしまうもの。

「うっは、ブドバルド様の腰使いハンパね〜」

「これはもうブルーのケツ穴はレッドになっちまうわな」

「ダハハッ、そら男として終わってんな」

 積み上がっていく淫らな写真、撮影データ。雑魚でしかない戦闘員に笑われても、ヒーローの喉からは喘ぎ声だけが溢れていくだけなのだ。



 ブドバルドは豪快に笑い、戦闘員たちが向けるカメラへとサービス。

 例えば、クールブルーの量膝裏を抱えて大股開きの刑。

「どっこいせえ!ほれどうだぁ!?」

「あ″ぁああ♡あーっ♡こ、んな格好、はぁ──」

 そう、こんな姿勢になればこれまで以上に挿入部分が露呈し、今まで誰にも晒したことのないクールブルーの雄穴は晒し者。

「ブヒヒッ、ケツで喜んでんのバレバレなんだっつの!」

 クールブルーだって本当は分かっている。この悪辣なヴィランに犯されるごと、身体がその肉棒に応えようと締め付けてしまう、求めてしまうこと。

「違っ♡ぁああーッ♡あ″ぁあ″♡お″く″ッまでぇえ♡」

「ほおらあ、イケメンヒーロー様のクールまんこがぶち犯されてるところバッチリ撮られてんぜ〜!?」

 生挿入のせいで溢れる体液と愛液の混ざり。既に潤滑液など滴り落ち、クールブルーの直腸内部は2人分の汁でしどどに濡れている。ぐっぽぐっぽと挿入と排出が繰り返されるたび、カメラレンズにも犯されているような痺れがクールブルーを襲っているのだ。

(やばいぃぃい♡オレの尻、こんな奴のチンポで喜んでるぅう♡こんな姿ぁ、全部…撮影されて、んのにぃい♡抵抗でき、ねぇえ〜ッ♡)


 例えば、ブドバルドが床へと覆い被さるようにして押し潰してハメ込む。

「ブフゥウ〜ッ!ほれどうしたブル〜!?」

「重ぉお″ぉッ♡退きやが、れ″ぇぇえッ♡チンポがぁあ″ーッ♡♡♡」

 真正面から抱き合うような格好ではあるが、ブドバルドの肉厚な肥満体型からしてクールブルーなど両足くらいしかカメラに映ってはいないだろう。

「おれ様みたいな可愛いブタちゃんに犯されてそんなに嬉しいかあ!?」

「だ、あぁあ″あ″あ″♡尻の奥ぅう、やばいところまでブタ野郎に犯されェ──」

 じたばたとみっともなくもがくクールブルーだが、そのどうしようもないほどに悦んでしまっている音声だけは監禁室に響き渡っている。

「そうかそんなに嬉しいかブル〜!?なあ、ブヒャヒャッ!!」

「くっそお″ぉお♡お″っ♡ぅはぁぁあーッ♡」

 戦闘スーツ越しでもブドバルドの雄と汗の臭い、そして圧倒的な体重がクールブルーを押し潰す。崇高な信念さえも全体重を乗せた太肉棒の雄挿入が踏み躙るのだ。

(このオレがぁあ♡ブタ野郎のチンポに負ける、なんてぇええ♡ひと突きされる、だけでぇえ♡チンポで奥、小突かれる、だけぇえ……♡)


 例えば、挿入したまま立ち上がり、対面で抱き付いて胴を絞めあげるブドバルド。

「ブゥフゥウ、ほおれブル〜もっと可愛がってやんぜえ!?」

「ぐぅぇ♡う″ぉ…う″……ェ…あ″♡……ぐ…ぉふ″……ぅう…♡」

 身長差や挿入されていることにより、クールブルーの両足が地面に付くことはない。結合部である散らされた処女穴はその圧迫感に耐えかね、両脚を回してみっともなくブドバルドに抱き付いてしまうのだ。

「虐めてやるほどぐっぽり咥え込みやがって!?」

「ひ″ぐぅう〜♡や、め″ろぉお♡……が…ぅ……うェ…あ″…………ッ…♡」

 ブドバルドの膂力がみしりとクールブルーの胴体を軋ませる。そうやって痛め付ければ付けるほど、クールブルーの尻穴は必死になって太肉棒を締め付けてしまう。しかもたちの悪いことに、でっぷりと張ったブドバルドの腹肉に押し付けられて悲鳴をあげるクールブルーの雄竿。

「抱き潰してやるからよクールブル〜!?」

「あ″ぁ♡ぐぅうううぅ〜♡」

「おおっと、ブルーの負け犬チンポが潰れる方が先かあ〜!?」

 わざとらしくからかい、クールブルーのこれまでプレイボーイとして活躍してきたイケメンペニスがひしゃげるのを楽しむブドバルドなのだ。


 そうやってカメラへのサービスシーンのラスト。

 今では愛し合うような対面両足上げ立位、クールブルーの両脚は淫売しくブドバルドの巨大な胴へと絡ませられているのだ。

 いかなヒーローといえど、もう頭も碌に働かない状態。

(…や、やばい……や、ば過ぎる…ぅ♡くそ、考えろ、考えるんだぁあ♡ブタ野郎になんか、負ける、かよぉお……♡)

 向かい合っての駅弁体位、ずくずくと突き上げられ、抱きしめられるだけで快楽に溺れてしまいそうになるクールブルー。浅ましい雄豚ヴィランの鼓動がやけに親密に感じられてしまうほど。

(オレが、この程度のピンチを抜け出せない、訳がないだろ……♡くそ、好き放題にヤりやがってぇえ♡だが、オレはまだ負けてな──)

 薄氷のような理性が活路を見出そうとするも、そんなものを一撃で粉砕するのがブドバルドのドスの効いた低い声。

「おい、舌だせ狼哉」

(〜〜ッ♡♡♡)

 思い切り尻尾を振ってしまう。両脚をより強く絡め、本名──それも下の名前で呼ばれたことに発情肢体すべてで以って応えてしまうのだ。

(こ、こんな奴に名前で呼ばれて喜ぶなオレェッ♡)


「聞いてんのか!?」

「ふ、ぁ……はいッ♡」

 クールブルーの表情は濡れ艶に染まり、完全なる雌顔。とろんとした目付き、下がり切った眉、おずおずと開かれた口からはイヤらしく伸ばされる舌先。

「もう二度と舐めた口きけねえようにしてやる」

「ン″……ンムゥウ……〜〜ッ♡♡♡」

 誰しもに嫌悪感だけを感じさせる豚面、それが二枚目俳優の舌をずぞぞと吸い上げる。色欲に染まり切っているくせ、傲慢で支配者の風格を漂わせるような雄の口吸いが落とされているのだ。

(キ、キモブタの癖にぃいい♡な、なんでこんな奴の声で、声だけで……は、孕まされたみたいに感じち、まうんだオレェ……♡)

 男ヒーローの尻穴は哀れにも女性器のように蠢いてヴィランの男根を抱き締めてしまう。

(……舌ぁ、こいつに吸われ、て″ぇえ♡もう、何も考え…られ………ぇ♡)

 太った巨大腹に押し潰されている負け犬ペニスなど、今のクールブルーにとっては単なるオマケの快楽器官。それほどに上の口、下の口を乱されているのが堪らないのだ。

(気持ち良すぎ、る″ぅ♡オレ、ブタ野郎の口にぃい、犯され、て…る″…ぅう……♡)

 自ら舌を突き出し、吸いしゃぶられる。自ら腰を擦り付け、犯し突き上げられる。

(あ″……ダメだ、もうオレェ……♡♡♡)

 今まで決して考えることさえなかった、ブドバルドという雄豚ヴィランへの恋慕。その強引にこねくり回され、ぐちゃぐちゃに強制成形された恋心がクールブルーをおかしくさせるのだ。

「ーーッ♡…ン″……ン″ゥウ″ッ…………ッ❤︎❤︎❤︎」

 自分の腹とブドバルドの腹、そこに窮屈にサンドイッチされた若雄が泣きじゃくる泣きじゃくる。ぴゅくぴゅくと精を噴き上げ、自分がどれだけブドバルドに負けたかを自己申告するように白旗射精。互いの腹を濡らし、湿らせ、より臭い立つセックスへの芳香剤とするのだ。


「ブフゥゥ〜、もうおれ様の虜じゃねえかあブル〜?」

「…は、い……♡」

 答えなんて決まっている。

「おれ様のモノになりたいだろお、なあ?」

「はいっ……♡」

 答えなんて決まっている。

「おれ様に全てを捧げたいだろお?」

「はい、はいぃいッ♡」

 答えなんて答えなんて、太肉棒で腹筋をぱんぱんにされ、醜悪な雄の睨み付けに下腹部を濡らした時から決まっていたのだ。ブドバルドは邪悪なヴィランらしい笑みを浮かべ、軽く小突くように突き上げてクールブルーを可愛がってやる。

「あ″ぁ♡あ″ッあ″ッ♡ぐぅう″ぉ♡」


 さあ、さあと最後の問いかけが始まる。

「ブッヒ、負けを認めれば永遠に可愛がってやるよお?」

「ッ……そ、れだけは──」

 その言葉の続きなど、聞きたい者はこの部屋には居ない。

「このシナリオも、もう残り少ないからなあ。お前はよく頑張ったが、いい加減に諦めちまえってえ」

「そうだ、ぁ♡オレは……こ、このまま勝つぅう″ッ♡」

 形の良い尻たぶにブドバルドの両指を食い込まされながら挿入感に泣かされてしまうクールブルー。この情けない雌犬のどこがヒーローだろうか。

「ぶぁーか、勝ってどうなんだあ?」

「な、なにが……!」

「おれ様のヴィラン能力を甘く見てんじゃねえのかあブル〜?」

 もちろんこれから言うのは後出しの情報だ。虚構の世界だと勝手に勘違いしていた方が悪いのだと、ブドバルドはヴィランに違いない嘲笑。

「こいつらの撮影したデータはぜ〜んぶ現実世界に持ち帰れんだぜえ?」

「ッ!?」

 ヒーロー、それもヴィランに深々と挿入されている身体がビクリと跳ねてしまう。

(お、おいウソだろ、それじゃあ──)

「おほッ、顔が真っ青だぞブルーちゃ〜ん」


 追撃の笑い声、ブドバルドは獲物を締め上げて容易く調理していくのだ。

「万が一でもおれ様が負けようもんなら、今までの映像がヴィランネットにバラ撒かれるようにセットしてあんだよ、ブッヒャヒャッ!」

「てめぇ卑怯だぞ……!?」

「ブヒヒ!そんな褒めんなってえ」

 今まで一度も勝ったことのない相手に勝つのだ、こうも笑おう。

「お前に追い詰められて強化改造を受けたおかげでこんな最高なヴィラン能力に目覚められたんだ、感謝してんだぜえ?お礼におれ様がずっと可愛がってやるって言ってんだ、負けを認めちまえってえ?なあ?」

 その分厚い唇、イケメンとは正反対のむさ苦しい豚面が甘言を紡いでいく。

「それに、今回のシナリオを忘れてんじゃねえだろうなあ?お話は『ヴィランに負けたヒーローの陵辱撮影』だぜえ?」

(ッ、負けるのもシナリオ通り…!?な、ならオレが負けを認めなかったとしてもそれはシナリオに反するって事……!)


「ブヒッブヒヒ!はなからクールブルーの敗北宣言は決定事項なんだよお!!」

 詰みが直ぐそばまで迫っていることを知り、クールブルーの身体は、しかし唯一縋れる目の前の巨体へとしがみ付いてしまう。

「負けを認めちまえ、それが“シナリオ”だろお?」

 醜男が汚く笑う。

(あ、諦めるもんか、オレは──)

 とめどなく溢れていくブドバルドの煽り、だらしなく欲望に濡れただけの囁き。それは何度もクールブルーの後孔をくぱくぱと悶えさせるもの。連続する悪豚の囀り。

「毎晩でも可愛がってやるぜえ?」

「このエグチンを忘れられんのかあ?」

「ケツは正直にビク付いてんぞお?」

「おれ様たちの相性は最高だろお?」

「何もかも忘れちまうセックスに溺れようぜえ?」

 ああ、そしてトドメとばかりに低く低く、ブドバルドの雄声がクールブルーの存在しない子宮をじゅんと濡らし尽くす。

「雄ブタヴィランのオンナになれ、狼哉」

「〜〜ッ♡♡♡」

 プロポーズ以上、家畜宣言以上、五体投地で自分に全てを差し出せと言わんばかりの声音。

(や、やばいだろぉ♡オレの身体、オレの尻ぃ……♡こいつの声に、こいつのチンポに媚び、ちまうぅうー♡)


 両手両足よりもクールブルーの尻肉の蠢き、そして熱愛こもった締め付けが答えとなってしまう。

 ブドバルドは猛然とヒーローの肢体を抱き潰すように犯していく。これまでの負け続けの人生から一転、こうも勇ましく見事な雄ヒーローをセックストロフィーワイフとして掲げることができるという事実が腰に力を漲らせるのだ。

「あ″ぁああ♡が、あ″ぁ〜ッ♡」

「おら狼哉!負けろ!雄ブタチンポに負けたって認めろ!」

 どうせなら見せ付けずにはいられないとブドバルド、座り込んでクールブルーを背後から抱くようにしてホールドし、カメラへと顔を向けさせるのだ。

「は、あ″あ″あぁ♡はいっ、はいっ♡オ、オレの負け″ですっ♡♡♡」

「なに泣いてんだ!?笑えや狼哉!?笑ってピースサインだ、おら!?さっさとカメラに敗北宣言だろうが、惚けてんじゃねえぞ!?」

 その怒号さえ、今のクールブルーには下腹部をどんどんと叩く太肉棒と同様に心も身体も逆らえない喜びの号令にしか聞こえないのだ。言われるがまま、クールブルーが今までの人生で一度だって浮かべたことのない情けないほど歪んだ笑顔になる。

(すげ、すげえ♡オレ、ブタ野郎に完全支配、されてるっ♡逆らえねえ、この雄声に命令され、るとぉ♡ケツで媚びながらぁ、全部、全部に従っちまうぅう♡)

 犯されながらなんとも震える両手が持ち上がり、間抜けなピースサインが示されて戦闘員たちを大笑いさせる。カメラに映ったその映像は、それこそ『ヒーロー・クールブルー』──こと『俳優・凍堂狼哉』の人生を破滅させるだけの破壊力があるものだろう。


「だ、あ″あ″ッ♡オレ、負けま″したあぁ♡オレ……オレの負けェ♡お″ぁああ♡ヴィランチンポに、負けた″ぁあ♡クールブルーはあっぁ、ブドバルド様にヒーローまんこをぶち犯されて完全敗北し、ましたあ″あぁぁああ〜ッ♡」

 身体が熱くして仕方ない。これまでスカした態度で世界を鼻で笑いながら生きてきたクールブルーだったが、これほどまでに夢中になるもの、それがまさか宿敵の雄豚ヴィラン・ブドバルドだったなんて。

(終わる、終わる……♡オレ、終わっちまうのに、エロ台詞止められねえ……♡)

 雄犬肛門は今やブドバルド様専用の性処理便所。いくらでも犯し、いくらでもヴィランザーメンで満たして欲しくて痙攣するほど。

 尚且つ自身がこの場にて最下級の負け犬だと示すよう、濡れた上目遣いで戦闘員たちにさえ媚びた仕草をして見せるのだ。

「ざ、雑魚イキリヒーローの、敗北宣言をぉお♡撮影して、頂いてありがとう、ございますう……♡」

 それはブドバルドをより調子乗りにさせ、勝ち誇る雄の求愛宣言として耳穴さえ犯すのだ。

「クソヒーローなんざ辞めちまえ。狼哉、お前はおれ様のオンナになるよな?」

「オレ、オレの負けを認め″ますっ♡…あ″ッ♡はぁあぁ〜………ぐ、ぅ…ブドバルド様のぉ♡ぶってえ雄チンポに、雄声にぃい♡オレ……雌にされて″るっ♡お″ッ……も、もっと″ぉ、負け犬まんこにズポズポして、くださいぃい♡オレ、オレェ……凍堂狼哉は、ああぁ………ブ、ブドバルド様のオンナに、なります″ッ♡ブドバルド様のヤリチンでオンナにして、くださぃい″い″い″い″い″ぃ〜〜ッ❤︎❤︎❤︎」

 距離の離れたレンズにすら飛び散って付着するほどの馬鹿げた敗北射精。クールブルーのスーツからビンと勃ちあがっている雄竿はもう何の格好良さも示せずに白濁の涙を迸らせるだけ。あまりにも人権放棄した叫び、被虐的に堕ちた雌性の肢体はもう2度と男らしい吐精などできないと理解しながらもただただ負け犬汁をそこら中に飛ばしてしまうのだった。


 最後には最後には、クールブルーはヒーロースーツを全解除。

 足元に広がる2人分の精液溜まりへと全裸土下座。濡れそぼるブドバルドの素足を舐めながら、自分がこの雄豚ヴィランの『オンナ』にして貰えることを了解され、歓喜に身を打ち震えさせるのだ。

 背後に回ったカメラには、酷使された尻穴をねっとりと撮影されつつもその頭が上がることなどは絶対にないのだった。

 こうしてブドバルドは使い込んだ太肉棒、どっぷりと愛液にまみれたそれをしゃがみ込んでクールブルーの頭へと乗せる。

「さあて、これからはどんなシナリオで飼ってやろうか」

 今やヒーローは欲望世界の虜。

「例えば『いつまでも折れないヒーロー』なんて楽しいかあ?」

「例えば『捕まった一般人として可愛がる』のも嬉しいだろお?」

「例えば『エロモデルヒーローのデビュー』なんて盛り上がるかあ?」

 半勃ちの負け犬ペニスと尻穴もを丸出しにしたまま、平伏した蒼きヒーローはその提案全てに嬉しそうに尻尾を振るう。

「それとも、それとも、それとも──?」


 <仲間との再会へ続く……>


 * * *

Comments

コメントありがとうございます〜! おつあり様です!せっかくのヒーロースーツなので全解除は最後までとっておいて、何もかも捨てたと示す無様姿勢させるのドエッチ展開ですよね!

ねむうさぎ

更新お疲れ様でした! ラストの全裸土下座からの尻穴アングル、最高

ぎんろ~


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