シン・エヴァ感想と考察
Added 2021-03-12 13:43:07 +0000 UTC※ネタバレをいっぱい含みます。
マリ×アスカの百合、カヲル×シンジのBLが好きなオタクの感想。
ネタバレあるぞ!!!!
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公開初日の3月8日(月)に1度観てきました。
そのときの感想書きなぐりはこちら↓
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シンエヴァ見てからず~~~~っとエヴァのことで頭がいっぱいで他のことが考えられなかったので
こうなりゃ徹底的にエヴァのこと考えよう
と思い、シンエヴァ解説動画を見まくったり、TV版アニメ26話や旧劇を見返したり、パンフを読み込んだりしました。自分なりに解釈をまとめたり、謎や次観るときに気を付けたい点をピックアップしました。
こういうところがオタクなんだよな。
そして見てきました。2回目。
泣いた。エンディングずっと泣いてた。
一度目は圧倒的な情報量に頭フル回転することに必死だったから泣けなかったんだけど、2回目は色々とストンと胸に落ちてきて泣いた。とにかくアスカよかったねの一言に尽きる。
アスカについて語るね。
私はアスカ推しです。努力型天才で性格も口も悪いけどスタイルと顔はいい。そして可哀そうな子だから目が離せない。アスカ、コミックスでもTV版でも旧劇でもずっと愛されたいと願い続けているのに愛されないんだよね。父親はいない、母親は自分を愛してくれない。エヴァのパイロットとして活躍すれば愛されるはずと必死に努力をするけど報われない。
ずっとアスカが幸せになれるときを願っていました。
今回のシンエヴァを見てやっとアスカが救われる方法がわかりました。アスカが本当に望んでいたのは「エヴァパイロットとして認められる」ことではなく、「ありのままの自分を受け入れてもらう」ことだったんだなあ。アスカはエヴァで活躍できなければ自分に価値がないと思いこんでいた。その呪縛から解放されることこそアスカの本当の幸せだったんだなあ。
そしてその認知のゆがみを正してくれたのが、エヴァとは遠いところにいるケンスケだった。私も急にアスカとケンスケがいい感じになっててびっくりしたけど、考えれば考えるほどケンスケほど適任は居ないよ。
ケンスケは病み系女子の扱い方が超うまい。それはシンジの扱いを見ていればわかる。ケンスケは過度に干渉せず、かといって突き放さず見守っている。ありのままのシンジを受けて入れている。そのことはトウジがシンジも村のみんなと打ち解けることを望んでいたけれど、それに対してケンスケは何も言わなかったことからもわかる。トウジは幸せの形を自分の尺度で測っていて、それがシンジも同じだと思いこんでいる。ケンスケは幸せの形や生き方はひとつではないことを知っている。調教性というより個人を尊重している。だからこそアスカに「そのままでいい」と言える器があるんだろうなあって思います。
それにケンスケはアスカに尻に引かれるどころか、アスカが間違ったことを言うとやんわり否定します。病み系女子は相手を自分のコントロール下に置きたがり、共依存に引きずり込もうとします。その点ケンスケは自分の価値観をしっかり持ち、他人から尊敬されるような立派な仕事して見守る形でアスカを支えています。理想の男と言えるでしょう。
ただまあ、作中に出てきた第三村の生活のシーンではまだアスカとケンスケはくっついてないと思います。だってまだアスカ人形に「ひとりで生きていく」ことを告げているから。エヴァの中での自己との対話でケンスケの愛、そして自分の芽生え始めていたケンスケへの愛に気が付いたんじゃないかなあ。
Qの時点でアスカを幸せにしてくれそうなのがマリしかいなかったので、マリアス推しだった。けど今回ケンスケの登場によりアスカの幸せへの道が開けてとてもよかったなあと思います。まさに「幸せならOKです」ってやつだね。ほんとに。
じゃあなんでシンジじゃだめだったのか?
答えは簡単。シンジとアスカは鏡だから。2人は欠けている部分が一緒の似た者同士。だから傷を舐めあうことができても埋めることはできないんだと思います。
シンジを無条件に愛してくれるのはカヲルだよ。
なんでかって、カヲルは父親の愛情そのものだから。
勝手な私の解釈になるんですけど…。カヲル=ゲンドウの父親としての愛情だと思うんですよね。シンジはカヲルにしきりに「父さんと似てる」と言うしピアノなんてこれでもかと繰り返し登場させてますし、極めつけは親子の対話電車シーンでゲンドウが降りた次の瞬間にカヲルが登場します。最後のシーンでカヲルがゲンドウの代わりに司令をしていたのも、そういうことなんじゃないかな。(最後はよくわからないけど)
難しいことはよくわからないけど、カヲルのシンジへの愛情が父親のそれ、と考えるとすべて納得できるのよね。シンジがカヲルを受け入れるのが早いのもそのためかなぁとも思います。レイが母親ならカヲルは父親。だから最後、駅でカヲルとレイが仲よさそうに喋っていたんじゃないかな。あれは両親の姿なんだよきっと。
父親の役割:ゲンドウ、加持、カヲル
母親の役割:ユイ、レイ、ミサト
だとすると、マリは一体何者??
そもそもTV版や旧劇にはマリは出てこなかった。なんかのインタビューで庵野監督は「無理やりにでも新キャラを出さないと(異物をいれないと)同じ物語の繰り返しになってしまう」と言っていた。マリは異物。物語をひっかきまわして、エヴァループからの解放を目指す現実への導きの役割をもったキャラなんじゃないかな。
だから今回のシンエヴァではしきりにシンジに「迎えに行く」と伝える。ラストシーン、シンジが虚構の存在として消えそうになっているときに現れる。マリが現れることにより世界に色が戻るし、現実の世界へと解き放たれていく。駅でシンジのチョーカーを外しているのも象徴的よね。
なんか眠くなってきちゃったのでここまで。
もっとたくさんのことを一緒に行った友達と話したけど、それを文字として起こすの体力いるね。アウトプットする癖をつけないとなあ。