英雄は地獄のくすぐり搾電によって破壊される: 3. 捕縛と無力化(F/M)
Added 2022-05-04 14:10:47 +0000 UTC3 捕縛と無力化 (F/M) (1) それはシンダ帝国にとって予想外の早さで発生した。 シンダ帝国にある4つの門…そのうちの1つが何者かによって破壊されたのだ。部隊でも、兵器でもない…たった1人の男によって。若く精悍な顔立ちに逞しく引き締まった肉体、そしてピチッと肌に密着した生地の薄いコンプレッションウェアを纏うその男…ブレイブによって。 門を守る部隊がブレイブを捉えた頃には、ブレイブはその両目を月のように光らせ、肉体から電流をほとばしらせていた。そして、驚異的な肉体と電撃をもってして部隊を壊滅。その見た目からは想像もつかないほどの怪力によって門を破壊した。 それだけにとどまらず、ブレイブは生き残ったシンダ帝国側の女にこう告げた。 「俺はブレイブだ。男の希望だ。お前たちを必ず…いともたやすく破滅に追い詰める。震えていろ。」 これは宣戦布告だ。こうなればもう、シンダという帝国とブレイブという1人の男の間の戦争になる。 だが、実際のところはブレイブが思っているほどにシンダは焦りを感じていなかった。なぜならそう…シンダには国民すら知らない"闇"が存在するからだ。民間拷問屋タイナツですらも従わざるを得ないと言うほどの"闇"が。 それこそが国営の発電所とは別の民間電力会社 loves。lovesは莫大な電力を保有し強大な権力を握っている。 雷鳴館と呼ばれるlovesの本社は常に眩い光を放っており、それを見ればそのlovesの持つ電力の強さがよくわかる。 なぜlovesがそこまでの電力を保有できているのか。 lovesは国営の発電所とは違い、"ルール"を持っていない。どちらも男をモノ扱いしてはいるが国営の発電所は「モノは大切に使いましょう」というルールのもと発電を行なっている。つまり、ああ見えて一応は丁寧に男というモノを扱っているのだ(無論、抵抗軍相手になれば酷い扱いをすることもある)それゆえに、発電できる電力も限られてくる。 それに対してlovesは男というモノを全く丁寧には扱わない。生きてるうちに笑い声を限界まで搾り取り、電力に変換する。さらに世界各国から集めた女発電者たちは残忍極まりなく、男を破壊することになんの躊躇いもない。 lovesこそシンダの"闇"だ。国営の電力が足りなくなればまず国は民間のlovesに協力を頼む。 また、lovesは強力な電力源となる男の情報を掴めばすぐに"特別な部隊"を派遣して他国でも捕獲に向かわせる。その捕縛率は100%で、一度雷鳴館に入られた男は皆…帰ってこない。 国は、今回のブレイブの件をlovesに任せることに決めた。放っておけばlovesが部隊を派遣してブレイブを捕まえると判断したのだ。 そして国の読み通り…lovesが動き出した。 「ミライ・アイが動くらしい。」 そんな噂が流れた。 ミライ・アイ。lovesに属する発電者である。 その姿を生で見た者はほとんどいない。 「ミライ・アイが動く。」その噂が流れた時点で、ターゲットは100%滅亡の末路を辿ると言われている。 (2) シンダから離れた某国。 夜の高層マンションの一室に1人の男の姿があった。 まだ若く青さも残る甘いマスクをしているが、その肉体はアスリートのように引き締まっており逞しい。風呂上がりのコーヒーを作る際のその手にも、メラメラと燃える力を感じさせる。 彼こそがブレイブ。シンダ帝国を追われた男たちの最後の希望だ。 ブレイブが誕生したのはごく最近のこと。抵抗軍のアジトから「ブレイブ細胞」を命からがら持ち出し逃げた青年が自ら「ブレイブ細胞」を投与し、そしてヒーロー ブレイブとなったのだ。 人を超越した圧倒的力を得たブレイブはシンダ帝国と敵対しているこの国の上層部の援助のおかげでなんとかこの高層マンションに身を隠し、そしてシンダを壊滅させるべく活動を行なっている。 今日はシンダの港を襲撃した。港は奴らの貿易の要。そこを半壊に追い込むことでジワジワと国にダメージを与えていくのだ。 風呂から上がり、パンツ一枚の状態でコーヒーを作り終えたブレイブがソファに座る。 灯りをつけておらず、窓から差し込んでくる街の灯りだけがこの薄暗い部屋を照らしている。 いくら圧倒的パワーを得たといえど、心は元のまま。この国のバックアップはあるものの、武力ではたった一人で帝国を破滅させねばならない重圧は計り知れない。 明日もまた帝国に出向かねばならない。今この瞬間だけが、安らぎの時だ… ブレイブがコーヒーを口に運ぼうとしたその時、彼はカップを落とし素早く立ち上がった。 そして異常なくらいに周囲を見渡し、拳を固める。 たった今、玄関の方から物音が聞こえた。 ブレイブ「……」 「…ミアか…?」 ミアとは、この国でブレイブの通訳を担当している若い女子学生だ。時折、忘れ物なんかをして夜に部屋に来ることがあるが…こんな真夜中はありえない。 ズルズル…ズルズル… 何かを引きずる音。ミアではない何かがこの部屋にいる。そう確信したブレイブはバチバチと電撃をほとばしらせ、いつでも相手を破滅させられる準備を整えた。 向かって正面の曲がり角には玄関へ続く廊下がある。物音はその向こうから聞こえる。 そしてその向こうから…何かが飛んできた。 ブレイブ「うぉっ!!!」 飛んできたものに反射的に攻撃を当てようとするブレイブ。だが、それが人の体で、女で、そしてミアであることがわかった途端、慌てて拳を引っ込めた。 凄まじい力でぶん投げられてきたミアの体はブレイブにぶつかり、その衝撃でブレイブは後ろに倒れた。 ブレイブ「どうなってる!?」 ミアは白目を剥いており、口は唾液を垂らしたままだらしなく開き、ピクピクと痙攣している…おまけに、股間からは尿のような臭いがする。 ミアの異様な状態を気にしつつも、ブレイブはすぐに顔を上げた。だがその時にはもう遅かった。 パシッ! 背後から何者かに手首を掴まれた。咄嗟に後方へ攻撃を出そうとするが、"硬くて柔らかい"何かがドスっとブレイブの腋の下あたりの窪みに打ち込まれ、ブレイブは思わずビクンッと震えた。 手首を掴む手を振り解こうにも振り解けず、何者かはそのままごりゅごりゅと手首を揉みしだいた。その異様な不快感に対し、ブレイブは力づくでその背後の人間を前方へと投げた。 投げられた謎の人物はうまく着地し、スッと立ち上がる。 セミロングの黒髪にどこか気怠げな美しい目、そして黒いコートに身を包むその女はブレイブと目が合うなりペロッと自分の親指を舐めた。 「そろそろ効いてくるよ。」 ブレイブ「なに…?」 その時、ムズムズッとした不快感が、先程何かを打ち込まれた箇所に込み上げてくる。そのムズムズッとしたゾクゾク感がブレイブの体から力を奪っていく。 「制圧用の指圧…よく効くでしょ。」 女が自慢げに一瞬だけフッと笑い、親指を突き立てて見せた。その親指は長くしなやかでかなり器用そうだ。おまけに爪もツルツルのピカピカ。 ブレイブ「なに…を…!!!こんな…もの…!」 自分は選ばれしヒーローだ。屈強なのだ。 そんな自負のあったブレイブは無理やりに拳を握りしめて女に立ち向かう。 「わかんない?じゃあ…もうちょっと試してみる?」 ブレイブの目の前から女が消えた。速すぎてブレイブですら捉えることができなかった。 そして次の瞬間、女はブレイブの背後にいて、親指を様々な箇所に無理やり打ち込み、ねじ込んでいく。 ブレイブ「うぐぁぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!?」 ブレイブを襲ったのは尿意を催すほどのゾクゾク感で、ガタガタと脚が震え、倒れそうになって思わず近くの家具にもたれかかってしまう。 「ほら、効いたね。」 「それと…これも処方しておこっか。」 女はコートから取り出した何か…液体の入った筒状のモノを握りしめ、その先端をブスっとブレイブの首に押し当てた。 ブレイブ「くぁっ!?」 「コチョコチョゲキ弱薬…注入…」 女が耳元で囁きながら親指で筒状の装置を押し込み、薬液をブレイブに注入していく。 抵抗したくても指圧のせいでまともに体が動かず、ブレイブはなすすべなくそのヤバそうな薬液を体に入れられてしまう。 「はいっ完了。」 薬を入れ終えると、女は突き放すようにブレイブを床に張り倒す。ブレイブはべたっと床に手をつき、ハァハァと息を切らしながらギロっと女を睨む。 ブレイブ「げほっ…!!貴様は…何者だ…!!?」 「私はアイ。アイ・ディリス。お前を連行しにきた。」 「祖国がお前を呼んでる。」 アイと名乗る女は質問に答える間に、自分の爪を光に照らしながらチェックしていた。 ブレイブ「シンダの刺客か…!」 「何が祖国…あんな国…!!」 アイ「祖国に帰る気がないなら…無理やり連れて帰るよ。」 「いっておくけど、大人しく従う方が良いよ?」 ブレイブ「ふざけるな…誰がお前なんか…!」 アイ「だろうね。」 ブレイブ「俺はブレイブだ…!お前も…シンダも…全て壊し尽くすために生まれた…!!」 アイ「それはご苦労様って感じ。」 「でも…さすがにやりすぎたね。」 アイが指を鳴らす。すると、どこからともなくぶっといケーブルのようなものが伸びてきて、ブレイブの四肢に巻きつき、彼を大の字に拘束した。 ブレイブ「ぐぅぅぅっっ!!!」 壁をも破壊する脅威のパワーで引きちぎろうとするが、その力の全てがケーブルに吸い取られてしまう。 アイ「ほら、暴れんな。」 アイは必死に頑張っているブレイブに跨り、器用な指先でチロチロコチョコチョッと乳首を弾くようにくすぐる。 ブレイブ「ふがっ!?あっ!!ちょっっ!!?」 ブレイブはギョッとした顔をして、一気に力が抜け、彼の体はビーンと完全に大の字に引き伸ばされてしまった。 ブレイブ「な…なんで…!?」 ブレイブは驚愕していた。自分はもとよりくすぐりに強い。だからこそブレイブ細胞に適合者として選ばれた。なのに、なのに今…軽く乳首を弾かれただけで力が抜け切るほどのくすぐったさを感じていた。 ブレイブ「さっきの…薬…」 アイ「ご名答。」 「これであんたはもう単なるこちょばかりさんか…それ以上の存在になった。」 「おしゃべりはこの辺にして…」 「良い子になるまで"色々"…やらせてもらうよ。」 ブレイブ「……!!!」 くすぐりは効かない。それがブレイブの強みの一つだったのに、それが奪われた。消された。 そんな状態で大の字に縛り付けられ、コチョコチョを生業にしているのであろうこの女にくすぐられるなんて…考えるだけでもゾッとする。 アイ「大丈夫…生捕だから…ここでくすぐり殺しにしたりはしない。」 「ただ…半殺しにはするけどね。」 アイが見せつけるように指をワキワキ…ワキワキと蠢かす。そして各指をバラバラに動かし触手のようにうねらせる。 街明かりの照明に照らされて妖しく光る爪、なめらかな指先はしっかりとブレイブの引き締まった上半身に狙いを定めていた。 ブレイブ「はぁ…!はぁ…!!はぁ…!!」 アイ「コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!!」 ブレイブ「うわぁぁぁぁぁぁああああああああひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃっっ!!?こっっ!!これはっっ!!っっひゃはははははははははははははははははははははははははははははははははははく、く、く、くすぐっだぁぁぁぁああああああああああはははははははははははははははははははははは!!!」 ブレイブが生まれて初めて感じたくすぐったさ…それは初めてには刺激が強すぎるものだった。 くすぐるためだけにケアをされているアイのすべすべの指はブレイブの腋の下に滑り込むや否や、その開きっぱの腋をコチョコチョと掻き回すようにくすぐる。基本的には柔らかい指の先でこちょぐっているが、時折、硬い爪で皮膚をコチョリと掻くことでブレイブを刺激に慣れさせない。 コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!! ブレイブ「うぎぃぃひひひひひひひはははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!うひひ!?うひひひひひひひひひひひははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!くすぐっっっだぃぃぃぃひひひひひはははははははははははははははははははは!!!」 耐えてやろうと思っていた自分が愚かだった…。くすぐりがまさかこれほどにまで強力だとは思っておらず、まして薬品によって敏感にされているためほんの少しだって口を閉じて我慢することもできない。 アイはコチョコチョコチョコチョと腋の下を満遍なく掃除するようにくすぐりまくり、早くも悶え死にそうになっているブレイブの顔を見て片眉を上げ、うんうんと頷いた。 アイ「ついでに質問をしようか。」 「私自身は興味ないけど…」 「…ブレイブ細胞っていうのは他にも複製してたりする?」 コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!! ブレイブ「っっははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!し、知るもんかっっ!!っだははははははははははははははははははははははははははははは!!腋っ!!腋から指を離せぇぇぇぇええええへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!!」 細胞の複製があると答えれば、奴らはそれを探すだろうし、無いと答えれば奴らはブレイブ細胞を恐ることがなくなる。つまり、今ブレイブにできるのは、この質問に答えないということだった。だが、この選択は非常に厳しく、アイの嗜虐心を刺激するだけだった。 アイ「答えない…か。」 アイはずるずるっと指を滑らすと、引き締まった脇腹でピタリと指を止める。 ブレイブ「はぁ!!はぁ!!はぁ!!」 「げほっ!!げほっ!!」 アイ「えーっと…」 それからその綺麗で長い親指で脇腹の表面をスリスリ撫で回す。その動きはまるで何かを探しているかのようだった。 ブレイブ「…!?」 アイ「ここっ!!」 アイが突如、脇腹の僅かなクボミに親指をキュッと押し込むようにねじ込んだ。 ブレイブ「ふぁっ!?!?!?」 その瞬間、脳をも揺るがすほどのくすぐったさがブレイブを襲い、一瞬だけブレイブは気を失い、くすぐったさの影響でまたすぐに覚醒した。 ブレイブ「これ……はっっ…!?」 アイ「脇腹の奥深くにある…人体の急所の一つ…"コチョコチョしないでのツボ"だよ。」 「私は今…そこを親指で捕まえてる。」 アイはニタリと笑ったまま、長い親指が付け根あたりまでねじ込まれている脇腹へ視線を落とした。 ブレイブは自分の脇腹に他人の指があんなに深くまで突っ込まれてることにゾッとし、それからすぐにゾクゾク感を覚え戦慄した。 ブレイブ「はぁはぁはぁはぁはぁ…!!!」 アイ「ちょっと指をこう…動かしたら…」 クニュッ ブレイブ「あぎぃぃぃぃぃぃっっ!!?」 「やっっ…やべろぉっっ!!!」 ほんの少し親指の先をクニュッと動かされただけでブレイブは絶叫し、ぷるぷると体が震えて目からはジワリと涙が溢れ出る。 アイ「やめてほしかったら…お喋りして?」 「ブレイブ細胞について。」 「もし言わないなら…あんたの脇腹を親指でこねくり回させてもらうからね。」 ブレイブ「……!!!」 「細胞にっっ!!ついてっっはっっ…!!」 「俺は…知らな──」 ブレイブが言い終わるよりも早く、アイが「はぁ」とため息をつき、ギュッと親指に僅かに力を込め、宣言通りに脇腹のこそばすぎるツボを指先でこねくり回し始めた。 クニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュッ!!! ブレイブ「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!!?かはっ!!ぐるじっっっっ!!!ぐるじぃぃっっ!!うぅぅぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」 脇腹のツボを親指でコネコネクニュクニュ弄りくりまわされた瞬間にブレイブはジュワァッと勢いよく涙を溢れ出させ、口を大きく大きく開けて腹の底から笑い声を搾り上げ、激しく暴れ散らした。 拘束されている中、可能な限り暴れまくるブレイブだが、アイの親指が脇腹から抜かれる事はなく、ねじ込まれたまま…指先だけを器用にクニュックニュッと動かして脅威的なくすぐったさをブレイブに送り込む。 アイ「話さないからこうなったんだよ。」 「自業自得だ。」 「ほら…」 クニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュ!!!! ブレイブ「んぎぃぃぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!!そのっっ!!その指をっっっ!!抜けぇぇぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへはははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 脇腹にねじ込まれた親指が暴力的に動き回るたびに、ブレイブは何か大事なものを破壊されているような気がしていた。尊厳とか、プライドとかそういうのだ。 アイはお構いなしに親指をコリコリ動かしてブレイブからさらなる笑い声を搾り取る。 コリコリコリコリコリコリコリコリコリコリコリコリコリコリコリコリ!! クニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュ!!!! ブレイブ「げへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!?うへへ!!うへへへへへへ!?うへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!ぐるっっじぃぃぃひひひひははははははははははははははははははははははは!!!」 親指の先っちょがくすぐったいポイントをコリコリ刺激するのがくすぐったいから、だから暴れる。そうすると体がズレてまたこそばいツボに指が擦れてくすぐったさが発生する…そんな最悪の循環の繰り返しだった。 アイ「話す好きになった?」 コリコリコリコリコリコリコリコリコリコリコリコリコリコリコリコリコリコリコリコリコリコリコリコリ!!! クニュ!!クニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュクニュ!!! ブレイブ「ぃぃぃぃひひひひひひひははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?話す!!!話すがらっっ!!話すがらコレやべでぐれぇぇ!!!っへへへへへへへはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!!」 神経を"バカ"にされてしまうようなそんな耐え難い責め苦にブレイブはその場しのぎで自白を選んだ。だが、当然…話す気はない。 アイは親指を抜き、ブレイブは地獄の脇腹責めから解放されてゼェゼェと今にも死にそうなくらいに息を切らしている。 ブレイブ「はぁ…はぁ…げほっ!!ゲホッ!!」 アイ「また私の指がコチョコチョしないうちに…話してもらえる?」 ブレイブ「はぁ…はぁ…ブレイブ細胞…その存在は…はぁ…はぁ…」 なんとか。なんとかこの目の前の処刑執行人を動かさないような答えはないものか…必死に頭を回転させるが上手い答えが見つからない。 アイ「まさか…自白する気がないのにあんなことを言った?」 「…だとしたらあんた…」 アイはカツカツと歩き、ブレイブの足元で立ち止まった。 アイ「…死ぬより辛いお仕置きが必要だね。」 ブレイブ「!!?」 「ま、待て!!思い出す…!!今思い出すから…!!!」 アイ「急がなくていいよ。お仕置き中に思い出せばいいんだから。」 アイはコートから取り出したボトルを手のひらの上でひっくり返し、オイルを垂らすとべちゃべちゃと音をさせて両手をオイルだらけにする。そしてそのオイルをブレイブの素足にも塗ったくった。 ブレイブ「ひぃぃぃぃぃぃぃ!!!?」 「や、やめっっ!!!!へへへへへ!!」 オイルを塗られているだけなのに既にもう耐えられないブレイブ。 アイ「お仕置きだからね…今までみたいに手加減はなしで…ホンキでいこうか。」 「"向こう"で逃げられないように素足で歩けなくしてあげる。」 アイはオイルでコーティングされ、ヌルヌルのヌメヌメに仕上がった自慢の指を妖しくクネクネとくねらせる。 ブレイブ「げほっっ!!!おぇっ!!」 「ほん…き…!?」 ブレイブは耳を疑った。ホンキ? 今からホンキということはこれまでが遊びだったと? だとしたらこれから足の裏に行われる責めは一体どんなレベルの… そこまで考えたところでブレイブの頭がパニックを引き起こしかけた。 ブレイブ「ま、待て…頼むから…!!!待ってくれ…!!話す…!!あとで話すから…!!頼むからこれ以上は…!!」 震えながらくすぐりお仕置きをやめるよう叫ぶブレイブをアイは首を横に振ることで突っぱねた。そして、アイはニタッと笑い、そのヌルヌルフィンガーを足の裏に這わせ、ゾリィッと爪でなぞりあげ、勢いよくガシガシコチョコチョと足の裏を殺し始めた。 ガシガシガシガシガシガシガシガシ!!! コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!! ブレイブ「ぅぅぅぅうわぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははソコはぁぁぁぁあああああああああああソコだけはぁぁぁぁあああああああああああああああああああ!!!!やばぁぁぁぁあああああははははははははははははははははははははははは!!!」 オイルまみれのブレイブの足の裏を襲うアイの本気のくすぐりは地獄のようなくすぐったさで、ブレイブは呼吸もまともにできないまま、白目を剥いて四肢を限界まで暴れさせた。 そのくすぐったさからしてもうとっくに気絶していてもおかしくないが、時折、アイが爪でガリっと足裏を強く引っ掻くことでブレイブを気絶させない工夫をしていた。 おかげでブレイブは意識を保ったまま、この地獄の足の裏コチョコチョ刑を味わい続けることになる。 アイ「嘘つきにはお仕置きを…足の裏コチョコチョのお仕置きを…ってね。」 ガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシ!! コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!! ブレイブ「くひぃぃぃぃぃぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひはははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!爪ぇ!!爪ぇぇ!!引っ掻くなぁぁぁああああああああああ死ぬぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!!」 爪を立ててガシガシと削ぐようにくすぐられるのも堪らない。恐ろしい刺激の連続に足の裏はビクッビクッと震え始め、くすぐったさからなんとか逃れようと足指を丸めようとしたりしている。 だが何をしようともアイの足の裏くすぐりから逃れられるわけもなく、足指を閉じればそのお仕置きにズボッと無理やり足指の間に指を突っ込まれ、そのままクチュクチュとこねくり回される。 クチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュ!! ガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシ!! コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!! ブレイブ「だぁぁぁぁあひゃぁぁぁぁああああああああああああああああははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!ギブっっ…!!!ギブぅぅぅぁぁぁああああああははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!ぁぁぁあああああああああああああああああ!!!」 アイ「ギブ?何を勘違いしてるのかな?」 「これはお仕置き…ゲームじゃないんだよ。」 「わかってないね。」 「…コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョー!!」 ブレイブ「ぶへぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへははははははははははははははははははははははははははははははははははは ははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!!もうやべでぐれぇぇぇぇぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへはははははははははははははははははははははははははは!!!」 ブレイブの足の裏が真っ赤に染まり、無数の爪の引っ掻きあとが刻まれ、ビクビクと震えが止まらなくなった頃…ブレイブはようやく気を失うことを許され、気絶した。 アイ「さぁ…祖国へ戻ろうか。」 「シンダを怒らせた事は…相当高くつくよ。」 「あんたが行き着くのは天国でも地獄でもない…シンダって名前の地獄より辛い場所。」 「…せいぜいがんばりな。」 アイはそう言って気絶しているブレイブに拘束用ベルトを巻きつけ、アイを迎えにきた飛行船に乗り込んだ。