第八拷問室 2: 佐藤 美澄の場合
Added 2022-08-11 14:45:53 +0000 UTC2. 佐藤 美澄の場合 (F/F) 美しいピンクグレージュの髪、白い肌、赤黒いリップを塗った唇、整った顔立ち。 それが、佐藤 美澄(サトウ ミスミ)のルックスだ。見るからにオシャレで、ハイブランド品ばかりを身につけていそうな上品さと、はじけた派手さを併せ持つ彼女は、拷問界のカリスマとまで言われた裏の世界では名の知れた拷問師だった。その美貌を活かしてターゲットを自ら罠にかけてとらえ、拷問し尽くしたり、ほんの短い時間でも確実に拷問を成功させるまさにスペシャリストだったのだ。 特異な拷問はくすぐり拷問、電気責め、快楽責め…など。彼女はありとあらゆる拷問方法を身につけていた。 だが、今彼女がこの第八拷問室にいる理由…それは、誰かを拷問するためではない。 佐藤 美澄 自身が拷問されるため、だ。 私は彼女に関する書類に目を通す。 佐藤 美澄(サトウ ミスミ) 27歳 172cm ・通称:拷問マスターの名の通り、これまで数えきれない程の相手を拷問にかけてきた。 ・海外組織との繋がりがある外部の団体に情報を流していたため逮捕。見返りに多額の謝礼金を受け取っていた模様。 ・定かではないが、佐藤はそもそも海外組織のスパイであった可能性が高いため、今回の拷問でその辺りの真相も吐かせる必要アリ。 まさか…拷問官が拷問されるのを見る日が来るとは夢にも思っていなかった。佐藤 美澄といえば、裏社会の実態を暴く実話系の暴露本によく名前が出ていた。彼女の名前が出るのは決まって拷問の話が出る時。 実際に佐藤の拷問を目にした者が記した本を読めば、佐藤 美澄の拷問の腕がいかに凄まじいかがよくわかる。 何を隠そう…私も過去には、取材の一環でこの佐藤 美澄の拷問を見たことがあった。その時の佐藤は電気責めと水責めを対象者に行なっており、形容し難いほどの残虐さを見せていた。 そんな女が今は…全裸にされて台の上に大の字で拘束されているのだから不思議なものだ。 佐藤を縛り付けるその拘束具はとても頑強なものだ。両手首と両足首の枷は台に金具で接着されており手と足を枷ごと浮かすということが不可能になっている。それから、何本ものレザー製のベルトで太ももと二の腕を台に押さえつけられておりこれにより手足のバタつきもできない。 さらに、ベルト型の拘束具で額と腰を押さえつけており、頭を上げたり振り回したり、腰を浮かせて跳ねさせたりという行動も取れないようになっている。 一言で言えば、佐藤は今、あらゆる行動が制限されている。 「佐藤。黙秘を続けているようだけど、それも今日までだよ。」 担当の拷問官の女が冷たくそう言い放つ。 美澄「私を拷問で吐かせられると思ってるの。」 佐藤 美澄はじっと天井の方を見て、拷問官の方を見ずにそう言った。 さすがは元プロの拷問官…こんな状況になっても焦りを見せていない。 美澄「はっきり言って…あんたの技術じゃ私は吐かない。あんたがいくら第八拷問室の拷問官でもね。」 「第八の拷問の恐ろしさは貴女がよくわかっているはず。だから、きっと…今もわかってるはず。私が貴女を拷問するわけじゃないってね。」 美澄の表情が僅かにピクッと動いた。どうやら図星だったようだ。 それから間髪入れずに、ガチャンっと鉄ドアが開いて、外から180cmくらいのスラリとした長身の女が部屋に入ってきた。いや、性格にはスーツ姿の女に引っ張られるようにして連れられてこられた。 その女を見た瞬間、私も佐藤 美澄も目を丸くした。 鎖付きの手錠をはめられたその長身の女は、拷問官などではない。この女は、れっきとした犯罪者だ。 34人をくすぐりによって破壊・及び殺害してきた凶悪くすぐり犯…花月 蘭(ハナヅキ ラン)。 彼女が事件を起こした現場は、拷問された女から漂う異臭に満ちており、拷問から運良く生還した者も女の手指を見るだけで発狂するほどの後遺症を負っている。 後から聞いた話だが、第八拷問室では花月のようなくすぐり拷問に長けた凶悪犯を拷問官として使うことがあるのだという。だがそれは、ほとんど拷問対象者に人権が残っていない場合にのみ駆り出されるとか。 「彼女について特に説明はいらないね?」 拷問官の女はそう言った。 「…拷問官さん…私をここに駆り出したってことは、コイツの身の安全は保証しなくていいってことだよね。」 花月が口を開いた。手錠をはめられているその手首から下に揃う指はピアニストや手タレ顔負けなくらい細長く、まるで触手みたいだ。 「その通りだよ花月。好きにやっていい。」 花月「なら良かった。」 「私…加減ができないからさ。」 花月は笑みを浮かべた。ハッタリじゃない…この女は本気でそれを言っていた。 それから、拷問官の女が鍵を使って花月の手錠を解除。花月のあのすらりとした大きな手が解放された。 花月「さて、佐藤 美澄さん。話すことあったら今のうちに話してくれると助かる。」 「さっきも言ったけど、私…手加減できないタチだから。」 その大きな手に揃う細長い触手のような指を宙でウネウネッウネウネッと準備運動のように動かす花月。 美澄「話すこと?そうだね…」 「頭の使わない馬鹿の拷問に屈する拷問官はいない…とでも言っておこうかな。」 美澄はニヤリと笑う。 花月「……」 美澄の煽りに対しても花月は反応を見せず、自分を連れてきたスーツ姿の女からバッグを受け取り、中をゴソゴソ漁っていた。 「これより、佐藤 美澄への拷問を開始する。 担当拷問官は花月 蘭 一級殺人犯。」 拷問官の女の宣言により、ついに佐藤 美澄への拷問が開始される。 もし仮に、私が佐藤の立場ならきっと恐怖で震えているに違いない。なんせ、相手は平気で人をくすぐり殺す女だ。それなのに、佐藤は平気な顔をしている。佐藤 美澄…裏社会で生きてきた彼女もまた頭のネジがぶっ飛んでるタイプなのかもしれない。 花月「拷問に大事なのは…勢いだ。」 花月はバックから取り出した"スプレー缶"をその大きな手で掴み、かつかつと美澄の方へ近づいてくる。酸素マスクのようなカップがついたその不思議なスプレー缶には"致死狂笑性ガス"と書かれている。 美澄が警戒するようにギリっと花月の方を睨んでいると、花月は缶に取り付けられている酸素マスクでガパッと無理やり美澄の鼻と口を覆った。 美澄「!?」 花月「はーい…吸って…」 ギョッとしている美澄をよそに、花月は冷静にそう言って片方の手で美澄の頭を押さえつけてから缶のボタンを押す。すると、プシューーーッと勢いよくピンク色のガスが噴射され、マスク内はあっという間に曇った。 美澄「うぇほっ!!?げほっ!!けほっ!!!」 ガスはマスクの隙間からも漏れるほど大量に噴射される。マスクで鼻と口を覆われてアレを吸い込むなというのは無理がある。 どう見たって既に噴射しすぎなのに、花月は美澄の頭を大きな手でしっかり固定しながらガスを噴射し、吸わせ続ける。 プシューーーッ!!! 美澄「あぐっ!!?あっ!!あっ!!あっ!!けほっっ!!!けほっ!!」 ビクビクと筋肉を震わせる美澄。徹底的に拘束されている状況で、それは彼女が唯一許された抵抗だった。 一体これはなんのためのガスなのか? 私がそう疑問に思っていると、すぐにその答えが出た。 美澄「げほっ!!けほっ!!はっ!?はっ!?はははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははっっ!!?」 なんとまだくすぐられてもいないのに佐藤 美澄が笑い出したのだ。それも、ただ笑ってるのではなく、苦しそうに笑っている。 プシューーーッ!!プシューーーッ!! 美澄「げほっ!!けほっ!!うぇっ!!っっへへへへへへへへへへへ!!っはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!このっ!!こんなっっ!!っっはははははは!!」 花月「はいはいあと半分だから頑張りな。」 呼吸もままならないほど苦しそうに笑い声を上げ、ゲホゲホと咳き込んでいる美澄に、花月が奇妙なくらい優しい口調で語りかける。 あれは一体なんなの? 私が目を丸くして美澄の方を見ていると、私が不思議そうにしているのが分かったのか、拷問官の女が近くにやってきてこう言った。 「あれは、くすぐり拷問専用のガス…ラフィクス。アレを吸わされた者は体をコチョコチョ内側からくすぐられたような感覚が走り笑い出す。そしてその果てに…全身の神経が致命的なレベルにまで敏感になってしまう。」 「通常は一人の人間に対して一噴霧が規定量だけど、花月は恐らく…致死量…一缶まるまる使うつもりね。」 「そ、そんなことしたら…どうなるんですか…」 「その時点で既にとてつもない後遺症が残る。そよ風が吹いただけで悶えるくらいの後遺症がね。」 「そしておそらく…この拷問はもうすぐ終わる。」 「え?」 「佐藤 美澄はもう負ける。だから拷問は終わる。でも、ここは第八拷問室…拷問は終わってもその先がある。」 拷問官の女はニヤッと笑った。でも、隣の私は凍りついていた。 プシューーーッ!!!シュッ!!シュッ!!シュ〜〜… ついに缶が空になり、花月はポイッと空になった缶を放り捨てる。 美澄「ぷはっ!!はっ!!はっ!!はっ!!はっっ!!!!」 美澄の様子がおかしい。さっきまでの余裕が消えてなくなっていた。彼女は既に身体になんらかの異変を感じているのだろう…身体が小刻みに震えている。 そんな中、恐怖している美澄の頭を掴み、花月が美澄の息にフーッと息を吹きかけ、"耳フー"をした。 美澄「ぁぁぁぁぁあああああああああああああああんっっ!!?」 美澄の情けない声が部屋に響き渡った。ギチッと拘束具の音がして、彼女の飛び切りの反応が拘束具によって抑えられたのが分かった。 美澄「はぁ!はぁ…!!はぁ!!!はぁ!!!」 花月「このまま送風機を持ってきてやろうか。ガスの効果が本格的に出始めたら…強風を浴びせるだけで狂い死ぬだろうね。」 「それとも…私の殺人指で体中をこそばし回してやろうか。」 花月は冷たい表情を浮かべ、冷たい声色でそう言って指をワキワキと蠢かして見せる。折り曲げられては伸ばされ、折り曲げられては伸ばされ…を繰り返すその細長い指はやはり骨がないのではないかと思うくらい柔らかく、触手みたいに見えた。 美澄「あぁっ!!ぐぅっ!!!このっっ…!!外道っっ…!!」 花月「なんだって?」 花月は目をカッと開き、人差し指の爪で美澄の腋の下をゾリッと引っ掻き上げた。 その時だ、私が耳を塞いでしまうほどの絶叫が響き渡ったのは。 私はそれが最初、人の声には思えなかった。 金属と金属が擦れ合うような音。拘束具に不具合が出てそんな音が出たのかと思った。 でも、それは人の叫び声だった。間違いなく…佐藤 美澄のものだった。 美澄は"しまった"というふうな顔をした。 そしてそれからすぐだ…花月がその恐ろしいくらいに長い指を腋の下で動かし始めたのは。 コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!! 美澄「ハッッ!!!?」 「はっっひゃははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははっ!!!?…あっ!?」 美澄の笑いは途中で止まった。 私は不思議に思ったがすぐにその原因がわかった。 花月はまだ、くすぐっていなかったのだ。 彼女はそのウネウネの指を腋の下にギリギリ触れないくらいのところでコチョコチョ動かしているだけだった。 これは、"エアくすぐり"というらしい。 相当なくすぐりテクニックを持つ者が使える技で、実際にはくすぐっていないのに、コチョコチョ動く指の動きを相手に見せつけるだけで笑わせ、悶えさせることができる。 美澄はまた"しまった"といった顔をした後、今度はギッと花月を睨みつけた。 すると、花月がニィッとサディスティックに笑って今度こそ、その指先が腋に突き立て、皮膚を掻き回すようにこしょばし始めた。 コチョッ!! ゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョ!!! 美澄「イッ!!?どわぁぁぁっっ!!!?っっははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!ぐっ!?いきなりぃっ!!あひひひひひひははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!んはっ!!!っっはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 美澄のすべすべした腋の下を這い回る花月の虫みたいな長い指。その指先と爪の先が腋の下の皮膚を掻けば、美澄には猛烈なくすぐったさが襲いかかり、彼女は顔をぐしゃっと崩して腹の底から笑い声を搾り上げる。 よっぽどくすぐったくて苦しいのだろう…美澄は下顎をガチガチ震わせながら目をひん剥いて恐ろしい表情を剥き出しにしながら悶えている。 花月「これじゃあ先が思いやられる。」 「こんなの…"愛撫"なのにさ。」 花月のその発言は決して単なる煽りではなかった。よく見てみれば、腋をコチョコチョ這う花月の長い指はそこまで素早く動いてはいなかったのだ。 ただ、指の細長さと異様なまでに滑らかな動きのせいで素早く動いているように見えていた。 いや、実際…素早く動いてはいたのだ。ただそれは花月の全力ではないようだった。 コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!! 美澄「だっっひゃはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!あんなガスッッ!!!使うなんてぇっ!!っひゃぁぁああああああはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!ははははははははははははははははははははははははははははははは!!ぁぁあああああはははははははははははははははははははははははははは!!げほっ!!っっははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 どうやら美澄は、自分が花月のお遊びで笑い悶えているのはあのガスのせいだと言いたいらしい。 だが、花月は首を横に振る。 花月「拷問なんて…好き放題やった方が勝つ。」 「生憎、まだガスの効果は出てない。お前が笑ってるのは私の指技のせいだよ。」 「でも、そろそろガスの効果が出てくるんじゃないかな?」 花月はそう言ってチラリと拷問官の女の方を見た。そのアイコンタクトは確認だった。 例のガスの効果が出始めるから、これ以上くすぐればこの美澄が自白どころではなくなる。 そのため、花月は拷問官の方を見たのだ。 最初、花月は加減ができないとか言っていたが…なんだできるじゃないか…とその時の私はそう思っていた。 でも結果的にそれは間違いだった。 「佐藤 美澄。貴女が情報を流した組織はもう割れてる。でも一つ…分かっていないのは貴女が直接情報を渡した中国人の女の行方。」 「彼女の居場所は?」 美澄「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…!!!」 「…アイツの居場所なんて…私は知らない…」 「本当かな。随分親しかったようだけど。」 「他の関係者を拷問した際に出た話では…貴女こそがあの中国女の居場所を暴く鍵になるとか。」 美澄「……」 「そんなの…デタラメ…」 「そう。デタラメじゃないといいけどね。」 「それが本当なら…救われるのは貴女なのだから。」 拷問官の女がチラッと花月の方を見た。 花月がパンッと両手を合わせてニヤッと笑いながら宙で指をコチョコチョコチョコチョと動かし始める。やはり何度見ても指の柔らかさが奇妙だった。 そしてその時、美澄の体…その前身から奇妙な水滴が噴き出していた。それは無論、汗なのであるが…その量が異常だ。 彼女の身体と精神に明らかな異常が発生していた。 花月「ここからだよ。記者さん。」 「せいぜい…目背けないようにね。」 花月が私の方を見てはっきりそう言った。 そして、あの触手のような悍ましい指をこれまでにないくらいのスピードで蠢かしながら…美澄の上半身へ近づけていく。 私は思った。そうか…今から始まるのか…拷問は…生き地獄は…。 来る恐ろしい刺激に怯え、美澄はギュッと目を閉じた。 そして、花月の殺人指が美澄のお腹に着地し、爪を使って思い切り腹部をこしょばし出した。 ゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショ!!!! 美澄「はっっ!!!?あっっ!!!?ぐぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!?くそっ!!くそっ!!!くそっっ!!!!っっはははははははははははははははははははははははははははははははは!!!話すっっ!!話すっっ!!!話すがらぁぁぁあああああああああああああああああああああああああはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 驚くほどの早さで美澄は自白を選んだ。 確かに、花月の指さばきはさっきのものとは比にならないほど凄まじいスピードであり、さらにかなり的確にくすぐったいポイントを刺激していた。それに加えてガスの効果もあるのだろう…彼女の心は早くもへし折れたようだ。 自白を選んだ美澄。だが、花月の指は止まらないし、拷問官の女も止めようとしない。 花月は引き締まったお腹を削ぐような勢いでくすぐるために手入れしているのであろうツルツルの爪を使ってこちょぐりまくる。 ゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョ!!!! 美澄「喋るっっ!!!喋るっってぇぇ!!!だっっっははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!止めっっ!!!!けほっっ!!?とっっっ!!っっへへへへへへへへへへへへははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!んぁぁぁあああああああああああああははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!しゃびぇっ!!っへへへへへへへへへへへへへへははははははははははははははははははは!!!」 花月の殺人指はコチョコチョコチョコチョと美澄の上半身の至る所─首や腋の下やオッパイ…それから腋のライン─を這い回り、その頃にはもう美澄はまともな言葉を発することができなくなっていた。 美澄は拘束具をやかましく鳴らし、言葉にさえなっていない悲痛な叫びを上げている。 花月「よく聞こえないってよ。」 ゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョ!! ゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショ!!! 美澄「んぁっ!!!らんでぇっ!?っっへへへへへへへへへへへへへへへははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!!おぇっ!!っっへへへへへへへへへへへはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!はなしゅっ!!!はなっっ!!!っっふふぅぅぅ!!っふふふははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!」 それにしたって凄いのは花月の指さばきだ。 コチョコチョ動くその指は残像が残るほど速く、複数箇所を同時にくすぐっているかのように見える。実際、美澄もこしょばい箇所を同時に責められているかのような刺激に襲われているに違いない。 さらに、花月は美澄が白目を剥いて気絶しそうになるとすさかず"耳フー"を挟んで無理やり覚醒させていた。耳フーされるたびに美澄がぶるっと震え上がって怯えている様は、見ていてなんとも惨めな気持ちになった。 気絶さえ許さないとはやはり第八拷問室の拷問は恐ろしいものだ。 花月「コォチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョー!!」 花月はけったいなコチョコチョボイスと共に、恐ろしいほどのスピードで美澄の腋の下やらオッパイやらお腹やら脇腹やらをこそばしまくる。 美澄「んぎゃっっはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!はりゃすっ!!!はりゃすっれいっれんろにぃぃぃ!!っっひひひひははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!はははははははははははははははははは!!?ははっ!?あっははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!げほっ!!っっはははははははははははははははははははははははははははらははははははははははははははははははははははは!!!」 口角は上がっていてどう見たって笑ってるのに、目だけは笑っていない。美澄の目だけは絶望に染まっている。 一人の人間がこんなにも苦しんでいるのに、花月はまだコチョコチョを止めない。その指先で味わうように…腋のラインを爪で素早くなぞり上げたり、オッパイに爪を立ててワシャワシャくすぐったり、腋の下に指をコチョコチョ這い回らせたりしながら徹底的に美澄を壊していく。 花月「きっちり日本語で話しなよ。」 「ほら…」 花月はその大きな手と長い指で美澄の首を包み込んだ。直後、美澄の顔が引き攣る。 花月の指先と冷たい爪の先が敏感な首や耳に触れているだけでくすぐったくて仕方がないのだろう。 そして無慈悲にも花月の長い指は美澄の首と耳をこしょぐり出した。 コショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショ!!! 美澄「あぎぃっ!?ぃっひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひっ!?うひっ!!!!っっひひひひひひひひひひははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!ちょっ!!?あっ!!?やっっ!!!?ぁっっっははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!ぎゃひひひひひひひひひひひひ!!!」 美澄の目からはドバドバと涙が溢れ出し、顔の筋肉は緩みきってフニャフニャのぐちゃぐちゃ。理性が溶けてしまったかのようにあられもな顔で美澄は笑い悶えている。 何度も首を動かそうとしても、花月の長い指からは逃げられない。コショコショコショコショと指先と爪をうまく使って敏感な首を包み込むようにくすぐり回し、時折、耳を爪でカリカリやって刺激を与えたりもしていた。 カリカリ!!カリカリ!! コショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショ!!! 美澄「ぎぃあっっ!!!あっ!!!あっはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!はらすっっ!!!はらすがらぁっ!!!ねぇっ!!!ぅっへへへへへへへへへへへへへへへへへははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!あっ!!あっ!!!あっっ!!!!っっははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!首はやべでっ!!っっへへへへへへへへ!!」 首をすぼめたりして抵抗している美澄だが、どれだけ頑張っても花月の細長くて触手みたいな指はするりと隙間に入り込んできて首をコチョコチョくすぐりまくってくる。撫でるように掻き回すように動きまわるその指によるくすぐりは、涙や涎をダラダラ垂れ流してしまうほど強制的に美澄を脱力させていく。 美澄「ほはははははははははははははははははははははははははははははははははっっ!?はっ!!はっ!!!はっ!!!ははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!ぐふっ!!っっははははははははははははははははははははははは!!はっ!!はっ!!?」 目の焦点は定まっておらず、寄り目になっていわゆる"アヘ顔"となり"淫ら"そのものを顔に貼り付けていた美澄がついにプツンと糸が切れたように気を失った。 あれだけ執拗に首を集中的にくすぐられ、しかも強制覚醒用の耳フーがなかったのだ…気絶するのは当然だった。 美澄の口からは唾液が溢れ出し、多量のそれはダクダクと唇のあたりで泡になっている。 これじゃあ情報が聞き出せないんじゃ? 私がそう思っていると、花月はカツカツと美澄の足元へ移動した。色白の美澄の美しく妖艶な足裏へ移動した花月は、そこにオイルをベシャっとぶちまけるように塗ったくった。 あっという間にヌルヌルのテカテカになる美澄の足裏。花月は自分の手にもオイルを塗り込み、それから人差し指の爪で足の裏を引っ掻いた。 ガリィッッ 美澄がカッと目を開き、絶叫した。断末魔の如きその絶叫は私の耳を通り越して心臓にまで響いた。 美澄「はぁ!!はぁ!!!はぁ!!!!」 美澄はまだ状況を理解していないようだった。 でも、自分の足元に花月が立っているのを見て青ざめていた。 花月 蘭。彼女は"足裏殺しの花月"という異名を持つほど足の裏をくすぐることを得意としているようで、運良く彼女のくすぐり拷問から生還した人間であっても、二度と素足で歩けないほどの後遺症を負わされているのだという。 美澄「はぁ…はぁ…!!!」 「はなし…ましゅから…れんふ…れんぶはなしますゅからぁ…」 私は唾を飲んだ。 少し前のあの強気だった佐藤 美澄と、目の前にいる呂律の回っていない佐藤 美澄が同一人物には思えないのだ。その心の折れ方だけでなく、乱れた髪にやつれた顔、そしてめちゃくちゃに掻き乱された全身の皮膚はもう当初とは別人のものだ。 まだ何もされていないのに、さっきまでのくすぐり地獄が皮膚や神経に刻み込まれているのだろう…身体は小刻みに震えており、その目にはもう闘志のかけらもない。今の彼女の状態を一言で表すなら"瀕死"。それしか言いようがなかった。 「それでは、中国女の居場所を教えて。」 美澄は全て話した。聞かれていることから、聞かれていないことまでペラペラと。中国人の女は日本にいること。その滞在場所まで事細かに話した。 呂律が回っていなくて、ところどころ聞き取りづらい箇所もあったがその際は花月がエアくすぐりで脅して無理やりハッキリ話し直させたりしていた。 拷問は終わる。普通ならそう思うだろう。 でも、ここでは違う。第八拷問室では。 全てを話し終えた美澄が脱力したように顎を引いてハァハァと息を整えていた時、花月がその触手みたいな長い指を美澄の足指に絡み付かせてギュッと締め付けた。その瞬間、美澄はハッとして顔を上げる。 美澄「へぇっ…!?」 なんとも間の抜けた声だった。おまけに顔は親に叱られる前の子供みたいにみっともない。 「拷問はここまでだよ。ただし、くすぐり拷問の耐久実験を君を対象に行うようにと指令が出た。」 美澄「ふぇっ!?ふぇっ!?」 「極限までくすぐられた人間がさらにくすぐられ続けるとどの時点で人間ではなくなるのか、その実験だよ。」 美澄「しょんなこと試しゃなくてもぉ分かるからぁ…!!」 「もうダメだって…わかるからぁ!!」 「上からの命令だよ。せいぜい…今後のこの第八拷問室の発展の礎になって。」 「全てが終わったら…また見にくるよ。まぁその時はもう…貴女は自分が佐藤 美澄であることも、私のことも分からないくらい壊れているだろうけどね。」 拷問官の女はそう言ってノートを持って鉄ドアを開けて部屋から出た。残されたのは私と、それからスーツの女だけ。 花月「記者さん。」 花月が私に話しかけてきた。私がキョドキョドしていると、花月は美澄の足指に自分の指を絡ませたままこう言った。 花月「出なくていいの?」 「今から始まるヤツ…けっこうエグいけど。」 「前に取材に来た人がトラウマになっちゃってさ…今も病院通いだって聞いたから一応聞いてみたけど。」 「私…優しいっしょ?」 そう言って花月が笑うと、私はなぜか安心した。いやいや、この女はとんでもない殺人犯なのだ。気を許してはいけない、と私はすぐに我に帰る。 「大丈夫…。取材のためなので。」 私がそう返事をすると、花月はニッと笑って頷く。そして、美澄のヌルヌルの足の裏に自分の殺人指を近づけていく。 美澄「まっれぇ!!まっれよぉ!!」 「しんじゃう…しんじゃぅ…しぬ…死ぬ…」 もはや叫ぶ体力すら残っていないのか、美澄はフニャフニャとした口調で絶望を口にする。 そんな彼女にさらに追い打ちをかけるように、スーツ姿の女が美澄の頭をグッと無理やり押さえつけた。これで彼女は頭を振って暴れることもできなくなった。 花月「そんじゃあいくよ。」 「グッバイ…佐藤 美澄ちゃん。」 花月の指先が…爪の先が足の裏に突き立てられ、そして勢いよく暴れ始めた。 ガリガリッッ!!! コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!! 美澄「だぁぁぁぁぁっっ!!!!?」 「ぁっっっひゃははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!?うわぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!死ぬっっ!!!死ぬっっ!!アッ!!アッ!!あ"ぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」 足の裏を爪で削ぐようにくすぐられ始めたその瞬間、美澄はプシャッと失禁し、ガクガクと顎を震わせ白目を剥いた。だが、気絶が許されるわけもなく、土踏まずを爪でなぞり上げられるやいなや、美澄の目がまた元に戻った。 そして、再びくすぐりの地獄へと引き摺り込まれる。 私は、自分がやられている訳でもないのに美澄が足裏を徹底的にくすぐられているのを見て自分の足裏がむず痒くなるのを感じた。 花月はその触手みたいな指を凄まじい勢いで足の裏に這わせ、爪でなぞったり、足指の間に指をねじ込んだりして徹底的に足の裏を壊しにかかっていた。 その様子はまるで触手の化け物が足の裏という船を襲っているかのようで、捕食されている足の裏はなすすべなくくすぐったさの渦に飲み込まれるほかなかった。 ガリガリガリガリ!!! コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!!! 美澄「ぶひゃぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああはははははははははははははははははは!!!らしゅけれぇっ!!!らしゅけれっっ!!!ほふふひへふぅぅぅ!!!っっふふふはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!はぎゃぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」 さすがは"足裏殺し"。花月はその触手みたいな指を活用して普通ならできないくすぐりを行っていた。まず、その細長さを利用して足の裏の様々な箇所を同時にくすぐる。それから、その柔らかさを活かして狭い足指の間に指を侵入させてこね回すようにくすぐる。どれも致死レベルのくすぐったさだ。 花月の指は触手なみに柔らかいが、触手にはない"爪"という武器が備わっているのがタチが悪い。あの爪が鋭いくすぐったさを与えるアクセントとなっており、どれだけくすぐっても対象をくすぐったさに慣れさせないのだろう。 花月「爪スクラッチぃ〜」 花月が四本の指の先を揃え、爪をブラシがわりにして足の裏を擦り始めた。ガシガシガシガシと音を立てて皮膚を削るその爪の先は、痛みなど一切与えず、皮膚の奥にある神経に殺人レベルのくすぐったさのみを与えていた。 美澄「ぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!がっ!!!がっっ!!!!!っっははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!ばへへへへへへへ!!?へへへへへへへへははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 花月の触手指に貪られていく美澄の足裏は、赤く赤く紅潮していた。あまりに赤く染まっているその足裏は、例えば私みたいな素人が指でなぞっても絶叫してくれそうなくらい敏感そうだった。 そんなギンギンの足の裏をくすぐり殺人のプロの指と爪が這い回っているのだ…正気でいられるはずがない。 ガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシ!!!! 美澄「ぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!やへへ!!!もぅっっ!!!やへぇぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 美澄は口の周りをヨダレでベトベトに汚しながら、舌をだらんと垂らして笑い狂っていた。 目元さえも時折痙攣させたりしている美澄の様子は誰がどう見たって死にかけそのものだ。 それなのに、花月はまだやめない。やめるどころか…これまで抑えつけ役だったもう片方の手の指をくすぐりに導入した。 既に限界を迎えている真っ赤な足の裏に十本の殺人指が包み込むように襲い掛かった。 嫌だ嫌だ。そう言っているかのように美澄の足の裏はくすぐりを拒絶していた。 だが、恐ろしく長くて器用な十本の殺人指はそんな足の裏を包み込み、飲み込んで、その指先と爪の餌食にした。 コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ…ガシガシガシガシガシガシ…色んな音が部屋に響き渡り、美澄の絶叫もとてつもないほど響いた。この叫びが部屋から漏れていないわけがない。私はそう思った。 美澄が叫び、暴れるたびに私の胸がズキズキ痛んだ。 くすぐられすぎて熱気を放っている足の裏にさ相変わらず花月の指と爪が這い回っており、執拗に執拗にくすぐり回している。その爪は神経をじかにくすぐり、その指先は魂にそのくすぐったさを刻み込む。 私は生まれて初めて、足の裏が大粒の汗をかいているのをみた。これほどにまで汗が分泌されることは恐らくは異常なことだ。 でも、花月にとっては関係ない。奴は汗のベタつきを消すためにオイルを追加してさらにくすぐりを続けた。 美澄は叫ぶ。多分、何回かは私に助けを求めてきた記憶がある。でも私は凍りついたようにその場に立っていた。無論、助けるつもりはなかったが…せめて何かこう…できることがないかくらいは考えるべきだったかもしれない。 この時の私は、佐藤 美澄が犯罪者であることも忘れていた。 汗とオイルを飛び散らせ、何度も失禁を繰り返し、笑い悶え続ける美澄。ついに私は、途中で部屋を出てしまった。 部屋の外はまるで別世界だった。ドア一枚隔ているだけで、美澄の絶叫は少しも聞こえない。 数分後。私は部屋に戻った。部屋は妙な熱気に包まれ、美澄の汗と尿の匂いが充満していた。 部屋には、両方の足の裏を真っ赤に染めてビクビクと痙攣している佐藤 美澄がいた。一体、どれだけくすぐられたらこうなるのか…足の裏の赤みがかり方は普通ではなく、足指が一本一本ビクビクと痙攣していた。 拷問官の付き添いアリの状態で私はしばらくこの美澄の様子を見ていた。それから、奇妙な笑みを顔に貼り付けて気絶している美澄の顔を覗き込むと、私は絶句した。 美澄は気絶していなかったのだ。彼女は白目を剥き、口を開いたまま小声で笑っていた。 笑わされている時と同じように苦しみの笑いを発していた。 廃人化。 私の脳裏に浮かんだのはそんな文字だ。 その後、私は拷問室をあとにした。