コチョバシ族の棲む森 3: 狂気の腋壊し
Added 2022-08-17 12:45:25 +0000 UTC3. 狂気の腋壊し (F/M, FFFFFFFFFFFF/M) (1) ウレンが襖の奥に引き摺り込まれた恐怖から家を飛び出したエイチは、どたどたと今にももつれそうな足取りで集合場所に戻った。 エイチ「ソウ!!おい!!ソウー!!」 「やばいんだっ!ウレンがっ…!!手に…手に連れて行かれたっ!!」 呼吸を乱し、パニックに陥りながらエイチが叫ぶもそこにソウはいないし、返事もない。 当然といえば当然だ。集合時間まではまだ時間があるのだから。 エイチはハァハァと呼吸を整えてからソウが進んだであろう村のはずれの方へ歩き出す。 しばらく歩くと、オンボロの小屋にたどりついた。なんだ、随分ぼろっちい小屋だな。と、エイチが特に気にも留めずに奥へ進もうとした時、コツン、と足に何かが当たった。 エイチ「なんだ?」 足元を見てみるが暗くてよく見えない。恐る恐るソレを拾い上げてみてエイチは絶句した。 エイチ「嘘だろ…」 エイチが拾い上げたもの…それは、ソウが持っていたはずのカメラだったのだ。 「コーチョコチョ…お指の先でコーチョコチョ…お爪の先でカーリカリ…」 どこからか女の歌声が聞こえてくる。 「「コーチョコチョ…コーチョコチョ…お指の腹でモーニュモニュ。コーチョコチョ…コーチョコチョ…」」 歌声はどんどん近づいてくる。歌っている声もどんどん増えてくる。 どこかへ逃げないと!でも、どこに?パニックに陥っているエイチは体が固まり、動けない。 エイチ「ひっっ!?」 エイチは思わず声が出た。 目の前の暗闇から、数十名人の人間…女たちが姿を現したのだ。 女たちは皆、不気味なお面をつけており、その両手を奇妙にワキワキ…ワキワキと蠢かしている。 エイチ「なっ…」 うまく言葉が出てこない。不気味な手の動き…あの意味不明な歌からして、この不気味な民族のような女たちこそ…"コチョバシ族"なのだろう…そう考えたエイチの身体に悪寒が走った。 くすぐりが大の苦手である自分がこいつらに捕まったら終わりだ。 捕まったら…相当まずいことになる。 エイチは恐怖心を抱きながらも、仲間のために拳を握りしめ、お面をつけたコチョバシ族の女たちに立ち向かった。最前線にいた女を殴りつけ、蹴り飛ばし、そのそばにいた女を突き飛ばす。 エイチ「はぁ!はぁ!!どうなってる!?」 女たちを蹴っても殴っても、暗闇の中から次々にお面をつけた女たちが新しく姿を現してくる。 エイチ「く、くそ!!」 気づけば女たちは30名ほどの人数になっており、エイチは四方八方から伸びてくる腕に掴まれ、身動きを封じられてしまった。 エイチ「んぐっ!!?」 口を抑えられるエイチ。 だがこの時のエイチは、口を抑えられるよりもずっと恐れていたことがあった。 コチョッ。 エイチ「ん"っっ!!!?」 どこからか伸びてきた手に腋を軽くくすぐられ、エイチの背筋に嫌な冷たさが走った。 エイチ(まずぃっ…!!) そう思った頃にはもう遅い。三十人の手がビュンビュン伸びてきてエイチの腋、腹、脇腹をコチョコチョとこちょばし出した。 エイチ「んぉっ!!!?んぉぉぉぉほほほほほほほほほほほほほ!!!?ふるひぃ!!!ふるひぃぃぃぃ!!!ほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほははははは!!!?ほほ!!ほほほはははははははは!!!ほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほ!!!!」 口を抑えられた状態での弱点であるくすぐり責めを行われたエイチは次々に溜め込んでいた酸素を吐き出し、苦しそうにもがく。 力一杯暴れるが、いくら武闘派といえども三十人近くの女に抑えられてくすぐられている状態ではどうすることもできず、ただひたすら苦しむばかりだ。 やがて、エイチは気を失った。 (2) 暗闇には、松明に灯された炎がぼんやりと浮かんでいる。 エイチ「いッ!?」 エイチが身体を起こそうと動いた時、彼は身体の異変に気がついた。 エイチは竹でできた台の上に大の字に全裸で拘束されていたのだ。両手首、両足首には柔らかくも頑丈な縄が巻き付けられ、二の腕と太ももには革製のベルトが巻かれてガッチリとその動きを封じられている。 エイチ「なんなんだよ…これっ…」 動こうとしても動けない。動かせるのは頭とそして指先だけだ。 焦ったエイチがあたふたと当たりを見渡すと、暗闇の中でキラリと光る何かが目に入った。 それは松明の明かりを反射している固くてツルツルした"爪"だった。十の爪はゆっくりと暗闇の奥からエイチの方に近づいてくる。 「よくも…私たちの場所に土足で踏み込んだ上に…暴力を振ったね?」 そう言って現れたのは、黒髪ロングヘアの女。顔はお面で隠しているが目の部分から覗く目元からして美人顔なのは明らかだった。 エイチ「お、襲ってきたのはそっちだろ…」 「これは一体…」 エイチはぶらんと垂れ下がっている自分のオチンポに視線を向け、それから目の前にいる女を睨みつけた。 「そもそもなんでここに来たのかなぁ…」 女はエイチの引き締まった胸を爪でサワサワ撫で回した。そいつの手は分厚く大きく、そして指は細長い…おまけに爪はネイルか何かでコーティングされているのか厚みが出ておりそれが非常にくすぐったい。 エイチ「あひっ!?あひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひっっ!!!?」 爪で撫で回されているただそれだけでとてつもないくすぐったさがエイチを襲う。身体をガクガク震わせ、顎をカチカチ鳴らして今にもどうにかなってしまいそうだ。 「ここはね…部外者が入ってきていい場所じゃない。お兄さん…分かっててここに来たでしょ?」 エイチ「違うっ!!たまたま…ここに…」 エイチがそう言ったその時、突如女はエイチの腋の下にその大人びた指を滑り込ませ、爪を立ててワシワシコチョコチョと激しくくすぐった。 エイチ「ぎゃっっ!!!?あっ!!?っっはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!はひぃ!!?ひひひひひははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 そのくすぐりは非常に瞬発的なもので、一瞬であったがエイチはこれまで受けたことのない腋へのくすぐったさを受け、たまらず笑い出し、身を捩らす。その際、拘束のせいで身体が思うように動かせないことでくすぐったさを紛らすことができず、エイチは拘束された状態でこそばされることの恐ろしさを感じた。 「嘘ついたね?」 エイチ「はぁ!!はぁ!!はぁ!!」 「もうみんな知ってるんだよ…」 「みーんなみーんな…お兄さんたちの目的をね。」 エイチ「なに!?」 「お兄さんがスヤスヤ寝てる間に…仲間の二人はぜーんぶ話してくれたんだよ。」 「ほら…」 女がそう言うと、人差し指をピンと立てて後方を指さした。 すると、暗闇に包まれていた広報に炎が灯り、その全貌が明らかになった。 エイチ「嘘だろ…」 エイチは息を飲んだ。 そこに照らされていたのは、身体をIの字に引き伸ばされるように拘束された裸体の男。細身で、色白で中性的なルックスをしたその美男子は…よく見ればあのソウではないか。 だがその顔つきはもはや別人。引き攣った不気味な笑顔を顔に貼り付け、舌をだらんと垂らし目は白目を剥き、ヨダレは垂れっぱなし…そして頬は不自然なまでにコケていた。 なぜかヌラヌラと妖しくテカッているその色白の身体の表面には無数の"くすぐられ痕"がきざまれている。一体どれだけの手指から同時にくすぐられたと言うのか…。 エイチ「一体…なにが…ソウに…なにをした…」 「なにがって?私たちのこと…知ってるんなら分かるでしょ。」 「気が狂うまで…いや、狂って壊れるまで全身をくすぐり地獄の刑にかけてあげたんだ。」 「あのカッコいいお兄さん…色々話してくれたよ。」 「必死に叫んでたけど…あの人は神聖な祭壇に勝手に踏み込んでたから…"神のお仕置き"を執行して"笑い壊し"にした。」 エイチはこの女の言ってる事が理解できなかった。 だが、ソウは明らかに異常な状態になっている。ビクビクと痙攣しているだけでなく、むき出しのオチンポは異常なまでにぐったり萎れており、先っぽからはねっとりとした液体が滴っている。 エイチ「……そん…な…」 エイチはこの時、このコチョバシ族の女たちが使う"くすぐり"…それはどうやら…自分の想像を絶する恐怖の"暴力"であることがはっきりとわかった。 「"お前ら"さぁ…ここの様子を動画に収めようとしてたんだって?」 女の口調が突然、冷たいものに変わり、その大きな手をエイチの頬に添えた。ぴとっと添えられたその手は妙に肉厚でとてつもない力を秘めているように感じた。 エイチ「…それは…その…」 「そんな事が許されると思ってんの?」 女の手がするすると滑り落ち、エイチの腋の下に添えられる。その硬くて厚みのある爪が、ツルツルとした指先が腋の表面に触れただけで神経がジンジンとするほどの怖気を感じる。 エイチ「ひっ!!?あっっ…!!あっ…」 くすぐりが大の苦手なエイチにとって、この状況は地獄そのもの。くすぐることが好き…それによって性的興奮を覚えるこの女の手指に腋をくすぐられたらかなりまずい事になる。 「困った事にさぁ…あそこでぶら下がってる男の子がここで撮影した動画をもうアップロードしちゃってさぁ…」 「それを消すためのお兄さんたちのチャンネルのログイン情報…教えてもらえる?」 「あの子に聞こうと思ってたら壊れちゃったから。」 女はエイチの腋の下に爪を立て、エイチを脅したまま尋ねる。 エイチは必死に頭を回転させた。もし、ここでチャンネルのログイン情報を教えて動画を消されたら…自分達の受けた悲劇は誰にも知られなくなる。それだけは避けないといけない。 くすぐりだけはくすぐりだけは本当に受けたくない…でも、自分達の惨劇をもみ消されるよりはマシだ! エイチは心に決め、首を横に振った。 エイチ「悪いな…俺は知らないんだ…」 「チャンネルの管理は…してない…!」 ガリガリィッ!!! エイチ「ぎょぁぁぁあああああああああああああああああああああああああっっ!!!?」 はっきりとエイチが答えることを拒否した瞬間、腋の下に痺れるようなくすぐったさが走った。 「お兄さんが管理してるってそう言ってたけど?」 エイチ「!?」 「また…嘘ついたな?」 ガリガリ!!! エイチ「あぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひっっ!!!!!」 「決まりだね…お兄さん…」 女は爪で"軽く"腋を引っ掻きながら言う。 ガリガリ!!ガリガリィッ!!! エイチ「ひっ!!?あ"っっ!!!?ぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」 「コチョバシ族の罰…腋壊し…受けてもらおっか。」 エイチが青ざめたその瞬間、全ての指の先と爪の先が腋の下にソッと突き立てられる。 "腋壊し"とは…コチョバシ族の一員であるこの女…西日 小舞(ニシビ コマイ)が得意とするくすぐりの一つ。くすぐるためにケアされた厚い爪とツルツルの指先を駆使して腋の下をくすぐりまくる。 腋へくすぐったさをぶち込むあらゆる指技を使って腋の下の神経を"馬鹿"にしてしまう恐怖のくすぐり方法だ。かつて、コチョバシ族の集いに冷やかしにきた屈強な男がこの小舞の腋壊しにして精神を破壊されたほどこの腋壊しは禁断の技なのだ。 ゾリッゾリッ…とゆっくり動き始める小舞の爪と指。彼女の指先は熟知していた。腋の下のどこをどうくすぐれば相手を悶えさせる事ができるかを。より、苦しめられるかを。 エイチ「はぁ!!はぁ!!はぁ!!ひぃっ!!ひぃっ!!!」 「ほんとにっ!!本当に知らないんだって…!!」 腋の下へのこそばしを恐れているエイチがビクビクと震えながら叫ぶのを、小舞はニヤリと目を細め笑って見つめていた。 そして、小舞の恐ろしい指が腋の下に触れたまま関節をゆっくり折り曲げられる… ゾリィィィィィ… エイチ「っっっっっっっっっ!!!?」 腋の下…いや、その奥にある神経を直接指先でなぞり上げられたかのような刺激に、エイチは言葉も出せないままゾッとして身体をブワッと震わせていた。 そして次の瞬間、小舞の長くて艶やかな指が激しく腋を掻き回すようにコチョコチョと暴れ始めた。 ワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシ!!! コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!!! エイチ「ひっっ!!!?っっ!!?ぐぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?ちょっ!!?だめっっ!!降参っっっ!!降参んんんんんんんぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああひははははははははははははははははははは!!無理!!無理!!無理ぃぃぃぃぃ!!!っっひひひひひひははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 小舞の指と爪が腋で暴れはじめた瞬間、エイチの背筋に怖気が走った。それは、エイチの身体がSOSを求めている証拠だった。 だが、その危険信号はすぐに"くすぐったさ"という暴力的刺激によってかき消された。 普段はどこか勇ましいエイチの顔も一瞬にしてグシャッと崩れ、情けない笑い顔に変貌して腹の底から笑い声を上げて悶え始めた。 拘束具がなかったら今頃、台からぶっ飛んでいてもおかしくないくらいの悶えっぷりだ。 ワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシ!!! コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!! エイチ「はひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃっっ!!!?やびゃっっ!!!!!ぁぁぁああああああああああああああああああああああああああ!!!やばいやばいっっ!!!これはっっ!!!っっはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 もしも、エイチのプロフィールを書くならば"弱点: くすぐり"…そう書く必要があるほどに致命的にくすぐりに弱いエイチ。 じゃれあいでちょっとくすぐられるのもダメだというのに、くすぐりのプロに拘束されてくすぐられればそれはもう命に関わることだ。 そんなエイチの脳裏に早くも「白状」という文字が浮かんだ。 小舞「お兄さん…話せるうちに話したほうが良いよ?」 小舞はそう言いながらも相変わらず、じゃれあいのくすぐりとはかけ離れた非常に暴力性のある凄まじいスピードで腋に指を這わせ続ける。 エイチ「ぎゃはっっ!!!ぎゃはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!知らなぃっ!!!!知らなぃんだっでぇぇ!!っっへへへへへへへへへへへへへへへははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!けほっ!!!っひひひひひひひははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!ほはははははははははははははははは!!」 凄まじい腋くすぐりに心が折れかけてはいるものの、それでもエイチはなんとかギリギリ口を割らなかった。本当は今すぐ話して楽になりたかったが、それだけはできなかった。 すると、小舞がくすぐる指の動きを変えてきた。 エイチ「わっっ!!!!?なんだっ!!?なんだこれぇぇぇぇ!!!?っっへへへへへへはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!き、気持ちわるぃぃぃ!!!っひひひははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!うひひ!?うひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!!!ひひひひひひはははははははははははははははははははははははははは!!!」 小舞がエイチに行っているのは、コチョバシ族が"爪の花"と呼ぶ責め方だ。 五本の指先を一点に集めて、ツルツルした爪の表面を腋に押し当ててフワッフワッと花開くように指を解散させたかと思うとまたすぐに指先を一点に集めてまた離す…これを速く繰り返す。その際、爪をピタッと腋の表面に這わせたまま行い続けるため、されているエイチは常に爪のゾクゾクとした不気味なくすぐったさを余すことなく味わわされる。 エイチ「っっはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!!ぎひひひひひははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!!ひょはははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!きつぃっ!!!きつぃぃぃぃひひひはははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 さっきまでの激しいくすぐりとはまた違ったゾリゾリ…じわじわ…と神経に染み込んでくるようなくすぐったさを味わわされているエイチ。 "爪の花"は、ゆるやかな指の動きであるにもかかわらず、送り込まれるくすぐったさは非常に激しく、エイチはさっきと変わらないくらいの苦しみに悶えている。 爪という部位の持つくすぐり的要素をたっぷり味わえるのがこの"爪の花"だ。指先とは違う、硬くてツルツルしている爪の持つ独自のくすぐったさがエイチの心に徐々にヒビを入れ始めていた。 エイチ「も、もぅやめっっ!!!っっへへへへへへへへへ!!へへ!!へへへへへへへへへへへへへへへへへへへはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!知らなぃっで!!!いっでんのにっっ!!っっひひはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!」 未だかつて爪というものにここまで恐怖したことはなかった。 ただの爪ではない。くすぐるためにある程度まで伸ばされ、磨かれたくすぐる専用の爪だ。 そんな爪によるくすぐりは…この武闘派の青年を締め付けるように苦しめて行く。 "爪の花"責めが数分間続いた頃、小舞が指を止めた。 その頃のエイチの顔はひどいもので、涙やら涎やらで顔はぐちゃぐちゃ…そして口もだらしなく開けたままになっていた。爪によるゾクゾクしたくすぐったさを長い間与えられ続けたせいだ。 諦めたか? エイチがそう思っていると、小舞が仮面をつけた他の女から小瓶を受け取り、そこには立っていた透明の液体を掌に垂らしはじめた。 ぬるっとしたそれはオイルか何かで、小舞は大きな手にそれをたっぷり垂らした後、エイチの腋の下にべちょっと塗ったくりはじめた。 エイチ「ふぎゃっっっ!!!!?」 まるでエステティシャンの如く慣れた手つきでオイルを腋に塗り広げていく小舞。その間、エイチはくすぐったくてたまらず、子供のようにギャーギャーヒィヒィ喚いて大暴れしていた。 ものの数秒でエイチの腋はオイルにまみれてヌルヌルのテカテカに仕上げられた。 エイチ「はぁ!!はぁ!!!はぁ…!!!」 エイチは震えていた。 オイルを塗られたことでどうなるかくらい想像がついていたのだ。 目の前にあるのは、オイルを纏った小舞の手指。あのヌルヌルの手指がヌルヌルの腋をくすぐってきたら……想像するだけで悶えてしまいそうな地獄が脳裏に浮かぶ。 オイルにまみれた小舞の手指…妖しげな光沢を放つその指がワキワキ…ワキワキと動きはじめた。 エイチ「ひっっ!!!?」 宙をくすぐるように…ワキワキ…ワキワキと蠢くその手指の先…人差し指の先がエイチのヌルヌルの腋の下を軽く引っ掻いた。 コチョリッ… エイチ「ぎょぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっっっ!!!!?」 一掻きだけとは思えないほど衝撃的なくすぐったさがエイチを襲った。 我慢するとかそういうレベルにはない決して抗えぬ殺人級のくすぐったさだ。そんなくすぐったさを受けたエイチはほぼ無意識にこう叫んでしまった。 エイチ「わがっだ!!!教えるっっ!!!教えるがらぁぁぁっ!!!」 白状…エイチが叫んだのはそれだった。 あの一掻きでエイチの心はボキッと折れたのだ。 エイチの生物としての本能が警告していた…このくすぐりを受けてはならない、と。エイチはそれに従った。 彼はチャンネル管理に関する情報を全て話した。息を切らし、まだ腋に残る"怖気"を感じながら。 エイチ「はぁ…はぁ…解放して…くれ…頼む…から…」 全てを話し終え、息も絶え絶えの状態でそう懇願するエイチ。 これで自分たちの受けたこの悲劇は闇に葬られる…でも、その代わりに村からは出られるだろう。そう思っていた。 だが…違った。 「こーちょこちょ…こーちょこちょ…お指の先でこーちょこちょ…こーちょこちょ油の指でこーちょこちょ…」 不気味な歌が小舞の仮面の奥から聞こえてくる。それと同時に、小舞がオイルまみれの指をワキワキさせて腋の下に近づけてきた。 エイチ「っっ!!?」 「ま、待てよ…!?話しただろ…!?なぁ!!」 「話したんだから…か、解放してくれよっ!!」 焦るエイチ。だらだらと尋常ではない量の汗をかいて迫り来る指から必死に逃げようともがく。 ぬらぬらと妖しく光るその指がゆっくり…ゆっくりと腋の下という急所に近づいてくる。 エイチ「はぁ!はぁ!!はぁ!!!は、話したじゃないか!!全部…!!」 「くすぐりはっ…!!もうくすぐりはぁっ…!!」 爪の先が腋に触れるか触れないかというギリギリの位置で手が止まる。エイチは顎を引いてふるふる震えながら一ミリも小舞の指先が腋に触れないように体勢を維持していた。 「こーちょこちょ…こーちょこちょ…こーちょこちょ…」 エイチがいくら懇願しても、小舞はまるで意識がないかのように同じ"コチョコチョ"という文言だけを繰り返している。 エイチ「お、おいっ!!聞いてんのか…!?」 「俺たちが…行方不明になったら…それこそ…誰かが捜索願いを…」 「こーちょこちょ…こーちょこちょ…"お指の花で"こーちょこちょ…」 エイチ「!?」 その時だった。 エイチを縛り付けている台の下から、夥しい数の"腕"が勢いよく伸びてきた。 その手はどれも美しく、すらりと細長い指をワキワキと蠢かしている。 エイチの顔が絶望に染まる。 自分をぐるりと取り囲むその無数の手たちはまるで"花"。 エイチは想像した…この指の花が一斉に自分に襲いかかってきたらどうなるかを。 この指々は全身をくまなく覆い尽くすだろう…そして…逃げ場のないくすぐったさを神経に送り込む… そこまで考えた時、エイチは気絶した。 …はずだった。 コチョコチョッ!!!! エイチ「ぐぁっっ!!!?」 小舞「始まるよ?」 腋を軽くくすぐられて覚醒させられたエイチの視界に、小舞のお面をつけた顔が覗き込む。 エイチ「!!?」 ハッとして周りを見るエイチ。 そしてちょうどその時、ウネウネとうねる大量の指が一斉に自分の体に襲いかかってきた。 ヌラヌラと妖しく光る無数の指々が一斉に襲いかかってくるその様は…エイチの人格を破壊するのに十分な光景だった。 コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!! エイチ「っっ!!!あっっ!!!あっ!!!あぎっ!!?ぎょぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!やべっ!!?やべでっっ!!!!やぇぇぇぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!!だずげっっ!!!でっっ!!!ぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああはははははははははははははははははははははははは!!!」 夥しい数の指に体を貪られるようにくすぐられまくるエイチ。耳、首、腋、胸、お腹、脇腹、太もも、足の裏…触られるとくすぐったいと感じる箇所は全て指によって埋め尽くされくすぐられる。 もはや拘束台すら見えないほどの無数の指に覆われてくすぐられているエイチは白目を剥き、気が狂ったように絶叫し、不気味な笑顔を顔に貼り付けたまま悶えていた。 コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!! エイチ「ぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!しぬっっ!!ひぬっっ!!!!しぬぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!っっほほほほほははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!! ゆるひでっっ!!!もうゆるひでぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!っっへへへへはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 コチョコチョコチョコチョと止まることなく動き続ける指に男しての尊厳や、人間としてのモノを全て破壊し尽くされていくエイチ。 彼の肉体に与えられるのは混じりっけのない100%のくすぐったさのみ。他の感覚で紛らすこともできない…究極のくすぐったさだけがエイチを蝕んでいく。 コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!! ある時点から、エイチは笑い声を上げなくなった。ただ、不気味な笑みを浮かべて苦しそうに口をぱくぱくさせ悶えてはいた。 目の色は灰色に染まり、エイチは声もなくくすぐりに反応するだけの人形と化していた。 エイチが壊れた後も、凄まじい数の手によるくすぐりは続行される。 永遠に続く地獄の中、壊れてしまったエイチに向かって小舞はこう言った。 「お兄さんの魂…捕まえた。」