コチョバシ族の棲む森 2: ワライ箱の刑
Added 2022-08-17 12:44:25 +0000 UTC2. ワライ箱の刑 (FFFFFFFFFFFF/M) その頃、襖の奥の暗闇に引き摺り込まれたウレンは想像を絶する恐怖を味わっていた。 無数の女の手に暗闇に引きずりこまれたウレン。彼が引き摺り込まれたのは和室ではなく、冷たいコンクリート張りの一室。 部屋に入れられるなり、ピシャリと襖は閉められ、真っ暗闇から伸びてくる無数の手に衣服を全て剥ぎ取られてしまった。 恐怖に慄くウレンは声も出せないまま、あっという間に全裸にされる。かと思えば背後からニュッと伸びてきた腕に首を締め付けるようにロックされ、別の手たちに両手両足を掴まれて体を持ち上げられた。 そこからは早かった…ウレンは台の上に乱暴に仰向けに寝かされ、両腕をバンザイさせられた状態で押さえつけられる。さらに、二の腕から手首までと、太ももから足首までをラップのようなものでぐるぐる巻きにされて、まるで保存食みたいな扱いを受けた。 ウレン「はぁ…!はぁ…!!はぁ…!!!」 あまりに一瞬。あまりに唐突。 全てが流れるように行われ、わずか5分足らずで身体をIの字にぐるぐる巻きにされたウレンは未だに状況が飲み込めていない。 だが、一つ…くすぐりに対する恐怖が心の奥底からじわり…じわりと滲み出てきていた。 ぽっ。ぽっ。 暗闇に蝋燭の灯りがともる。 そこに浮かび上がったのは、複数の女たち。恐らくはウレンをここに引き摺り込んだ手の主たちだろう。皆、若く色っぽいのだがおかしな点が一つ…ほとんど裸に近いほど露出の高い"衣装"を身につけており、目元には赤色のペイントが施されていた。 見た目はどう見たって日本人なのに、まるでジャングルの奥地とかにいる集落の民族のような格好をしていることに驚いたウレンは息を飲む。 「君たちは何の用があってここにきたのかな?」 そう言ったのは、ショートボブヘアの女だった。目はパッチリして可愛らしく、同時に身体はグラマラスでこんな状況でなかったらウレンがすぐナンパしてるくらい美しかった。 ウレン「はぁ…はぁ…はぁ…!!!」 「何の用って…別に…」 「用がないのにここにきた?嘘でしょ…嘘は許さないよ?私たち。」 ウレン「ちょっと待って…!!」 「君たちは何か勘違いしてる…!俺たちはただその…迷い込んだだけだ!」 「すぐ出ていくから解放してくれ!」 ウレンが必死に弁明すると、女たちの様子が変わった。それと同時にピリッとした嫌な空気が漂い始めた。 ガコンッ。 何かが開く物音がして、部屋に一人の女が現れた。ラテ色のショートヘアをした若いその女は、頭に奇妙な飾りをつけている。 女はジッと冷たい目でウレンを見つめ、コクッと頷きこう言った。 「私たちの自由を脅かしにきたのかな。」 ウレン「…はっ!?自由…!?自由って!?」 酷く動揺しているウレンを見て、ラテ色ショートヘアの女がクスッと嘲るように笑う。 「この不届きなる異生物をワライ箱に閉じ込め、その笑い声を命様に届けよ…」 ラテ色ショートヘア女がそう言うなり、他の女たちも彼女に続けて同じ言葉を復唱する。 そして女たちは皆、顔に奇妙なお面をつけ始めた。それは動物のような人のような奇妙なお面だった。 「この不届きなる異生物をワライ箱に閉じ込め、その笑い声を命様に届けよ。この不届きなる異生物をワライ箱に閉じ込め、その笑い声を命様に届けよ。この不届きなる…」 ワライ箱とは、彼女ら…コチョバシ族が行う儀式の一つ。大勢で対象の男を取り囲み、箱のように密閉。そらから無数の手指で男の体をくすぐり回すという狂気の儀式だ。 逃げ場のない中でのくすぐり責めに男は笑い悶え、女体で構成されたワライ箱の中で笑い狂い、壊れる。 ウレン「はぁ!はぁ…!!なんだ…なんなんだよ…!!?」 ゾロゾロと複数の女たち…ざっと20人ほどの女たちがウレンに近づいてくる。全員が指を奇妙にワキワキと蠢かしている。女たちの指や爪はびっくりするくらい細長くて綺麗だった。 ウレン「やめろっっ!!なんだっ!?」 台の上で仰向けにぐるぐる巻きにされているウレンを20人の女たちが所狭しとぎゅうぎゅうになりながら取り囲み、さらに互いに頭を突き合わせて完全にウレンを包囲した。まるで女体で構成された棺桶だ。 四方八方どころか上まで女たちに包囲され、ウレンはもうどうしようもない。そもそも、両腕を万歳させられてしかも両太もももラップでぐるぐる巻きにされているのだ…逃げようがない。 ウレン「ま、まさか…違うよな…!?」 自分の目の前でウネウネワキワキと妙に官能的に蠢く細長い指…それを見せつけられたウレンの脳裏に"ある行為"がよぎった。 これからこの女たちは何かを自分にするのだろう。 指をワキワキ動かしている。そして"ワライ箱"というワード。万歳させられているこの状態。 それから連想されるのは一つ…"くすぐり"だ。 それが脳裏に浮かんだ時、ウレンはブルッと身震いをし、冷たい汗を額から流した。 ウレンは大のくすぐったがり…エッチでは責めるのが好きなウレンだが、女性とエッチする際もくすぐったがりが災難して立場逆転をされてしまうことさえある。 そんな超敏感なウレンに今…二十人の女…つまりは二百本の指が迫っている。こんな数の指にくすぐられたらどうなるか。そんなことは想像もしたくない。 ウレン「ソウ!!エイチぃ!!逃げろぉぉ!!!!!!」 ウレンが叫んだ。恐怖で声は震えていたし、ひどく情けない声だろうが今はそんなことを言っていられない。あの二人を助けねばならない。 ウレン「ここはまずぃっっ!!!!」 「ここはっっ!!!!」 ここにいてはいけない!ウレンが続けて叫ぼうとした時、女のうちの一人がその手でウレンの口を塞いだ。 ウレン「んぐっ!!?」 そしてすぐだった。 ニュッ。ニュッ。ニュッ。ニュッ。と四方八方から腕が伸びてきて、無数の指がウレンの裸体に這い回り始めたのは。 ワライ箱の刑が執行されるのだ。 その時のウレンの顔は異常なまでに青く染まっていた。 コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョー!!! ウレン「ひやぁぁっっ!!?っっはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!!やっぱりぃぃぃ!!?やめっっ!!やめっっ!!くすぐられんのはぁぁ!!弱いんだってぇぇ!!っっへへへへへへへへへへはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 二百を超える女たちの細くて長い指がウレンの剥き出しの腋や胸、お腹をコチョコチョ這い回る。 ぐるぐる巻きにされているウレンはビチビチと魚みたいに台の上で跳ね上がっているが、二十人の女に取り囲まれていては台から転げ落ちることもできない。 二百本の指に一斉にコチョコチョされるなんて、くすぐったがりやのウレンにとってはまさにこの世の地獄…彼は早くも苦しげに呼吸を乱し、頭をぶんぶん振り回している。 コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ… ウレン「だひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃっっ!!待っで!!!くすぐりはぁぁぁ!!くすぐりは嫌なんだぁぁぁぁ!!っっはははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!弱いっ!!弱いっ!!弱いからぁぁぁ!!っっはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 味わったこともないような集団からのくすぐり責めに悶え、苦しむウレン。 これに終わりはあるのか?ウレンがそんな事を考えていると、ピタッとコチョコチョが止まった。 ウレン「あっ!?ひぃ!!ひぃ!!!ひぃ!!!?」 「はぁ!!はぁ!!!はぁ!!!はぁ!!!」 ウレンはくすぐったさの余韻に身を捩りながらもくすぐりから解放された事に安堵し、ハァハァと息を整える。 彼の体のすぐそばには、たった今までコチョバシまくっていた二百の指が宙で待機していた。 見れば見るほど…どれもくすぐったそうな指と爪だ。 「なんの目的できたのかな。」 ラテ色ショートの女がお面越しに低い声でそう尋ね、ソッと右手をウレンの二の腕に置いて爪を立てた。 ウレン「ひぃぃぃっっ!!!?」 硬くてツルツルとした爪を立てられただけでウレンは堪らず悶える。 ウレン「…山で…山でドライブを…!!」 「それで…それで道に迷ってぇ…」 本当のことなんか言えるはずがなかった。 動画のネタのためにここへきて、全てを世間に暴いてやろうとしてる…なんて言えるはずがない。 「ドライブ?」 女がガリッと爪で二の腕を引っ掻く。 ウレン「んぁぁっっ!!!?ほんとっ!!本当なんだっ…!!迷い込んだだけで…」 「本当のこと言うなら…今のうちだよ?」 女がそう言うと、また二百の指がウネウネウネウネと気持ち悪いくらい器用に宙でウネリ始める。 「お兄さん…かなりこしょぐったがりやさんみたいだし…」 ウレン「はぁ!はぁ!!待っで!!待っで待っで!!」 「話をっ!話をさせでぐれっ!!」 「いいよ。5秒以内でね。ごーーーーお。よーーーーーん…」 カウントダウンが始まったと共に、二百の細長い指がウネウネと蠢きながらウレンに近づいてくる。また、あの恐怖のワライ箱が形成されようとしている。次こそはもうその箱の蓋は開けられないだろう…ウレンはそう思った。 ウレン「分かった!言いますっ!!言いますからぁぁぁ!!」 「全部正直に話すからぁぁぁ!!!」 目の前で蠢く二百本の女の指、爪。それらの恐怖に屈したウレンは白状することを選んだ。 ウレン「動画!!動画を撮影するために来たんだぁぁぁ!!」 ウレンは正直に白状した。何のためにきたか、自分達はどういった活動をしているかを。 ウレン「はぁ…!!はぁ…!!お、おれたちが…悪かった…悪かったから…もう帰るから…!!」 「だから…」 「さーーーーーーん。にーーーーーーい。」 ウレン「なっ…」 全てを話した。なにもかも包み隠さずに。 それなのに、女はカウントダウンを止めない。 ウレン「お、おい!!聞いてんのか!!!!」 「こんなのっ…!!!!」 迫り来る二百本の指を前に、声を振るわすウレン。 そして、 二百の指がウレンを包み込み、彼の叫びをかき消した。 コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!!! ウレン「ちょっ!?わっ!?なんでぇ!!!?ぅぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!あーーーーっっはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!ぎぃぁぁああああああああああああああああああああああああああああはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!く、くすぐっっだっ!?ぃっ!?ぃひひ!?ぃひひひひはははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 再び形成されたワライ箱の中でウレンは地獄の苦しみを味わう。二百本という常識では考えられない本数の指に体中の至る所をくすぐり尽くされ、脳の中はくすぐったさだけでいっぱいにされていく。 ウレンはその猛烈で殺人的なくすぐったさに悶え、台の上でビチビチと跳ねようとするが、二百の指にくすぐられている今は自分の意志で跳ねることさえ許されない。 コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!! ウレン「ほははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!ひゃぁぁぁああああああはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!ははははははははははははははは!!だすげっっ!!誰かっっ!!だずげでぇっ!!っっへへへははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 ショック死してしまうほどのくすぐったさが絶えずウレンを襲い続ける。硬い爪が、柔らかでつるりとした指先がウレンの皮膚を容赦なくコチョコチョと這い回り、その猛烈な刺激がウレンの頭をめちゃくちゃに破壊していく。 コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!! ウレン「はぎっ!!!ぎっ!!ぎはははははははははははははは!!ぎゃーっっははははははははははははははは!!!?っっひはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!げほっ!!っっひゃはははははは!!ゆるひへっ!!!ゆるひへぇぇ!!!っっへへへへへへへははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!っひゃはははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!」 地獄から響くようなウレンの悲痛な笑い声は決してワライ箱の外には漏れることはない。 ウレンは気が狂って人間でなくなるまで永遠にこの女と指で形成されたワライ箱の中で悶え続けるのだ。