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千人をくすぐり壊した女拷問師の最期#1(F/F)

1. 凄腕くすぐり拷問師 (F/F) 安芸 美由希(アキ ミユキ)は私の上司だ。 年齢は27歳。身長は174cm。黒くて長い髪に色白の肌をした細身の女。いわゆる長身美女とやらに属するであろうルックスを誇っているが、私に言わせてみれば彼女の最大の特徴はそんなものではない。 美由希の最大の特徴は"手指"だ。それはピアニスト顔負けの大きさで、指はハンドモデルも羨むほどすらりと長いしおまけに骨がないのではないかと疑うほど柔らかく動く。最後に爪だが、丁寧に磨かれ手入れされ抜かれたその爪は常にツルツルと光沢を放っており思わず同性の私でさえ、彼女と出会ってすぐの頃はその爪を見るとうっとりしてしまっていた。今はゾッとするが。 なぜ私がここまで美由希の手指を彼女の特徴の一つして挙げるのか。それは、美由希の手指こそが彼女の最大の武器であり拷問器具であるからだ。 安芸 美由希は凄腕の拷問師だ。それもただの拷問師ではない。 彼女は、"くすぐり"を用いたくすぐり拷問のスペシャリストなのだ。 くすぐりと聞いて鼻で笑う者がいるなら今すぐ考えを改めるべきだ。想像してみてほしい…身体の自由を奪われた状態で素肌を直接くすぐられたらどうなるかを。それをずっとずっと続けられたらどうなるかを。 そして、くすぐるためにケアされた手指及び爪に素肌をくすぐられたらどうなるか。何より…くすぐることに長け、人体の弱点を知り尽くした者にくすぐられ続けたらどうなるか…。 くすぐりは立派な拷問だ。処刑方法だ。 私が安芸 美由希の助手になってから二年。大勢の女が彼女にくすぐりで拷問されるのを見てきたが、誰一人として耐え抜いたものはいなかった。 くすぐり拷問を舐め切っていた女スパイも、美由希にコチョコチョくすぐられ始めたら表情を変えて笑い出し、最後には意味もなく謝り続けて屈服。くすぐりと聞いて最初から泣き崩れる者は当然…5分ともたずに全てを白状した。 時には、くすぐりで処刑を依頼されることもあり、その際の美由希はサディズムに満ちた笑みを浮かべながら楽しそうにじっくりと時間をかけて対象の女殺人者をくすぐり殺していた。 今日もここ…都内某立体駐車場の地下にある美由希の拷問部屋には女が連れ込まれてきた。 スタイルや顔はモデルみたいに綺麗で派手な印象の黒髪女だった。 女はその美貌を武器に裏社会の要人に近づき、毒を用いて暗殺などを行ってきたいわゆる"暗殺者"だ。ホステス、秘書、風俗嬢、マッサージ師など様々な職種に化け、ターゲットに忍び寄って仕事をこなしてきた。 若くしてどんな仕事もこなす熟練の女暗殺者であったが、彼女を怪しんだターゲットの女が彼女に薬を盛ってその場で確保。組織内で一度は尋問にかけたが全く口を割らないため、この度、その組織は凄腕くすぐり拷問師の美由希に依頼をしてきたというわけだ。 今、暗殺者の女は私の目の前でその肉体を拘束されている。 人一人を乗せればそれで一杯の手術台型の拘束台に暗殺者は仰向けに寝かされ、両腕を耳につけるようにバンザイさせられた状態で両手首に枷をはめられ、拘束台の端の金具に繋ぎ止められている。さらに両足首にも枷がつけられ手首と同様に金具で繋ぎ止められているため、彼女は今、Iの字型に身体をピンと引き伸ばされるように拘束されていることになる。 美由希曰く、この特殊なIの字型拘束というのがかなり"効く"らしく、なんでも筋肉のスジがビンビンに引き伸ばされることで皮膚や神経が過敏になり、感度が増すのだとか。 ここに連れてこられてから女はずっと澄ました顔で天井の汚い照明を見つめていた。諦めの表情というよりはこの状況をかったるく思うような怠そうな表情だ。この女はまだくすぐり拷問の怖さを知らない。 程なくして、美由希が部屋に入ってきた。 スラリと長い脚の映えるスキニーパンツ姿で、細長い人差し指と中指には吸い終えたタバコが挟まれている。 美由希はいつも通り、癖である親指をクニョクニョと柔らかく曲げ伸ばしする動きを取りながらジロジロと女を見た。私の拘束方法に不備がないかをチェックしているのだ。 美由希「始めようか。」 美由希は吸い終えたタバコを灰皿に捨て、そう言って人差し指の指先と爪でつーっと暗殺者の女の二の腕をなぞり下ろした。 不快感を感じた女は一瞬、ビクッと震えギロリと美由希を睨みつける。それでも美由希は指を止めずに腋、あばら、お腹、脇腹…太もも、足の甲までなぞってみせた。これもいつもの事だ。 美由希「捕獲された際の職業は風俗嬢。捕獲当時の名前は三里 友梨だが本名は不詳。」 「依頼主が誰かも未だに口を割っていない…と。」 美由希は暗殺者に関する書類を読み上げ、パサっとそばの台に書類を投げた。 美由希「もし全てを話し、全てを明らかにすれば君はきっとタダじゃ済まないね。」 「君は大勢を殺し、あまりに恨みを買いすぎている。」 「君の身柄を欲しがる組織は山ほどいるだろう。」 美由希の言う通り、この暗殺者のように裏社会で恨みを買っている者が拷問で全てを曝け出せば罪を認めた事となる。処刑を任されていない場合、美由希はそれにて仕事を完遂したこととなり、拷問対象者をここに置いておく必要はなくなる。 その後、拷問対象者に恨みを持つ組織に引き渡され酷い目に遭わされ続けるのだ。さらにそれだけでは済まない…恨まれている他の組織にも引き渡され、また別の組織にも引き渡され…と言ったように死ぬまで一生そのループの中で生き続けることになる。 きっとこの女暗殺者もそのことがわかっているからこそ、下手に口を利かないのだろう。 美由希「私に拷問を諦めさせることが君に出来るかな。」 美由希はサッパリとした口調でそう言ってその大きな手で女の首を包み込んだ。手入れされ抜いたツルツルの爪が女の首にサワサワ触れて見ているだけでゾクゾクする。 美由希「名前を教えてもらおうかな…暗殺者さん。」 そう問いかけ、美由希は指をコショリコショリと動かし始める。いよいよ拷問が始まるのだ。 何度も見てきたものであるが、いざ始まるとなると私はいつも緊張する。 コショリ…コショリ…コショリ…コショリ… 「くくっっ…!!くくっ!っっ!!んんっっ…!!」 スベスベした首を指で包み込まれ、指先と爪の先でコショリコショリとソフトに引っ掻き回され、暗殺者の女は早くも澄まし顔を崩して口をキュッと結び"堪え"の表情になる。 美由希「教えてほしいのは本当の名前だよ?」 「忠告しておくけど、くれぐれも…偽名なんて口にしないように。」 コショリ…コショリ…コショリ…コショリ… 「んふっっ!!!ふふっ!くくっ…!くっ!くっ!くっ…!!!くくくくっっ!!ききぃっひひひ!!」 女の顔がまた1段階崩れた。 口角がピクピクと痙攣するように動き始め、目は不自然にカッと開いたまま天井を見ている。 女は首をすぼめてなんとか指と爪の侵入を防ごうとしているが、そんなのは無駄だ。 美由希の触手のように柔らかな指はほんの僅かな隙間がある限りスルリと入り込み、対象部位をこしょばし回す。 指先をうねらせるように器用に動かして爪の先や指の先で敏感な首をなじるようにくすぐっていく美由希…こうなれば厄介だ。首をすぼめてしまった状態で美由希の指が入り込んでしまえば、そのくすぐったさですぼめた首を元に戻すことは出来なくなる。つまり、自分自身で美由希の指を首にロックしたままの状態となる。 コネコネコネコネッ…クチ…クチクチ…クチクチクチクチ… 「ほぁっ!!?あ"っっ!!あ"っ!!あ"っっ!!」 首に入り込んだ美由希の指がすぼめられた首の内部で暴れ回る。その動きが加速していくと、女はついに呻き声をあげた。女はすぐに口を閉じようとしたがもう遅い。 開かれた口は止めることはできず、ヒクヒクと動きていた腹の底から笑い声が漏れ出した。 「ふはっっ!!はっ!はっ!?あは!!あはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははっ!!ふはははははははははははははは!!くっ!くっ!!くくくくくっっはははははははははははははは!!」 口角を吊り上げて大きく口を開けて笑い出した女はそれでもなんとかまた堪えようと口を閉じようとしているが、ゾクゾクとしたくすぐったさには敵わず、顎をガチガチと震わせて歯を鳴らす程度にとどまり、口を閉じることができない。 「くくっっ!!くふふふふふははははははははははははははははは!!んふっ!!んひ!!ひひひひははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!っひひひ!!ひっ!ひっ!ひひひはははははははははははははははははははははははははははははは!!」 女が首へのこそばゆさに悶絶している中、美由希はスルッと指を首から抜き、流れるような動きでゾワァッと爪で耳を撫で上げた。 「んはぁっっ!!?」 不意打ちの耳責めにより、女のすぼめられていた首が伸びた。その一瞬の隙を美由希は逃さず、片方の手で女の顎を押さえつけて無理やり首をすぼめられなくした状態で、もう片方の手の指でコショコショコショコショと容赦なく激しく首をこそばし出した。 カリカリカリカリカリ! コショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショ!!! 「あぎゃっっ!!あぎゃはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?うわっ!!ちょっとっ!!?ほわははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?それはっっ!!それはぁぁあ!!んひゃははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!」 首をすぼめたり、振り回したりできない状態の伸び切った首を爪でカリカリ、指先でコショコショされまくり激しく笑い悶える女。つい数分前までの澄まし顔の女と同一人物とは思えないほどの強制笑顔だ。 この女もやっと美由希のくすぐりのヤバさを思い知っただろう。 今、女の首を襲っている指の一本一本をバラバラに動かすあの芸当…アレにかかればどんな相手もくすぐったさに支配されてしまう。 美由希「名前は何?」 押さえつけた首を激しくこそばしまくりながら美由希が質問した。 カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ!! コショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショ!! 「きゃはっ!!きゃはははははははははははははははははははははははは!!んんっっ!!っっふふふはははははははははははははははははははははははははははははは!!あっはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!はぁ!はぁ!!っっははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!」 美由希の質問に女は答えなかった。聞こえてないフリのように、女は笑わされながらジッと天井や自分の首を這い回る細長指を見ていた。 美由希の質問を無視した代償は大きい。 美由希はさらに強く首を押さえつけ、耳の下あたりを爪の先でゾリゾリコショコショとこしょぐり回した。 「うぎぃっ!!?っっっ!!?くっははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!うひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃっっ!!んひゃっっ!!っっはははははははははははははははははははははははははははははははは!!ぎひひはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!」 耳の下あたり…そこをツルツルのくすぐり専用爪でくすぐられた女は目からじわじわと涙を滲ませ、さらに口からはダクダクと唾液を溢れ出させ始めた。 首の上の方…耳の下というそのポイントを爪でこしょぐられ続けると大抵の人間はああいう風に涙と唾液を多量に分泌し始める。それからさらに、奇妙な脱力感に襲われるのか、ビクビクと顔の筋肉を痙攣し始めるのだ。 「もう一度聞くよ?本当の名前は?」 私は思う…"次、質問を無視したらまずいぞ"と。 「うぎぎぎぎぎひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!!うひっ!!ひひひ!!ひひひはははははははははははははははははははははははは!!はぁ!はぁ!ひゃあ…っっははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!えほっ!!ぇほっ!!っっはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!」 女は耳の下の爪くすぐりによるゾリゾリゾクゾクとした神経に響くようなくすぐったさに悶えながらも、質問に答えることはしなかった。 質問に答えなかった… その次の瞬間だ…美由希が指を素早く腋の下に滑り込ませ細長い指のその先でスベスベの腋の下を掻き回すようにこちょばしだした。 コショッ… コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!! 「あ"っっ!!」 「あははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?ちょっ…!?っっひははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!く、くすぐっだっっぃっ!?ひゃひゃひゃははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!?」 その瞬間、ガシャッと拘束具の音を立てて、女は拘束されていることも忘れて腋を閉じようとした。拘束具の音が鳴ったことで彼女は自分が拘束されていることを思い出し、顔を絶望色に染めると、腋を襲うくすぐったさに口角をこれまで以上にグイッと急激に吊り上がらせて、腹の底から笑い声を搾り上げる。 コチョコチョ!! コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!! 「あっははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?待ってっ!!えっ!?ぇへへへへへへははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!いゃははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!んはっっ!!んははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 強制的に開かれたツルツルの腋の下を、美由希の爪と指先がコチョコチョと触手みたいに柔らかな動きで掻き回すたびに女の顔から余裕が消えていく。 その笑顔は、楽しくて笑っている時とは全く違う…恐怖が滲んだ不気味な笑顔だ。 表情から余裕を奪われた女は、さっきよりも頻繁に言葉を発していたが美由希はそんなものに気をとられることもなく、無慈悲に腋の下をコチョコチョと激しくくすぐり続ける。 カリカリ!!コショコショ! コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!! コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!! 「んぶっっははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?言うっ!!言うがらっっ!!名前っ!!名前言うがらっっ!!っっははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!言うがら止めでっっ!!っっへへへへははははははははははははははははははははははははは!!」 腋の下で蜘蛛みたいにコチョコチョと悍しく這い回る美由希の指技に女は屈し、自白することを選んだ。 だが、美由希は指を止めない。それどころか片方の手で女の右二の腕を押さえつけて腋の下のスジを伸ばし、ピクリとも腋を揺らせないようにして右腋の下をこちょぐり出した。 コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!!! 「ぎゃぁああああああああああああああああああああ!!?っっなんでぇっ!?なんでっっ!!っっへへへへへへははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!言うっで!!言うっで言っでるのにぃぃぃ!!っっひひはははははははははははははははははははははははははははははははは!!言うがらそれやめでっっ!!お願いやべでっっ!!!っっへへへへへへへへへへははははははははははははははははははははははははははははははは!!」 右腋の下集中くすぐり責めを浴びせられ、女は目からじゅわじゅわ涙を溢れ出させながら必死に叫ぶ。拘束されている両脚を可能な限りガタガタ震わせ、苦しそうにそのくすぐったさに悶えていた。 こんな風に下半身が暴れているのは、本当にくすぐったくて堪らない証拠だ。人間…あまりにくすぐったい目に遭わされるとああやって下半身が暴れ出す。 「ぐひひひひははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!嫌っ!!嫌っっ!!嫌っははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!んひひひひひはははははははははははははははははははははははははははははは!!名前ぇ!!名前言うがらぁぁぁ!!っっはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 ここでようやく美由希は指を止めた。 女はくすぐりが止まってもしばらくはそのくすぐったさの余韻のせいで笑い続け、それからゲホゲホと咳き込んだ。 「…はぁ!!はぁ!!はぁ…!!けほっ!けほっ!!」 「…名前はぁ…名前は…」 「はぁ…はぁ…ナカシマ…チナツ…」 女はハァハァと苦しそうに息を切らしながらそう言った。女はこれでこの場を凌ぐことができるとそう思ったのだろう…ほんの少しその表情に安堵の色が窺えたが、それはすぐに絶望に変わった。 宙で止まっていた美由希の細長い指がまたウニョウニョワキワキと蠢き出したのだ。 それはあたかも脅しのようで…これからお前をくすぐるぞ…と言わんばかりにゆっくりゆっくりとチナツと名乗る女の腹部へ迫ってくる。 「ちょっ…ちょっと待っで!!言ったじゃん…言ったじゃん名前っ!!なんで続けんの…!?ねぇ!!ねぇってばっ!!」 取り乱す女。だが美由希は一切返事をせず、触手指をうねらせ、腹部へと迫らせる。 「ちょっと!!嫌っ!!嫌だって!!もうくすぐんないでっ!!ねぇ!!なんとか言ってよ!!嘘じゃないって!!」 女は助けを求めるように私の方を見た。美由希に会話が通じないからそうしたのだろうが、そんなことをしたって無駄だ。 美由希の大きな手…そして細長い指は女の腹部に食らいつき、くすぐる専用に伸ばされた爪を立てて激しくワシャワシャゴショゴショとくすぐり出した…地獄の腹筋くすぐりだ。 ワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャ!! ゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショ!!! 「い"っっ!!?っっふわぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!?すみまぜんすみまぜん嘘つきまじだぁぁぁあああああああああ!!嘘ですぅぅぅ!!嘘です名前ぇぇぇ!!チナツじゃありまぜんんんんん!!!っっへへへへへははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!ほんどのごといいまずからとめでぇぇぇ!!それとめでぇぇぇぇぇぇ!!!」 細く引き締まった腹部に爪を立てられ絶妙なタッチで素早くワシャワシャゴショゴショと掻き回すようにくすぐられた女は即座にさっき名乗った名前を偽名であることを白状した。 美由希は最初からさっきの名前が偽名であることを見抜いていたのだろう。だからさっきよりも酷い責めを行うことで嘘を炙り出したのだ。 「嘘を嘘だと認めたら許してもらえると?」 美由希は冷たくそう言い放ち、その柔らかな指先で腹筋のキワを激しくこそばす。 ワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシ!! ゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョ!!! 「ごべんなざぃぃっっ!!ごべっっへへへへへへへへへへへへへへへへ!!ははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!ほんどのごと言いまずっっ!!ほんどっ!!ほんどのごどっっ!!!言いますがらっ!!っっはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!だがらとめでっっ!!とめでぇぇ!!っっへへへへへはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 腹部をくすぐられ続けている女は何度も何度も身体を丸めようとしていた。当然、拘束されているため丸めることなどできないため結局は腹部をめちゃくちゃにくすぐられ続けるしかない。 また、十分に上半身を捻って動かすこともできないため感覚の逃げ場がない中で絶え間なく美由希の腹部集中くすぐり責めを受け続けることを強制されているといった地獄のような状態だ。 ワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャ!! ゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョ!!! 「ぶはっっ!!ぶははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!けほっ!!お腹っっ!お腹もう無理っっ!!無理ぃぃ!!っっひひひはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!けほっ!!けほっっ!!!っっひひひひはははははははははははははははははははは!!」 それからさらに2分ほど美由希は女の腹部をこれでもかと言うほどこそばし回し、やっと女に話す機会を与えた。 「げほっ!!げほっっ…!!はぁ!はぁ!!はぁ!!!」 「ひっ!?言いますがら…!!」 女が悠長に息を整えようとしていると痺れを切らした美由希が脅すようにまたお腹に爪をセットしたので、女は慌てて話し出した。 「ひぃ…ひぃ…はぁ…はぁ…」 「本名は…イダ ミオナです…はぁ…はぁ…はぁ…」 「嘘じゃありません…本当の…本当の…名前です…」 美由希「嘘じゃないね?」 美由希は腹部にセットしていた爪をコショリと動かして脅す。 「ぐひゃぁぁぁああっっ!!?」 「ほんどっっ!!ほんどでずっっ!!」 ミオナなる女は今度こそ本当の名前を名乗ったようで、美由希は私の方を見てメモを取るように目で合図を送った。 美由希「それから?誰に雇われた?」 ミオナ「はぁ…はぁ…はぁ…」 「それは…その…たくさんいて…その…」 美由希「沢山いるならその全部を教えればいい。そうでしょ?」 ミオナがそんなことを口にすれば、敵どころか雇い主からも追われる身になるのは目に見えていたが拷問屋の美由希には関係ない話だ。 だから美由希は容赦なくその情報もミオナから聞き出そうとしていた。 でも、ミオナは答えようとしなかったし、さっきのように嘘をつくこともしなかった。 私はその時、ため息をついてしまった。 さっきアレほどの苦しみを与えられてまだ口を割ろうとしないこのミオナという女の馬鹿さ加減に苛立ったのだ。 そしてそれと同時にこの女がこれまで以上にとんでもない目に遭うことが確定し、私がそれを目の前で見なければいけないことに辟易とした。 美由希「言えないってことでいいかな。」 美由希がカツカツとミオナの足元に向かって歩き出す。 ミオナ「いやっ!違っ…!」 「言えないっていうか…思い出すのに時間がかかるっていうか…!!そのっ…!だから待っで…!はぁ…はぁ…!」 美由希「そんなわけないはずだよ。雇い主を忘れるなんてこと…ありえない。」 美由希はミオナの足元…そう…裸足のまま晒されているミオナの立派な足の裏の横に立ち、指をワキワキさせた。それから私を見てまた目で合図を出す。 私は急いで台に置いてあったボトルを取り、蓋を開けて美由希の両手に垂らした。これは、美由希が独自に開発しているくすぐり拷問専用のオイルで、塗り込むだけでとてつもない致死レベルのくすぐったさを相手に与えることが可能になるという代物だ。 クチュクチュ…ぬちゅぬちゅ…音を立てて美由希が自分の指にオイルを塗り込んでいる間に私はそのオイルをミオナの足の裏に垂らして丁寧に塗り込み始めた。 ミオナ「嫌っっ!!?ちょっっ!!!うわぁぁぁぁぁぁっっっ!!!?いひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!!!」 相当足の裏が弱いのだろう…ミオナは私がオイルを塗り込んでいるそれだけで既に悶えていた。これでは先が思いやられる。 それにしても中々に立派な足の裏だ…美由希もさぞくすぐり甲斐があるだろう。 オイルを塗り終えた美由希は細長い触手のような指を足指にギュッと絡みつかせ、ミオナの足の動きを奪った。これでもう逃げられない。 ミオナ「待っで…待ってぇ…!!!はぁ…!はぁ…!!まだ息がっ…!」 「ほんとうにもう分かんないからぁ…本当に…依頼主とか知らない…わかんない…ほんとに…言えない…言えない…言えない…!!」 「もうくすぐりは…それだけはやめて…」 ミオナはカチカチと顎を震わせ、先程あれだけ泣いていたにも関わらず、また目に涙を浮かべて必死に懇願していた。 そして、美由希がそのオイルでヌルヌルに仕上がった細長い指で、これまたヌラヌラのテカテカに仕上げられたミオナの足の裏を無慈悲にくすぐり始めた。 私は指についたオイルをタオルで拭き取りながらその瞬間を見届けた。 クチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャッ!!! ゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョ!!!! ミオナ「ぎッ!!ぎッッ!!!?ぎぃぃぃッッッ!!!!?」 「…っっうわぁぁぁああああああああああ"!!!!?ぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああはははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!?ちょっど!!もぅ!!もぅ死ぬこれっっ!!!死ぬこれぇぇぇ!!だずげでぇぇ!!誰かっっ!!!誰か助げでぇぇ!!っっへへへへへへへへへへははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!?」 美由希の指と爪は、足の裏に塗り込まれたオイルをクチャクチャと音を立てて弾き飛ばしながら激しく土踏まずを削ぎくすぐる。 ビクゥッと足指が激しく反応し、必死に足を丸めようとするミオナだが、足指の間に指をはめられて動きを封じられている状態ではそれさえも叶わない。 クチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャ!! ガリガリッ!!ガリガリガリガリッ!!! ゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョ!!! ミオナ「ぶひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃっっ!!?キツいッッ!!!?これ死ぬやつだっってぇぇぇぇぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!!ぅへへへへへ!?うへへ!?ぅへへへへはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!!もう無理っっ!!嫌っっ!!話しますぅぅ!!全部ぅぅ!!全部全部全部話しますぅぅぅぅ!!!!っっほひゃはははははははははははは!!!」 右足の裏を集中責めされ、ミオナはぎょろんと白目を剥き、またも自白を選んだ。 だが当然、美由希の指は止まらない。土踏まずをツルツルの爪でガリガリと削ぐようにくすぐり、足裏の表面全体をヌルヌルの指の先で激しくこそばし回す。当初は健康的な肌色をしていたミオナの足の裏は瞬く間に真っ赤に染まっていき、見ているだけでこそばゆそうな色に変貌していく。 美由希「全部?本当に全部?そこに嘘はない?」 美由希はサディスティックな表情を浮かべて顔を真っ赤に染めているミオナの方を見て尋ね、真っ赤になっている足の裏を爪でガシガシゴチョゴチョとくすぐりまくる。 ミオナ「ほんどっっ!!!ほんどうですぅぅぅ!!っっほほほほほほほ!!?ほほっ!!!ほひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃっっ!!っっひゃはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!なにもがも話しまずがらぁぁぁあ!!っっはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 結局…ミオナは雇い主や組織の情報を全て白状した。彼女が情報を話すたびに嘘が本当かを確かめるため美由希が足の裏をこそばし、その度にミオナは絶叫しながらそれが事実であることを叫んでいた。 一通り拷問が終わった後のミオナの足の裏はスゴい状態となっており、くすぐられていた右足の裏はくすぐられていない左足の裏に比べて異様な変色の仕方をしていて、同一人物の足の裏とは思えないほどだった。 美由希「それじゃあ仕上げに入ろうか。」 美由希の口からその一言が飛び出した時だった…ミオナが絶望のあまりに失禁したのは。 もう拷問は終わった…自分はこの先組織に引き渡されて酷い人生を歩むがこのくすぐり地獄よりを受けるよりはマシだとそう思っていただろうに、まだ地獄が終わっていないことを告げられたのだ…ショックは計り知れないだろう。 ミオナ「はぁ…!はぁ…!!はぁ…!!やだ…やだ…やだやだやだ…」 美由希「壊れるまでやれというのが依頼内容だからね…正気のまま組織に弄ばれ続けるよりはまじだろう。」 「これは優しさだ。」 「まぁ…向こうでも君はコチョコチョで苦しめられ続けると思うけど。」 再びオイルを指に纏わせた美由希が今度はミオナのオッパイに指をセットする。 美由希の次のターゲットがオッパイだと分かった私はすかさず、オッパイにオイルを垂らし素早く塗り込んだ。 ミオナ「待っでぇぇぇ!!嫌ぁぁ!!!もうコチョコチョ嫌ぁぁぁぁ!!こしょばしゃないでぇぇ!!!お願いだがらぁぁ!!!」 美由希は泣きじゃくるミオナを無視して、ツルツルのオッパイを貪るようにくすぐり出した。 ワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャ!!! ミオナ「んぎゃぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!?嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌ぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああ!!!だずげっっっ!!けほっ!!おぇっ!!っっ!!だすげでぇぇぇ!!!お願いじますぅぅぅぅ!!っっほほほほほほ!!ははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 それはもう酷い光景だった。 オッパイを爪や指でこしょぐり回されているミオナは乳首からミルクを何度もぶちまけ、何度も股間から尿を放出していた。失禁やミルクをぶちまけるたびにガクガクと膝を震わせ、唾液を口から流しっぱなしにして今にも気絶しそうになっていた。 だが、気絶しそうになれば美由希は耳をこしょぐったりして別の刺激を与えてミオナを無理やりに覚醒させた。 ワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャ!!! コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!! ミオナ「だぁぁぁあひゃはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?もうごろじでぇぇぇ!!っっへへへへへへへははははははははははははははははは!!コチョコチョやだぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!っっははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 美由希の細長い指はマシンのように疲れを知らないまま猛スピードを維持してヌルヌルのオッパイをこちょぐり回し続ける。 暗殺者ミオナは何の逃げ場もない状況で致死レベルのくすぐったさを延々と受け続け、やがて最後には舌をだらんと垂らしたまま聞いたこともないような笑い声を繰り返したのち…発狂に至った。 拷問が終わり、私はいつものように拷問対象者を拘束具から解放する。対象者が狂った後はもう逃げるという考えすら起こさないため拘束具の必要がないのだ。 後片付けを終えた私は拷問準備室という小さな部屋の壁に貼られたリストを見る。リストにはしばらく先までの拷問対象者の名前が連ねられており、一ヶ月くらいは休みなしで働かなくちゃいけないことが嫌でも一目でわかる。 美由希はどんな相手でも拷問にかけるわけではなかった。時には依頼を断ることもある。 それは、美由希が決して関わってはならない組織と関わりのある女を拷問してほしいと頼まれた場合だ。もし下手に手を出せば、美由希自身に危険が迫る。だからその場合は大人しく依頼を断るのだ。 当初、私はこの安芸 美由希には恐いものなどないと思っていた。だから依頼を断るのもなんだかんだ理由をつけて休みが欲しいだけじゃないかなとか思っていた。 だが、ついこの前…私はよく飲みにいく裏通りでこんな噂を聞いた。 ─"人間拷問器具"とまで呼ばれる安芸 美由希はヴィヴィアンを恐れている─ そんな噂だ。ヴィヴィアンというのは、女だけで構成されたギャング組織であり、リーダーの"ミンミ"という女はイカれた拷問・処刑方法を行うことで知られている。さらに、グループに属する女は皆、露出の多い格好をしており、派手なタトゥーが体中に入れられているのも特徴の一つだ。 だが、美由希がヴィヴィアンを恐れるというのはどういう意味か。 疑問に思った私がしばらく噂話をしている人物の話を聞いているとソイツは続けてこう話した… ─安芸 美由希…あの拷問女はヴィヴィアンから拷問の術を学んだが、大金に目が眩んで別組織から持ちかけられた裏切り作戦に加担し、ヴィヴィアンから多額の金とメンバーの命を奪って逃走した─ この話が本当なら、美由希がヴィヴィアンを恐れる理由がわかる。それにしても、あの美由希の拷問技がヴィヴィアン仕込みのものだとは思ってもなかった。もし…美由希が彼女らに捕まればきっと…美由希がこれまで大勢にやってきた拷問よりもずっとキツい目に遭わされることは確かだろう。 そんな日が来るわけない。私はそう思っていた。 しかし、その夜…私と美由希の住むこの地下に轟音が響いた。私が飛び起きた時にはもう私の周りに複数の女たちが立って私を見下ろしていた。 女たちはタトゥーだらけの身体を見せつけるような露出度の高い格好をして私を見ている。 私は動けなかった。コイツらが誰だか既に察しがついていて、そのせいで恐怖で体が動かなかった。 妙に上品な甘い香りを漂わせるその女たちに私は両腕を掴まれ、さらに口を塞がれ部屋からずるずると引き摺り出される。暴れたって無駄だった。 私がアジトから引き摺り出されたちょうどその時、アジトの奥の方から複数人がかりで美由希が私と同じように引き摺り出されてくるのが見えた。 私はその時…衝撃的なものを見た。 それは美由希の顔だ。いつも冷静沈着で、命乞いをする拷問対象者に対してもなんの情けもなく表情を変えないまま刑罰を執行をする美由希の顔が…焦りに満ちていたのだ。 長い手脚を必死にばたつかせて駄々をこねる子供のように情けなく暴れていた。その顔色と、暴れ具合から私は察した…これから美由希は"生きたまま地獄に落とされるのだ"と。


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