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本当に執行された惨いくすぐり刑の歴史#2(F/F, FFFFFF/F)

2. 女スパイの存在抹消 (F/F, FFFFFF/F) オレン・オーをご存じだろうか。 1800年代後半に世界中で盗みを働いた"伝説の盗人"だ。集団で盗みを働く盗賊とは違い、彼女は単独で秘密裏に狙った獲物を確実に盗み取った。 だが、とある骨董品を盗みに入った際に逮捕された。 そこで彼女はお縄となりその生涯を一生くらい牢屋で過ごした…わけではなく、オレンを捕らえた者が国に彼女を差し出した。 国はオレンに"とある条件"を飲ませ、釈放した。 その条件というのは、国のために働くこと。他国の情報を抜き取ってくること。 つまりは、"スパイ"として活動することだ。 圧倒的美貌、完璧なスタイルを誇り、巧みなまでの盗みの腕前を持つオレンはスパイにピッタリだったのだ。 オレンもその条件を飲み、彼女は見事に華麗なる女スパイへと変貌を遂げた。 女スパイ オレン・オーの活躍は凄まじいものだった。与えられた命令を着々とこなし、情報を抜き取るだけではなく、各国の要人の懐に潜り込んではその弱みを握って操ったり、さらには対象者の殺害にまで及ぶことも多々あった。 その活躍はただのスパイの域にとどまらず、暗殺者としての仕事にまで及んでいた。 だが、正体を知られることなく各国で活躍していたオレン・オーと言えど、ここ数年間で相次ぐ要人の急死や情報の漏洩等を怪しまれ、オレンの身元を探る動きが世界中で始まった。 ◯ その日はとても心地よい気候の秋の休日で、オレンは国から与えられている立派な一軒家の庭で読書に勤しんでいた。 ガラガラとドアのベルが鳴るので読書を中断して玄関ドアを覗くと、そこには白いスーツ姿の女が数名ズラリと立っていた。 オレンはその女たちが何なのかよく知っていた。そしてすぐに勘付いた。 "自分を消しにきた"と。 玄関ドアに鍵をかけ、チェーンをかけ、カーテンを閉めてテーブル下に隠しておいた拳銃を抜く。 息を潜め、白スーツの女たちの気配を探る。 だが、不思議と物音が一つもしない。 バリンッと二階の窓ガラスが割れる音がして慌てて階段の方へ行こうとすると、その途中に通る玄関ドアが思い切り蹴破られ、オレンは蹴破られたドアと共に吹き飛んだ。 握っていた拳銃はどこかへぽーんと飛んでいき、オレンはキッチンに頭を打ちつける。 すぐに起きあがり、迫ってくる白スーツの女に隠し持っていたナイフを突き立てるオレン。だが、ナイフは簡単に弾かれ、ゴトッとむなしい音を立てて床に落ちた。 気づけば三人の女がオレンの背後に周り、腕と肩を抑えるように掴んでいた。 オレン「…はぁ…はぁ…何で…」 「言うまでもない。悪党オレン・オーを歴史上から抹消しに来た。行こうか。」 白スーツの女はまるで生物とは思えないほど冷たい声でそう言った。 ◯ ここ最近までは、世紀の大盗人オレン・オーの最期は獄中での狂死であると言うことが世間一般の認識だった。彼女がスパイであったという事実さえ闇にもみ消されていたのだ。 しかし、近年になってあらゆる資料が発見されたことでオレン・オーの壮絶な人生が明らかになった。 獄中で最期を遂げたことに違いはないが、それまでに一体彼女がどのような目に遭ったのか、なぜ狂死に至ったのか…それらが世界中の人々に知られることになった。 ◯ その施設は表向きには存在すら公表されていない闇の施設だった。 主に、敵国の捕虜や国の裏切り者を拷問、始末するために用意された地獄のような施設だ。 オレンはいま、その施設の一室にて囚われていた。 黒々とした冷たい一室。その中央に設置されている奇妙な拘束台の上にオレンは全裸で縛り付けられている。 両腕をぴーんと頭上に上げた状態で手首に枷をはめられて腕の動きをガッチリ固定され、すらりと長い脚は股を晒すように開かれた状態でこちらもピーンと伸ばされたまま足首に枷をはめられてギッチリと固定されている。 伝説の女スパイであり、盗人であったオレン・オーに下された刑罰は"凌遅擽刑(りょうちりゃくけい)"。それは、闇の拷問と呼ばれる地獄の刑罰だった。 身体の自由を奪って身体中をコチョコチョくすぐり続けるいわゆる"くすぐり刑"の一種であるが、この"凌遅擽刑"というのはその中でもとびきり残酷な刑罰だ。 オレンもくすぐり拷問には何度か立ち会ったことがある。それこそ、彼女が陥れたターゲットが若者だった場合、この国ではよくくすぐり刑が執行された。 だからこそくすぐり刑のヤバさを知っている。 凌遅擽刑のヤバさも。 凌遅擽刑…それは最初から激しくくすぐり続け、呼吸困難に陥らせて体力を消耗させる一般的なくすぐり刑とは違い、ジワジワと染み入るようなくすぐったさを与え続けて嬲り、ゆっくりゆっくりと気を狂わせていくというとてつもない刑罰だ。 これが恐ろしいのは、激しいくすぐりとは違って呼吸困難にならず、ずっと意識を保たせたままくすぐったさのみをジワジワ与え続けるという点だ。 その刑罰の性質上、拷問官には卓越したくすぐり刑の技術が要求されるため、この凌遅擽刑を行える拷問官の数はかなり限られている。 オレン「…国のためにいろいろやってきた。」 「なのに…用済みなったら消すなんてあんまりだよ…」 「国のために?お前が国のために何をしてきたと言うの?"盗人"オレン・オー。」 白スーツの女が言う。 国は、オレン・オーを"スパイ"としてではなく、あくまで"盗人"として始末するつもりなのだ。そうすれば、オレンというスパイがいた事実を闇に葬る事ができる。 オレンは何も言わなかった。 この白スーツ集団…通称"揉み消し屋"に狙われた時点で助かる見込みはないのだから。 女だけで構成されているこの揉み消し屋は殺しと拷問のプロ集団。拷問器具無しでも拷問を行う事を可能とし、これまで数千人に拷問を行ってきた。 コツコツと足音を立て、揉み消し屋のうちの一人がオレンの背後にまわる。そして、スッと背後からその雪のように白い手を伸ばし、堂々と開かれているオレンのツルツルの腋の下に指先を向けた。 グニィッ。ワキッワキッワキッワキッ。 女の細長い指がゆっくりと曲げ伸ばしされる。 オレン「…!!」 オレンはその指先を怯えたような目で見る。 手や指だけ見れば、それはまるでピアニストなどの楽器奏者に見える。だが実際は対象をくすぐる事に特化した"コチョコチョフィンガー"だ。 ワキッワキッ。ウネッウネッ。 準備運動だろうか…決まった動きで宙をくすぐるように指を動かした後、女の細長い指はゆっくりとオレンの腋に近づいてきた。 スーッと音も立てずに腋の下の表面に当てがわれる爪と指先。それらがズズッ…ズズッ…とゆっくりと皮膚を引っ掻き上げる。 オレン「んくぅぅっっ!!!ぅっ!!ぅっ!!っっ!!!!」 強烈な不快感。くすぐったさ。それらが一斉に腋にゾリッゾリッと刻み込まれ始める。 オレンはグッと歯を食いしばり、眉間にシワを寄せて目を閉じ、その強烈な刺激に耐える。 ズズッ…ズズッ…ズズッ… オレン「んふぅっ!!!ふぅっ!!!ふぅ!!ふぅ!!!ふぅ!!!!」 目を閉じているため、指がどのように腋の下を掻いているのか見えてはいないが、それでも嫌と言うほど鮮明にその感覚が伝わってくる。 まずつるりとした指先が皮膚を撫でるように掻き、その直後に硬くてツルツルした爪が皮膚を引っ掻く。この二つの刺激により、くすぐったさが生み出されている。 ゆっくりとじっくりと刻み込まれるような腋の下への凌遅擽。 それが執行され初めて5分程度が過ぎた頃、オレンの目からはたらたらと涙が溢れ出てきて、さらにはたらーんと鼻水も垂れてきた。 オレン「ふひっ!!ふひひひひひひひひひひひっ!ひひっ!ひひひひひひひっ!」 小刻みに身体を震わせ、カチカチと歯を鳴らし、歯と歯の隙間から唾液をダクダク溢れ出させるオレン。 凌遅擽刑がくすぐり刑と違うのは、大笑いできないこと、だ。くすぐったさは普通のくすぐりよりもずっとずっとくすぐったいのに、大笑いさせてもらえない。大笑い出来れば少しは気も紛らすことができるのに。 許されているのは、じわじわとじっくり凶悪なくすぐったさを与えられ続けることのみ。 コチョ…コチョコチョ…コチョコチョ… オレン「んがっ!!んがっ!!んひっ!!んひひひひっ!!ひっ!ひっ!!ひっ!!んひひひひひひ!!」 口を開き、大爆笑するその一歩手前。執行人の女は、ギリギリのところをキープし、ゾワゾワコチョコチョと腋の下をくすぐり続ける。 さらに、もう一人女が近づいてきて、オレンの膝に爪をセットし、ゾワゾワコチョコチョとくすぐり始めた。 ゾワゾワ…ゾワゾワ… コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ… オレン「んくぅぅふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふぅぅっ!!?ふひぃっ!!?ひひひひひひはははははははははははははははははははは!!?くひっ!?くひっ!!?」 膝を指からずらそうとするが、女の指先と爪はピトリと膝に吸い付くようにして離れず、ジワジワと嫌らしくてねちっこい責めを続ける。 コショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショ… オレン「ぶふっっ!!?ふひひひひひひひひひひひひひひひっっ!!?あ"っ!!あ"っっ!!!あ"っっ!!!っっはははははは!!?くはっ!!くふぅっ!!!」 「答えよ。オレン・オー。貴様の盗んだ品はどこに隠してある?」 白服の女が問いかける。 だが、その質問には答えようがない。 なぜなら過去に一度捕まった際に盗んだものは全て没収れているのだから。この白服の揉み消し屋だって当然そのことを知っている。 つまりこれは、形だけの尋問だ。 「答えないか。なら…」 揉み消し屋の女はパチンッと指を鳴らす。 オレン「んひひひひひひっ!!?はっ!?はっ!!?ま、待ってっっ!!!あっ!!あひひひひひひ!!」 何かされる…そう察知したオレン。 その予想通り、腋と膝をくすぐっていた指が止まり、腋をくすぐっている女のそのピアニストみたいな細長い指がワキッワキッと宙を握るような動きを見せた。 そして、人差し指と中指の二本の指先と爪の先をピトッと腋にあてがい、腋の下にあるくすぐったい神経の密集帯をゾリゾリコチョコチョとゆっくりじっくり味わうようにくすぐり出した。 ゾリッ…ゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリッ…! コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ…! オレン「ひゃっ!!?んははははははははははひひひひっ!!ひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひっっ!!?くすっっっぐったぃぃひひひひひひひひひひひひひ!!!ぁぁっ!!ぁあっ!!ぁあっっ!!!くるぅじぃっ!!!ひっ!!ひひひぃ!!!ひぃひひひ!!?ひぃぃぃひひひひはははははははははははははははははははははははははははっ!!?なにこれっ!?なにこれぇぇっっ!!!?」 その責めにより、オレンは望み通りに大笑いできた。なのに、まだ苦しい。精神がおかしくなりそうだ。 腋の神経の密集帯をくすぐる指の動きはあくまでゆっくりだ。 だが、その一掻き一掻きが腋のくすぐったくて堪らない神経をなぞるように嬲っているせいで、発生するくすぐったさは爆発的なものだった。 ゆっくり動く指…しかし襲いかかるのは激しいくすぐったさ…というギャップにより発生するじっくり煮込むようなくすぐったさの応酬にオレンは気が狂いそうになっていた。 「話す気になるまでそうやって腋をコチョコチョしてもらうといい。」 揉み消し屋の女がそう言って腕組みをする。 ゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリッ… コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ…!! オレン「んひははははははははははははははははははははははははははは!!?このっっ!!感じぃぃっ!!き、き、気持ち悪ぃぃぃっひひひひひ!?ひひ!?ひひ!?ひひひはははははははははははははひははは!?ひははは!?ひはははははははははははははははははははははははははは!!!んひょほほほほははははははははははははははははは!!や、やるなら思い切りやればっ!!!いぃっっ!!っっひひ!?ひひひひひはははははははははは!!」 痒くて痒くて堪らない部位を優しく引っ掻かれているかのようなもどかしさ…そんな強烈な不快感を伴って送り込まれてくる腋へのくすぐったさによりオレンは指をワナワナさせ、脚を震わせ悶える。 コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ… コショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショ… オレン「はぁっ!!!はぁっ!!!んははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!話すっことっっなんてッッ!!なにもっっ!!!わかってるくせにぃっ!!このぉぉっ!!っはははははははははははははははははははははは!!んひひひひひひひひひははははははははははは!!あはっ!あはっ!!はははははははははははははははははははははははは!!」 もどかしくも激しいくすぐったさに頭をめちゃくちゃに乱されながら叫ぶオレン。 彼女の言う通りこれは形式上の拷問だ。揉み消し屋がオレンから聞き出すことなど何もない。 「口を割らない、か。」 ズクッ! 別の揉み消し屋の女の指が、オレンの脇腹を鷲掴みするように捕らえた。細くて引き締まった抜群の形をした脇腹を、だ。 そして、親指をグッと脇腹のコリッと硬い部位に押し当て、ズズズッとねじ込んでいく。 オレン「ふあああああああああああッッッ!!?」 間の抜けたような声が響く。 まるで急所を掴まれたような声だ。 いや、例えではなく、まぎれもなく急所を掴まれたと言えるだろう。 親指がとらえている脇腹のそのコリッと硬い部分…そこは、普段は脇腹の肉に守られている脇腹の急所…脇腹のくすぐったいツボだ。 オレンは口をぽかんと開けたままカタカタと下顎を震わせる。ここをじっくり揉まれたらただでは済まないと想像がついたのだ。 コリッ! オレン「ぎゃっっっ!!!?」 親指がツボをコリッと刺激した瞬間、ビクンッとオレンの身体が跳ね上がる。 コリコリッ! オレン「くぁっ!!?あっっ!!?あっっ!!!?」 また跳ね上がる。 コリッ…コリッ…コリッ… オレン「はぅぅっっ!!?んんんんんっっ!!?」 親指がコリコリしたツボをある程度ほぐすと、ツボがクニャッと柔らかくなったのをオレンは感じた。 そして親指はその柔らかくほぐれたツボにしっかりと指の腹を押し当て、クニクニクニクニとゆっくりじっくりと刺激を与え始めた。 オレン「はぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああ!!?はひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!?んひひひひひひひ!?くひっ!?くひっ!?くひひひひひひひひひひひひひひははははははははははははははははっ!!?はっ!?はっ!!はっ!!はっ!!!」 激しくグニグニ揉まれるわけではなく、親指を脇腹に押し込み捩じ込んだまま、クニクニと最低限の動きでツボを嬲られるオレン。 その刺激は直に脳に刺すように送り届けられ、鈍く重いくすぐったさの暴力にオレンは歯をカチカチ鳴らしながらその喉の奥底から悲痛な笑い声を響かせた。 クニクニ…クニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニッ…! オレン「くっっふっふっふっふひぃぃっひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!?ひぃひひひひひひはははははははははははははははははははははっはっはっはっはっ!!?んはぁっはははははははっ!!!んはっ!んひぃっ!!んひひひひひひははははははははははははははははははははははは!!!っひっひっはははははははははははは!!!」 しゃっくりのような小刻みで甲高い笑い声を響かせる。 必要最低…まさにそう説明するに相応しい親指の動きでクニクニクニクニと脇腹の奥のほぐれたこちょばいツボをこそばされ、オレンはその整った顔をぐちゃぐちゃに歪ませ、じゅるると口からこぼれ落ちる唾液を啜り上げながら笑い悶えていた。 「さぁ盗人よ。気は変わったかな?」 揉み消し屋の女がまたも意味のない尋問をしてきた。 クチュッ! クニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニッッッ…! オレン「んひひひひひひははははははははははははハハハァッ!!!?こんなっ!!茶番ッ!!っっひひははははははははははははははははははははははははははは!!!いらなっっひぃぃぃっ!!ひひひひひはははははははははははははははははははははははは!!!くっっひゃひゃひゃはははははははははははははははははははははははははははは!!!ぅぁぁあああああああははははは!!!揉むなっ!!揉むなぁぁぁぁ!!!」 親指がツボをクチュクチュクニクニと器用にこちょぐるたびに、じわじわジワジワじゅくじゅく…と毒が染み込むような感覚と共に脇腹にくすぐったさが送り込まれてくる。 しかし、白状する情報など一つとないためオレンがこのジワリとした揉み地獄から抜け出す方法はない。 「話さないなら…」 女が脇腹から指を離す。親指を捻じ込んでいた箇所はうっすらとピンクに染まっていた。 そして、そのまま両手をスーッと動かし、指先をある箇所に向けた。 ビクッ!! まだどこをくすぐられるとか何も宣告されていないのに、オレンはすぐにどこを責められるか察知した。 女の白い指先が向いているのは、大胆にガパッと開かれたオレンの股にある"鼠蹊部"だ。 長い脚の付け根に位置する鼠蹊部にもまた…"揉まれてはいけない部位"が存在する。 脇腹のツボをじっくり揉み殺すように鼠蹊部を揉みくすぐられたらたまったものではない! オレンの顔にじとっと生ぬるい汗が噴き出す。 オレンはふるふると首を横に振る。だが、揉み消し屋の女はそのままギュッと文字通り鼠蹊部を指で挟むようにつまみ、そのままクニクニクニクニと入念に鼠蹊部をほぐすようにくすぐった。 クニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニッ!!! オレン「ふぉっっ!!?ぉっ!?」 全身の筋肉の力が一斉に抜けるような、そんなくすぐったさが鼠蹊部に走り、それらは全身に駆け巡る。 クニクニ!!クニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニッ…!! オレン「うぁっっ!!?あっっ!!!!!?」 オレンの身体がビクビク…ビクッと大きく震えたかと思うと次の瞬間、オレンは開かれた股から尿を放出した。 オレン「うがぁぁぁああああああああああああああああああああああっっ!!!?あっ!!?あっっ!!?っははははははははは!!?」 ガクガクと震えながら失禁を繰り返すオレン。 鼠蹊部をクニクニされるたびに、オレンは尿を放出しまくった。 だが、まだ"笑い"が込み上げてこない。 オレンがそう思っていたちょうどその時、鼠蹊部をくすぐっている女の指が鼠蹊部を摘んだまま、親指をグニョッとスライドさせ、鼠蹊部を揉み込んだ。 その時だ…オレンに猛烈なくすぐったさが襲い掛かったのは。 オレン「ぎゃっっっ!!!?」 「っははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?んはっっ!!?んひひひひひひひっっ!!くぅぅぅぅっっ!!!?っふふふふふふふふふふふふはははははははははははっ!!?きっっ!!きっっ!!?きひひひひひひははははははははははははははははははははは!!」 鼠蹊部を責められても、そのくすぐったさはあくまでじっとりと染み込むようなねちっこいくすぐったさであることに違いはなかった。 大暴れして喉が潰れるほど叫ぶことができる類のくすぐったさではないのだ。 脳を蝕むような、神経を蝕むような、精神をじっくりとドロドロ溶かしていくようなそんなタチの悪いくすぐったさだ。 グニグニ!! クニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニ!! オレン「うぁぁぁぁあああああああっ!!?っっ!?っっ!!!くっっ!!!あっ!!あっ!!あっ!!あっ!!!!くぅぅぅふふふふふふふふひひひひひひひひひぃっっ!!?っっひひひ!!っひひひひひはははははははははははははははははははは!!!ひぃひひひひひひひひひひひひ!!!そんなにぃぃ!!じっくりぃぃ!!やらなぃぃでぇぇっ!!っっへへへへへへへへへへへへははははははははははははははははははははははははは!!!?」 鼠蹊部クニクニ責めにおいても、指はあくまでもゆっくりと鼠蹊部をこねている。マッサージにおいて丁寧に快感を送り込むように、この凌遅擽刑も"丁寧に"じっくりと地獄のくすぐったさを与え続ける。 ◯ しばらくすると、揉み消し屋のうちの一人が部屋に見知らぬ女を連れてきた。その女はどうやら一般の人間らしく、この状況もイマイチ理解していないようだった。 だが、オレンは察していた。この女をなぜここへ連れてきたのかを。 この一般国民の女は、いわば証人だ。 「オレン・オーは盗人でありスパイではなかった。」という虚偽の事実を大勢に広めるための証人になるために連れてこられたのだ。 つまり、この女の目の前でオレンは揉み消し屋たちの望むような答弁─スパイではなく、盗人でしかないという証言─をしないといけないのだ。 「オレン・オー。お前は盗人で間違いないな?」 白服の女が問いかける。 オレン「くひっ!!?っひひひひひひははははははははははははははははっっ!!!」 オレンは未だに一人の女に腋やオッパイを爪でゾワゾワ撫で回され続けている。 凌遅擽刑が始まってもう五時間も経つが、未だにオレンはそのくすぐったさに慣れてはいない。ジワジワと蓄積されたくすぐったさに苦しんでいるだけだ。 オレン「私はっっ!!!くひひひひひ!!盗人っっだっっ…た!!っひひひひ!!けど!!違うっ!!違うっっ!!!私はっっ!!私はぁぁぁ!!」 オレンが喚き始めた。それと同時に、揉み消し屋二人が女性をゆっくりと部屋の外に出した。 そして、部屋にはカツカツとさらに複数人の揉み消し屋の女たちが入ってきてズラッとオレンを取り囲んだ。 「喚くな盗人。」 「往生際の悪い女め。」 揉み消し屋のうちの一人…一際背の高い女がその大きな手に油のようなモノをぶっかけ、ヌタヌタと指に塗り込んだ。 そして、その油まみれのぬるぬるした指をオレンの足の裏に持っていき、爪を足指の付け根に突き立てた。 オレン「くぁぁぁぁっっ!!!?」 ぷっくり膨らみ、ギュッと身の詰まったプニプニしたその足指の付け根部分に爪を当てられたオレンはそれだけで悲痛な声を上げ、ビクッと震えた。 「お前は何者だ?」 オレン「私はっっ!!私はッッ!!私はぁぁ!!!盗人ですぅぅ!!盗人ですぅぅ!!!」 オレンは必死に訂正するように繰り返す。 足の裏はヤバい。その足指の付け根はヤバい。 オレンの頭が命の危険を感じ、身体に警告を発していた。 「そうよね?なら…盗人は壊しておかないと。」 女が冷たくそう言い放つ。 オレン「待ってぇぇ!!!なんでぇっ!?なんでぇぇぇ!!!」 オレンの顔が絶望に染まる。 だが、女がピンと右の小指を突き立てた瞬間…それを合図に足の裏に爪を立てている女がゾリゾリ…ゾリゾリ…ゾリゾリゾリゾリッと足指の付け根部分をくすぐり出した。 ゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリ…ゾゾゾゾォォッッッ!! オレン「あぢょぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!?やっっ!!?あっっ!!?あっっ!!!!狂うこれ狂うこれぇぇぇぇ!!!!っほひひひひひひひひひはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?んほぉぉほほほほほほははははははははははははははははははははははは!!!そこはぁぁぁぁああああああああああ!!!」 それは、爪の先ではなく、ツルツルした爪の表面を使ったくすぐりで爪の表面をぷっくりした足指の付け根部分に滑らせるようにしてゾリゾリとくすぐったさを叩き込む。 オレンは口を大きく開け、びろーっと舌を伸ばして垂らし、脚をガタガタと震わせる。 「二度と素足で歩けなくしておかないとね。」 ゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリ… ゾゾゾッ!! オレン「うぎぃぃぃぃひひひひひひひははははははははははははははっっ!!?おがじぐなるっっ!!こわれるぅぅ!!壊れるぅぅ!!っっくひひひひひひ!!!?ぐひひひひひひひひひひひひははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?はぁははははははははははははははは!!うひひひ!?うひひひひひひひひひはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?」 激しく土踏まずや足の裏全面をこちょばされるのとは違い、足指の付け根部分というマイナーな箇所だけを執拗にゆっくりじっくり責めていくこの責めはまさに凌遅擽刑の恐ろしさを体現したような責めだった。 拘束のせいで暴れることもできず、かといって十分に笑い叫ぶこともできないもどかしさの地獄の中、オレンはくすぐられるたびにぐちゃっぐちゃっと表情を歪めていた。 ゾリゾリ!! ゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリ… コショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショ… オレン「もういいっっ!!!なんでもするがらっっ!!!許してお願いぃっっ!!っっひひひひひひひひひはははははははははははははははははははは!!一思いにころじでっっ!!おねがぃっ!!っっひひひ!?うひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!!こんなの嫌ぁぁぁぁあああああ!!っはひっ!?はひっ!?はひひひひひはははははははははははははははははははははははは!!」 「何を言うかと思ったら…これから始まるんだよ…?凌遅擽刑は。」 「さぁ…始めようか。」 十人ほどの揉み消し屋の女たちがその細長い指をワキワキとさせながらゆっくりとその手指をオレンの裸体に近づけてくる。 オレン「ひぃぃっ!!?嫌っっ!!嫌っっ!!!嫌ぁぁぁぁ!!」 泣き叫ぶオレン。だが、その無数の指はついにオレンの皮膚を捕らえ、コチョコチョコチョコチョ…とくすぐり出した。 ぞわぞわ… コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ… オレン「うわぁぁぁぁぁあああああああああああああああああ!!?嫌っ!!嫌っっ!!こんなの無理っっ!!嫌っっ!!!嫌ぁぁぁ!!っははははははははははははははははは!!!ふぎぃぃぃひひひひひひひ!!一回!!一回だけ気絶させでっっ!!お願いっ!!お願いっっ!!無理ならころしてぇぇぇ!!っっへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへははははははははははははははは!!!」 オレンの裸体に群がる指々は、まるでそのくすぐったさを遺伝子に刻みこむようにゆっくりと指を動かし、じっっくりとコチョコチョを行う。 複数人の女がオレン・オーという一人の長身の女の裸体に手を伸ばし、寄ってたかってコチョコチョと指を動かしているその光景に凌遅擽刑の恐ろしさの全てが詰まっている。決して呼吸困難には陥らせず、しかし猛烈なくすぐったさで精神を蝕み続けるという恐ろしさが。 ゾワァァァァ… コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ… オレン「ふわぁぁぁぁぁああああははははははははははははははははははははははは!!!?お願いお願いお願いぃぃぃ!!!ちょっどでいいがら!!!ちょっどでいいがらころじでっっ!!ねぇ!ねぇ!!ねぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!!んはははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!うわぁぁぁあはははははははははははははは!!」 ゆっくりとコチョコチョ蠢く指の動きと、オレンが浮かべている苦しそうな表情は明らかに釣り合っていない。ゆっくりじっくり…丁寧に…しかし与える苦しみは地獄級…それがこの刑罰だ。 ゾワゾワ…ゾワゾワ… コショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショ… コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ… オレン「ふぎぎぎぎぎぎぎひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひっっ!!?早くっ!!早く壊してぇぇ!!私を壊してぇぇぇ!!!っっへへへへへへへへへへへへははははははははははははははははははは!!もっと!!もっとくすぐって私を壊してよぉぉぉ!!!っっほほほほほほほほほほほほほははははははははははははははははははははは!!!」 オレン・オー…彼女が望むように…精神が破壊され、笑い人形となるその時が来るのはまだもう少し先のお話だ。


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