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女殺し屋たちの鳴き声#2(F/F)

2. カウガールの鳴き声 (F/F) 私とヤミムラは黒スーツの女たちにとある雑居ビルの地下に案内された。そこはなんだかカビ臭くて、人が住むような場所ではないような雰囲気がそこかしこからダダ漏れていた。 女たちは薄暗い通路を迷うことなく真っ直ぐすぐ突き進み、私たちをある部屋に連れてきた。 その部屋の前まで来た時、黒髪で背の高い女が立っているのを見た私は声が出そうになった。いや、少しくらいは出ていたかもしれない。 その女の背丈は見上げるほど大きかった。豊満な胸が強調されたタイトな白い半袖Tシャツを着た大柄でグラマラスな体格だったが、何より恐ろしかったのは、顔以外のほぼ全ての部位に びっしりと刺青が入っていたことだ。 刺青女は黒スーツの女たちに向かって会釈をした。 「ヤツの調子は?拘束は完了した?」 黒スーツの女が尋ねると刺青女は頷き、親指でクイッとドアの奥を指差した。刺青女の指は細長く、意外と器用そうだった。 「ヤミムラ。私たちはここまでだ。この部屋の中に、私たちに楯突いた愚か者がいる。」 黒スーツの女がヤミムラに言った。 「中には"指殺(しさつ)"がいる。詳しい話は彼女から。」 黒スーツの女たちはそれだけ言うと立ち去っていった。 刺青女が鍵を使ってドアを解錠し、残された私とヤミムラを部屋に入れた。 「うっ!?」 私は思わず呻き声をあげてしまった。 ドアが開いた途端、鉄の錆びた臭いと、それから鼻が曲がりそうな体液の臭いが鼻に飛び込んできた。 部屋には異常な臭いが充満しており、鼻どころか目もやられてしまいそうなくらいだった。 部屋には窓がなく、照明も古臭い白熱灯だけ。 中央には、女が裸にひん剥かれて身体の自由を奪われた状態で拘束されている。 女は禍々しい椅子に座らされ、細い両腕を耳にぴたりと付けるようにバンザイさせられた状態で固定されて、股を開いて長い脚を伸ばした状態で足首や太ももをベルトや枷で固定されている。 女は白人で、垂れた長いブロンドの髪は汗をたっぷり含んでおり、何本かは口元にベッタリとへばりついていた。 白い肌は奇妙なヌメリを帯びており、腋の下のあたりとそれから肋骨のあたりとそれから足の裏にはなぜかピンク色をした引っ掻き痕のようなものが刻まれている。 また、女はゼェゼェと息を切らしていた。 この酷い臭いに満ちた部屋の中央に拘束されている女…それが、"カウガール"…ラノン・パーキンソンだとは、ヤミムラに言われるまで分からなかった。 「待ってたぜ、ヤミ。」 部屋の隅でタバコを吸っていた女が言った。 その女は、キャミソール姿の金髪の日本人でいわゆるギャルのような見た目をしたセクシーな若い女だった。 ヤミムラ「指殺。今日の始末担当はお前か?」 指殺(しさつ)と呼ばれたそのギャル女性は頷き、タバコを吸った。 私はこの時、やっとこの女性が以前、単体でアイアンメイデンにも来ていたことを思い出した。 指殺「そうだよ。全く…今日は休暇だったのに呼び出されちまった。」 ヤミムラ「それで?ターゲットは…」 ヤミムラがちらっと拘束されている裸体の女の方を見た。 指殺「あぁ、そうだよ。この馬鹿だ。」 ヤミムラ「ラノンか。」 ヤミムラに名前を呼ばれ、ハッとしたようにラノンは顔を上げた。 ラノン「ヤミ…」 「ねぇ…アンタからも言ってやってよ…」 「けほっ!」 「私は別にさぁ…そこの組織にはむかったわけじゃないってぇ…はぁ…はぁ…」 ラノンの顔はひどくやつれており、目には何度も泣き腫らした痕が残っていた。数日前にアイアンメイデンに来店し、私を揶揄った時とは別人のようだった。 ヤミムラ「私はお前の弁護をしにきたわけじゃない。」 「私は商品に不備がないかをチェックするために来ただけだ。悪いね。」 ヤミムラはそれだけ言ってラノンを無視した。 指殺「拷問はいつも通り…ボスの好みで"くすぐり刑"一択だ。」 「まぁ、だからこそ私が呼ばれたわけだが。」 指殺はそう言ってタバコを足で踏み潰し、自分の手を見た。指殺の手指はまるで指圧師のように大きく分厚く、スベスベしていた。 八千代「くすぐり…けい…」 私は思わず声に出してしまった。 くすぐり刑というのが、裏社会で拷問や処刑として使われているのは、既にヤミムラから聞いていたし、ヤミムラは実際にくすぐり刑に関する拷問器具なども多く制作している。 だが、それが実際に行われているところなんて見たこともなかった。というか、未だにくすぐりがそこまでの威力を持っているなんて私には信じられなかった。 指殺「ヤミ。お前が来るまでに既にそこにいる"レディ"とくすぐり刑を始めてた。」 指殺はつるっとした長い指でドア付近に立っている刺青女を指差した。 指殺「コイツは、腋の下クチュクチュと肋くすぐり、それから爪による足の裏責めに弱い。」 ヤミムラ「そこまで分かってるなら私の新商品を試すまでもなさそうだな。」 指殺「私もそう思うが、ボスはどうやら使いたいらしい。」 「全く。嗜虐心ってのはあの人のためにあるような言葉だな。」 「それで?新商品は?」 ヤミムラ「これだ。」 ヤミムラは台車に乗っている例のガス缶と、それを吸わせるための強制吸引機を指差した。 指殺「なるほどな。相変わらずボスが好きそうな感じだ。」 「じゃあまぁ…これを使うのは処刑の時にしようか。」 「とりあえずは、この馬鹿への"拷問"が先だ。」 「レディ。再開しろ。」 指殺はそう言ってタバコをまた咥えた。 私の心臓がキュッと痛んだ。これから何かヤバいことが始まる…そう察した。 レディと呼ばれた刺青女が動き出すと、ラノンの身体がビクッと震えた。 ラノン「待ってぇ…!!!ねぇ!!」 「ヤミぃ!!止めて!!コイツら止めてぇ!!」 ラノンがガシャガシャと拘束具を鳴らしながら必死にヤミムラに助けを求めた。彼女の顔は脂汗にまみれており、下顎はカチカチと恐ろしいくらい震えていた。 それでもヤミムラは顔色ひとつ変えずにラノンを見つめているだけだった。 ラノン「くすぐりはぁ!くすぐりはもうっ…!」 「もうヤなんだってぇ!!」 「話すことなんてないっっ!!本当にないからぁぁっ!!」 刺青女レディがラノンの背後に周り、ソッとその大きな手に揃う細長い指を肋に添え、指先を肋と肋の隙間に食い込ませた。 ラノン「ほわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわわっ!!?」 ラノンの身体がビクッと震え、顔が引き攣る。 指殺「へい、カウガール。共犯者の名を吐きな。」 「うちらはな、お前ともう二人他に犯人がいるって睨んでるんだ。」 「くすぐり殺されたくなきゃ答えろ。」 指殺が荒っぽい口調でそう言ってラノンの顔に煙を吹きかけた。 ラノンはケホケホとむせ、それからしばらく何かを噛み殺すような顔を浮かべたのちに首を横に振った。 指殺「だったら笑ってろ。」 指殺がレディに目で合図を送った瞬間、肋の隙間に嵌め込まれていたレディの細長い指がバラバラと動き出し、肋をくすぐり出した。 ゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョ!! ラノン「ほわっっ!!?わっ!?わっっ!?ヤダこれっ!!ヤダヤダぁぁぁああああああああああああああああああああああああああ!!?ぁは!?ぁはは!?ぁははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?やなんだってぇぇぇ!!それぇぇぇ!!いやぁぁぁあああああああああああはははははははははははははははははははははははは!!」 本来、硬い部位であるはずの肋が、まるで柔らかな肉の部位の如くゴチョゴチョごにょごにょとほぐすようにくすぐられている。 それが堪らなくくすぐったいのだろう。ラノンは目に涙を滲ませ、細くてスタイル抜群の身体をグネグネくねらせていた。 ゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョ!! ラノン「ふひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃっっ!!?ひょぁぁああああああはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?ふにゃ!?にゃはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?やだっでっっ!!ぇぇへへへへへへへははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?」 肋骨をほぐすようにくすぐっている刺青女の目は遠くを見ているかのような目で、とても話し合いが通じるような目をしていなかった。 彼女はただひたすら、肋を溶かしてしまうようにゴチョゴチョと指を動かしてラノンの肋の神経をめちゃくちゃにする。 指殺「まとまに口がきけるうちに話しておいた方が身のためだぞカウガール。」 指殺は、ぶんぶんと頭を振り回しているラノンの頭を無理やり押さえつけてまたタバコの煙を吹きかけた。 ラノンがむせる。 ゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョ!! ラノン「けひゃっ!?ひゃひゃひゃはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?知らなぃっ!!知らなぃってぇぇ!!ぅへへへへ!?ぅへ!?知らなぃって言ってるでしょぉぉっ!!?っっへへへへへははははははははは!!けほっ!!けほっ!!っっっ!!っっへへへへはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!かはっ!かはっ!!っっははははははははははははははははははははは!!」 肋骨と肋骨の隙間に刺青女の細い指が食い込むたびに、ラノンの身体は小刻みに跳ね、腹の底から無理やりに苦しみに満ちた笑い声が搾り出された。 息を吐かされては吸い、吐かされては吸い…を凄いペースで繰り返しているラノンの顔は徐々に赤く染まり初めていた。 くすぐりの刑が始まって一分ほど経った時、私はまたゾッとした。 くすぐりなんて、普通長くても十秒とか、どれだけ長くても一分ほどで終わるもの。 それなのに、刺青女のくすぐりはまだ終わらないのだ。 それどころか、刺青女の指の動きは加速していき、肋の神経を震わせるように、肋骨をほぐすように指を操りラノンを苦しめた。 グシャグシャグシャグシャグシャグシャグシャグシャグシャグシャグシャグシャ!! ゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョ!! ラノン「い"っ!?くるひぃっっ!!ひひっ!!ひっ!!っっっっ!!?けほっ!?っっひひはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!ぐるひぃぃっ!!!っっははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?あへへへへへへへへへへははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!くっひゃひゃひゃひゃひゃははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 肋骨をゴチョゴチョほぐしくすぐられるたびに、ラノンはその細い身体をグネグネさせて異常なくらい暴れていた。よっぽど刺青女の指先から逃れたいのだろう。 刺青女は肋に指を食い込ませつつ、時折、指先や爪の先で肋の皮膚の表面をコチョコチョ引っ掻くようにくすぐったりもして刺激にアクセントを加えていた。 素人目に見てもそれが高等テクニックであることは分かった。 ゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョ!! コチョッ!! コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!! ラノン「ぶっっひゃはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?うわぁっっ!!?爪ぇぇっ!!?っへ!?へぇっ!?っっへへへへへへへへははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!ふへへへへへはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!かはっ!!はっ!!はっっはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 指の先を肋骨に食い込ませる肋ゴチョゴチョの時はラノンは震えるように悶え、肋の表面を爪の先でコチョコチョくすぐられる肋コチョコチョの時は、ビクビクと痙攣するように悶える。 どう暴れても刺青女の指先からは逃れられず悶え続けて呼吸困難に陥りかけているラノンの目からは次第に涙が滲んできた。 ラノン「ぶひゃっっ!!!ひゃっ!!っっっひゃひゃひゃひゃははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!けほっ!けほっ!!!っっ!!!もう勘弁じでっっ!!っっへへへへへ!!へっ!へっ!!っっへへへへへへへへへへははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 ラノンが口から生唾を吐き出した時、ようやく刺青女の指が止まり、ラノンの肋から指が離れ、その肋には薄ピンク色をしたくすぐられ痕が刻まれていた。 ラノン「ぶはっっ!!」 「はぁ!はぁ!!はぁ!!はぁ!!」 くすぐりから解放されてらもラノンは唾をペッペッと吐き出し、息を切らし続けた。 指殺「さて。話す気になったか?」 指殺が腕組みをしてラノンの脂汗まみれの顔を覗き込むように尋ねる。 指殺「お前は、私らの組織のボスを罠にかけて殺そうとした。お前がミスをしたおかげでその馬鹿げた計画は外に漏れ、お前はこうして捕まったわけだが。」 「射撃しか能のないお前に計画できるとは思えない。誰が言い出した?誰と協力した?」 ラノン「はぁ…はぁ…!!!」 ラノンは口に入った自分のブロンドの髪を舌を使って掻き出すと、しばらく俯き、それから首を横に振った。 彼女が首を横に振った時、私の胸がまたズキンと痛んだ。 ラノンが指殺の尋問に屈しないことで、また…またヤバい光景を見ることになる。そう思ったのだ。 ラノン「私が単独で…」 ラノンがそこまで言いかけた時、指殺はラノンの台詞が終わるよりも早く、大きな手で腋の下を鷲掴みにした。 そしてその指圧師みたいな滑らかでスベスベした両方の親指を腋の下に押し当てる。 ラノン「!?」 ラノンの顔がこわばる。 指殺の親指は何かを探るように腋の下をスリスリ撫でたかと思うと、ピタッと止まってそのまま腋の肉に指を食い込ませた。 腋にズプッと食い込んだ親指はまるで腋をマッサージするみたいにクチュクチュと動き出す。 クチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュッ!!! ラノン「くぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ"っっ!!?」 ラノンから喉が裂けるような金切り声が上がった。 ラノンのただでさえ大きな目がさらに大きくギョロリと開かれたかと思うと、口角が吊り上がり、次に腹が震えて彼女は悲痛な笑い声を絞り上げた。 ラノン「いやぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!?ふひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃっ!!!んひゃぁぁあああああああははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!ダメダメダメダメぇぇ!!!むりぃぃぃ!!!知らなぃっ!!しらないっ!!知らないものは知らないんだってぇぇぇぇぇ!!!っへ!?っへははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 頬に涙を伝わせながら、口を震わせ笑い叫ぶラノン。 哀しみと苦しみがべったり塗り込まれ、その上に笑顔を無理やり貼り付けたような不気味な表情だった。 指殺の親指は信じられないくらい食い込んでいて、指先を器用に使ってクチュクチュクチュクチュとくすぐったいポイントを掻き混ぜていた。 指殺「このままくすぐり嬲り殺されたいか?」 「少しでも楽に始末されたいなら白状しな。」 「でないとこの腋の下のツボをえぐり続けるぞ。」 指殺は脅しをかけながらがっしり腋の下を捕まえ、親指を腋のくすぐったいツボとやらに食い込ませたまま恐怖のマッサージを続行する。 クチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュ!!! ラノン「ぶひゃははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?やめっっ!!!止めでお願いっっ!!!っっひひぃ!?ひひひひひひひはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!お願いだっでっっ!!!知らないッ!!!知らないがらぁぁぁぁああああああああああ!!!っっはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!ぁははははははははははははははは!!」 指殺の親指の先っちょが腋のツボを刺激する度に、ラノンの目は大きく剥かれ、体が小さくビクッと震えているのが分かった。 それが何度も何度も高い頻度で繰り返され、全身が激しく痙攣し続けているように見えていた。 指殺「知らないなら、知るまでくすぐり続けてやろうか。」 クチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュ!!! ラノン「かはっっ!!?ひゃっ!!ひゃっ!!ひゃっ!!!ひゃっははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!はっひゃはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!けほっ!!けほっっ!!!かはっっ!!っっひゃはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!」 繰り返し送り込まれる強烈な刺激に、反射的に身体を震わせ悶え続けるラノン。 ラノンが真っ赤に染めた顔を振り乱し、唇を痙攣させ始めた頃、指殺は一度指を止めた。 ラノン「ぶはぁぁぁぁっ!!!おぇっ!!」 「はぁ!!はぁ!!はぁ!!!けほっ!!」 ラノンは頭を垂れ、唾液を自分の身体に吐き出し、必死に息を整える。 指圧を行われていた腋の箇所はほんのりとピンク色に染まっていた。 指殺「これ以上ムダに苦しみたくなければ早く白状しな。」 指殺は親指だけを曲げ伸ばししながらラノンを脅した。 ラノン「けほっ!!けほっ!!」 「はぁ…はぁ…」 ラノンはすっかり乱れ切ったブロンドの髪から滴る汗を見つめ、放心状態のようにボーッとしていた。 ラノン「協力した連中は、メキシカンマフィアの……」 ラノンがついに自白した。私がホッとしかけたその時、指殺の眉間に深いシワが刻まれ、指殺はそのまま再び腋の下を捕まえた。 そして両方の親指を腋のツボに食い込ませ、グチュグチュと怒りを込めてツボをえぐりシゴキ始めた。 グチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュ!!! ラノン「うわぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!?ぁっはははははははははははははは!!?待っで!!待っでっ!!!待っでぇぇぇぇぇ!!!!待っでぇぇぇぇぇぇぇえ!!!!っぅはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!それとめてぇぇぇぇ!!!っっへへへへへはははははははははははははははははははははははははは!!!」 再開されたツボへの暴力。 ラノンは首にビシッとスジを浮かび上がらせ、顔を真っ赤にして笑い叫ぶ。 それでも指殺は親指を止めず、さっきよりもずっと暴力的に腋のツボを潰すようにグチュグチュとくすぐりまくる。 指殺「私らが何にも知らないと思ってんのか?カウガール。」 「お前の協力者が私らの周辺の人間だってことくらい調べがついてるんだよ。」 「よくもまぁメキシカンマフィアだなんて嘘をついてくれたな?」 「お仕置きだ!」 グチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュ!!!! ラノン「はわははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははひ!!?まっでとめでぇぇぇぇぇぇ!!!っっへへへへへへへはははははははははははははははははははは!!!ひぃぃぃひひひははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!それっ!!!それきづいぃぃぃぃぃ!!!っっひひひははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!」 お仕置きと称して指殺はしばらくの間、ラノンの腋の下のツボを潰し続けた。 ラノンはひぃひぃ言いながらヨダレをぶちまけ、その白くて大きなオッパイをぶるんぶるんと揺らしながら激しく悶え、苦しんだ。 指殺「ヤミ。新商品の出番だ。」 「コイツ ヤミムラは僅かに笑みを浮かべ、私の方を見て「手伝え」とだけ言って準備を始めた。 指殺「カウガール。お前にはどうやら未知の苦しみを与えないといけないらしい。」 指殺は不敵に笑ってラノンの汗でぐしょぐしょのブロンドヘアを撫でた。 ラノン「待ってぇ…!なにすんのぉ…!?」 情けない泣き顔で指殺の顔を見るラノン。 だが、指殺は何も答えない。 ヤミムラ「マスクを顔に装着してやれ。」 「それから、マスクのチューブを吸引機に接続して、最後にガス缶を吸引機にセットするんだ。」 ヤミムラは私に細かく指示をした。 私は事前にヤミムラからこの新商品の説明を受けていてなんとなく使い方を把握していたので、困ることはなかった。 ただ、知っているからこそコレがラノンに使われるのだと思うと心が痛んだ。 そ長いチューブのついた酸素マスクをラノンの鼻と口を覆うように装着する。ラノンの顔は恐怖とくすぐりによって分泌された脂汗まみれで、ヌメヌメしていた。 マスクで鼻と口を覆うと、マスクについている日本のベルトを後頭部に回して留め金を止める。これでラノンはどう足掻いてもこのマスクを外すことができない。 ラノン「ねぇ、あんた…助けてよ…」 「なんとかしてよ…ねぇ!!」 ラノンが目をうるうるさせながら私に助けを求めてきた。私には、助けることも、それを拒否することも出来なかった。 それからマスクのチューブを吸引機本体に繋ぎ、最後に吸引機の凸部分にガスの入った缶をセットした。 私とヤミムラが新商品の準備をしている間、指殺はラノンの足裏にオイルを追加で塗り込み、それから自分の人差し指に銀色に光る鉤爪のようなものを装着していた。 指殺「さて、カウガール。」 「答えるか答えないか…いよいよ真剣に考えなくちゃいけなくなったぞ。」 指殺が嬉しそうにニヤニヤ笑いながらラノンを見た。 ラノンは怯えた目で指殺とそれから強制吸引機を交互に見つめた。 ラノンはなにも答えない。 指殺「これが何か分かるよな?」 「お前を鳴かせる爪だ。」 指殺は両手の人差し指の爪部分に装着した銀の付け爪を見せつける。 それを見せられたラノンの顔が引き攣り、青ざめた。 ラノン「言えない…何も言えない…」 「チームの中でも私は…下っ端なの分かるでしょ…」 「私が何か漏らせば…私は死んじゃうよ…殺されるんだ…」 指殺「馬鹿なことを。」 「お前のドジのせいで既に計画は漏れてる。その時点でそのビジネス仲間の怒りは頂点に達してるだろ?」 「それに…私らに捕まった時点で、死ぬより辛いお仕置きを受けることが決まってるんだ。」 「最後に…お前のそのお仲間とやらも、全員ボスが捕まえる。全員が始末される。全員が狂わされる。」 「全員、どう足掻いても、逃げられないんだよ。」 「それでもまだ口を閉ざすか?カウガール。」 ラノンの唇はかつてないほどに震えていた。 彼女が口から言葉を発そうとしても、唇や喉が震えて言葉にならない。 指殺「よく考えるといい。」 指殺がそう言って刺青女の方をチラリと見る。 それを合図に刺青女がスイッチをカチッと弾き上げた。 ラノン「待って…!!」 吸引機からヴーンと音がした次の瞬間、マスクと吸引機を繋ぐ透明のチューブに濃いピンク色の気体が走り、ガスがラノンの鼻と口に注ぎ込まれた。 ラノン「けほっっ!!?」 ラノンが苦しそうに咽せる。 だが、すぐにガスを吸うまいと口を閉じてしまった。 指殺「こんなにめちゃくちゃになってもプライドはあるってか?」 「それとも…まだ助かる見込みでもあるのかな。」 指殺は銀の付け爪をはめた人差し指をうねらせながらゆっくりとラノンの足の裏の方へ近づいていく。 ヤミムラ「八千代。足の裏を見てみろ。」 ヤミムラに言われた通り、私はラノンのオイルまみれの足を見た。170センチという長身に見合った白くて大きな足だった。よく見れば、足の爪にも黄色いネイルが施されている。 ヤミムラ「土踏まずとカカトのキワ。その一点にはな、足の裏のくすぐったい神経の核がある。」 「あの爪は、そのくすぐったい神経の核を集中的にくすぐる専用の爪なんだ。」 「ビリビリした電撃みたいに鋭いくすぐったさが対象者を襲う。」 「もちろん、うちの商品だよ。」 私にはそれが想像もつかなかった。 足の裏は確かにくすぐったい箇所だ。でも、電撃みたいなくすぐったさだなんて一体どれほどのものなのだろうか。 指殺「協力者の名前を…言え。」 銀色の爪の先端部がその、足の裏の土踏まずとカカトのキワにある神経の核にあてがわれた。 ラノンの全身の毛がぞわっと逆立つ。 さらに全身の筋肉に力が入り、筋張っている。 ゾリィッ!!! ラノン「んぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ"っっ!!?けほっ!!?ごほっっ!!?きひゃっ!!」 銀色の爪が土踏まずとカカトのキワにある神経核をゾリッと引っ掻き上げた途端、ラノンの身体が一気に力が抜け、絶望の笑い声が上がった。 それと同時に、口を開けてしまったラノンの体内には大量のガスが流れ込んでくる。 指殺「本当に言わないんだな?」 指殺はニヤッと笑いながら人差し指を柔らかく動かし、ガリガリと神経核を引っ掻く。 ガリガリッ!!! ラノン「はぎゃぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!?げほっっ!!?ほひゃっっ!!!けほけほっ!!」 何してるの?早く答えなさいよ。どうせ貴女もその仲間も無事じゃ済まないんだから!! そうでないと私がトラウマ級の拷問風景を長く見せられることになるじゃない! …私は心の中でラノンへの怒りをぶちまけていた。 だが、その怒りはラノンに届くことなく、ラノンは最後まで沈黙を貫き通した。 馬鹿なやつ。笑い狂えばいい。 私がそう思ったその時、指殺が片手で足裏をガッと掴んで固定し、神経核にあてがった銀の爪を勢いよく動かし出した。 ガリガリッ!!! ゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリ!!! ラノン「ぎゃっっっ!!!!」 ラノンから瞬発的な悲鳴が上がり、一瞬、ラノンは白眼を剥いた。 が、直後にまた目の色を戻して大きく口を開けて狂い始めた。 ラノン「い"っっ!?あぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃっっ!!?ぎゃぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!嫌っ!!嫌っ!!!嫌っっ!!!やめで嫌っ!!嫌やめでぇぇぇぇぇぇぇぇええええええええ!!!やめぇぇぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!げほっ!!?ぐるじぃっ!!!ぐるじぃぃぃ!!っっひひはははははははははははははははははははははははははは!!!やめへぇぇぇ!!」 笑いまくって異常なくらい息を吐き、ガスを吸い込んで咽せるラノンはまるで溺れてるみたいだった。 ラノンは黄色いネイルが施された指をグーパー開いたり閉じたり、思い切り反らせたりして必死にくすぐったさから意識を逸らそうとしている。 足裏はその殺人的な刺激を受け続けてビクビク震え、爪で引っ掻かれている箇所はみるみるうちに変色していく。 指殺「話したくなったらいつでも言え。」 「呂律が回ってるうちに話すことをお勧めする。」 指殺は必要最低限のコチョコチョといった小さな動きで足裏の神経核をいじめぬく。 ガリガリガリガリッ!!! コチョコチョ!! コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!! ラノン「うがぁぁぁああああああああははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?やべでっっ!!お願いぃぃぃ!!っっひひはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!死ぬッ!!死ぬッ!!!死ぬぅぅぅぅ!!!っっははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?ほぎゃははははははははははははははは!!ほひゃぁぁあああああああ!!」 ラノンは何度も白眼を剥いては戻ることを繰り返しながら目をギョロギョロさせていた。 悲痛な彼女の笑い声は酸素マスクの中で爆発している。 銀色のツルツルの爪は足裏の土踏まずとカカトのキワを掘るようにガリガリと動き続け、神経核を削りくすぐり尽くしていた。 ラノンがまた何度目かの白眼を剥いた時、私は、ある恐ろしいことに気がついた。 ラノンは白眼を剥いている間、手指から力が抜けている。つまり彼女はあの短い間に気を失っているのだ。 ヤミムラ「八千代。気づいたな。」 「あのガスには感度を高める以外に、強制覚醒効果もある。気絶なんてさせないよ。」 ヤミムラは私の方を見て嬉しそうに笑ったが、私には笑う気分にはなれなかった。 目の前で、非力でオイリーな足の裏が殺される勢いでくすぐられ続けているのだから。 ガリガリ!!! ガリガリッ!!! ゾリゾリ!! コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!! ラノン「ぶひゃひゃひゃひゃひゃ!!!だずげれっっっ!!!言いますぅぅぅ!!!いいまふからぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああ!!!!ほぎゃぁぁああああははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!んにょははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!んにゃはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!けほっ!!ほっっ!!?」 銀の爪が足裏を削る生々しい音が響く中、ラノンは叫んだ。 削り続けられている足裏からはオイルが飛び散っている。 指殺「早く言え。」 ガリガリ!!! コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!! ラノン「ほひゃぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああ あ!!!ホリデーっ!!ホリデーらよっ!!!アイツが私らに話をぉ!持ちかけらのぉぉ!! それれ私とカイニスがぁぁ!!のっだにょぉぉぉ!!っっほはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!ほはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 指殺「デス・ホリデーか?」 ラノンは子供みたいな泣顔のまま素早く頷く。 指殺「本当だな?」 指殺は脅すようにさらに深く爪を突き立て、くすぐり削る。 ガリガリ!!!! ガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシ!!! ラノン「いぎぃぃぃぃ!!?ほんどうでずぅぅぅ!!!ふにゃぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああはははははははははははははははははははははははは!!!」 ラノンは頭が取れそうなくらい激しく何度も何度も何度も頷いた。 そこでようやく、指殺が指を止めた。 指殺の指示で、ガスが止められ、マスクも外された。 指殺「なるほど。あの女なら納得がいく。」 「それにお前とカイニスが乗ったわけか。」 ラノン「はぁ!!!はぁ!!!はぁ!!!」 「げほっ!!!そう!!れすぅぅ!!」 開けっぱなしの口からダラダラとヨダレを垂らしながらラノンがまた頷いた。 指殺「よくわかった。ボスに伝えておくよ。」 「ご苦労。」 指殺はそう言うと、オイル入りのボトルを刺青女に渡した。女はそれを受け取ると手早く両手に塗り込み、指をウネウネさせてラノンに近づいてきた。 それを見たラノンの顔がまた恐怖に引き攣る。 ラノン「もぅ…もぅ勘弁してよぉ…もう呂律がぁ…まわんにゃくにゃってぇ」 刺青女がオイリーな手でラノンの髪を掴み、顔を上げさせるとそのまま無理やりマスクを装着させた。 ラノン「か…勘弁してぇ…!全部話した…話したからぁ!!」 ラノンの悲痛な声がマスクの中に消える。 カチッ。 装置のスイッチが入り、ピンク色のガスが再びラノンに注入され始める。 そして、刺青女のヌルヌルの指が腋に添えられ、指殺の銀の爪が足裏に添えられ、それらが一斉に殺意を込めて動き出した。 ゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョ!!! ガリガリ!! ガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシガシ!!!! ラノン「ぎぇぇぇぇぇぇえええええええええええええええええええええっっ!!?やだっっ!!やだやだやだやだぁぁぁぁぁぁああああああああああああああああああああああ!!!うわははははははははははははははははははははははははははははは!!!ひぬっ!!ひぬっ!!ひんじゃぅぅぅぅぅ!!!らすげでぇぇぇ!!!!っっへへへへへへへへははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!げほっ!!がはっっ!!!げほっ!!!?おぇっ!!」 ラノンの身体が電撃を浴びたかの如く激しく痙攣する。大きく開かれたラノンの目玉はギンギンに充血しており、彼女は壊れた人形の如く暴れまくっている。 指殺と刺青女は無慈悲に、冷徹な機械のようにコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョと指を動かし続け、ラノンの始末を実行する。 ラノン「ぶへぇぇぇ!!!たずげでっ!!ヤミぃぃぃぃ!!!おねがいだがらぁぁぁあああああああああああああああああああ!!!もうしなぃっ!!しなぃぃぃぃ!!!っっははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!ぶはぁああああああああああああああああああああああああああああああ!!!ぐぁぁあああはははははははははははははははははははははははははははははははははは!!ひぃひひひ!!ひぃははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 一分ほどこしょばされ続けたあたりから、ラノンは笑うだけの生物へと成り果てた。 もはや言葉も発せず、くすぐったさを受けてただ笑うだけ。暴れるだけ。 この壮絶な拷問が終わったのはそれから三十分ほど後のこと。 拷問が終わった後のラノンはげっそりと頬がコケていた。美しかったブロンドの髪からは色が抜け、髪は水分を失いパサパサに乾き切っていた。 まるで老婆のように老け込み、くたびれ、廃れたカウガールはその後、もうくすぐられてもいないのにケタケタと壊れたように笑い続けながらどこかへ運ばれていった。


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