違反者取締局#2 (X/M, F/M)
Added 2023-03-30 11:03:33 +0000 UTC2. 怪異送りの青年の末路〜くすぐりショック椅子〜 (X/M, F/M) 「ボクはここから逃げる方法を知ってる」 そう自慢げにキッドに話しかけてきたのは、自らを"エンジェル"と名乗る同じ歳くらいの青年だった。 黒髪マッシュヘアで、色白、細身でキッドに負けず劣らずの中性的なルックスを誇っていた。 エンジェルとキッドは同じ部屋に入れられ、エンジェルはキッドの質問にほとんど全て答えてくれた。 キッド「ここはなんなんだ」 エンジェル「違反者取締局。そう言われたろ?」 エンジェルは涼しい顔でキッドの問いに答えた。 キッド「それは分かってる。聞いてるのは、ここが…」 「どこにあるのかって話だ」 「あの世なのかこの世なのか」 エンジェル「少なくとも…この世じゃないことは確かだ」 「そして、ボクには死んだ記憶がないからあの世でもないだろう」 キッド「答えになってないな」 「じゃあここはどこだって言うんだ」 エンジェル「あの世寄りのどこか、さ」 「いま言えるのは、この場所の時間の流れ方が普通じゃないってこと」 「ボクは髪や爪が伸びるのが早い方なんだが、ここに来てから少なくとも体感で一週間以上は経過しているのに、どちらも伸びていない」 キッド「はぁ」 「じゃあなんだ?ここは時間経過という概念のない異空間だってこと?そんな馬鹿な」 エンジェル「君はおかしなやつだな」 「ボクと同じように心霊を生業としているくせに、異空間は信じないのか」 エンジェルはケラケラ笑った。 エンジェル自身も、依頼された相手の希望に沿って、懲らしめたい対象者にちょっとした幽霊を送り込むと言うビジネスをやっていた。 結果的にそれが原因でここに連れてこられたのだった。 キッド「これであんたへの質問は最後にする」 「ここの連中がこぞって口にしてる"彼女"って誰のことだ」 キッドが質問を投げると、エンジェルは頬を膨らませ、目を大きく開けて首を横に振った。 エンジェル「さぁね」 「それはボクが知りたいくらいだ」 エンジェルが脱走を企て、そしてエージェントたちに捕らえられたのは、それからすぐのことだった。 ◯ 脱走者として捕えられたエンジェルの身体は、とある部屋にある"椅子"の上にあった。 エンジェルは、パンツ一枚の格好で、革のベルトを額や太もも、足首に巻かれて強制的に椅子に座らされている。 捕縛される際、エンジェルは抵抗したためお仕置きを受けた。そのせいで現在も息が上がっている。 「自分なら脱走できるとそう思ったか?」 肘置きに革のベルトで縛り付けられた腕を必死に動かしているエンジェルを蔑むように見つめているのは、褐色肌をした白衣の女だった。胸は大きく、指は細長い。 エンジェル「その言い方だと…ボクが失敗したみたいじゃないか」 「お前は捕まった」 エンジェル「まだだ…ボクは必ずここから逃げ出す」 「そうか。お前が反省していないことはよくわかった」 「この…"くすぐりショック椅子"にかけて正解のようだ」 褐色長身女はフッと笑うと、大きなオッパイを揺らしながらエンジェルに近づいてくる。 「その椅子は、反抗心を完全に消滅させるレベルのショックを被拷問者に与える」 「お前をくすぐる特製のくすぐりハンドは、限りなく人間の女のなめらかな生の指に近い感触を誇り、さらに指先からは超くすぐったい電流を放つ」 「お前はこれから、まさに"灼けるくすぐり"を体感できるのだ」 エンジェル「ず、随分とくすぐりに固執してるね…?」 「それもこれも"彼女"とかいうやつの命令かな?」 エンジェルがケラケラと嘲るようにそう言うと、褐色の女はその切長の目でエンジェルを睨みつけ、パチンと指を鳴らした。 瞬間、椅子の背後から数本の腕が現れた。 伸びてきた金属のアームの先端には、艶やかな銀色の手が取り付けられている。 銀色の手は、細長い指をウネウネコチョコチョと蠢かした。その動きは機械とは思えないほど滑らかで、エンジェルはその指を見ているだけでゾクゾクした。 エンジェル「や、やるならやれ…」 「慌てるな」 「お前からは聞き出さないといけないことがある」 「どのようにして脱走したか…だ」 エンジェル「それをボクが答えるとでも?」 エンジェルが不敵に笑うと、褐色肌の女は細長い人差し指をピンと突き立てた。 すると、妖しい銀色に光るくすぐりハンドが一斉にエンジェルの肩や首、脇腹周りに触れた。 その瞬間、エンジェルの身体に張り巡らされているくすぐったい神経がジリジリと震えた。 エンジェル「がっっ!!?」 「うががががががががっっ!!?ぎっ!?あっ!?力がっ!?うがぁぁああああひゃひゃひゃひゃひゃっ!?」 「なんだっ!?ごれっっ!?」 くすぐられているわけでもなく、ただ触れられているだけなのに、くすぐりハンドの指先から放出されているコチョコチョ電流のせいでくすぐったくて仕方がない。おまけに全身の筋肉が痙攣して上手く言葉を発せない。 「ただ触れているだけでこのレベルのこそばゆさがお前を襲っている」 「くすぐりハンドが本気でお前をこそばせばどうなるかくらい…想像がつくな?」 「くすぐり狂いたくなければ質問に答えろ」 女は、腕を組んで脅すようにエンジェルを見た。 だが、エンジェルは歯を食いしばりながら首を横に振った。 エンジェル「…ぅぎぎぎぎぎぎっ!!?ぎひっ!?ひっ!?ひっ!!!」 「ボクの質問に答えろっっ!!ひひ!!ここは一体どこで…"彼女"は何者だっ!!」 エンジェルがくすぐったさを押し殺しながら褐色女に向かって叫ぶ。怒鳴る。 「質問しているのは私だ」 「お仕置きしてやる」 女はエンジェルの決死の叫びも無視し、細長い指をパチンと鳴らした。 それを合図に、銀色に照り輝く地獄のくすぐりハンドたちが意思を持ったかのように動き出した。 ある手は腋に差し込むように腋のこちょばいエリアに侵入し、ある手は肋をがっしり掴むようにし、ある手は脇腹を鷲掴みにした。 エンジェル「待っ…!!?」 そして、腋に忍び込んだくすぐりハンドが手始めに腋をコチョコチョコチョコチョ掻き回した。 エンジェル「あわぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああっ!!?ほわぁぁぁぁああああああああああああああああああ!!!うがぁああああああああああああああ!!?うぎぃぃぃぃひひひひひひひひひひひひひ!!?なんだっ!?なんっっ!!?なんだぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああははははははははは!!?」 エンジェルの細い身体には過激すぎる未知のくすぐったさの刺激が駆け巡った。 エンジェルの目が大きく開かれ、その細身の身体は拘束されていることさえ忘れて飛び上がりそうになった。 くすぐりハンドは、軟体類の如く滑らかさで閉じられていた腋の下に侵入し、そして腋の下のくすぐったいエリアに縦横無尽に指を走らせる。 コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!バチッ!! エンジェル「ぐぁっっっはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?いぎっ!?あ"っっ!?っっひゃはははははははははははははははははははははははは!!!ぎゃっ!?これはっ!?これはぁぁぁああああははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!くはぁははははははははははははははは!!!」 数秒に一度、指先から放たれるコチョコチョ電流がくすぐったい神経を刺激し、エンジェルに灼けるようなくすぐったさを見舞う。 コチョコチョ電流が流されるたび、腋の下のこそばい神経が活性化され、さらに敏感になる。そんな敏感になった神経を嬲るのが銀色に輝くくすぐりハンドの脅威のなめらかさを誇る指先だ。 「私は躾が厳しいタチでね」 「したがってお仕置きも…そのへんのエージェントよりもキツい」 褐色女は椅子を用意し、そこに腰掛けると、長い足を組んで正面で悶えているエンジェルを見て僅かに口角を上げた。 エンジェルは真っ白だった顔を赤く染め、口角がグイッと吊り上がった奇妙な笑顔を浮かべながら笑い悶え、数秒に一度流されるコチョコチョ電流に身体を震わせている。 コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!! バチッ!!! エンジェル「くあっはっ!?はっ!!はっははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!やっっっ!!やめっっ!!ぎぎっ!?ぎゃっ!?っっははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!うぁははははははははははははは!!!げひゃひゃひゃひゃはははははははははははははははははははははははは!!!」 「自分の立場が分かったか?」 エンジェルの腋の下を乱暴にコチョコチョくすぐり続ける銀色のくすぐりハンドを自慢げに見つめながら褐色の女は言った。 コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!! バチッ!!バチッ!!! エンジェル「あっはははははは!!ぎっ!?っひははははははははははははははははははははははは!!ぐへっ!?っっひははははははははははははははははははははは!!!わがっだ!!っっははははははははははははは!!わがっだっで!!っっははははははははははははははははははははははははははははは!!!きひひひははははははははははは!!!うひゃぁっ!!?」 笑わされ、呼吸が乱れることよりも、腋にモゾモゾと走り続けるくすぐったさと言う不快な刺激に耐えられず、エンジェルは自身のプライドを捨てて一旦は屈することを選んだ。 しかし、エンジェルの屈服宣言にも構わず、褐色の女はくすぐりハンドを止めず、腕組みをしたままエンジェルを眺め続けた。 エンジェル「あっははははははははははははははははははははははは!!いぎっ!?止めっっ…!!早く止めろっっ!!っひぎゃっ!!っっはははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!んがっっ!!?早くっ!!早くっっ!!っっはははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!かはっはははははははははははは!!ぎゃっっ!!!」 銀に輝く滑らかなくすぐりハンドのくすぐり指にコチョコチョ腋を掻き回され、そして定期的にコチョコチョ電流に神経を灼きくすぐられながらエンジェルは必死に叫ぶ。 「お前は、くすぐりハンドを止めて欲しいから"立場を理解した"と叫んだのか?」 エンジェル「ぐひっ!?っっはははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!そ、そんなことはっっ!!っっひぎっ!?っっははははははははははははははははは!!あぎっ!!?っっはははははははははははははははははは!!!そんなことぉぉっ!!っっひがっ!?っっははははははははははははははははははは!!」 もし、女の言葉を肯定してしまえば、また何か酷い目に遭わされる。直感でそう判断したエンジェルは必死に女の読みを否定した。 しかし、褐色の女は呆れたように鼻をふんと鳴らし、その細長い人差し指と中指をピンと突き立て、くるくると宙で回した。 すると、腋をこそばしているくすぐりハンドが止まった。 かと思うと、腋のくすぐりハンドは、人差し指と中指の二本のその指先を脇の下のとある箇所にあてがった。 それは、腋の下でもっともくすぐったい神経がびっしり密集した箇所…いわゆるくすぐったいツボだった。 二本の指先がズクッとツボに押し込まれたかと思うと、次の瞬間、その指先から焦げ臭さすら香るほどの強烈なコチョコチョ電撃をツボに送り込みながらツボをほじくりくすぐり始めた。 バリバリッ!!! コチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュッッ!!! エンジェル「っっ!!?」 エンジェルの青い瞳に、絶望が浮かんだ。 エンジェル「うがぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!?ぎゃぁぁあああああああああはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?はぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃっっ!!?うぎゃぁぁあああああああああははははははははははは!!やめっっ!!やめぇっっ!!!やめでぇぇぇぇぇ!!!っっへへへはははははははははははははははは!!!」 神経を直に灼きくすぐるコチョコチョ電撃と、卓越したプロの女のコチョコチョテクニックを持つ銀のくすぐり指による同時くすぐり責めにより、僅かに残っていたエンジェルの誇りは崩壊した。 肩は上下に激しく震え、想像を絶する地獄のくすぐったさが送り込まれている腋からはモワモワと湯気が上がっている。 「試してやってもいい…お前の心が意志をもてなくなるほどに崩壊するまでくすぐり続けるという実験をな」 「お前が真に、立場を理解するまでお仕置きし続けてやろうか?」 「この世界ではお前は、意志を持つことを許されない」 バリバリバリバリッッ!!! コチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュ!! エンジェル「ぎゃぁぁぁぁぁあああははははははははははは!!!ぐげっっ!!?うげぇへへへへへへへははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!ぎぎぎぎぎ!!?ぎっははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!っっだ!!わがっっだぁぁぁっ!!!わがっだがらぁぁぁぁ!!っっはははははははははははははははははははははははははははは!!!」 自分の意思とは裏腹に、口角がおかしいくらいに吊り上がり、腹が震えて笑い声が絞り上げられる。 どれだけ懸命に腋を閉じようとしても、ヌルヌルした感触の銀のくすぐりハンドを腋から締め出すことはできず、結局、腋の下のくすぐったいツボにコチョコチョ電撃とコチョコチョ刺激の両方を浴びせられることになる。 褐色の女は、エンジェルの腋の下を襲っている猛烈な責めの残酷さを知っていながら、それでもなお、エンジェルの生意気な精神を削るために仕置きを続けた。 バリバリバリバリバリバリッッ!!! コチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュコチュ!!!! エンジェル「ぐぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああはははははははははははははははははははははは!!!あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああああああああああ!!!?がはっ!?っっへはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!うぎははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 エンジェルの手に筋が浮き出るほど、エンジェルの指は目一杯伸ばされていた。 身体中を締め付けている拘束具がなければ、エンジェルの身体はふにゃふにゃのとろとろに溶けてしまっていたのではないかと思わせるほど、エンジェルの悶えっぷりは激しく酷いものだった。 腋の下という同一の部位をくすぐられ続けてかなりの時間が経過した。だが、それでも一向に腋の下に走り続けるくすぐったさの刺激には慣れない。 "量産可能なくすぐりのプロの指"として生み出された銀のくすぐりハンドは、常に新鮮なくすぐったさをエンジェルの腋の下に叩き込み、刻み込み、浴びせていた。 エンジェル「ぐひへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!!うへっへへへへへはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!!あがががががががががが!!!っっはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!息がっ!!息がっっ!!っっははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 酸素を取り込んでは吐き出さされ、取り込んでは吐き出さされの繰り返しで呼吸が一向に追いつかない。 さらに、腋の下のツボを襲う人差し指と中指の滑らかな"ツボえぐり"の刺激の強さも凄まじく、エンジェルの顔は徐々に青く染まり始めていた。 そんな時、女はようやくくすぐりハンドを止めた。 エンジェル「ぶへっっ!!!はっ!!はっ!!はぁ!はぁ!!はぁ!!!けほっ!!っっはぁ!はぁ!!!」 エンジェルは息を切らし、肩を揺らし、必死に酸素を取り込む。口の中はカラカラで、肺は疲弊し、呼吸そのものにごっそりとエネルギーを消費するように感じるほど、疲労が蓄積していた。 「聞くまでもないだろうが、脱走に関する情報を白状してくれるな?」 エンジェル「はぁ…!はぁ…!!はぁ…!!」 「けほっ!けほっ!!」 エンジェルは眉間にシワを寄せ、悔しさを滲ませながらもコクコクと頷いた。 「話せ。全て。偽りなく」 もうあんな目に遭わされるのはごめんだ。 エンジェルは未だ腋に残っているくすぐったさの余韻を味わわされながら、褐色の女に全てを話した。 女からの尋問が終わり、エンジェルが安堵の息をついた時、肋を捕まえている指がモゾモゾ動いた。 エンジェル「!?」 見てみれば、エンジェルの肋骨を捕まえている銀のくすぐりハンドのその指の形が変化していたのだった。 それはちょうど、肋骨の溝にフィットするような形状だった。 エンジェル「はぁ…はぁ…!ちょ、ちょっと…待って…」 「なにを…」 「もう全て話したぞ…!!」 焦りから、再び反抗的な声色で怒鳴るエンジェル。 「分かっていないな」 「お前は脱走中…入ってはいけない部屋に忍び込んだ」 「そこで見たもの全て…忘れてもらう必要がある」 先の尖った器用そうな銀の指先がグググッと肋骨の隙間に食い込む。 エンジェル「ぎゃっっっ!!?ちょっっ!!?ぐぁっっ!!!?」 エンジェルはピーンと背筋を伸ばし、それから身体をグネグネくねらせた。 エンジェル「見たものは誰にも離さない…!!」 「約束するからっっ!!!」 グシャッ!!! エンジェル「うぎぃぃぃぃいいいいいっっ!!?」 エンジェルの肋の隙間にある、くすぐったいポイントを尖った指先でグシャッとひとほぐしすると、エンジェルは呻いた。 エンジェル「待ってぐれっ!!頼むからっ!!」 「もう無理だってぇ!!」 くすぐりの怖さを嫌と言うほど叩き込まれたエンジェルにとって、恐ろしさを知っている刺激がその身と神経に刻まれるのは、凄まじい恐怖であった。 しかし、冷酷にも褐色の女は宙で指をワキワキ動かし、くすぐるようなジェスチャーを見せ、肋骨くすぐり専用ハンドを暴れさせた。 エンジェル「やめっっ…!!!」 エンジェルの声が、くすぐらハンドが肋骨をほぐす音と、エンジェル自身の絶叫でかき消された。 グシャッ!!! ゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャッ!!! エンジェル「んぐぅぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおお"っっ!!?ぐぎゃぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!?うひょぉぉぁぁあああああははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!やばいっ!!やばいぃぃぃぃぃっ!!!っっはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!うわぁぁぁあはははははははははははは!!!?」 エンジェルの両目が潤んだかと思うと、そこから一気に涙が溢れ出した。 力んでいた下半身の力、上半身の腕の力が一気に吸い上げられたかのように抜け、エンジェルは顔をふにゃふにゃに柔らかく崩し、恐ろしいものでも見たかのような悲鳴と絶叫、そして笑いの入り混じった不気味な声を上げた。 肋骨に食い込む銀色の指は、グシャグシャゴシャゴシャと器用に肋骨の隙間に食い込み、ほぐし、ツボをめちゃくちゃに刺激する。 グシャグシャグシャグシャ!!! ゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャ!!! エンジェル「やめぇぇぇへへへへへへへはははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!きづっっ!!きづいぃぃっ!!っひははははははははははははははは!!!ぐひゃひゃひゃはははははははははははははははははははははは!!!忘れるっ!!ぜんぶ!!ぜんぶ忘れるがらぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああ!!っははははははははははははははははははははははははは!!それやめでぇぇ!!」 褐色の女は、既に反抗心も失せた違反者に対しても、徹底的に罰を与えた。 銀色の肋くすぐりハンドも、その意志を汲み取るように、徹底的に肋の隙間に眠るくすぐったいツボを壊しまくる。 エンジェルの肋に走るのは、肉体を捨ててしまいたくなるほどの悍ましく冷たいくすぐりの刺激。エンジェルは口を開けたままガクガクと顎を震わせ、唾液を滴らせた。 「最初からこれくらい可愛い態度でいれば良いものを…」 「生意気だからこっちも苦しめる必要があると判断せざるを得ないんだ」 そう言う女であったが、銀色の指々にコチョコチョ拷問されているエンジェルを見つめる女の心拍数は上がっており、さらに口角には僅かに笑みが浮かび上がっていた。 そして、目的を完遂するため、加えて自分の欲望を満たすために、さらなる刺激をエンジェルの肋に加えることにした。 グシャグシャグシャグシャグシャグシャグシャグシャグシャグシャグシャグシャグシャグシャグシャグシャ!! ゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャ!!! バリバリバリバリッ!!! エンジェル「ぎゃっっ!!?うぇっ!?っっははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!電気ぃっ!!?ひぎぃぃぃひひひははははははははははははははははははははははは!!無理無理無理無理無理無理無理無理無理ぃぃっ!!!いぃぃぃぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!?っっははははははははははははははははは!!!」 エンジェルの凹凸のある肋にしっかりと嵌め込まれた状態で暴れている銀の指先は、くすぐるだけでは飽き足らず、コチョコチョ電撃まで加えてエンジェルをいたぶった。 エンジェルは、人間とは思えないような呻き声を上げたり、意味もなく悲鳴をあげたりして必死に必死に肋に刻み込まれる猛烈なくすぐったさから気を逸らそうとしていた。 しかし、それらの抵抗はどれも無駄だった。 「ここを揉むと、より一層…効果的らしいぞ?」 女はニヤニヤと笑いながら、パチンと指を鳴らす。 そうすると、脇腹を捕まえていた銀色の指がしっかりと脇腹のこちょばいツボを親指で捉えたままグニュグニュ揉み殺し始めた。 グニュッ!! グニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュ!!! ゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャ!! エンジェル「ぐぎっっ!!?あっ!!あっ!!あっ!!!!ぐぁぁぁぁぁああああああああああああああああははははははははははははははははははははははははははははははは!!!揉まないでっ!!あ"っ!!揉まないでぐれぇぇ!!っっへははははははははははははははははははははははははははははははは!!!きづいっ!!きづいぃぃぃ!!っっひははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 脇腹への揉みが加わり、エンジェルの呼吸はより一層、困難を極めた。 肋ほぐしによって呼吸を乱され、全身の筋肉を緩められ、脇腹への揉み殺しくすぐりによって酸素をごっそり奪いあげられる強烈なくすぐったさが叩き込まれる。 グニュグニュ!! グニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュ!!! ゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャ!! バリバリッ!!! エンジェル「ふぎゃぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああははははははははははははは!!!はぎゃっははははははははははははははははははははははははははははは!!!うぎぎぎぎぎぎぎぎっっ!!?ぎひぃっひはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!もぅっ!!もぅっ!!!もぅっやべでぐれっっ!!っっ頼むがらっっ!!」 エンジェルからは爽やかな余裕はすっかり消え失せていた。 エンジェルは、涙にまみれた目元、唾液で汚した口元、そして異常に赤く染まった顔に不気味な笑みを浮かべて弱々しくケラケラ笑い苦しんでいる。 それでもなお、肋と脇腹への同時くすぐり殺しは続く。 グニュグニュ!! グニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュ!! ゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャゴシャ!!! バリバリバリバリバリバリッッ!!! エンジェル「ぶははははははははははははははははははははははははははははは!!!勘弁っっ!!勘弁じでっっ!!!ぇほっ!!けほっ!!?っっははははははははははははははははははははははははは!!!ぎゃっはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!息がっ!!息がぁっっ!!っっははははははははははははははははははは!!ふぁぁぁああああああああああはははははははは!!!」 肋をほぐされるたびに、身体を縦に激しく揺らし、脇腹を揉まれるたびに左右にビクッと震わせるエンジェル。 その全身からは異様な量の汗が吹き出し、唇の色は薄い紫色へと変色し始めていた。 「そろそろ頃合いだな…」 「私がトドメをしてやろう」 褐色の女が立ち上がり、ボトルを手に取るとその中に入っていたオイルをたっぷり手のひらに垂らし、クチュクチュと音を立てて両手に塗り込んだ。 妖しきヌメリを帯びた女の細長い指。それはゆっくりと、エンジェルの足に伸びた。 女は大きな手でエンジェルの細い足首を掴むと、足の拘束ベルトを外してそのままゆっくり持ち上げ、その綺麗な足の裏にヌメヌメツルツルの指先を当てた。 エンジェルの顔が真っ赤から真っ青に変貌したのはその時だった。 エンジェル「ダメだダメだダメだっっ!!そこは死ぬっっ!!!」 悶え苦しみながら、エンジェルははっきりとそう叫んだ。 しかし、その決死の叫びさえ、女には届かなかった。 女は、オイルをまとったその細長い指の尖った先っちょと、ほどよく伸ばされた爪の先でエンジェルの白くてスベスベの足の裏を毟るようにこそばし始めた。 ガリガリッ!! ゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョ!!! エンジェル「ほがぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああはははははははははは!!?あはっ!?あはっ!!?足っっ!!足はっ!!足の裏は勘弁じでぇぇぇ!!っっへははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!ほんどにっ!!ほんとにぃぃぃぃぃ!!!っっひははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 エンジェルからメスのような叫びが漏れ、それは部屋全体をビリビリと震わせた。 女はまず、足の裏を爪でガリガリ引っ掻いて神経を尖らせ、それから指の先でたっぷりと足の裏のこそばゆい神経をくすぐり尽くした。 このくすぐり方はエンジェルの足の裏には効果抜群で、エンジェルは足指をくねくねさせて必死に、死にそうになりながら悶え苦しんだ。 「ここをくすぐり尽して神経をバカにすれば…もう脱走などできないだろう?」 ガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリ!!! ゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョ!! エンジェル「あぎゃぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!ほははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!ふひひひひははははははははははははははははははははははははははははははは!!!うがぁぁぁぁぁぁああああああああああ!!!!」 エンジェルの悲鳴。それは喉を震わせる断末魔のような苦しみと絶望に満ちた声だった。 しっとり柔らかい足の裏を這う爪。そして生の指先により神経を掻きむしられ、エンジェルは足の裏を赤く染めて、アレルギー反応の如く目から涙、鼻から鼻水、口から唾液を溢れ出させて悶え苦しんだ。 ガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリ!!! ゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョ!!! エンジェル「ぶはっっっ!!!!っっ!!!っっははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!たすげでっっ!!たすげでぇぇっ!!っっへへへへへへへへへへへへへへははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!お願いもぅやれでぇぇぇぇ!!!っっへははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 エンジェルの目から溢れた涙がいくつも宙に飛び散り、キラキラと輝いて消える。 陶器みたくツルツルの足裏には、褐色女のオイルまみれの指先と爪の先が這い回っており、時折、土踏まずを爪でゴリゴリとほじくるような責めも混ぜ入れてエンジェルをさらに苦しめた。 エンジェル「あがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!あがっ!!!がっっ!!!ぐがぁぁぁぁぁあはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!ひぬぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!っっははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 くすぐられ過ぎた足の裏からはモウモウと水蒸気が上がり始め、足指はおかしくなってそれぞれの指があっちこっち別の方向に向いたまま痙攣していた。 エンジェルは最後に唸るような声を上げたかと思うと、顎を震わせ、ブクブクと泡を吹いて白目を剥き、気を失った。