SamSuka
Kara
Kara

fanbox


カルトくすぐり教団への潜入#1

1. カルト教団の見せしめ "真笑会(ましょうかい)"。それは、この数年間で急激に信者数を増やしているカルト教団であった。入信しているのは若い女性のみ。噂では、教祖も幹部連中も全員女だという。 真笑会は、SNS上やイベントでの勧誘で信者数を伸ばしている。 真笑会が目指すのは、世界の平和。 人々は、痛み以上の苦しみを知る必要がある。その苦しみとは、永遠と無理やりに笑わされ続けること。強制笑顔をつくるのはくすぐりという行為だ。世界中の人間はそのくすぐりという試練を乗り越え、痛み以上の苦しみを知り、他人を傷つけないよう作り直されるべきである。というのが教団の考え方だった。 全ては、真笑会の神"笑い裁きのこちょぐりサマ"の力をもって実現される。 ◯ 新人青年ライターの三木原ヒロは、真笑会に関する疑惑の調査のため、教団本部への潜入取材を結構した。 近頃、真笑会に入会した若い青年たちの失踪事件が多発しているらしい。 真笑会は基本的に若い女性しか入信できないが、実は、掃除や身の回りの世話など信者をサポートする役割としてなら、若い男性も入信が可能なのだ。 謎に包まれた若い男性たちの失踪に、様々な憶測が世間に流れていた。 実は性奴隷にされているのではないか?食べられてしまったのではないか?など耳を疑うような噂が流れている。 ヒロはその噂を解明するため、そしてカルト教団の全貌を明らかにするため、本部へ向かった。 真笑会の本部は山奥にあった。ヒロは入信希望者としてバスに乗せられ、本部まで案内された。 本部は、宗教チックな建物…というよりは、どちらかというと豪邸といった具合の建物で、外から見てもそれがカルト教団の本部だとは誰も思わない。真笑会の旗が掲げられていることを除けば。 「君が今回、唯一の男の子だよね?よろしく。私はカナ。真笑会本部の侵入信者案内担当ですっ。よろしくねっ」 カナと名乗る案内役の明るい女性は、身長がそこそこ高く、その見た目は"可愛い女子大生"であった。とてもカルト教団の本部に属する人間には見えない。 カナが手を差し出したので握手をしたヒロは、違和感を覚えた。 それは、カナの"手の大きさ"だ。 カナの手は、男子であるヒロの手を軽く包み込んでしまうほどのサイズで指もとてつもなく長い。ピアノでもやっていたのだろうか。ヒロはそう思った。 カナ「それじゃあ、施設を案内するねっ」 カナは広い施設内を案内しながらヒロに対して、どうして真笑会に入ろうと思ったのか、どこで真笑会を知ったのか、真笑会に入って何がしたいのか、など事細かに聞いてきた。 ヒロはその都度、あらかじめ用意しておいた嘘の答えを述べてやり過ごしていた。 施設にはありとあらゆる部屋があった。 "懺悔の部屋"は、平和に反する言動や行動をとってしまった信者が自己申告で入ることができ、そこでくすぐりの罰を受けて罪を洗い流すのだという。 また、最大の罰であるくすぐりを信者自らが極めるため、指を器用に動かす訓練をする部屋、ハンドマッサージを施す部屋、そして美しくくすぐったい爪に仕上げるネイルサロンも備えられていた。 カナ「これで案内は一通りおしまいだよ」 「何か質問はある?」 カナは、まるで子供を見るような目でヒロを見た。 ヒロ「えっと…俺以外に男性スタッフはいるんですか?」 ヒロはいきなり核心に迫る質問をした。 カナ「あぁっ。そうだった!見せておかないといけないものがあるんだ」 カナは質問には答えず手を叩いて言うと、ヒロを別室に連れて行った。そこは、地下室だった。 上層階の明るい雰囲気とは真逆で、地下通路の照明は薄暗く、空気も重い。鉄のドアがいくつか並んでいる通りを抜け、右手にあった赤色の鉄のドアをカナが鍵を使って開けた。 ヒロ「ここにいるんですか?」 カナ「そうだよっ。君の先輩がいる」 カナはそう言ってニッコリ笑うと、ドアを開けてヒロを中に入れた。中はなんだか病院のようなにおいがした。 部屋に入ると、カナはドアを閉めた。部屋は四畳ほどの縦長の部屋で、広い壁には黒いカーテンがかけられている。 カナ「君はね、先輩から学ぶことがあるんだ」 ヒロ「?」 カナは黒いカーテンを一気に開けた。 カーテンの向こうに広がっていた光景に、ヒロは思わず息を飲んだ。 カーテンで隠されていた防弾かと思うほど分厚いガラスの向こうに、パンツ一枚にひん剥かれた細身の青年の姿があったのだ。 青年は、口にテープを貼られており、斜めに傾いたベッド型の台に仰向けに寝かされており、四肢を大の字に開いた状態で手首足首に黒々と光る鉄の枷を嵌められている。 青年の顔は青ざめていた。 ヒロ「あの…これは?」 カナ「彼ね、三日前にスタッフ希望で働きに来たんだけど…どうやらそれは嘘だったんだ」 ヒロ「う…そ…?」 カナ「うん。どうやらね、彼、どこかの雑誌社の記者かなんかで、私たちのこと悪く書こうとしてたみたい。いけない子でしょ?」 「だから…罰を与えないといけない」 ヒロは、ガラスの向こうの青年を見つめた。青年は、引き締まった細い身体をビクビク震わせ、怯えている。何度か暴れていたが、鉄の枷がそれを許さない。 カナ「君は良い子そうだし、無いとは思うけど、もしも、もしもね?何か企んでいたら…あんな風になるよ?って言うのを見せておかないといけないなって」 「たまにいるんだよねぇ… カナは、そう言ってヒロのうなじをコショリと指先で撫でた。 ヒロは飛び上がって尻餅をつきそうになった。首筋に走ったくすぐったさの刺激があまりに、あまりに強烈だったのだ。まるで、神経を調節くすぐられたみたいだった。 カナはヒロの様子を見てニヤリと笑っていた。 ヒロ「あ、あの…彼はこれから何をされるのですか?」 カナ「うん…裁きを受けるんだ」 「ここで見たものを全て忘れて、そして考えを改めるまでね」 ヒロ「さ、裁きっていうのは…」 カナ「あはは。とぼけないでよ。くすぐりコチョコチョ地獄の刑に決まってるでしょっ!」 カナは笑った。 カナ「ほら、始まるよ」 カナが長い人差し指で、ガラスの向こうを指差した。 ガラスの向こうの部屋のドアが開き、三人の女が部屋に入ってきた。一人は、ショートヘアの髪を整髪剤でかき上げた色の白い長身の大人の女性。ヒロはこの女を知っていた。この女は、アカリと呼ばれる教団の幹部だ。 そしてもう二人は信者のようで、二人とも揃って白色のネイルを施していた。二人とも、黒い不織布のマスクで口元を覆っている。 アカリによって、口を塞いでいるテープが剥がされた。 「ぷはっ!!おい!ちょっと待って!これは!これは何かの誤解だっ!!」 テープを剥がされるなり、青年は喚いた。 「俺はっ!本当に入信したくてっっ──」 アカリが白く大きな手で青年の口を塞いだ。 アカリ「しーっ」 「これ以上、"こちょぐりサマ"を怒らせないで」 青年の耳元で囁き、青年が怯えたように黙ると、アカリは青年の頭を撫でた。 アカリ「これからあなたを襲う裁きは、とても、とても苦しいでしょう。肌を這う指が、神経をなぞる爪が、忌まわしく、苦しみに満ちたものであることは間違いない」 「それでも乗り越えねばならない」 「そして、打ち明けねばならない。あなたが何者であるか」 アカリは大きな目で青年を見た。 その目は、青年が奥に隠している秘密を捉えていた。 「だ、だから俺は…」 青年が何か言おうとすると、アカリは長い人差し指を青年の口に押し当てて黙らせた。 アカリ「裁きを受ければ全てわかること」 「あなたは嘘をつけない。こちょぐりサマは、真実をだけを吐き出させる」 「二人とも、こちらへ」 アカリが言うと、二人の信者の女がアカリの方へ近づき跪いた。 アカリ「こちょぐりサマの、お力を信じる者のその指先、爪先に」 アカリは自分の両手のひらに、はぁっと息を吹きかけ、その手のひらで跪いている二人の女の手を撫でた。 アカリ「さぁ、汚れた心を持つあの青年に裁きを。全て、白状させてあげなさい」 アカリが命じると、二人の信者はロボットのようにスッと同時に立ち上がり、くるりと青年の方を向く。そして二人で青年を挟み込むように立つと、両手を青年の細身の上半身に伸ばした。 細長い指が、うねうねと触手のようにうねりながら青年の裸体に近づいてくる。 艶かしい指と白い爪は照明に照らされ妖しく光っている。 青年はその指先と爪の先を怯えた目で見つめている。 「くっ!!?な、なにも隠してなんかっっないっ!!ほんとにっ!!ほんとだってっ!!」 青年の主張も虚しく、二人の女の手は、青年を挟み込むようにして青年の腋の下と脇腹の間のラインにピトリと吸い付き、コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ…と指先でゆっくり神経を焦らすように動き始めた。 見ているだけで腋の下あたりがゾワゾワするような動きだった。 「ぎっ!!!ぐっ!!?ひっ!!!?ぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎっっ!!!?」 青年の端正な顔立ちが歪む。歯を食いしばり、腹部をピクピクさせて必死に、必死に、腋と脇腹の間のラインを襲う不快な刺激を押し殺そうとしている。 コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ… 普通のくすぐりではない。どう見ても、その指の動きは異常なくらい柔らかだった。 「ぎぎぎぎっ!!?きひっ!?ひっ!!?ひっ!!!ぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎっっ!!!?」 青年の顔が真っ赤になり、自由に動かせる手はぎゅっと握り拳を作っている。 吸いついたまま、コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ…と絶妙なペースで指を這わせ続ける。 「ぐぎぎぎぎぎひひひひひひ!!?きひっ!?きひひひひ!!?ひひひひひひひっっ!!?ぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐっっ!!?」 くすぐったい腋の下と脇腹のそばをゾワゾワとじっくり嬲ってくるしなやかな指先によって込み上げてくるくすぐったさは尋常ではない。青年は我慢の限界を迎えていた。 アカリ「はじめなさい」 アカリがそう言った次の瞬間、二人の女は同時にその白い爪を腋の下にガッと突き立て、コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!!っと激しく掻き回した。 「ぎゃっっ!!?」 青年の顔が大きく歪んだ。口が開かれ、腹の底からソレは放出された。 「うぎゃぁぁあああああああああああああああははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?ちょっ!!?やめっっ!!!ああああはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 青年の細い身体が波打つようにビクビクビクビクッとのたうつ。 爪をしっかりと突き立てたそれは、さっきまでのくすぐりがいかにお遊びであったかを思い知らせるようなそんな暴力的くすぐりであった。 コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!! 「くははははははははははははははははははははははははははははははは!!?ははははっ!!?あっっはははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!くすぐっったぃっ!!!くすぐっったぃぃぃぃ!!っっひははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!やめでっ!!やめでぇぇぇ!!!」 拘束具をガチャガチャと激しく鳴らし、叫ぶ青年。だが、二人の信者は表情を一切変えないまま、淡々とその細長くてしなやかな指を器用に操り、爪の先で腋の下の神経を嬲っていく。 アカリ「真実を告げなさい。さもないと…この裁きは終わらないわ」 アカリは手を後ろに組んでコツコツと部屋を歩き回りながらちらりと青年を見た。 青年は拘束台の上で、十本の細長いくすぐり拷問器具によって腋の下をくすぐり貪られて苦しんでいる。 コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!! 「あっっひゃひゃひゃひゃひゃひゃっ!!?くるじぃっ!!くるじぃっ!!っっひひひはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!ははははははははは!!嘘なんてっっ!!ついてっっ!なぃぃぃぃっ!!っひひひひははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!」 なんとか恐ろしい指先から逃れようと、青年は拘束台の上で暴れているが、指たちは決して青年の腋の下から指先と爪の先を離れさせず、くすぐり地獄から逃さない。 青年があまりに暴れるので、二人の女信者は片手で青年の肩を押さえつけ、動けないようにして腋の下を徹底的にくすぐり始めた。 コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!! 「ふぎゃぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!?そっっ!!?それはっっ!!?それはぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああ!!!あはははははははははははははははははははははははは!!!」 動きをさらに制限された状態での腋の下集中くすぐり攻撃はかなりムゴイ。 女二人は、腋の下のとりわけくすぐったいポイントを爪の先でしっかりと捉えて細かな動きでコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョとくすぐりまくっている。 「ああああああああああああああああああああああああああああああ!!?あは!?あは!?あはははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!きづいっ!!きづぃぃぃぃぃぃ!!!っっひひひひははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 一向に衰えることのないスピードで、腋の下をコチョコチョコチョコチョとくすぐり掻き回され続けている青年の顔色がだんだんと異様な色に変わっていく。 くすぐったくてたまらないのに動くことが出来ない。十分に暴れることもできない。そんな状況でくすぐったさのみ与えられ続けている青年は舌を垂らし、手足をピクピクさせて悶える他なかった。 アカリ「このまま裁きを受け続ける?」 「それとも…真実を打ち明け、楽になる?」 「選択は、あなた次第よ」 アカリが自分の手のひらを見つめて言った。それから、宙で何かを揉むような仕草を見せた。 「ぐひゃははははははははははははははははははははははははははは!!俺はっ!!かはっ!!俺はっっ!!にゅうじんしだいだげだっっ!!っっはははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!本当なんだぁぁぁぁぁぁ!!っっははははははははははははははははははははははははは!!!」 青年は首を思い切り上に伸ばし、苦しみに満ちた笑い声と共にそう叫んだ。そうでもしないと、気が狂いそうだったのだ。 アカリ「そう。よく分かった」 アカリが不敵な笑みを浮かべ、コツコツと青年に近づいてくる。 アカリが青年の前に立つと、二人の信者が指を止めた。 アカリ「なら…これで素直になれるかしら?」 アカリは大きな手で脇腹を捕まえると、そのまま親指を脇腹のとある一点に食い込ませ、グニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニ!!っと揉みしだいた。 「うわぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああ!!?はっ!?はっ!!?あははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?ひぃぃぃひひひはははははははははは!!待っでっ!!待っでっっ!!待っでぇぇぇぇぇ!!!っっへへへへへへへへへはははははははははははははははははははははははははは!!?」 青年は、まるで強烈な電流を浴びせられたかの如く激しく暴れた。 アカリの長くしっかりとした親指が、ガッチリ捉えている脇腹のポイントに押し込まれるたび、青年は狂ったように笑い叫ぶ。あの脇腹はまるで笑い地獄のスイッチだ。 あまりにムゴイくすぐり攻撃に、ヒロが顔を背けると、カナは大きな手でヒロの小さな頭を挟み込み、無理やり、ガラスの向こうの惨劇の方へ頭を戻して惨劇を見せつけた。 カナ「ダメだよ?見ておかないとさあ」 カナはそう言ってニッコリ笑った。 アカリ「話す気に、なったでしょう?」 アカリは脅すように言って、脇腹のくすぐったいポイントへ親指を押し込み、揉み込み、引き上げ、また押し込み、揉み込むのを一定のリズムで繰り返した。 グニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニ!!! 「ぐぁぁぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああ!!?ぐひっ!?ぐひぃっ!!?ぃひひひひはははははははははははは!!いいまずっ!!いいまずぅぅ!!!俺はっっ!!ひゃっ!!?ひゃははははははははははははははは!!俺は記者ですぅぅぅぅ!!!!ひぃぃいははははははははは!!ゆるじでっ!!ゆるじでぇぇぇぇ!!!」 アカリの親指による狂気的な脇腹揉みくすぐりに、青年はあっけなく白状した。 脇腹からは親指が抜かれ、青年は力なく項垂れた。身体中、汗まみれで、手足はピクピク痙攣している。 ヒロ「こ、これが…裁き…?」 ヒロは人ごとではない惨劇を見せつけられ、声を震わせた。 カナ「まさか。今のはそうだね…うーん…"お仕置き"と言っておこうか。事実確認を兼ねたちょっとしたお仕置きだよ」 ヒロ「お、おし…おき…?今のが…ですか?」 カナ「そうだよ?裁きがこんなに緩いわけないでしょ。拘束具だってもっとヤバいのがあるんだから。これから始まるんだよ。あのバカな記者への裁きは」 「次は…私の出番かな」 カナはそう言ってじゅるっと舌舐めずりをし、その大きな両手をパンっと合わせ、スリスリと手のひらを擦り合わせた。


More Creators