あの夏の悶絶は思い出の中に(1日目#3)
Added 2023-08-12 14:19:04 +0000 UTC4. 川の岩場 (F/M) ハクとユウは二階の玄関から外に出た。玄関の外は舗装されていない地面が剥き出しであちこちに雑草が生えていたり、木があったりした。 玄関の真横には枯れかけているアサガオがプランターに植えられていた。 ハク「二階にも玄関があるなんて凄いな」 ユウ「うん。家が"段々"になってるからね」 港から真っ直ぐに歩いていくと、そのままずっとコンクリートの陸地が続いている。そこに空野家の一階部分が建っている。そして、コンクリートの陸地よりも三メートルほど高い位置にもう一段いまハクたちがいる舗装されていない陸地が広がっている。そこに二階部分が建っているのだ。家はユウの言う通り、段々になっているため、場合によっては二階を一階と呼んで一階を地下と呼ぶこともできるようなそんな不思議な造りになっていた。 ユウ「よし。このまま真っ直ぐいったら公園があるんだけど、多分いまはみんな"岩場"にいると思うからそっちにいこう」 ユウはそう言って港とは反対側の島の西側へ歩き出した。 家の裏っ側は草木や木々が生い茂っており、少し歩けば森が広がっていた。森からは蝉の鳴き声が響いてきて、あまりにやかましいので時々、声の小さなユウが何か言ってもハクの耳に届かないこともあった。 西に向かって家の裏を歩いていくと、開かれたままの木の門が現れた。これが一応、空野家の門らしいが、門としての機能を果たしているかは不明だった。門を潜るといよいよ敷地外に出る。門の外は少しだけ開けた場所になり、右手には山の中へと続く長い石階段が見えた。 ハク「こっちは?」 石階段の先は暗くてよく見えない。階段の向こうからはひんやりと冷たい空気が漂っている。 ユウ「そっちは、古いお墓があるんだよ。それをもっと奥に進むと神社がある。岩場はこっち」 ユウは石階段の方を見向きもせず、門の正面の道を進む。 少し歩くと三つに分かれた道に出た。ハクは一番左の道の向こうに大きな橋が見えたのと、真ん中の道の向こうに家屋らしき建物が見えたのが気になったが、ユウは迷わず一番右に曲がって進んだ。 暗い林道を抜けると、涼しくて明るい場所に出た。 ハク「おおっ!」 ハクの顔も明るくなった。 林道を抜けた先にあったのは、同じような一本道であったが、その左手には美しい川が流れていた。 川の周りは岩場になっていて、そこに誰のものか分からないTシャツが二枚かけてある。 ハクの目は、その美しい川に奪われていた。 「あれ?その人が前に言ってた人?」 声がしたのでハクが川から目線を正面に戻すと、 女の子が一人、岩場の隣の一本の立派な木の影の下にしゃがみ込んでいた。手には木の枝を持ち、地面に何かを落書きしていたようだった。 ユウ「あ、そうだよ。えっと、あれは、ヒカリだよ。木岡 光(きおか ひかり)」 ヒカリと呼ばれたボブヘアの女の子はハクを見て立ち上がり、ニッコリ笑った。二重瞼の目がパッチリとしていて瞳がとっても綺麗だった。 ハクはどうして良いか分からず、とりあえず頷いた。 ハク「えっと俺は…」 ハクが照れくさそうに自己紹介をしようとした時だった。 「おや?ユウのお友達?」 背後から足音がして、ハクは話すのをやめ、咄嗟に振り向いた。ハクとユウが歩いてきた薄暗い林道から、髪をびしょびしょに濡らしたよく日に焼けた小麦色の肌をした少年…ではなく、少女が颯爽と現れた。 ハクは一瞬、少年かと思ったが、まつ毛の長い綺麗な瞳と狭い肩幅で少女だと気がついた。 ヒカリ「あ!未悠!おかえり!シンとダイチは?」 ヒカリは林道から現れたショートヘアの少女に向かって手を振った。 未悠「もうすぐ帰ってくるんじゃない?」 「なんか二人途中で揉めてたから」 未悠はさっぱりとした口調でそう答えると、ずぶ濡れの髪をかき上げた。手にはラバーバンドがついている。 未悠の身長は高く、ハクと同じくらいだった。 「私、音石 未悠(おといし みゆ)。よろしくね」 ハクが恥ずかしがってなかなか出来なかった自己紹介を、未悠と名乗ったボーイッシュな少女はさりとやってのけ、手を差し出してきた。 ハク「俺は、矢内 白って言うんだ。よろしく…」 ハクも挨拶を返し、未悠の手を握った。ハクと身長の変わらない未悠の手は柔らかくてハクのより大きかった。 未悠「おーいしずか!いつまでそこで監視してんの?」 未悠が脱いであった草履を履き、ヒカリのいる木の上に向かって言った。 一体何のことかとハクが木の上を見ると、ポニーテールの少女が一人、木の枝に座っていた。 ハク「うわっ」 ハクが驚くと、少女はツンとした顔でハクを見て、ぴょんと木から飛び降りた。 「気づいてなかったの?」 少女はその二重瞼の切長の目を細めてハクを睨むようにして言った。 その目は綺麗だがいかにも気が強そうだった。 ハク「いや、さすがに木の上は見てないって言うか…」 「はあ?そんなんじゃ敵襲の時どうすんの?」 少女は至極真面目な顔でハクを見た。身長はハクより小さいが、威圧感はたっぷりだ。 ハク「敵襲?ごめん何言ってんだか分からない」 ハクは緊張も忘れていつもの調子でとぼけた顔をした。本当に意味がわからなかったのだ。 「いや、だから敵が来たらどうすんのって」 ハク「いや、だから敵ってなんだ」 「だ、か、ら!敵は敵だってば!鬼ごっこしたり、かくれんぼしたりする時の敵!」 ハク「あー。そういうことか」 「え?あんたってもしかしておバカなの?」 ハク「いや、そんなことはない」 「へぇ。それで?名前は?」 ハク「さっき言った通りだけど」 ハクは、照れくさいのでもう一度自己紹介をしたくなかった。 「私にはしてないでしょ。してよ」 ハク「え?なんで…」 「いいから。あんた、新入りなんだからさ」 未悠「しずか。優しくてしてあげなよ」 ハクとしずかのやりとりを見ていた未悠は髪をバサバサとやって水を払い、ブルーの髪留めで前髪をとめた。 「だめだめ。私は甘やかさないから」 ハクはこの時、自己紹介を嫌がっている自分にわざともう一度自己紹介をさせるために、しずかが敢えてこの流れに仕向けていることに気づいていなかった。 その証拠に、この時のしずかは少し笑いを堪えていた。 ハク「矢内ハクだよ。そっちは?」 ハクがいやいや名前を言うと、しずかも名乗った。 しずか「久代 静雅(くしろ しずか)。よろしくね」 しずかはようやく笑顔を見せた。 ハク「しずかか…」 これのどこが"静か"なんだろうか。そんな余計なことが頭によぎった。 しずか「なに?なんか文句ある?」 しずかがハクを睨む。どうやらハクの考えていることはしずかにはお見通しのようだった。 ハク「いや、なにも」 しずか「よろしい。ハクって呼ぶよ?いいでしょ?」 ハク「あ、うん」 ハクは既にこの小柄な少女に圧倒されていた。 未悠「ハクがどういう人がまだあんまり知らないけど、悪さするとそこのしずかが黙ってないから気をつけてね」 未悠が優しい口調でそう言って、川のそばの一際大きな岩に腰を下ろした。 しずか「もしヒカリを泣かしたりしたら絶対、処刑するから」 ハク「え?いや、泣かすことなんてないって…」 ハクはちらりと木の下にいるヒカリを見てから大きく首を横に振った。 ハクがしずかに翻弄されている間、ユウは黙って突っ立っていた。なんだかユウの方がよそ者みたいだった。 しずか「ユウ。何やってんの。ほら、こっち来なよ」 見かねたしずかが手招きすると、ユウはとぼとぼ歩いて木陰の方にやってきた。 しずか「ハク。ユウの案内でここまで来たんでしょ?どうだった?」 しずかはなぜか僅かに口角を上げながらハクに尋ねた。 ハク「どうって?いや、普通だったけど…」 しずか「普通?へぇ。良かったねユウ」 しずかが意地悪な笑みを浮かべてユウを見ると、ユウはしずかから目を逸らした。 ユウ「ぼ、僕だって案内くらいできるってば」 「しずかの方がこういうのは不得意なんじゃないのー?」 ユウはやけに挑発的にそう言った。すると、ユウがそう言ったが早いか、しずかはユウの細い手首を捕まえ、ぐいっと自分の方に引き寄せた。 ユウ「うわぁっ!?」 しずか「いま何て言ったのかな?」 ユウ「い、いや別に…そんな…」 ユウはしずかから逃げようとするが、しずかがそれを許さない。 しずか「ちょうどいいや。ハク。もしも悪さしたらどうなるか…教えておくね」 しずかはその小さな身体からは想像できないくらい強い力でユウの手首を掴んだまま、ハクの方を見た。 しずか「私の前でね、悪さしたら…」 しずかのどう片方の手の指が開き、その指先がユウの開きっぱの腋の下に狙いを定める。 しずか「…こちょこちょの刑、だよ」 しずかの手が、ユウの左腋の下に喰らいつき、そのままゴニョゴニョッと揉むようにくすぐった。 ユウ「ひゃあっっ!!?」 ユウが甲高い声を上げて身体をくねらせると、しずかはしめたとばかりに腋の下にさらなる追い打ちをかける。 こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ!! ユウ「ちょっ!?っとっ!?うわぁぁぁははははははははは!!?」 ユウの細い身体は容易く地面に崩れ落ち、そこをすかさずしずかが馬乗りになる。その体勢への待っていき方の速さは、まさにプロの技だった。 しずかは間髪入れずに、ユウの腋の下に両手を差し込み、そのまま掻き回すようにこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ!!っと腋の下をこちょばしまくった。 ユウ「ちょっ!!?ぎゃぁぁぁあああああはははははははははははははははははははははははははははははははは!!?やめっっ!!しずかっっ!!今日はっ!!っっはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 ユウは数秒、ほんの数秒だけ抵抗したように歯を食いしばったのち、腋の下を襲うくすぐったさに呆気なく敗れ、笑い出した。 ユウの顔がみるみる赤くなっていく。 しずか「ほら、ごめんなさいは?」 しずかは自分の身体の下でもがいているユウを冷たい目で見下ろしながら、容赦なく腋の下に手を突っ込み、くすぐりまくる。 こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ!! ユウ「ちょっと!!ダメだって!!っっははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!ごめんっ!ごめんってばっ!!っははははははははははははははははははははははははははははははははは!!っははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 しずかのお仕置きのくすぐりは本当に容赦がない。 ユウが必死に手足をバタつかせて暴れても、お構いなしに指をこちょこちょこちょこちょやって腋の下を掻き回す。その動きの一つ一つに無駄がなく、全てがユウを苦しめていた。 しずか「ごめんじゃなくって、ごめんなさい、って言いな?」 しずかはニヤッと笑うと、ジタバタ振り回されているユウの両手の手首を捕まえ、自分の膝の下に 入れ込んだ。 これでユウは腕を振り回すこともできない。 そんな状態でしずかは、腋の下にズクッとさらに深く手を食い込ませ、指を暴れさせた。 こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ!!! ユウ「ひゃぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!?ごめっっ!!ごめんなさぃっ!ごめんなさぃぃぃっ!!っっははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!くるしぃっ!くるしぃてばぁぁぁぁぁああああああああああああああああ!!」 顔を真っ赤にし、頭を振り回し、足をばたつかせて悶え苦しむユウ。それでもしずかが手加減する様子もなく、彼女は慣れた手つきで、こちょこちょこちょこちょと腋の下を揉むようにくすぐっていた。さっきとは違うこそばし方に、ユウはさらに絶叫した。 ユウ「ぎゃぁぁぁあああははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!キツいっ!!キツいっ!!ぃひひひははははははははははははははははははははははは!!無理無理無理!!降参っ!!降参だからっ!!っっはははははははははははははははははははははは!!!」 あまりにムゴイくすぐりの刑を見ていられなかったハクが助けに行こうとすると、ハクの手首をヒカリが捕まえた。 ハクが不思議そうにヒカリを見ると、ヒカリは首をぶんぶんと横に振った。 ヒカリ「やめた方が良いよ…!ハクも同じ目に遭いたくないでしょ?」 ヒカリの目は真剣にハクを心配していた。 ユウを放ってはおけなかったが、ここはヒカリの忠告を素直に受け入れることにした。 しずか「降参とかじゃなくってさあ。わかる?反省しないといけないの」 しずかは冷徹に言い放ち、降参を却下すると腋の下もみもみを続けた。 ユウ「あははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!はっっ!!!ははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!ひぃぃひひひひひはははははははははは!!!もうゆるしでぇぇぇ!!」 しずかの腋の下もみもみは凶悪だ。指が乱暴に動いているだけに見えて実際は指先でしっかりと腋の下のくすぐったい神経を捕まえ、揉みほぐしている。 きっと、体から無理やり筋力を奪われる不快感と共にくすぐったさを送り込まれているに違いなかった。悶え苦しむのも当然だった。 しずか「反省したかどうか聞いてるんだけど?」 しずかは腋の下から横っ腹に指をこちょこちょこちょこちょさせながら移動させ、今度は横っ腹のあたりをこちょこちょ細かくくすぐり出した。 ユウ「うわぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!あはっ!!それはっ!!それは待ってぇぇぇぇぇぇぇ!!っっへへへへへへへははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 横っ腹のくすぐったいポイントをしっかりと抑えたくすぐりを浴びせられたユウはまたしても悶え地獄に苦しめられる。 しずかは横っ腹のあたりを指先で細かくこちょこちょこちょこちょくすぐり、ユウを苦しめていく。 こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ!! ユウ「かはっ!かはっ!っははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!はっっ!!はっ!!!はっはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!いひひひはははははははははははははははは!!!」 横っ腹の上で細かく指がこちょこちょ動くたび、ユウは口元緩め、苦しみに満ちた笑い声を上げる。 しずかのサディスティックなくすぐりの刑により、ユウは体力を奪われていき、必死に暴れていた脚のバタつきも弱まっていた。 しずか「ねぇ。どうなの?反省したの?」 しずかはユウの顔を覗き込み、こちょこちょこちょこちょこちょこちょと横っ腹をくすぐる。 ユウ「いひぃぃぃっ!!?いひっ!?ひゃっ!!あははははははははははははははは!!ちょっと!!とめっっ!!とめでっっ!!!っははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!あはははははははは!!ほんとに無理だからっっ!!っっはははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 ユウはくすぐった過ぎてしずかの質問に答えている余裕はなかった。 しずか「へぇ。答えないんだ?」 しずかはユウを睨むと、横っ腹から指を離し、指をワキワキさせた。 ユウ「はぁ!はぁ!!はぁ!!!待っで待っでぇ!」 しずか「待たないよ」 しずかは腋の下に素早く指を差し込みこちょりと刺激した。ユウが悲鳴を上げて腰を浮かし、その直後に腋から手を抜いて今度は脇腹を捕まえ、揉みしだいた。フェイントをかけると言う高度なテクニックだ。 ぐにぐにっ! モミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミ!!! ユウ「うひゃぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!ちょっ!!?あっ!!あああはははははははははははははははははははははははは!!ほんっっとにぃっ!それっっはっっ!!?っっははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 疲れ切っていたはずのユウがまたも、両脚を激しくバタつかせて暴れ始めた。脇腹モミモミがよっぽどくすぐったいのだ。 しずか「ほらほら、どうすんの?反省したの?してないの?」 しずかは手でしっかり脇腹を捕まえ、ちょうどくすぐったいところに親指を押し込み、モミモミと揉んでいく。 ユウ「ああああああああああ!!!あははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?したっ!!したがらっっ!!したから許してぇぇぇ!!っっへへへへへへへへへへ!!あーっははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 ユウの叫びは真剣そのものだった。顔を真っ赤にして暴れ、苦しそうにもがいてる様はまるで、溺れてるみたいだ。 脇腹を揉む力加減は絶妙で、最初にグニグニと親指でほぐすように脇腹を刺激したあと、今度は垂直に親指を押し込んで揉むように刺激する。このコンビネーションが悪魔的なくすぐったさを生み出しているらしかった。 しずか「ほんとのほんとにした?」 しずかは明らかなドSな目つきでユウを見つめて脇腹を揉む。 グニグニグニグニっ! モミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミ!!! ユウ「ひょぇぇぇぇええええええええええええええええへへへへへへ!!?けほっ!?けほっ!!!かはっ!!かはっ!!?っはははははははははははははははははははははははは!!!ははははははは!!しだっ!!しだっっ!!したってばぁぁぁ!!っっははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 しずかの親指が脇腹に沈み込むたび、ユウは壊れたように笑い悶える。しずかは明らかにユウのその反応を楽しんでおり、もはやお仕置きがどうとか反省がどうとかそんなことはしずかには関係ないようだった。 ユウ「あっはははははははははははははははははははははははははははははははは!!反省っっ!!反省したってばぁぁぁぁぁあああ!!あははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 「おいおい、またユウのこといじめてんのか!」 ハクが悍ましいお仕置きに凍りついていると、後ろの林道から声がした。ハクが振り返ると、空の家方面の薄暗い林道を二人の少年が歩いていた。 「げっ!?もういたのか!?」 少年のうちの一人がハクの顔を見てギョッとした。 「なんだ。思ってたより早いな…」 その隣の背の高い少年は冷静に言って顎を触った。 二人とも上半身は裸で、びしょ濡れだ。 二人が現れたのと同時に未悠がしずかを止めた。 しずかはまだやり足りなかったのか、不満そうな顔をしながらも素直に未悠の言うことに従ってくすぐりをやめた。 ユウはほとんど、死にかけていた。 しずか「今日は服の上からだけだったんだから感謝しなよ?」 ゼェゼェ息を切らしているユウにそう言いながら、しずかはシメだと言わんばかりにこちょこちょっとユウの腋の下あたりを軽くくすぐった。 ユウの最後の絶叫が響いた。