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あの夏の悶絶は思い出の中に(3日目#3)

3. 仁義なき鬼ごっこ (F/F) 「そこまでですよ」 イチコちゃんの声がした。 未悠「ちょっと休憩しすぎたかな…」 未悠が悔しそうに笑った。 ハク「まずいな…」 またしても行き止まりだ。海には入れないし、逃げ道はない。 イチコ「今度という今度は…!絶対絶対逃しませんから!!」 イチコちゃんはさっきよりもさらに悔しさいっぱいの顔でハクを睨みつけた。 また自分が囮にならないといけないかもな。 しかも、今度は負けられない。相手が負けず嫌いのイチコちゃんなら尚更だ。 ハクはそんなふうに思っていたが、その必要がないことがわかった。 イチコちゃんの背後に"悪魔"が忍び寄っていたのだ。 しずかだった。 しずかはニヤッと笑って両手の指をウニョウニョウニョウニョ蠢かしながらゆっくり、ゆーっくりと手指をイチコちゃんの腋の下に近づけていく。 イチコちゃんは気づいていない。ただじっとハクを睨んでいる。 悪魔は、イチコちゃんの両腋の下にズクッと手を突っ込んだ。 「きゃあああああああっ!!?」 イチコちゃんの険しい顔が一気に崩れ、イチコちゃんは内股になってドシャッと地面に崩れ落ちた。 しずかはすかさず追い討ちの腋揉みをお見舞いしてイチコちゃんをもう一度鳴かせ、そのまま地面に仰向けに押し倒した。 しずか「これで足縛って!」 しずかはどこから調達して来たのか、青い縄跳びを投げ渡してきた。 未悠「大丈夫。私がやる」 受け取ったハクが躊躇していると、未悠が縄跳びを持ってイチコちゃんの細い両足首を縛り始めた。 イチコ「わっ!?ちょっと!卑怯だよっ!?」 イチコちゃんは暴れて抵抗した。 しずか「こらこら抵抗しないの」 しずかは馬乗りになりながら、脅すように両腋の下に手を突っ込んだ。 イチコ「ぎゃっ!!?」 イチコちゃんはあっという間に両足首を縄跳びで縛られてしまい、さらにしずかが持っていたもう一つの縄跳びで手首まで縛られてしまった。 イチコ「うわぁ!そんなっ!こんなの卑怯!卑怯!!卑怯すぎる!」 イチコちゃんは喚いていたが、冷酷なしずかはそんな抗議を機にしてはいなかった。 しずか「なんでもありなんだからこーゆーのもありでしょ?」 「イチコ。あんたがハクを狙うってことはユウから聞いてたの。っていうか…聞き出したんだけど」 「私が先にここに来て隠れてたら、あとからハクと未悠が来た。だから、すぐにあんたもハクを追って来るだろうなって思ってたからまだ隠れてたんだ。そしたら案の定…来てくれたね」 しずかはニヤニヤ笑った。 イチコ「くぅぅっ!!く、悔しいっ!」 しずか「はいはい。それじゃあイチコ…これからどういう動きをするつもりなのか教えてもらえる?」 「答えなかったらどうなるか…分かるよね?」 しずかは指をワキワキさせてイチコちゃんを脅した。 イチコ「うっ…!そ、そんなの…言えるわけ…」 しずか「これでも?」 しずかは、イチコちゃんの肋骨をガシッと掴み、そのまま揉みほぐすみたいに指先でゴニョゴニョゴニョゴニョゴニョゴニョゴニョゴニョッ!!!っとくすぐった。 イチコ「ぎゃっっ!!?やだやだやだやだやだやだやだぁぁぁぁぁっ!!?ひゃひゃはははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!こちょこちょはだめっ!!こちょこちょはっっ!!こちょこちょはぁぁぁぁあああああああああああ!!!」 イチコちゃんの顔が真っ赤に染まり、顔いっぱいに強制笑顔が貼り付けられる。 しずかの肋骨を揉むようなくすぐりに、イチコちゃんはたまらず身体をぐねぐね暴れさせ始めた。 しずか「こちょこちょいやでしょ?じゃあ白状しな」 しずかはまるで拷問のプロのような口調で淡々とそう言いながら、肋骨の隙間に指先を嵌め込んでごちょごちょごちょごちょくすぐり続ける。容赦がない。 イチコ「うわぁぁぁぁぁああああははははははははははははははははははははははは!!?ひゃひゃっ!?ひゃひゃひゃひゃっ!!?やだっ!!やだっ!!言わなぃ"っ!!いわなぃぃぃ!!っっひははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 開始早々、イチコちゃんは顔を崩壊させていたがそれでも口を割る気にはなっていなかった。やはり相当、負けず嫌いらしい。 しずかはむしろ、そんなイチコちゃんをくすぐるのを楽しんでいるようで、肋骨を徹底的にいろんな方法でくすぐり尽くしていた。 しずか「ほらほら、言わないと笑い死にしちゃうぞ〜?」 しずかは目いっぱい指を曲げ伸ばしして大きな動きで肋骨の隙間のくすぐったい神経を刺激しくすぐった。 ゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョ!! イチコ「ひぃぃぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひっっ!!?ひっ!!?ひっっ!!?ひぃぃひひひひははははははははははははははははははははははははは!!やだっ!!やだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!かはっ!!っっはははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 イチコちゃんは苦しみいっぱいに身体をぐねぐねぐねくねらせて悶えている。だが、いくらもがいても無駄だった。 しずかの指は肋骨の隙間に指先を嵌め込んだまま、無慈悲にゴチョゴチョゴチョゴチョと神経をくすぐっていた。 ゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョ!! イチコ「ぎぎぎぎっ!!?っっひひひひはひひひははははははははははははははははははははははははははははははははは!!無理っ!!無理っ!!本当に無理ッッ!!死んじゃうっっ!!うはははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 しずかの身体の下で悶え苦しんでいるイチコちゃんは確かに死にそうだった。身体の自由を奪われてさらに体重をかけられた状態で弱点のこちょこちょをされ続けるなんて生き地獄以外のなにものでもない。 しずか「未悠もやる?」 しずかが未悠を見たが、未悠は首を横に振った。 未悠「流石に私はやめておく。イチコが死んだら困るしね」 「でももし、あまりに口を割らないなら私も手を出さないわけにはいかないよ?」 「その時は…分かってるよね?私に、アレをさせないでよ?しずかたちみたいに手加減できないから」 未悠は腕を組んで言った。 悶えているイチコちゃんの顔がホッとしたように見えた。 しずか「よかったね?イチコ」 「でも安心するのは早いんじゃない?」 しずかは手を脇腹の方に滑らせると、そのまま脇腹に親指を食い込ませ、指圧するみたいにグニュグニュグニュグニュグニュグニュッ!!っと揉みしだいた。 イチコ「ひゃっっっ!!?いやぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!?それやだっ!!あっ!!それっっ!!それやだぁぁぁぁぁぁあああああああああああああははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 脇腹を揉まれ始めたイチコちゃんは明らかにさっきよりも顔を引き攣らせて悶え始めた。 しずか「やだよねえ?モミモミされるの弱いもんね?でも言わないならずーっとやるよ?」 「こんなふうに」 しずかはさらに親指に力を加え、脇腹のくすぐったい神経を揉み潰した。 グニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュ!!! イチコ「ぎぇぇぇぇぇぇぇええええええええええええええっっ!!?いぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!?きっっっ!!?きつい"っ!!?いっ!!?いひひひははははははははははははははははははははははは!!!」 親指でくすぐったいところを揉み潰されるたび、イチコちゃんはびくっと痙攣するような反応を見せながら笑い声を搾り上げる。 それを何度も繰り返され、さすがのイチコちゃんも弱って来ていた。 しずか「これでトドメかな」 しずかはタイミングを見計らったように、腋の下に手を突っ込むとそのまま、指をバラバラに動かしてゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョっとこそばし始めた。 イチコ「ぎぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっっ!!?わがっだ!!言うっ!!言うがらっっ!!っっはははははははははははははははははははははははははははははは!!言うがらやめでぇぇぇ!!」 トドメの腋の下こちょばしにイチコちゃんは心をへし折られ、自白を選んだ。 イチコちゃんは、自分たち鬼チームが敵を見つけて追う際、目印を残していくという決まりがあることを教えてくれた。それを頼りに、シンがこれからここに来る可能性があることも白状した。 イチコ「はぁ…はぁ…はぁ…けほっ!」 イチコちゃんは涙目になりながらぼーっと放心状態のまま口をぽかんと開けていた。 だが、未悠がイチコちゃんの運動靴と靴下を脱がし始めると、イチコちゃんはハッと我に帰った。 イチコ「ちょっ、ちょっとなにやってるの!?」 未悠「悪いけどイチコにはしばらく走れない足になってもらうよ?」 「追いかけてこられたら困るからね」 未悠はニコッと笑って、裸足にされたイチコちゃんの足の足首を捕まえた。 イチコ「ひっ!?は、話が違うっ!」 イチコちゃんはまるで命の危険が迫っているかのように青ざめてジタバタ暴れた。だが、それをしずかが抑え込んだ。 未悠「悪く思わないでね?勝つためだから」 未悠はよく日に焼けた褐色の指先でイチコちゃんの白くて柔らかな足の裏に触れた。 イチコ「いぎぃぃぃぃぃっ!!?」 イチコちゃんの顔が歪んだ。 未悠「いくよ?」 未悠は爪を立て、柔らかな足の裏を思い切り、 こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ!!!っと掻き回した。 イチコ「ぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!?無理っ!!!やだっ!!あっ!!これッッ!!死ぬっっ!!?ちょっっっ!!?ああああああああああへへへへへへへへへへへへへへへへへへへはははははははははははははははははははははははは!!!?」 イチコちゃんの体がまるで電撃を浴びせられたかのように激しく暴れた。しずかはそれを抑えるのに精一杯の様子だった。 こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ!! イチコ「うがぁぁぁぁぁああああああああああああああ!!?あははははははははははは!!?やだっっ!!かんべんじでっっ!!いやっ!!いやっ!!あああああああはははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?」 足の裏こちょこちょの刑からわずか十秒でイチコちゃんはぐったりなってしまった。 足の裏がそうとう弱かったのかそれとも未悠のくすぐりがそうとうエグかったのか、この時はまだ定かではなかったがいずれにしろハクにとってこれは恐ろしいことだった。 未悠「これでよし、と」 未悠は仕上げとばかりに足首の縄跳びをギュッとキツく縛り付けた。 ハク「そ、そろそろ行こうぜ…こっちにシンが来たらまずい」 「時間差でバラバラにここから離れよう」 未悠「それ、名案だね」 未悠はそう言いながらしずかに手を貸して彼女を起き上がらせた。しずかの手を掴む未悠の色黒の手や指がすごく悍ましく見えた。 まず最初に出発したのはしずかだった。 それから五分くらい経ってハクが出ようとした時だった。 「しずかのやつなら捕まったぜ」 シンがやって来た。 未悠「しずかが?」 シン「ああ。さっき俺とヒカリとユウの三人で捕まえた」 しずかの脱落を聞いたハクは、すぐにはそれを信じられなかった。ついさっきまで一緒にいた仲間が捕まったなんて。 ハク「くそ!やっぱり…また出たな!」 シン「何度だって来るさ」 「今度こそ…お縄だ」 ハク「未悠…ここは俺が…」 ハクがそう言いかけると、未悠が口を挟んだ。 未悠「ここは、私に任せて」 ハク「なんで…?俺がひきつけるよ」 未悠「ハクは逃げてダイチと合流して。私は捕まるだろうから、いけそうならダイチと二人で助けに来て」 「無理なら逃げ続けて」 未悠はハクの目を見て言った。 ハクは、シンがそうしたように未悠の勇気を受け止めることにした。 未悠「シン!こっちに来な!私が相手だ!」 未悠は大声でシンを挑発した。 シン「へっ!今日はみんな…漢気たっぷりでいいなぁ!」 シンは迷わず、未悠を捕らえに走り出した。 ハクは隙をついてその場から離れた。 未悠はステップを踏んだり、フェイントをかけたり、得意の持久力をフル活用してシンを翻弄したが、出口のない限られた空間ではさすがに部が悪く、シンに捕まってテープを貼られてしまった。 シン「ハク!俺から逃げられると思うな!」 シンは大声を上げ、全速力でハクに向かってくる。 ハク「もう捕まってたまるかよ!」 ハクが後ろを振り返ったその時、 勢いよく飛んできたボールがシンの顔面にびたんっと直撃した。 シン「ぐぇーっ」 シンはそのまま仰向けにぶっ倒れた。 「よし!命中したな!危険冒してまでヒカリからボールを奪ったかいがあったぜ!ハク!乗れ!!」 前からやって来たのは改造自転車に跨ったダイチだった。 ハクはなんだか、すごく久しぶりにダイチを見た気がした。 ダイチ「何モタモタしてんだ!乗れってば!」 ダイチに急かされ、ハクは後部座席に飛び乗った。 ダイチは慣れた手つきでレバーを引いてペダルを蹴り上げ、自転車を発進させた。 ハク「無事だったんだな!」 ダイチ「色々あったけどな!」 「急ぐぞ!とにかくシンのやつをまかないと…」 バチンッ。自転車のタイヤに何かが当たった。 ダイチ「くそ!ユウのやつだ!」 前方にユウがパチンコを構えて立っていた。 ユウは既に二発目の弾を用意している。 ハク「うわぁマジか!」 ダイチ「ふせろ!」 二人は同時に身をかがめた。頭の上を弾がすごい速さで通過した。 ダイチ「最大速度だ!」 ダイチはガチャガチャとレバーをいじり、ペダルを三回連続で蹴り上げた。 すると、改造自転車はとんでもない速度を出し、ユウのそばを難なく通過した。 ダイチ「わっ!くそ!ブレーキがかかんねぇ!」 あまりにスピードを出しすぎたため、ブレーキがかからず、自転車は診療所の裏口のそばの茂みに突っ込んだ。 ダイチ「いてぇ…壊れてないよな?」 ダイチは自転車を起こした。ハクもそれを手伝った。 「いいところにいた!」 ハクとダイチが同時に声のする診療所の方を見た。そこに、新しいボールを持ったヒカリがいた。ヒカリは猫みたいな目を細めて意地悪な笑みを浮かべていた。 ハク「やばっ!」 ハクとダイチが逃げるよりも早く、ヒカリは容赦なくボールをぶん投げてきた。 女子とは思えない豪速球が飛んできた。 もうダメだ。 ハクが諦めたその時、バチンッと音がした。 見ると、ダイチがハクに覆い被さるようにして盾になっていた。ボールはダイチの背中から転がり落ちた。 ダイチ「あとは頼んだぜ…ハク…」 「逃げ切るんだ…!」 ダイチはまるで映画の登場人物みたいな口調でそう言ってその場に座り込んだ。 ヒカリ「あっ!逃がさないよ!ハク!」 ヒカリはボールを捨ててハクを追いかけようとしたが、ハクが飛び石を飛び越えてしまうと諦めてボールを拾いに行った。 ◯ だいぶと日が落ちてきた。残り時間はおそらく一時間もないかもしれない。 ハクは数時間前にしずかと隠れていた開かずの屋敷の前の茂みに身を潜めていた。なぜかここなら、誰も来ない気がしたのだ。 さっきしずかとここに来たのはわずか数時間前。なのに、まるで何日も前のことのように思えた。 このまま隠れていれば勝てる気がした。 でも、退屈な牢屋で待っている仲間たちのことを思うとそうはできなかった。 ハクは自分がさっき捕まっていた時、自分が捕まったままチームが勝ってもつまらないと思っていた。悔しいままだと。 それはみんなだって同じはずだ。 このまま自分が隠れて勝ったとして、捕まっているみんなは楽しくないに決まっている。 ハクは茂みから飛び出した。 助けに行くしかない。 きっと、牢屋の周りは鬼だらけだろう。 でも、だからこそ挑んでやろうと思った。 ハクはフォーク道を通って空野家二階部分のある道をぐるりと回り込み、ヒノトリ公園に入った。 公園の防波堤側の土管のそばに、ハシゴがあるのを見つけた。ここから防波堤そばの海岸に降りられる。 なんだ。こんなのがあったらあの時、フェンスを飛び越えてまで必死にイチコちゃんから逃げなくても良かったじゃないか。 ハクはハシゴを降りて、海岸に着地した。砂浜ではなく、整備されたコンクリート製の海岸だ。 陸に上げられて使われていない漁船の前を横切り、牢屋に向かう。 海岸には、ちょっと荒っぽく波が押し寄せている。だいぶと潮も満ちてきていた。 海の向こうには夕陽が浮かんでいる。 もうすぐ終わる。 ハクは、ドクドクと高鳴る鼓動を感じながら港の方から牢屋である空野家一階部に向かってまっすぐ歩いた。 案の定、空野家の周りには鬼たちが全員いた。 ユウが石垣の上からパチンコを構えていつでもハクを狙撃できるように待機しており、ハクのいる道の向こうには、ヒカリがボールを構えている。 その奥にイチコちゃん。そのさらに奥にシンがいた。 意地でも解放させないつもりらしい。 ハク「全員…返してもらうぞ」 ハクが走り出す。 ユウのパチンコが飛んでくるよりも早く、ヒカリが豪速球をお見舞いしてきた。 これは予想外だった。 しかし、あまりに力みすぎたためかボールの軌道は逸れてしまい、石垣にバウンドした。ハクはそれをすかさずキャッチし、パチンコを発射しようとしていたユウに向かってぶん投げた。 ユウ「わっ!?」 ボールはユウの手に当たった。ユウの手からパチンコが滑り落ち、石垣の下に落下した。石垣を飛び降りることができないユウはどうすることもできずあたふたしている。 ヒカリ「まだ私がいるよ!」 ヒカリがボール無しでハクに向かってくる。ここは細い一本道だ。右手は石垣、左手は海。昼間は海に飛び込むことで難を逃れたが今回はそうはいかないだろう。 ヒカリが目の前まで迫ってきた時、ハクは海に飛び込む…ように見せかけたフェイントをかけた。 反応の良かったヒカリはハクに釣られてそのままドボンっと海に飛び込んでしまった。 ヒカリ「うわっ!だまされた!」 海面から顔を出したヒカリが悔しそうに言った。 これで二人は倒した。 残るは強敵二人だ。 イチコ「ご覚悟!」 イチコちゃんは怖い顔をしてハクに向かってきた。 ハク「覚悟すんのはそっちだ!」 ハクは、石垣に取り付けられている海水洗い用の蛇口を目いっぱい捻った。ホースから大量の水がブシャッと一気に放出され、イチコちゃんの視界を奪った。 イチコ「見えないっ!」 大量の水を放出しているホースは蛇みたいにうねって、周囲に水を撒き散らした。ハクもずぶ濡れになった。 イチコちゃんが視界を奪われている隙に、ハクは一気に牢屋に近づいた。そこでシンが立ち塞がった。 シン「お前の漢気もここまでだっ!」 シンが真剣な顔でハクを倒しにかかる。 ハクは急いでずぶ濡れのTシャツを脱ぐと、それをシンに向かって投げつけた。 べしゃっ! という音を立てて、ずぶ濡れのTシャツはシンの顔面にはりついた。 シン「ぶへっ!?」 シンはシャツを剥がそうとするが濡れていて上手くいかない。 ハクは、牢屋に飛び込み、しずか、未悠、ダイチに貼られていたテープを引き剥がした。 ダイチ「うぉぉっ!すごいぜお前!」 未悠「大脱獄だね」 しずか「やるじゃん」 ハク「いいから急げ!」 ハクたちは急いで靴を脱いで手に持ち、空野家のリビングを抜けて階段を上がり、二階玄関から外に出た。 背後からはシンが追いかけてきていた。 ダイチ「一旦、ばらけた方が良いな!あとで合流だ!"亀"のいたところでな!」 ヒノトリ公園の方へ走っていくダイチが大声で言った。 ハク「亀っ?」 登美の川の方へ向かっていたハクは"亀"の意味が分からず聞き返した。 未悠「暗号だよ!ハク!考えて!亀はお天気の日になにするか!」 未悠はそう言って空野家二階部の裏の林に消えていった。しずかは知らない間に姿を消していた。 ハク「亀ってなんだ!?」 亀。亀がすることといえば泳ぐこととあと、日光浴だ。 日光浴か。 今日、日光浴で自律神経とやらを整えていると言い張っている人と会ったことを思い出した。 亀とは、太一兄ちゃんのことだ。 つまり、亀のいたところとはダイチの家だ。 ハクは急いで門を抜け、フォーク道から林道の方へ走った。 ◯ ハクがヘトヘトになってダイチの家の前に行くと、既にしずかと未悠が到着していた。そして最後にダイチがきた。 ダイチ「はぁはぁはぁ…シンのやろーしつこいやつだぜ…」 ダイチは膝に手をついてゼェゼェと息を切らしていた。 ハク「時間はあとどんくらいだ?」 しずか「えっと…五時五十五分。あと五分で終わるね」 しずかは腕時計を見て言った。 未悠「何事もなければ良いけど…」 ハク「そうだな…」 四人は黙ったままその時を待っていた。 だが、この大勝負は静かに幕引きとはならなかった。 「そこまでだ」 シンの声がして、複数人の足音が土を踏む音が聞こえた。 鬼チームが全員揃って現れた。 ダイチ「おいおい嘘だろ?」 ハクたち逃げチームは身体から力が抜けるような感覚に襲われた。 追い詰められた。 シン「"亀"だって?分かりやすいヒント出しやがって」 「ここの川にはよくクサガメがいるもんなぁ!」 シンは自信たっぷりに大声で言って、ダイチの家の前を流れている川を指さした。 シンの推理は外れていたが、結果的にここに目星をつけてやってきたのだからなかなかの強運の持ち主だ。 イチコ「今度こそ絶対ぜったい逃さない!」 今日、イチコちゃんから何度そのセリフを聞いたか分からなかったが、今回こそそのセリフの通りになりそうだった。 なんせ、本当に逃げ場がない。 横は川。後ろは川が滝となって流れ落ちている高い高い崖だ。ダイチの家をぐるっと回って逃げられるかもしれないが、おそらく四人も鬼がいたら回り込まれて全員捕まる。 万事休すとはこのことだった。 近づてくる鬼たちに、ハクたちは、あとずさりした。 シン「諦めろ。もう逃げ場はない」 ダイチ「へっ。本当にそうかな?」 ダイチが引き攣った笑いを見せて、後ろの崖を見た。 しずか「ダイチ?あんた何考えてんの?」 未悠「まさか…」 ダイチ「ここから飛び降りたら、俺たちの勝ちだ」 ハク「はっ?本気か?」 ダイチの言っていることがあまりに現実離れしていてハクはすぐに理解できなかった。 ダイチ「本気だよ」 ダイチは笑っていたが、冷や汗まみれだった。 イチコ「そんなの不可能だよ!もう降参して」 シン「そうだよ。こんなとこから飛びおりれるわけないだろ!」 シンが大声で言った。 ダイチ「いいや!不可能はない!」 未悠「ダイチ。冷静になって。流石にここから飛び降りたら…やばいよ?」 ダイチ「そうかもしんねぇけど、もし捕まったら今日一日の全てが無駄になる!ハクのあの大脱獄劇も!そんなのはごめんだ!」 今日一日で起こった色々な困難がハクの頭によぎった。ヒノトリ公園から逃げて海に飛び込み、しずかと会って茂みで身を潜めて、イチバン山の登山口でしずかを逃して、捕まって…それらの全てが水の泡になるのは嫌だった。 ハクたちは崖の下を覗き込んだ。 崖の遥か下には登美の川の深みに流れ落ちている滝壺がある。 飛び込めば勝てることは間違いなかった。 ハクたちは崖の方を向いた。 ダイチ「みんなでせーので飛び込むぞ」 「手を繋ぐんだ」 しずか「そうするしかないか…」 未悠「まさか、鬼ごっこで死ぬなんてね」 未悠としずかは覚悟を決めたようだった。ハクはもう一度、崖の下を見た。心臓のあたりに冷たいものを感じた。 シン「ここで決着だ!」 鬼たちが走ってきた。 ダイチが右手で未悠の手を握り、未悠は右手でハクの左手を握った。ハクはそれを強く握りしめ、右手でしずかの左手を握った。 「いくぞ!」 ハクは自分がそう言ったのかダイチがそう言ったのか分からなかったがとにかくその声に従って崖から飛び降りた。 飛び降りる瞬間、ハクの右手がしずかの手によってぎゅっと強く締め付けられた。 シン「うわっ!!?本気かよ!」 イチコ「うそ…」 シンの驚愕した声と、イチコちゃんの気の抜けたような声が聞こえた。 フワフワした感覚が下半身を包み込み、身体のどこかがひゅんとなった。 凄まじい風の音のせいで周りの音はほとんど何も聞こえない。 一瞬、身体がすごく軽く感じ、目の前が真っ暗になった。 次の瞬間、全身の皮膚を叩かれたみたいな痛みが走った。その痛みはすぐに川の水の冷たさに飲み込まれ、鼻がツーンと痛くなった。 ハクの身体が川底にまで沈み込む。 我に帰ったハクは急いで水面まで泳いで顔を出した。 ハク「ぶはっ!はぁ!はぁ!はぁ!」 川面には、しずかが顔を出していた。次に未悠が、そして最後にダイチが顔を出した。 みんな、無事だった。 ダイチ「はっはっはっ!ほら見ろ!いけただろ!?」 しずか「死んだかと思った…」 しずかはほとんど放心状態でそう言って顔を拭った。 未悠「この先ずっと夢に出そうだよ」 未悠がため息をついた。ずぶ濡れになったせいで、未悠の髪がいつもより長く見えた。 ハクたちは残り少ない体力で泳ぎ、登美の川の岩場で陸に上がった。 川から上がる時、上手く足が上がらなかった。身体はまるで何倍にも重くなったかのようで、ハクはこの時ようやく自分の体がどれだけ疲れているかが分かった。 しずか「みんな、六時になったよ」 しずかが言った。 喜びよりも先に、安心感から疲れがドッと押し寄せてきて、四人とも岩場に座り込んだ。 林の方から、ひぐらしの鳴き声が聞こえた。 ◯ 程なくして、鬼チームも岩場にやってきた。不思議なもので、さっきまで鬼チームを見るだけでも緊張感があったのに、鬼ごっこが終わった今はもう彼らを見てもなんの緊張もなかった。 シン「完敗だぜ。今日はほんと、すげぇもん見れた」 「文句なしだ」 シンは岩の上で腕を組んであぐらをかきながら唸るように言った。 ハク「そっちもすごかったよ…何度負けたかと思ったことか…」 シン「やっぱり、しずかを逃したハクのあのシーンは良かったぜ!俺も真似したいな…」 シンは登山口での出来事がよっぽど楽しかったのか、思い出してニヤニヤしていた。 未悠「え?なにそれ」 シン「聞いてないのか?ハクがな、しずかのために犠牲になったんだよ!それで俺と一対一で戦ったんだ!」 未悠「へぇ!やるじゃんハク!」 未悠は濡れた髪をかき分けながらハクを見た。 ダイチ「そりゃあもう今回のMVPだな」 シン「えむぶいぴー?また変な言葉使うなよ」 「いやあしかし、あれほんとカッコよかったよな!なあしずか!」 シンはまるで自分のことのように嬉しそうに言ってしずかに聞いた。 それまで下を向いていたしずかはビクッと顔を上げた。なぜかすごく戸惑ったようなびっくりしたような顔だった。 しずか「うん?うん…そうだね」 それからしずかはチラッとハクを見てコクコク頷いた。 ハクはその会釈の意味が分からなかったが、とりあえず頷き返しておいた。 イチコちゃんはハクたちの輪から離れたところで三角座りをしていた。ユウはそれを心配そうにチラチラと見ていた。 「あぁっ!悔しいっ!!悔しいっ!!」 イチコちゃんが声を上げた。 イチコ「ハクくんに何度も何度も負かされたっ!」 「最後は勝てると思ってたのに!ダメだった!」 イチコちゃんは声を震わせていた。目はほんのり赤くて泣きそうになっていた。 ハク「い、いやそこまで悔しがらなくても…」 負けず嫌いのハクもびっくりするくらいイチコちゃんは悔しがっていた。 イチコ「ダメです!せめて一度くらいは捕まえたかった!なのに…一回も敵わなかったんですから」 ハク「勝ち負けが全てじゃないって!」 イチコ「ハクくんは勝ったからそう言えるんです」 イチコちゃんは立ち上がって、ムッとした顔でハクの目を見た。 まつ毛が長くてくっきりとした二重瞼の大きな目だ。瞳はうるうるしていて、ずっと見ているとなんだか吸い込まれそうだった。 イチコ「私、このままじゃいられません!」 「ハクくん!私と勝負してください!」 ハク「はあ?勝負…って?走るのとか?」 イチコ「それはまだ分からないですけど、とにかく勝負です!」 「この夏休みの間に勝負して先に三本とったほうが勝ちです!」 「しずか!私とハクくんの勝負の審判になって!」 しずか「へ?」 遠くに座っていたしずかはキョトンとしていた。 しずか「あ、うん。いいけど?」 しずかはお尻の砂を払って立ち上がった。 イチコ「勝負内容はしずかに決めてもらう。その方が公平だから」 ハク「待て。俺はまだ受けるとは…」 せっかくイチコちゃんとの負けられない勝負を制したかと思っていたのに、また新しく勝負が増えるなんてなんだか大変な気がしてハクは気が引けた。 イチコ「逃げるんですか?」 ハク「何でそうなるんだよ…分かった。受けるよ」 イチコ「そうこなくっちゃ。じゃあ…今日から私とハクくんは"ライバル"です。いいですよね?」 イチコちゃんが手を差し出してきた。ハクはそれを握り返した。柔らかくも厚みのある手だった。 ユウ「ね、ねえイチコ…勝負なら僕も…」 タイミングを見計らっていたかのようにユウが間に入ってきた。 ハク「お、ユウもやる?」 イチコ「ダメだよユウ。これはハクくんとの勝負だから。でも、手伝ってくれたら嬉しい」 ユウの参戦もウェルカムだったハクに対して、イチコちゃんは真逆だった。彼女はあくまで矢内ハクをやっつけたいのだ。 ユウ「あっそう。分かったよ」 ユウはちょっと不機嫌そうにそう言って地面の石ころを蹴った。 ハクとの勝負が決定したイチコちゃんは上機嫌になってみんなの輪に戻っていく。 明日からまた、気の抜けない日々が始まる。ハクはもう一度、気を引き締めた。 ◯ 夕飯は奈水が今朝、収穫したゴーヤーを使った料理だった。 ハクは、お腹は空いていたのにあまりに疲れていたからか思うほどたくさん食べられなかった。 「なあ少年」 夕飯と風呂を済ませたあと、二階に上がって渡り廊下を通り過ぎようとした時、ハクは部屋にいたレイナ姉ちゃんに呼び止められた。 レイナ「ちょっとこっちおいでな」 開けっぱなしのドアの向こうでレイナ姉ちゃんが手招きしていた。ハクは言われた通り、レイナ姉ちゃんの部屋に入った。 レイナ姉ちゃんの部屋は六畳の和室で、入ってすぐ左手の壁際にベッドがあって、ベッドの足元側の小さなスペースには小さい棚がある。左手の壁には大きな本棚があって、中身はほとんどが漫画本だった。 ドアから真正面の奥の窓際に勉強机が置いてある。いつもレイナ姉ちゃんはその机に向かっていることが多かった。この時もレイナ姉ちゃんは机の椅子に座っていた。 レイナ「ユウと喧嘩したりした?」 レイナ姉ちゃんはいつにない真面目な顔で聞いてきた。 ハク「え?してないと思うけど」 レイナ「そうか…うーん」 ハク「ユウがどうかした?」 レイナ「いや、なんかムスッとしてやんの。さっきすれ違った時も無視されてさぁー」 レイナ姉ちゃんは口を大きく開けて顔いっぱいに不満の色を浮かべた。 ハク「なんだろうな?うーん、まぁ、今日の超鬼ごっこで俺たちに負けたから悔しいのかも」 その時のハクにはそれくらいしか心当たりがなかった。 レイナ「そっか。まあそんなことなら問題ないんだが」 そうは言ったものの、レイナ姉ちゃんはまだ何か腑に落ちていないようだった。 ハクはユウの部屋に行って声をかけてやろうか考えたが、もし超鬼ごっこが原因なら敵チームだった自分が声をかけるのは逆効果だと思ってやめた。 それに、もうそんなことをする体力も残っていなかった。 ハクはベッドに横になるなり、すぐに眠りに落ちた。

Comments

すごい!それきっと超鬼ごっこよりすごいですよ!笑 超鬼ごっこの都会版って感じがしますね! いえいえあの中学編の導入シーンでのみの登場でしたから覚えておられなくても無理はありません笑 「島波」の名前が出てきておそらくちょうど二年くらいたっていますからね! あの時に名前を出していたのにはもちろん理由がありました。というのもこの『夏編』は当初、中学編か高校編の各エピソードの"終わりのおまけシーン"としてプチ連載させようと思っていたのです。 もっと言うと、小学編と中学編の間かあるいは中学と高校の間に番外編シリーズとして連載しようかなとか色々と考えていました… ですが、物語との兼ね合いで結局はそのどの形にも落ち着かず、FAN BOXでこのように連載する形になってしまいましたね笑 つまり、イチコちゃんのみならず、この『夏編』に出てくる少年少女は軒並み"やっと登場させられた"キャラクターたちなのです! 微妙なシーンでしかもちょこっとしか名前が出てこなかったサワキリ カンナを覚えておられただけで凄いですよ…! そういうのを覚えていていただけているだけで作者としては嬉しい限りです! 島波は難易度高すぎますね! 9月になっちゃいましたね〜 でもまだ暑いし夏っぽいのでしばらくは夏気分でいられそうです! こちらこそ9月もよろしくお願いします!!

Kara

ちょうどハクくん達と同じ年頃にお台場のテレビ局の某鬼ごっこ番組を真似して企画してくれた友達がいたので、それで良い経験をさせてもらいました笑 島波という苗字を見た時に何となく既視感のような違和感を覚えたかなーとは言いたいですが、それこそ負けず嫌いの負け惜しみです。 中学編は大好きですが導入の仕掛けが回収されていたことには気づいていませんでした😇 それは当然読んだ当時はその名前が大事そうと思ったでしょうけど忘れていましたね。 サワキリ カンナには気づけたのですが。 Karaさんもお好きな夏から秋に季節は移り変わってしまいますが…9月もよろしくお願いします!

(´・ω・`)

ぺんだごんさん今回もありがとうございます!! 鬼ごっこの範囲デカすぎますね笑 その辺りのガバガバルールも少年時代ならではの遊びな感じがします! 引き込まれる…と言ってくださって本当に嬉しいです!ありがとうございます! いえいえ!この物語を読んでくださっている時点でもう既に輪の中に入っておられるようなものですよ👍 そうですね…しずかには要注意です!弱みを見せるとすぐしずかに脅されてこちょこちょされちゃうのでお気をつけください! お!未悠がしずか以上のテクニシャンかという推察…鋭いですね!!いずれ明らかになると思います! ユウは生粋のいじられ体質なのでしずかの餌ですね笑 開かずの屋敷でハクが見たものはなんなんでしょうね…?霊感の強い友達がいない?ので確かめようがありませんね…今の所は! ハクはこの夏休みで想像していなかったような出来事に見舞われます。その中に怪異が絡んでくるのかどうか…!! 楽しみにしてくださりありがとうございます! 毎週更新できるようゆっくり頑張ります! 今週もよろしくお願いします!

Kara

一見なんでもないような会話、なんでもないような風景や様子を描写することで、読んでくださった方に少しでもハクが過ごしたこの年の、この夏の、この波都のまちの空気を味わっていただければ…と思っていましたので(´・ω・`)さんにそう言っていただけてとても嬉しいです! おー!超鬼ごっこに似た遊びを経験されているんですね!?すごいです!私は経験がないのでとても羨ましいです! 経験と照らし合わせて読む、ということが経験のない私にはできないので、(´・ω・`)さんが羨ましいですやはり!!笑 仰る通りでイチコちゃんは、可愛がられている系負けず嫌い女の子、ですね笑 しずかはヒカリも可愛がってますが、イチコちゃんのことはもっと可愛がってますね笑 たしかに露骨すぎます笑 イチコちゃんはまだまだ、ハクを困らせてくれるのでご期待ください! 実はこのイチコちゃん、割と満を持して登場した系キャラなんです。あの日の悶絶シリーズの中学編の導入部分に苗字だけ登場していました笑(お気づきでしたらすみません😎) 諸事情により登場がこれだけ遅れてしまいましたが! 私もこのペースで新作をお届けできて、みなさんとやり取りできるのが楽しいです!これも死擽を終わらせることができたからこそですね! プラン名に恥じないよう、ゆるりと頑張って更新していきます!今週も!!💪

Kara

としさん毎話ありがとうございます! 毎週お届けできるよう頑張ります! 未悠はかなり手強いですよ!しずかよりも… 未悠かレイナのどちらが早く悶絶することになるのか…と言われると、なんとなくレイナの方が早いかと思います笑 確かに、レイナがお母さんの奈水にお仕置きとしてこちょこちょされる可能性…めっちゃ高いと思います!笑

Kara

超鬼ごっこ!範囲は島の中ならどこでもいいという結構しんどそうですが絶対楽しいですよね!夏編は読んでいてすごく彼らの輪に入りたいと感じてしまいます!走りごとで勝負をしたりは自分も小さい頃毎日のようにやっていたのでより読んでいて引き込まれます! ですのでこの超鬼ごっことかすごくやってみたいです笑 ですがしずかにこちょこちょの標的にされたら毎日ヒヤヒヤしながら過ごさないといけませんね‥‥! 未悠もしかしてしずか以上のテクニシャンでしたか!?女性陣恐ろしいですね‥‥。ユウは相変わらずしずかにコテンパンにやられてましたね笑 「開かずの屋敷」ハクが見たのは絶対怪異とか幽霊の類のやつですよね!メンバーの誰かがそのこの世ならざる者にくすぐられる日が来るのでしょうか。 過去の青春を思い出させるかのような夏編更新日が毎回楽しみです!

ぺんだごん

屋根は後からつけたという説明、ハクくんと奈水さんの何気ない会話、さっき食べた物を忘れそうになるハクくんなど、細かいシーンですがリアルな生活感を演出して世界に没頭するのに本当に大事な要素が込められているなと感じました。 自分も町中を使った超鬼ごっこのような遊びをしたことがあるので、経験を元にした想像や共感が出来て読んでてとても「楽しかった」です! イチコちゃんは最強に強い系かと思いましたが、みんなから可愛がられてるタイプのようですね。(特にしずかさんが露骨笑) ハクくん同様少し警戒してましたがまさかの感じでした! そこまで圧倒的存在じゃなかったどころかいきなり縄跳びで縛られてくすぐられちゃうなんて最高すぎましたね! これくらいのペースでKaraさんの新作が読めるのは久々なので楽しいです!

(´・ω・`)

玲奈お姉さんは奈水さんにくすぐられるのが1番いいですね!奈水さんもハクのお母さんに擽られたことあるか気になりますが

toshi0325monst

未悠手強し…ですね。夏編はすごい楽しみで毎週楽しみにしてます!!未悠と玲奈がくすぐられるシーンはいつ来るのか、どっちも活発的なのでくすぐられるのが弱そうな感じはしてます!友達にくすぐられる玲奈お姉さん、同じく友達にくすぐられる未悠見てみたいですね、

toshi0325monst


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