廃病院のくすぐり人体実験#1
Added 2023-10-15 13:22:36 +0000 UTC1. 廃病院のくすぐりナース (FFF/M) 旧山本病院は病院としての役割を終えて十年以上が経過したいわゆる廃病院だった。 巨大な廃墟と化したその病院はいつしか肝試しスポットとして知られるようになり、夜な夜な若者たちが冷やかしで訪れる。 廊下の奥から絶叫が聞こえる。 どこからか足音がする。 毎度違った薬品の匂いがする。 動かないはずのエレベーターが動いている。 手術室のランプが点灯している。 ナースを呼ぶ呼び鈴が鳴る。 数えきれないほどの不気味な噂があとをたたない。 旧山本病院を訪れた若者たちの多くが行方不明になった。その数は36名。警察も調査に乗り出したが、原因は分からないままであり、結果、山奥にある旧山本病院に向かう途中あるいは帰る際に滑落したのではないかという見解を示し、調査を打ち切った。 そんな中、調査に乗り出したのは"高野 修斗(こうの しゅうと)"と青年であった。彼は"shuto"の名で活動する動画投稿系インフルエンサーであった。 その内容は、駅や電車内での痴漢行為などを取り締まる様子を動画におさめるというもの。当初は丁寧に警察に事件を解決に導いてきたが、最近は過激な絵面とそれに見合った閲覧数欲しさに無理やり暴力的に相手を制圧して警察に突き出したりすることも増え、インターネット上では批判に晒されることも多くなってきた。 だが、修斗はそんな批判さえ美味しいと思っていた。どんな形であれ注目されれば数字になる。金になる。 それに、修斗を支持する者は多い。線が細く、色の白い肌に童顔の顔つきをした美青年の修斗は特に、女性からの人気が異常に高かった。 今回、修斗が旧山本病院に乗り込んだのはそんな女性の支持者たちからの要望があったからだ。とはいえ、修斗は別に心霊にも何も興味はなかった。ただ、心霊は数字が取れる。それだけは知っていた。だからこの旧山本病院で撮れ高を獲得してやろうとそう思ったのだ。 「はろーみんな。今日は噂の廃病院に来たよ。オレが必ず行方不明の連中を見つけ出して見せるからね」 修斗はカメラに向かっていつもの調子で挨拶すると、次にカメラを外側に向け、病院内を映し、歩き始める。 山の中にある廃病院はなんせ白い。案内図か何かがないと行方不明者を見つけるどころか二度と出られなくなりそうなほどだった。 どうせ何にもいない。噂は全て噂だろう。行方不明者もきっと警察の言うとおり滑落したんだろう。 修斗はそう思っていた。だが、せっかく来たのだから撮れ高は欲しい。だから変質者とかそう言う類の人間と遭遇することを期待していた。 修斗がだるそうにライトを照らしながら果てしなく長い廊下を歩いていると、ずっと奥の方に何かが光っているのが見えた。 見間違いだろうかとそう思ったがどうやらそうではない。修斗は目を細めてじっとその向こうにある光を見た。 青い光はついたり消えたりを繰り返している。 なんの光だろうか。そう思った修斗が天井を見上げるとそれは非常灯だった。非常灯が明滅を繰り返しているのだ。 ここが廃病院になってもう長い。それなのに非常灯が生きているとは不思議なことだ。修斗は物珍しげに非常灯にカメラを向けズームした。 すると、非常灯の下に何かがいるのが見えた。気がした。 「えっ」 修斗は思わず声を上げた。 カメラから目を離し、肉眼でそれを確認する。 確かに、ちかちかと明滅する非常灯の下に何かいる。 それは、人影だった。 ナース服を着た──女。 修斗は再びカメラに目を向け、さらにズームする。 カメラに映ったその女の顔を見た修斗は、思わず身体の芯がひんやりと冷たくなるのを感じた。 その女には、顔が───顔がなかった。 いや、顔が無いのではない。顔が光沢のある真っ黒いマスクのようなもので覆われており、顔が無いように見えるのだ。 ぞわっと背筋が震えた。 これは、これは何か人ではないものではないか。 修斗はそう思ったが、すぐにその考えを振り払った。これは何かの悪戯に違いない。自分の追い求めていた変質者の類に違いない。 修斗は無理やりそう言い聞かせてカメラを構えたままずんずんとその女の方に近づいていく。女は動かない。マネキンのようにピタリと止まっている。 ふわりと強烈な薬品の臭いが修斗の鼻を突いた。 臭いに釣られるように修斗は振り向いた。 黒。 "黒"が目の前にあった。 艶々とした光沢を帯びた真っ黒の顔のついたナース服の女がそこにいたのだ。 「うわあああああ!!」 修斗は悲鳴を上げた。 生白くて冷たい腕が首に巻きつけられる。 咄嗟に修斗が首に巻き付いた腕を掴むと、今度は何かに手首を掴まれた。 同じようにラバー製のような真っ黒いマスクで顔を覆ったナース服の女がもう二人現れ、それぞれ修斗の右手首と左手首を捕まえていた。 女たちは無言のまま、女とは思えぬほど強い力で修斗を押さえ込もうとする。 修斗が必死になってもがいていると、ぶつぶつとしたノイズのような音が聞こえ、妙に軽快なメロディが響いた。 「院内放送です」 どこかにあるのであろうスピーカーからやけに透き通った女の声が聞こえた。 「ただいま新規入院患者一名追加です」 修斗「なんだっ!?にゅうっっいんっ!?」 「ナースの皆様。ドクターの到着まで患者の制圧に努めてください」 ぶつりと音を立てて音声は途絶えた。 途端に、ナースたちはさらに力を強くして修斗を床にねじ伏せようとした。 修斗「くそ!ふざけるな!」 修斗は眉間にシワを寄せ、目いっぱい暴れる。 いくら三人相手と言えど相手は女。スポーツ経験豊富な修斗は腕には自信がある。負ける気はしなかった。 だが、修斗は数の暴力の前には腕っぷしなどなんの役にも立たないということを思い知らされる。 ナース服を着た奇妙な女たちのうちの一人が、手を修斗の腋の下あたりに添え、モゾモゾと腋の下に指先を潜り込ませた。 修斗「なっ!?なんだっ!?」 人の手とは思えない、まるで手という独立した生物が這ってくるような奇妙な感覚に修斗はゾクリと怖気を感じた。 腋に潜り込んだ手は、モゾモゾモゾモゾと動き、指先を腋の下に食い込ませるようにして突き立て、ワシッと指関節を折り曲げてコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!!っと腋の下をこちょぐった。 修斗「んぁっ!?ちょっ!!?うわははははははははははははははははは!!?」 最初、何をされたのか全く理解できないまま修斗は腋に走った異様な刺激によって無様に笑い出し、腰をクネクネくねらせて悶えた。 腋の下をくすぐられたのだ、と理解した頃にはもう遅く、下半身から力が抜け、修斗はへなへなと床に崩れ落ちる。 ナースたちはその隙を見逃さなかった。修斗を捕まえたまま仰向けに床に倒し、そして慣れた動きで迅速に修斗を抑え込む。 まず、ナースの一人が腕で首をロックしたまま両脚の膝で修斗の両腕を挟み込んで固定し、もう一人のナースが二の腕を押さえつけ、最後の一人が腰のあたりにどっしりと座り込んで馬乗りになった。 修斗は三人の奇妙な女たちに、仰向け大の字の格好でねじ伏せられ自由を奪われてしまった。 修斗「くあっ!?くそっ!?なんだっ!!?」 修斗は腕や腹部や腰に力を込めるが全く動かず、絶望した。両脚は動かせるが、今の拘束状態で動かせたところでなんの意味もない。 修斗「なんなんだ!?なにするつもりだよ!」 修斗は吠えた。それが今できる唯一の抵抗であった。 三人のナースは無言のまま修斗の顔を覗き込み、手を──いや、指──その女性らしい細長くて器用そうな指の関節をしなやかに宙に泳がせるようにウネウネワキワキと蠢かした。まるで、修斗に見せつけるように。 修斗はその奇妙な気持ち悪い指の動きを見て、さっきの突然の腋の下くすぐりを思い出した。 あれは、くすぐったかった。 腋の下で指が動いただけで、力が一瞬にして抜かれて、呼吸も乱れた。 あの一瞬だけで、苦しみを味わされた。 ゴクリ。と修斗は唾を飲み込んで目の前に迫り来る無数の指々を見た。 この状態。身動きを封じられたこの状態でもし、さっきみたいなくすぐりを…いや、さっきよりもやばいコチョコチョをされたらどうなるか…そう考えると恐ろしかった。 この女たちはまさに、それをやろうとしている。 修斗はさっと青ざめた。 修斗「ま、待て!なんなんだ!?帰る!帰るから!」 修斗の顔から自信が消え去り、代わりに、迫り来る"拘束くすぐり地獄の刑"に怯え切った哀れな表情が刻み込まれた。 修斗「なぁ!聞いてんのか!?帰るって言ってるんだよ!!俺はもうここからっっ」 ラバーマスクを被った異様なナース三人は修斗を無視したまま、それぞれまるでロボットのように冷徹に動き出した。 一人は腋の下に手を突っ込み、もう一人は肋骨のあたりを捕まえ、三人目は腹部の辺りに爪を立て、三人で一斉に三部位をコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!!っとこちょぐり倒し始めた。 修斗「ひょあっっ!!?うああああああああああああああああああああああああははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?まっっ!!?ちょっっ!!?待っで!!!これっっ!!これくすぐっっったぁぁぁぁぁぁぁあああはははははははははははははははははははははははは!!?」 腋の下、肋骨の隙間そして腹部のくすぐったい神経にメリメリばちばちと走るくすぐったさの炸裂に修斗は身体を激しく暴れさせ悶える。 しかし、必死に暴れてもこの奇妙なナースたちの人力拘束からは逃げられず、ひたすらこそばされ続けるしかなかった。 コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!! 修斗「ぐぅぇぇぇへへへへへへはははははははははははははははははははははは!!?やめっっ!!やめっっろぉお!!!っっひゃひゃひゃははははははははははははははははははははははははははははははは!!?くそっ!!このっっ!!?っっひぃぃひひひははははははははははははははははははははははははははははは!!?」 ズクズクズクズクと指先から神経に刺し込んでくるようなくすぐり刺激を受けるたび、修斗は腹筋部をひくつかせ、だらしなく口を開けて笑い声を絞り出し続ける。 ナースたちは修斗から完全に抵抗力を奪うべく、非常に作業的に、非常に冷徹に指を操りコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョと対象部位をこそばし続ける。 修斗「くはははははははははははははははははははははははははははは!!?もぅいいっ!!もぅいい"っでっ!!!ぇぇへへへへへへははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!いい加減にぃっ!!しろぉぉ!!っひゃひゃひゃははははははははははははははは!!!」 徹底した腋の下とその周囲へのこそばし地獄によって無理やり笑わされ続けている修斗の肉体は既に疲弊し切っていた。 しかしそれでもナースたちは無言のまま、三人で修斗を抑え込み、開かれた腋の下に指をコチョコチョ這わせたり、肋骨に食い込ませた指先をぐちゃぐちゃ動かしたり、引き締まった腹部に立てた爪をワシャワシャ暴れさせて修斗をこちょぐりまくる。 コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!! ワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャ!!! 修斗「くへっっ!!?えっっ!!っっへへへへへははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?ぁぁぁぁはははははははははははは!!!くるしっっ!!?ぐるじぃっでぇ!!っっへへへへへははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 女たちの細長い指は止まらない。修斗が髪を振り乱すほど頭を振って苦しみ、顔を真っ赤にして笑い声を搾り上げてヒクヒクと腹部を痙攣させても、その指たちは各々が担当している部位を徹底的にコチョコチョ可愛がり続ける。 コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!! ワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャ!! 修斗「うひひひひひははははははははははははははははははははははははははははは!!!いあああああああははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!ギブ!!ギブぅ!!ギブだってばぁぁぁぁ!!っっははははははははははは!!息っ!!息がぁぁぁぁあああははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 ナースたちは、子をくすぐりで仕置きする母親のような手つきで妖しく指の筋肉を躍動させて修斗の腋の下を掻き回し、肋骨をほぐしくすぐり、腹部をめちゃくちゃに掻き回す。 修斗「うげぇぁははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!かはっ!!?っっっひぃぃひひはははははははははははははははははははは!!やめっっ!!もぅっっ!!もぅやめでぇっ!!!っっへへへへへはははははははははははははは!!!」 修斗は、自分に浴びせられているこのくすぐりが単なるお遊びのくすぐりとは全く違うものであることを実感し始めていた。 これは相手を苦しめるためだけのくすぐりだ。 相手からより多くの酸素を奪い上げ、より多くの体力を削ぎ、より多くの精神力を破壊する暴力のくすぐり。 暴力的このくすぐりは、素人が出来るものではない。 言うなればこれは、くすぐりを熟知しているプロのくすぐりであった。 腋の下のどこをどう掻けばくすぐったいか、肋骨の隙間のどこにくすぐったい神経があるか、腹部をどう爪で可愛がればくすぐったいか──この三人のプロはそれらを知り尽くし、持っているコチョコチョテクニックを注ぎ込んで修斗を笑わせ苦しめているのだ。 コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!! 修斗「ぐぁぁぁぁぁぁあははははははははははははははは!!かはっ!!かはっ!!!休憩っ!!やすませでっ!!たのむがらっ!!!っっひゃひゃははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!んぁぁぁぁぁああああああはははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 修斗が必死になって叫ぶと、ピタリとナースたちの指が止まった。 いきなりのくすぐりの停止に修斗はきょとんとした間抜けな顔のまま固まっていた。 ジンジンとしたくすぐったさの余韻がまだ腋の下などに残っている。 まさか自分の叫びが通じたのか。そう思った修斗だったが、すぐにそうでないことが分かった。 カツカツカツと冷たくて硬い足音が近づいてくる。 廊下の向こうにぽつりと見える人影がその足音を立てて修斗の方に近づいてくる。 近づいてくるに連れ、その正体が見えてくる。 それは、医者のような白衣を纏った長身の女だった。スタイルは良く、まるでスーパーモデルのようだ。 肌は異様なくらい青白く、美しい目は冷たく輝いている。 修斗は嫌な予感がして慌てて立ちあがろうとする。が、ナースたちがそれをさせない。結局、修斗はくすぐられ過ぎたことで力も出ず、また同じように大の字で拘束された。 白衣の長身の女がしゃがみ込んで修斗の顔を覗いた。 女は恐ろしいくらいの美人だった。 「全く。今回の患者も暴れん坊さんだね。運ぶ前に軽く"お仕置き"しておこうか」 白衣の女がそう言って、修斗にスッと手を伸ばしてきた。 手は大きく、指はスラリと細長い。まるでピアニストのようだった。透明の硬そうな爪はツルツルと光沢を帯びていた。 修斗「ちょっ!!?待っ──」 修斗は怯え、震え、情けない声を上げて逃げようとしたが、逃げることなどできず、ピクリと腰が痙攣しただけだった。 女はその大きな手で、ちょうど腋の下と脇腹の間のあたりを捕まえると、その部位のくすぐったい神経を瞬時に指先と爪の先で捉え、ゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョ!!!っとバラしてほぐすようにくすぐり始めたのだった。 修斗「ぐぎゃぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああ"っ!!?なん"っっ!!?だっっ!!?ごれぇぇぇえええへへへへへへへへへへははははははははははははははははははははははははは!!?ぐぁぁぁぁああああああああああははははははははははははははははははははははは!!?」 そのくすぐったさはまるで電撃であった。 痺れるような、刺すような、とにかく暴力的な電撃のような猛烈なくすぐったさが走り、修斗は溜め込んでいた酸素を一気に吐き出して暴れた。 「イキがいいね。君は」 女はやけに落ち着いた口調でそう言いながら、口調とは真逆の異常なくらい滑らかで暴力的な手つきでゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョと修斗の神経を嬲り尽くす。 修斗「んがぁぁぁぁぁあああああああははははははははははははははは!!?やめっっ!!ゆるひでっっ!!!ぁぁぁぁぁあああははははははははははははははははははははははははは!!!くああああああああははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!かはっ!?けほっ!!?」 体力も精神力も同時に吸い上げられるような魔物のようなこしょぐり地獄に修斗は青ざめながら狂った笑みを浮かべて四肢を痙攣させていた。 女の青白くて細長い指は、超絶テクニックを持つくすぐりマシンのようだった。その指先は決して神経から狙いを外さず、爪はさらにくすぐりの威力を増幅させている。 ゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョ!!! 修斗「あっっ!!?がっっ!!!ぐるじっっ!!!いっっっ!!!っっっひひひひはははははははははははははははははははははは!!!ぁぁぁぁぁあああははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?がっっっっ!!!?」 神経を直接突き刺すような凶悪なくすぐったさが修斗の精神を蝕み、意識をかき乱し、修斗を気絶させた。 修斗の身体が、気絶という逃げ道を選ばせたのだ。 白衣の女はピクピク痙攣したまま気を失っている修斗の顔をまた覗き込み、言った。 「ようこそ。旧山本病院へ。ゆっくりしていってね──」 ──実験の番が回って来るまでは。 立ち上がりざま、女はそう妖しく囁いた。