あの夏の悶絶は思い出の中に(9日目#2)
Added 2023-11-01 13:10:32 +0000 UTC2. 特訓してあげようか? (FF/M) 結局、その日神秘の花園は見つからなかった。 一日に遊べる時間の大半を費やしたにも関わらず、ハクに残念な気持ちはあまりなかった。悔しさも無かった。 それはその場にいたシンたちも同じようで、皆、あの海を発見できたことに満足していた。 ただハクだけは神秘の花園今日見つからなかったことに少し安心したような気もしていた。もし今日見つかってしまっていたら、皆で目指す共通の目的が無くなってしまうからだ。 今日の調査に不満はなかったにせよ、帰り道の険しさにはなかなか苦労させられた。 ハクたちの記憶力と、ヒカリの"勘"とやらを頼りに進んだがそれでも何度か道に迷った。 ようやく元の道に戻れた頃には、時刻は──しずかのクリアレッドの腕時計によるところでは──14時を過ぎていた。 シン「今日は見つからなかったけど、今日の調査で俺はますます神秘の花園が絶対にあるって思えたぜ」 しずか「なんで?」 シン「だって、今日見た海だって俺たちは初めて見ただろ?まさか行き慣れてる奥の森にあんな場所があると思わなかった」 「ってことは、神秘の花園も絶対あるんだよ」 確かに、今日の調査で未開の地が発見されたということは、まだまだ調査の余地はあるということになる。 ハクはシンに同調するように無言のままうんうんと大きく頷いた。 シンが「秘密基地で次の作戦会議でもしよう」と と言って秘密基地の方へ向かったが、 ハクはふと沙月のことが気になって、皆には先に秘密基地に行っているように伝え、一人で奥の滝へ向かった。 奥の滝を覗いてみたが、沙月の姿は無かった。 沙月はここに住んでいるわけではないのだから毎日この淵に来るわけもなく、いないのはある意味で当然に思えた。 滝が淵に降り注いでいる。滝は、相変わらず周囲の木々から聞こえる虫の声を飲み込んでしまうような大きな音を立てている。 気のせいか今日は、その音が一段と大きいように聞こえた。 ホトリに神秘の花園のヒントを聞こうかと思ったがホトリもいない。 せっかく来たのだから、沙月の落とし物であるあの鉄の箱を引き上げようかとも思ったが、シュノーケルも持ってきていないし、だいいち水着ですらない。それに、もう体力はほとんど残っていない。 「ここのことだいぶ気に入ってるみたいだね」 滝の音に紛れて最初、背後から聞こえたその声がよく聞こえず、聞き間違いかと思ってぼぅっとしていると、今度は背後から背筋をなぞり下された。 ハクはうひゃあと叫んで振り向いた。 しずかと未悠だった。 背筋をなぞり下ろしたのはしずからしい。右手の人差し指だけが立ったままだった。 ハク「あれ?秘密基地行ったんじゃなかったのか」 未悠「ちょっと用事思い出して引き返したらちょうどしずかがいたからこっちに着いてきたんだ。そしたらハクもいたから」 ハク「へぇ。そうか。しずかはなんでこっちに?」 「落とし物とか?」 未悠がこちら側に用事があるというのは前々から知っているが、しずかが引き返していた理由がサッパリ分からなかった。 しずか「さぁね」 「なんでもいいじゃん別に」 やけにそっけない返事だった。 ハクは聞いてはいけないことを聞いた気がして返事に困り、意味もなく滝の方を見た。 話を変えようと思い、何か話題は無いものかとぐるりと周囲を見たわした。この奥の森のベンケイ山で修行しているというユウのことを思い出した。 ハク「ユウのことだけどさ、アイツ、なんで修行にこだわるんだ?」 「今日だって一緒にいたら、海も見られたのに」 未悠「だね」 未悠は後ろで手を組んでまるで大人みたいに落ち着いた返事をした。 しずか「それは、強くなりたいっていうか強くならないといけないからでしょ」 ハク「だから、なんのためにだよ」 ハクはそこまで言って、前に未悠が"ユウは負けているから強くなろうとしている"と言っていたことを思い出した。 ハク「ユウは誰かに"負けてる"って言ってたよな」 「だから強くなろうとしてるって…一体、誰に何で負けてるんだ?」 この前その話を未悠から聞かされた時、未悠は途中で黙ってしまった。だから答えを聞けずにいたのだ。 しずか「どうせあんたに言っても分かんないと思うよ。ね?」 しずかは未悠と目を合わせた。 ハク「教えてもらわないと分かるもんも分からないだろ」 ハクは、なんだか自分だけが外されているような気がして余計に気になった。 しずか「いいって知らなくても。特にあんたは」 ハク「おいどういうことだ」 いよいよ気になって仕方がない。 ハクは食い気味にしずかに詰め寄った。 しずか「いいから」 「それより。あんたは強くなりたいって思わないの?」 ハク「え?いやあ。別に」 しずかの話を逸らす戦法にハクはまんまと引っかかった。そしてそれに気づいていない。 ハクは別にこれまでの人生の中で心の底から強くなりたいと思ったことはなかった。走るのが速くなりたいとかゲームの腕前を上げたいとか絵が上手くなりたいとかそういったことはあったにせよ、強くなりたいとかいうそんな漠然な野望を抱いたことはない。 まして、そこから山にこもって修行するなんて頭によぎったこともない。 しずか「でもあんたイチコとの決闘がまだ残ってるよ?今のままでいいの?」 しずかが腰に手を当てて少し首を傾げて聞いた。 ハク「今のままって…ダメなのかよ」 未悠「修行…しといたら?」 未悠が地面を見つめながらぼそりと言った。 ハク「修行って…なんの?」 「腹筋するとか腕立てするとか?」 未悠「ハクってさぁ。くすぐりに弱かったよね」 未悠が顔を上げた。口元がニヤリと笑っている。 ハク「は!?」 くすぐり。そのワードを聞いた途端、ハクは飛び上がるように驚き、無意識に二人から距離を取った。 さっきまでなんとも思っていなかった二人の手指がハクの目に凶器のように映った。 未悠「まぁコチョコチョにはイチコも弱いけど、くすぐりの強さもイチコに勝てるようにしといた方が良いんじゃない?」 未悠は腕組みをして目を細め、ハクを見つめた──というより、見据えた。 ハク「い、いや…あれは強くなるとかそういうんじゃないから」 しずか「遠慮しなくていいよ?」 しずかはやけに高い女っぽい声で言ってジリジリとハクに近づく。 じわり。と嫌な汗がハクの背を伝う。 未悠「特訓してあげようか?」 未悠の一言でハクの嫌な予感は的中し、ハクは逃げ出した。が、逃亡を見越していたのであろう未悠に襟首を掴まれた。 ぐいっと未悠の方に引き寄せられたハクはそのまま背面に倒れ込むように未悠の身体にぶつかった。 未悠はそれをものともせず、そのままハクの首に腕を回し、腰あたりにも手を回してホールドした。 ハク「わっ!?ちょっ!?」 未悠は捕まえた腰に近い脇腹をグニグニ揉み、そしてしずかは腋の下に手を突っ込んでコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョくすぐった。 ハク「ぎゃっ!?うわぁぁぁぁはははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!!」 突然のダブルコチョコチョにハクは我慢する間もなく笑い声を上げて悶え、情けなく膝から崩れ落ちた。 そして、仰向けに倒れたハクの骨盤あたりに未悠が馬乗りになり、しずかがハクの両腕を掴んでバンザイさせ、腕の上に座り込んだ。 二人による人力拘束の完成だ。 いくら暴れてもせいぜい両脚をバタつかせることくらいしか出来ない。 しずか「はい。確保」 しずかはニッコリ笑ってハクを見下ろす。 しずか「感謝しなよ?」 「こうやって二人が特訓してあげるって言うんだからさ」 ハク「いらないって!頼んでないし!」 ハクはみっともない姿のまま抗議する。 だが、その抗議がこのドSの心を刺激してしまうことに言ってから気がついた。 しずか「へぇ。いらないんだって?」 未悠「へぇ。そうなんだ」 二人の顔が完全に捕食者のそれへと変貌し、ふわふわとゆっくり二人の手──がハクの上半身に近づいてくる。 ハク「わっ!?おい!ちょっと!待てってば!」 ハクが暴れると未悠が太ももでギュッと力強くハクの胴体を挟み込み、さらに拘束力を上げた。 しずか「知ってる?この前テレビでやってたんだけど…人間ってくすぐられ過ぎたらひきつけとか起こしてやばいらしいよ?」 「そこまでやってみる?」 しずかの邪悪な笑みがハクを覗き込む。 ハク「ば、バカかお前!?」 しずか「やってみよっか」 しずかの一声と共に、しずかの手が腋の下に、未悠の手が肋骨や胸の周りに食らいつき、コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!!っとくすぐりが執行された。 ハク「ぎっ!!?ぐぎゃぁぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!?やめろっ!!おぃっ!!やめぇぇぇへへへへへへへへへへへへへへ!!!へっへへへへへ!!?はぁぁあははははははははははははははははははははははははは!!!」 ハクの身体が引き上げられた魚の如く跳ね、暴れまくった。 二人の体重をフル活用した人力拘束による逃しようのないくすぐったさがハクにコチョコチョコチョコチョコチョコチョと浴びせられ、ハクは笑い声というよりは絶叫に近い声をあげて悶えた。 未悠「相変わらず弱いね」 未悠が肋骨をゴリゴリやったり胸の周りをコショコショ掻き回しながら言う。 しずか「ほら。ちょっとくらいは我慢しな?」 「十秒でいいから。はいっ。いーち。にーい…」 しずかは勝手にカウントを初め、そして腋の下をさらに強くコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!っとくすぐった。 ハク「わっっ!!?ぁぁぁああああああははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!馬鹿っ!!辞めろっで言っでんだろっ!?我慢なんてっっ出来るわけっっ!!っっひひひひひははははははははははははははははははははははははははは!!?」 我慢なんて出来るはずがない。負けず嫌いのハクが迷いなくそう言い切るほどこのくすぐりの刑は苛烈を極めている。 ドSで普段から誰かをくすぐらないと気が済まないしずかと、指先に魔力でも宿しているのかと思うほど触れるだけでくすぐったい指を持つ未悠の二人から、身体の自由を奪われた状態でくすぐられているのだから耐えられなくて当然なのだ。 しずか「一秒も我慢できてないね?」 「ていうか。我慢しようとしてないし。我慢しないとこーするよ?」 しずかはハクの二の腕の付け根を掴み、グイッと腋の下をさらに開かせて腋の下のスジを伸ばした。 そして、伸び切った脇の下に現れるくすぐったいクボミに親指以外の四指を突っ込んでグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュっとこねくり回した。 ハク「ぎゃっっ!!?ぐぇぇぇぇぇええへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!?までっ!!それっっ!!!それ死ぬっっ!!!ギブ!!ギブギブ!!!っっはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!息がぁぁぁ!!!」 くすぐりに弱い神経を直接イジメられるようなそのサディスティックなくすぐり地獄にハクは両脚を激しくバタつかせた。 しずかは涼しい顔のまま慣れた手つきで指を動かし、グチュグチュグチュグチュグチュグチュ腋の下をこねくり回す。 ハク「んげぇぇぇぇぇぇえええええ!!!っっへへへへへへへへへはははははははははははははははははははははははは!!?キツいっ!!キツいぃぃぃぃぃぃ!!!っっひははははははははははははははははははははははははははははははは!!!?っっっははははははははははははははははは!!!」 しずか「グチュグチュされたくなかったら我慢しなよ」 「ほら、もう一回。いーち。にーい…」 我慢ゲームが強制的に始まった。 こうなっては無視できない。ハクは出来る限り我慢しようと試みた。 グチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュ!!! ハク「んぶぐぐぐぐぐぐぐっっ!!?ぐぅぅぅふふふふふふふふ!!!!?がっ!!?ぐがぁぁぁぁああああああああああああああははははははははははははは!!無理だっ!!無理っ!!無理ぃぃ!!!っっひひひひひひひははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 しずかのグチュグチュのみならず、未悠の胸の表面へのコショコショ責めも受けているハクに我慢など出来るはずもなかった。 しずか「あーあ」 「全然ダメじゃん」 「はいっ罰ゲーム」 しずかはそう言って正面にいる"くすぐりの鬼"未悠に目で合図した。 未悠は頷き、肋骨の骨と骨の隙間にグリグリと指先を馴染ませるように食い込ませ、指の先っちょでくすぐったい神経を捕まえた。そして、そのままゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョ!!!っと罰ゲームを執行した。 ハク「うげぇっ!!!?ぇぇぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!?ちょっ!!?だっっ!!!これはぁぁぁあああはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!これ死ぬぅぅぅぅぅ!!!!」 一歩間違えば死んでしまうのではないかというくらいに強烈なくすぐったさが肋骨にゴリゴリゴリゴリ送り込まれる。 ハクは命の危険が迫っている草食獣の如く必死になって暴れた。 未悠「肋骨はやっぱりこうやるのが効くんだよね」 未悠は愉しげに指を器用に動かし、ゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョ!!!っと笑わせ責めを続ける。 ハク「くはっ!!?っっっははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!ちょっ!!?ちょっ!!!止めでっっ!!マジでぇぇ!!っっははははははははははははははははははははははははははは!!!」 肋骨の隙間に食い込んだ指がグリグリゴチョゴチョ暴れるたびに、ハクは笑い声を無理やり上げさせられるだけでなく、神経を疲弊させられているような感覚も覚えていた。その二つの感覚がハクを苦しめている。 しずか「じゃあもう一回いこっか」 「十秒我慢ね?いーちにーい…」 しずかは今度は、腋の下をコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョと指先でこちょぐった。 ハク「はっっ!!?ぐぅぅっっ!!!んんんんんんんっっっ!!!!んふぅぅぅぅぅっっ!!!!」 今度こそは。今度こそは…とハクが歯を食いしばっていると、しずかが不意打ちで腋の下のくすぐったい所をグチュグチュしてきた。 ハク「ぐぁっ!!?なんでっ!!?っっひはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?それっっ!!?うぇぇへへへへへへへははははははははははははははははははははははは!!!」 ハクの我慢は容易く崩壊し、ハクはまたしても笑い地獄の渦へ引き戻された。 そんなハクをスパルタなコーチは許さない。 しずか「はいダメ」 「罰ゲームね」 しずかの命令で未悠は罰ゲームとして、ハクの太ももの付け根──骨盤の近くを親指でグリグリグリグリグリグリッと指圧した。 ハク「ほぇぇぇえええええええええ"っ!!?うげぇぇぇへへへへへへへへへはははははははははははははははははははははははははははは!!!それきっっつぅぅ!!!っっっははははははははははははははははははははははははは!!!っっっひひひひははははははははははははははははははははは!!!」 股間のあたりに寒気を感じるようなくすぐったさがジリジリジリジリと骨盤のあたりを襲う。 未悠は最もくすぐったぁい力加減で親指を使い、グリグリと神経を指圧し続ける。 グリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリ!!! ハク「うぎぎぎぎぎぎっっ!!?っっひひひひははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?もう無理だってこれぇぇぇ!!!っっははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!!」 笑っても笑っても、骨盤のあたりをグリグリされればまた笑わされる。 せめて思い切り暴れられれば良いが、それも許されていない。 しずか「これがラストチャンスね」 「これで無理だったら笑い殺すから」 「はい。いーち。にーい」 しずかは初っ端から腋の下をグチュグチュし、未悠は骨盤をゴリゴリやってきた。まるで我慢なんてさせる気がない。 ハクは我慢することができず、たった0.1秒ほどで笑い悶えてしまった。 ハク「うあああああああああああああははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?こんなのっっ!!耐えられるかよっっ!!!っっはははははは!?ははははははははは!!?ははははははははははははは!!!」 しずか「はい罰ゲーム」 「今回は笑い殺すって言ったもんね?覚悟してよ」 しずかがくすぐるの止め、シャツを掴んで引っ張り上げた。シャツと素肌の間に開いた隙間──そこへ、未悠の手がぬるりと侵入してくる。 ハク「あ"っ!!?」 未悠の手がハクの肌を蜘蛛のように這い上がってきて、腋の下を捕まえ、コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!!っとこちょばした。 ハク「うぉぉぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!?ちょっっ!!?直接ぅっ!!無理無理ぃぃぃ!!っっひははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?腋直接は無理ぃぃぃぃぃ!!!!」 素肌を直接くすぐられることで生じるくすぐったさはやはり別格だった。 爪の感触や指の滑らかさが嫌と言うほどに伝わってくるのだから。 ハクはまるで"くすぐられたて"のような新鮮なくすぐったさを受けて大暴れした。 しずか「罰ゲームだからちゃんと反省してね」 しずかは暴れるハクの頭や顎をぎゅっと押さえつける。 その間も、未悠は腋の下に爪を立てて直接強烈なくすぐったさを送り込んでくる。 コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!! ハク「うああああああああああああああはははははははははははははははははは!!無理っっ!!無理だっでっ!!もうっっ!!ほんとに無理なんだってぇぇ!!っっははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?」 未悠の指先が腋の下をコチョコチョ掻き回してハクをめっちゃくちゃに笑わせるたびに、ハクは強くなるどころかますますくすぐりに弱くなっていく気がしていた。 コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!! ハク「っっっひひひひひ!!!!はははははははははははははははははははははははは!!もっっもぅっ!!もぅ本当にぃっ!!本当に勘弁しでぇぇぇぇっっはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!!」 送り込まれてくるくすぐったさを脳で処理しきれなくなり、本気で発狂するのではないかと思い始めたその時ようやく二人はコチョコチョを止めた。 しずか「はあ。あんたまだまだだね」 「こんなんじゃ一生くすぐったがりのままだよ」 しずかは地面に伸びているハクの腋を突いた。 ハクは、ひんっ、と声を上げてビクついた。もはや言い返す気力もなかったし、下手に言い返してまた地獄を見せられたら堪らないので黙っていた。