悪の組織のくすぐり粛清#3
Added 2023-11-12 12:53:02 +0000 UTC3. 地獄のくすぐり改造 (FFFFFFFF/M) 「ん"ん"ん"ん"ん"っっ!!?」 チヒロは口元を覆う透明のマスクの中に濁った声を漏らした。 全裸に剥かれたチヒロが重い機械音とともに"プール"から迫り上がってくる。 深緑色をしたぬるぬるの液体で満たされたプール。チヒロは、全裸で四肢をIの字型──両腕をピンと真上に伸ばし、両脚も揃えて伸ばした状態──に引き伸ばされた状態でそこにたっぷり二時間浸されていた。 チヒロの身体は深緑色の液体によって淡い緑の光沢を帯びている。 「"擽感神経倍増及び潤滑度合い倍増液"の心地はどうだったかな」 黒い髪を指でとかしている白衣の女が言った。浅黒い肌。二重瞼の大きな目。細長い指に銀色に塗られた爪。この女は、REDの上級科学者"アリン"だ。 担当は、戦闘道具の開発等ではなく、主に人体実験。 チヒロ「はぁはぁはぁ…」 「俺の身体に…なにを…」 チヒロがアリンをギロっと睨みつけるとアリンは鼻で笑い、身をかがめてチヒロの身体にフッと息を吹きかけた。 「ぎゃっっ!!?」 チヒロはひっくり返った声を上げてビクンと腰を浮かせた。 ぶわっ。と全身にぷつぷつ鳥肌が立った。 チヒロは驚愕の顔のまま凍りついている。 アリン「キミが二時間四十六秒も浸されていたその液体は、くすぐったさを感じる神経を無理やり敏感にさせる上に、指や爪の滑りを良くする効果を持つ特別な液体だ」 チヒロ「な、なんのためにそんな…」 アリン「うるさいよ。キミは作り変えられることになった。だから私のこのラボに連れてこられた。それだけだ」 「キミの新しい名前は"再利用兵士第458号"。いいね?」 チヒロ「さ、さいりよう…!?」 再利用兵士というのは、使えなくなった下級構成員や反逆を企てた者を再改造して、意思を持たない雑兵に仕上げた兵士のことである。 チヒロ「ふ、ふざけるな!誰がそんな…!」 「ひゃっ!!!?」 アリンの浅黒い手がゾワリとチヒロの横腹を撫でた。銀色の爪がわずかに皮膚に擦れて、飛び上がるほどのくすぐったさが走った。 アリン「キミに拒否権はないよ」 「良いことを教えてあげようか。キミが早いところ全てを受け入れて…すなわち"再生利用兵士第458号"であることを受け入れるなら、この改造は早く終わる」 「逆にいつまでも抗っていると──苦しみは長く続く」 チヒロ「ロボットにされるのを黙って受け入れろって?」 「そんなことできるわけ───」 チヒロが威嚇すると、 アリンはため息をつき、手元にあった装置のスイッチをぱちんと下ろした。 ごうん。 と何かが動き出す大きな音がした。 仰向けのチヒロは音のする方──天井へ目をやった。 そこには、大きな羽根…ファンがぐるぐる回っていた。 チヒロ「ま、待て!!」 ごうんごうんと音を立てて回転始めたファンからは猛烈な風が送り出され、その風は束となり、下方にいるチヒロの裸体へ注がれた。 チヒロ「うああああああああああああああああああああああああああああああ!!?ひゃひゃひゃひゃひゃひゃっ!!?」 吐息一つで悶絶していたチヒロにとって、ファンから送られる猛烈な風など耐えられるわけがない。 ほとんど剥き出しと言って良いくすぐったい神経を風で撫でられ、チヒロは右へ左へ腰をくねらせ悶えた。 アリン「これでわかった?今のキミは、コチョコチョゲキヨワどころか、たぶん素人のくすぐりの刑でも死ぬレベルにくすぐりに弱くなっている」 チヒロ「くははははははははははははは!!?わがっだ!!わがっだがらっっ!!あは!!はははははははははははははははははははははははははははははは!!?」 まるで全身を小さな無数の指にコチョコチョくすぐられているような感覚に襲われているチヒロは一刻も早くファンを止めてもらえるよう叫んだ。 アリンはスイッチを切った。 アリン「お仕置きはこれくらいにして…」 「それじゃあ改造を始めようか」 アリンは言って右手を挙げた。 ラボに数名の女が入ってきた。 チヒロは息を切らしながら目を凝らす。ラボに入ってきた女たちはどうも変だ。違和感がある。 アリン「一般人にもREDに賛同する者は多い。特に、若い学生なんかはね」 「彼女らはまさにREDの理念に賛同した同志たちだ」 アリンは部屋に入ってきた女たち──学生くらいの若い女子たちを紹介した。人数は大体10名ほどだ。 大学生くらいの者。高校生くらいの者。それより少し若そうな者まで揃っている。皆、かなり美人だ。 チヒロ「はぁはぁ…その素人のガキたちで俺を苦しめようって?」 「いくらなんでも舐めすぎだ…」 どんな恐ろしいくすぐりメカが出てくるのかはたまたどんなヤバいくすぐり怪人が出てくるのかと思っていたら、出てきたのは素人のしかも怪人でもなんでもない女子生徒たちだったのでチヒロは拍子抜けした。そしてちょっと安心していた。 アリン「キミはバカだね。やっぱり作り替えないと」 チヒロ「なに?」 アリン「さっき言ったでしょ」 「今のキミの身体は"素人のくすぐりの刑でも死ぬレベル"まで弱くなってるって」 チヒロはその言葉を思い出し、集まった女子生徒たちを見た。 気づけば10名の女子生徒たちはぐるりとチヒロを取り囲んでいた。 彼女ら皆、ラボに入った時に手渡された特製くすぐりオイルローションを手に塗り込んでいた。くすぐり地獄の準備をしているのだ。 アリン「彼女らにはただこう伝えてある。このお兄さんを、死ぬほどくすぐりの刑に処してね、と」 「言っておくけどただ無差別に集めたんじゃないよ。彼女たちはみんな…くすぐり激ウマ女子たちだ。学校の休み時間に男子を追いかけ回して捕まえてくすぐり殺したり、放課後に彼氏をくすぐりお仕置きするようなドSなテクニシャンたちだね」 そう言われてみれば10名の女子生徒たちのスラリと長いしなやかな指が全てくすぐったそうに見えてきた。 チヒロ「ま、待て…」 アリン「ようやく分かったね」 「じゃあ一応聞いておこうか。キミの名前を」 チヒロ「はっ!?」 アリン「キミの新しい名前だよ。言えるよね?」 「言わなかったらどうなるか…わかるね?」 アリンは自分の左手の親指と中指をスリスリと擦り合わせる。 チヒロ「お、俺は…」 ──再生利用兵士第458号だ。 そう言おうとして咄嗟に言葉を飲み込んだ。 まだ、まだ耐えられないと決まったわけではないのだ。 アリン「へぇ。言わないんだ?」 「いいよ。それじゃ皆…このお兄さんにコチョコチョくすぐり地獄の刑を執行しちゃえ」 アリンは擦り合わせていた指をパチンと鳴らした。 瞬間、チヒロを取り囲んでいる10名の女子生徒たちのヌルヌルぬらぬらの細長い指がうねうねと気持ち悪いくらい滑らかに蠢きながらチヒロに迫ってきた。 チヒロ「いッ!!?」 チヒロは拘束されていると分かっていながら腰をくねらせたり、顎を引いたりして迫り来るコチョコチョ指から逃げようとする。 だが、逃げられはしない。 アリン「すたーとっ」 アリンがもう一度指を鳴らした次の瞬間。 100本ものぬるぬる指は一斉にチヒロの上半身──首回り、腋の下、胸の表面、肋骨、脇腹、お腹──に食らいつき、貪るようにモジョモジョとコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョっとくすぐり始めた。 チヒロ「ぎぃっっ!!?ぎぃぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああ!!!?うあああああ!!?これはっっ!!!これぇっ!!ぇぁぁぁぁあはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?やっっ!!?やばぁぁぁぁぁぁあああああ!!?」 細長い指の先。爪の先が、ズクズクズクズクと神経をくすぐり犯してくる。 そのくすぐったさは既にチヒロの肉体が処理し切れるレベルを超えていた。 女子生徒たちは愉しげに、まるで友人をコチョコチョ懲らしめるような手つきでチヒロの上半身をくすぐり処していく。 コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!! チヒロ「んぎぎぎぎ!!?っっっぃぃぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!?ギブ!!ギブ!!いったんっっ!!!一旦止めでぇっ!!!っっぁぁぁぁあはははははははははははははははははははははははははははははは!!?これ死ぬっ!!これ死ぬぅぅぅ!!!」 素人の女子生徒たちの指さばきは加減を知らない。のっけから本気でこちょばしてくる。 しかし、テクニックは凄まじい。 腋の下にはしっかり爪を立てて汚れをかき出すようにくすぐりをし、腹部にも爪を立ててワシワシ泡立てるようにこそばす。 予測不能。手加減無しのそのくすぐったさの猛襲に、チヒロは頭の中でばちばちと火花が散るような感覚に襲われ、そしてそのまま気を失った。 アリン「おやおや。おやすみの時間はまだ先だよ?」 アリンはサディスティックに言うと、手元の装置のスイッチをカチッと入れた。 モーターが作動し、真っピンク色の奇妙な気体がチューブを通ってチヒロの口周りを覆うマスクに放出される。気体を吸い込まされたチヒロの目がカッと開く。 それと同時に、女子生徒たちは再び地獄のこしょぐりの刑を再開した。 コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!! チヒロ「ぶはっっ!!?なんだっ!?あっ!?わっ!?やめっっ!!ぇぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!なんでっ!?なんでぇぇぇ!!?ぇぇぇぇええええええへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!?うあああああはははははははははははは!!!」 覚醒させられたばかりのチヒロは再びくすぐり地獄の笑いの渦に引き摺り込まれて悶え狂う。 いくら耐えようと歯を食いしばっても、予測不能の女子生徒たちのコチョコチョ攻撃には耐えられない。チヒロは特に爪を立てたコチョコチョと揉むようなコチョコチョにめっぽう弱かった。 アリン「勝手に気絶なんて許さないよ?」 「次にやったらキツイお仕置きだ」 「もちろん…キミが新しい名前を受け入れるなら…少しくらい軽減してやってもいい」 アリンは言って邪悪に微笑んだ。 チヒロ「くはははは!?はっはははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!だっ!!誰がっっ!!誰が雑兵なんかにぃぃ!!っだっひゃはははははははははははははははははははは!!?」 せめて反抗の意思だけでも示したくて怖い顔を作ろうとするも、そのタイミングで女子生徒が胸の表面を爪で撫で回してきたので強制的に笑顔にさせられた。 アリン「そうか」 「さて皆。この青年は日頃から肉体の鍛錬を心がけている。だから細身だけど筋肉質だ。特に腹筋部は素晴らしい」 「筋肉質な部位というのは神経が過敏になっているものだ」 「つまり。コチョコチョされたら堪らなくくすぐったいということ」 アリンが言うと、女子生徒たちはこくりと頷き、そのまま指をゾワゾワモゾモゾと皮膚に這わせるように移動させ、腹部に爪の先をセットした。 チヒロ「ちょっ!?待っっ」 敏感な腹筋部に突き立てたられたくすぐったい爪にチヒロは顔を引き攣らせる。 アリン「怖い顔だね?皆。この子を笑わせてあげて」 アリンの合図とともに、女子生徒たちはしなやかな指を暴れさせ、腹部をゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョ!!!っとこちょぐり毟り始めた。 チヒロ「うがぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああああ!!?ぎひひ!?ぎひひひひひひ!!!?きひぃぃぃひひひひはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?ぐるじっ!!?かはっ!?くるじぃぃぃぃぃぃ!!!!」 腹部に突き立てられた爪の先は巧く神経を捉えたまま暴れる。灼けるようなくすぐったさが炸裂し、チヒロの体内から多量の酸素が吐き出され、腹筋と横隔膜は痙攣を引き起こした。 それでも女子生徒たちはただ言われるがままに指関節をなめらかに曲げ伸ばししてガシガシと爪で腹部の神経を毟り、ゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョとこちょぐりまくる。 チヒロ「がっっ!!?かっっっははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?やめ"っっ!!ろっっ!!ぐるじぃっっっ!!!っっひひひひひひはははははははははははははははははははは!!!くぁぁぁぁははははははははははははははははははははははははははは!!?」 無防備に剥き出しになっている腹部に喰らいつく無数の手指は爪で腹筋の表面を撫でたり、爪先を腹筋の溝に食い込ませたり、掻き回したり、なぞったりしてチヒロを徹底的に笑わせる。 アリン「苦しい?こうされるともっと苦しい?」 アリンがニタニタ笑いながらカチリとスイッチを入れる。 ごうん。ごうん。機械音がし、チヒロの頬がげっそりとコケた。 チヒロの口周りを覆うマスクはチューブで機械と接続されており、そのマスクが酸素を吸い上げてしまったのだ。 そしてその状態で女子生徒たちはお腹をモジョモジョゴチョゴチョくすぐるのだった。 チヒロ「んぐぉっ!!ぉっ!!?ぉぉぉぉぉおおお!!?ぉぉぉぉぉぉおおおおおおおお!!?ぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおお"っ!!?かっ!!?あっっ!!!?くぁっ!!!?」 無酸素の状態でのくすぐり。 それはまさに地獄であった。 空っぽの状態でくすぐったい刺激を絶え間なくゾクゾクと送り込まれ続け、まるで溺れるような苦しみを味わわされる。 チヒロは青い顔をしながら首を振り、口をパクパクとさせて必死に何を叫ぼうとするがそれさえ出来ない。 素人の執行人──女子生徒たちはそんなチヒロの様子を見て少し楽しげに笑みを浮かべながら、ぬるぬるの指をゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョと腹部に滑らせる。 ゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョ!!! チヒロ「がっっ!!?やめっっっ!!!いぎっっがっっっ!!!いぎがっっ!!!っっがっっ!!!がぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!?っっっぁぁぁああああああああああああははははは!!?っっっ!!?」 アリン「空気が欲しい?」 「じゃあ、これあげる」 アリンはまた手元の装置の何かのスイッチを入れた。 途端に、機械から真緑色をした気体がチューブを通って放出され、チヒロの口を覆うマスク内に気体が充満した。 チヒロ「んむぅっ!!?」 チヒロはその奇妙な気体に危険を感じ、咄嗟に吸い込まぬよう歯を食いしばり口を閉じた。 アリン「無理しないの。吸いたかったんだから吸いな」 アリンはサディスティックに笑ってぬっと手を伸ばし、不意打ちで腋の下をコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!っとくすぐったさ。 チヒロ「ぶはっ!!?ぎゃっっ!!?がっ!!?かはっ!?けほっ!!?ぇほっ!!!けほっ!?けほっ!!!ぁぁぁあああああははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?けほっ!!けほっ!!?」 不意打ちのプロのくすぐりには敵わず、チヒロは情けなく笑ってしまい、奇妙なガスを吸い込んでしまう。 皮膚がピリピリと痺れるような感覚に襲われた。 アリン「すぐに効いてくるからね」 「そうだね…あと二十秒くらいか」 「二十秒経てば、キミはこれまでのコチョコチョが可愛く思えるほどの地獄の苦しみを味わうことになる」 「その間にキミにチャンスをあげよう」 アリンは素人の女たちを下がらせた。 アリン「キミの新しい名前をキミ自身が口にしろ」 「でなきゃ───」 アリンは手を挙げた。すると、どこからか女たちが入ってきた。奇妙な女たちだった。なんせ全身が、金色に輝いていたのだから。柔らかな金属質のようなゴールド色の妖艶な女たちは同じ歩幅の同じ速さでチヒロの元に近づき、チヒロを取り囲んだ。 アリン「この"金のくすぐりガールズ"の餌食になる」 チヒロ「はぁはぁ!!けほ!!かはっ!!なんだ!?これはっっ…」 アリン「金のくすぐりガールズは、私が作った"くすぐり怪人"の一種だよ」 「ツルツルすべすべの冷たい指はどんなオイルを塗り込むよりも滑りの良い潤滑度合いを誇り、爪は100%の確率で神経の弱点を刺激する」 「そしてなにより、骨がないから指は触手のように──いや、触手状に動いてキミの身体を這い回る」 「あと一つは──まぁコチョコチョを受けてからのお楽しみだ」 チヒロ「はぁはぁはぁ!!けほっ!!く、くだらないな…!!」 チヒロは自分を取り囲む黄金色の女たちを見た。 全員、まるでアンドロイドのように生気がない。ピンと指先までを揃えて直立している。 指はとてもしなやかであった。 アリン「さぁ。どうする?」 チヒロ「はぁはぁはぁ…はぁ…おえっ!けほっ!」 「ぞ、雑兵なんかに…なるわけ…」 アリン「へぇ。強情だねぇ?」 「でも良かったよ」 チヒロ「なに?」 アリン「実はキミに吸わせた擽感神経崩壊ガス──"死神ガス"とこの金のくすぐりガールズのくすぐりの組み合わせはまだ試したことがなかったんだ」 「なんせ許可が降りないからね」 「一度、ミスをした幹部の一人を使って実験しようとしたけど…だめだった」 「ガスを吸わせて金のくすぐりガールズでくすぐろうとしたら…彼女らの指が触れるなり発狂しちゃってさぁ」 幹部が発狂? にわかには信じられない話だった。 チヒロは想像もできないその話に、恐怖を感じ始めていた。 アリン「キミになら試せるかな?」 「ふふ。良いデータになるといいけど」 「さぁ。金のくすぐりガールズ。準備しろ」 アリンの合図とともに、金色の女たちは指をうねうねとうねらせ始めた。宙をコチョコチョくすぐるように動くその動きは本当に触手そのものだった。 爪やシワがなければもう触手そのものだ。 その動きを見せつけられただけでチヒロは全身に怖気を感じていた。 まだくすぐられてもいないのに既にくすぐったくて堪らない。 チヒロ「わ、わかった!!わかったよ!!」 「受け入れる!!受け入れるから!!」 これから襲い来る地獄の刺激にチヒロはとうとう心が折れた。 しかし、もう遅かった。 アリン「無理しないでいいよ」 「それにもう手遅れだ」 「金のくすぐりガールズの指や爪はキミの神経を獲物に決めてしまったようだから」 「それじゃあ…笑い狂ってね」 金のくすぐりガールズの金色の指先と爪の先とがチヒロの身体に向けられる。 チヒロ「ひっ!?ま、待って!!止めてくれ!!頼むからっっ!!もうくすぐりはっっ──」 アリン「実験スタート」 アリンがパチンと指を鳴らした。 金色の指々はぐわっっと勢い良くチヒロの上半身───腋の下、肋骨、腹部、脇腹──に食らいつき、人間では不可能なレベルのしなやかさでコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!!っとくすぐり潰し始めた。 チヒロ「ぐぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああ!!?あっっ!!!あっっ!!?ぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああ!!?っっっっ!!!はっ!?はっ!?はぁぁぁああああはははははははははははははは!!?死ぬ!!これはっっ!!これは死ぬぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」 形容し難い狂気のくすぐったさがチヒロを襲い、チヒロはその一瞬で数度、気を失った。そして、気絶しても続行しているくすぐりのくすぐったさによりまた覚醒させられる。覚醒させられるたび、新鮮なくすぐったさがチヒロに刻み込まれ、また気絶する。それからまた、覚醒させられるのだった。 まさに、地獄であった。 アリン「開始五秒で気絶と覚醒を4セットも繰り返すなんてすごいね…さすがは金色だ」 アリンは満足げに、銀色の指にコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ嬲り尽くされている哀れな青年を見つめている。 チヒロ「ぐぎぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!?やめっっ!!いっだんっっ!!一旦やめでぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!っっっ!!はっ!?っっはははははははははははは!!!っっっ!!ひっ!?ひあああああああああああああはははははははははははははははははははは!!?」 皮膚とは違う柔らかな金属質のヌルヌルした金の指はチヒロの腋の下を掻き回し、脇腹を揉み殺し、肋骨をゴリゴリほぐし、腹部をくすぐり削いでチヒロを完膚なきまでにくすぐり潰す。 コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!! チヒロ「ぐぇぇぇ!!!?っっへ!?へへへへへへへへへへへへはははははははははははははははははははははははははははははははは!!!ぎぁぁぁああああああああっ!!?あ"っ!!!っっっっ!!!!っっだははははははははははははははははははははははははは!!?へへへへへへへへへへ!!?」 細いチヒロの身体にビシビシと筋が浮き立ち、その筋は、肉体に刻まれているくすぐったさという苦しみを目いっぱい表現していた。 アリン「そろそろかな?」 アリンが言うと、金のくすぐりガールズたちの指と指の間からまたさらに新しい触手が伸び、それは指の形に形成された。 結果、金のくすぐりガールズたちの指は倍以上に増えた。 チヒロ「まっっで!!?待っで!!!くだざぃっ!!これ以上はっっっ!!!!」 泣きながら懇願するチヒロ。だが、金のくすぐりガールズに慈悲などない。 金のくすぐりガールズは倍に増えた指で腋の下や脇腹、背中、首回り、胸、腹部、下腹部をサディスティックにくすぐり回した。 ゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョ!!!! チヒロ「ぎょぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああ!!?たすげっ!!?げっっ!!!?たすげぇぇぇぇぇええええええええええ!!!!っっへへへへへへへへははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?ひぬぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」 ヌメリを帯び身体に次々と刻まれてゆくピンク色のくすぐられ痕。 それが刻まれるたび、チヒロの神経には一発気絶のくすぐったさが送り込まれていた。チヒロはもう何百回目かの気絶と覚醒を繰り返していた。 失禁はもう三度目であった。 ゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョ!!! チヒロ「ぐぇぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!!?もぅっっ!!もぅ勘弁じでぇっっ!!!ぞっっ!!ぞうひょーでもなんでもいいがらぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああ!!!!ぐぁぁぁああああああああああはははははははははははははははははははははははははは!!!」 ここをこう触れば最もくすぐったい刺激を与えられる。それを知っている金の指たちは必要最低限の無駄のない動きでチヒロをくすぐっている。 無駄のない動きで生じるくすぐったさは地獄の刺激であり、チヒロは白目を剥いて舌を出し、狂ったように笑っていた。 アリン「気が変わったみたいで嬉しいよ」 「ふふふ」 「それじゃあ仕上げだ」 アリンは手元の装置の赤いスイッチを押した。 ごうんごうん。 機械音がして、天井に設置されているファンが回転し始める。 チヒロ「ひっっ!!?嘘だろっ!!?」 チヒロが裏返った声で泣き喚いた。が、それもすぐに金のくすぐりガールズたちのコチョコチョと、ファンから送り込まれる強風によって生じる致死レベルのくすぐったさでかき消された。 チヒロ「んぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ"っ!!?だれかたすげでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!っっっはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!?はぎゃぁぁぁぁぁあああああああああああ!!!」 チヒロの甲高い叫びはやがて捻じ切られるように突然ぶつりと聞こえなくなった。 チヒロは、壊れたのだ。 幾度目かの失禁をし、涙と鼻水を垂れ流し、舌を口からべろんと出したままの格好でチヒロは狂っていた。 目的を達成した金のくすぐりガールズたちは黙ったままチヒロの拘束を解き、チヒロを別の場所へ移動させた。 チヒロはようやくこれから改造措置を施される。 そして、"雑兵の中の雑兵"としての人生をスタートさせるのだった。
Comments
reoさんありがとうございます! いつもチャプター3はいかにハードなくすぐりに仕上げるか苦悩するのですが、今回はreoさんを震え上がらせることが出来たようで何よりです!! そうですね…残り二人も下っ端のままでしょうし、このままだとreoさんの仰るようにチヒロと同じ末路を辿るかもしれませんね! ひょっとするとこの女尊男卑の組織REDは、そんなことも見越した上で青年たちを下っ端に置いているのかもしれないですね! 早いもので来月で今年も終わりですね… 今年のラストを締めくくるのにふさわしいハード作品に出来るよう頑張ります!!
Kara
2023-11-20 13:45:52 +0000 UTC悪の組織の女たちのくすぐりは、想像以上の恐ろしさでした。特に、擽感神経崩壊ガスと金のくすぐりガールズのくすぐりの併せ技で人格を破壊されたチヒロの末路には、心の底から震え上がりました。セントとリウの末路はチヒロよりはマシでしたが、正直彼らがヒーローに勝てるとは思えませんし、このまま失敗を繰り返して雑兵に改造される日もそう遠くはなさそうですね。 KaraさんのF/M作品が読めるのは今年はあと一回だけなのは少し寂しいですが、来月もハードなF/M作品の投稿楽しみにしてます。
reo
2023-11-14 12:29:27 +0000 UTC