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拷問塔#1

1. 脱獄失敗 (F/F, FFFFF/F) 絶海の孤島にその塔は聳えている。冷たい石造りのその塔からは昼夜問わずに声が響き渡る。 聞こえてくるのは、謀反者の呻き声。大罪人の叫び声。畜生共の鳴き声だ。それらの声は全て、狂気的な笑い声を孕んでいる。 "拷問塔"。その塔はそう呼ばれている。 なんらかの事情で存在を揉み消された罪人たちが最後に送り込まれる塔である。罪の自白。秘密の白状。更生。反省。それらを強制するため、この塔は存在する。 この塔で行われるのは拷問のみ。ただ鉄格子の中に閉じ込められて単純作業を繰り返す服役刑など存在しない。 どんなに訓練を積んだ兵士でも、スパイでも、血も涙もない裏社会の住人でも、この塔に入れられれば最後、口を割り、プライドを粉々に粉砕され、精神をふにゃとろにされてしまう。そうして残るのは腑抜けた肉体のみ。 ここは裏社会の墓場である。 ◯ 鉄格子の向こうには、妙に甘ったるいようなどこか生臭いようなニオイを纏う"鬼畜ども"が徘徊している。 この塔に看守などいない。いるのは狂気の女拷問官──この鬼畜どもだけだ。 ほとんど裸に近い黒の衣装に身を包んだ鬼畜たちは身体中に油を塗りたくり、その皮膚は妖しく照り輝いている。これは、いつでも女囚を拷問するためだ。拷問──くすぐり拷問には油が必要不可欠なのだから。 腰に巻き付けてあるベルトには様々なくすぐり拷問具がぶら下げられている。ハケ、ブラシ、媚薬入りの注射器、感度爆上げ薬品入り瓶、付け爪、電磁棒など見るだけで身の毛がよだつものばかりだ。 鬼畜どもは塔を徘徊し、見つけ次第女囚を拷問にかける。拘束台や器具は塔の至る所に放置されているため場所や設備に困ることはない。この塔にいる限りは、いつでもどこでも拷問にかけられる可能性があるのだ。 鬼畜のすぐ近くには、拷問の果てに精神を壊された哀れな女囚が這いつくばりながら鉄の柱を舐めている。目の焦点は定まっておらず、唾液は垂れ流されたままだ。 あの女も元は盗賊だったという。この塔に来てすぐの頃は、自分はこの塔の拷問になど屈しないと息巻いていたらしい。 だが実際は、一日も持たずに口を割り、それどころか命乞いするほど精神を壊されたという。 鬼畜と、鬼畜によって破壊された盗賊女の哀れな姿を見つめ、"夏瀬 愛莉(なつせ あいり)"は目を逸らした。あまりジロジロと見つめていると鬼畜に目をつけられる。 この塔は地獄だ。夏瀬は思う。 女囚たちは常に全裸に剥かれているが、手枷も足枷もされはしない。 夏瀬の入っている鉄格子の牢屋さえ、鍵も掛かっていない。身体は自由である。 だがそれは、身体が自由であっても逃げられはしないというこの塔の鉄壁さ加減を象徴しているのである。そして、囚人たちを塔内で逃げ惑わせることもできるためでもある。 塔の中央が騒がしくなってきた。 今日も、"挑戦者"が現れたようだった。 この地獄の塔には脱出口がいくつかある。そのうち、最もポピュラーなのは塔をひたすらよじ登る方法だ。 挑戦しているのは、髪の毛を青色に染めたいわゆるサブカル系の美女。話によると、麻薬関連で大罪を犯したとか。だが組織のためにも口は割れない。口を割れば、組織によって抹消される。だから拷問に屈する前に、この塔を出ないといけないのだ。 夏瀬は、塔をよじ登るサブカル系美女──"江藤 燐(えとう りん)"のことをよく知っている。 なんせ、この江藤の脱走は夏瀬が焚き付けたからだ。 ◯ 江藤は色の白い細い腕を伸ばし、塔に打ち込まれた鉄の杭を掴む。めいっぱい力を入れて、次の足場──杭に爪先を引っ掛ける。 下を見れば、そこには大きな大きな黒い池が見える。あれは、通称"致死の池"。これまで脱走に失敗して転落し、あの池に落ちた女たちの脂や、汗や尿、唾液などの体液、そして鬼畜ども特製の媚薬、ローション、オイル、感度上昇剤などが混じり合って熟成された恐怖の液体の溜まりだ。 脱走に失敗してあれに落ちれば最後、くすぐりで死に至るほどの身体になってしまうという。 それだけではない。 そこに鬼畜どもが群がり、即座に脱走の罰を与えてくる。 そうなれば最後、脱走者はこれまで黙っていた秘密や罪を白状するだけでなく、精神をすっかり破壊されてしまうのだ。 これまでこの拷問塔から脱出した者は一人たりともいない。 それでも江藤が脱走を選んだのは、江藤自身が脱走のプロであるからだ。江藤はこれまで別の施設から四度も脱獄を成功させている。 囚人たちの間では、江藤は脱獄のプロとして名を馳せており、あらゆる刑務所の職員たちもそれを知っている。 江藤がリスクの高い脱獄への挑戦を決意したもう一つのキッカケは、この塔で出会った夏瀬という恐らくまだかなり若い女囚からの助言だった。 あの女は言った。脱獄のプロがこの地獄から脱する姿を見せて欲しい、と。 別にその期待に応えてやるつもりはなかった。ただ、これまで誰もこの塔を破っていないのなら自分が第一号になってやろうという脱獄のプロとしての血が騒いだのだ。 そして、江藤にはなんとしてもここから脱出しないといけない理由があった。 一秒でも早くここから出ないといけない理由が。 それは誰にも言えないことだった。 夏瀬いわく、最も登りやすいとされるルートを夏瀬に教えてもらい江藤はそのルート通りに今、壁をよじ登っている。 下には鬼畜どもがいる。 奴らは幽霊のように、ふらりふらりと歩いている。 ゆらりゆらりと鬼畜どもの身体が動くたび、身体中に塗ってある油によって、皮膚や爪が艶かしく照り輝く。 奴らは、江藤が落ちるのを、待っている。 だがそうはならない。江藤は確信している。もう自分は脱獄できたも当然であると。 江藤は細く白い腕を伸ばし、杭を掴む。 江藤の白い指が杭に巻きつく。ぐっと力を込めて、肘を曲げ、身体を上方に移動させようとした時だった。 ぬるりとつま先が滑った。 ドクンと心臓が強く脈打つ。 江藤はその気だるげな色をした大きな目をさらに大きく開き慌ててもう片方の手を杭に伸ばす。 届かない。 足場を失い、片腕だけに江藤の全体重が掛かる。 びりっとした痛みが走り、江藤はほんの一秒たりとも耐えることができないまま、ふわりと身体が壁から離れるのを感じた。 真っ逆さま。 江藤は鮮やかな色の髪をなびかせ、真っ逆さまに落ちていく。 背面に僅かに痛みが広がる。 生ぬるくどろりとした感触に全身が包まれる。口内。そして膣内にまで致死の池の悪魔の液体が入り込んだのが分かった。 江藤は我に帰り、咄嗟に水面を破るように顔を突き出した。 どろっとした厚みのある液体が顔中を覆い、呼吸ができない。両手を使って液体を払い、酸素を取り込む。 ぼんやりとした視界に、うっすらと鬼畜どもの影が浮かぶ。 江藤は慌てて陸まで泳ぎ、ヘロヘロになっている身体に鞭を打ち、足場に上がるとすぐに走り出した。 とにかく逃げないといけない。 しかし江藤は知っている。 この塔の中に逃げ場などないことを。 塔内がざわつき始めている。 江藤の行手を二名の鬼畜が塞いだ。 「どけっ!くそ!」 江藤は鬼畜を睨みつけるが、当然鬼畜たちは顔色ひとつ変えないままジリジリと江藤に迫ってくる。 江藤は方向を変えるが、反対方向からも既に三名ほどの鬼畜が迫ってきていた。 塔の鐘が鳴っている。 脱走者捕縛を報せる鐘だ。 江藤「ふざけるな!ふざけるなぁっ!!」 取り乱した江藤は鬼畜の一人に掴み掛かった。 こうなればやけだった。 だが、油でコーティングされている鬼畜 の身体を掴むことはできず、江藤はぬるりと手を滑らせて地面に手をついた。 首に鬼畜の腕が巻き付く。ぐいと身体を起こされ、そのまま仰向けに倒された。 細い江藤は、力技には敵わない。それも、集団からの暴力になど勝ち目はない。 江藤「離せ!離せ!」 江藤は叫び、喚き、抵抗するが、五人の鬼畜どもによってあっという間に地面に大の字に四肢を開いた状態で固定されてしまう。 人力で拘束されているだけだというのに、その拘束力は凄まじく、まるで拘束具を使われているようだった。 江藤の腰あたりに一人の鬼畜が馬乗りになる。ぶわっと鬼畜特有のイヤなにおいが舞った。 油まみれの肌は異様に生白く、唇には黒く艶のあるリップが塗られており、その様相は鬼畜と呼ぶ以外に例えようがない。 どう見ても血の通った人間には見えないのだから。 江藤「離せっ!離せっ!」 江藤は目一杯、その細い身体をくねらせ、暴れさせるがどれも無駄である。 馬乗りになっている鬼畜が、その大きな両手を江藤に見せつけるようにして前にかざした。 大きな手だ。長い指だ。爪はほんの少しだけ伸びている。油まみれで、ヌルヌルしていて、とても、とても─── ───くすぐったそうだった。 鬼畜の手が丸裸の江藤の肋骨のあたりにピトリと触れる。やや厚みのある柔らかな手のひらが皮膚に吸い付き、それだけで江藤は顔を引き攣らせた。 敏感な皮膚に他人の生の手が触れているだけで堪らなくくすぐったい。 そう。 江藤は大のくすぐったがりやさんなのだ。 だからここから一秒でも早く、どんなリスクを冒してでも脱出したかったのだ。 それが、江藤がここから脱獄しないといけない最大の理由であった。 江藤「このっ!鬼畜どもっ!」 「ふーっ!!ふーっ!!な、何されても私はっっ」 「私はっお前たちの思うようにはならないからなっ!」 江藤は鬼畜の冷たい目を睨む。 鬼畜はかくんと不気味に首を傾げ、そして肋のあたりを抑えていた手のひらをズズズズッと腋の下に滑り込ませた。 江藤「ああああああああ"っ!!?」 鬼畜の冷たくて細い指が腋の下に密集し、江藤は細い腰をビクンと浮かせて濁った呻き声を上げた。 背筋に寒気が走り、全身にぷつぷつと鳥肌が立つ。 致死の池の液体によって既に死ぬほど敏感に仕上げられている皮膚や神経に触れる他人の生指のイヤな感触。それらは全て嫌悪感を孕んだくすぐったさとして腋の下に送り込まれている。 「江藤 燐だな。お前はお前の罪を認めるか?」 鬼畜のうちの誰かが冷たい声で問うた。 女にしては低い声だ。 江藤「ふーっ!!ふーっ!!さっき言ったでしょ…!!私はあんたらの思う通りにはなないって───」 江藤は腋に突きつけられている生指に怯えながらも威勢良く吠えた。 鬼畜どもの目もとがわずかに緩んだ。 そして鬼畜は言う。 「そうか。ならば"刑"だ」 腋に差し込まれている細長い指の指関節がワシッと折り曲げられ、指先が腋の下に突き立てられる。 江藤「ぎゃっっ!!?」 江藤の顔が歪み、口角がぐいっと吊り上がる。 こちょり。こちょり。 準備運動だと言わんばかりに指先が僅かに腋の下を掻く。 江藤「ちょっ!!?ちょっ!!?」 下顎がガクガク震える。膝が笑っている。 「刑罰は────」 ガッと指先がよりしっかりと腋の下の神経を捉える。 江藤は呻き、青ざめる。 「───"コチョコチョくすぐり発狂地獄の刑"だ」 馬乗りになっている鬼畜は、無表情のまま、腋の下を捉えている細く長くヌルヌルした指をコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!!っと暴れさせた。 江藤の白い顔にぐんと血がのぼった。 江藤「くぁっ!?はっ!!?あはっ!!あははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?あは!?あはははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!ほひゃははははははははははははははははははははははは!!!」 クールビューティーな江藤の顔は満面の笑みに歪む。 江藤は首を振り回し、全身の筋肉が浮き立つほどに暴れるが、強固な人力拘束の前には無力。江藤はただ、無防備なまま腋の下を生の指でコチョコチョコチョコチョされ続けるほかない。 鬼畜の指は、うにょうにょと触手みたいに柔らかに動き、的確にくすぐったさのみを腋の下に与えてくる。 コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!! 江藤「はぁ!?はぁ!!!はぁぁぁぁぁあああああ!!!くくくくくく!!?くふっっふふふふははははははははははははははははははははははははは!!!ひひひっ!!!!うぁぁぁぁあああははははははははははははははははははははははははははははは!!!」 致死の池の液体のせいだろう、本来ならばほんの少しくらいは我慢できるくすぐったさを一秒たりとも我慢することができない。 そんな中、鬼畜どもが手脚の抑え付けを強くし、さらに馬乗りになっている鬼畜も太ももや膝で江藤の胴体をキツく挟み込んだため、江藤はさらに無防備なままコチョコチョを受ける羽目になった。 腋の下を掻き回す指への拒絶反応を全身で表現している江藤を無視し、油まみれの指は容赦なく腋で暴れている。その指さばきは異様なくらい巧みであった。 コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!! 江藤「っっっひゃひゃひゃはははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!はっっははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?っっっひひひひひ!!!はっっはははははははははははははははははははは!!?」 身体の自由をほとんど全て奪われた状態での絶え間ないくすぐりの猛攻により、江藤の意識は早くも朦朧としてきた。 発散のしようのない刺激というものは、容易く精神を蝕んでくる。 鬼畜は、壊れたように暴れている江藤の腋の下から汚れでも掻き出すようにコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョとくすぐり続ける。 指先が、爪の先が腋の下の神経を刺激するたび、江藤は悲鳴を上げる。 江藤「っっははははははは!!!無理っっ!!もう無理っっ!!これっっ!!これはっっ!!これはキツっっ!!ぃっっひひひひひはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!ひぃぁぁぁあああああああはははははははははははははは!!?」 望まない刺激だけが腋の下に刻み込まれ続け、江藤の視界はチカチカと点滅を始める。 千切れるほど腰を捩っても、叫んでも、腋の下に添えられた指がコチョコチョコチョコチョと残酷に動くだけで、くすぐったさの渦に飲み込まれる。 コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!! 江藤「きゃっっはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?ちょっっ!?あっ!?はっ!!無理っっ!!無理っっだってっっ!!言ってんっっはははははははははは!!?うは!?うは!?うはははははははははははははははははははは!!!」 ヌルヌルの指で、爪で、コチョコチョコチョコチョと執拗に腋の下をくすぐられ続け、精神と肉体とを同時に懲らしめられ続けた江藤の意識はぷつりと途絶えた。 生温かいものが股間から滲み出るのを感じた。 クチュクチュクチュクチュ!!! 江藤「はっっ!!?うわぁぁぁぁああああっっ!!?」 腋の下に猛烈な鈍いくすぐったさが走り、江藤は目を開き、覚醒した。 冷たい汗がどっと額に浮く。 鬼畜はまだ馬乗りになっている。その目は笑っても、怒ってもいない。ただ鬼畜の指先は江藤の腋の下の──ミゾに食い込んでいた。 このミゾにはくすぐったい神経がみっちり詰まっている。 さっきはそこを抉られたのだ。だから江藤は無理やり覚醒させられたのだ。 江藤「はぁ!!はぁ!!はぁ!!」 「この…外道たち…!!」 腋の下にはまだ、さっき嫌と言うほど浴びせられたくすぐったさの余韻が残っている。 江藤はその余韻と、今まさに添えられている生指の感触に怯えながらも鬼畜を睨む。 「江藤 燐。お前はお前の罪を認めるか?」 また鬼畜の声がした。 さっきと同じ質問だ。 江藤は死ぬほどくすぐりに弱いし怖い。だが、組織を裏切ることはもっと怖い。 その時はそう思って、江藤は鬼畜をキツく睨みつけた。 江藤「はぁはぁはぁ…話すことは…なにも───」 江藤が言い終わるより早く、腋の下のミゾに添えられていた指はにゅるりとミゾに食い込んだ。 江藤「くあ"っっ!!?」 江藤の細い腰がビクンと跳ね上がる。 鬼畜の油ぎった細い指先は腋の下のミゾにあるくすぐったい神経をしっかりと絡め取っていた。 少しでも動けば、指先と神経が擦れて刺激が発生する。くすぐったい刺激が。 江藤は妙に口角の吊り上がった口を開けたまま硬直していた。 「もう一度聞こう江藤 燐。お前はお前の罪を認めるか?」 四肢を押さえつける鬼畜どもの力が強まる。 江藤に悍ましい責め苦を与えるつもりなのだ。 指先を急所の一つに食い込まされ、話すことさえできない江藤は、話す代わりに鬼畜を睨みつけた。 「良いだろう。ならば───」 ぐぐぐっと指先がさらに深く腋の下のミゾに食い込む。 「──"腋ミゾほじくり回しの刑"だ」 腋の下の神経が密集したミゾをまるごとコネ回すように、鬼畜の指先がクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュ!!!っと暴れ出した。 江藤「ぎゃっっ!!?はぁっ!!?はっっっはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?あっっっへはははははははははははははははははは!!?なにごれっっ!!?なっっ!!?なぁぁぁぁあああああはははははははははははははははははははははは!!?」 未曾有のくすぐったさが江藤を襲う。 刺激が走る、というよりは、注ぎ込まれる、という例えの方が適切であろうというほど激しく、むごたらしくくすぐったさが腋の下のミゾに与えられる。 江藤は電撃を浴びせられたかの如く、四肢を痙攣させて笑い声を放出する。 「江藤 燐。お前はお前の罪を認めるか?」 脅すような言い方であった。 いや、これは立派な脅しであった。もし認めなかったらどうなるか分かっているな?という意味が込められているのだから。 その脅しに共鳴するように、腋のミゾをほじる鬼畜の指も激しさを増す。 クチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュ!!! 江藤「っっっ!!!くっっっぁぁぁははははははははははははははは!!!ひぃぃぁぁぁぁああああああははははははははははははははははははははは!!!かはっ!!かはっ!?あはっ!!?かはっ!!?がはっっ!!!っっははははははははははははははははははははははははははははははは!!!なにもっっ!!言わないっっ!!ッッヒヒはははは!!」 鬼畜の指先は必要最低限の動きで、滑らかにクチュクチュと指先のみで神経を嬲る。 そのたび、江藤は顔をグシャグシャに歪めて淫らなまでの笑い声を上げさせられるのだった。 指先が動くたびに、江藤の筋肉や神経は痙攣する。 それでも。それでもやっぱり江藤に組織を裏切るという度胸はなかった。 「良いだろう。ならばこうだ」 鬼畜の冷たい声が響く。 瞬間、オッパイと肋骨の境界線にあるミゾに違和感が走った。 腋の下のミゾをほじっていた指先が、オッパイ──横乳と肋の間にあるミゾに移動したのだ。 そこにもある。 くすぐったぁい神経がたっぷりと。 江藤「あっ!!?あ"っっ!!?あっっ!!?」 クールビューティーを完全に崩壊させ、江藤は開けっぱなしの口から無様に唾液を垂らし、放心している。 この指が動いたらどうなるのか。 それを考えるだけで江藤は気が狂いそうだった。 「最後のチャンスだ江藤 燐。お前はお前の罪を認めるか?」 指先に力がこもる。つるつるとした指の先が神経をしっかりと捉えたのだ。 江藤は何も言えなかった。 どちらも嫌だった。 コチョコチョされるのも、組織を裏切るのも、どっちも嫌だった。 だから何も言えなかった。 だが、そんなことをこの女拷問官たち──鬼畜が許すわけがない。 「良いだろう。ならばこうだ」 横乳のミゾにあるくすぐったい神経を指先──中指と人差し指の先っちょがグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュ!!!っとえぐり回した。 江藤「いあ"っっ!!?あっっ!!?ああああああはははははははははははははははははははははははははははは!!?わがっだ!!あっ!!わかっだからぁっっ!!!あはははははははははははははははははははははははははは!!全部話すっっ!!!話すからぁぁぁぁあああはははははははははははははははは!!?」 脳が処理きれぬほどのくすぐったさが横乳のミゾに捩じ込まれ、江藤は訳もわからぬまま、ただ本能的に反射的に白状を選んだ。 江藤自身は気づいてさえいなかったが、横乳神経えぐりをされた瞬間に、江藤は盛大に尿をぶちまけていた。 「本当だな?」 鬼畜が脅すように問う。 恐怖の指先はまだ横乳に食い込んだまま惨たらしく神経をえぐりくすぐっている。 グチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュ!!! 江藤「いああああああああはははははははははははははははは!!!ほんどぅっっ!!ほんとうっっ!!本当だからぁぁぁぁああああはははははは!!これ死ぬっ!!これっっ!!これもう無理ぃぃぃぃぃぃぃひひはははははははははははははははははははははは!!!何もかもっっしゃべるからゆるひてぇぇぇぇへへへへへへ!!!」 江藤は涙を流し、唾液を飛び散らせ、髪を振り乱しながら哀れに懇願した。 呂律はほとんど回っていなかった。 江藤が涙ながらに懇願すると、ようやく鬼畜は手を止めた。横乳のミゾに食い込んでいた指先は驚いたことに、第一関節がまるまる食い込んでいた。 江藤は舌を垂らし、虚ろな目になりながらも必死に知っていることを全て白状した。嘘をついても無駄だと分かっていた。 これでようやく解放される。 安堵していたのも束の間。鬼畜たちが一斉に不気味な目を江藤に向けた。非人道的なまでの人力拘束は一切緩んでいない。 それどころか、拘束度合いがさらに増した。 江藤「はぁはぁはぁ…なっ…なに!?」 これまでただ四肢を抑えていただけだった鬼畜どもの手が、指が、ウニョウニョとうねりながら江藤の身体──膝や太もも、腋の下にオッパイ、お腹に脇腹などに近づいてくる。 江藤「ちょっ!?ちょっと待ってぇ!!解放!!解放してよぉっ!!ぜんぶっ!!全部話したでしょ!?」 江藤は顔面蒼白のまま鬼畜どもを見渡す。 どの鬼畜と目があったところで、血の通っていない拷問人に懇願が通じるわけがない。 「お前には脱走の罰を与える。くすぐりコチョコチョ極刑だ」 江藤「はっ!!?なんでっ!?なんでぇっ!!?」 鬼畜たちはもう何も答えない。 ウニョウニョと迫り来る長い指たちはそれぞれに狙いを定め、触れるか触れないかという絶妙なところでピタリと止まった。 「言い残す言葉はあるか?」 鬼畜が問う。 江藤「はぁはぁはぁ!!!」 「こ、このっ鬼畜どもぉっ!!絶対!!絶対!!ぜったい恨んでっっっ───」 江藤が言い終わるよりも早く、無数の指たちは江藤のくすぐったいウィークポイント──腋の下、オッパイ、お腹、脇腹、太もも、足の裏に食らいつき、貪り殺すかの如く勢いでゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョ!!!っとくすぐり出した。 江藤「ぎぃぁぁぁぁぁああああああははははははははははははははははははははははは!!?ふっっ!!?ふざけんっっなぁぁぁあああああああああははははははははははははは!!?お前らっっっ絶対っっ!!絶対ぃぃ!!ゆるしゃなぃぃぃぃぃぃひひひひひはははははははははははははははは!!!?」 既に瀕死状態だったはずの江藤の身体が元気よくのたうつ。 猛烈な憎しみも、全てくすぐりによって蒸発させられる。 鬼畜たちの細くて長い指は、江藤の神経を貪るが如く獰猛な指遣いで腋の下を掻き回し、お腹をくすぐり、足裏をくすぐり削る。 ゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョ!!! 江藤「ぎょぇぇぇぇえええええええええええええええええへへへへへ!!?うはっ!?うはっっ!!?ぁぁぁあああああああああああああああああああああああはははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?はっっ!!?はっっ!!ひぬっっっ!!?ひぬ"っっっ!!!っっっひひひひひはははははは!!?」 ヌルヌルとした無数の指にくすぐり貪られる江藤は、尿をぶちまけ、唾液をぶちまけながら笑い声を周囲に放出する。 江藤の身体の下には、尿やら汗やらが入り混じった溜まりが出来ていた。 塗り込れまれた液体と自分自身の体液でぐちょぐちょになっている江藤のヌルヌルの身体を無数のヌルヌルの指は這い回り続ける。 コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!! 江藤「あっっ!!?かっっっ!!?あっっっっ!!?かはっっ!!?ぶはっっ!!!はっ!!?ひゃっっ!!?ぶひゃひゃひゃひゃひゃひゃはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?あぶっ!!?ぅぅぅぅぅぅぅううううう!!?」 口から溢れ出す唾液は泡となり、ブクブクと大きく膨れ上がって首筋に垂れる。 手と足の指先はピクピクと痙攣し、目は白目を剥いている。 そんな、ただ笑うだけの人形と化した江藤の身体にはなおも指がコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ這い回り続けている。 一晩中、その呻き声が止むことはない。 壁から落ち、鬼畜どもに貪られている哀れな江藤を見つめながら女囚───夏瀬はほくそ笑んでいた。 これで良い。 これで、良い。 夏瀬はニタリと笑って立ち上がった。


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