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勇者たちの末路#1

1. 勇者封印 (F/M, FFFFF/M) 邪悪なる女魔王"ノメア"が討伐され、王国に平和が訪れて一年。 ノメアに制圧されていた頃の王国では、ノメアの肖像画が飾られたり、ノメアを崇める宗教団体が発送したり、とにかくノメアの力を増大させるような物事で溢れていた。 だが、ノメア亡き後、肖像画は燃やされたり泥を塗られたまま晒し首のように晒された。また、宗教団体も解散に追い込まれた。 ノメアは、邪悪の象徴、負の歴史のシンボルとして王国に根付き始めていた。 その代わり───とある青年が勇敢さと平和のシンボルとなっていた。 「ノメアは最後、俺に命乞いしたんだ。情けない女だったよ。あれが大魔王?笑わせるなよって話さ」 ノメアを封印した青年勇者"レム"はこの王国では伝説的な存在となっていた。 仲間が皆殺害されたレムは剣でノメアを一刀両断した。それが伝説の内容だ。 その剣は今、王国の城の宝玉の間に安置されている。 しかし、そんなレムに関する奇妙な噂が王国ではまことしやかに囁かれていた。 ──あの剣は隣町の武器屋で買える市販品で、せいぜいが王国付近の山の低級モンスターを倒すことくらいしかできない物だ。あれで魔王を倒したというのは本当か? 偉大なる勇者の剣の官邸に来た古物商からその噂が流れたのだが、おかしなことに噂が流れ始めて数日後、古物商は王国のそばの川で死体となって発見された。 犯人は不明。調査の結果、古物商はモンスターにやられたのだと結論づけられた。 王国に住む大多数の者たちは、レムの噂の真相などどうでも良かった。平和であればそれで良かったのだ。 だが疑問の上に成り立っていたその平和は長くは続かなかった。 魔王ノメアが討伐され勇者レムが帰還して一年経ったある晩のこと、突然、王国の門が吹き飛んだ。 王国の中に、紫色の炎が流れ込み、人や建物を次々に飲み込んでいく。 並のモンスターの仕業ではない。王国に住む者たちはこの紫色の炎に覚えがあった。そう。これは大魔王ノメアの征服の炎だ。 王国軍はすぐに出動し、国王は勇者レムを呼びつけた。 しかし。レムは城に現れない。 こんな時だというのに、レムの姿がどこにも見当たらない。 そうしている間にも王国軍の兵士たちは炎に飲まれて次々に死んでいく。 ◯ 王国中に人々の悲鳴が響き渡っている。どういうわけか、年老いた者たちは紫色の炎に飲まれるなり呻き声を上げて消滅し、若い者たちは悶えるような声を上げて消えていく。 青年"ライム"は地獄と化した王国を駆けていた。 勇者は。 尊敬する大勇者レムはどこだ? 既にこの攻撃の主に立ち向かっているのか? それならどうして、攻撃が止まないんだ! 「ライム!レムがあっちにいたって!」 幼馴染の青年が王国にある四つの門のうちの一つ──第四ゲート──の方を指差し叫ぶ。 ライムとその青年は急いで第四ゲートの方へ向かった。 次々に人を喰らう紫色の炎が第四ゲートを包み込んでいた。 そこにいた。 勇者レムが。 ライムはレムのその姿を確認した時、安堵したのだがすぐにレムの様子がおかしいことに気がついた。 レムは、おおな風呂敷を肩に担いでいる。 剣も持っていない。それは明らかに、戦う格好ではない。まるでどこかへ出かける時のようなそんな格好だ。 レムは呆然とゲートを見上げていた。 「出口はすべて塞いだぞ」 背筋の凍るような低くよく通る女の声が轟々と燃える炎の音を貫くように響いた。 紫色の炎に照らされる夜空にその女は浮いていた。 血の気のない白い肌。艶のある黒い唇。 黒い髪。そして死者のように虚ろだが妖艶な目。 肌とは対照的な真っ黒なドレスを纏うその長身の女こそが───大魔王ノメアだった。 ライムは息を飲んだ。 紫色の炎が大魔王ノメアのものであることは分かっていた。けれど、そんなはずはないと思っていた。 大魔王は封印されたのではなく、一年前に殺されたのだとそう聞いていたからだ。 「どうやら…そのようだな…」 勇者レムは風呂敷を捨てた。 「それで?約束のモノは?」 ノメアが何かを要求するように手を差し出す。長身に見合った大きな手だ。長い指には沢山の指輪がはめられている。 レム「約束?さぁ…なんのことかな…!」 レムはニタリと笑っていた。 ライムにはまるで状況が飲み込めなかった。 ノメア「おやおや。私を欺くつもりか?」 ノメアは無い眉をひくりと動かして僅かに口角を上げる。 ノメア「この王国に封印されている"血のルビー"を私に渡すこと。それを条件で一年前…私はお前を逃してやった」 「その代わり…仲間どもをお前の目の前で"こしょばし拷問"で殺害したわけだが…」 物陰から様子を伺っていたライムは開いた口が塞がらない。勇者の活躍にまさかそんな真実が隠されていたとは。 それに。 血のルビーというのは、王国に封印されている伝説の宝石だ。この世界に存在する王国にはそれぞれ宝石が封印されている。それをすべて集めるとどんな願いも叶うというものだ。 それでこの国には、ルビーがある。 でもその在処は誰も知らない。 ノメア「さぁ早く渡せ。私をがっかりさせるな」 レム「い、いいだろう」 「でもここでは不都合だから…」 レムはそう言って、突然、足元に拳を叩きつけた。 瞬間、閃光がほとばしり、レムが吹き飛んだ。 レムの周囲を薄紫色の膜が覆う。 「呆れたやつだな。初級のテレポートで逃げようとするなど…」 ノメアはため息を吐き、その艶のある黒い唇を曲げる。 レム「はぁはぁ…くそ!」 レムは逃げようとするが、薄紫色の膜がレムを閉じこめ逃さない。 ノメア「まぁ…はなから貴様など信用してはいない」 「役に立たないから…もういらん」 ノメアが何かを弾くように、ぴんと人差し指を突き立てる。 ノメア「"武装解除"」 レムの身体が一瞬、紫色に光った。 レム「なっ!!?これはっっ」 ノメア「"お仕置き"だ。勇者の紛いものよ」 ノメアはそう言って両手を前に出す。シルバーの指輪がたくさん嵌められた大きな手。ほんの一瞬、その長い指がぼぅっと紫色に輝いた。 レム「まっ…待て!それはっ!!」 レムが慌てたようにノメアに駆け寄ろうとするが、レムの身体は膜によって弾かれる。 ノメア「悪い子へのお仕置きは───こちょこちょが一番だろう?」 ノメアがウニョウニョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ…と指を滑らかに踊らせた。まるで本当に何かをくすぐるような動きだった。 レム「むぐっ!!?くっ!!?くくくくくくくくくくくっ!!?やっっ!!やめぇっっ!!!」 実際に触れられているわけでもないのにレムは顔を歪め、膝をつき、腹を抱えて肩を震わせ始めた。 まるで本当にこちょばされているようだった。 ライムはこの時、大魔王ノメアについての情報を思い出す。 くすぐり魔法というのものがある。それは一般的には下級魔法であり、使用することで相手の魔力を下げたり防御力を下げたりすることができる状態異常魔法だ。 この魔法はどれだけ鍛えても直接相手を死に至らしめたりすることはできない。 "普通"は───。 だが、このノメアは、そのくすぐり魔法を究極にまで極めた元魔法使いなのだ。 くすぐり魔法によって相手のステータスを下げるのみならず、苦しめ尽くして屈服させ、果てには死に至るしめるほどの力を持つようになった。 ノメア「コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ…どうだ?一年前を思い出すか?」 ノメアは余裕の表情でレムを見下ろす。膜の中のレムは、ノメアの指が動くたびに実際にくすぐられているようにビクビクと身体を震わせ、くすぐったさを押し殺していた。 レム「くっ!!?くくくくくっっ!!?だ、黙れっ!!!くくくくくく!!!」 ノメア「おや?一年経って私の怖さも…こちょばしお仕置きの怖さも忘れたか?」 「そうかそうか」 「なら…こうだ」 宙を蠢くノメアの指がまたさらに滑らかにコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ…と動き出した。 レム「ぐあっ!!?やめろっ!!?うわっ!!?あっ!!?あへはははははははははははははははははははは!!!しまっった!?っっひははははははははははははははははははははははは!!」 レムの我慢が決壊し、レムは本当にコチョコチョされているように爆笑し始めた。 何度か口を閉じようとしていたが無駄だった。 ノメア「無駄だ。分かっているだろう?くすぐりは…一度笑えばもう二度と我慢などできない」 「一年前にたっぷりと教えておいたはずだ。その身体にな」 ノメアはそう言いながら指をコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ蠢かして遠隔からレムをこそばし倒す。 レム「くっひゃははははははははははははははははははははははははは!!ふざけるなっっ!!っっひはははははははははははははははははははははははは!!!」 ノメアの指はレムの身体に少しだって触れていないのに、よほどくすぐったいのだろうレムの顔はもう真っ赤だった。 ノメア「邪魔なその衣服を脱げ」 「それからお前の身体にきっちりお仕置きする」 レム「っっははははははははははははははははははははははははははははははは!!そんなことっっっ!!!するものっっかっっ!!!っっひはははははははははははははははははははははははは!!!」 レムは悶え顔のままノメアを睨む。 ノメア「今のは頼み事ではない。命令だ。次に断ったら…どうなるか分かっているな?」 ノメアは宙をくすぐるようにコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ指を踊らせながら声をさらに低くする。 レム「っっっひひひひひ!!!はははははははははははははははははははははははははははははははは!!!は、話をさせてくれっっ!!!ルビーについてだっ!!!情報があるんだっ!!!」 レムは涙目になりながら叫ぶ。 ノメア「私の質問に答えないとはな」 「呆れたやつだ」 「こうしてやる」 ノメアの両手の前にそれぞれドス黒い紫色の穴が出現する。ノメアはその穴に自身の両手を突っ込んだ。 すると。 離れたレムの前にその手が二つ出現した。 部分テレポート魔法だ。 突然、恐ろしき魔王の両手が目前に現れたことでレムは顔を引き攣らせていた。 レム「いっ!!?」 ノメア「まさか遠隔エアこちょばしで済むと?」 テレポートしたノメアの両手が、レムの薄着のシャツの上から、脇腹を捕まえた。 レム「くあっ!!?」 レムは抵抗しようとしたが、もう遅かった。 ノメア「くすぐりというのは…こういうやり方もあると一年前に教えたな?」 ノメアの手の親指がレムの引き締まった脇腹の窪んだ箇所にギュムリと食い込んだ。 レム「くあああああああああっ!!?」 レムは絶叫し、ビクンっと跳ねた。 ノメアの長い親指がどんどん脇腹に食い込んでいく。 ノメア「脇腹のツボ…確保だ」 ノメアはニタリと笑った。その時、ノメアの小さな牙が剥き出しになった。 レム「ぐっ!!?あっ!!?あっ!!?やめっっ!!」 脇腹に沈み込んでいるノメアの親指が、くすぐったいポイントを抑えたままクリクリとゆっくり動く。 そうすることで脇腹のくすぐったいツボと親指が擦れて刺激が発生する。 それが、レムには堪らないのだろう、レムはガクガクと顎を震わせて悶えていた。 ノメア「お前には期待していないが…さっき言っていたルビーの情報を教えてもらおうか」 ノメアは笑みを決して冷酷な顔でレムを睨む。 レム「はぁはぁはぁ!!このっ!!この親指をどけたら…言ってやる!」 レムが怒鳴った直後、ノメアがため息を吐き、親指がコリコリコリコリコリコリ!!グニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュ!!!っと暴れ出した。 レム「ぐぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああ"っっ!!?あがっ!!?かっ!!?かぁぁぁぁあはははははははははははははははははは!!?ひぎぁぁぁぁああああああああ!!!揉むな揉むな揉むな揉むな揉むなぁぁぁぁああああ!!!」 親指は、くちゅくちゅと脇腹をかき混ぜるように動きレムの神経を刺激する。 レムは壊れたように暴れ出し、ジタバタと手足を振ったり、ノメアの手を叩いたりするが効果はない。 ノメア「まだ立場が分かっていないようだな?」 「この一年の偽りの英雄としての暮らしがお前を傲慢にさせたのか?」 「だったらまずはその傲慢さがなくなるまで教育し直さないとな?」 ノメアの手は、がっちりと脇腹を捕まえたまま、残酷にも脇腹の神経の核をグチュグチュくちゅくちゅ揉み潰しくすぐる。 レム「うわぁぁぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああはははははははははははははははははははははははははははははははは!!!ぎゃは!?ぎゃははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!わかっだ!!わかっだがらぁぁああああはははははははははははは!!! 脇腹に親指が沈み込み、グリグリと押すように神経を刺激されたり、クチュクチュとかき混ぜるように揉まれるたび、レムは涙をドバドバ流して笑い狂った。 レムは堪らず、シャツを脱ぎ捨て、ズボンまで脱いでパンツ一枚になった。 哀れだった。 そこでようやく、ノメアの恐ろしい手は、ノメア本体の元に戻った。 たっぷりと揉み殺されたレムの脇腹には、ピンク色の痕が残っていた。 レム「はぁはぁはぁ!!!」 レムはもうへとへとだった。恐らく攻撃力も魔力も0だ。 ノメア「それで?ルビーの情報というのは?」 ノメアはなぜか左手の親指と中指の先を擦り合わせるようにしながら問いかけた。 レム「はぁはぁはぁ…!!!王室にある…!この城の王室にぃっ!」 レムは目を泳がせ答える。 ノメア「そうか。それは不思議な話だな」 ノメアが声を高くして言った。 ノメア「王室ならさっき…焼き尽くしてきたところだ」 レムの顔からさっと血の気が引く。 ノメア「この後に及んで私を欺こうとは…お前は本当に…悪い子だな」 ノメアが、左手の掠り合わせていた親指と中指を弾いてパチンと音を鳴らした。 ノメア「"お仕置き棺"」 ノメアが唱えると、空中に禍々しい真っ黒い箱───棺が現れた。 レムは、放心状態に陥った様子でその棺を見上げていた。 ノメア「あれはお前を千年間お仕置きするための棺だ。私の魔力をふんだんに使ってこしらえた一級品だぞ?」 「中で何をされるかは…分かるな?」 ノメアはそう言うと、左手の指をぱっと広げた。 すると、棺の中にいくつものノメアの手の分身が出現した。指たちは、ウネウネくねくねと不気味にうねっている。 ノメア「千年間のこちょばし刑…とくとご堪能あれ」 ノメアが邪悪に笑うと、棺がまるで呼吸でもするようにゴウッと周囲の空気を飲み込み始めた。凄まじい吸引力がレムを吸い上げる。 レム「や、やめっっ…!!!」 ほとんど力の残っていなかったレムはあっけなく棺の中に放り込まれた。 レム「嫌だっ!!いやだっ!!くすぐりはぁぁあっ!!!」 レムはみっともなく喚きながら棺から出ようとするが、既に待ち構えていたノメアの手たちがレムの頭や肩、腕、脚を掴んで棺に引き摺り込む。 レム「なんでもするっ!!仲間になるからっ!!」 ノメア「貴様のような弱者など…手下にもいらん」 「さぁ…千年きっちり反省しろ」 ノメアの冷酷な宣告が下ると、棺のフタは残酷に閉じた。 棺の中からどたどたと激しく暴れる音がする。 「やめろっ!!やめろっ!!!出してくれっ!!頼むからぁぁ!!」 誇りのかけらもない勇者でもない青年の哀れな声が聞こえる。 ノメア「さぁて…お仕置きタイム…スタート」 「コォチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ〜!!!」 ノメアは棺に向かって手を突き出し、コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョっと指を踊らせた。 レム「ぶあっ!!?あっ!!?嫌っ!!?ちょっ!!?うわぁぁぁぁあああああああああああああああああああああはははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?あは!?あはははははははははははははははは!!?やめっ!!!頭がっ!!!頭がおかしくなるぅぅぅぅ!!!」 外からではどんなふうにくすぐられているのかまるで分からない。分からないはずなのに…ライムには想像ができた。 棺で待ち構えていたあのノメアの指たちは、狭い棺の中でほとんど身動きの出来ないレムの腋の下を掻き回したり、脇腹を揉み込んだりして徹底的に躾けているのだろう。 ノメア「コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ〜!!」 ノメアは心底楽しそうにじっとりと棺を見つめながら指を素早く細かく滑らかに暴れさせる。 指の動きが加速するにつれ、棺の中から聞こえる物音や叫び声も大きくなる。 レム「ぐぁぁぁぁあはははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!ゆるじでっ!!もうっっ!!もう許してぇぇぇええええええへへへへへへへへへはははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!あっっははははははははははははははははは!!!」 ノメア「まさか。この程度で終わるとでも?」 ノメアは黒い唇を舐め、その両手を棺に突っ込んだ。驚いたことにノメアの両手は棺を貫通した。 ノメア「さて…ここだな」 ノメアは何かを探り当てたように言うと、そのまままた「コォチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ〜!!」っと歌い始め、指を踊らせた。 レム「はぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああ!!?あはっ!!?あはっ!!?あはぁぁぁぁあああああはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!やめっっ!!?骨盤はっ!!!骨盤ゴリゴリしないでぇぇぇ!!!」 どうやらノメアの指はレムの骨盤の神経をゴリゴリと指圧しくすぐっているようだった。 ゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリッ!!ぐりぐり! コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!! レム「だっっっはははははははははははははははははははははははは!!くるじぃっ!!くるじぃっ!!くるひぃぃぃぃぃぃ!!!っっひひひひははははははははははははははははははは!!!あはっ!!?あはははははははははははははははははははは!!!うぎゃぁぁあああははははははははははははははははははははははははははは!!!」 レムの悲痛で哀れな叫び声を切り裂かように、複数の何かが音を立てて飛来してきた。 「お呼びでしょうか」 女の声。 一人ではない。何名もいる。異様に背の高いもの。幼い身た目をした者、逞しく筋骨隆々の体型の者、グラマラスな者…どの女たちもただならぬ殺気を放っている。 この女たちは、ノメアの手下の幹部たちだ。 ノメア「この国に英雄などいなかったことを思い知らせてやれ」 「お前たちの…こしょばしでな」 「かしこまりました」 女たちは一斉に返事をし、棺を取り囲んだ。 レム「はぁはぁはぁ!!!待て!!!なにをっ!!?待ってぇぇぇ!!!」 レムの叫び虚しく、女幹部たちの手が一斉に棺に突っ込まれ、その指たちはまた一斉にコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!!っと暴れ出し、棺の中のレムをくすぐり嬲った。 レム「ぶっっひゃぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬぅぅぅぅぅぅっっ!!!うはっっ!!?うはははははははははははははははは!!ダメっ!!全部っ!!ぅぁぁぁぁぁああああああああああははははははははははははははははは!!!」 何人もの女幹部たちの手がさらにレムの神経を貪る。 ライムは、棺の中の悍ましい光景を想像する。 狭い狭い黒い棺の中、待ち構えていたノメアの指共に皮膚を這い回られ、ノメア本人に骨盤をゴリゴリ揉まれ、そして女幹部たちにくすぐりリンチされる。 無数の指。指。指がレム一人の細い身体をなぞり、引っ掻き、揉む。 きっとそれは見ているだけでくすぐったくなるような地獄の光景に違いない。 無慈悲にもくすぐりお仕置きは続く。レムが咳き込んでも、泣き喚いても、棺の隙間から、ダラダラと何かの液体が滴っても。 しばらくすると棺の中から物音がしなくなった。 「気を失ったか?だが…お仕置きはこれからだ。なんせお仕置きが終わるまで千年間もあるのだからな」 ノメアは邪悪なる宣告をし、レムの詰められた棺をテレポートさせた。 これが、大魔王ノメアの圧政の真の始まりだった。

Comments

reoさんありがとうございます! 新境地!そう言って頂けると書いた甲斐があったと思えて嬉しいです! 勇者vs魔王というまぁ当たり前の構図ではあるのですが…なんとか納得のいく形でくすぐりシーンを展開できたかなぁと思います! お仕置き棺は私も、ニカイドウのメイデンを連想していました。違う世界のお話なので当然、関わりはないのですがどちらも恐ろしい技ですよね! さてチャプター2以降は、とりあえずライムの冒険が始まりますね!一体、どんなくすぐったい敵が待ち受けているのか! レムのその後も描写できたらいいなとは思っております!

Kara

Karaさんが新境地を開拓したという感じの作品で、凄く面白いです。 大魔王ノメアは支配者らしく威厳に満ちていて、とても恐ろしい存在ですね。彼女の"お仕置き棺"を見て、大悪魔ニカイドウの“無限擽殺メイデン“を思い出しました。棺に千年間閉じ込められてくすぐられるというのは、想像すら出来ないくらい恐ろしいです。ノメアに拐われたレムはどうなってしまうのでしょうか。 チャプター2では、レムへのお仕置きはもちろんのこと、ノメアがくすぐりで王国を支配し、ライムや他の男性たちが笑い苦しむ様子が描かれるのを楽しみにしてます。

reo


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