街中をふらふらと歩くことめ。何かを探しているようにも見える。視界の端、路地裏で分かりやすくガラの悪い男が気の弱そうなおじさんをカツアゲしているのが見えた。おじさんが出し渋っていると男が押し倒して何度も蹴りつけている。おじさんの懐から財布を奪うと紙幣だけ取り出して数え、最後に一度おじさんの腹を踏みつけると財布を放り投げて不機嫌そうに表へ出てきた。ことめはその様子をただ見ていた。そして、男を追いかけ始めた。近くのパチンコ屋の方向へ行くようだったので店の前へ先回りした。そして男が来て店に入ろうとしたとき、「ねえお兄さん。私といいことしようよ。」と後ろから声をかけた。男は振り向くと「おいおい、マセてんなぁ。」とことめの上から下をなめるように見ながら言った。そして、「俺さあ、今すっごいイラついてんだよねー。ストレス解消させてくんない?」「いいよー♡」ことめは胸のポケットからコンドームを取り出し見せた。「最近のガキは準備がいいんだな~」とニヤつきながら言うと男はことめの肩を抱き寄せる。「お兄さんみたいなたくましい人探してたんですよねぇ。」ことめは男の腕に胸をおしつけ抱きつきながら言った。「お前可愛いし特別サービスだぜ?たっぷり可愛がってやるよ。」男は舌舐めずりした。ことめは男の耳元に口を近づけると、「あんまり調子に乗ると殺しちゃうぞ♡」と言った。男は一瞬固まったが聞き間違いか何かだと思いすぐにまたニヤつくと「何言ってんだよ嬢ちゃんwそんなわけねーじゃん。へへ」「まあいっか。じゃあお言葉に甘えていっぱい気持ち良くしてもらおうかなぁ♡」と言い二人は一緒に歩き始めた。 「お兄さんのおうちってどのへんですかぁ?」「この先の公園の近くだよ。」男が指差したのは人気のない寂れた公園だった。「よし、ここなら人も来ないし楽しめるんじゃないか?」男がことめを押し倒す。服を脱がせようとすると「あっ、待ってください。」「なんでだよ早くやろうぜ。」男が急かすように言いことめは「ちょっとまっててくださいねぇ。ちょっと準備があって……」そういうとことめはカバンに折りたたんでしまってあった大きなバッグを取り出して地面に敷いた。「よし、これをマット代わりにしましょう。」「なんだそんなことか。じゃあもう始めていいな」男がことめに覆いかぶさり服を脱がしていく。「んっ……ちゅぱ……れろぉ……ぷはぁ……♡」キスをしながらブラジャーを外され露わになった乳房を揉まれる。乳首を吸われ舐められると体が反応してしまう。パンツの中に手を入れられ弄られる。濡れていることを確認すると男はズボンを下げ自分のモノを出した。既に勃起していたそれをゴムをつけずに挿入しようとする。「あっ、だめですよぉ。ゴムつけてないじゃないですかぁ。」ことめは少し怒ったような口調で言う。「うるさい!黙ってヤらせればいいんだよ!」男が無理矢理入れようとしてくるので仕方なく受け入れることにした。男がことめの膣内に挿入すると腰を動かし始めた。パンッパンッという音が公園中に響く。 男は一通り満足したのか動きを止めると射精したようで引き抜いた。そして、ことめの体を触り始めた。全身を撫で回しながら、時折首筋を噛むように歯を当ててくる。そして、ことめの首筋に血が出るほど強く噛みついた。「いっ、痛いですぅ……」ことめが涙目になりながら言うと男はさらに興奮した様子でことめの口に肉棒をねじ込んできた。喉の奥まで突っ込まれ苦しくてえずいているのにも構わず口の中を犯し続ける。しばらくしてようやく口から抜くと今度は顔にぶっかけてきた。精液まみれにされたことめを見て男は笑いながら言った。「はははっ、すげえエロいな。もう一回こっちで楽しませてもらおうかな。」そう言ってことめの股間に手を伸ばそうとするとことめが言った。「ねぇ、実は私もやりたいことがあるんですよねぇ。」「ああ?なんだよ。」男はめんどくさそうに答える。「ちょっと目とじてください。いいからいいから。」男は渋々ながらも言うとおりにした。「ありがとうございます。」ことめはそう言うと男の頭を前からつかんで地面へたたきつけた。「がっっ!!!!!???」意識が飛ぶ寸前、男の視界には巨大な薄灰色の狼がいた。 鈍い後頭部の痛みに目を覚ますと何も見えず、体の自由がきかないことに気づく。パニックになっていると犬のような息遣いが聞こえてきた。「ふふふ、びっくりしましたかぁ?」少し低いがことめの声だ。「な、なんだよこれ!!どういうことだ!!」男は叫びあばれようとするが狭いため動けない。周りは何かビニールやゴムのようなツルツルした素材だった。「私は今からあなたを食べようと思います。」「なにふざけたこと言ってやがんだ!!早く出しやがれ!!ぶっ殺すぞ!!」男は必死に叫ぶ。「わぁこわい。まあかわいそうですからやっぱりチャンスをあげたいと思います。」そう言い終わると同時に狭いカバンから放り出される。周りは森のようだ。そして目の前にことめの姿が現れた。しかしその姿は巨大な犬……狼であり、まるで怪獣映画のワンシーンのように思えた。「ひっ……ひぃ……」恐怖で震えている男の前にしゃがみこむとことめは男の頬に手を当てると言った。「大丈夫ですよ。怖くありません。私なんてこういう類の生き物の中では頑張れば倒せる程度の強さです。なので、本気で抗ってください。」そういうとことめは男の肩を一気に突き飛ばした。 地面に叩きつけられた衝撃で一瞬呼吸が出来なくなる。なんとか息を整えようと試みるが次の瞬間強烈な痛みに襲われた。「ぐぎゃあああっ!!!」男が悲鳴を上げる。男の右手の指が親指を残して無くなっている。「やっぱり質が良いとはいえませんねぇ。」口元に血がついた狼がしゃべっている。「や、やめてぇ!殺さないでくれえ!」男が泣きながら懇願する。「うーん、どうしましょうねぇ……。そうだ、こうしましょう。」そういうとことめは男の上に馬乗りになると耳を咬み千切る。「やだああああっ!助けてよぉ!死にたくない!」男が大声で喚き散らすが誰も来ない。「チャンスをあげてるのに……早く有効活用しないとどんどん体無くなっちゃいますよー」そういってことめは男を立たせる。「ほら逃げて!殺されちゃいますよ!早く早く!もっと速く!」そういうと男は情けない声をあげながら走り出した。 男はしばらく走って疲れたのか立ち止まる。振り返るとそこにはことめがいた。「もう終わりなんですか?お兄さんの体格ならもっといけると思ったんですけど……」ことめが言う。「も、もう許してくれ……」男が怯えた様子で言う。「これははずれでしたかねぇ。」ことめが残念そうに言った瞬間男はことめに飛びかかった。そして隠し持っていた鋭い木の枝を首に突き刺す。ことめが崩れ落ちる。「やった!ざまあみろ!」男が勝ち誇ったように言う。しかし「おーすごい!工夫しましたねぇ。」そう言ってことめが立ち上がった。首に突き刺さっている枝をことめが引き抜くと鮮血が飛び出す。「それにこんなに深く刺せるなんて、期待以上ですよ。」ことめは傷口を抑えながら言う。そして「それじゃあお返しです」と言いながらことめは男の首めがけてとびかかる。男はとっさに腕を上げて身を守ろうとするがその腕に咬みつかれてしまう。男は絶叫を上げながら地面を転がったがことめの顎の力が強く離れない。そのまま骨が砕ける音がする。「あがあああっ!!!」男が苦痛の声をあげる。「痛いですね。頑張ってください。耐えれば助かるかもしれませんよ。」ことめが楽しげに笑う。男は抵抗するがそのたびに肉が食いちぎられる。「ああああああっ!!!」ブチンッという大きな音とともに右腕の肘から先が千切れる。男はそのまま背を向けて必死に走り出した。「すごい!すごいですよ!生きたいんですね!」嬉しそうな声が後ろから聞こえるが男は振り向かない。ひたすら走るがすぐに息が切れてしまい足を止める。血を失いすぎている様だ。「はぁ……はぁ……」男は息を整える。「大丈夫ですか?」いつの間にかすぐ後ろにことめがいる。男は必死にその場から離れようとするが既に立っていることが出来ず膝をつく。もう意識を保つことも難しく何か意味もないような言葉を発している。ことめが男に近づくと顔を舐める。「うぅ……」男は小さくうめくだけだがことめにはそれで十分だったようだ。「良い顔になりましたね。あなたはとても頑張りました。最後まで全力で生きようとした。尊敬しますよ。」そう言ってことめは愛おしそうに男に覆いかぶさる。そして男の首に牙を突き立てそのまま首を折ってとどめをさした。 ことめの腹が鳴る。どうやらおなかがすいてきたらしい。「よく動いたのでおなかがすきましたね。いいものを見られてよかった……」ことめは死体をかついで森の奥へ消えていった。