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もんてすきゅー
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【8,284字】サイズフェチ嗜好の女性が動画検索した結果のお話(前編)

※このお話には残酷かもしれない表現が含まれています。 [newpage] アカリ「今日も一日お疲れ私!さて、日課のサーフィンタイムといきますか~。」  ありふれたワンルームマンションのベッドの上、ふわふわもこもこのルームウェアを纏った女性アカリは寝転がったままタブレット端末の電源を入れる。  若さゆえかメイクを落としたすっぴん状態でも綺麗なままのその顔を認識した端末のロックが解除されると、アカリは慣れた手つきで大手動画共有サービスのアプリを起ち上げた。 アカリ「今日こそは神動画が上がってるといいな~。『giantess』で検索…っと。」  日本語にも対応しているその検索スペースに当然のごとく打ち込まれた英単語による検索によって、これまた当然のように英語タイトルの動画ばかりが一覧表示される。  手早く画面を下に向かってスクロールしていったアカリはその候補が前日となんら代わり映えしていないことを即座に察し、今日もまた新しい収穫がないことに落胆の溜め息をついた。 アカリ「うぅ…神ぃ…せめて週1…いえ隔週1くらいでお恵みを…」  何度画面を引っ張って更新したところでそのような煩悩まみれの浅い祈りが届くはずもなく、数度目で諦めたアカリはお気に入りリストの画面を開く。  そこに並んでいるはずの神動画のいくつかが見れなくなってしまっていることにまた大きなショックを受けながらも、既に自分だけで3桁以上再生回数を稼いでいるんじゃないかという1本の動画をタップした。 アカリ「はぁ…やっぱこの動画神だわぁ…突如巨大娘に襲われる街の人間主観視点としてリアル過ぎる描写、しかも巨大娘は足くらいしか映らなくて全容がわからないからこそのリアルな恐怖感が味わえて…好き。」  その後も艶っぽい時を吐きながら次々と動画を見漁るアカリだったが、お気に入りを一通り見終わってしまうと落胆した表情でアプリを終了する。  しかし、何かを思い立ったかのように今度はブラウザアプリを起ち上げると、閲覧履歴の残らないシークレットタブから外国の動画共有サイトを開いた。 アカリ「はいはい、18歳以上ですよーっと。うへ、いつもながらこういうエロ動画は慣れないなぁ…さて、ダメ元だけど検索して…」  子供が見てはいけない内容で溢れかえるその英語サイトの検索窓に慣れた手つきで先ほどと同じ文字列を打ち込んでいく。  検索と同時に表示された不自然な日本語の広告を冷めた目でスルーしたアカリの目の前に、いくつかの不正アップロード動画に混じって見覚えのない1本のサムネイルが上がってきた。 アカリ「おおっ!?シュリ系シチュで期待できそうなサムネしかもVR!で、内容説明は…『某サイトに上げたら垢バンされたからこっちに上げてみた』って日本語じゃん!って、それより不正動画じゃないなら見るっきゃない!ヘッドセットヘッドセット…」  動画内容に対して期待に胸膨らませてドタバタと慌てだしたアカリは棚の中からVR用デバイスを取り出した。  暑いからとまとめていたポニーテールを解いて近未来的デザインのそれを頭からしっかり被ると、ベッドの上に正座してドキドキしながら再生を始める。 アカリ「展開としては…ふむ、よくある女の子の部屋で縮められてる系かな?…あ、マスクしててもわかるめっちゃ美少女じゃん…声も可愛いし養いたい…って飼われるのは私かっ!…ペット目線にさせる演技うま…」  床に固定されたVRカメラからの映像と思しきその内容にそれなりの既視感を抱きつつも、演者のクオリティもあってか興奮しながらのめり込んでいく。  くすくすと言葉で弄ばれる動きの少ないシチュエーションも、幸いにも同じ言語で意味を理解できるアカリには十分すぎるほど堪らないものだった。 アカリ「この神シチュ味わえない外国人がかわいそ…って、流れ的にそろそろ潰されちゃう感じかな?ヤバ、わかってても興…奮………あ、れ…意識……が……」 [newpage] アキラ『今日の獲物はー…わぁ、こんなにたくさーん。とんとん。ほら、みんな起きてー。」 アカリ「わっ!?な、なにこの大きな音!?」  意識を失っていたアカリは頭が割れそうなほど大きな音によって叩き起こされる。  先ほどまで自室に居たはずの彼女の周囲には同じように飛び起きたらしき数多くの男性の姿があり、状況が飲み込めずパニックに陥りそうになっていた。 アカリ「え、何ここ…それに他の人が…え、まさか誘か…」 アキラ『はーい。みんな混乱してるだろうから説明してあげるねー。の前に、これをどけて…っと。』  再び響いた大音量に思わず耳を押さえてしゃがみ込んだ途端、アカリらが居た巨大な部屋の壁と天井がゆっくり持ち上がっていく。  差し込んできた人工的な光を遮るようにして天井の代わりに現れたのは、ニコニコと愉しそうな表情をした巨大な美少女の顔だった。 アキラ『簡潔に説明するねー。私は現役JKのアキラ。君たちは私が上げた動画に釣られちゃったヘンタイさんたち。みーんなその願望通り小さく縮められて私の部屋に呼ばれたんだよ♪』 アカリ「えっ、うそ、でしょ…?」  あまりに非現実的な状況説明をそのまま鵜呑みにできないアカリは、首が痛くなるほど見上げていたアキラから視線を下ろして周囲を観察し始める。  その言葉を否定出来るものを探したアカリの視界に入ってきたのは、そのどれもが途方もない大きさをした、しかしいずれも身近に見覚えがありそうな巨大な家具や小物類だった。 アカリ「あ、わかった!これはよく出来たVR映像で、知らない間に寝落ちしちゃったせいでさっきの続きと現実の区別が…」 アキラ『ん?まだ動いていいとは…あ!』 アカリ「え、わ、きゃあ!?」  錯乱したアカリがフラフラと前に歩き出したのを見つけたアキラは素早く手を伸ばしアカリを摘まみ上げた。  元の100分の1サイズである約1.5cmにまで小さくなっているアカリの胴体をアキラの親指と人差し指がそっと優しく挟んでいたものの、まるで鋭利なギロチンのような鋭さを持った深紅のネイルはただ存在するだけで小人には恐怖の存在となる。 アカリ「うっ、ううっ…」 アキラ『やっぱり女の子だ!珍しー!ね、お名前は?』 アカリ「アカリ…って、言い、ます…」 アキラ『ふんふんアカリちゃん。まだ動けないはずなのにーと思ったけどそう言えば男にしかかけてなかったね。道理でテーブルから飛び降りようとしちゃうわけだよ。』 アカリ「…ほぇ?」 アキラ『ん?気付いてなかった?あと5歩くらいそのままだったら真っ逆さまに…ってそれは置いといて。ほら、下に居る点々が見えるでしょ?あれ、みーんな男だからさ。』  アキラが指の角度を傾けるのに伴ってアカリの視界がぐるりと回転していく。  目を回さないことに必死なアカリだったが”見慣れた高さ”から見下ろしたテーブルの上には、確かに無数の小さな点々が動くこともないまま散らばっているのが見えた。 アキラ『言わなくてもわかると思うけどアカリちゃんが見てたあの動画。あーゆーのってやっぱり見るのは男ばっかりでしょ?だから釣れるのもほとんど男だけってわけ。』 アカリ「…で、でも、興味本位で見ちゃう子とか…あ!わ、私も実は…」 アキラ『あはは!恥ずかしいのはわかるけど嘘ついてもだーめ。無関係な人は呼ばないようにその辺はきちんとしてあるから。あの動画を見てこーふんしちゃった人しか来てないはずだよ?』 アカリ「うっ…」 アキラ『でも、そっかー。ふーん…?見た感じ綺麗なお姉さんなのに…ああいうの、好きなんだ?』  アカリが明らかに自分より年上であることを理解しながらもニヤニヤとした笑みを隠さないままタメ口で言葉責めを始めるアキラ。  勝ち目がないとわかりつつも僅かな理性とプライドの働きで口を噤んだアカリだったが、毎日のように夢見ていたシチュエーションに興奮を抑えきれずバクバクと加速していく鼓動によってアキラにはバレバレだった。 アキラ『ふふ。喜んでくれてるみたいだし、女の子は帰してあげようかと思ったけど必要なさそうだね。ね、アカリちゃん?それともお姉さんって呼んだほうが良いかな?』 アカリ「………アカリちゃんで…大丈夫…です…」 アキラ『可愛い♪それじゃ、他のみんなも含めて、これから始まる楽しいゲームの説明をするね。』 [newpage]  アキラが語ったその内容…第1ゲームが○×クイズだと聞いた瞬間、そこにいたほぼすべてが趣旨を察し、あるものは歓喜しあるものは絶望する。  相変わらず理解が早くて助かるよと屈託なく笑うアキラだったが、徐々に冷静さを取り戻したアカリの心の中では興奮よりも恐怖心が大きく凌駕していた。 アカリ「わ、私…まだ、死にたくない…」 アキラ『あ、もし参加したくない人とか居たらこっち集まってね。先着10人くらいで。』 アカリ「!」  その言葉の意味を理解すると同時に走り出そうとしたアカリだったが、こっちと指差されたのは集団の反対側のさらに奥の方だった。  3桁をゆうに超える集団のうち半数近くが走り出している現状では、女性の中でも運動が得意な方ではない彼女にとって間に合うことは到底不可能と言える。 アキラ『8、9、10。はい、ここまでー。』 男「や、やったぜ…!」 男「妄想はいいけど、実際に潰されるのは勘弁だよな…」  アキラが左手を下ろして仕切った先の空間には集団の外側近くに居た10人の男たちが到着していた。  ギリギリ間に合わなかった者たちがその先から聞こえる歓喜の声に絶望しながら目の前の壁を見上げていると、だらしなく口を開いたアキラがその空間に向かって顔を近付けていく。 アキラ『いたらきまーふ。んぁー…』 男「う、嘘だろ!く、来るなっ!」 男「そんな!騙し、やめっ…」  唾液でトロトロになった舌をテーブルの端付近に垂らしたアキラは、目の前で必死に逃げている小人たちの方に向かってゆっくりと舐めあげていく。  思い出したかのようにふふっと笑ったアキラが左手を持ち上げたことで、他の小人たちは自分たちと同じような存在が硬い地面と巨大な赤い怪物の間であっけなくミンチに変えられていく惨状を見せつけられてしまう。 アキラ『…ん、ごちそーさま。やっぱり人間ってマズいなぁ。ま、鉄分補給だと思えばいいよね。女の子には大事だし~。』 アカリ「そん、なっ…人間を、食べ、ちゃった…」 アキラ『詳しいみんななら言わなくてもわかってたとは思うけど、この状況でゲームに不参加ってのはつまりこういうことだよね。さて、アカリちゃん。』 アカリ「ひゃ、ひゃい!?」  赤みの混じった唾液を拭いながらのアキラからの名指しの呼びかけにアカリは思わず噛みそうになりながらも元気よく返事する。  逃げたくても逃げられずピンと硬直したその姿に思わず笑みをこぼしたアキラだったが、今しがた多くの命を奪ったばかりのその笑顔がグングン近づいてくることにアカリの恐怖心は限界を越えそうになっていた。 アキラ『女の子なら…どうなのかな。案外、甘くて柔らかくて、美味しかったりするかな?』 アカリ「ワ、ワタシ、タベテモ、オイシク、ナイ、アルヨ!」 アキラ『あはっ!何それ変なのー。』 アカリ「人間が、美味しい訳、ないです、よっ!」 アキラ『うーん、私、女の子は食べたことないから試してみないとわからないよね。ほら、優しくしてあげるから、おいで?』  テーブルの上アカリの近くに顎を乗せたアキラが開いた口から舌を伸ばすと、その先端からは唾液が滝のように零れ落ちていく。  先ほど舐め取られた小人たちなどまるで存在しなかったかのように透明なその液体は、甘い蜜のように芳醇な香りで周囲の者たちを呼び集めていた。 男「現役JKの唾液…どうせ死ぬなら…あれを吸ってから…」 男「お、俺は喰われフェチなんだ!踏み潰される前にあそこに飛び込んでやる!」 アカリ「うわぁ…」 アキラ『アカリひゃーん。おいへー。』 アカリ「わ、私はけっこう、ですっ!」 アキラ『…んふ♪』  呼びかけられたアカリが逃げ出したことでアキラも追いかけるようにその後ろを舐めあげていく。  周囲に集まっていた他の男たちが各々の本懐を遂げ散っていくことに興味を示さないアキラの元、先ほどと同じように、ただ速度だけは遥かにゆっくりと惨劇が繰り返されていた。 アキラ『アカリひゃーん。』 アカリ「ゲーム!ゲーム、しましょう!」 アキラ『…んぺ。そう?アカリちゃんがそんなに言うなら。それじゃ、残ったみんなで○×クイズやっちゃおー♪』 [newpage] アキラ『さて、ルールは簡単だよ。私が出した問いに対して、○だと思ったら右足側の円に、×だと思ったら左足側の円に移動してね。制限時間は15秒くらいあげるけどわざわざカウントするのも面倒だからテキパキ動くこと。どちらかの円内にも入ってない人はうちの子の餌にしちゃうからね~。』  テーブルから床の上に移動させられた小人たちが恐る恐る見上げるなか、ベッドに後ろ手をついて腰かけたアキラは足元を見ることもなく両の素足をペタペタと弄んでいる。  大勢が居る方に流れたりしないようにという理由で他の参加者を認識できなくする魔法をかけられた小人たちは、ビルよりも巨大な足が打ち付けられるたびに伝わって来る振動と風圧に耐えながらもみな同じように震えあがっていた。 アキラ『それでは早速第1問!デデン!私のことをイヤラシイ目で見ている。○か×か。さあ、みんなはどっちかな~♪』 アカリ「(うっ…いきなり答えづらい上に正解とかないからあっちの気持ち次第なやつだし…でも、こういうのは正直に…!)」  そう覚悟を決めたアカリは決して遠い訳ではない右足側の円に向かって全速力で走り出す。  カウントされない時間制限などアキラの意志一つでたやすく誤魔化されてしまうと警戒した他の参加者たちも同じように走った結果、数秒後には9:1の割合で○を示す右足側に多く集まる結果となった。 アキラ『お、みんな素直に移動してくれたみたいだから終了~。投票結果はこんな感じだよっ。』 アカリ「(あっ、やっぱりみんなこっちなんだ…ってそりゃそうだよね。×を選んだ人たちの気持ちもわかるけど…)」  かけられた認識阻害魔法が解除されると同時に周囲の人数を確認してざわめき出す小人たちをアキラが咎めることはなかった。  そうして少しばかり様子を見ていたがゆえか、少数派となってしまった×勢の中からポツポツと弁明の声が上がり出す。 男「ち、違うんです!私は、シチュに萌えるだけであなた様を変な目で見ようなどと畏れ多いことはないというだけで!」 男「俺だってそうだ!あんなヘンタイたちとは一緒にしないでくれ!」 アキラ『まだどっちが正解とは言ってないんだけどな~?ということで正解発表するよ。正解はー…』 アカリ「…えっ!?ま、待って!嘘でしょ!?」  爪先の方からゆっくり持ち上がった右足が踵を床に付けたまま○エリアの真上に向かって移動していく。  すると汚れ一つない綺麗な足裏が天井代わりに自分たちを覆い尽くそうとしている恐怖に耐え切れず、一部の参加者は円から外に向かって走り出してしまう。 アキラ『○でしたー!ぺたーん♪』  すっかり油断しきっていた×側の数十人はぺたんと下ろされたアキラの左足によって全員があっけなく踏み潰されてしまう。  アカリを始めとして○側に居た大多数は今にも踏み潰されそうな恐怖で縮こまっていたためその惨劇を見ることはなかったが、逃げ出した数人は人間が一瞬でぐちゃりと肉片に変わる瞬間を見せつけられたことで腰を抜かしていた。 アキラ『こーふんしたから呼ばれたんだよって教えてあげたんだからサービス問題だったのにね。というか、べちゃべちゃして気持ち悪いなぁ。あ、そこの逃げ出した君たち。バカだねぇ、命を粗末にしちゃって。』 男「ち、ちが!これはつい…」 男「…正解だったなら、も、戻ってもいいですか…?」 アキラ『ダメに決まってるでしょ。でも、助かりたかったらこっち来て。』  こっちと言いながらアキラが指差したのは床から僅かに持ち上げられた左足だった。  もはや人間の形を探すことさえ難しい赤黒い何かがニチャァと嫌な音を立てながら糸を引いていく光景に、震えながらも助かりたい一心の彼らは触れられるほどの距離にまで移動する。 アキラ『優しい私からの救済策だよ。制限時間30秒の間に反対側まで抜けられたら成功、間に合わなかったら…ふふっ、わかるよね?それじゃみんな、準備はいいかな?よーい…どんっ!』  器用にも床から数mmだけ持ち上げた位置で静止している左足の下には2cm弱の小人でさえ立って走れるほどの高さはなく、そこに集まった者たちは慣れない匍匐前進で必死に動き始める。  その狭い空間はぐちゃぐちゃになった肉片と現役JKの足の臭いが混ざり合う強烈な異臭に支配されており、涙を流しながら進む小人たちは新鮮な空気が断たれた酸欠で意識が朦朧としていく。 アキラ『15秒経過~。まだ誰も半分すら到達してないみたいだねー?ふふっ、今回も成功者は0かな。』  そうして無慈悲なカウントダウンが始まる中、希望をなくした者たちは次々と力を失い進むのを止めてしまう。  せめて最後は欲望に正直になろうとしたのか何人かが下半身の衣服を脱ぎだした瞬間、そこに居る者全員を押さえつけるかのように左足に力が込められた。 アキラ『あ、そうそう。いくら大好きなシチュエーションだからって、勝手に気持ち良くなろうとするのは禁止ね?きちんと勝ち残ればご褒美あ・げ・る・か・ら♪』  絶妙な力加減で押さえつけられた小人たちは、ミシミシという軋み音が聞こえるほどの全身にかかる圧力に悲鳴を上げていた。  しかし、それもまた思い出したかのように再開されたカウントが30に到達したと同時に一気に強くなり、グチャリという音と共に不正解者と同じ末路を辿る。 アキラ『さて、思ったより長くなっちゃったけど第1問でしたー。ひとまず足と床を拭いちゃうからみんなは真ん中に戻ってね。』  ☆ ☆ ☆ アキラ『うーん、けっこう減ってきたから次でラストかな?さて、最終の第5問!デデン!もっと私とゲームで遊びたい。○か×か。さあさあ、運命の分かれ道だよ~♪』 アカリ「(はぁっ…はぁっ…なんとか、生き残れたのに、こんなの、ありっ!?…もうやけくそっ!)」  生き残りをかけた最後の選択に祈りを込めて走り出す小人たちの姿をアキラは興味深そうに眺めていた。  すでに100人ほどにまで減っている集団のほとんどは、これまでの出題傾向から当然のように○を意味する右足側に集まっていく。 アキラ『はい、終了~。結果はー…わー、みんなまだ遊びたいんだね、嬉しいなっ♪さて、正解はー…』 アカリ「(…………お願いっ……!)」  ○×の両方の真上に翳されていく足裏にもはや動じる者は居なかった。  その瞬間を待ちわびているかのようにくねくねと動く足指という巨大怪物が小人たちのすぐ真上で静止すると、ニヤリと笑ったアキラが口を開く。 アキラ『とーぜん、○だよねっ♪』 アカリ「……あは…終わっ…た…ふふ…でも、まぁ…念願の、死に方…かなっ…?」  遠くから聞こえてくる大勢の歓喜の声をまるで違う世界のようだと感じながら、自分の気持ちに正直に×を選んだアカリは絶望と希望が入り混じった複雑な表情でその足裏を見上げる。  そんなアカリが名前で呼んでくれたアキラに対して最後に一言だけ感謝の言葉を伝えたいなと思った次の瞬間には、アカリの数十倍もの大きさを誇る巨大な足裏がすぐそこまで迫ってきていた。 アキラ『ぺたーん♪』 続


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