【1,604字】リラクゼーション用足踏みサロンのお話
Added 2021-03-17 15:00:00 +0000 UTC※このお話には残酷な表現が含まれています。 [newpage] 広い宇宙の片隅にあるとある惑星で流行っている『足踏みサロン』の第一号店。 予約が取れないことで有名なそんな人気店に今日もまた一人の客がやってきた。 「いらっしゃいませ。当店は初めてですか?」 「あ、はい。そうです。」 仕事で溜まったストレス発散に最適と友人に勧められてやってきた彼女は親切な店員から一通りの説明を受ける。 そうして案内されるがまま個室に入って高級そうなマッサージチェアに腰かけると、別の店員が何やら大きな箱を持って来て足元へ置きすぐさま立ち去った。 「こちら、地球産の雌、未成熟体でございます。」 「わぁ…本当に小さいんですね。見た目は私たちとおんなじ感じなのに…」 「はい。大きさはおよそ我々の20分の1ほど。下等ではありますが知性もございます。」 「へぇ…」 箱の中いっぱいに詰められていたのは”地球”という惑星で採取され連れて来られた女の子たち。 人種や国籍も異なる下は13歳から上は19歳まで幅広い年頃の少女たちは、自分たちを見下ろしている巨大な女性を恐怖に染まった表情で見上げていた。 「では、どうぞ足をお入れください。」 「え、入れて大丈夫なんですか?その、噛んだりとか…」 「もちろん安全は保証いたします。もし暴れられたりした場合は軽く揺すって頂ければ大人しくなるかと。」 「なるほど…じゃあ、失礼して…っと…」 そう言って彼女は右足をブーツから引き抜くと、おそるおそるその箱の中へ向かって下ろしていく。 幅およそ2m長さおよそ5mというその巨大な物体は避ける隙間もないすし詰め状態の少女たちの上に圧し掛かり、特に力を込めずとも重さ数tという自重だけで少女たちの華奢な身体をベキベキと押し潰してしまう。 「あっ。思ったより柔らかいんですね。」 「そうですね。地球産の特徴としては身体構造が非常に脆弱な点があげられます。中でも雌はほとんど筋肉が付いていないのでお子さまでも簡単に踏みほぐして頂けるんですよ。」 「ホントだ。指で挟むだけで簡単に千切れちゃう。」 少女たちにとって一切の逃げ場がない狭い箱の中、我が物顔で動き回る巨大な素足は彼女たちを壁へ押し付けたり足指で握り込んだりとやりたい放題だった。 ただ足がぶつかっただけで四肢があらぬ方向へ折れ曲がってしまうほど儚い彼女たちは、圧倒的な暴力によって果実よりもあっけなくブチュブチュと潰れ弾け飛んでいく。 「あれ?もう動いてるの居ない?」 「そうですね…お試し用の100匹コースですと大体のお客様はこれくらいで消費されてしまいます。」 「うーん、どうしよう。まだ物足りないんですよねー。」 そう言いながら無造作に足を上下させれば、その巨大な足が少女たちの亡骸の山を踏みしだき圧縮することで赤黒い液体が染み出していた。 ほんの十数秒前まで確かに存在したはずの彼女たちは、今では生き物だったことさえ判別不能な物体となって深い沼に浮かんでいる。 「多少踏みごたえもありお値段も半分となる雄もご用意がございますが。」 「んー…雄に足触られるのはちょっと…」 「そう言われるお客様も多いんですよ。ですのでお安くご提供できるんです。」 「なるほど。やっぱり雌かなぁ。今のと同じのください。次はもう少しゆっくり堪能してみます。」 「かしこまりました。」 こうして、すっかりハマってしまった彼女はたっぷりと時間をかけ合計300匹を消費すると、満足そうにツヤツヤした表情で店を去っていく。 20年に満たない短い生涯をたった一人の女性のストレス発散ためだけに奪われた不運な少女たちを、故郷に居る家族はその凄惨な末路を知ることもないまま何年も探し続けるのだった。 完