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もんてすきゅー
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【4,606字】腋チラする夏服JKのブラウスの袖の中に飛び込むお話

※このお話には少しだけ過激な表現が含まれています。 [newpage] 「失礼しまーす。」  とある女子校の旧校舎棟、ほとんど使われていないさびれた建物の一室にある科学準備室。  そんな、普通の生徒たちなら近付かないであろうこの場所に、彼女はやってきた。 「先輩が急ぎの用だって言うから夏休みなのに走ってきたんですけどー。どこに居るんですかー。」  今年、中等部から高等部へと進学してきた、学校一の美少女と名高い彼女。  半袖ブラウスの第二ボタンまでを外し、パタパタと手うちわで扇ぐ姿は暑さを物語っている。 『私はここよー!来てくれてありがとー!』 「…まーた、小っちゃくなってるし。」  彼女がジト目で見下ろした先、黒塗りの机の上では、白衣を纏った人形のような少女がぴょんぴょんと飛び跳ねている。  2人っきりの先端科学同好会に所属する先輩は、自身の発明品を使い40分の1の小人サイズになっているのだった。 『今日、貴女に来てもらったのは他でもないわ!』 「はいはい。どーせまたくっだらないことですよねー。」  不満げに両手を腰にあて、グイっと前屈みになって先輩のすぐそばに顔を近寄せ、ギロリと睨みつける。  いくら絶世の美少女とはいえ、自分自身よりも巨大な顔に至近距離で見下ろされた迫力は、先輩を少しだけたじろがせた。 『そ、そんなこと…ないわよっ…!』 「じゃあなんです?返答によってはこのまま叩き潰しちゃいますけど。」 『怖いこと言わないで!?』 「あはは。じょーだんですよー。」  一切笑っていない目でそんなことを言われて、背中を冷たい物が流れ落ちるのを感じる先輩。  少しだけ逡巡した後、勇気を振り絞って声をあげた。 『きょ、今日はね…貴女にポニーテールになって欲しいなぁ…って。」 「……ん?」  思いもよらぬ返答に、こてん、と小首をかしげる。  少しだけ内容を噛み砕いて、その内容が思いのほか普通だったことを理解した。 『ポニーテール!髪型の!その綺麗で長い髪をゴムでまとめて!』 「意味はわかってます。確かに今日は暑いですし走って来て汗かいたので、ポニテ自体は全然良いんですけど…なんで?」 『えっ。だ、だって、可愛いじゃない?ポニーテールさいつよ髪型じゃない??』 「…まぁ、よくわかんないですけど。ゴムはあるんですか?」 『あ、うん。あっちのカバンの中に…』 「りょーかい。」  先輩が自分より後方に置かれた元のサイズのカバンを指差すと、後輩はそのままカバンに向かって腕を伸ばしていく。  机の反対側に回り込んでくれるものと思い込んでいた先輩は、顔を真っ青にして走り出した。 『ちょ、ちょ、ちょっとぉお!?』 「んー…届かんんー…」 『ひぃぃぃぃ!?』  身体を前に傾け、机の反対側にまで必死に手を伸ばす後輩の、平均より二回り以上も大きな胸部が机へと迫っていく。  咄嗟に走り出していた判断が功を奏し、パツパツに張りつめたブラウスが机に引っ付く際、ギリギリで巻き込まれずに済んだ。 『はぁ、はぁっ…き、気を付けて!貴女の胸でぷちゅって押し潰されちゃうところだったわよ!?』 「ちっ…間に合っちゃいましたか。」 『え、わざとなの!?ねえ、わざとだったの!?』 「当たり前じゃないですかー。そもそもわたしゴム持ってますし。」 『だったらどうして…!』 「先輩が喜ぶかなーって。図星でしょ?」 『っ!』  ニヤリと勝ち誇った笑みを浮かべられ、ビクンと跳ねた先輩は言葉を返せない。  その反応に満足したのか、ご機嫌になった後輩は背筋を伸ばして髪をまとめ上げ始める。 「普通にポニテにするだけでいいんですかー。」 『あ、あ、ゆっくり、で…お願い、します…』 「ん。先輩ってほんとわたしのこと大好きですよねー。」  本来であれば十数秒もあれば終わる髪結いを、後輩は限りなく丁寧に時間をかけていた。  その際、髪を持ち上げるように後頭部に両腕を伸ばしたことで、腕にかいていた大量の汗が重力に従い肩に向けて流れていく。 『あ!そ、そこでちょっとストップ!!』 「…ん?なんでです?」 『い、いいから!』 「はぁ…変態。」  短い罵倒の言葉とともにまたしても先輩をジト目で睨む後輩は、それでいて素直に動きは止めてあげる。  日頃から男女を問わず数多の視線を浴び慣れている彼女は、どのようなポーズが人の歓心を集めるのかをなんとなく理解していた。 『だめ、美しすぎる…神様が創った最高芸術だわ…』 「…」  甘い溜め息をつきながらキラキラとした表情で見上げてくる先輩を、後輩は胡乱な表情のまま黙って見下ろしていた。  見上げる構図に満足したのか、ジェットパックのような装置を取り出した先輩は空中に跳び上がると、ふわふわと後輩の腕に沿うように飛んでいく。 『…ごくり。』  滴る汗が行きつく先、半袖のブラウスからは手入れの行き届いた腋が覗いている。  普段はなかなか目にすることが出来ないその禁則地は、若さと暑さを象徴するようにキラキラと眩い光を放っていた。 「…もしかしなくても、ポニテは口実で、ただ腋チラ見たかっただけ…?」 『ち、違っ…!ポニーテールが好きなのも見たいのも本当よ!』 「ふぅん…でも、ストップかけたのは?」 『…腋チラ目当てです…』 「正直でよろしい。」  後輩も特段嫌がっているわけではないのか、先輩がふらふらと腕に沿って腋へ近付いていくのを止める様子もない。  それを許しだと解釈した先輩は、そのままブラウスの右袖の中へと突入する。 『お邪魔します!』 「え、ちょっ…」  困惑する後輩を置いてけぼりにして、袖の部分に入り込んだ先輩は邪魔になった装置を外へ向かって放り捨てた。  袖の中、腕の下をもぞもぞと蠢く不快な痒みに、後輩は苛立ちを隠せない。 「先輩。マジで潰しますよ。」 『ぴぃ!?や、やめてっ!?』  顔の見えない後輩の冷たい声にビクンと反応しながらも、先輩は狭い袖の中を進み続ける。  そこは未だ沸き出し続ける汗と制汗剤の匂いが混じり合う、高温多湿の過酷な空間だった。 『うぅ…想像してたみたいに爽やかじゃない…めっちゃキツいぃぃ…』 「先輩、ホントサイテー。そんなこと言いながら止まんないし。はぁ…そーゆーとこ、いっそ尊敬しちゃいます。」 『ありがと!』 「…褒めてません。」  それでも後輩が腕を下ろすことはなく、先輩はついにキラキラと煌めく腋にまで辿り着く。  そしてそのままブラウスと身体との間にある断崖絶壁のような溝へ身を乗り出すと、汗が染み出している場所にそっと舌を這わせた。 『れろ…』 「……ん?」  先輩はまるでペットが水飲みをするかのようにぺろぺろと舌を伸ばして汗を舐め取っていく。  命懸けで無我夢中なその行為も、後輩には感触として感じられるほどのものではなく、先輩が静かになったことに首をかしげていた。 『ぴちゅっ…んっ…じゅる、じゅるるっ…』 「…………んんん??」  それでも、先輩が腋汗と唾液を混ぜ合わせながらべろべろと舐めまわしているのを、さすがの後輩も不審に思い始める。  フリーになっている左腕だけポーズを解除してポケットから手鏡を取り出すと、右腋の中で起こっている様子を覗き見てしまう。 「えっ、うわ、先輩…?」 『!?』  鏡越しにバッチリ目が合って、カチンと固まる。  その瞳にハッキリと”軽蔑”の色を見てとった先輩は、全身が急激に冷えていくのを感じていた。 「…先輩。短い間でしたけど、お世話になりましたー。」 『え、えっ!?』 「最期だからサービスですよー。わたしってばやっさしー。」 『はぅぐっ!?』  持ち上げた右腕はそのままに、左手の指先でブラウスの腋の部分を下から上に押さえつける。  そこに居た先輩は自分と同じほどもある人差し指の強大な力によって、全身を腋に押し付けられてしまった。 「んんっ…くすぐったい…ほら、好きなだけぺろぺろしてくださーい。」 『ぐふっ!?つ、潰れ、潰れちゃうっ…!!』  その力を徐々に強めながら、先輩の身体をゴシゴシと上下左右に動かし始める。  美少女の生汗滴る腋という淫靡なその場所が、非力な先輩の全身を圧迫し、痛めつけていく。 「はぁ。そろそろ腕疲れちゃいました。」 『もごぉ!?』  左手で先輩を押さえつけたまま、右腕をゆっくりと下ろしていく。  折りたたまれていく腋の間、身動きの取れない先輩は囚われの身となってしまった。 「JKの腋サンドイッチですよー。嬉しいですよねー。変態。」 『むぐぅーー!!』  全身を凄まじい力で圧迫された先輩は、微かに許された動きで必死に酸素を取り込もうとする。  とめどなく溢れる腋汗によって作り出された気温35℃湿度90%という空間は、無力な小人の生命力を奪い尽くしていく。 「改めて…小っちゃ。どこまで耐えられますかねー。」 『ぐっ…ふっ……!』  後輩が容赦なく腋を締めていくことで、そこに挟まれた先輩の華奢な身体が軋み音をあげる。  数cm足らずの小人では女子高生の腋にすら太刀打ちできず、細い手足は変な方向に折れ曲がり始めていた。 「あは。警報鳴ってるし。わたしは腕閉じてるだけですよー?」 『~~~!!』  先輩に命の危機が迫っていることを示すアラートを無視して、後輩は腋を締め続ける。  全身を襲う激痛に呻く先輩には美少女の腋を堪能する余裕などあるはずもなく、クスクスと笑う後輩の声もただただ恐怖にしか感じない。 「ん、そろそろ限界かなー?先輩、さよーならー。」  調子に乗り過ぎたことを後悔してももう遅く、腋による圧迫によって手足がベキバキと折れていく。  痛みが限界点を突破した先輩は、後輩の冷たい声を遠くに聞きながらそっと意識を手放したのだった。 [newpage] 『ん~♪すりすり~♪ぺろぺろ~♪』 「…キモ。」  ドン引きする気持ちを隠さないまま、後輩は鏡越しに自分の右腕の腋を凝視している。  そこに居る先輩は、元気いっぱいに後輩の腋汗を舐め取っていた。 「あんなお仕置きされて、よく懲りないですねー。」 『…じゅる。当然よ!科学者の探求心は不滅なの!』 「性欲の間違いでは?…ホントに潰しちゃおっかなー。」 『ひっ!痛いのはやめてー!?』 「…はぁ。」  そう言いながらも舐めることを止めない先輩に対して、後輩からは無力感溢れる溜め息が漏れ出るばかり。  どうせ意味がないかもと思いながらも腋へ向かって伸ばされていく左手が、先輩の言葉によってピタリと止まる。 『あ、それと。言い忘れてたけど、その髪型すっごく似合ってる!可愛いわ!』 「……………ばか。」  小さく呟きぷいっとそっぽを向く後輩の頬が薄っすらと赤く染まる。  その背中には、ポニーテールが揺れていた。 完


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