時間無制限完全決着トーナメント。
その一回戦で相まみえた2人。
銀髪エクステは地下キャットファイト序列二位の実力者。
現在26歳で主な収入源は地下でのファイトマネー。
過酷なルールが多い地下の闘技場だが中でも彼女は徹底的に相手を壊すことで有名で相手が降参しても身体を破壊するか失神するまで決して離すことはない。。
対するリオは26歳、同い年ながら保育士として働いているごく普通の女性。
ではなかった。。職場の同僚と日々潰し合い、競い合う。
彼女もまたキャットファイターだった。
そんな両者がトーナメントで雌雄を決することとなった。
結果は多くの予想を裏切るものとなる。。
地下キャットファイト二位の銀髪エクステが保育士リオに敗北したのである。
試合内容は成人女性同士ということもあり徹底的に相手を壊すつもりの攻撃の応酬で中盤銀髪エクステの打撃のラッシュでリオが流血する場面もあったが、最終的にはリオのフェイスシットが完全に決まり失神という銀髪エクステからすれば屈辱的な幕引きとなった。。
数週間後。
銀髪エクステの強い要望で地下闘技場でリオとのリマッチが組まれた。
リオはこれを快諾したが、銀髪エクステが負けた場合は二位の座を退くことを条件とした。
試合前、リング中央で睨みあう両者。
「そんなにまた落とされたいんですか?次私に負けたらここでの地位も失いますけど…」
「一度勝ったくらいで調子に乗りすぎじゃないかしら?今日無様な姿を晒すのは貴女の方よ…」
試合前から一触即発の両者。お互いの息がかかるほど近づき睨みあう。
「「絶対殺す」」
試合開始とともに激しいビンタ合戦が繰り広げられる。
次は腹の殴り合い。 一切の手加減もしない本気のパンチ。
両者全く引かないため一生続くかと思われた闘いだったがついに均衡が崩れる。
「あぁ・・っ」
リオの腹に銀髪エクステの蹴りがクリーンヒットし倒れこんでしまう。
銀髪エクステはその隙を逃さない。背後に回り込みチョークスリーパーが極まる。
まさに蛇に捕食される獲物の図だった。
「降参は聞かないわよ」
「す・・・する訳ないでしょ・・あぁッ・・」
暫く耐えていたリオだったがトーナメントでの銀髪エクステと同じように無様に失神してしまうのだった。。
試合後のリングで目を覚ますリオ。
「負けた…っ」
悔し涙を流し自分が負けたことを認識する。
「ようやく目が覚めたのね先生…」
銀髪エクステが不敵な笑みを浮かべながら現れる。
「ここは地下のリング。敗者はどうなるか。。わかっているわよね?」
「…!や…やめ…!」
負けたものに拒否権はなく勝者による蹂躙が続き敗者の泣け叫ぶ声が地下にこだました…
アレン・デッカー
2022-09-09 06:31:46 +0000 UTC