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宝多六花ちゃんの乳首舐め手コキなんかで不本意なほどあっさりイかされたくな……うっ♡その本気のやつやめっ♡《13,000文字》

「ねえ、これ隠し撮りじゃないの?」 「っ、ぁ、ごめん…でも、自分で撮ったわけじゃなくって」 「自分で撮ってなくても、こういうの普通に最低なんだけど」 「うっ……ごめん」  聞いたことがないくらいの冷めた声色。等身大の女子高生の剥き身な言葉に胸を穿たれ、返す言葉が出てこない。俺のスマホを検めている六花ちゃんの隣に座っている気分は今、まるで死刑宣告を待つ囚人のよう。スマホなんてのはただでさえ個人情報の塊であるけれど、恋人なぞいたこともない男のそれなんて、この世で最もさもしいものだ。保存されているのはネットで拾ってきたエロ画像ばかり。しかもその殆どが、駅の構内やエレベーターの背後からこっそりスカートの中を写したいわゆる盗撮画像が占めている。高校の名が入ったスクールバッグや身につけている私物の妙な生々しさから、これがアダルトビデオ由来のものではなく、法に抵触する隠し撮りであることを察しのいい六花ちゃんは気づいてしまったようだ。  今どきネット上では珍しくもないものだから気が緩んでいたけれど、被害者にされる思春期の女の子側にとってこういう類の性被害は許しがたいものにちがいない。言葉数少ないやり取りと、不必要に喋ってはくれない居た堪れない沈黙がその怒りのほどを物語っており、スクロールする指先に不機嫌さが滲み出ている気がする。いい大人の画像フォルダが隅から隅までこんなものばかりで埋め尽くされていて信じられない、と罵られている気分。彼女のスマホはきっと試着した洋服の自撮りや、おしゃれなカフェのスイーツ、あるいは友人たちとの煌びやかな青春を切り取った写真で溢れかえっている。そんな齢十五歳の少女からしてみれば、スマホの中身が姑息な盗撮画像ばかりだなんて、男の醜悪な本性を嫌悪して当然だ。  ささやかに歩み寄ってきた何にも代えがたい六花ちゃんとの関係が、今まさにガラガラと音を立てて崩れようとしている。もしかしたらこれを機に、この不確かでか細く見える繋がりも切られてしまうかもしれない。最悪の想像が頭の中をぐるぐるまわって息をうまく吸えない、そんな数分間だった。やがてスクロールバーが上まで登りきったところで、ようやく六花ちゃんが口を開く。 「消して、全部」 「わ、わかったっ……」  とにかく言う通りにしようと思った。四桁枚にものぼるお宝画像の山でも、天秤の反対側にかけられたのが六花ちゃんとの関係ならば、迷う余地なんて欠片もない。ファイルごと選択して消す。復元できないように“ゴミ箱”からも念入りに。  まっさらになった画面を見せると、六花ちゃんは何も言わずにベッドから立ち上がりそのままバスルームのほうへ消えていってしまった。我に返ったのは、扉の向こうに背中が消えるのを見送ってからだ。遅れて、行動の意味を咀嚼する。 「う、ぁ……六花ちゃん、まってっ……」  拒絶されたのだ。年甲斐もなく恋煩いを募らせていた相手から、最悪な形で。一拍遅れてやってくる、心臓に穴が空いたかと思うぐらいの痛烈な痛み。何ぶん俺というやつは今までの人生で恋愛感情が芽生えるほど、女の子とまともな接点を持ったことがないまま、成人を迎えたどうしようもない人間だ。とうに過ぎ去った青春時代にやり残した恋愛やセックスへの憧れ。その憧れの欠片を今なお、諦めきれずに拾い集めてしまっている。六花ちゃんはそんな俺の隣に一緒になってしゃがみこんでくれた。嬉しかった、なんて一時の感傷では事足りない。救われたのだ、俺は。救われている、今でも。二週間に一回、会える時間が生きる活力なんだ。  もし絶縁を告げられてしまったら――ダメだ、考えてはいけない。想像しただけで目頭に熱いものが込み上がってくる。  帰り支度を整えている間に、なんとしても引き止めるための真摯な謝罪の口上を考えないと。  ――もうそういうの、見ないって約束する。  ――二度と盗撮で興奮しないようにする。  ――卑怯な大人やめられるように頑張る。  どれだけ頭を捻っても思いつくセリフは陳腐で口だけのものに聞こえる。焦燥感が思考を鈍らせる。妙案が全然思いつかない。そうしてああでもないこうでもないと唸っているうちに、時間だけが無為に過ぎてゆく。スマホの検閲中はまるで足を止めたかのようだったくせに、今は時計の針が恐ろしいほどせっかちに歩みを進めている。  やがて、バスルームの戸が開いてしまった。頭が真っ白になって反射的にベッドを立ち上がる。 「六花ちゃんっ……その……」  ぱちり、と一瞬だけ視線が合ったが、すぐに顔を背けられてしまった。態度は嫌悪からくる故意の無視そのもの。しかしさっきまで不機嫌そうだった仏頂面が、なぜだか不自然に赤らんでいる。見覚えがある表情だった。以前リュックに引っかかって、スカートがめくれているのを指摘した時もまさしく今みたいな感じだった。  ソファの鞄から取り出した大小ふたつのボトルを手に、六花ちゃんがベッドに戻ってくる。 「なんで立ってるのさ」 「あ……うん」 「手、出して」 「えっ……うん」 「利き手だけ、器みたいに」  促されるままに手のひらを出すと、ボトルの中身をひっくり返された。ひとつはいつだったか、深夜のド○キで一緒に買ったローションのボトル。500ミリの特大サイズだったのにもう殆ど中身が残っていない。“いつもの一回分のプレイ”にはやや多い量を使いきってしまった。続くもう一本は見たこと無いやつ。ただローションのボトルよりもずっと小瓶で、使った形跡もある。  キャップが開くと、シトラス系のフレグランスが漂ってきた。 「あっ、これ六花ちゃんの匂い……」 「……私、香水はつけないから。化粧水」  こんもりのローションと化粧水を俺の手のひらで人差し指で混ぜてゆく六花ちゃん。耳元で囁いてもらう時は、必然的に彼女の首筋や髪の内側が鼻先に急接近する体勢になる。その際に吸い込んでいる匂いの正体はこれだ。これが鼻腔を満たすと程なくして気持ちいい射精が訪れる情景反射が刷り込まれてしまっている。年甲斐もなくドキドキしてしまう。 「じゃあ、はい。こっちの手でスマホ持って、そのまま横になって」  何をされようとしているのか聞き返す勇気がない。ただどうやら縁を切られずに済んだらしいというだけで、今は十分だった。言いなりになってベッドに寝そべると、六花ちゃんもまた俺の利き腕の中へ自ら収まるようにしてその身を横たえる。 「スマホ、開けられる?」  不慣れな方の指でえっちらおっちらパスコードを打ち込んでいる間に、バスローブがくつろがされてゆく。上から下まで肌色があらわになると、既に下着はこんもりと膨れ上がっている。 「ふぅん、勃っちゃうんだ?」 「ご、ごめん」 「なんで謝るのさ」 「その、イヤな気持ちにさせてばっかりで」 「まぁ……そうかもね。自分はここ、こんなにしてさ?」  人差し指が下着越しチンポの先に触れる。トントンと軽く小突くように触られると、たちまちテントの先にシミが広がった。粘度の高い透明な液体が肉竿の先で跳ねる六花ちゃんの指とのあいだに、糸のようなアーチをかける。 「わ、なんかカウパー全然きれないんだけど」 「うっ、ぁ……そ、れ、やばっ……♡」  我慢汁の噴出口に蓋をするみたいに指の腹でクリクリと弄られ、悲鳴を我慢しきれない。普段は金玉が満タンになる三日前から自慰行為を控えるのだが、今日は一週間の自主禁欲を課していただけにチンポの感度も段違いだ。 「しつこいなぁ……♡ ねぇ、しつこいって……♡ 童貞さんのカウパーしつこすぎ」  胸板に頬を預けた上目遣いのアングル。自分の容姿に悩みを抱いたことがなさそうな強すぎる女の子から繰り出されるガチ恋接近は反則技だ。異性に対する純粋な耐性のみで背比べをさせられると、年齢差など意味をなさない。去年まで中学生だった女の子に詰られ、心がどんどん気圧されてゆく。 「いつもはこんなんじゃないじゃん。もしかして、濃い精液出せるとこ見せようとしてる?」 「ちがっ……これはオナ禁してたからでっ……」 「嘘。昨日保存してた盗撮画像もあったじゃん」 「っ、や、してないっ、射精、してないよっ……♡」 「……なにそれ」 「寸止めで、やめててっ…ぅ、ぁっ……♡」 「意味わかんないだけど。ちゃんと説明して」 「言うっ、言うっ、から、それ、カリカリやめっ……♡」  未だ雰囲気は不機嫌そのものだけど、それとは裏腹に指遣いは繊細だ。人差し指と中指がチンポの裏筋をこしょこしょと往復して、詳しい返答を急かしてくる。男の本音を炙り出すチンポくすぐりテクに負け、本当は口にしたくなかった内容を告白する。 「盗撮の、お尻っ……六花ちゃんの、だと思い込んでっ、オナニーしてたっ……♡ 射精しないように、寸止めするとっ……♡ 六花ちゃんのこと、頭から離れなくなるからっ……♡ そうやって、会える日、ずっと待っててっ……♡ っ、きもくて、ごめっ……ごめんっ……♡」 「えー、うわ…それは……まじか。予想外すぎて反応に困る」 「ぅ、あ…♡」 「んー……でも、やっぱ、黙ってそういうことされてるのは、ヤダ」 「っ、そう、だよね、ごめんっ……」 「っていうか、ちゃんと言ってくれたらさ」  俺の背中から回された側の手。ローションがついた人差し指の代わりに、薬指が俺の持つスマホを器用に操作しカメラロールを開かせる。するとそこには、見覚えのない画像がかなりの数追加されていた。そのうちの一枚が画面いっぱいに表示される。大きな鏡の前で女の子が、自分のスカートをほんの少しだけ摘み上げている自撮り。胸から下しか写っていないけれど、白いカーディガンに隠れるほど短いスカート丈と、あらわになった真っ白でむちむちした太ももを今更見間違えるはずもない。更に言うなら、背景はやけに見覚えのある――というか、このラブホテルのバスルームだ。 「こうやって……ほら。オカズくらいあげるってば」 「う、ぁっ……♡ 六花ちゃんの、エロ自撮りっ……♡」 「……まだエロくないでしょ」 「エロいってっ、ふ、太ももやばっ……♡」  普通に立っているだけなのに、膝のすぐ上のあたりから太ももがせめぎ合って、一本線の綺麗な溝が深い陰影を作っている。女の子の自称“太い”ではなく、男が見ても“太っ……♡”と呟きたくなる肉感。それを鏡に向かって見せびらかすようにたくし上げているのだ。自分の足がその太ましさで以て、男の劣情を誘うものだと理解しているJKの生足ひけらかし自撮りがエロくないはずがない。 「もー、そればっかりじゃん。他には? ……ぎりぎり攻めたんだけど」 「う、ぁ……パンツっ、ぇ、あ、これって……」 「そう、前選んでくれたやつ」  スカートという緞帳の下とぶっとい太ももの間にちらりと見えるピンク色の三角形。随分と大人びて見える女子高生にしては、あざとすぎるその配色は六花ちゃんの趣味志向ではない。彼女が好む黒や白系のシンプルな色合いの下着は正直似合いすぎていて、ともすれば下着モデルのような大人びたイメージが強くって、童貞を拗らせた俺なんかは少々気後れしてしまう。だから敢えて淡いカラーリングのばかりを勧めてみたのだが、どうやらその勘は間違っていなかったらしい。 「う、ぁっ……ピンク、めっちゃ似合うっ……可愛いっ……♡ あっ、う、ぁ、パンチラたくし上げっ……♡」 「ちょっと見せてるだけじゃん……♡」 「それが、いいんだってばっ……♡ うっ、うぅ……♡ 見せてっ……パンツ全部見せてっ……♡」 「ふふ、スマホにおねだりしてるのウケる。……見たい?」 「見たいっ、見たいっ……♡」 「……ん♡」  指をフリックして、次の画像へ。さっきよりもたくし上げの位置が高いどころか、スカートに入れたカッターシャツの裾まで見えてしまっている。つまりは下着の全容なんて丸見えだ。ピンクを基調に真ん中には真っ赤なリボン、その周りを白のフリルが飾り立てた意匠の、いかにも童貞好きする少女趣味なパンツ。六花ちゃん御用達ブランドの通販ページにあったものだけれど、そういう可愛い系の下着をクールで近寄りがたい女の子が身につけているだなんて尋常じゃないあざとさがある。  今日とて六花ちゃんは学校に行ったはずだ。放課後は青山の目抜き通りを散策していたのかもしれない。座って授業を受けている最中も、スカートを抑えながら階段を登っているあいだも、あるいはまた街中でスナップ写真の被写体に抜かれている時も、ずぅっと俺が選んだこの下着を履いていた。そうして誰にも見せなかった女の子のトップシークレットを今、俺のチンポを悦ばせるためだけに見せびらかしてくれている。ネットで拾ってきた盗撮なんかとはわけが違う。好きな子が俺のために用意して、その日常を費やしてくれたパンチラ画像に興奮するなというほうが無理な話だ。ゆる〜く撫で擦られたままでいるチンポが“これをオカズに射精したい”と踊り狂う。 「フーッ……♡ フーッ……♡ うっ、ぐ、ぅぅッ……♡」 「おちんちんビキビキだね。いいんだ?盗撮じゃなくても」 「ちがっ、六花ちゃんのっ、六花ちゃんのだからっ、いちばん興奮するっ……♡」 「えー、お兄さん嘘つきだし、ちょっと信じるの無理かも」 「嘘じゃないっ、嘘じゃないってばっ……♡」 「ふふっ……♡ どうだか〜……♡」 「どうしたらっ、信じて、くれるのっ……♡」 「んー……そうだねー。じゃあ触ってみなよ、お尻……♡」 「えっ…」 「いいから」  利き手側にローションがべったりついてるのを、六花ちゃんだって知ってるはずだ。それでも堂々とセクハラしていいというので、遠慮なく触らせてもらう。上の側にある尻たぶをまずは手のひらで鷲掴み。俺はついつい六花ちゃんの太ももにばかり惹かれて忘れてしまうけれど、身体の構造上は尻が足に支えられているのだから、常識的に考えて尻のボリュームが太ももに劣るはずがない。  掴むというより、沈むと表現したほうが近いかもしれない。成人男性の手のひらでも覆いきれないほどのでかケツが指の間からむにゅぅっ♡とワガママにはみ出てくる。怒られるのが目に見えているから絶対口に出せないが、このケツの重量感には触らせてもらうたびに圧倒されてしまう。手に吸い付くような柔肌を揉みしだき、ほんのり汗で蒸れた下着ごと手前勝手にぬるぬるを塗り拡げてゆく。 「っ、ふふ……♡ 触り方、やらしすぎ……♡ やっぱり痴漢とかやってる?」 「してないっ、してないよッ……♡ 六花ちゃんだけっ……六花ちゃんだけっ……♡ 好きな子のお尻だからっ……♡」 「へぇー……? 他の女の子のお尻をこれと勘違いしといてよく言うじゃん♡」 「うぐっ……♡」 「……どう? 画面の中の女の子は、お尻触らせてくれる?」 「触らせて、くれないっ……♡ 触らせて、くれる子なんて、他に、いないっ……♡ いたことも、ないっ……♡」 「そこまで聞いてないんだけど。……まぁ、童貞さんだもんね。せっかくこんなに男らしいセクハラできるのに……さみしかったでしょ?」 「っ、ぁっ……♡ さみ、しかったっ……♡ さみしかったぁっ……♡」 「人のお尻ぐちゃぐちゃにするぐらいだもんね。かっこわる……♡」 「うっ、うぅっ……♡」 「これ、ちゃんと覚えて」  フリックを重ねて、自撮りが次々に表示されてゆく。スカートのお尻をたくし上げながら振り返っている立ち姿。洗面台にお尻だけ乗り上げた姿。極めつけは、床に置いたスマホの上を跨ぐようにして時間差でシャッターをきったであろう、女の子を股下から見上げた構図。さっき消した画像を模したセルフ盗撮アングルだ。真っ赤なソックスから伸びた太ましい巨木のような太ももが短すぎるスカート中に収束して、ピンクのショーツがぴっちり張り付いている中身にあるシルエットをくっきり浮かび上がらせているところまで、ばっちり撮れてしまっている。あまりに男心を、というか俺の好みを知悉したショットすぎて、もしかしてさっきあんなに真剣に盗撮画像を検めていたのは、このためだったのかと都合のいい邪推を働かせてしまいたくなるほど。  たとえ思い込みでもいい。好きな女の子が訳の分からない女たちにヤキモチをやいて俺のスマホから追い出し、俺のチンポを寝取り返そうとして不慣れなエロ自撮りをプレゼントしてくれたのだと思い込んだまま射精したい。六花ちゃんからの独占欲を金玉に流し込まれてする射精は、きっと底抜けに気持ちいいのみならず、あの人肌恋しい飢えさえ満たされることだろう。 「うっ、ぁ、扱いてっ……♡ 六花ちゃんっ、ゴシゴシしてっ♡ これっ、これでっ、これでイキたいっ……♡」 「えー……♡ もう? っていうか、こんなのでいいの? もっと色々撮ったんだけど……ほら、これとか」  そういって何枚かスライドしていくと、写真を撮るアングルががらりと変わった。それまでは下半身ばかりだったのに、今画像に映っている六花ちゃんは大胆にもその胸元をくつろげている。カーディガンを開き、カッターシャツのボタンを上から三つほど外したところを、上からパシャリ。普段は見えない鎖骨の浮き上がりや、全く日に焼けていない白い肌。デコルテの黒子なんかが妙に色っぽい。  さらに指を横にはらうと、今度は中のキャミソールを指で引っ張っているところだった。おかげでショーツとお揃いのブラジャーまでしっかり写ってしまっている。元々、六花ちゃんとは彼女がろくに事情も知らないでJK風俗の臨時ヘルプに入ってしまったことが原因だが、その時に彼女が設定した条件は許可のないお触りと脱衣のNGだった。男の射精の面倒を見るのは良くても、自分を売るのには抵抗があったのだろう。だから俺もこうして六花ちゃんと個人的な関係になってなお、そこには立ち入らないようにしてきた。触らせてもらうのは六花ちゃんの方から許してもらえた箇所だけ、調子に乗った要求はしない。それは全部嫌われたくないがためで、本音を言えば六花ちゃんとの距離を少しでも縮めたいに決まっている。大事な場所を許してもらいたいに決まってる。 「前にさ、“また今度ね”って約束したじゃん。先っぽ見せてあげる、ってやつ」 「う、あっ、あっ♡」 「でも……いらないんだ? 盗撮なんかでイキたいんだ?」  さらに頁を繰ると、どんどん際どくなってくる。胸元をくつろげてしまって、ブラの全容が見えてしまっているショット。六花ちゃんの無防備な胸元なんて初めて見た。いつも下半身にばかり意識を奪われていたけれど、しっかりと縦の谷間もあってお椀型の女性的な膨らみが確認できる。むしろ高校一年生でこんな、手のひらで揉みしだけそうなサイズ感は、ひょっとしなくても大きい方なのではなかろうか。今まさに俺の胸元へ押し付けられている感触も衣類越しとはいえ、少し身じろぎするだけでむにむにと揺れている。  生唾を、ごくんと飲み込む。見たい。六花ちゃんの成長途中の生おっぱいが。他の男子に見せたことはないと語る、いずれ赤ちゃんに吸わせるための突起を一番乗りで拝みたい。六花ちゃんの人生における初めてを、願わくばまたひとつ貰いたい。 「や、やっぱり、おっぱいが」 「あーぁ、まさか盗撮なんかでねぇ……しょうがない、付き合ってあげますか」 「や、おっぱいがっ……おっぱいがいいっ……♡」 「はいはい、おっぱいねー? ちゅっ……♡」 「ひ、ぁっ♡」 「お兄さん好きだもんねー、乳首舐め手コキ」 「ち、ちがっ……♡」 「はいはい、ちがくないでしょ〜……♡ じゅっ、ぢゅぅ……れぅぅ♡」  さささっと逆方向に画面を弾いてお尻の画像にまで戻した六花ちゃんは、まるで駄々をこねる子供をやれやれとあやすような態度を装いながら勘違いのふりをして俺の乳首を弄り始めてしまう。最近はめっきりこればかり頼みすぎたせいで、俺が感じる弄り方はすっかり把握されてしまった。まずは乳頭に指の腹だけを触れさせて、ローションを塗り拡げるように乳頭の先を撫で撫でされる。反対側は唇の先でついばむようにキス。唾液を塗布されながら、やんわりと弱くもどかしい刺激で乳首がジンジン疼きを帯びてくるのを待つ。 「うっ、ぁっ、乳首やめっ、俺のっ、乳首じゃなくってっ……♡」 「ちゅっ……えぅ……ぇぅ……ちゅ……♡」  マリンブルーの瞳がこちらを真っ直ぐに見つめてくる。童貞である俺が好きな女の子のキス顔上目遣いを直視できずに情けなくたじろいでしまうのを知っているからこそ、六花ちゃんはじっと見つめたまま乳首にキスの雨を降らせまくる。 「はっ、はっ……♡ はっ……♡」 「ちゅっ……れぇぇ……ぇぅ、ぇぅぇぅ……♡」 「ふ、ゥゥ〜ッ……♡」  続いては、舌をやや出して乳頭をくるくるとねぶり回し。指のほうも周りを付かず離れずの距離でくるくる回る。そうして女の子みたいに乳首がぷっくり膨れあがってしまったのを確認すると、やわらかな唇にむちゅぅ♡っとせっつかれてしまう。 「んちゅっ……れぅ……ちゅ、ぅ、ぅ……ぇぅ、ぇぅ、ぇぅ♡」 「ん、ぐぅッ、や、六花ちゃん、それダメっ……♡ ダメっ……♡ 乳首やめぇっ……♡」  乳首なんて一般的には女の子が感じる場所だ。無論、俺にもかつてはその印象が強くあった。おっぱいはか弱い女の子の弱点。いつかは女の子のおっぱいに吸い付いてみたい。好きな子が可愛く喘いで感じる姿を見たいだなんて。それがどうだ。今や今年の春から女子高生になったばかりの子から大人童貞の性感帯のひとつと認知され、ひとたび刺激されてしまえば不本意であってもよがるしかない姿を見せてしまっている。女の子の乳首に吸い付かせてもらうより先に、その女の子に吸い付かれて喘ぐだなんて、これじゃどっちがか弱いのか分からない。けれど男のプライドを傷つけられている一方で、恋愛感情を抱く相手から施される愛撫というのは全くもって抗いがたい。みるみるうちに力が抜けて、気持ちよくなるために身体が緩んでいく。 「ちゅっ……♡ ちゅぅ……♡ れぇぅ……ぇぅ……♡ どしたの、見ないの? お尻、好きなんでしょ?」  胸板に寝かせた人差し指の第二関節から上だけを動かす小刻みな高速カリカリを繰り出しながら、涼しい顔で意地悪してくる六花ちゃん。チンポは触ってもらえないし、おっぱいも見せてもらえない、挙句の果てにはとぼけたフリで勝手に乳首弄りを始める始末。そんなことの積み重ねで今にももどかしさが爆発しそうだった。その苛立ちを発散できるのは、自由にできる利き手しかない。  ローションを塗りつけてぷりっぷりになった柔らかい六花ちゃんのお尻。とても十五歳とは思えないそのでか尻を、抗議よろしく大人げない手付きで揉みしだいてゆく。パンツを引っ張って無理やりTバックにしてみたり、パン生地をこねるようにこね回してみたり。そうしてちょっぴりビビりながら反応を伺ってみると、その口角がちょっぴりあがるのが見えた。 「んー……? それで終わりなの? ねぇ、いくじなし童貞さん……♡」 「っ、う、ぁ♡ 六花ちゃんっっ♡」  大人童貞を馬鹿にしたような物言い。けれどその言葉の裏に隠されたもうひとつの意味も俺にははっきりわかった。六花ちゃんは許してくれているのだ、許可が下りなければ拒絶されることを恐れて踏み込めないでいるダメな男を。挑発するふりをして――挑発は本当かもしれないけど――俺がもっと我儘を言えるように。  俺は衝動的に六花ちゃんのお尻を手のひらで叩いてみせた。ローションで潤いを帯びたまんまるなケツが、ばちんっ♡と音がしてぶるぶる弾ける。生まれて初めて女の子に許可を取らずに、我儘な無体をはたらいた。その衝撃たるや凄まじく、まるで今までずっと俺を臆病者へと繋ぎ止めていた枷を断ち切られたかのような感覚を覚えるほどだった。 「痛っ♡ 女子高生のお尻ビンタするとか、何考えてんのー……♡」 「うっ、ぁ、その……ごめ」 「おっきな手の痕残っちゃったらどうすんのさ……♡」 「あっあっ、まじで興奮するっ……♡」 「ふふっ♡ うわ、サイアク♡ もうイかせちゃお……♡」  べっちょべちょに濡れそぼっていた下着から取り出されたペニスは、触られていないにも関わらず暴発寸前だった。二週間ぶりに六花ちゃんのお手々に包まれると、一際濃ゆい我慢汁を噴き出して悦びを露わにする。包皮を剥かれて潤滑油代わりの我慢汁を広げられているだけで、精液を発射する時を今か今かと期待して金玉が持ち上がってくる。  人差し指と親指で作った少しゆるめの指輪っかを亀頭の段差に嵌められ、手の筒が優しく竿を握りこむ。オナ禁を一週間も続けたのは失敗だった。こんな状態で手コキに乳首責めまで併せられたら、ものの数分と保たずに暴発してしまう自信がある。できるだけ長く六花ちゃんに、ちんぽの面倒を見ていてもらいたいのに。 「じゃ……いくね。ほら、カリカリ……♡ カリカリカリ……♡ ん、ちゅぅ……♡ れぅ、ぇぅぇぅ♡ えうぇぅぇぅ〜っ♡」  俺を負けさせるために六花ちゃんが会得した、射精唆しテクニックのフルコース。これをされると精液が金玉の中で暴れ出し、自発的に全身が精液を吐き出すための準備を始めてしまうのだ。こちらをじぃっと見つめてくる上目遣いに今日もまた俺が最も弱く無防備になる瞬間を目撃されてしまう恥ずかしさと見守られている安心感、相反するはずのふたつの感情が頭の中で溶けるように交わって、わけが分からなくなる。 「っ、ぁっ、やばっ……♡ もうっ、もうイクっ……♡ イク、イクっ……♡」 「ん〜ちゅぅ……♡ れぅ…ン♡ ……はや。もういい?満足した?」 「っ、やっぱり乳首っ……♡ 六花ちゃんの乳首見てイキたいっ……♡」  最後の最後に心残りを告白する機会を与えられてから打ち明ける、情けないおねだり。童貞精液を搾り出す丁寧な弱点狙い撃ち手コキと、丁寧に育て上げた乳首を優しく弾く指先カリカリ、ガチ恋距離の上目遣いキス顔。それらを贅沢に味わいつつ一緒くたに視界に収めてなお、俺は六花ちゃんを所望する。 「ふふっ……♡ いいじゃん、勝手に見れば。お兄さんのスマホでしょ? もっと勇気出せー……♡」 「っ、ぁっ、ぁ……見て、いいっ? 乳首、見るよっ……♡」 「ちゅぅ……ちゅぅ♡ れぅ、ぇぅえぅ……♡ ふきに、ふれば……♡ ちゅぅぅ〜〜……じゅっ♡」  とどめを差すために苛烈さを増してゆく責めに追われるようにして、俺は急いで画面をスライドさせてゆく。盗撮ゾーンを抜けて、胸元をはだけさせているゾーンへ。ぎゅっちぎゅちに狭めた尿道の中を押し広げながらせり上がってくる精液を必死こいて押し留め、ようやくさっき引き返す羽目になったブラ見せ画像にたどり着いた。震える指先でこれを繰る。  画面が切り替わった瞬間、明らかに増えた肌色面積が目に飛び込んでくる。ブラジャーを胸の下にずらして、綺麗なお椀型のおっぱいを露出させているほとんど半裸の自撮り。肝心な局部は指先で隠されてしまっているが、かろうじて写っている頬が熟れた林檎のように真っ赤だ。それでバスルームから出てきた六花ちゃんが紅潮していたのを思い出す。  合点がいった。いくら六花ちゃんが俺のちんぽを手玉に取る大人びた女の子に見えていても、彼女だって年相応に恥ずかしかったのだ。それでも俺の劣情を煽るためにこうして堅い身持ちを崩してまで、乙女の素肌を収めてくれていた。その思いきった決心に拍車をかけたのが、俺がネットで拾った盗撮画像で“浮気”をはたらいたから。あまりに都合のいい憶測だけれど、今はそのほんの一縷の可能性に過ぎない憶測がえもいわれぬ興奮を醸成して、一気に射精感が込み上がる。  そうして最後の一枚。覆い隠していた指の束がちょっぴり浮き上がり、ばっちり写ってしまっている。色素の薄い桜色の乳輪と、それよりちょっぴり濃い色をした乳首。それは人差し指と中指を合わせてようやく隠しきれるサイズで、男のなんの役割ももたない乳首なんかよりも当然に発達している。 「っ、ぁ……乳首っ、やばっ♡ 俺のよりでっか……♡」 「んっ……とにっ、しんじらんない……ッ♡」 「ぐ、ぅ、ぁ、ちょ、まって、ごめっ♡」 「ぢゅぅっ……♡ ぢゅぅぅ〜〜〜ッッ……♡♡」  びゅるるるるるっっ♡♡  びゅるるっ♡ びゅくっ♡ びゅくぅッ♡  びゅーーっ♡ びゅーーーっっ……♡♡  気恥ずかしさが極まった恨みがましい目つきで睨まれた瞬間、金玉が突沸を起こして精液が勢いよく噴き出した。眉間に皺を寄せた八の字眉がその怒りようを物語っている。だが最後の最後まで精液を搾り尽くすための愛撫には余念がない。睨みつけられているとは思えないほど、その力加減は徐々に優しくなだらかなものになってゆく。今は恩を仇で返すような己の至らなさを反省するところなのだろうけれど、そんなふうにされたらもう一重に輪をかけてガチ恋感情が肥大化してしまう。 「だしきった?」 「あ、うん……」 「じゃあ、それ貸して。全部消すから」 「う、うぅ……」 「……なに?」 「ほんとに……消すの?」 「…………消す」 「全部?」 「……最後のだけ」 「うぅっ……」 「……はぁ。もう。なら、思ってても言うなし」 「ご、ごめん……」 「で、いいの。今日はキス、しないままで」 「っ、ぁ、するっ……」 「ん、ちゅっ、れぅ……♡ ん、むぅ……ちゅ♡ っぷ、ぁ……♡ ……ね、ほんとにする気? これ、オカズにして、ひとりで」 「え、うん……しちゃうと思う」 「ぜったい寂しくなるのに?」 「うん……」 「じゃあ……いいよ。どうしても無理めな時は電話とかかけてきても。まぁ、ちょっと声聞くぐらいで、いいならいいけど」 「えっ……いいの?」 「……」 「あ、えっと……電話、したい、です……かけてもいい?」 「……ん、する前にLINEして。10時くらいなら、だいたい部屋にいるから」 「うん……あ、あと、新しい自撮りとかも、たまに送ってもらえると、嬉しいです……」 「うわ、なんで性欲に忠実なところは遠慮しないわけ?」 「うッ……ごめん」 「……まぁ、気が向いたら、ね」 《おしまい》  

Comments

この作品のためだけに支援しました。 支援後に連作だと気付き過去作も見ましたがそちらも素晴らしく、距離感が縮んでいくのが分かりエロさだけではなくホッコリともしてしまいました(笑) ママのようなお姉さんのような恋人のような何とも言えない関係になっていく六花ちゃんの姿が最高過ぎます…!

ラル

恋人には全然程遠いんだけど、相手との理解がお互いに深まっていっているのが最高でした。さみしくなるの悟って優しくしてくれる六花ちゃんあまりにも好き……。

rino


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