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【NTR】ジャンヌ・ダルク

フレンドのマスターにサーヴァントを次々に奪われていく日々――

歴戦の英雄である筈の彼女らが快楽に堕ちる姿を、俺は何度も見続けてきた。

それでも、と。彼女ならば絶対に大丈夫――そう信じて送り出したサーヴァント、ジャンヌ・ダルク。

男の元から帰還した彼女の表情は、いつもと変わらない、とても穏やかなものだった。

「安心してください、マスター。あの程度のこと、特段どうということもありません。少し体を触られただけですから」

ジャンヌは優しく微笑み掛ける。

良かった……彼女は無事のようだ。

そのことに安堵したのも束の間。ジャンヌと別れた後、俺はマイルームで一人映像を眺めていた。

送り先はいつもの……。不安まじりに俺はそれを再生する。

大丈夫……ジャンヌはああ言ってたんだ。あの彼女が俺に嘘をつくなんてこと――

「ンおっ♥ おおっ♥ おほぉぉッ♥」

「はい、ジャンヌちゃんアクメ十回目ー♥ 聖女のくせに、トンだエロ女だな」

「ンふぅぅッ……あっ、はあっ……だって、こんな……ッ♥」

「だって、なんだよ。俺は別に特別なことはしてないぜ」

「ですから、ッ……こんな……チンポっ……こんな、大きいチンポで……おまんこの奥、ズンズンされると……っ♥ ……ンぉおおッ♥ イ、イきますっ♥ 簡単にイってしまいますッ♥」

映像には、ジャンヌが男とセックスに興じる姿が映し出されていた。

あまりに淫らで、生々しい、雌としての嬌声。

普段の彼女からは想像もできない、心より快楽を楽しむ少女の姿がそこにあった。

「ほらほら、ジャンヌちゃんはコレが好きなんだろ?」

「ンくううぅぅッ♥ はっ、あ……はいっ♥ 好きっ……好き、ですっ♥ このチンポっ……貴方の、おちんぽっ……♥」

(嘘、だよな……俺の前では、ああやって言ってたんだし……悦んでるフリをしてる、だけなんだよな……)

俺は縋るような思いで画面を凝視する。

当然、信じられるはずがなかった。

他のサーヴァントならまだしも、聖女として人類史に名高い、あの英霊ジャンヌ・ダルクが――

ただの男に弄ばれるようなこと、断じてあり得るはずがなかったから。

けど、現実は違った。

「あの、っ……これ、マスターには……内緒に……っ♥」

「分かってる分かってる、ちゃんと黙っててやるからさ」

『え……?』

何か違和感――

自分たちの間で、認識に齟齬があるような……

「本当はさ、ジャンヌちゃんのチン堕ち動画をマスターくんに送るつもりだったけど、それは無しにしとくから。ジャンヌちゃんは頑張って耐えてました、って。その方が都合が良いんだろ?」

「え、ええっ……♥ 私がとっくに貴方のチンポに敗北して、マンコ堕ちしてる事実は、どうか秘密にして……♥」

『あ……あぁ……』

ようやく違和感の正体が掴めた。

ジャンヌは、今の自分が映像に収められていることに気付いていない。

あくまで男が約束を守っていると、そう信じて本当の自分を曝け出している。

それを俺が見ているとも知らずに――

「ンおぉっ、オおぉぉンッ……♥ はっ、はっ……オチンポすごぃぃっ……♥ これは、いくら私でも……降参してしまいますッッ♥」

「ったく、聖女のくせに……よッ!」

「んぅぅううッ♥ はっ、あ、すみませッ……♥ こんな、淫乱聖女で……っ♥ 人理を守る筈の英霊が、おちんぽに簡単に屈してしまい……申し訳ございませんッ♥」

「あっ……あっ……ぁへッ♥ マスター、ごめんなさいっ♥ 貴方の信じるジャンヌダルクは、もういませんっ♥ 彼のチンポこそ、私のただ一つの主……これが今の私の信仰ですっ♥」

「言うねぇ、ジャンヌちゃん。そうやって旗なんか振らず、腰だけ振ってる方がお似合いだぜ」

「ンあっ、ありがとうございま……ンぉおおおッ♥」

俺が見ているなんて夢にも思わず、ジャンヌは一切の葛藤なく快楽に興じていた。

誰が見ても少女が堕落しているのは明らか。

英霊ジャンヌ・ダルク。清廉な彼女の、雌としての一面。それが元から備わっていたものなのか、男によって造られたものかは定かでない。

だが、確実に、俺の知らないジャンヌ・ダルクがそこにいた。

「それじゃあ終いにしてやるぜ。マスターくんが見てると思って、懺悔しながらアクメしろよ」

「んんっ、オおっ♥ は、はいッ♥ イクっ♥ イきますマスターっ♥ 見ていてくださいっ♥ 私が絶頂するところ……っ♥ チンポに容易く屈して、貴方を裏切る瞬間を……っ♥」

「せめて貴方の前では普通でいますから……ここでだけは本当の私でいさせてくださいっ♥ 彼の極太雄チンポに、忠誠を誓わせてくださいッ♥」

俺への懺悔を、ある種の興奮剤として。

咆哮じみた謝罪を繰り返すジャンヌは、更に快感を爆発させていった。

マスターへの裏切りという最大の背徳が彼女の性感を極限まで高めたのだろう。

彼女は一瞬にして快楽の極地へと達した。

「ンッおぉおおおぉおおッッ♥」

(びゅるるるるッ――!)

「ぉおっ♥ オ゛ほッ♥ んおっ♥ おぉン♥」

「ふうぅ……しっかり受け止めろよ、このスケベ聖女が……!」

「はっ……はっ……ぁへぇ……♥」

「ま、約束通り……しばらくはマスターくんには内緒にしてやるよ。どうせすぐに『あのこと』もバレると思うが……それまで背徳セックスを楽しみな」

「は、い……♥ いつまでも……隠しては、おけない……ですよね……♥」

(隠す……? 何をだ……)

画面の前で疑問に苦しむ俺。

ここまで見て。見させられて。まだ俺の知らない何かがあるというのか。

それとも――いや、まさか――

「せめてマスターくんには、悟られないよう気を付けとけよ。太ったとか適当に言い訳してよ」

「そうですね……♥ マスターなら、きっと……それで信じてくれるでしょう……♥」

(嘘、だろ……)

そう言うとジャンヌはお腹を摩った。

全身から力が抜ける。

彼女が俺に嘘を付いていた事実は勿論、その彼女が既に――していたなんて。

(この映像は以前に撮られたもの……つまり、さっき会ったジャンヌは……既に男の……)

俺は乾いた笑いを溢す。

信じていたサーヴァントの裏切り。

それは取り返しのつかない、最悪の形で俺を襲ってくるのだった。

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