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【苗床】マルタ

魔神柱に敗北、そして次々に降伏を決めるサーヴァントたち。

その中でマルタは、持ち前の奇跡とも呼べる力で魔神柱の責めを耐えていた。

「くっ……!」

『聖女マルタ――やはり通常の手段では決め手に欠けるようだ。ジャンヌ・ダルク同様、特殊な守護が働いていると推測する』

『貴様を攻略した時、それ即ち全てのサーヴァントへの適応が完了し、我らの勝利が確定するだろう――』

「ふさげんじゃ、ないわよ……!」

マルタはきっと睨み付ける。

霊基を利用し、自らの拡大・繁殖を目論む魔神柱。

だが彼女の目に見えない奇跡の力は、魔神柱による侵略を寸前で防いでいた。

(大丈夫よ……膣内にさえ挿れさせなければ、何も手出しはできない……はずっ……! それよりも、まずはこの状況をどうにかしないと……!)

冷静に思考するマルタ。

純潔。自らの秘所に対する護りは万全。

およそ魔神柱が突破できる可能性は無い。

……だからこその油断。想定を超えてくる彼らの行動だった。

「んうぅうンンンンッ♥♥♥」

(ごくっ、ごくっ……)

(ずぷうううっ……!)

『やはり他への警戒は薄いようだ。外界への護りが完璧であるのなら、内側から侵食するのが最も有効な手段と考える』

「んぐっ♥ んぶっ♥ うンンンンっ……♥」

(なに、これッ……♥ 喉の奥に、何か……流し、込まれてる……♥)

『それは「種」である。英霊の体内で活動し、母体の効率的な排卵を促進させる――』

「おぉッ♥ オ゛ッ♥ おごぉッ……♥」

「はーっ、はーっ……♥」

『全ての「種」の注入を完了。これより母体の反応を観察する』

口内を介して、体内に明らかな異物を流し込まれたマルタ。

卵のような……幾つもの球状の何かと、粘性の液体。流し込まれたそれらによって、彼女の腹部は見る見る内に膨らんでいった。

「ふぅっ……ふうっ……苦しっ……♥ こんなものを入れて、何をしようと言うの……っ♥」

『その疑問。故に我らはこう回答する。――今に分かる、と』

(ぶるぶるぶるぶるっ)

「ンあっ♥ はあっ、あッ♥ んはあぁあぁあああッ――♥♥♥」

「はっあ、なにこれ……っ♥ お腹の中で、何かが震えて……♥ おっ……おぉぉおっ……? すごい、刺激が……っ♥」

魔神柱の合図と同時、マルタを襲った不可解な衝撃。

外側からではなく、内側。

全く無防備だった……というよりは、警戒のしようがない場所からの攻撃に、マルタの理性がごそっと削り取られていく。

『聖女マルタ……霊基消耗。および魔力の減退を確認。この方法は有効だったと見える』

「オッ……おっ……♥」

『継続。次の手段へと移る』

「あっ……♥ 待っ、やめ……ンひぃっ♥」

『胸部を介し、霊基の侵食を開始する。これにより、母体をより苗床に最適な体へと作り替える――』

「オぉおおおッ……♥ オ゛ッ♥」

『侵食率50%を突破した。じきに反応が現れるだろう』

「あっ……♥ これ、まさか……っ♥」

『刻印完了。聖女マルタ、これによって貴様の霊基は我らによって掌握された』

膨れ上がった乳房と腹部。そして刻まれた令呪にも似た紋様。

マルタは一瞬にして理解した。もはや自身に、抵抗する術は存在しないのだろうと。

魔力も、気力も、そして奇跡も。ありとあらゆる力が失われた。これまで肝心な部分を護っていた聖なる力も、尽くが蹴散らされた。

「やめな、さっ……♥ これ以上は……っ♥(ダメっ……どうにか護って……♥ そこだけは……入られたら――)」

(ずぽおぉお、ぶちゅんッ!)

「ンっほぉおおぉおおッっ♥♥♥」

「はっ……はっ……ぁへっ♥ ンおっ、おほぉッ♥ 入って、キタっ♥ 魔神柱の、触手チンポっ♥ もう終わりっ……これ、凄すぎるッ……♥」

『聖女マルタの加護の消失を確認。これより繁殖の最終段階に移行する』

「おおっ、ンっ♥ んはあっ♥ あっあ、繁殖っ……私、まさか……は、孕まされるのっ……♥ そんな、ッ……ふ、ふざけな――んおぉおおおンっ♥」

奇跡を失い、完全なる無防備な雌となったマルタに、本格的に動き出した魔神柱を止めることはできなかった。

あるのはただ、苗床としての末路。魔物に孕まされ、全てを奪われた挙句の、堕落した未来である。

「はあっ、ああッ♥ イクイクッ♥ こんなの、っ……耐えられるワケッ――♥ ンあっ♥ あっ♥ オオおぉっ……♥」

『受け取るといい、聖女マルタ。貴様の陥落を以て、我らの勝利を宣言する』

「おっ♥ ンオッ、おッ♥ は、孕むッ♥ 孕まされるわっ♥ ンんおっ♥ おほっ♥ イって……いく、いぐっ♥ ふおっ、おっ、オッおおおおおォォッ♥♥♥」

(ビュル、ぶびゅびゅ、びゅびゅるるるッ――!)

「ンふっ、ひゅッ……♥ おほっ♥ ンオオっ、オオオオオオッ――♥♥♥」

膣内で弾け飛んだ凄まじい快楽。

魔神柱の触手が吐き出した精によってマルタの腹部は更に膨れ上がり、もはや英霊とは呼べない、単なる苗床が仕上がっていた。


「ォォおおっ……ンおぉおッ……♥♥♥」

『対象サーヴァントの受胎を確認。同時に、祝福を得た英霊への対処法もまた構築した。これより全サーヴァントの掃討に取り掛かる』

「おっ……んおぉっ……♥」

マルタが敗北したことで、魔神柱の勢いは更に増すこととなる。

英霊ジャンヌ・ダルクは勿論、他のサーヴァントもまた……次々に堕とされ、孕まされ……人理は程なくして終局を迎えるのだった。


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