マシュに続いてニトクリスまでもが男に奪われて数日。
俺のところにまたしても映像が届いた。
それは――ああ、やはりというか――
俺の中に残った僅かな希望さえ打ち砕くかの如く、ありのままの事実を突きつけてきた。
「はぁはぁ、もう待ちきれません……♥ ご主人様……はやく、はやく……♥」
「まあ待てって。いま準備してっから」
『え――』
「……よし、準備オッケー。撮影始めっから、ニトちゃんもそのつもりでな」
「はい、ご主人様の仰せのままに……♥」
――なんだ、これは。
あのニトクリスが――。
誇り高く、誠実な、俺の自慢のサーヴァントだった筈の彼女が、目の前の男に心からの服従を見せているような……
「いやー、ニトちゃんもすっかり従順(まる)くなったよなー。あんなに俺のこと毛嫌いしてたのにさ♥」
「ああっ……それを言わないでください。あの頃の私は愚かでした。ファラオなどと偉そうに……尽くすべき主人を見誤り、己の使命すら見失ってしまっていたなどと――」
「私、ニトクリスは永劫貴方様の所有物です。この胸も、おまんこも、総身を用いて奉仕するのが我が使命――そのことに、ようやく気がつきました。あなたに気付かされました。私は、それだけのマンコ奴隷(サーヴァント)なのだと――」
そこにいたのは、もはや見る影もない――。
男に恭しく傅き、服従を誓った、単なる一匹の雌だった。
彼女の本質、真実の姿がそうだったのか。
あるいは男によってそう作り変えられたのか。
真相は分からない。
ただ一つ言えるのは、もう彼女は俺の知るニトクリスではなくなってしまったということ。
「さ・て・と……ニトちゃんの大好きなこのチンポ。どこに欲しい?」
「こ、こちらに……私のおまんこ……先ほどからあなた様が欲しくて涎を垂らしてしまっている卑しいメスまんこに……その逞しいおチンポでもって、子宮の奥までズポズポと寵愛を与えてくださいませ」
「おほっ、ニトちゃん完全服従モードじゃん。マンコヌレヌレだし準備万端ってか?」
「どうしよっかなー、なんてウソウソ。今日もしっかり愛してやっからニトちゃんの方もマンコでご奉仕忘れずにな」
「ええ、ご主人様♥」
一度、目の前の男でなく、彼女の視線がちらりとカメラに向けられた。
まるで合図を送るような……しっかりと見ていてほしいと、言いたげに。
そして――。
「イクぜ……」
「はい……♥」
(ああ、チンポ……ご主人様のチンポっ……♥)
(ずぷっ、ずぷぷっ……!)
「おっ、おおっ……ち、チンポ……♥ ご主人様のチンポが、はいって、きますっ……ほおっ、おっ、ンぉぉ♥」
「オラっ!!」
「はひゅっ♥」
「ほおっ……ぉぉぉ……?」
「どうよ、俺のチンポ。奥まで届いてっだろ」
「は、はひ……♥ 子宮……赤ちゃんのお部屋まで、到達して……♥ こ、これだけで、イってしまいました……♥」
「そんなに慌てんなって。今からたっぷり虐めてやっからよ」
「あんっ、あっ、あんっ♥ あっああ、マスターっ♥ マスター、マスターっ♥ チンポッ……チンポ、チンポ、チンポっ♥」
「あー、ニトちゃんそればっかじゃん(笑)ホント大好きなのな、俺のチンポ(こと)」
「おっおおっ♥ ふっふっ♥ あっすきぃっ♥ おチンポ好きぃ♥ おっおおんっ♥ マスターのおちんぽッ♥ すきすきすき、大好きっ♥」
『ッ…!』
「もっと乱暴に突いてっ♥ 交尾専用霊基と化したこの身体、思う存分味わってください♥」
あのニトクリスが恥も外聞もなく男とのセックスに善がっている現実――。
それは悲嘆でも絶望でもなく、自分の心に形容しがたい炎を燃やし続けていた。
『はぁ、はぁ、ニトクリス……! うぅぅ……!』
暗くなったマイルームで一人寂しく己の惨めな陰茎を愛撫する自分。
それに夢中になっていた俺は、静かに歩み寄ってくる存在に気が付かず……
「ふふっ、先輩ってばそんな小さいチンポシコシコして何してるんですか?」
「マ、マシュ!?」
「ああ、なるほど……ニトクリスさんですね。そんなに彼女とあの人のラブラブセックスが気に入ったんですか? 息が上がるほどにちんぽシコッて……ふふ、マゾオナニーご苦労様です♥」
ニトクリスと交換という形で、一時的にこちらへ戻ってきてくれた彼女――マシュ・キリエライト。
だけど既に俺をマスターと認めなくなった彼女が……こちらに来てもロクに会話に応じることのなかった彼女が、どうしてわざわざ自分の前に姿を現しに来たのか。
「ほら先輩、敗北オナニー手伝ってあげますよ。これでも一時はマスターでしたからね、私に任せてください」
「やっ、やめ――」
「ほら、いーち、にー……ふふ、先輩ってば……これだけでもうイっちゃいそうなんですか? ホントにどうしようもないチンポなんですね。いえ、これをチンポと呼ぶのは他の方に失礼かもしれませんね。この租チン、クズチンポ、マゾオナニーしかできない不良品♥」
「ほら、見てください。ニトクリスさんのあの表情……どんなサーヴァントでも、あの人のチンポを味わったら、一発で堕ちちゃうんです♡」
「ま、まだ演技の可能性だって……!」
「本当にそう思ってるんですか。アレを見ても、まだそんなこと――」
「あっあ、イク♥ いぐぅっ♥ またイきますっ♥ チンポ好きっ♥ すきすき、大好きっ♥ ファラオまんこ完全服従しちゃってます♥」
「別にニトちゃんがイイなら、元マスター君のトコ戻ってもイイんだぜ? ニトちゃんがそれで満足デキるならさ」
「おっ、ほぉっ♥ そんなこと無理ぃっ♥ あの人が私を満足させられるとは到底思えませんっ♥ ご主人様のチンポぉっ♥ もうこれ無しじゃ、わたしっ……♥」
『クスッ、もう見る影もありませんね。ニトクリスさん、本当は先輩のことが好きだったんですよ。でも今はあの人のチンポ(こと)ばかり……先輩にできることはその惨めなゴミチンポをシコって慰めてあげるだけ……もちろん、そんなことしたら負け癖ついちゃって、二度と女性と普通のセックスできなくなっちゃいますけどね。それでもイイですよね、どうせ使い道ないんですし♥」
マシュがたえずシコシコと――。
ホントは触りたくないのかもしれないが、あるいは男の命令なのか、目の前の映像の展開に合わせて徐々にスピードを上げていき、だけど決してイカせないような絶妙すぎる力加減でそれを刺激する。
それ――つまりは俺のペニス。
小さくもしっかりと勃起を果たした、惨めなこの俺の陰茎を――。
「おっ、おおっ♥ ほおっ♥ もうダメっ、い、イクっ♥ いぐっ♥ イキすぎておまんこバカになりますっ♥」
「俺も一発射精しときてーから一緒にイこうな、ニトクリス♥」
「はっ、はいっ♥ 一緒にイキます♥ 絶頂しすぎておかしくなったバカまんこ、ご主人様に中出しされてイ、イク、イキます♥」
「いくいくいく、いく、イっ――」
「オラっ、でませいっ!」
「おおっ、おおおおおぉぉぉぉっ……♥ ほおっ、ん、ン、んぉぉおおおっ♥」
「はっ…♥ はっ…♥」
濃厚すぎるほどの中出し。
同時に絶頂を迎えたニトクリスは、歓喜の咆哮と共に身体を震わせる。
「うっ、ふうっ……まだまだ出るぜ。ニトちゃんのこと孕ませてやるご主人様チンポの精子だからな。しっかり味わうんだぞ……」
「は、いぃ……♥」
「ほら二回戦始めっぞ。俺が一回で終わったりしねーの、ニトちゃんもよく知ってンだろ?」
「ええ……もちろんです……♥」
その後も「それ」は続いた――。
見せつけるようなセックス。
決別のためのセックス。
二度とは戻らない、そう俺に思わせるためだけの、二人だけの時間……。
数十分後――。
「あー、出した出した。ニトちゃん俺の精子で全身真っ白じゃん。褐色だからめっちゃ映えるし、マジでエロいな」
「えへ……♥ あへ……♥ ……ごしゅじん、さまぁ……♥」
「とりまごちそーさん。まあ分かってると思うけどもうムリだからコレ。取り返そーとか無駄なこと考えんなよ。でもまあ、もし別のサーヴァント送ってくるってンなら、また交換(レンタル)してやってもいーぜ(笑)」
『ッ……!!』
「それじゃ切るぞー。マシュちゃんにもよろしくな」
『あーあ、ニトクリスさん……あんなに気持ち良さそうにイっちゃって。少し嫉妬してしまいますね。前は私だけのモノだったのに、先輩がどうしてもって言うから仕方なく出向いてあげましたけど……」
「あ、それと負け犬射精お疲れ様です先輩♥ 自分のサーヴァントが他の男性に寝取られるのを見ながらイっちゃうなんて、もうこのゴミチンポ使い物にならなくなっちゃいましたね」
「あ、あ……マ、シュ……」
「ふふ、それじゃあ私もあの人の所に帰りますね。多分ニトクリスさんもあの様子だとあちらに残るでしょうけど……ちゃんと近況報告はしますから安心してください」
そう言ってマシュは去っていった。
俺は一人、満足感か喪失感かも分からない感情に浸りながら、画面の中の少女をただただジッと見つめ続けた。
幸せそうなニトクリス。
俺といる時には決して見せることのなかった悦びの表情。
たとえ強引に取り戻したとしても、俺ではきっと彼女を満足させることはできないだろう。マスターとしては認めてくれないだろう。
それならば、一層のこと――。
「く……くそぉ……」
俺は狂ったように己の陰茎を慰め続ける。
これから先も、きっと俺は大事な物を失い続けるに違いない。
それでもイイと分かった。
その方がイイと理解した。
だって、そうすれば……サーヴァントたちの幸せそうな姿が、いつでも見られるのだから――。
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ニトクリス完堕ち編。
他にも堕ちが見たいサーヴァントがいれば教えてください。
とよひで
2023-02-08 11:25:20 +0000 UTCIce
2023-02-08 02:12:32 +0000 UTC