くノ一くすぐり拷問⑦
Added 2023-08-08 11:15:27 +0000 UTC何度失神と覚醒を繰り返しただろうか。声も枯れ、汗や涙で顔もぐちゃぐちゃになりながら、本当に精神が崩壊する直前まで私は追い詰められていた。 楓「ぎゃはははははははははもうやべでぇぇぇえええええだずげでぇぇぇえええええっはははははははあはははははははははははははは!!」 このまま永遠にくすぐられ続け、苦しみながら死んでいくのだろうと絶望していた時、それは突如訪れた奇跡だった。私をくすぐる無数のこちょこちょ蟲に突然飛んで来たクナイが刺さって行き、こちょこちょ蟲が次々と動きを停止していく。そしてこのクナイは間違いない、木陰の国のスパイであるくノ一の武器だ。そして、ようやくくすぐりから解放された私の前に現れたのは以前にここでの潜入を成功させた柊先輩だった。 柊「何とか無事みたいだな、楓。」 楓「っはあ、っはあ…、はあ、はあ、ひっ…、柊…先輩…!わ、私…っう…、先輩達の…名前を…!」 私は深呼吸を繰り返しながら、安堵の表情を浮かべ涙を流していた。それと同時に、拷問に屈し先輩達の名前を晒してしまった事への罪悪感が込み上げてきた。もうこの涙が嬉しさなのか、悔しさなのかも分からなかった。 柊「気にするな。それより、桜達と合流するぞ。桜が椿を救出している筈だ。」 柊先輩は私を拘束する手枷の鎖をクナイで破壊し、私を抱え部屋を飛び出した。そして私達を捉えようと動く警備ロボを次々になぎ倒し、椿が囚われていた拷問部屋に辿り着くと、そこにはすでに救出され、桜先輩に抱えられた椿の姿と、気を失って倒れ込んでいるティクリアの姿があった。 桜「おっ、ナイスタイミング!楓ちゃんも何とか無事だったみたいだね!」 その桜先輩の優しく気遣ってくれる表情を見て、また悔しさが溢れ出し涙がこぼれた。こんな無能な後輩を危険を犯してまで救出してくれた二人にはどう詫びれば良いだろうか。そんな事を考えていると、柊先輩は気を失ったティクリアも抱えた。 柊「良い機会だ。逆にこの女を捉えて機鋼国の情報を頂くとしよう。」 桜「よし、じゃあ急いでここを出よっか!外にも仲間が来てるよ!」 こうして私達はようやく救出され、木陰の国に生きて帰る事が出来た。後から聞いた話だが、ティクリアの仕業で発信機の電波が書き換えられ、待機命令を出してしまったのだが、それから随分長い間通信が無い事に違和感を覚えて、最悪な事態を想定して来てくれたらしい。そういう事に気が付き行動に起こしてくれるのも流石は柊先輩と桜先輩と言った所か。 木陰の国に帰った後は、先輩達や組織の上司にこっぴどく叱られたが、後日お仕置きを受けるという事だけで済んだ。ちなみに私達二人に行なわれるお仕置きはくすぐりらしい。今後の拷問の為のトレーニングも兼ねると言う事らしいが、くすぐられると知らされ絶望していた所、柊先輩もトレーニングとして一緒にくすぐられてくれると言ってくれたので少しだけ心が和らいだ。 そして、木陰の国の尋問部屋に拘束したティクリアの元へ向かった私達は、ティクリアの目覚めを待つことにした。 ティクリア「……んっ、んん~、……あれ、私…、一体…?」 楓「目が覚めたようね。」 ティクリアが意識を取り戻したところで、私は睨み付けながらティクリアに話しかけた。 ティクリア「か、楓…ちゃん?…に、椿ちゃんと……って、何これ!?」 私達の姿を確認した所で自分の置かれている状況に気が付いたようだ。私がお仕置きをされた時と同様に手首と足首を枷でIの字に拘束されている事を理解し慌てている。 ティクリア「……成る程ね。どうやら今度は私が木陰の国で囚われの身になってしまったようね。」 完全に脱出不可能と判断したのか、持ち前の冷静さを取り戻し気丈に振る舞い始めたティクリア。そんなティクリアに柊先輩が話しかけた。 柊「私の名は柊。こっちのもう一人は桜だ。」 ティクリア「うっふふ、楓ちゃんから聞いてるわ。あなた達が私達の国から発信機を盗み出した娘達ね?」 ティクリアは私の顔を見ながら挑発的に答える。私は再び罪悪感に襲われティクリアから顔を背ける。それを見ていた椿も自分が拷問に屈したことを悔やむように俯いた。 柊「あぁ、だがこの二人はよく頑張ってくれた。もっと私達の情報ならいくらでも言えただろうし、国の秘密は口にしなかった。」 こんな私達を庇ってくれる先輩の姿はとても優しくてかっこ良かった。その姿に憧れていた私は、しっかりとお仕置きを受けてもっと強くならなければならないと改めて気付かされた。 ティクリア「それで?私を一体どうするつもりかしら?」 柊「目的はただ一つ。機鋼国のトップであるお前に、私達の仲間になって貰いたい。」 先輩の話に思わず驚いた私と椿だったが、桜先輩はいつものにこやかな表情をしていたため、柊先輩の独断では無く、国の命令なのだと気が付いた。しかし、ティクリアを仲間に入れるとはどういう事だろうか? ティクリア「私の技術でこの国に役立つ機械を造れって事かしら?残念だけどあなた達に協力する理由が無いわ。」 柊「そうか、ならば仕方がない。折角だからお前をくすぐり責めにして仲間になって貰うとしよう。」 やはりこの体勢で拘束したのはくすぐる為だったようだ。くすぐりを拷問として利用したティクリアはくすぐられる運命をどう受け入れているのだろうか?確かにくすぐられる直前の相手の心理というのが少し気になり、ティクリアが私に散々聞いてきた気持ちも少しだけ理解出来た。 ティクリア「私にこちょこちょ拷問を行なおうって言うのね?それは楽しみだわ❤こちょこちょ拷問って、そんなに簡単じゃないのよ?相手を屈服させる為にどう指を動かすのかとか、どれぐらいの力でこちょkちょするのか、とかね。私もマジックハンドの調整を何度も行ってようやく完成させる事が出来たの。それを素人のあなた達がいくら行ったって――」 柊「だからお前の研究所からこれを拝借してきた。」 そう言って柊先輩が何やら大きめの袋から取り出したのは4本のマジックハンドだった。こんな物をいつの間に集めていたのだろうか?これには、流石は柊先輩と感心するばかりだった。 柊「これならお前を屈服させる事ができるだろう?」 ティクリア「くっ…!流石は優秀なスパイさんね。でも、あなた達の国にそれを動かす原動力なんて無い筈よ?動かないんじゃそれはただのガラクタ同然よ?」 柊「お前、私達の国を過小評価し過ぎではないか?」 ティクリア「えっ…?」 柊「確かに機鋼国程の技術は無いが、機械を改良する事ぐらいは出来る。だからこそ発信機を盗み出してこっちで使いやすいように改良したのだ。」 ティクリア「そ、それが…、何だって言うのよ…!」 あくまで気丈に振る舞い続けるティクリアだが、明らかに動揺しているのが良く分かる。私もこうやって屈服させられたのだと思うと、何だか同情してしまう。もちろんだからと言って助けるつもりは無いが。 柊「つまりマジックハンドの原動力をこの国で使っている物に切り替えたという事だ。これでガラクタでは無く、拷問器具として使用できるようになったという訳だ。」 ティクリア「ふんっ…!それが何だって言うの?私がくすぐられたからって仲間になる保証なんて無いわよ?今に仲間が強力な兵器を持って駆け付けるわよ!そうしたらこんな小さな国なんて簡単に破壊できるわよ!」 柊「それはどうかな?潜入経験も無く、機械に頼り切った連中がその手のプロである私達に勝てるとでも?」 ティクリア「だったら…、私をくすぐれば良いわ!絶対に耐えてやるんだから…!」 柊「それもお前には無理だ。くすぐり拷問には耐性が無かったとは言え、他のあらゆる拷問にも口を割らないように訓練された楓と椿ですら耐えられなかった拷問だ。それを拷問すら受けた事も無いお前に耐えられる訳が無い。」 しばらく悔しそうな表情を浮かべながらこちらを睨み付けるティクリアだったが、やがて何かを悟ったように目を瞑り俯く。そして再び口を開いた。 ティクリア「…………はぁ、分かったわ。あなた達に協力してあげるわ。流石に今の私にはどうする事も出来ないし、この際平凡な日常でも生かせて貰えるならありがたいわ。」 大人しく負けを認めるティクリア。確かに拷問に耐性のある私達ですらあの有様だったのに、ただの尋問官が耐えられる訳では無い。そもそも自分が耐えられないからこそくすぐりを拷問に選んだのだろう。 柊「よし、そうと決まればまずは私達への反逆をしない為にも、その身体に苦痛を植え付けてやろう。」 ティクリア「はぁあ…!?ちょっ、待ちなさい!話しが違うじゃない!こんな状態でくすぐられるなんて私――」 柊「ならその苦痛を楓と椿に与え続けた報いを受けると良い。」 そう言って柊先輩はマジックハンドを解放し、動き出したマジックハンド達は一斉にティクリアに襲い掛かった。 ティクリア「ちょっと、ホントにやめ――っくふふふふふふふふいっひひひひひひひひひひひ…!」 袖の無い服を着ていた為、バンザイをする事で露わになったティクリアの両腋をくすぐるマジックハンド。その光景を見ているだけで私も腋がくすぐったくなる。 ティクリア「やめてっはははは、うぐぅぅううっふふふふふ、いっひひひひひひひひ…!くす、くすぐったいぃぃいいいひひひ…!」 ティクリアもくすぐりから逃れたい一心で身体を必死に動かすが、その腋は無防備に晒されたままだった。私もこんな風にくすぐられていたのかと思うと、少しティクリアが可哀そうにも見えるが、私達を散々くすぐってきた罰としてしばらく私達の苦しみを思い知れという感情の方が強く、私は黙って見続ける事にした。 ティクリア「あっひひひひひひひひそこっはははは、くすぐったいってば…!あくくくくくく、んっふふふふふふふ…!」 しばらく様子を見ていたが、ティクリアはたまに口を開けて笑い声を上げるぐらいで、思ったほどくすぐったがってはいなかった。くすぐりを恐れていた割にはこの程度の反応しか見せないティクリアに違和感を覚え、少し考えを巡らせてある事を思い出した。それは人によってくすぐりに弱い場所が変わるという事だ。つまりティクリアは腋が弱点では無いという事なのだろう。 楓「先輩。もしかしたら、ティクリアの弱点は腋じゃ無いのかも知れません。他の所を責めてみてはどうでしょう?」 柊「そうなのか?よし、ならば別の場所を責めてみるとしよう。」 私の提案に乗った柊先輩は慣れない手付きでリモコンを操作し、腋をくすぐる4本のマジックハンドを少しずつ下に移動させていく。すると突然、ティクリアの反応が大きく変わった。 ティクリア「いっひひひひひひひ、待って!っくふふふふふ、そこだけはホントにダメっはははは、んっひひひひひひひひお願いだから、っくくくくくそこだけはぁぁあああ!!」 どうやらもうすぐマジックハンドが到達する脇腹がティクリアの弱点らしい。そうと分かった柊先輩は、桜先輩と目で会話するように合図をする。それをどう理解できたのか分からないが、桜先輩はすぐに行動に移した。桜先輩はティクリアの服を引っ張るとクナイを使って服を引き裂き始めたのだ。 ティクリア「くひひひひひひひ、何っするのよ…っくくくくく、うっふふふふふふ…!」 服を裂かれた事で胸部から下が露出する事にあり、機械にばかり頼っている割には適度な脂肪が付きつつも引き締まったお腹が露わになった。それと同時に柊先輩が再びリモコンを動かし、マジックハンドは素肌が晒された脇腹に2本、お腹に1本、へそに1本配置されくすぐりを開始した。 ティクリア「いやぁぁぁあああああっはははははははははははそこダメだってっははははははははははは言ってんでしょぉぉおおおお!きゃははははははははははははくすぐったいぃぃいいいいっははははははははははもうやめなさぁぁあああい!!」 やはりティクリアの弱点は脇腹やお腹周りだったようで、ずっと冷静だったティクリアの苦悶の表情をようやく拝めることが出来た。 ティクリア「ひゃははははははははははそれっ、はははははははダメぇぇえええくすぐったぁぁああああっははははははははははは!くすぐったいっははははははくすぐったいからぁぁぁあああああっははははははははははははは助けてぇぇええええ!!」 脇腹を揉むように、お腹はモゾモゾと虫が這う様に、へそは人差し指でほじくる様にくすぐられ、一際大きな声を上げて笑わされると共に、必死に拘束を解こうと暴れまわるティクリア。しかし、木陰の国の尋問も担当している柊先輩の拘束に抜かりはない。どんなに暴れても手首と足首を拘束する枷は全く外れる気配も無く、無防備な体勢を変える事など出来ないだろう。そんな状態でのくすぐりの苦しさは私と椿にも痛い程伝わってくるが、少なくとも私以上の苦しみを受けるまでは助ける気は無い。椿ももちろん、先輩達もその気持ちは変わらないだろう。 柊「あとはこのまましばらくくすぐられ続け、今までの行いを反省するんだな。」 ティクリア「ホント無理っはははははははははは死ぬ、っはははははははははは死んじゃうわよっぉおおおおお!!あっはははははははははは何でも言う事聞くからぁぁあああっははははははははは!!」 柊「何でも言う事を聞く、か。なら心の底から私達の仲間になりたいと思うまでくすぐられてくれ。」 ティクリア「ちょっと待ってぇぇえええっはははははははそんなのっはははははははは卑怯よぉぉおおおおお!!あぁぁぁあああっははははははははははははは分かった、っはははははは仲間になるからぁぁあああっはははははははははは止めてくださぁぁぁああい!!」 やはりくすぐり拷問とは恐ろしい。あんな冷静で非の打ち所のないティクリアが簡単に屈服してしまった。 柊「なら仲間になる証に、機鋼国の全てを話せ。機鋼国のトップなら何でも知っているだろうし、私達の仲間になればもう機鋼国とお前は敵対関係にあるのだ。今更しゃべれない事など無いだろう?」 ティクリア「きゃはははははははは話すっはははははは話すからぁぁあああっはははははははははははくすぐらないでぇぇぇえええ!!あっはははははははははははくすぐったいっははははははくすぐったいからぁぁぁあああああ!!」 こうして無残にも自ら考案した拷問に屈服したティクリアは、機鋼国の全てを吐かされた挙句しばらくくすぐられ続けた後、私達に反逆をしないと誓って解放されるのだった。 それから数日。ティクリアは一応私達の仲間として木陰の国で機械技術を広めていた。実はその功績は素晴らしく、たった数日で数多くの機械を広めていき、木陰の国の機械技術は大幅に進歩した。そんなティクリアは今、私達くノ一の組織でエンジニアとして働いている。何だかんだで機械をイジっているだけで楽しそうなティクリアは今の環境に満足しているらしい。たまに会った時は機械の操作方法などを教わるぐらいの仲にもなっていた。そんな日常がしばらく続いた頃、私と椿は―― 楓「きゃはははははははははははははごめんなさいっはははははははははははもうやめてぇぇぇええええ!!腋くすぐったぁぁあああっははははははははははははは!!」 椿「あひゃははははははははは足の裏ダメぇぇえええ!!んあぁぁああああっははははははははははくすぐったい、くすぐったぁぁぁぁあああああい!!」 潜入失敗の件で、桜先輩のお仕置きを受けていた。当然そのお仕置きに使われているのはティクリアが作ったマジックハンドである。それも、この国に来てから新たに作り上げた物で、より的確にくすぐったさを与える様になったらしい。はっきり言ってありがた迷惑な話だ。 楓「いやぁぁぁああああああっはははははははははははは無理ぃぃぃいいいっひひひひひひひくすぐったいくすぐったぁぁぁあああい!!」 椿「あっはははははははははははははダメダメぇぇぇえええええっはははははははははもう終わりにしてぇぇぇえええっへへへへへへへ!!」 柊「こんな事ではいつまで経ってもくすぐり拷問に対抗できんぞ?」 柊先輩の言い分も分かるのだが、くすぐりは今までの拷問の中で私が最も苦手意識を持ってしまった為、正直克服できる気がしない。 楓「きゃっははははははははは無理ですぅぅうううっはははははははははははくすぐったいくすぐたいぃぃいいいっひひひひひひひひ!!」 椿「んあっはははははははははははあぁぁぁああああっはははははははははは助けてっははははははははは助けて助けてぇぇええええ!!」 桜「とりあえずお仕置きだから、もうちょっとだけくすぐられててね?」 楓「嫌ぁぁぁああああっはははははははははもうくすぐらないでぇぇぇえええっへへへへへへ!!」 椿「ひははははははははははお願いしますぅぅうううっははははははははははくすぐったぁぁぁあっははははははははははは!!」 そして長いお仕置きがようやく終わり、私達はその場に崩れるように横たわっていた。 桜「お疲れ様!よく頑張ったね。」 楓「…っはあ、っはあ、っはあ、も…、もう、っはあ、っはあ、ダメ…です…。」 椿「はあ…、はあ、くすぐりは…、もう嫌ぁ…っはあ、はあ…!」 柊「二人とも情けないぞ。そんな調子ではいつまで経ってもくすぐり拷問を克服する事など出来んぞ?」 ティクリア「なら柊さんがお手本を見せてあげたらどうかしら?」 突如お仕置き部屋に現れたティクリアが、唐突に提案してきた。 桜「どうしてここに?」 柊「そうだ、仕事もしないでこんな所で油を売っていて良いのか?」 ティクリア「仕事が終わったから様子を見に来たんじゃない。それより、柊さんはくすぐり拷問に対抗できるのかしら?」 桜「確かにそれは気になるかな!柊って楓ちゃんより笑ってる姿が想像できないし!」 柊「良いだろう。私が手本とやらを見せてやろう。」 こうしてティクリアの提案により、柊先輩もくすぐりを受ける事になった。桜先輩も言っていたが、柊先輩のようなクールビューティな女性がくすぐられるとどんな笑い声を上げるのか少し興味がある。柊先輩は私達と同じく、両手両足をピンと伸ばし、Iの字の様に拘束された。その姿を見たティクリアは、また唐突にしゃべり始めた。 ティクリア「柊さん、楓ちゃんと一緒で腋が弱いみたいね❤」 柊「は…?」 楓「何でそんな事分かるの?」 ティクリア「何でかはよく分からないけど、楓ちゃんをくすぐってる内に腋が弱い人を見分ける能力が芽生えちゃったみたい❤その人の腋を見ればそこが弱点かどうか分かっちゃうのよ。」 一体どんな能力に目覚めたのかよく分からないが、それが本当なら正直かなりすごい事だと思う。 桜「じゃあ腋をくすぐってみよっか!」 そう言うが早いか、桜先輩はマジックハンドを1本だけ動かすと、人差し指だけを柊先輩の右腋に触れさせた。 柊「んひぃぃぃいいい!?」 指先が触れただけですごい反応だった。どうやらティクリアの能力は本物らしい。そして、柊先輩の腋は私よりも敏感だという事もすぐに判明した。 柊「なっ、何だ…今のは…!?」 桜「へぇ、これは楽しみね❤くすぐり拷問、ちゃんと克服してみなよ?」 何だか桜先輩がティクリアの様な表情を浮かべている。かなり怖い表情をしているが、私もちょっと柊先輩をくすぐってみたい。 楓「そうですよ。私達にあんな事言ったんですから、もちろんすぐに克服できますよね?」 椿「今更無理だなんて、言わせませんよ?」 つい柊先輩を挑発するような発言をしてしまったが、椿も同じ気持ちになっていた様だ。 柊「ちょ、ちょっと待て…!まさかこんな刺激だとは思っていなくて…!」 楓、椿、桜「「「問答無用…!」」」 ティクリア「頑張ってね、柊さん❤」 柊「や、やめ……、いやぁぁぁあぁあああああああああっははははははははははははやめ、っはははははははははは腋やめろぉぉぉおおおおっはははははははははははははわきぃぃいいいいいっひひひひひひひひくすぐったっはははははははくすぐったいぃぃぃいいいい!!」 こうして私達は毎日くすぐり拷問の訓練を行ったが、結局誰一人として克服できた者はいなかった。木陰の国はいつしか笑顔の国と呼ばれるようになり、笑顔の絶えない国となっていくのであった。
Comments
逆転パターン本当に好きです。ドSの女性が逆に拘束されてくすぐられるってのが最高ですね。
ガリタル
2023-10-03 03:18:43 +0000 UTCそうですね、ここまで読んで頂いてありがとうございましたm(_ _)m
こーじ
2023-08-21 14:01:26 +0000 UTCくノ一のお話も投稿していただきありがとうございました。 確かくノ一のお話は今回で最終だと思います。 ちょっと寂しくもありますがご投稿していただきありがとうございました。 これからも応援しております!
オッカ
2023-08-20 12:50:35 +0000 UTCありがとうございます。 敵の女性も自分好みに作ると、どうしてもそちらが責められる姿も想像してしまい、書かずにはいられませんね。
こーじ
2023-08-09 22:02:03 +0000 UTCくすぐる側でひどいことしていた相手をくすぐることになる攻守逆転は良いものですね!
GreenWeedA
2023-08-08 13:48:27 +0000 UTC