SamSuka
こーじ
こーじ

fanbox


裏社会の技術者、茉姫の苦難③

音葉 「では早速ですが〜、お姉さんの弱点はどこですか?」 茉姫 「じゃ、弱点……?って、どういう──」 音葉 「分かっているんですよね〜?これから私が〜、お姉さんに行う拷問が一体何なのか❤」 茉姫 「そ、それは……、まあ……、気付いたけど……。」 音葉 「それなら〜、私が何を言いたいのかも、当然分かってる筈ですよね〜?」 茉姫 「くっ……!わ、分かってるわよ……!くっ、くすぐるのよね……?私の事……。」 音葉 「はい、くすぐり拷問です❤つまり私が言いたいのは〜、お姉さんはどこをくすぐられたら一番くすぐったく感じるんですか?と言う事です❤」  分かっていた事だが、この女の口から“くすぐり”と言う言葉を聞かされると、自分の運命を悟ってしまい、身体がムズムズと敏感に反応してしまう。やはり私はこれから、この無防備な身体をあの羽根でくすぐられる事になる様だ。 茉姫 「うぐっ……!い、言う訳ないでしょ。どこをくすぐられたら嫌かなんて……。」 音葉 「別にくすぐられたら嫌な場所を聞いてる訳ではありませんよ〜?」 茉姫 「一番くすぐったい所なんてくすぐられたくないに決まってるじゃない……。言ってる意味は一緒よ……!」 音葉 「そうですか〜。それじゃあ全身くすぐって調べましょう❤」 茉姫 「えっ……!?」  そう言ってこの女はリモコンを操作する。すると私の身体の周りで待機していた、4つの羽根のマニピュレータが一斉に動き出し、右の足の裏、お腹、右側の腰、左ワキに移動すると間髪入れずにさわさわとその羽根を動かし始めた。 茉姫 「んふっ……!?うひひひひ……!!」  心の準備もさせて貰えないまま突然始まったくすぐり拷問。その羽根が身体に触れ動き出した瞬間、私は真っ先に「くすぐったい!」と感じてしまった。素肌を晒した敏感な部位を刺激するその羽根は想像以上にくすぐったく、くすぐったがりな私にとっては必死に歯を食い縛らないとすぐにでも笑い出してしまいそうな程の刺激だった。 音葉 「どうですか〜?くすぐったいですよね❤」 茉姫 「んひひひひひひひ、こんっ、なの……、んふふふふ……!ぜ、全然……、っきひひひひひひひ……!!」  気を強く持たないとすぐに屈してしまいそうで、無理矢理強気な発言をしようと試みるが、口をちょっと開いただけで笑いそうになってしまい上手く言葉を紡げなかった。 音葉 「強がっても無駄ですよ〜?お姉さんの身体は正直ですから、とっても動いて反応しちゃってますよ❤」 茉姫 「うっ、……るさい!きっひひひひひひひ、あひひひひひひひひひ……!!」  自分でもそんな事は分かっている。私がいくら強がろうとも、身体が勝手にくすぐりへの拒否反応を示し暴れようと動いてしまう。勿論私がどれだけ暴れようがロボットによる拘束はそれを阻み、私の身体を無防備にし続ける。それを指摘された事も屈辱的だが、素直に暴れてしまうこのくすぐったがりな私自身に腹が立つ。 音葉 「それに〜、いくら強がっても、そのモニターには“くすぐったい”って感じてるお姉さんの心情が文字としてしっかりと表示されちゃってますから、素直に笑っちゃって下さい❤」  そうだった。私の身体の反応以外にも、このロボットのモニターが私の思いを文字にしてしまい、私の言葉がただの強がりだと教えてしまうのだ。でもだからと言って素直に屈して笑わされるのは私の性格が許さない。 茉姫 「い、嫌よ……!あひひひひひ、んぐぅっふふふふふふふふふ……!!ぜ、絶対にぃひひひひひひ、笑わ……、ないぃぃひひひひ!」  そんな強気な私は必死に我慢を続けるが、羽根によるくすぐりは決してくすぐりを緩めない。寧ろ私から笑い声を引き出す為に試行錯誤しくすぐり方を変えてくる。 茉姫 「んんっ……!!くっくっくっくっくっくっくっくっ……!!」  右側の足の裏をくすぐる羽根は、かかとを上下に撫でる様にくすぐったり、指やその付け根を小刻みに素早く動かしてくすぐったりと、私の反応を調べる様にくすぐる場所を変えてくる。その中でも特に土踏まずはくすぐったく、正直な私の身体はより一層反応してしまい、足をバタつかせて抵抗する。  しかし足の裏に狙いを定めた羽根は執拗に私の足の裏を追い続ける。しかもこのロボットは学習能力があるのか、私のその反応で土踏まずが弱いと判断しそこを更に素早くくすぐってくる。 茉姫 「んふふふふふふふふ!いっひひひひひひひひ……!」  それでも足の裏はまだマシで、くすぐったさに耐えられる方なのだ。つまり私は上半身の方がよりくすぐったがりなのだが、右側の腰付近をくすぐる羽根は服の裾の方から中に入り込み、ガサガサと弄る様に脇腹やお腹をくすぐってくる。一見ただ服の中で暴れてるだけにも見えるこの乱雑な責めがまたくすぐったく、身体が左右にクネクネと動いてしまい、それをあの女に見られていると思うとまた恥ずかしくて堪らない。 茉姫 「んいっ……!?くひひひひひひ、んんっふふふふふふふ……!!」  そして丈の短い服から露わになったお腹を責めていた羽根は、その中心のへそに羽根を差し込みくりくりと回しながらくすぐってきたのだ。それがまた滅茶苦茶くすぐったく、へそなど今までくすぐられた事など無かったが、これはお腹周りの中でも特に群を抜いてくすぐったい。これがまたくすぐった過ぎて身体を動かさずにはいられない。どれだけ身体を捩ったり左右に振ろうとも、羽根はやはりへそから離れる事はなく、時に上下に動かしたり、突っつく様にくすぐったり、あらゆる手段でへそを責めてくる。 茉姫 「いぃいぃぃっひひひひひひひひひ、んひひひひひひひひ……!そこっ……、ぷふふふふさふふふふ、ダメっ……!くひひひひひひひひ!!」  足の裏、お腹、脇腹、へそ、この全身へのくすぐりは勿論どこも耐え難い程くすぐったいのだが、こうして全身を同時にくすぐられると、やはり特に敏感な場所だけは一際くすぐったく感じてしまい、改めてそこが自分の弱点なのだと自覚させられてしまう。だからやはりこう思わずにはいられなかった……。 茉姫 (やばい……!ワキくすぐったい……!!)  初めから分かってはいた事だが、私は特にワキが異常な程くすぐりに弱い。マッサージなどで軽く触れられただけでもビクッと反応してしまう程だ。そんなワキをこんなに無防備に晒した挙げ句、柔らかい羽根で撫でられたらくすぐったいに決まっている。 茉姫 「あっひっひっひっひっひ、ちょっ……、んんっくくくくくくく……!しつこい、のよぉ…!きっひひひひひひひひ……!」  ワキに差し掛かる腕の付け根辺りを優しく撫でたり、肩の側面をなぞったりして、ワキを直接くすぐる事を避けて焦れったく責めていたかと思うと、不意にワキの窪みを激しくくすぐったりと緩急をつけて私を苦しめる。この窪みを激しくくすぐる責めが暴力的にくすぐったくて、必死に閉じている口を強引に開けて笑わせようとしてくるのだ。 茉姫 「きひひひひひひひひ、ぷぐぅうぅっふふふふふふふふ……!!」  歯が砕けてしまうのではないかと思う程顎に力を込めて耐え抜くが、左ワキは無防備な姿勢を保ち続けてしまい、自ら敏感なワキを差し出すかの様にそのくすぐりを受け入れてしまう。 音葉 「あらあら~❤お姉さんはワキが弱点なんですね❤」 茉姫 「んぎぃひひひひひひひひひひひ、くふふひふふふふふふふふふ、なんっ……、で…!?っいひひひひひひひ!!」 音葉 「そりゃ〜モニターにばっちり出てますから❤」 茉姫 「そんなっ……!っふふふふふふふ、いっひっひっひっひっひっ…!!」  心情を読み取る機械なら“くすぐったい”という感情は読み取れるかも知れないが、“ワキが苦手”という具体的な部位まで文字にしてしまうと言うのだろうか。 音葉 「あっ、勿論モニターに“ワキが〜”って事までは文字として表示されてる訳ではありませんよ?でもこの拷問マシンはスパイさんをくすぐる事に特化してますから〜、今くすぐっている部位の感度が数値化されて表示されてるんです❤」  つまり私をくすぐって、その反応でどこがどれだけ敏感なのかを機械が感知し、その感度を数値化して表示していると言うのだ。対象の心情を読み取り文字にするだけでなく、くすぐられた時の感度まで表示できる機械。AIを使っているのは間違いないだろうけど、それ程のAIを開発出来る時点で、やっぱり私より優れた技術者がこの研究に携わっているのは間違いない……。 音葉 「ちなみに~、数字は0〜100です。数字が高い程敏感って事になるんですけど〜、お姉さんの足の裏は65、脇腹が70、お腹が72、おへそが78、そしてワキは89です❤ホントに敏感なんですね❤」 茉姫 「なぁっ…!?ぷくくくくくくく、いぃぃっひひひひひひひひ……!!んふふふふふ、何よっ、それぇ……!」  数字の基準は分からないけど、この女の言葉を信じるなら、少なくとも私は特にワキが異常な程敏感らしい。まあ全身くすぐったがりなのにその中でもワキが特に弱いと自覚していただけあって、数値が異常に高いのも納得できる。 音葉 「私が見た事あるのは、高い人でも80なんですけどね〜、まさか89なんて数値を見れるとは思っていませんでした❤それでも笑い出さずに耐えられるのは〜、お姉さんがとても我慢強いのか、あるいは──」 茉姫 「はぁ…、はぁ…、はぁ…、なっ、何……?」  音葉がまたリモコンを操作すると、ようやく羽根によるくすぐりが止まった。ようやく体中に込めていた力を抜く事が出来たが、ロボットは次の責めをするべく、機械音を鳴らし続けている。今度は一体何をしようと言うのだろうか。  不安を感じながらロボットの動きを警戒していると、また複数のマニピュレータがロボットから現れたのだ。 音葉 「もっと強い刺激の方が苦手なのかも知れませんね❤」 茉姫 「ひぃっ……!?ちょっと、何よこれ……!」  その形を見て、これからされる事を悟り思わずゾッとした。追加された複数のマニピュレータの先端は羽根ではなく、今度は人の手を模した物だったのだ。機械感剥き出しのフォルムだが、本当に人の手の様にその5本の指をモゾモゾと動かし私へ恐怖を与えてくる。見るからにくすぐったそうな指の動き、ハッキリ言って羽根みたいなむず痒さに近い刺激より、あの指でワキを激しくくすぐられた方が遥かにくすぐったいのは間違いない。 音葉 「勿論、相手をくすぐる為に開発した物ですよ〜?アーム型マニピュレータ、通称マジックハンドです❤」 茉姫 「マジックハンド…?」 音葉 「その指を自在に動かし様々な刺激を与えながら、相手が刺激に慣れない様に変化させつつ、相手がどこをどうくすぐられたら特にくすぐったいと感じるのかを学習するんです❤」 茉姫 「や、やめなさい…!そんなの……、耐えられる訳ないじゃない!」 音葉 「なら尚更やめる訳にはいきませんね〜。耐えなくて良いですから、存分に笑って下さい❤」  音葉はその言葉と同時にリモコンのスイッチを押す。それにより私の周りで指を蠢かせながら待機していたマジックハンドなる物が、一斉に私の身体に群がった。 茉姫 「んんふぅぅう──」  全身に群がったマジックハンドは、私の肌に触れた瞬間にその指を巧みに動かしくすぐり始める。羽根のむず痒さとは違う暴力的なくすぐりがくすぐったがりな私に耐えられる筈などない。 茉姫 「ぅあぁああっはははははははははははははははは!!ひははははははははははははは、やっ…、やめ……!んぃいやあぁっはははははははははははははははは!!」 音葉 「ふふっ❤クールなお姉さんが笑わされる姿はいつ見ても素敵ですね〜❤」  笑ったら負けだと思い堪えようとしたが、そんな私の固い意志をあっさりと崩壊させ笑い声が溢れ出てしまった。どうにかそれを抑え込もうと歯を食い縛ってもすぐに口を開けてしまう。まるで決壊したダムから大量の水が流れ出す様に、私ではコントロール出来ない程の笑い声が響き渡る。 音葉 「どうですか〜?くすぐったいですか〜?」 茉姫 「ひゃははははははははは、くっ、くすぐったいに、いっひひひ、あははははははははははははは決まってるじゃない、っはははははははははははははあぁぁあぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!」  最初に羽根にくすぐられていた足の裏やお腹、脇腹、へそにはマジックハンドのマニピュレータが1本ずつ配置されており、そこを5本の指で引っ掻くように激しくくすぐられている。それに加えて、弱点のワキには左右それぞれに3本ずつのマジックハンドが群がっており、各々が引っ掻くようにくすぐってきたり、サワサワと撫でるようにくすぐったり、つぅ~っとなぞるようにくすぐってきたりと、工夫を凝らして刺激を与えてくる。 茉姫 「ひゃぁははははははははははははは、わきっ、ひはははははははははははワキ嫌ぁぁあぁっははははははははははははははは!!」  弱点である上にこれだけのマジックハンドが多種多様に責めてきて、くすぐったくない訳はなく我慢など到底出来る筈もない。しかも、先程まで私をくすぐっていた4つの羽根もマジックハンドと協力して私のワキやお腹、太もも、足の裏を優しくくすぐってきている。もはやどこがどうくすぐったいのかが理解出来ないくらい、滅茶苦茶くすぐったい。 音葉 「そうですよね〜❤ワキは特にくすぐったいですよね〜❤そんなに、くすぐったいのなら、腕を下ろしてワキを守れば良いじゃないですか〜❤」  それでも弱点のワキがダントツにくすぐったいのは身体が分かっている。だからそのワキだけでもくすぐったさを和らげられないかと必死にもがくも、ワキは決して閉じようとはしてくれない。だから思わずワキだけは止めて欲しいと無意識に訴えていたが、その台詞はこの女を喜ばせるだけだった。 茉姫 「それが出来たら……、っあははははははははははははははは!やってるわよぉお!んあっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ、ひはははははははははははははははははは!!」 音葉 「そうなんですか〜?何でくすぐったいのに腕を閉じれないんですかね〜?あ、もしかして〜、くすぐったいのがお好きなんですか〜❤」 茉姫 「い〜っひひひ、ふはははははははははは違うわよぉぉお!!んぁっ、あっははははははははははははははははあんたが拘束してるんでしょぉ!?きゃぁあぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!」 音葉 「あ、そうでしたね❤これじゃあ、どんなにくすぐったくても〜、ワキは閉じれませんね〜❤」 茉姫 「分かってるなら言うなぁあっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!いやぁぁあぁあははははははははははははははははははははは!!」  くすぐったくて、息苦しくて、我を忘れて笑い悶えている中で、ふざけた事ばかり言って私を挑発しているこの女に、強い怒りと憎しみを覚え普段冷静な私も知らぬ内に口調が荒くなっていた。この女を殴ってやりたい、逆に拷問にかけてやりたいと思っているのに、くすぐりによって笑わされているせいで、その怒りの感情が上書きされてしまう。だから口では怒りを伝えてるつもりなのだかが、この女には私の怒りなど全く伝わらない。 茉姫 「きゃあぁあぁぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ、そっそこ……!ひははははははははは、そこやめてぇえぇええぇっへっへっへっへっへっへっへっへっ!!あぁははははははははははははははは!!」  私に一番効果的な責め方を学習するマジックハンドは、やはりワキの窪みを激しくくすぐる責めを頻繁に行う。やっぱりここが私の身体の中で特に敏感な部位であり、ここをくすぐられている時が一番苦しく辛い。だからどうしても声を上げて「止めてほしい」と訴える。自分では腕を下ろしワキを守る事も、マジックハンドや羽根を払い除ける事も、身体を捩って逃げる事も出来ないから……。声に出して「くすぐったい」「嫌だ」と言う事でしかこのくすぐりを回避出来ないからだ。 茉姫 「うひぃいいぃっひっひっひっひっひっひっひっひっ、ひゃははははははははははそこもヤダぁ!あぁっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!」  ワキをくすぐっていたマジックハンドの内の1つが新たに責め始めたのは二の腕。肘の少し下をモゾモゾと素早く虫が這うようにくすぐってきたのだ。ワキ程ではないものの強いむず痒さを感じるタイプのくすぐったさで、嫌悪感や焦れったさで言えばある意味ワキを超える程の辛さだ。 茉姫 「ひぎぃいいぃいっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっ!!それぇっ、うひひひひひひひやだぁぁあっはははははははははははははは!!」  二の腕の、肘の少し下でモゾモゾと指を素早く動かしていたマジックハンドは、その動きのままワキの方へと移動してきたのだ。二の腕をくすぐりながら移動するマジックハンドがワキへ近づくにつれ、どんどんくすぐったさが増していく。勿論すでにワキは散々責められてるし、今もマジックハンドによる責めは滅茶苦茶くすぐったいのだが、二の腕をくすぐるマジックハンドがワキへ近づくとその焦れったさが更に強まり、それに伴ってワキが敏感になってしまい余計にくすぐったくなってしまうのだ。 茉姫 「きっひひひひひひひ、あっははははははははははははははははははやめっ、ひはははははははははははははやめてぇぇえへへへへへへへへ!!」  ワキに近づいたマジックハンドはあえてそこへは行かず、くすぐりは止めず再び肘の方へと戻る。そしてまたモゾモゾとくすぐりながらワキへ向かってくる。それを繰り返され私はワキへの刺激を意識し敏感になる。そして更にワキがくすぐったくなってしまう。 音葉 「うっふふ…❤あぁ……、見てるだけの私までワキがムズムズしてくすぐったくなってしまいますね〜❤」 茉姫 「きゃははははははははははははははだっ、だったら止めなさいよぉぉおぉほほほほほほほほ…!!ひあはははははははははははははははは!!」 音葉 「それは出来ないと言ってるじゃないですか〜。っふふふ…❤見てるだけの私ですらこんなにくすぐったい気分になるのに〜、実際にくすぐられてるお姉さんは一体どれ程くすぐったいんでしょうね〜?想像するだけでまたくすぐったくなっちゃいます❤」 茉姫 「だからっ、あっはははははははははははははははははそれならこれ止めてっ!!ひゃははははははははは、あぁああっはっはっはっはっはっはっはっ!!」 音葉 「そんなにくすぐったくてお辛いのなら〜、解放してあげても良いですよ〜?お姉さんの秘密を話して頂けるなら❤」  つまりこの拷問に屈し、私の目的と素性を明かせばこのくすぐりから解放されるという訳だ。なら、私の出す答えは1つしかない。 茉姫 「分かった、ひゃはははははははははわかったからぁぁああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!言うっ、っなはははははははははははははは何でも言うからぁぁぁあっははははははははははははははははははははは!!」  くすぐったがりな私が、こんな卑劣なくすぐり拷問に耐えられる訳がない。私の強気な性格や負けず嫌いなプライドなど、こんな拷問の前には無力で、それらは簡単にへし折られてしまった。つまり、このくすぐり拷問に屈服してしまったのだ……。 音葉 「ではまずお名前からお伺いしましょうか❤」 茉姫 「如月ぃいっひひひひひひひひひひひひひひひひひ、如月茉姫ぃいあっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!」 音葉 「如月……、茉姫……さん……?ってもしかして、こちら側の社会で有名なあの如月さんですか〜!何故その如月さんがこんなスパイ活動なんかしていらっしゃるんですか〜?」 茉姫 「いははははははははははは、ここのっ、あははははははははははは拷問装置の、技術を盗む為に……っはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ、潜入したのよぉ!ひゃぁあはははははははははははははは!!」 音葉 「あ〜、なる程。私のこの拷問装置の需要が高まり過ぎてしまい、如月さんの仕事が減ってしまった訳ですか〜。という事は、最初の面接のお話も全てが作り話という訳ではなかったって事ですね〜。………う〜ん、そうでしたか〜………。」 茉姫 「いいからっ、あはははははははははははははは早くコレ、止めてぇえぇぇへへへへへへへへ、やははははははははははははははははくすぐったいから、もうやめてぇええ!!」  話す事は全て話したのに、この拷問を止めてくれる気配がない。まさか、自分の立場を脅かす可能性のある技術者である私を、このまま殺してしまおうと考えているのではないか?死ぬのは嫌だが、殺すならせめて楽に死なせて欲しい。このままくすぐり続けて笑い死ぬなんて最悪だ……! 音葉 「如月さん、あなた程の技術者ならここでもその技術を活かせた筈ですよね〜?仕事を求めているのなら、ここで正式に働く事も出来た筈ですが〜、わざわざスパイ活動したという事は〜、やはり自分が技術で負ける筈がないというプライドからでしょうか?」 茉姫 「だったら何よぉお!あぁぁあっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ、いやぁあはははははははははは!!」 音葉 「正直ですね〜❤それだけくすぐり拷問がお辛い様ですね〜❤ではそんな如月さんにお願いがあるのですが。」  そう言って音葉はリモコンを操作し、この拷問マシンを停止させた。私をくすぐるマジックハンドや羽根が全て私の身体から離れ、その近くで待機している。まだいつでも責められるぞと脅されている気分で不安は拭えないが、ようやくこのくすぐったさから解放され、私は息を切らせながら必死に呼吸を繰り返していた。 茉姫 「っはぁ、っはぁ、っはぁ、っはぁ、っはぁ……、お、お願い……?っはぁ……、っはぁ……、って……、何よ……?」 音葉 「お願い……、と言うより交渉ですね❤私としては如月さん程の技術者さんにここで様々な装置を作って頂ければ嬉しいのですが〜、如月さんとしては自分の技術力が世間に認められ、それがお金や次の仕事に繋がる事が幸せであると、そういう認識でよろしいでしょうか〜?」 茉姫 「な、何……?勿論、それは私が願ってる事だけど……。」 音葉 「なら話は早いです❤如月さんがここで私の“依頼”に応えて装置を作り、それを世間に広め世界一の技術者であると認めさせれば良いんです❤勿論、私と如月さんが結託したと世間が知れば、それこそ拷問装置を求める顧客は皆私達に依頼してきます。」  正直私にとってはかなり良い話だ。私はここで(おそらく監視付きではあるが)ここで働きながら、今までの様に依頼を受ける事も出来るという訳だ。しかも、恐らく今最も需要の高いくすぐり拷問の装置の製作が出来るとなれば技術者冥利に尽きる最高の展開だ。 茉姫 「それはそうね。」 音葉 「勿論、万が一にも如月さんがここから脱走し、その技術と顧客からの報酬を独り占めしようと企んでいる可能性もありますし〜、そうなって逆に私の仕事が無くなってしまうのは困りものですから〜?」 茉姫 「うっ……、な、何よ……。」 音葉 「如月さんが脱走出来ない様に〜、ある装置を使わせて頂きます❤ここへ侵入し技術を盗み出そうとしたお仕置きも兼ねて❤」 茉姫 「お仕置き…!?い、一体何をする気……?」 音葉 「勿論私が行うのはくすぐりですよ〜?ある装置とは、いつでも私の意思で如月さんを好きなだけくすぐる事が出来る装置です❤それを常に身体に装着して過ごして頂きます❤」 茉姫 「なっ……!?何よそれ……!そんな状態で機械なんか作れる訳ないじゃない……!」 音葉 「今のは装置の仕組みの話しであって〜、実際にはそこまで意地悪はしないつもりですよ〜?勿論、如月さんの態度次第ですが❤」 茉姫 「あくまで私が逆らえない様にするのが目的って訳ね。」 音葉 「そうとも言えますね❤あ、それから〜、新しいくすぐりマシンの実験台にもなって貰いますよ〜?その機械のテストを繰り返して調整する、技術者の如月さんにとってもそれは当たり前ですよね?」 茉姫 「はぁ…!?そりゃあ、実験と調整は必須だけど、その被験者を私がやるの!?」 音葉 「これらを条件として守って頂ければ〜、後は今まで通り、如月さんが直接他の顧客と好きに取引して頂いても構いませんし、どこで何をして〜、どのように過ごしても構いません❤勿論、私の依頼の納期は守って貰いますが、ね?」 茉姫 「冗談じゃないわ……!実験はともかく、常にそんな装置を着けられて仕事なんか出来る訳無いじゃない。それに、自由なんてあって無い様なものじゃない……!」 音葉 「それが嫌だと言うのなら、ここで監禁して無理矢理実験台にするだけですよ〜?私としても如月さんの技術力は是非とも欲しいのですが〜、嫌なら仕方ありませんよね〜?」 茉姫 「くっ……!」  確かに今ここでこの女の条件を飲まなければ、実験台にされるだけでいつか死ぬ運命だ。それなら多少なりとも自由がある方を選ぶべきだろう……。私が裏切るような事をしなければ装置を使われる事も無いかも知れないし、どうせ機械の実験台になるのならこの女に従うべきか……。とりあえずは誰かの下で働きたくないという私の些細なプライドも守れてはいる訳だし。 茉姫 「……分かったわ。私だって新しい機械を作れるなら本望だし、あなたが私の新しい顧客だと思えば今までとはそう変わらないし。」 音葉 「契約成立ですね❤ではこれからは茉姫さんとお呼びします。よろしくお願いしますね〜?茉姫さん❤」  こうして、くすぐったがりな私の地獄の様なくすぐり生活とも言える毎日は始まった。

Comments

ありがとうございますm(_ _)m 拘束されてそれがどういう効果をもたらすのか、そこまで描写する事で拘束が活きて僕も好きです!

こーじ

ありがとうございますm(_ _)m 常にマイペースでゆったりした口調なのに相手を小馬鹿にしながら言葉責めする敵に煽られるクールな女性という構図が好きです(笑)

こーじ

くすぐったいなら手を降ろせばいいのに←これ系の責め好きです。拘束している意味が出てくる。 拘束くすぐりは拘束して動けない描写があってこそですよね。最高でした。

ガリタル

音葉のゆったりとした口調からの言葉責めが最高ですね。 続きを期待してます!

炙り蜻蛉


More Creators