サヤ 「これから行われる拷問は……、“くすぐり”よ。」 レラ 「く、くすぐりだと…!?」 シオン 「えっ……?何……?くすぐり……!?」 サヤ 「えぇ。私達が今の服装で肌を露出している部分は、全てくすぐりという行為に比較的敏感な部分だわ。それに、相手を無理矢理笑わせるという行為はまさにそれよ。」 シオン 「確かに、お腹とか、脇腹ってじゃれ合いとかでくすぐられる場所ってイメージだけど、じゃあこの数字は?」 サヤ 「そこは私の勘だけど……。」 サヤがその数字の謎を言う前にレラの方を向く。まるで自分が説明するよりレラの方がそれを理解しているのでは?と言わんばかりに。その視線に気付いたレラが、代わりにその数字の意味を語る。 レラ 「お、おそらく……、肌の感度ではないかと私は思っているが、サヤはどうだ……?」 サヤ 「私も同じ意見よ。最大値は多分キリのいい数字の100、数字が高い程よりくすぐりに対し弱い、って事だと思うわ。」 シオン 「なるほど。……でも、それが本当ならレラは……。」 レラ 「あ、あぁ……。私は……、その、極度のくすぐったがりなんだ……!くそっ…!こんな状態で拘束されてくすぐられるなんて、冗談じゃない…!!」 その数字が意味するというくすぐりの弱さのレベル。所詮は二人の考察に過ぎないが、それは自分がどれだけくすぐりに弱いのかを熟知しているレラだからこその考察だったのだ。 そしてそんなレラはくすぐられる恐怖と焦りから、無駄だと分かっていても身体を暴れさせ必死に拘束を解こうともがき出す。 シオン 「くすぐったがりって……。拷問とか言うけど、くすぐりなんて所詮は子どもの遊びでしょ?」 一方のシオンは、数字が比較的低いからか、くすぐったがりだと打ち明けるレラとは反対に、強気に振る舞いくすぐりを馬鹿にするような発言をする。 レラ 「お、お前は数字が低いからそんな事が言えるんだっ!」 だがレラは自身がくすぐったがりだと自覚している上、それを数字でも表されれば焦るのも無理はない。とは言え、実際にくすぐりという行為は、幼い頃に楽しくじゃれ合うお遊びであるのも事実であり、シオンはどうしてもそのイメージしか湧かないのだ。 シオン 「それはそうかも知れないけど…。それを言ったらサヤの方が全体的に低いのに、よく拷問がくすぐりだって分かったわね。それにあの数字の意味まで。」 サヤ 「二の腕で私の数字が急に上がった事で察したわ。…まあ、つまり私は二の腕をくすぐられるのが苦手って事なんだけど……。それから、多分私達にはもう一つ、共通点がある筈よ。」 シオン 「共通点?」 サヤ 「こんな体勢で拘束されてくすぐられるって言うのに、まだ数字が表示されてない場所があるじゃない?」 シオン 「ん……?」 サヤは遠回しに言っても伝わると思ったが、シオンには全く伝わっておらずサヤの言葉を理解できていなかった。それに対し、くすぐったがりなレラはその言葉をすぐに理解できていた。 レラ 「わ、ワキ……、だろ……?」 サヤ 「そうよ。」 シオン 「へっ……?ワキ……!?」 くすぐりと言えばこれも定番の場所であるワキ。ノースリーブの服装で腕を頭上に上げて拘束されれば、当然その素肌が常に晒される事になる。にも関わらず、モニターには未だにワキには数字が表示されていなかった。 サヤ 「この服で私が腕を上げるポーズを強いられたって事は、テレサは女性のワキが好きだった可能性が高いわ。それもやっぱりこの拷問に通じる部分で、多分テレサはその数字をあえて表示せずに、私達が怯える姿を見て楽しんでいるのよ。」 シオン 「楽しむ…?それが共通点と何の関係があるのよ……?」 サヤ 「多分、私達は三人共ワキが弱点なのよ。実際、私はその自覚がある。」 シオン 「弱点…?それって、ワキが一番敏感で弱いって事?」 レラ 「私は、弱点なのかは分からないが、弱いのは事実だ。そもそも全身くすぐったがりだという認識だからな…。」 シオン 「その仮説が本当なら、私もワキの数字が高いって事?」 サヤ 「多分、それなりには高いと思うわ。これでシオンの今までの数字と変わらないなら、ここまで引っ張る必要が──」 そこまで推理した所で、モニターがそれに答えるように音を出し、次の数字を表示した。だが今回の数字は三人ではなくレラの数字のみだった。 そしてその表示場所は、予想通りだった。 レラ 「私だけ…?しかも、87だと!?」 サヤ 「やっぱり……。」 シオン 「確かに全体的に高いけど、今までで一番高い数字ね……。って事は、やっぱり私も……?」 サヤの予想通り、その高い数字はレラのワキから伸びた線の先に表示された。勿論今までの話は全て仮説なのだが、他に考えられるものは何もなくこの仮説を信じるしかない以上、ワキが最も敏感だと考えるしかないのだ。 サヤ 「私やシオンの数字が出ないのは何故かしら…?」 シオン 「これも、テレサが楽しんでいるからって事?」 レラ 「悪趣味な奴め…!」 相変わらずレラは腕を下ろそうと必死に力を込める。だがそんな彼女に更に追い打ちをかける。いや、ついにその時が訪れたと言うべきだろう。 レラ 「ひっ!?」 突然レラの背後の壁に穴が空き、そこから“人の手”を模した形状の怪しげな機械が、ケーブルに繋がれウネウネと蠢きながら現れたのだ。しかもそれは複数体存在し、まるでレラをターゲットにした手達が彼女を取り囲むように配置されていた。 シオン 「何なの…?」 シオンの位置からはその姿はよく見えないが、目の前のモニターを見ればそれがどのような物体で、どういった動きをする物なのか理解できる。 サヤ 「まさかこれでくすぐる気…!?」 レラ 「や、やめろっ……!!」 人の手を模したと言ってもそれは形状の話であり、人の手よりも遥かに指にあたる部分は長く、それぞれが不気味な動きをしながらレラの身体の周りで蠢く姿は、とても悍ましいものだった。 レラ 「うっひひ…!それ、近づけるなぁ…!!」 その動きで自分がくすぐられる事を想像してしまったレラは、すでに笑いが込み上げてしまう。 シオン 「えっ……?ちょっ……!何…!?」 そんな中、レラを取り囲む機械の手と同じ物がシオンの背後からも現れる。モニターを見ていたシオンがそれに気付き、周りのその手を直に見て嫌悪感を露わにする。 サヤ (順番に規則性がなくなった。これじゃあ私もいつ責められるか分からない…!) 全員の数字が同時に出ていた流れから、レラのワキのみ表示され、そのレラの周りに手が現れる。この流れは、これからレラをくすぐるという流れになるのも理解できるが、シオンの周りにも現れた手。だがシオンのワキの数字は未だ表示されていない。これが不規則な理由となってしまい、サヤも常にくすぐられる恐怖を感じ始めていた。 シオン 「んっ……!」 そして、最初に機械の手が触れた相手はシオンだった。その複数ある機械の手達の内の一部がシオンの腹部に触れた瞬間、思わずシオンの口から声が漏れる。だがそれはくすぐったさというよりは突然の攻撃に対する驚きの声だった。 シオン 「ちょっ、触らないで…!」 まだ機械の手は指を動かしてはおらず、露出した腹部の素肌に触れているだけだった。だが、その不快感からシオンは声を荒らげる。 レラ 「くぅ……!んっくく!いい加減にしろ……!!」 レラの方の手達はまだその身体に触れてすらいないが、相変わらずレラの周りでその指をワシャワシャと動かしくすぐるアピールをする。くすぐったがりなレラにとって、その動きすらくすぐったく感じてしまい、もどかしい感覚を与えられていた。 サヤ (ワキの数字を表示しているのに、レラのくすぐりは始まらない……。やっぱりテレサはこの状況を楽しんでいるんだわ。) くすぐったがりだと数字が物語るレラの感度。だがまだくすぐらずに焦らしているのは、間違いなくレラの怯える姿のテレサが楽しんでいるからだ。実際、取締保安部隊のエリートがくすぐりという子どものお遊びに怯える姿は、責める側からしたら無様な姿と言えるだろう。 サヤ (しかも相変わらず私の方に機械の手は来ない。いや、二人の周りの手が一斉に私に襲い掛かってくる…?くっ……!これじゃあ常に気が抜けないじゃない……。) レラとシオンの周りにいる機械の手。それらの内半分は、その二人の間に立たされているサヤの両隣から現れているとも言える。拘束された三人の距離感が近いため、サヤとレラ、そしてサヤとシオンの間は殆ど空間がない。つまり、その間から出ている手は、いつでも責める対象をサヤにする事が出来る状態にあるのだ。 サヤ (シオンのお腹に触れてるあの手。もしあれが急に私のワキに襲い掛かってきたら……。) 全体的に数字が低いサヤだが、ワキは弱いという自覚がある。その数字こそ表示されていないものの、そこだけは弱いという自覚がある以上、例え他が低くともくすぐられる事に対する恐怖はある。それがいつ来るかも分からなければ不安な気持ちも抱くし、油断など出来ないのだ。 シオン 「んんっ…、くくく…!この、やめ……、なさいよ…!」 サヤの不安を他所に、シオンの腹部に触れていた手達がついにその責めを開始する。 脇腹を優しく撫で、お腹を指で軽くモゾモゾさせたくすぐりは単調な責めであり、腹部の数字が低めなシオンにとっては優しく軽い刺激にも思える。実際、まだシオンは笑い声を出してはいないのだが、子供の頃に数回受けた程度の慣れていない刺激に困惑していた。 シオン 「んっく…!くっくっく……!!何、するのよぉ……!くっふふ……!」 くすぐりから逃れようと身体を必死に捩り抵抗するが、両腕、両脚を壁のフックに繋がれた枷に拘束されているため、僅かな動きしか許されない。多少身体を捻ったり、左右に動かすだけでは機械の手から逃れる事は出来ず、執拗に追いかける腹部をくすぐり続けてくる。 レラ 「うっく…!シオンがくすぐられているのを見ているだけでくすぐったい…!」 ただ撫でるだけの動きだが、その手が露出した肌の上を動くだけで、レラはまたくすぐったさを想像してしまう。 シオン 「こ、これぐらい、っくく…!くすぐったくなんか、ないわ…。ちょっと、んん…、ムズムズする、くらいで……。んいっ…!?」 くすぐったくはないと強がるシオンだが、無意識に身体はその刺激から逃れようと動いてしまう。脳内ではこれぐらいと思いつつも、じっとしてその刺激を受け入れられる程の余裕はなかった。 そんな中、シオンをくすぐる為に現れたものの、ずっとシオンの周りで待機していた残りの機械の手達が、シオンのへそと二の腕をくすぐり始めたのだ。単純にくすぐられる場所が増えた上に、脇腹やお腹に比べて少し敏感な部位をくすぐられ、シオンは小さな悲鳴を上げてしまった。 シオン 「んっふふふ…!この、程度……!っくくく!」 そして、シオンは新たにくすぐられた場所が先程より強い刺激だと実感してしまった。まだ強いくすぐったさではないが、モニターに表示された数字が身体の感度を表している、というサヤの仮説が当たってしまった事を意味していた。 シオン 「んぐぅ……!さっきくすぐったくないって言ったから、くっくっくっ…、更に責めようって魂胆かしら?んふふふ……、残念だけど、っくくくく、私にくすぐりなんか、んんっふふ……!通用、しないわよ……!」 相手は言葉など通用しない機械の手。だがその言葉は、どこかで見ているであろうテレサに、自分は屈しないと強気な姿勢を見せる為の言葉だった。 だが、そんな強気な態度を振る舞ったシオンに対抗するかのように、モニターが音を立て新たな数字を表示したのだ。 シオン 「わ、私の……ワキの、感度……?っくくく、嘘でしょ……!?」 新たに表示されたのはシオンのワキの感度。そしてその数値はなんと79。全身くすぐったがりだというレラの感度に匹敵するレベルだったのだ。 いくらくすぐりを子どもの遊びだと馬鹿にしていたシオンでも、その数字を見せられてしまうと不安になってしまう。 サヤ (やっぱり私の予想は当たってしまったみたいね……。シオンもワキの感度だけ極端に高い。私は一体どれ程の数字なのかしら……。) シオンのワキも極端に高い数字となった。この事実により、サヤの不安もより大きなものとなってしまった。唯一表示されていない自分の弱点。大事なもの程焦らして恐怖を煽るテレサのやり口。 それらを全て考慮すれば、テレサはサヤを一番苦しめたくて、一番恐怖を与えたい人間だと推測でき、その数字も極端に高い可能性が高いのだ。それに気付いてしまった事で、サヤの不安が膨れ上がってしまったのだ。 シオン 「ちょっ……!っくくくく、待って…!んんっ…!ワキは、ちょっと待っ──ひぁ…!?」 2つの機械の手が徐々にシオンのワキに近づく。それを見て思わずシオンは機械の手に静止を求めてしまう。先程まで所詮子どものお遊びだと油断していたが、そのレラ並みの数字を見せられてしまうと、恐怖が伝染してしまうのだ。 そんなワキに近づく機械の手に気を取られている時、シオンをくすぐる機械の手の動きが加速し責めが激しく変化したのだ。 シオン 「あっ、くくくくく…!んんっふふふふふふ!何でそっち……!?っきひひひひ、このぉ……!!」 (くっ、くすぐったい……!) 脇腹を力強く揉み、お腹の上で素早く指を動かし、へそをほじくり、二の腕をワシャワシャとくすぐる機械の手。30〜40程度の数字の感度の人間がどれだけくすぐりに強いものかは理解出来ないが、シオンはこの刺激が「くすぐったい」ものだと、ついに感じてしまったのだ。 レラ 「うぅ……、シオンがあんなにくすぐったそうに……!」 必死に笑い声を抑え込むシオンの姿を見たレラもまた、その機械の手のくすぐり技術を思い知り強い恐怖を覚える。 シオン 「やめ、なさいよぉ…!んっくくくくく、こんなのっ…、くすぐったくなんかないんだからぁ…!ひひひひひひ…!」 馬鹿にした責めが効いていると思われないように、必死に強がるシオン。それにより、ワキへの注意が疎かとなってしまう。機械の手はそれを見計らったかのように行動を開始した。 シオン 「んあぁああぁっ!!?」 左右から忍び寄る機械の手がシオンのワキに触れ、思わず大きな悲鳴を上げてしまうシオン。これは触れられた事による驚きではなく、敏感なワキに触れられた事によるくすぐったさを痛感してしまったからだ。 シオン 「いっひひひひひひ、やめっ……!っくふふふふふふふ、そこは……!くっくっくっくっ…!」 ワキを捉えた機械の手は、シオンを嘲笑うかのようにその場に留まり様子を見る。そんな機械の手に腹を立てるも、くすぐったさを我慢するのに必死なシオンは、再び機械の手に静止を求める。だが機械の手がシオンの言葉を受け入れる訳などなく、無情にもその責めは開始されてしまう。 シオン 「んぃいいぁあっはっはっはっはっはっ!やははははははははははははははははははははは!!」 機械の手が無防備なワキの窪みをカリカリと引っ掻くように激しくくすぐり始めると、それまで必死に笑い声を抑え込んでいたシオンも呆気なく笑わされてしまった。 レラ 「シ、シオンっ……!」 その姿を見て更にレラはこれから自分に襲い掛かろうとしているくすぐり拷問に恐怖してしまう。 サヤ (あれだけくすぐりに耐えていたシオンが、ワキをくすぐられた途端、あんなあっさり笑わされてしまうなんて……!) シオンのその姿はサヤにも更なる恐怖心を与えた。現時点ではサヤの感度は全体的にレラより低いと数字上では表されているが、それなりに苦手意識を持っていた二の腕の感度に関してはサヤの方が上である。そして強い苦手意識を持っているワキの感度が伏せられている恐怖が合わさり、不安な気持ちを抑えられなくなっていた。 シオン 「んあぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ、そこやめっ!ひははははははははははははははははははははは!!」 レラ 「んぐぅっ…!こ、こんなの卑怯だぞっ!っふふふふ、こっちは無防備なんだぞ!?うっくくくくく、んふふふふ…!」 すぐ側で体中をくすぐられ笑え悶えるシオン、そして未だ自分の周りで蠢く複数の機械の手。その間接的なくすぐったさにレラは再び声を荒らげる。 そんなレラに腹を立てるように、レラの周りで待機していた機械の手達が一斉に動き出す。 レラ 「んいっ!?ちょ、ま、待て…!!やめろぉ!!」 機械の手がいよいよレラの無防備な素肌に触れる。そう思った所で機械の手がまた動きを止め、その肌に触れる直前の場所で指をワキワキと動かしたのだ。 レラ 「んんっふふふふふふ…!何して……!?あひひひひひひひ、それやめろぉおおぉ!」 まるで本当にくすぐっているかのように錯覚させる機械の手。それによりレラは更にその刺激を想像してしまった。そしてそれから逃げたい一心で、思わず身体をくねらせてしまった。 レラ 「うはぁあっははははははははははは!!」 身体に触れる直前で機械の手がその指を動かしている状態でレラが身体を動かせば、当然自らくすぐりの手に飛び込む事となる。 その手に右脇腹が触れてしまい、レラは堪らず笑い出してしまった。 レラ 「これずるいぃひひひひひひひひ!あっはははははははははははははははははははは!!」 右脇腹を庇おうと本能的に身体を左に捩ってしまう。だがそれにより、今度は左脇腹に機械の手が触れてしまう。身体が勝手に反応しくすぐりから逃げようともがけば、別の場所をくすぐられる。この繰り返しにレラは翻弄されてしまう。 レラ 「あはははははははははは、っはぁ、っはぁあっはははははははははは嫌ぁあぁっははははははははははははははは!!」 くすぐったさに負けて身体が勝手に左右に動いてしまう、それを必死に堪えどうにか両サイドが機械の手に触れない場所で留まる事ができたレラ。そして笑わされた事で体力を消耗してしまい、無意識に深呼吸をしてしまう。すると今度はお腹に触れる直前で待機していた機械の手に触れてしまったのだ。 これによりくすぐりが回避できなくなってしまったレラはなす術なく笑わされていた。だがレラにとっては不幸中の幸いなのが、身体のすぐ側で指を動かす機械の手が腹部にしかいないという事だった。全身くすぐったがりなレラもワキが特に弱く、本人はワキが特別弱いという自覚までは無かったようだが、一番敏感な所だと認識した上で責められれば、当然そのくすぐったさが際立ち、より苦痛を強いられただろう。 レラ 「んぁっ…!あっははははははははははは!!しつこいっ、しつこいいぃいぃいいっひひひひひひひひひ!!これ止めてくれぇええへへへへへへ!!」 とは言え、レラにとっては腹部のくすぐりも充分耐え難いものであり、どう逃げてもどこかしらをくすぐられる事となり笑わされる一方だった。 シオン 「あっはははははははははははははははワキやめてってばあぁ!!いやっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!」 状況だけで言えばシオンの方が圧倒的にきつく、腹部への責めがあまり効かないと言えど、決してくすぐったくない訳ではなく、それに加え敏感なワキまでくすぐられている。 シオン 「ひははははははははははははははははははははははそこだけでも、っははははははははははワキだけでも止めて!んあっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!」 ワキが極端に弱いシオンにとって、腹部のくすぐったさが気にならない程にワキに伝わる刺激が強烈に感じてしまう。このワキへの責めが止まれば腹部もくすぐったく感じるだろうが、このワキへのくすぐりがとにかく苦痛で、耐え難いくすぐったさなのだ。 サヤ (やっぱり、意図的に私だけくすぐらないようにしてる……。よっぽど私への攻撃を焦らしたいのか、私のワキが二人より遥かに敏感なのか、その両方なのか……。) 両サイドでくすぐりに翻弄され笑わされる二人をただ見ている事しか出来ないサヤ。だが、くすぐったそうにしている彼女達の心配より、今後自分に降り掛かるくすぐりへの恐怖心の方が強く、その機械の手によるくすぐりがいつ自分に襲い掛ってくるのか、という不安な思いで気が気ではなくなっていた。 サヤ (私のワキの感度はいつ表示されるの……?この手、急に私をくすぐろうとして来ないわよね……?) シオン 「いやぁあぁあぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ、ワキっ…!ひゃめ……、っはははははははははははははははははははは!!」 レラ 「んあっはっはっはっはっはっはっ!ホントに、これ一旦止めてくれっ!!ひははははははははははは、逃げれないぃ、逃げれないぃいぃいっひひひひひ!ふあぁははははははははははははははは!!」 サヤはただ機械の手の動きに意識を集中させその恐怖と戦い、シオンとレラはただただくすぐったさに負けて笑わされるまま、それぞれ苦痛な思いをしながら時間だけが過ぎていくのだった。
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2024-12-01 22:27:29 +0000 UTCこーじ
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