そこに表示されたサヤのワキの感度は、予想を更に超えた“92”という数値だったのだ。想像を絶する感度に、サヤは言葉を失い怯えていた。 レラ 「はぁ…、はぁ…、はぁ…、はぁ…、はぁ…、はぁ……。」 (まさか……、サヤのワキが私よりも高い数値だったとは……。) シオン 「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ…。」 (そんな、嘘でしょ……?サヤ……。) サヤのワキの感度が表示されたと同時に、シオンとレラ、二人のくすぐりが止まった。それはつまり、ついにサヤへの責めが始まる事を意味していた。 サヤ 「い、嫌……!来ないで!」 二の腕やへそをくすぐっていた機械の手と、その時を待つように待機しサヤの周りで指をワキワキと動かしていた機械の手達が、一斉にサヤのワキにゆっくりと近づいてくる。その悍ましい光景にサヤは身体を震わせ怯える。 シオン (あんな状態で拘束されて、身動き出来ないワキをくすぐられるなんて……。) レラ (なんて無防備なワキなんだ……。もし私もあんな状態でくすぐられたら……、うぅ……。) 自分の隣で、最も無防備な体勢を強いられながら恐怖するサヤを見て、散々くすぐりを経験してきたシオンとレラも、その苦痛を想像し恐怖心を募らせる。 サヤ 「んいぃっ!?」 サヤのワキに機械の手の指が触れると、サヤは今までにない強いくすぐったさを感じ悲鳴を上げる。 サヤ 「んっふふふふ、やっ、やめて……!あひひひひひひ……!!」 機械の手はまだ触れているだけの状態だが、誰よりも敏感なサヤにとってはそれすら堪らないくすぐったさとなる。ただ指が触れているだけなのに、歯を食いしばらなければ笑い出してしまいそうな程のくすぐったさ。それに追い打ちをかけるように、ワキを無防備に晒す拘束。この時点で、サヤはもう我慢の限界を迎えていた。 サヤ 「くっふふふ、あはは…!あふふふふ、いっひひひひ……!ひあははは…!んぐぅっ、くっくっくっくっ……!!」 思わず笑い声が溢れ出てしまい、それをまた必死に我慢するが、すぐに限界を迎えまた笑ってしまう。それでも笑い出さないように必死に我慢するのは、口を大きく開けて笑ってしまえば、もうくすぐったさに勝てなくなるのが分かっていたからだ。何より、今まで自分の両隣で、散々笑わされくすぐりに屈服してしまった二人を見ているからこそ、せめて気持ちだけでも強くありたいと思っていた。 だが、最もワキが敏感な上に、最も辛い拘束状態にあるサヤが、誰も耐えられなかった責めに勝てる見込みなど始めから無かった。 サヤ 「んひああぁあっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!ま、待ってぇえぇえっへへへへへへへへへへへ!!」 柔らかで綺麗なサヤのワキを、複数の機械の手の指がカリカリと動き始める。くすぐりという行為において、最もシンプルでくすぐったい責め方、そんなくすぐり責めを受けサヤの我慢はあっさりと砕かれ笑わされてしまう。 サヤ 「あぁあっははははははははははははははははははははははははははははははくすぐったい、くすぐったいいいぃぃい!ひははははははははははははははは!!」 先程まで冷静に振る舞い感情を出してこなかったサヤが、精一杯身体を暴れさせ笑い狂う姿は、その刺激の強烈さを物語っていた。だがサヤに施された拘束は最も頑丈で、最も窮屈な体勢である。その為いくら暴れようともサヤは微動だに出来ない。 サヤ 「嫌ぁあぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ無理ぃ、無理いいぃいぃっひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!」 シオン 「サ、サヤ……!」 (ずっと冷静だったサヤが、あんなに笑わされてる……。ワキが……、相当くすぐったいんだわ……。) レラ 「………………。」 (何て声を掛ければ良いのかも分からない……。あんなの、くすぐったいに決まってる……!) サヤのその身悶える姿と悲痛な笑い声は、それまでくすぐりによって苦しめられてきたシオンとレラの恐怖心を更に煽る事となった。 サヤ 「ひゃははははははははははははははははははははははわき、わきいいぃいぃいいいっひひひひひひひひひひひ、ワキおかしくなるぅうぁっはははははははははははははははははは!!」 身体を前後にバタつかせてみたり、左右に振って機械の手から逃れようと暴れるが、その身体はまるで自らくすぐりを受け入れるかのように無防備な体勢を維持し続け、一切その手から逃れられず全く動かない。サヤに許されたのはイヤイヤと顔を左右に振って笑い悶える事だけだった。 シオン 「んっ……、くぅ……!」 (こんなの……、見てるだけでこっちもくすぐったくなる……。) 必死に暴れ抵抗しようとしているのに、一切くすぐりから逃げる事を許されないサヤの姿を見せられたシオンは、その暴れ方や笑い声で自分までくすぐったく感じてしまう。身体がムズムズと感じ、思わず笑い声が溢れ出てしまいそうな、そんな焦れったい感覚に支配されるのだ。 レラ 「くっ、ふふふふふ……!」 (あんなに無防備に伸ばされたワキを、執拗に責める機械の手……。ダメだ……!私があんな事をされたらと想像してしまう……!!) そしてレラもまた、悶え苦しむサヤの姿を見せられる事で、その姿を自分と重ねてしまいくすぐったく感じてしまっていた。もし自分が腕を真上に上げさせられ、身体を捩る事も許されず、複数の指に敏感なワキを引っ掻かれるようにくすぐられたら……。そんな想像を無理矢理させられ、ワキを実際にくすぐられていると錯覚してしまうのだ。 シオン 「ひいぃぃん……!!?」 そんな中、シオンの側で待機していた機械の手が突然シオンのワキを優しくくすぐったのだ。 シオン 「ちょっ、んっく……!待って……!あっひひひひひ、んいいぃいっひっひっひっひっひっひっ……!今はダメっ、ぷぐぅぅうぅっふふふふふふふ……!!」 よりによってサヤのくすぐったがる姿を見せられ敏感になっている時に、急に自身のワキに再開されたくすぐり。一本指で優しく撫でているだけの軽い刺激だったが、今のシオンにとってはそれも強烈な責めとなってしまう。 勿論このタイミングでのシオンへのくすぐりは偶然などではない。自分より激しく笑い悶え苦しむ人間の姿を見せられれば、嫌でも「ワキはくすぐりに弱い」、「くすぐられたらあんな風に笑い悶えてしまう」と意識させられる。そんな最もくすぐられたくないと思わされたタイミングを機械の手は狙ったのだ。 レラ 「シ、シオン……!?」 サヤへの責めも止まらぬままシオンまでくすぐられた事により、次は自分の番だとレラもすぐに理解してしまう。そしてレラの心情を見計らったかのようなタイミングで、レラの周りの機械の手も動き始めたのだ。 レラ 「ひぃっ……!!?」 周りで待機していた機械の手が再びレラに迫りくる。その悍ましさに悲鳴を上げ身体を震わせてしまう。ただでさえくすぐりに苦手意識を持っているのに、先程まで冷静だったサヤが暴れ狂う姿を見せられては、余計にくすぐりに怯えてしまうのも無理はない。 レラ 「んっくく…!や、やめろぉ……!来るなっ……!」 ゆっくりと迫りくる機械の手に更なる恐怖を覚え身構えるレラだったが、またしてもその手はレラの身体に触れる直前でくすぐる真似だけを行った。 レラ 「うひぃいぃっ……!?んっ…!だから、くっくっくっくっくっ……、それ、やめろぉ…!んっふふふふふふふ……!!」 ワキに触れる直前で指をワシャワシャと動かす機械の手。それを見ていた所で、いつ急にくすぐられるか分からない。どちらにしろそのくすぐりから逃れる事は出来ない。そう考えるようにしたレラは、ぎゅっと目を閉じ自分にこれから訪れようとしている地獄から目を背けた。 サヤ 「あっはははははははははははははははやめ、やめてぇえあぁぁあぁあっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!くすぐったいからぁああぁっはははははははははははははははははははははは!!」 シオン 「ひはは!んぐっ……!くぅうっふふふふふ、それ…、やめてって言ってるでしょ!?あひひひひひ、ワキ引っ掻かないで…!んはっ!あふぅ……、っひひひひひひ…!」 だが目を閉じて運命から目を背けても、すぐ隣でその地獄を受け激しく悶え苦しむサヤの笑い声と、更にその隣でワキへのくすぐりに翻弄され、必死に笑わないように耐えているシオンの声が、現実逃避するレラを無理矢理現実に引き戻してしまう。 レラ (ダメだ!二人の笑い声でくすぐられる事を意識させられてしまう…!) 「聞こえない聞こえない」と自分に言い聞かせるように、首を左右に振り現実逃避を続けるレラだったが、それで二人の笑い声を遮断出来る訳もない。 嫌でも聞こえてくる苦痛を伴う笑い声。それによりレラは自分の無防備なワキをくすぐられる想像をさせられてしまい、ワキはどんどん敏感になっていく。そして、この最もくすぐられたくない状況で地獄は始まった。 レラ 「んはあぁぁああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!今は、やめ……、ひははははははははははははははははははははははははははははははは!!」 レラのワキのすぐ近くに待機していた機械の手達が一斉にそのワキをこちょこちょとくすぐる。その群がる指でワキが見えなくなる程の数で責められれば、まさに地獄のような苦痛である。 レラ 「あっははははははははははははははははははははワキやめ、っはははははははははははははははははははははははははワキやめてくれぇええぇええ!!あぁぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ無理、無理ぃいいぃいいぃっひひひひひひひひひひひひひひひひ!!」 腕を必死にバタつかせくすぐりの手から逃れようともがくが、いくら暴れようとも肝心のワキを守る事は出来ない。僅かに身体を捩らせる事は出来ても、ワキを埋め尽くす程の機械の手の群れから逃れられる訳などなかった。 レラ 「多い、っははははははははははははははははははははははははははワキ多い……、あっははははははははははははははははははははははははははははははそんなに、くすくるなぁああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!」 暴力的に襲い掛かる無数の機械の手。その複数の手達はそれぞれが違う手法・力加減で責め立てている。例え同じ場所を責め続けられていたとしても、くすぐりに苦手意識を強く持っているレラにとっては、この刺激は慣れるようなものではない。 レラ 「あぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ、だ、ダメ…、っひははははははははははははははははははははははははははくすぐったいいぃいぃぃいい!!!」 目尻に大粒の涙を溜める程の笑いを強いられるレラ。いくら時間が経とうがその苦痛が止むことはなく、どれだけ暴れても無防備なままの身体に永遠とくすぐったいという感覚を与えられ苦痛に支配される。 勿論それはレラだけに限った話ではない。 シオン 「きゃははははははははははははははははははははははははそこ、いい加減やめぇあははははははははははははははははははははしつこいってば!んん………、あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!」 ワキの中でも最も敏感な窪みの部分を引っ掻くようにくすぐられていたシオンも、そのくすぐったさに限界を迎え笑い声を堪えられなくなってしまった。 シオン 「それもうやだぁぁあっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ、くす、くすぐったいぃいいぃひひひひひひひ、あぁっはははははははははははははははははははは!!」 ただ淡々とくすぐられているだけならその刺激にも徐々に慣れてくるかも知れないが、くすぐる事に特化した機械の手は刺激に慣れさせないよう工夫しながら責め立てていた。 シオン 「うひぃいいいっ!?っははははははははははははははははははは、それ…、ゾワゾワする…!っははははははははははははははは、あひあぁあぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!?」 ワキの窪みを引っ掻くくすぐりから、腕の付け根を撫でるようにくすぐったり、その人差し指が二の腕の方へ移動したかと思えば、突如ワキの窪みへ移動し激しくくすぐる。この微妙な場所の変化や緩急が、刺激に慣れるどころかより敏感にさせられる。 シオン 「やめてっ、んはははははははははははははははははははははくすぐったい、ひひひひひひひひ、くすぐったいからぁあぁぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!んいひひひひひひひひ、んぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ、くすぐったいくすぐったぁぁあぁいぁはははははははははははははははははははははは!!」 数字を見ればシオンもワキはかなり敏感な方であると予想される。だがそれでもこの三人の中では一番数字は低い方であり、一番くすぐったいという刺激を受けにくい感度である。 そのシオンがこれ程までにくすぐったさに苦痛を感じ、身悶えくすぐりから逃れようと必死にもがいているのだ。もっと敏感でキツく無防備な体勢で拘束されたサヤは、当然それ以上の苦痛を感じる事となる。 サヤ 「ひあぁあっははははははははははははははははははははははははははははははワキっ、ひひひひひひひひあっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっわきぃいいぃぃっひひひひひひひひ!ワキ嫌あぁぁあぁああっははははははははははははははははははははははははははははははは!!」 無防備に広げさせられたワキに襲い掛かる複数の機械の手。ある物は人差し指だけを素早く動かしカリカリと敏感な部分を集中的に攻撃する。またある物は5本の指を巧みに動かし暴力的にくすぐる。そしてまた別の物は指の腹部分で撫でるように優しくくすぐる。 触れられただけで笑いがこみ上げてしまう程敏感なワキ。そこに襲い掛かる複数のくすぐったい刺激は、サヤにとってはまさに処刑と呼ぶに相応しい苦痛である。 サヤ 「きゃはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは、お願いぃあっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ、ホントにやめて!!んあっはははははははははははははははははははははははははははははははははははワキくすぐったいからぁぁぁああぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!」 シオン 「やははははははははははははははははははははははははははははははははははははははこんなの無理よぉおおぉ!あぁぁあぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっやめてってばぁぁあ!!」 レラ 「んあぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ、助けてくれ、ひはははははははははははははははははははははははははははははは!!もう限界だぁぁあっはははははははははははははははははははははははははははははは!!」 どれだけ笑い声を上げ助けを求めても終わらない、どれだけ暴れても決して逃げる事が出来ないくすぐり地獄。涙を流し、もがき苦しみながら笑わされ続けた彼女達。その責めから解放されたのは、あまりの苦痛に意識を失ってからだった。だが、その解放は救いではなく、更なる地獄と絶望の始まりだった。
こーじ
2025-02-13 11:53:16 +0000 UTC炙り蜻蛉
2025-02-13 09:36:21 +0000 UTC