SamSuka
こーじ
こーじ

fanbox


連縛されし者達⑥

 壮絶なくすぐり責めによって、最もワキが敏感だったサヤが最初に気を失い、そのサヤをくすぐっていた機械の手達が両隣に拘束されていたシオンとレラへの責めに加わる。それによりくすぐったがりなレラもやがて気を失う。1人取り残されたシオンは全身をくすぐられ続けた。そして長い時間が経ち、シオンも気を失ったタイミングで、テレサの部下達が3人の拘束を外し、別の部屋へと運び込むとそこで新たな拘束を施すのだった。  そして目が覚めた3人は、拘束を解こうと必死になっていた。 レラ 「くそっ……!やはり外れない!」 サヤ 「びくともしないわね……。」 シオン 「諦めちゃ駄目よ!」  狭い小部屋に先程と同じ順番で横並びに立たされ3人は、全員腕を真上に伸ばし両脚を肩幅に広げさせられた状態で枷により拘束されていた。  シオンの左腕と左足が、サヤの右腕と右足を一緒に括るように、それぞれの手首、肘、足首の部分に大きな枷が嵌められている。そして、サヤの左腕と左足が、レラの右腕と右足を括るように、同じく手首、肘、足首に枷が嵌められていた。また、両サイドに位置するシオンの右腕と右足、レラの左腕と左足は単体で枷により拘束されている。  つまり、サヤを中心に3人が密着するように拘束されている為、先程のサヤの様に全員が微動だに出来ない程に窮屈な体勢を強いられているのである。 レラ 「よし、もう一度だ…!」 サヤ 「……わかったわ。」 シオン 「また声を合わせるわよ!」  2人の腕が1つの枷に拘束されているという状況の唯一の希望は、2人が同時に力を込めれば1つの枷に対しより強い力でアプローチできるという事だ。3人は再び息を合わせて同時に力を込め枷の破壊を試みる。  シオンの右側とレラの左側は1人の力しか掛からないが、片方にだけ力を入れようとしても上手く力が出せないと考え、全員が同時に全身に力を込める。何より、どれか1つだけでも壊れればそれが更に希望に繋がる。それが無謀な事だったとしても、どうせこのままでは助からない。だからこそ、僅かな希望に賭けて何度も力を込めて抵抗する。  だが、やはり人力でどうにか出来る物ではなかった。口では強く希望を抱きこの抵抗を続けたが、心は折れかけていた。 レラ (くそっ…!やはり、無理か……。) シオン (もう私達は……、助からないんだわ……。) サヤ (もう、いっそ楽に死なせて欲しい……。)  そのネガティブな感情が脳内を支配し、いつの間にか抵抗をやめていた。誰もがもう助からないのでは?と、そんな思いをしていた時、それを現実にするかの様に悲劇が始まった。 シオン 「ひっ……!?」 サヤ 「い、嫌…!」  サヤとシオンが密着する身体の、胸の横辺りに出来た僅かな空間、その壁に空いた小さな穴からヘビの様な緑色の触手がニョロニョロと姿を現したのだ。 レラ 「ど、どうした!?」  立たされている位置的にレラからはそれがよく見えてはおらず、2人の恐怖する声でレラも不安を募らせる。 サヤ 「気味の悪い触手が…、壁から……。」 レラ 「触手!?」 シオン 「そいつが、ワキに……!」  シオンの言葉通り、その触手はサヤの右ワキとシオンの左ワキへ向かいその先端をゆっくりと伸ばしていく。 サヤ 「わ、ワキはもう嫌ぁ……!いっひひひ……!」 シオン 「ちょっ……、こっち、来ないで…!」  腕が密着する事で隣り合わせとなった2人のワキ。そのワキのどちらをくすぐろうかと品定めする触手。その姿を見ただけでサヤは笑いが込み上げてしまい、シオンもまたその触手がもたらすであろう刺激を想像させられてしまい恐怖する。 レラ 「今度はその触手なる物で私達をくすぐろうと言うのか……!」 サヤ 「だっ……、ダメっ!!」  触手の先端がクニクニと動きながらサヤのワキへと近づいていく。迫りくる触手の恐怖に、目をぎゅっと閉じ刺激に備えるサヤ。だが、その触手が触れたのはサヤではなかった。 シオン 「ひぃいぃ!!?」  サヤの右ワキに向けられた触手の先端は、そこに触れる瞬間に方向を変え、すぐ隣のシオンの左ワキに触れたのだ。そしてその触手は先端を素早く動かし、シオンのワキの柔らかな皮膚をカリカリとくすぐり始める。 シオン 「あっははははははははははは、ま、待って……、いっひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、急にやめてぇええぇえっへっへっへっへっへっへっ!!」 レラ 「シ、シオン……!?サヤ、シオンが触手にくすぐられているのか…!?」 サヤ 「え、えぇ……。私のワキのすぐ隣で、触手がコソコソと動いて……。」  シオンのワキをくすぐる触手がほんの少し移動すれば、すぐにでも自分のワキがくすぐりの対象になってしまう程の距離感。そんなすぐ近くで激しく動く触手と、そのくすぐりによって必死にもがくように暴れるシオンを肌で感じ、強い恐怖心が芽生え身体が震えてしまう。 シオン 「そこ、んふふふふふふふふふふふふふふ、ワキの窪みぃひひひひひひひひひひひひひひ、嫌だって、ひはははははははははは!はぅうぅ…、んっくくくくくく、言ってんでしょぉ!いっひひひひひひひひひひひひひひひひひ、ひはははははははははは!!」  左のワキを一本の触手がチロチロと先端を擦るだけ。そういう表現をするとたかが知れた攻撃に聞こえるが、このくすぐりという責めはそんな些細な攻撃でも大きな苦痛を伴う事になる。寧ろ、そういう小馬鹿にしたような責めでも苦痛を与えられるのがくすぐり責めの利点と言っても過言ではない。  3人の中で最もワキの数値が低いシオンだが、決してその数値が特別低い訳では無い。それ故に、必死にくすぐったさと戦い笑い声を抑えようと試みるが、時折それに耐えられず笑い声が漏れ出てしまう。 サヤ 「い、嫌っ…!!また、触手が……!」  シオンが必死にくすぐったさと戦っている中、触手が現れた穴から更に数本の触手が飛び出し、最初の個体と同様にサヤとシオンのワキへ近づいていく。今度こそ自分がくすぐられるのではないかと一層不安な気持ちになったサヤは、その触手の動きを注視し警戒心を高める。 シオン 「ま、待って……!あはははは、くっふふふふふふふふ…!もう……、っひひひひひひひひ!これ以上くすぐられたら……!」  一方のシオンも、新たに現れた触手達に更なる恐怖を覚える。たった一本の触手ですら限界なのに、急に触手の数が一気に増えれば絶対に耐えられないと理解しているのだ。そんなシオンの恐怖は、不運にも現実となってしまう。 シオン 「ダメ……!い、嫌ぁぁああぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!無理無理いぃいいぃぃっひひひひひひひ、あはははははははははははははははははははははははははははははは無理だってばぁあ!!」  複数の触手がシオンの左ワキに集中し、それぞれが不規則に先端を動かしくすぐっていく。尖りつつも柔らかく滑らかな触手の先端は、機械の手のような硬さと真逆の感触でありその柔らかさが一切の痛みをも感じさせず、くすぐったさだけを確実に与える。 シオン 「ひはははははははははははははははははははははもうヤダぁあああぁあぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっワキ、っはははははははははははははははははははははははははワキばっか、やめえぇへへへへへへへへへ!!」  左ワキを庇おうと必死に身体を捩るシオン。その腕が枷の中で僅かに動く度に、サヤの右腕にシオンの左腕に圧力が掛かる事でその苦痛を感じ取らされる。そして肩の側面が触れ合う度に、触手の一部が目測を誤り自分のワキに触れてしまうのでは、と想像してしまい恐怖心がまた更に大きくなる。 レラ 「うひぁあぁ!!?」 サヤ 「レラ!?」  そんな中、突如シオンと反対側でレラの悲鳴が部屋中に響く。その声に驚いたサヤがレラの方を見ると、今度はサヤとレラの間からも一本の触手が現れており、その尖った先端がレラの右ワキに触れていたのだ。  シオンを襲う触手と、それにより悶え苦しむシオンの姿に気を取られていたのは、サヤだけではなくレラも同じだった。シオンの暴れる姿とその触手の動きに目が離せなくなっていたレラは、自身にも忍び寄る触手に気が付かず、触手はその隙を見計らって音も無く忍び寄り攻撃を仕掛けたのだ。 レラ 「ひゃははははははははははははははははははははははははやめ、ひひひひひひひひ…!!やめろぉぉぉっ、ふははははははははははははははははははははははははははくすぐったいいぃいっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっ!!」  触手がレラの右ワキに触れたのも束の間。すぐにその先端をカリカリと素早く動かし、その柔らかなワキを引っ掻くようにくすぐり始めたのだ。当然その攻撃を防げないレラは一時も我慢出来ず笑わされてしまった。 サヤ 「くっ……!こっちも……!」  予想はしていたが、反対側からも触手が現れた事で、サヤは両方の触手に警戒しなければならなくなってしまった。もっとも、警戒した所でサヤにはどうする事も出来ないのだが、またしても両隣で苦しむ仲間を見せられると、その苦痛を受ける覚悟と心の準備をする時間を求めてしまうのだ。 レラ 「あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!やめてくれぇ、ひははははははははははははははははははははははははははもうワキはぁぁあぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!」 サヤ 「う、うぅ………。」  たった一本の触手でも、特にくすぐったがりなレラにとっては耐え難いくすぐったさであり、シオンと同じように身を捩りながら抵抗を試みる。勿論、窮屈な体勢で拘束されている為、まともな抵抗など出来ないが、シオンの時と同じようにサヤは自身の左側からもその悲痛な思いを肌で感じ取らされていた。 サヤ 「次は……、いよいよ、私の番……?」  同時に、次は自分がくすぐられる番であると悟ったサヤ。自分のワキがこのメンバーの中で最も敏感でくすぐりに弱いのに、こんな触られただけでもくすぐったそうな触手に責められたら……、と脳内で考えてしまいそれが余計に自身のワキを敏感にさせ、まるで実際にくすぐられているかの様にむず痒くなってしまうだ。 サヤ 「ひっ……!い、嫌ぁ……!!」  そして、恐怖に支配され身体を震わせているサヤを地獄へ突き落とすべく、新たな触手が姿を現した。サヤの首付近、肩と首の間に出来た僅かな隙間、その背面の壁から左右それぞれ一本ずつ現れる触手。耳に近いその場所から現れた触手はレラの時と違い、わざと存在感をアピールする様にシュルシュルと嫌な音を立て、その耳に聞かせるようサヤの両ワキに向かって動いていた。 サヤ 「ダメ……、んっふふふふふ、きひひひひひひひ……!!」  サヤの首の左側から現れた触手はサヤの右ワキを、右側から現れた触手は左ワキを、それぞれの触手がサヤの胸元でクロスして移動しワキに狙いを定めた。ワキに触れる寸前の所でその先端をクニクニと動かして見せると、それたけでも堪らず笑い出してしまいそうになる。 サヤ 「うっひひひひひ、やっ……、やめて……!」  その恐怖から目を背けるように、瞼をぎゅっと閉じるサヤ。それと同時に、いつワキをくすぐられても良いように歯を食い縛りその刺激に備えた。しかし、一向にワキには何も触れられない。それに疑問を抱くが、自分が油断した隙に一気に責められるかもと予想したサヤは、未だ気を抜けずその刺激に怯えながら警戒を続けた。 シオン 「んひいぃいあっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!やめてってばぁあぁぁははははははははははははははははははははは!!くすぐったいぃ、くすぐったいいいぃいい!!」 レラ 「ひはははははははははははははははははははははははははははははははやめろっ!!あっははははははははははははははははワキばっかりくすぐるなぁぁああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!もうやめてくれぇええぇえっへっへっへっへっへっへっ!!」  シオンとレラの笑い声が一層大きくなったように感じたサヤは、気を抜かぬままそっと目を開き触手の動きを確認する。サヤのワキを狙っていた筈の触手は、そこを通り過ぎシオンの左ワキとレラの右ワキをくすぐる他の触手に混ざり、更に2人に追い打ちをかけるようにくすぐっていたのだ。 サヤ 「また……、私だけ徹底的に焦らすつもり……!?」  くすぐられそうでくすぐられない。そうして身構え続けるサヤの精神を疲弊させつつ、くすぐりを意識させられ敏感になっていくワキ。機械の手によるくすぐり責めを受ける前と同じように焦らされ続ける。その手法ももう理解していたが、分かっていた所でワキがむず痒くなってしまうのは防ぎようもない。くすぐりに苦手意識を持っているだけで、焦らされる度にくすぐられる自分を想像せずにはいられず、その部位を意識させられてしまうのだ。 サヤ 「くっ……!もう……、いい加減にして!」  だから、またしてもサヤはこう思ってしまう。 サヤ 「どうせ、私の事もくすぐるつもりでしょ……!?だったら、さっさとくすぐりなさいよ…!」  どうせくすぐられる運命、こんな風に焦らされるぐらいなら、いっその事人思いにくすぐって欲しい……、と。もう、くすぐられる恐怖といつまでも意識だけさせられる焦れったい思いから、解放され楽になりたい……、と。  だがそういう弱気な言い回しでそれを口にしたくはない。いざくすぐられればすぐに屈してしまい弱気になるだろうが、今は焦らされ続ける事への怒りも強く、挑発的な発言でその感情を露わにしながらその言葉を口にした。 サヤ 「んっ……!くぅ……っふふふふふ…!」  ここの機械のシステムなのか、テレサが遠隔で操作しているのかは不明だが、首元からまた新たに現れた二本の触手はサヤの挑発には乗らず、あくまで焦れったい感覚を与える行動を続ける。 サヤ 「だから、それ……、っくくくくく、やめて……!」  またしてもサヤの両ワキまで接近した触手が、その場で先端をカリカリと素早く引っ掻くような真似をしたり、くるくると円を描くように動いたりと、いつでも敏感なワキをくすぐれるぞと焦らし責めを続けてくる。 サヤ 「ひひ……!んっふふふふふふ……!!」 (くぅっ……!また、ワキがゾクゾクして……、くすぐったい!)  終わらない焦らし責めに、サヤは自分のワキのむず痒さが更に増すのを感じてしまう。これを続けられたらどうなってしまうのだろうか?ワキを晒すこの体勢を強いられただけでくすぐったくて笑ってしまうのだろうか?と焦らし責めの果てを想像し、それがまたワキを敏感にしてしまっていた。 サヤ (ダメ……、もう、耐えられない……!!)  やがてサヤは、その触手の動きを見る事も耐えられなくなってしまった。それはただ焦れったいからというだけでなく、いつ訪れるか分からないくすぐりに警戒し続ける精神力までもが限界を迎えてしまったのだ。 サヤ 「えっ……?」  焦らし責めすらもう耐えられない、と限界を迎えた瞬間、サヤのワキに触れる直前で焦らしていた触手達が、ワキから離れそのまま壁の穴まで戻っていってしまったのだ。  触手のその行動を見たサヤは、心身共に疲弊していた事もあり、思わず安心感を抱いてしまった。その油断に加え疲弊しきった精神と身体が緊張感から解放され、気持ちが緩まった瞬間を触手は見逃さなかった。 サヤ 「うひいぃいい!!!?」  シオンの左ワキをくすぐっていた複数の触手の内の一本が、突如サヤのワキの側面に触れた事でサヤは大きな悲鳴を上げる。 サヤ 「よりによってあんなタイミングで……!」 (ちょっとワキの近くをなぞられただけなのに、あんなにくすぐったいなんて……!)  サヤのワキの側面に触れた触手は、シオンがくすぐったさから逃れようと身を捩った際に、それを執拗に追いかけた触手が偶然サヤのワキに触れたように思われた。実際、その触手はサヤのワキの側面に触れた直後、すぐにシオンへのくすぐりに再び参加していたのだ。 サヤ (いや、今の……、私が油断したタイミングを狙われたんだわ。)  今の触手の動きは不慮の事故のように感じる行動だが、これは触手が狙って行った攻撃だった。そしてテレサの性格を熟知しているサヤは、今の触手の動きが仕組まれたものだと感づき、再びワキへの刺激に備え警戒心を強めた。 サヤ (くぅ……!さっき触れられたせいで、ワキが疼くような……、むず痒いような感覚が強くなった……。まずいわね……、もしまたあの触手が触れたら……。)  焦らされた続けたサヤのワキは、自身が想像する以上に敏感になっており、そのくすぐったさを一瞬感じてしまった事で、一気にワキへの強いくすぐったさを想像させられてしまい、くすぐりへの強い恐怖心がまた蘇る。 サヤ 「ひあっ……!?っくく…!んっく……、また……!?」  恐怖心が強まる中、またしても次の攻撃が不意に訪れた。今度はレラの右ワキをくすぐっていた触手が、サヤの左ワキと胸横の間を掠めたのだ。だがその触手も不慮の事故を装うかのように、すぐにレラをくすぐりに戻っていき、サヤのワキをくすぐろうとはしなかった。 サヤ (どうせ計算された行動のクセに、白々しいのよ……!)  あくまでサヤのワキに対し無関心を装う触手に対し憤りを感じるサヤ。わざとらしく自分のワキを一瞬だけ触り、それが結果としてまた強い焦れったさとワキが疼く様な感覚を生む。その一連の流れと、わざとらしい触手の動きに、露骨な悪意を感じていた。 サヤ 「んはっ…!?あっははは!!んぁ……、くぅっ……!」 (もう、いい加減にして…!!)  油断している訳でもなく、しっかりと両隣の触手の動きにも警戒しているのだが、当然左右同時にその動きを見る事など出来ない。右側の触手を気にすれば左のワキをくすぐられ、その触手に気を取られ警戒すれば、今度は右ワキをくすぐられる。それを何度も繰り返されるも、明確なくすぐり責めをワキに与えられる訳ではなく、焦らされ続けるのだった。  触手達に手玉に取られ翻弄されながら、一瞬だけだが何度もワキをくすぐられるサヤ。その焦らし責めにより、また精神を疲弊させられた挙げ句、ワキがピクピクと勝手に反応してしまう程に敏感になってしまっていた。 サヤ 「っはぁ、っはぁ、っはあぁああ!?っははははは!!んぁっ……、っはぁ、っはぁ、もぅ……、っはぁああうっ!!?っくぅ……!っはぁ、はぁ、やめて……!っはぁ、っはぁ、いい加減、んひぃいいっひひ!!っはぁ、っはぁ、っはぁ、もう……、止めないで……!っはぁ、はぁ、ひと思いに……、くすぐりなさいよ……!」  一瞬だけくすぐられてはすぐに解放され、疲れ切った身体が無意識に休息を求めると同時に、荒くなった呼吸を整えようと全身の力が抜けてしまう。そんな無防備な状況でまた一瞬だけくすぐられてしまう。  休まるどころか、どんどんワキは敏感になり、精神、肉体共に疲弊させる責めに、サヤは完全に屈してしまっていた。両隣で今もずっと笑い悶えるシオンとレラの苦痛は充分に理解しているが、もうこれ以上焦れったい思いはしたくない。拷問を受ける人間が楽に死なせて欲しいと思うように、いっそ弱点を激しくくすぐられたいと感じていたのだ。 シオン 「いやあぁぁあぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ、あぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!もうっ、はははははははははははははははははははははははは、もうくすぐったいの嫌ぁぁあっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!」 レラ 「わきっ!わきぃいいぃひひひ、ワキやめろぉぉおおぉんあぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ嫌だ、嫌だぁぁっははははははははははははははははははははははははは!!」  素直にワキをくすぐられた方がマシと感じたものの、やはりこの2人の苦痛な笑い声を聞かされると、ワキを激しくくすぐられる恐怖も高まってしまう。  サヤが両隣からのしつこい焦らし責めを受けていた間に、シオンとレラは壁側からも現れた触手達に攻撃されており、両ワキを複数の触手により激しくくすぐられていた。 レラ 「それ、ひははははははははははははははははははははははははは、強く……、揉み込むなぁああ!!やはははははははははははははははは、くすぐった過ぎる……、からぁあぁあっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!そこ、グニグニするなぁぁあはははははははははははははははそれ本当に…、いっひひひひひひひひひひあぁははははははははははははははは、やめ……、やめてくれぇえぇ!!」 シオン 「きゃぁあっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっそんなワキばっか、あははははははははははははははははははははははははは撫でないで!ひはははははははははははおかしくなるぅ、くすぐった過ぎて……、いひひひひひひひひ、あっはははははははははははははははははははははおかしくなるぅうううふふふふふふ、あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!」  柔らかくも尖った細い先端がカリカリと引っ掻いたり、マッサージをするようにムニッと押し込んだり、先端や腹部分で優しく撫でたりと、様々な刺激を与えくすぐったさに慣れないように、それぞれが責め方を変えるよう動きが統率されていた。 サヤ (もう……、もう嫌……!これ以上はもう無理……、耐えられない……!!)  2人のワキに群がり激しく蠢く触手達。それを自分のワキのすぐ隣で見せられる。もし自分のワキにもそれと同じ事をされれば、3人の中で最もワキが敏感な上に、焦らされ続けさらに敏感になったワキをあんな触手に責められたら……、絶対にくすぐったくて堪らない。たった一本の触手に一瞬くすぐられただけで強烈なくすぐったさを感じたのだ。耐え難い苦痛を伴うのは明白だった。それでも、もう焦れったくくすぐられるストレスから、すぐにでも解放されたかった。 サヤ 「早く……、くすぐって。私の、無防備なワキ……、もう充分敏感だから、早くくすぐって……、ひと思いに笑い悶えさせて……!」  普通に考えれば恥ずかしくて口には出来ない言葉。だが今のサヤにはそんな羞恥心など何一つ無かった。心の底からそうして欲しいと願い望んでいたからこそ、切に願い出た言葉だったのだ。 サヤ 「ひあっ……!!?」  再びサヤの首元から現れた触手は、サヤのその言葉にようやく応えるように、そっとワキに触れたかと思うと、その行動を突如始めるのだった。 サヤ 「んあぁぁあぁあぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!やめっ、ひははははははははははははははははははははははははははワキやめてえぇええぇえっへへへへへへへへへ、ひあぁああっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!」  焦れったさに耐えられず、楽になりたくて望んだ激しいくすぐり責め。だが、いざ行われたワキへの強烈な責めは何一つ楽なものではなかった。寧ろ、この世で最も苦痛と言っても過言ではないと思い知らされた。 サヤ 「きゃあぁあはははははははははははははははははははははははははははははははははははくすぐったいぃ、ぃいやあぁぁあっははははははははははははははははくすぐったぁぁぁあぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!」  このワキ責めを体感すると、これ以上に辛い事などないとないと言い切れる。だが、決して先程までの焦らし責めがマシだったとはとても言えない。その理由は、辛さのレベルに違があったとしても、肝心な辛さの“種類”が違うからだ。同じくすぐりでも辛さの種類が違えば、それは比べる対象にならないという訳だ。つまり、あっちの方が楽だったとか、こっちの方が辛いだとか、そういう次元ではない。結局、地獄のような苦痛を味わう事に変わりはなく、どちらにしろサヤに待ち受けていたのは絶望だけなのだ。 サヤ 「ひゃはははははははははははははははははははははははははははははははははは苦しぃっ、んあっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっくすぐったいぃいいっひひひひひひひひ!!わきっ…!くすぐったいてえええぇぇええっへへへへへへへへへひははははははははははははははははははははは!!」  先程までの、一瞬くすぐられたかと思えば一時の休みを与えられ、またくすぐられては休まされる、というしつこいまでの焦らしくすぐり地獄。そして今回の、休みを一切与えられない、ただひたすらに笑わされるくすぐり地獄。  前者ではいっそ笑わされたいと願っていたのに、後者となり実際に責められれば笑いたくないと願う。このサヤの矛盾した真逆の願いなど、触手はそう簡単には叶えてはくれない。寧ろ地獄へ突き落とすための物であるこの触手は、本来願いなど叶え対象に楽な思いをさせる筈などないのだ。  勿論、触手によるくすぐり地獄によって苦痛と絶望を味わわされているのはサヤだけではない。 レラ 「やぁあはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは強い、強ぃいいいひひひひひひひひひ!んんあぁはははははははははははははははははははは少しで良いからっ、はははははははははははははははははははははははははははははは優しくくすぐってくれえぇ!!ひあっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっそれ、揉むやつ……!うあっははははははははははははははははははははキツいいいいぃい!!」  戦闘部隊隊長を務める程の女性であるレラは、普通の女性より身体が少しばかり筋肉質で肌の表面が硬いからか、優しく触れるよりも揉み込む様に強く刺激するくすぐりが、彼女にとっては特に苦手だったようだ。  ワキに襲い掛かる複数の刺激の中でも、皮膚の薄い窪みを揉みほぐすようにくすぐる触手が特に耐え難く、その度に一際大きな笑い声と、身体を必死に暴れさせる事でガタガタと鳴る枷の音が部屋中に響き渡る。 シオン 「ひゃははははははははははははははははははははははははははははははははははは全部ダメ!あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ撫でないで、いひひひひひひひひひひひんあっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっワキ!ワキだけでも、あはははははははははははははははははははははははははせめてワキやめてぇええぇへへへへへへへへへへへへへへへ!!」  一方のシオンは撫でるように優しいくすぐりが特に苦手。その上、サヤとレラと違いワキ以外にも上半身を多数の触手で責められており、上半身全体を撫でる責めを中心的に様々な方法で刺激している。  脇腹をグニグニと揉むように、お腹をサワサワと撫で、へそを先端でカリカリとほじくり、二の腕をつぅ〜っとなぞり、弱点のワキはその全てを複数の触手が行い責め立てていた。 サヤ 「ダメ、ダメぇえええぇぇへへへへへへへへへへあぁっははははははははははははははははははははははははは!!ワキ閉じさせてぇぇぇえぇ、苦しいぃっはははははははははははははははは!もう……っうぁははははははははははははははははははは笑いたくないぃいぃいひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっ!!」  そしてサヤには、複数の触手が伸び切った無防備なワキの窪みや筋をなぞる刺激を与えていた。レラとシオンに比べればその数こそまだ少ないものの、ワキの中でもより敏感な部分を的確に、そして効果的に責め立てていた。ワキだけが極端に、そして誰よりも敏感なサヤは、一際大きく身体を捩りその刺激から逃れようと抵抗するが、当然そのワキは無防備なままである。 サヤ 「やめて、あっはははははははははははははははははははははははははははははははははくすぐったいくすぐったいくすぐったいぃいいぃいいぃっひひひひひひ!!あぁあっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ、窪みのトコ、はははははははははははははははははははは引っ掻かないでぇええぇ!!やっはははははははははははははははははははははははははそこ、弱いぃ……、ひひひひひひひひひカリカリしないでえぇええぇ!!」  筋肉が交わり生まれるワキの丘陵、その下に生まれるワキの窪み、それらを形作る骨と筋肉の筋。そこを先端で素早く、カリカリと蚊に刺されを搔くようにくすぐる触手。これがサヤにとって最もくすぐったく、それを理解している触手は、よりサヤの嫌がる責めを激しくする。 レラ 「ひあぁあっははははははははははははははははもうやめっ……、あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!頼むから、っははははははははははははははははははははははははははもうワキやめ…!!ひゃははははははははははははははははははははワキはくすぐらないでくれえぇええぇえ!!嫌ぁあぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!」 シオン 「きゃははははははははははははははは、んぁ……、あははははははははははははははははははははははは全部ヤダぁぁ!!きひひひひひひひひひひ、んあぁぁぁっははははははははははははははははははは何でもする、あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ何でもするからぁあ!!これ止めて、やはははははははははははははははははははははははははははははは助けてぇえええぇ!!」 サヤ 「謝る…、んあっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ謝るからぁ!!あぁあっはははははははははははははははははははははははははもう逆らわないぃいい、っははははははははははははははははははははははははははははあなたに従うからぁぁあ!!嫌っはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっもう、いひひひひひひひ!!く、くすぐり……、やめてぇええへへへへへへへへへへへ!!ワキ、わきぃいいぃっひっひっひっひっひっひっひっ、くすぐったぁあっはははははははははははははははははははははははははくすぐったいいぃい!!」  自らのプライドや正義感など全て捨て、ただこの地獄から解放されたい一心で各々が懇願しながら笑い悶える。だがこれは、3人に宣告されたくすぐり地獄という名の処刑である。どれだけ泣き叫ぼうが、苦しい思いを訴えようが、決して止む事などない。  精神が壊れるのが先か、肉体的に疲弊しきってその命を絶つまで終わらない地獄。いや、寧ろそれで終われるならマシだろう。  この処刑は、限界まで疲弊させられた後に休みを与えられ、また終わる事のない長い時間、何日、何ヶ月、あるいは何年も続く、くすぐり地獄なのだから………。

連縛されし者達⑥

Comments

ありがとうございますm(_ _)m 正直、タイトルの通り複数人の女性がすぐ近くで同じ様に拘束され、自分も同じ目に遭うかも…、とか、自分よりくすぐりに強い人間があんなに苦しんでたら自分はどうなってしまうのか…、などの心理描写が個人的なテーマだったので結末までの責めがマンネリ化してしまいそうで、執筆にすごく時間が掛かってしまいました。 物語の結末に関してはシンプルに設定次第なところが強く出てしまいますね……。ですがどちらにしろその設定やシチュエーションがしっかりしている程、くすぐりシーンが映えて興奮度も高まると僕は考えてます。今書きたいシチュエーションは今のところ今回のような絶望的エンドになるようなものはないと思ってるので、またお楽しみにして頂けると幸いです…!

こーじ

今回も最後まで期待しながら読み進めさせていただきました。 この点は自身が、サヤが責めを懇願する展開を全く予想できていなかった所が大きいと思います。 今回個人的に刺さった展開は、サヤに対しての緊張が緩んだ所へ責めが開始される箇所です。 またレラとサヤに対し行われた、他の場所に意識が向いている最中に責めが始まる所もとてもよかったです。 不意打ち的に責められて大きく反応してしまう…という展開は好きですね。 当方は作品の結末としてはハッピーエンドが好みですが…今作は助けが来る見込みもない以上、脳内補完でもサヤ達が解放されるビジョンは思い浮かびませんね(絶望)。

炙り蜻蛉


More Creators