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裏組織Diver ~緑咲の災難~6

雅 「一応先に聞いておくけど、あなたの情報を吐くなら今の内よぉ?」 緑咲 「しゃべるつもりは無いわ。こんな無駄な事してないで、さっさとくすぐり拷問でもなんでもやれば良いじゃない。」  当然分かり切っていた事だが、雅はわざわざ緑咲の情報を得るべく質問をしる。そして案の定何も答えようとしない緑咲。一見不毛に見えるこのやり取りは、雅が“くすぐり拷問”というシチュエーションを楽しむ為の行動に他ならない。こうして拷問を行うという理由付けをして、実際に緑咲をくすぐり、屈服させようとしているのである。 雅 「うふふ…、そうよねぇ。それじゃあ、いよいよお楽しみの時間といこうかしらぁ❤改めて聞くけどぉ、拘束された状態で体中をこちょこちょされる今のご気分はぁ?」 緑咲 「別に。くすぐりなんて子供の遊び、今の気分も何も無いわ。」 雅 「こんな風に無防備な態勢のまま動けないって事はぁ、くすぐったくても一切抵抗出来ないって事じゃなぁい?恐怖心とかぁ、緊張感とかも無いのかしらぁ?」  雅は言葉巧みに緑咲に恐怖を与えようとする。しかし、強気な緑咲はその程度の言葉では何も動じない。 緑咲 「無いわ、ある訳ないじゃない。今の気分を強いて言うなら、楽しみかしら。子供のお遊び程度で拷問になるのかって事と、恐怖や緊張感を感じるに値するかって事。あなたが大好きなくすぐりって行為がどの程度の物なのかっていう楽しみね。」 雅 「それは嬉しいわぁ❤きっと想像以上に楽しくて、笑い悶えられる筈よぉ❤❤それじゃあ霞ぃ?そろそろ始めようかしらぁ❤」 霞 「雅さん、最初はやっぱりこのお姉さんの名前ですかね~?」 雅 「そうねぇ、いつまでも捜査員さんって呼ぶのも嫌だしぃ、名前は大事よねぇ?でもぉ、くすぐり拷問を行うのに一番最初に聞かなきゃいけない事があるのよぉ?」 霞 「何ですか!?」 雅 「うっふふふ…❤ねぇ捜査員さぁん?」 緑咲 「何よ。」 雅 「あなた…、どこが弱いのかしらぁ?」 (まぁ、私はもう分かっているんだけどねぇ❤) 緑咲 「……!?」 (そういえば、くすぐりって行為を私に気付かせる時にも同じ事聞いてたわね。足の裏か、お腹周り…、そして…、腋か…、って…。)  その質問をされた瞬間、改めて雅が今まで出してきたヒントがくすぐりという行為の為のものだったのだと思わされる。雅の「どこが弱いの?」という質問を最初にされた時に具体的に出した身体の部位。今思うとそこは一般的に人間が特にくすぐったいと感じる所の代名詞であると気付かされた。 緑咲 「…言う訳無いでしょ。」 雅 「ふぅん。って事は、自分がどこがくすぐりに対しての“弱点”なのかってのは、自分で分かっている様ねぇ❤」 緑咲 「…………。」 (それを確かめる為の質問だったのね。)  今の質問に対する正解は「知らない」と言うべきだと後悔する緑咲だった。当然緑咲も幼い頃は学校の友達や母親からじゃれ合いでくすぐられた事ぐらいある。つまり、冷静かつ強気に振る舞ってはいるが、緑咲にも特にくすぐったいと感じる“弱点”ぐらい自分で分かっている。この状況においては、それを見せないために「知らない」と答えるべきだったのだ。自分にも弱点があるというのを相手に知られるだけで、それが“弱み”になってしまうからである。 緑咲 「…だから何?自分がくすぐったい所ぐらい、誰でも知ってるでしょ。」 雅 「でも笑わないんでしょぉ?だったら教えてくれても良いんじゃなぁい?」 緑咲 「そんな挑発には乗らないわよ。自分からわざわざ弱点を教えて、そこを無様に責められようなんて、あんた達みたいな変態じゃない限り思わないわ。」  今更自分の発言を濁すぐらいなら、それがどうしたと強気に振る舞う事で緑咲は自分のペースを保とうとする。それを維持しなければ精神的にも拷問に屈してしまう可能性があるからだ。あくまで冷静に、そして強気に振る舞い続けなければ、相手は絶対に責めの姿勢を緩めない。自分が自分のペースを保ち続ける事が今の緑咲の唯一の負けない手段なのだ。 雅 「そっかぁ、残念ねぇ❤」  弱点をしゃべらない緑咲に対し、雅は口では残念だと言うもその表情は喜びに満ちていた。それは当然、自分の望むシチュエーションだからである。 霞 「そっか~!じゃあ、探さないといけませんね~!!拷問して❤」 雅 「そういう事❤弱点を見つけてからぁ、彼女の情報をたぁっぷり聞くのよぉ❤」  これが名前より先に弱点を聞く理由である。拷問される側の弱点を知っていれば、そこを様々な手法で責め、より情報を白状させやすくするのだ。尤も、雅が“興奮できるシチュエーション”を求めている、というのが一番大きな理由なのだが。 雅 「それじゃあ早速捜査員さんのこの身体に直接聞こうかしらぁ?一番くすぐったいって感じる弱点がどこなのかを…ね❤」 緑咲 「好きにしなさい。」 霞 「はいは~い!私足の裏がくすぐりたいで~っす!!」 雅 「霞は本当に足の裏が好きねぇ。私は上半身の方が好みなんだけどぉ❤良いわぁ。まずは下半身から責めてみましょう。」 (楽しみは最後まで取っておいた方がより満たされそうだしぃ❤)  ついにくすぐり拷問が始まろうというところで、緑咲は内心少し焦っていた。勿論所詮はくすぐり。ただくすぐったいだけの子供のお遊びに過ぎない。その考えは変わらないが、身体が一切動かせない無防備な状態。つまり、どんな刺激に対しても抵抗が出来ないという事であるのもまた事実。そしてこの拘束は当然、緑咲の弱点も無防備に晒されている。そこに焦りを感じざるを得ないのだ。何より今まで雅と霞は三人の女性を拉致してくすぐり責めにして楽しんでいる。という事は、今までの女性はそのくすぐり責めに耐え切れず、二人の欲求を満たし興奮材料になっていたと予測できる。そしてそれでも満たされない欲求を求めだしたという事は、よりハードなくすぐり責めになるという事。拘束された状態でくすぐられるなんて経験が当然ながら無い緑咲は、その未知の刺激に不安になってしまっているのだ。 雅 「あ、そうそう。今回は拷問だしぃ、こんな物を用意したわよぉ❤」  そう言うと雅は自分が着ているノースリーブジャケットの内ポケットからある道具を取り出した。 緑咲 「…?何よそれ。」 雅 「何って、見ればわかるでしょぉ?鳥の羽根よぉ❤」  雅が取り出したのは真っ白な“鳥の羽根”だった。雅が取り出した1本の羽根、それはどこからどう見ても鳥の羽根であり、当然緑咲もそれは分かっている。鳥の羽根を取り出して何をするのかと聞いているのだ。だが、緑咲はその用途も薄々気付いていた。 雅 「これでどうするんだと思う?」 緑咲 「…それを聞いてるのよ。」 雅 「霞ぃ?」 霞 「は~い❤」  雅の一言でそれは突然始まった。そして霞の雅への返事と同時に緑咲はその感覚に反応する。 緑咲 「うぐっ…!ちょっ、やめ…、なさい…!」  霞は雅の一言を合図に、拘束具によって持ち上げられ晒された緑咲の足の裏を、その白い羽根でサワサワと撫で始めたのだ。緑咲の正面に立っていた雅が持っていた1本の羽根とは別に、霞も自ら隠し持っており、緑咲の背後に立っていた為に完全に不意打ちとなったのだ。突然のくすぐったさに緑咲は笑い声を出さないように我慢しながら抵抗するが、拘束は見た目通りまるでそれを許さない。 霞 「おっ!中々良い反応ですね~!」 雅 「そりゃそうよ。これは私がこの日の為に特注で作らせたくすぐりの為の羽根だものぉ❤」 緑咲 「くっ、くすぐりの…、為…?」 雅 「くすぐったさを与えられるように肌触りの良い素材を使ったり、真ん中の軸がバネのようなはねっ返る質にする事でこちらがより責めやすい作りになっているの❤それにもう一つ。この羽根には特殊なパウダーを塗(まぶ)してあるのぉ❤」 緑咲 「くっ…、うく、…パウ、ダー?」 雅 「そっ。滑りがよくなる上に、ちょっとした媚薬作用でよりくすぐったさを感じるようになるの❤触れれば触れる程ね❤」 緑咲 「くぅうう…!んくっ…!こ、このぉ…、やめ、なさい…。」 (道理で…。こんな羽根に軽く触れられてるだけなのに、思った以上にくすぐったい…!) 霞 「だから私のポケット真っ白になっちゃってたんだ~!も~、こんな羽根ポケットに入れさせないで下さいよ~!!」 雅 「不意打ちするには隠し持つのが一番。それに、お陰でこの捜査員さんは我慢するのに必死よぉ❤」 緑咲 「必死なんかじゃ、っくぅ…、無い、わよぉ…!」  雅の発言に強がりを見せる緑咲だが、必死なのは誰が見ても伝わる。それでも耐えると強気な発言を繰り返していた手前、それを認める訳にはいかなかったのだ。 雅 「それじゃあそろそろ私も参加しようかしらぁ❤」  緑咲の正面に立つ雅はその場でしゃがみ込み、足の裏を晒すために足先を持ち上げるように曲げられた膝に特注の羽根を這わせる。 緑咲 「んくぅっ…!!うっ…、っくぅ…!!」 雅 「片足だけを持ち上げて晒すのにはこういう利点もあるのよぉ❤」  足の裏も責めるなら他にも色々な拘束方法があるが、あえて膝を曲げさせ片足だけを裸足にさせたのは、膝をよりくすぐり易くする為でもあったのだ。曲げる事でピンと張られるような状態になった膝へ与えられる羽根の優しい刺激は、想像以上にもどかしく、こそばゆい感覚を緑咲に与えていた。 雅 「ん~、下半身はそこまで敏感じゃないのかしらねぁ❤」  すでに緑咲の弱点に見当が付いている雅は、わざとらしく言いながら自分の目的の場所をくすぐりたいと間接的にアピールをする。しかし、雅が緑咲の弱点に気が付いている事を知らない霞は、自分の好きな場所が弱点かも知れないと、粘りを見せ責めを諦めない。 霞 「ほらほら~!土踏まずってすっごいくすぐったいですよね~❤」 緑咲 「くっ…、ふふ…、んくっ…!別に、何とも…、っく、ない、わ…。」 霞 「指とかど~お~?」  土踏まずをくすぐっても反応に変化が無いと感じ、すぐにくすぐる羽根を足の指先にシフトする。 緑咲 「んっ…!っくぅ…、うっく…!平気よぉ、これ、ぐらいぃぃぃい…!」 霞 「最初は驚いて反応するけど、その反応が続かない~!」 雅 「諦め悪いわねぇ霞は。まあ良いわ。私は少しずつ場所を変えていくからぁ❤」  懲りずに足の裏を責める霞に対し、膝をくすぐっていた雅はその羽根を緑咲の肌に這わせながらくすぐる場所を変えていく。その羽根は行き場を彷徨うように蛇行しながら緑咲の足を登っていく。 緑咲 「んん~っくく、やっ、やめなさいっ…!」  そのじれったいようなくすぐったさに翻弄されながらも抵抗を見せる緑咲。そして雅が操るその羽根は、丈が極端に短いタイトスカートによって露になった緑咲の右太もも、その開かれた内側で動きを止めたかと思うと、その場でコソコソと撫でるようにくすぐり始めたのだ。 緑咲 「んちょっ…!そんなトコ…っくぅぅぅうう…!」 雅 「太ももって意外とくすぐったいのよねぇ❤」 緑咲 「このぉ…!っくく、んっく…!」 (この羽根、想像以上にくすぐったい…!耐えられない事は無いけど、気が抜けないのはかなり辛い。) 霞 「むぅ~!これだけ足の裏をくすぐってるのに~!!もう良いですよ!足の裏は諦めるから、早くこのお姉さん笑わせた~い!!」 雅 「やっとその気になってくれたのねぇ。太ももも弱点ではなさそうだしぃ、そろそろ私の好きな上半身を責めようかしらぁ❤」 緑咲 「っはぁ…、はぁ…、上…半身?」  一時的に羽根によるくすぐりから解放された緑咲は、ようやく身体の力を抜く事ができ、大きく呼吸する。しかし、雅の上半身を責めるという発言で再び緊張感が押し寄せる。何故なら、緑咲の弱点は上半身にあるからだ。 雅 「えぇ。そのチラッと見えてるお腹周りを、この羽根でたぁっぷり責めてあげるわぁ❤」 緑咲 「ふん、好きにしたら良いじゃない。」  丈の短い服を着ているために僅かに見える緑咲のお腹。そこを責めようという雅達に対し、緑咲は再び強気な姿勢を見せる。 雅 「じゃあ、お言葉に甘えて❤」  強気な緑咲に対し、雅は不敵な笑みを浮かべ再び責め始める。雅の持つ羽根は緑咲のお腹へ、そしてそれと同時に背後の霞は羽根を脇腹へ触れさせる。 緑咲 「くぅぅう…!!」  同時に触れられた羽根に今まで以上に大きな反応を示す緑咲。それを気にも留めず、二人はその羽根を動かし緑咲をくすぐり出す。 緑咲 「うぐぅぅううっふふ、んっくくくく…!」  下半身の時よりも強くくすぐったさを感じた緑咲は、先程以上に笑い声を抑えようと歯を食いしばる。その甲斐もあってか、緑咲は口を開けて大笑いをするには至らず、なんとかくすぐったさに耐えていた。責められる前に強気な姿勢を見せていたのは、お腹周りでも耐えられるという自信があったからだ。何故なら、そこも緑咲の弱点では無いからである。 霞 「耐えてるけど、さっきより辛そうですね~!」 雅 「必死に耐えちゃってぇ、もしかしてここが弱点なのかしらぁ❤」 (当然…、違うわよねぇ?)  笑わずに耐える事が出来ている緑咲だが、下半身よりくすぐったがっているのも事実。それに気を良くしている二人は、楽しげに緑咲を責め立てる。まるで、緑咲の決死の我慢など、すぐに崩せるのだと言わんばかりに…。 緑咲 「さぁ…、っくくく、どう…かしらね…!」  雅達のその態度に気が付いた緑咲は、強気な姿勢を崩さず「違う」とは言わず挑発するような答え方をした。それは、単に「違う」と否定するよりも強気に振る舞える答え方であり、実際「弱点だけどその程度の責めでは屈しない」とも聞き取れる。だが、緑咲の弱点に気が付いている雅には、「早く本当の弱点を責めれば?」と誘っている様にしか聞こえてはいなかった。それにすぐにでも応えたい雅だったが、その思いもぐっと堪え、欲求を更に高めていく。あくまで、弱点を探している相手として振る舞うように。 雅 「じゃあもっとくすぐってみようかしら❤」  お腹をくすぐっていた雅は、その羽根をお腹の中央に移動させていき、ちらりと覗く縦長の可愛らしいへそに羽根を宛がう。 緑咲 「んっ…!」  そしてそのへそをほじくる様に羽根を動かしくすぐったさを与えていく。 緑咲 「んふぅううっ、ちょっ…!っくくく、そんな…トコぉ、くっふふ…!」 霞 「あっ!おへそ効いてる~!もしかしてそこ弱点ですか~!?」 雅 「どうかしらぁ?確かに反応は良いけどぉ、ここをずっと責めていても笑い声は出さなそうねぇ。」 霞 「じゃあもう次のトコ責めましょ~?早く弱点見つけて拷問したいですよ~!」 雅 「そうねぇ。私もそろそろ一番好きな所を責めたくてウズウズしてるしねぇ❤」  お腹周りも弱点では無いと判断した雅と霞はくすぐりを中断する。そして目を細め今までにない程の不敵な笑みを浮かべニヤリと緑咲を見る雅。それは「いよいよあなたの弱点を責めるわよ」と宣戦布告しているようにしか見えなかった。それを感じ取った緑咲は、ようやく雅が自分の弱点に気が付いていると自覚した。そして、雅が好きな所というのが自分の弱点でもあるという事に気付かされ、ゾクッと身を震わせた。 緑咲 「一番…、好きな所…?」  しかしあくまでも冷静に振る舞おうとする緑咲は、動揺を見せないように気付かぬ振りをする。それを見た雅は嬉しそうに答えた。 雅 「えぇ❤私の一番好きな所はぁ、ノースリーブの服によって露出してしまっている――」 緑咲 「…………。」 雅 「わ・き❤❤」  ノースリーブの服を着た状態で両腕を左右に広げている事で晒されてしまっている緑咲の腋。そこを嘗め回すように見ながら自分の好きな場所であると告げる雅。それを聞いた瞬間緑咲は、改めて強気な姿勢で立ち向かおうと覚悟を決めた。何故なら、緑咲の弱点は紛れも無く腋であり、それを雅に当てられてしまったからだ。だからこそ覚悟を決めるしかなかったのだ。自らの弱点でもあるその腋を責められようと、決して屈しないという覚悟を。 緑咲 「……だからさっきも、腋をじろじろと見てたのね。」  今思えば、雅の特に好きな所が腋である事も、自分の弱点がバレているという事も容易に予想できただろう。腋を執拗に眺め続け楽しんでいた事、腋を一瞬触られた時に一際大きな反応を見せてしまった事、思わず「誰だって腋はくすぐったい」と自ら言ってしまった事、そして「くすぐったい」という言葉を聞いた時に意味深な表情を見せながら満足気にしていた事。それらは全て自分が腋が弱点であると証明してしまっている行為でもあり、それを雅に教えてしまっている行為でもあったのだ。 雅 「えぇ❤見ているだけで興奮しちゃうわぁ❤特にぃ、あなたの様なとっても綺麗ですべすべの腋は、くすぐり甲斐がありそうで❤❤」 緑咲 「変態。」 霞 「私だって腋も好きですよ~!くすぐったい所の定番ですからね~!」 雅 「…うっふふふふ❤もう我慢できないわぁ❤霞、少し離れていてくれるかしらぁ?この捜査員さんとちょぉっとだけお話したいのぉ❤❤」 霞 (あっ、スイッチ入ってる…。) 「ど、どうぞ~。」  雅の最高潮の時に見せる顔。それを見て逆らえないと思った霞はその行為に疑問を抱きつつも、その指示に従い緑咲から距離を置く。そして代わりに雅が緑咲の背後に回ると、そっと顔を緑咲の耳元に近づける。そこで更に雅は緑咲にだけ聞こえるように耳元で囁くようにしゃべりかけた。 雅 「あなたの弱点…、ここなんでしょぉ?❤」 緑咲 「……さあ?」  勿論否定するまでもないのだが、緑咲はあくまでしらを切る方を選んだ。それは考えた結果の答えでは無く、潜在意識の中に腋責めに屈した後でも「弱点を知ったから何?」と、強がる方法を無意識に作ろうとしてしまっていたのだ。 雅 「認める気は無いのねぇ?自分で腋が弱点であると自覚もしていて、尚且つ私がそれに確信を持っていると分かった、この状況でも?」 緑咲 「どうかしらね。」 雅 「…まあ良いわぁ❤腋を永遠責めて認めさせれば良いだけだしぃ?それより私ねぇ、今これ以上無いって程に興奮してるのぉ❤何故だと思う?」 緑咲 「あんたの好きな所が、私の弱点…だって思ってるからでしょ?」 雅 「というよりあなたの弱点は私の大好きな腋だって言うのは確定なんだけどねぇ?」 緑咲 「くっ…………!」 雅 「それだけじゃないの。今まで三人の女性を拉致してくすぐって、それでも満たせないからこそ、シチュエーションまで拘ってあなたを捕らえる事に成功したんだけどぉ、そこでようやく私の願いが全て叶ったって訳❤」 緑咲 「どういう意味?」 雅 「今までの女性で満足出来なかった理由はシチュエーションが足りなかったから、だけじゃない。その女性達、みんな弱点が腋じゃなかったからなのよぉ。」 緑咲 「…成程ね。つまり、自分の好きな腋が弱点である女性を探せない以上、代わりに好みのシチュエーションを用意することで欲求を満たそうとしたら、弱点まで自分好みの私を捕まえる事が出来たって訳?」 雅 「そういう事❤腋が弱点じゃない女性をくすぐっても得られる興奮が50点だとしたら、シチュエーションで残りの50点を補い100点を目指すしかなかったけどぉ、腋が弱点のあなたが理想のシチュエーションのターゲットになって、結果的に150点になっちゃったのよねぇ❤いいえ、腋が弱点ってシチュエーションも追加されたから、200点かしらぁ❤❤」 緑咲 「おかしいわね。私の弱点が腋だなんてまだ決まってないんだけど。」 雅 「大丈夫よぉ❤腋以外の場所を羽根でくすぐった上で判断しているしぃ、私は今までに何人もの女性をくすぐってきたものぉ❤反応を見れば分かるわよぉ❤❤」 緑咲 「あっそ。だったらその気になって楽しめば良いじゃない。絶対あなたの思い通りにはならないわよ…。」 雅 「うっふふ…❤楽しみだわぁ、これからその強気な態度が崩れる瞬間がね❤❤」  雅は言葉通りこのシチュエーションを心の底から楽しみ興奮していた。その表情に、強がっている緑咲も焦りを感じすにはいられなかった。

裏組織Diver ~緑咲の災難~6

Comments

責め手が弱点を見つけるため、反応を楽しみつつ各部位を順に責めていく展開は好きですね。 この回は「行き場を彷徨うように蛇行しながら」や「動きを止めたかと思うと、その場でコソコソと」など、雅が不規則な動きで責めている表現が特に刺さりました。 ご投稿ありがとうございます。

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