ちょっと気分転換に。 ウルトラマンエースの敗北。 ーーー エースは後悔していた。 なぜ、初めから兄弟たちの応援を頼まなかったのか、と。 若さゆえの驕り、強さへの自惚れ… 相手はエースの技をコピーしていた。 まさか、自らの技で八つ裂きになってしまうとは。 窮地に陥ったエースのウルトラ男根は、兄弟たちの助けを呼ぶべく勃起。 これはウルトラ戦士にとって最も恥ずべきことのひとつで、死に瀕した際にウルトラ白濁サイン汁を宇宙に向かって放つ… すなわち射精することで助けを呼ぶのだが、しかし敵前での勃起・射精という男にとっての屈辱であり、また自らの意志にかかわらず、肉体が敗北を認めてしまった戦士にとっての屈辱でもあるからだ。 片足を失いバランスを欠いた体勢のところへ、胸に目掛けて光輪による斬撃が飛ぶ。 かろうじてそれをガードしようとしたが、しかしいかなる怪獣・超獣をも切り裂くべく編み出した自らの技で切れぬものはない。すなわち、その技をコピーされてしまえば、自身でも防ぎようがないのだ。 ガードしたはずの腕は切断され、胸に大きな斬撃が走る。 カラータイマーも切断され、鍛えた大胸筋からは血飛沫が。 この時、本来であれば宇宙に向かって大きく放物線を描くはずのウルトラ白濁サイン汁が、カラータイマーを破壊されたことによる出力不足であえなく地面へと迸った。 エースは兄弟たちに助けを呼ぶこともできず、ただ、屈辱の姿を晒して敗北したのである。