「廃墟探索」解説になります
こちらですが、伝えたいテーマとして
・廃墟となった都市の存在
・巨大な敵性生物の存在
があります。
イラストの方向性としてはこの二点のテーマを伝えるのに有効なものを選択します。
今回は不気味さ、静寂さなどを選択しました。ひっそりとした誰もいない町で人知れず巨大生物の羽化した抜け殻が…という状況です。
このイラストを構成する大きな点になります。
最初期は死骸などを予定していましたが、捜索していると抜け殻があり、その主はどんなものなのか・・・?と想像できるように繭としました。
繭のデザインも変えすぎると一瞬で繭と判断できなくなってしまい伝えたい意図が伝わらない可能性があるため、昆虫のものにアレンジを加え比較的一般的な形としています。
視線誘導としては最初にキャラクターに目が行き、その後繭に目が行き、差し込む光に目が行く、、、という流れを意識しています。そしてよく見ると奥のキャラなど一枚でたくさん見れるポイントがある状況にしました。(ぱっと見で目に入らないのがポイントで、ここは良く視線誘導ができました。)
最初のイメージスケッチ
荒廃した町、砂塵が舞う様子を意識しています。これは完成形にも残っていますね。
この部分はとても大切な部分で、ここでどれだけ面白いアイディアや構図が思いつくかが完成度を決めます。キャラデザ解説でも記載したように大事な作業です!
色々と試しています。最後のものは途中で思いついたアイディアを違う趣向のラフとして使用できると判断したため、別構図としてくみ上げています。色々調整していつか出てくるかも?
うまくコンセプトを形にできたため、視線誘導を意識したうえで描きこんでいき完成となります。今回は写真素材を多用して仕上げるという作業的な上でのコンセプトがあり、町、繭の質感に使用しています。写真を使用すると現実感が出るのでいいですね。しかもかなり目立たないようにしても元々の情報量が多いため、描くよりも効果的に伝えることができるためうまく活用できると心強い味方になります。
もう一つ、カラールックアップ機能というものを使用しており、これはPhotoshopの機能で豪華な印象を与えることが可能です。
↓様々なカラールックアップ。
これを最後に使用することで、洋画のように雰囲気をぐっと上げてくれます。
マスクをかけて一部にかけたり調整をすることで使用します。複数組み合わせることも可能なので色々試すと思ってもみない表現が可能です。
いかがでしたでしょうか?
今回はこのような形で制作を行いました。写真素材を使用するという方法は良くとりますので、今後もいろいろ試していこうと思います。
オシーロ
2021-08-19 11:39:43 +0000 UTC