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ブルアカ小説同人誌のイラスト寄稿のお話し ミレニアム編 その3(全体公開)

やまぶきりゅうです。


さて、今回も引き続きアラベスク様のサークル、ゆめがたりのさとにて頒布されましたブルアカ短編小説集(ミレニアム編)『先生、少しお時間いただけますか?』の挿絵記事を紹介したいと思います。

(今回までが全体公開記事となります)


メロンブックス様の実本購入ページ

https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=2351248

電子本

https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=2363337


その他アラベスク様既刊本一覧

https://www.melonbooks.co.jp/search/search.php?name=%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%99%E3%82%B9%E3%82%AF&text_type=author


ヴェリタス所属の小鈎ハレですが、個人的に今回のイラストのシチュでは共感…と言いますか、 一番身につまされる作品となってます。



■構図


今回は物語の導入部分の『在宅ワークでクライントへの交渉に四苦八苦しているハレ』がコンセプトとなった一枚です。

暗い部屋で背を丸め死んだ目でモニター(虚空)を見つめる孤独な在宅ワーカー小鈎ハレ。渾身の納品がクライアントからの無慈悲なダメ出しによって突き返され徹夜の努力も水の泡と化す。デスクの周囲にピラミッドのように築かれたエナドリが彼女の心象を如実に表わしている…、といったイメージとなっております。


在宅ワーカーの方なら何となく想像できるかもしれませんが、『自宅で自由気ままに!』…と意気揚々といられるのはほんの僅かな頃。

後は昼も夜も無い屋内の薄暗い部屋の中でカチャカチャとタイピングの音だけが木霊す生活を繰り返す毎日ですといくら一人を好む性格とはいえ、それ長く続ければ荒んでもおかしくはないです。(実際にそういうケースで体調崩す方のお話しをけっこう聞きます…。)

ハレが在学中そんな仕事に従事できたのは、同じ志の部員たちと組織としてやってこれたからこそなので、本当に一人での環境に置かれると人間なかなかモチベも気力も続かないもの…、と自分の仕事の師匠のような方にもそう教えられた経験があるのでまあこの展開は非常に生々しいですね…。




当初のアラベスク様の案ではこのお話の後半部分、ベッドに横たわる先生のシルエットを手前にハレが真上から見下ろして顔を近づけようとする構図でした。

実際それを提示したラフ案も用意しましたが、


・今回のテーマの一つである『卒業後の生徒』という佇まいを強調したい

・何より物語の導入部に惹かれた


という以上の理由から今回の構図へと強い要望を出し変更させていただきました…。

特に今回のアラベスク様の本の内容はテーマも相まって全体的に生活感を出した導入部が非常に多く、それを活かした絵を一枚でも良いから制作しておきたかったのが大きいですね。


■生徒について


今回の本のコンセプトは卒業後の生徒たちですが、ハレに関してはそこまで大きなアレンジは加えてはおりません。

服装はスウェットでの指定でしたが、『生活リズムが著しく乱れた在宅ワーカー』的なコンセプトで進めて行く内に、かなりモコモコのウール寄りの寝巻きのデザインとなってます。(おそらく徹夜でそのままの服装)


できあがったハレのポージングも個人的にかなりお気に入りでして、参考までにハレの足先まで映ってる線画も公開します。

結果的に完成画はコミカルを強調してますが、リアクション系のエフェクトの有無で佇まいの深刻度が一変するのがこの絵の特徴です。


また、余談ですが、ハレの背後の写真立ては今年の正月イベの一枚絵を参考にしてます。(キャンプハレ)

アウトドア嫌いの彼女が在学中仲間との一番の思い出として何だかんだで選んだ写真という狙いです。


さて、次回も小説挿絵の記事となりますが以降は有料記事となりますので気になる方はプラン登録後に閲覧をお願いしたいと思います。


それではまた



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