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鷹取リュウゴ
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生皮鬼 2

2鬼になる      俺の目の前で青い全身タイツにすっぽりと包まれた壮平のカラダがムクムクと膨らんで大きくなっていく。 170cm丁度だったのが2mを超えてしまう。 カラダ中の筋肉がどんどん膨らんで、スリムな痩せ型だった体がボディビルダーのような逞しいマッスルボディになっていく。 青いタイツの「皮」がさらにツヤツヤと粘液のぬめりを帯びたように光をはね返し、イルカやシャチといった海洋哺乳類の表皮みたいな質感になった。 龍騎も緑のタイツ「ごと」大きく成長し、プロレスラーを思わせるガチムチの筋肉マッチョな大男になっていく。 グチュッ! グキャッ! と筋肉を急激に怒張させ、壮平みたいに身長がどんどん伸びては筋肉がムクムク追加される。 緑色の「皮」の表面にはくねる血管の筋とは別に葉脈みたいな細かい線が規則的に浮かび上がり、ツヤのある熱帯の常緑樹の葉のようになっていく。 そして俺もまた、エロい快感を全身で浴びながらカラダのサイズがデカくなっていくのを自分の目で見ていた。 メキメキ、ベキベキと音を立てて骨格ごと身長が高くなる。 大胸筋がメリメリと前に突き出し肩が筋肉でいかつく膨らんだ。 続いて上腕も下腕もモコモコ膨らんだ。 「あひっ!」 筋肉が肥大するのが、すげぇ気持ち良い……。まるでチンポをしゃぶられたかのようなキモチヨサだ。 思わず腰をひねれば腹筋がボコン、ボコンと割れ、背中がズヌヌと湧き上がる。 鏡が無いから見えないものの壮平や龍騎を見れば俺の背中がどうなったのかは何となく察しは付く。 背筋が分厚く盛り上がって、もの凄い逆三角形の上半身になっているんだろう。 上半身の変化が終わったら今度は下半身だった。 太ももがギシギシと太くなり、ふくらはぎもガッチガチに発達する。 太い血管が赤いタイツの上に浮かんで見える。 そして、赤い「皮」の表皮は磨きあげられた赤い金属のような硬質な質感を伴っていた。 「んぉあ! あう、ううっ!」 もはやタイツと皮膚の区別はつかない。 触れれば直接肌に触っているかのようなのだ。 いつの間にか頭には髪の毛が生えていた。そして分厚い胸や極太の脚にもしっかりとした体毛が生えて来た。 ただ、チンポの付け根には何も生えてこず、つるっつるの状態のままだった。 そんな股間に全身へ拡がっていた快感が集まってさらに強まった。 「ち、チンポが! 熱っ、熱いぃぃ!」 勃起したカタチのままタイツに覆われ赤くなっている俺のチンポに熱く淫らなエネルギーが集中していく。 すると―― 「ふお!? おあ゛! あ゛ああ゛! ああああーーーっ!」 エネルギーをパンパンに閉じ込めた俺のチンポがメリメリとサイズを大きく、ギチギチと音を立てて大きく、ミシミシと力強く猛々しく、サオとタマとの両方を大きく、どんどん、どんどん大きくしていくのだ! 「デ、カク、なってるぅぅ! 俺の、チンポが! んはあああああーーーっ! チンポぉぉぉ! んぎぼちぃぃーーーっ! で、出るッ! 精液ぃ! イクゥッ! イクイク! イクゥゥゥ! 俺ぇっ! も゛う゛イク゛!  ザーメンッ! 射精しちまうぅーーーーっ!」 ドブ! ビュル! ビュルルルーーーッ! ドビュドビューーーッ! ブッシュゥゥーーーーッ!  壮平も龍騎も腰を突き出しどデカいチンポから白い体液を思いっきり噴き上げている。 それが実にエロくって俺はますます興奮を覚えてしまう。 「あぐ! うううっ!?」 射精の猛烈な快感に喘いでいると、いきなり頭の一部がバリっと裂けてしまった! その裂け目からズブズブと何かが「生えて」来る! 「ぐが! がは、あ゛ぎぃ、ぃひぎ、ああ゛ー!」 壮平も龍騎も、頭から何かを突き出しズズズと伸ばしている。 「つ、角ぉ!?」 頭に生えて出てきたモノは「角」だった。 壮平は左右の耳の上から紫色の牛みたいな太い角が2本、龍騎はこめかみと額の中央からの合計3本、黒曜石みたいな黒いガラス質の角が生えている。 ◇  「鬼、だよな? 角があるって事はさ」 白い髪に青いイルカ肌を持つ2本角の鬼になった壮平が股間の巨大なチンポを隠そうともせずしみじみと呟いた。 「なんか、その割に焦りとか不安とか感じないのは何故だろうな?」 茶色い髪に緑葉の肌、3本角の鬼と化した龍騎が顎に手を当てて唸った。 どちらも筋肉隆々、マッチョなカラダで顔も高校生には見えないワイルドで大人の「雄」になっている。 だけど、どちらも互いに「壮平」「龍騎」なのだと認識できる。見た目は元の姿とはまったく違うのに。 「修哉も変わったな。3人の中で一番マッチョじゃんか。ヘラクレスかよ……。すっげぇそそる……」 壮平が咽喉をゴクリと鳴らした。 「ああ。鬼になった修哉って、顔もカラダも、とにかく堪んねぇな……」 鼻息を荒くした龍騎が緑の巨木みたいなデカチンポを再びモコリと大きく勃起させた。 壮平も負けじと青い包皮から肉色のズル剥け亀頭を突き出し、その先からドロリと欲望の汁を吐き出した。 俺を見る二人の視線がどんどん粘っこい色合いを帯びて行く。 俺らの間に漂う空気がドロリと濃くなった、ような気がした。 「待った。さてはお前らもか? 壮平も龍騎も俺に、つうか女じゃなくって男に欲情してんのか?」 一瞬間が空いた。壮平と龍騎の表情が固まっていた。 なんだ? 今のは……。 「は? いやいや、何言ってんだ? 俺ら『鬼』が同じ雄に欲情すんのは当たり前だろう?」 壮平が目をギラリと光らせた。 「そうだぜ? 修哉も俺らに興奮してんだろう? 『鬼』なんだから鬼であれ人間であれ雄と交尾したくなるのはごく当然だ」 「ちょっと待って。鬼っぽいってだけでモノホンの『鬼』になっちまった訳じゃないだろ? 当たり前だとか当然とか、そんな 事どうして言えるんだよ?」 「……? あ、なんだ? 俺、なんて言った? いま、なんつったんだ? カギロイ(陽炎)よ」 「変だぞ? 俺は『ムグラ(六蔵)』 お前は『アラカネ(粗金)』と『カギロイ(陽炎)』……。 いや、そいつは誰の名なんだ? 俺は龍騎、――『龍騎』だと? 俺はムグラだろうが?」 「何言ってんだよ壮平。それに龍騎も。しっかししろよ」 焦るな。焦ったって無駄なんだ。 見た目が、外見がここまで変わっちまうコト自体があり得ないんだ。 だけど、全身タイツで鬼に変身するなんて誰が予測できる?  互いのカラダやチンポに興奮して卑猥な欲望で体の奥が熱くなっているのとは別に、頭の奥に角からドロリと冷たい何かが流れ込んで来ていた。 『俺は求性鬼(ぐせいき)のカギロイ(陽炎)! 魔羅剣(まらのつるぎ)によって生皮にされてたが、ようやくその封印が解けて復活したのだ! これからこのカラダは俺の! カギロイの様のモノだ!』 俺の口やカラダが勝手に動いた。 しかも、俺の意志に反して聳え勃つチンポをぐっと握り、グチュクチュと扱き始めた! (んぉお! きもぢぃぃっ!) 『さぁ! 再びかつてのように人間の雄どもと交尾を行い、我が前に屈服させてやろうぞ!』 「その意気や良し! 俺もそのつもりだ!」 アラカネ(粗金)がにぃっと微笑んで舌なめずりをしたら口の両端に鋭い牙が覗く。 「おいおい、俺もおる事を忘れてもらっちゃ困るぜ?」 自身の緑の胸をどんと叩いたムグラが不敵に俺やアラカネを見渡す。 『無論、ムグラもアラカネともども俺の求性鬼仲間だ。封印されていても忘れたりするものか』 「では、早速――」 「そうだな。人間どもの雄と――」 (ちょ! ちょっと待て! 何勝手なコトやろうとしてんだ! これは俺のカラダだ! お前ら鬼? のモノじゃ無ぇ!) 叫びながら怒りに任せて角を思い切り握り締めた! 『んぎひぃぁぁあああああああーーーーーっ!!?』 「カギロイ! どうした!?」 「おいおいおい! 何やってんだよ!?」 掛け寄って来た2体の鬼の角にも俺は手を伸ばし思いっきり握り締めた! 「ふがぁあああーーーーっ!」 「ぐああっ! や、めろぉぉーーーーっ!」 どうしてそんな事をしようと思ったのかは分からない。 ただ、何となく「角」を握れば状況が変わる様な気がした……。 いや、これも後付けの「理由」だろう。 ともかく、「角」と言う鬼のシンボルを強く握っていたのだ。 『うがはああああああああーーーーーーーーーーーーっ! た、たた、助けてくれぇぇーーーっ! 角ぉっ! 角を離せ! 離しやがれぇえーーーーーっ!』


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