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鷹取リュウゴ
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淫皮の夜 1

1 オカズ動画 「これは見飽きたし、これは微妙に萎えるんだよなぁ~。もっとグッと来るヤツないかなぁ」 不満で口を尖らせながら動画のサムネを選んではキャンセル、を繰り返す男子高校生が居た。 名を「マサル」と言う。 平凡な顔立ちと、平凡な体格を持つ健全な高校生だ。 夏の長い休暇期間に入り、ヒマな時間は自室でオナニーに耽る程度には性欲を持て余す年頃でもある。 そんなマサルが下半身だけを晒して椅子に座り、オカズにすべき動画を求めてネットサーフィンをしているのだが、 動画のサムネイルに並んでいるのは男性ばかり。 オナニー動画も男性。絡み合う二人も男性。 股間だけをアップにしたモノもイツモツのある男性。 もうお分かりだろう。マサルは女よりも男に性的興奮を覚える人間であった。 「課金するにはクレジットカードが要るみたいだし、海外のヤバそうなトコはぜってーウィルスとか仕込まれてるだろうし。 安全で無料で、どストライクなやつばっか集まってるトコってないのかぁ?」 オカズ探しに夢中になっていると存外時間は早く経つものだ。 いい加減、適当なもので手を打ってチンポを扱き始めた方が良いかもしれない、とあきらめ気分になった時だ。 どこをどうリンクを辿ってサイト移動をしたのかはっきりとは覚えていないまま、別のエロサイトに入ってしまった。 「わ! やっべ! 行き先ちゃんと見てなかった!」 すぐにウィンドウを閉じようとしてカーソルを画面上端に持って行く。 だが、マサルは「×」を押さなかった。 表示されたサムネイルは一つだけしか無かったが、その小さい表示部分を見た瞬間、あまりにもマサルの好みの男だったため、消すに消せなくなってしまったのだ。 そのエロサイトは今まで知らなかった動画投稿サイトだった。 邪魔なポップアップも無く、不要な広告バナーも無い。サイトのロゴと小さいサムネが一つだけ。 個人のブログ風の動画置き場であった。 いち早く反応してフル勃起してしまったチンポを慰めるため、マサルは唯一のサムネイルを「再生」させていた。 「う~わ、スッゲェかっこいい……。カラダも引き締まって顔もイケてて……。んで、チンポもでっけぇ~」 ゴクリと生唾を飲み込む。 モニター画面一杯に拡大された画面では、全裸の青年がベッドの上で壁にもたれ、足を大きく開いてひどく巨大なディルドをアナルにずぶぶと飲み込ませていく。 そうして、カラダをビクつかせながら空いた左手で自身のペニスをじっくり舐るように扱き始める。 いわゆるアナニー動画と言うものだった。 頬を赤く上気させ時折切なげに眉を寄せてはディルドを抜き挿しし、いきり勃つペニスをヌチュヌチュと扱く。 他のサイトでもありふれたシチュエーションの動画と言えるのだが、マサルにとって一番好みのタイプであったため目を離すことができなくなっていた。 青年はマサルより少し上の20歳ぐらいだろう。ツンツンに立てたショートヘアが良く似合う清潔感のある上品で端正な顔立ち。 しかしながら彼のカラダは雄としてのフェロモンをパンパンに漲らせたマッスルボディであり、濃密に繁る陰毛からは画面越しにもムワリとした匂いを感じさせる。 ――つまり、顔とカラダのギャップが激しいタイプの人物であった。 『んくっ! すっげ、ああっ! キモチ、ィイッ』 ビクッ、ビクンッ! と握る手から逃れようと撥ねる青年のチンポ。 大きなディルドが穿つ青年のアナルがアップになると、窄まる秘部から泡を含んだ白いローションが滲み、ミチミチ 襞が押し込まれ寄り捻じられた次には、ズルリ、ベロリ、と捲られた紅い粘膜が姿を現す。 『んぐっ! んふぅぅ……んっ! ぉあ! ああっ! あ! イクッ!』 やがて、ペニスとアナルの刺激により青年は上体をのけ反らせて精液を発射する。 ドビュ! と打ち放たれた白い体液が大胸筋から腹筋にかけてぶちまけられた。 動画の青年が達するのとほとんど同時にマサルも射精してしていた。 始めの内こそ動画を見ながら扱いていたものの途中からは完全に手の動きが止まっていた。 それ故、視覚と聴覚からの刺激のみでイったと言っても間違いではなかった。 動画はこれで終了ではなく続きがあった。 マサルは、自分の射精した精液を気にも留めず引き続き画面を見入る。 青年の一挙手一投足を見逃すまいと、向こう側にある体温や湿り気までをも感じたいとばかりに凝視する。 挿入したままだったディルドを自身のアナルからズブズブ引き出し、完全に抜き去ってしまうと今度は四つん這いになり マサルの方に尻を向けた。 ジュクジュクと熟れた雄肉穴の淫らさ。 振り向いた青年がマサルに懇願する。 『頼む……。お願いします……。俺の、ケツマンコを虐めて、気持ち良くさせて欲しい……。頼むよ……。』 グプチュと潤滑ローションの涎が穴から垂れ、白いシーツの上にボトリと落ちる。 『見てるだけじゃなくて、お願いだ……。キミのその立派なイチモツを俺に、俺のケツマンコにぶち込んで欲しいんだ。なぁ、キミだってもっと気持ち良くなりたいんだろう? 一発だけじゃ足りないって……、そんなにビンビンに勃ってるんだからさぁ。 キミのチンポを俺にくれよぉ』 アナルを見せつけながらしっかりとマサルの目を見て懇願する青年。 自分の今の状況が画面の向こう側の青年に、リアルタイムですら無い「過去」の投稿動画の中の青年に、どうして悟られているのだろうか、と不思議に思った。 ただの偶然なのかも知れない。セリフとして言っているだけなのかも知れない。 『そんな焦らさないでくれよ! ……マジで、キミに頼んでいるんだ。もう我慢できないんだよぉ!  早く俺に! 俺ん中にキミのチンポぉ! ぶち込んでくれよぉ! 頼む! 欲しいんだよぉ!』 青年はさらにアナルを撮影しているカメラに寄せ、画面に近づけた。 卑猥にヒクヒクと蠢いて窄まる襞の一つ一つが詳細に見える。 マサルは思わず手を伸ばし、画面越しの肉穴に触れた。 ――ヌチュウ 「わっ!?」 『んはあぁ~!』 硬いモニターの感触では無かった。 温もりと、弾力と、そしてローションの粘つきを触れた部分から感じていた。 マサルは自身の手を見た。しかし、濡れてはいなかった。 今の感触は何だ? 何なんだ?  もう一度、恐る恐るモニター画面に手を当てた。 『んひぃ! んふ! ほ、欲しいよぉ! キミの手じゃなくて! チンポぉ! チンポが欲しいよぉ~!』 イヤイヤとくねらせた尻の動きがマサルの手にも伝わる。 中指を立てて画面の中に突きい入れてみた。 ズブ! ズブブ! 『くは! あぁ! ああああ! んあ゛! イイッ! イイけどぉっ!』 指が青年のケツマンコの中に飲み込まれていく! 一旦引き抜いて別の部分、青年のケツでもなくカラダでもない画面の端に指を入れてみた。が、硬い液晶モニターとしての質感だけが指に撥ね返るだけ。 理屈は全く分からない。理由などさっぱり見当も付かない。 ただ、青年の「求め」に対し物理的に応じることが可能である、とマサルは理解した。 立ち上がったマサルはモニターを椅子に乗せて高さを調節した。 そして、慎重に自身のペニスをモニター画面に近づけ、ゆっくりと青年のケツマンコに打ち込んでいった。 『あ゛あ゛っ! ち、チンポ来゛だ! チンポぉ゛! ン゛ん゛ん゛ン゛ーーーーっ! イイッ! もっどぉ! もっど俺ん中来゛てぇっ! その、ままっ! そのまま奥まで! 俺のケツマンコぐちゃぐちゃにしてくれぇぇ!』 「あああーー! すっげ! マジで!? マジで俺のチンポがアイツのケツに入ってんの? すっげキモチイイッ! やっべぇ! 止まんねぇっ!」 マサルはモニターを持ち上げそのままピストンのように前後させた。 青年の喜悦が激しくマサルの耳朶を穿った。 マサルもまた青年の「締め付け」を快感として受け取り、より深く、より激しく、青年のアナルを犯し始めた。


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