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鷹取リュウゴ
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インスタントペニス 5 最終話 (登場人物紹介)

5即席性変換  増大し過ぎた性欲を何とか解消しようとして一人でオナニーに耽っていた。 ……はずだったのだが、いつの間にか眠っていたらしく気が付けば深夜だった。 チンポは相変わらず41cmのジャイアントコックのままだったが、いくらか性欲は収まったようで、 常識的な判断力が戻っていた。 「咽喉が乾いたな……それに、ああ、カラダ中精液でガビガビになってる」 冷蔵庫からポカリを一本。 飲み干してすぐにバスルームに入る。部屋の片づけは、……後でいいか。 「どうわ!? こ、これが、俺!?」 バスルームには大きい鏡が設置されている。 その鏡に映っている自分自身の姿に驚いて大声を出してしまった。 「ま、マジで……俺、こんなカラダに?」 鏡を見つめながら手の平で触って確かめる。……やはり、見間違いなんかじゃない。 映っている俺の姿は、シンイチくん以上の筋肉を身に付けた、ムキムキのマッチョ野郎であった。 バァンと張り出した大胸筋にいかつい僧帽筋、元の何倍になるだろうか分からない大ボリュームの上腕筋、大腿筋。 バキバキに割れモコリと盛り上がっている腹筋の八つの塊。 そうして、勃起時41cmになる巨大ペニスが股の間にぶら下がっている。 「か、かっけぇ……かっこいいじゃん、俺……、すげぇ! すげぇよ!」 どちらかと言うと以前の俺はマッチョ野郎なんて気味が悪いとしか思っていなかった。 だが、自身の肉体を見た瞬間、筋肉こそ至高だと感じた。 これから俺の憧れの体形は筋肉モリモリのマッチョボディだし、セックスしたい相手も筋肉質なマッチョが良い。 そんなマッチョ同士でデカいチンポを嵌め合い、精液をぶっ放しまくるセックスをしたいのだ、と。 意識が根底から切り替わっている。 だけど、自分のカラダに興奮しまくっている俺にとって、そんなものは些細な変化としか感じない。 むしろ、好ましいカラダが手に入ったのだから、結果オーライじゃん、と喜ぶだけだった。 「シンイチもこのカラダを気に入ってくれるかな? いや、気に入るに違いない。だって、このチンポにこのカラダだぜ? 完璧すぎだっての!」 背を向けて背筋を鏡に映す。 鬼のような形相を見せる分厚い背筋が現われた。 「うわぁ、いいじゃん。背中もデカく仕上がってんじゃん! あー、やべぇ、自分にムラムラしてきた! これはもう抜くしかないな。仕方ない。オカズが目の前にあるんだから仕方ないよな」 俺は、鏡に映る自分をオカズにチンポをグチュグチュ鳴らし始めた。 気持ち良さのあまりあっけなく精液を放出した。 あまりの濃さで鏡に貼り付いたまま垂れ落ちてこない。ゼリーのような精液だった。  手が止まらない。 扱き始めた腕は上下運動を続けて、イクとまたグチュグチュ上下にチンポを責め上げる。 気持ち良さで頭ん中が真っ白になる。 興奮でさらにチンポがメリメリと音を響かせる。41cmが限界ではなかったようだ。 バスルームに充満する雄のニオイで俺の脳がさらに淫らな雄色に染まる。もう女なんかいらねぇ。 嵌めるならケツしかあり得ねぇ。いや、違うだろう? 俺のケツにも嵌めてもらいてぇ、が正解じゃねぇか。 昨日の今日で悪いが、シンイチに連絡入れて、早速ヤるとしよう。 ……いや、この先シンイチ一人で足りるだろうか? もう何人かヤれそうな奴を見繕っておいたほうが良さそうだ。 「営業2課の斎藤と、総務の太田は男好きっぽい気がすんだよな。まぁ、もしそうじゃなくても『インスタントペニス』さえ着けちまえばこっちのもんか」 鏡に映る俺がニタァ、と笑いながら大量に発射し始めた。 まるで、以前とは別人のように生まれ変わった俺の誕生を『インスタントペニス』が祝福するかのようだ。 バスルームを出た俺はメモを見ながら電話をかけた。 「あー、もしもし? シンイチくん? 俺、カズマ。昨日はどうもありがとう。正直言ってシンイチくんとのセックスが忘れられなくってさ……えっ? シンイチくんもかい? それは嬉しいなぁ。 あのさ、近い内にまた会えないかな? 今からでも良いけど。うん? 大丈夫? じゃぁ、待ち合わせは○○駅のホームで。 そうそう。シンイチくんに渡したい物があってさ。『インスタントペニス』って物なんだけど……」 外れた「インスタントペニス」のカプセルが手の中に4つ。 3分間、温い湯に浸すだけでリアルなチンポに変化し、自分のチンポに着けりゃ男好きのデカマラマッチョへ変身させてくれる、有り難い代物。  終 カズマ・中崎和真 27歳  一年前に中堅商社からネット通販事業会社へ転職した。 引越しや転職に蓄えた資金を使ったため、しばらくは質素倹約を心掛けている。 シンイチ(シンタロウ)・高山進一 23歳  大学時代は国際大会出場経験もある水泳選手だった。 肩を痛めて以来就活にも身が入らずフーゾクで働くようになった。 「インスタントペニス」 ペニス肥大化を伴う即席性変換アイテム 製造元はコンバートと言う会社らしい。


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