うさぎ男の新年奉迎祭 6
Added 2023-02-18 07:19:22 +0000 UTC6朝のお勤めと夜明けのコーヒーと [12月30日 0:20] 午前0時を超えると近侍の皆さんとのセックスはひとまず終了となり『斎館』の個室へと引き上げる事になった。 「あ~あ、俺たち結局今日はダメだったかぁ」 戌桃くんが亥坂くんとががっくりと肩を落としている。 あんまり可哀相だから「オナニーだけでも手伝ってあげようか?」と言うと、「それが、しきたりでオナニーは禁止なんすよ~。 俺たち近侍の精液は、大晦日の夜までは全てご神体である卯波さんへ、ってのが決まりだもんで……んひー、辛ぇぇ~!」 振り向いて咬牙先輩を見れば「そうだ」と肯く。 「俺も我慢しなくてはダメなんだ。開が他の奴とヤってるのを見てるだけでも軽くイっちまいそうになるから、なかなか、その、大変なんだ」 収まらない勃起を慰める事が出来ないなんて、それは辛い。 戌桃君や亥坂くんにまで今日中に届かなくて申し訳ないな、と思っていたら申尾さんと酉原さんが口をそろえて若者たちをたしなめた。 「何事も修行だ。奉迎祭の最中でも精神を鍛える修練だと思って取り組みなさい」 「こればかりはくそ坊主の言う通りだ。歳神様をお迎えする大切な儀式としてしっかり自己管理しておくれ」 中々の威厳と言うか大人の余裕っぽい物言いだったんだけど、褌から浸み出して垂れるほど漏れている粘液を見てしまうと威厳もへったくれもありはしない。 「……兄さんたち、そうはおっしゃいますがもしかして射精しちまってんじゃないんですか?」 咬牙先輩のツッコミに狼狽える僧侶と神職。 「こ、これは、違うぞ! た、ただの我慢の汁じゃ! 果汁みたいなもんじゃ!」 「俺もくそ坊主もまだまだフレッシュって訳だ! ツユダクで悪いな! あっはっは!」 うん。 意味が分かりません。 意味が分からない事がもう一つ。 案内された俺専用の個室に咬牙先輩も一緒に入ってきたことだ。 「……先輩?」 「うん?」 「どうして俺の部屋に?」 「どうして、って、そりゃ一緒に寝るからに決まってるだろ?」 「俺と一緒に?」 「ああ。お前のケツにチンポを入れたまま寝るんだよ」 「は!?」 「何かおかしい事言ったか?」 「いや、おかしいっすよ! 寝てる時も? チンポをケツにぶち込んで? はぁ?」 「最初に言っただろ? 『食事の時と便所に行くとき以外はずっと誰かのチンポを嵌めたまんま』過ごしてもらう、って。あれは大袈裟に言ったんじゃなくその通りの言葉なんだよ」 「はいぃ?」 つーことは寝ながらセックス? いやいや、そんなんで眠れる訳ないでしょ! 「まぁ、そう言う事なんで諦めてくれ。ほら、そんな端っこにいくんじゃねぇよ。コッチに来い」 布団から出ようとした俺の腕を掴んで引き戻す。 戻された勢いのままに俺のケツは先輩のチンポで貫かれた。 「ひぐぅぅぅ! ま、また気持ち良くなっちゃうっすよぉぉぉ!」 「おい、大人しくしろっての。俺まで本気モードになっちまうだろう?」 「でもでもぉ! こんな状態で寝ろっていうんすかぁ? こんなの生殺し! いや、嵌め殺しもいいとこっすよぉ!」 「……悪い……、あきらめてくれ。俺だって正直言って辛ぇんだよ……」 俺のケツの中でビククと動く先輩の肉棒。 だけど必死に堪えているのが表情からもカラダ全体からもうかがえる。 「わ、分かりましたよぉ……、とりあえず、眠れるかどうかわかんないっすけど、頑張ってみるっす……」 ◇ 12月30日 5:00 「ほら、起床時刻だぞ? 早く起きろっての」 「――はっ!? 俺、寝てた?」 「ぐっすりとな。あっさり眠っちまいやがって。俺一人で悶々とする羽目になるなんて思わなかったぞ?」 「す、すみません……」 「まぁ、でも、ちゃんと眠れてよかったな。疲れた顔のままでいられるよりかはずっと良い」 そう言って笑った咬牙先輩はトイレ行ってくる、と言って部屋から出て行った。 見送った俺はケツに残るポカンと空いた「喪失感」でもって確かについさっきまで先輩のチンポがここに収まっていたんだと実感していた。 「うう、取りあえず俺も顔洗ってトイレに……、ん? トイレ? あれ? え? 俺、前にいつトイレ行った?」 ふと気付いてしまった。 俺、咬牙先輩や近侍の皆さんとセックスし始めてから一度もトイレに行ってない? 大はもちろん小便も出してない? 今だってトイレに行こうとしたけど尿意や便意がある訳じゃない。いつもの朝のルーチンだから口に出ただけだ。 「俺のカラダ、マジでどうなってんの? 丸1日以上小便すらしてないとか……。さすがにヤバいって。て言うか、これも俺が『ご神体』だから?」 部屋に戻って来た先輩が俺の様子を気に掛け心配してくれた。 「どうした? やけに深刻な顔をしてるな」 「はい……。ちょっと気がかりな事に気付いちゃって……」 「答えられる事なら答えてやる。何に気付いたんだ?」 「俺、昨日から小便を一度も出してないんですよ。どう考えてもおかしいな、って」 「ああ、それか。開のカラダがご神体にふさわしくなるよう歳神様が支援してるんだ。昨日飲んでもらった薬やドリンクのせいじゃない。 セックスの邪魔をしないよう排泄行為が無くなってしまうのは12年前にご神体になったヤツも同じだった」 「前のご神体の人もそうなんすね」 小便が出なくたって問題ない。 神様のおぼしめしならどうしようもない。それにしても、島の神様、歳神様とは何なんだろう? まるで、ちゃんと見たり触ったりできるレベルで存在しているかのように錯覚してしまいそうだ。 咬牙先輩の後に付いて大広間に入ると長いテーブルの上にはコーヒーやパン、それにサラダと言った朝食メニューが並んでいた。 ただ、中に居る人数はひと目で全員じゃないと知れた。 申尾さんに酉原さん、そして戌桃くんと亥坂くんの4人だけだった。 「おはようございます。えっと、他の近侍の皆さんは?」 「お! おはよう卯波くん。ここに居らぬ者はまだ眠っているな。自分たちの出番はもっと後になると分かっているからだろう。卯波くんのようにシャキッとしてもらわんと困るな、まったく」 酉原さんが正座で背筋をピンと伸ばした姿勢で俺に答えてくれた。 「何人かはこっそりと畑や店の様子を見に戻っているな。奉迎祭の正しいやり方からは逸脱しとると眉を顰める者もいるが、上辺のカタチにばかり固執するのもいかがなものかと思うぞ」 足を崩して座っている申尾さんは俺に、と言うより隣の酉原さんに対してチクリと言っているようだ。 しかし、そんな申尾さんに反論を返さないところを見ると、もう二人の間では済んだ議論のようだ。 「俺たちもう、今すぐにでも始めたいくらいなんですけど、卯波さんもそうですよね?」 戌桃くんがどーんと前に突き出している股間の褌を俺に向けた。 「マジで早く再開して欲しい~! 昨日からずっと興奮しっぱなしでオナニーもできないなんてツラ過ぎだ~!」 亥坂くんもギンギンに突っ張っている褌の中身を弄ろうと伸ばす右手を左手でぐっと抑えている。 「二人とも朝勃ちが凄いなぁ。つうか、俺にも褌くらい着けさせてほしいんだけど」 一人だけずっと全裸だもんな。 この恰好が新年奉迎祭の「ご神体」にとって正装だと言われていても、風邪引いちまったら儀式が進められなくなるじゃないか。 いくら南の島でも日が落ちれば肌寒く感じるんだけどなぁ。 「衣装については悪いとは思っているが諦めてくれ。それよりも、早く朝飯を食ってしまえ。でないと戌桃や亥坂が耐え切れなくなって精液を『お漏らし』しかねないからな」 「あ、はい。じゃぁ、いただきます――」 咬牙先輩から渡されたコーヒーカップを口にする。少し甘味を強くしたカフェオレが、じんわりとカラダの中から俺を暖めてくれた。 食後の休憩が終わったら「ヤリ部屋」に移動してセックスタイムがスタートした。 昨夜から数えたら九人目、今朝は僧侶の申尾(さるお)さんから。 飄々とした話しぶりとは異なりカラダは鍛え上げた仁王像みたいに筋肉質。 なのでとても44歳になんて見えない若々しさだ。 「一晩中トラのチンポを咥えておったろうから、下準備はいまさら不要だと思うが、それでもワシのチンポはなかなかのデカブツゆえ、ゆっくりと馴染ませながら収めてやろう」 外した褌の中からボロンと出て来た申尾さんのチンポは、デカいのはデカいんだけど、長さよりもその太さに驚かされる。 「うわ、亀頭も竿も超太い……」 午枝さんのチンポは全てが規格外にデカかったけど、申尾さんのモノも太さだけなら負けてない。 マットの上で四つん這いになった俺は尻を上げて申尾さんの極太チンポを待った。 が、待っているのにケツ穴に触れる感覚が何も無い。 「ん? 申尾さん?」 後ろを見てみれば俺の尻に合掌して何やらお経を唱えている。 なるほど僧侶らしいな、と感心するけど俺のケツはありがたいご本尊様じゃないんでなんだかむず痒い気持ちになってしまう。 2~3分ほどで手をほどいた申尾さんが俺の視線に気が付いた。 「おう。待たせてすまん。卯波くんの綺麗な尻を間近に見ておったら経の一つも上げたくなってな。いつもの朝の勤めに代えさせてもらったわ。はーっはっは! では――」 大笑した申尾さんの表情が一変した。 菩薩のような笑顔がすっと消え邪鬼のような淫らなものへと。 俺のケツタブをググと押し開き股間を寄せて申尾さんのデカい亀頭を肉の門にゆっくりと密着させる。 「う……、あ、ぁ……」 これまでのセックスで拡げられた俺のケツ穴。かなり柔軟に緩んでいる筈なのに申尾さんの亀頭があまりにデカいから少しだけ抵抗してしまう。 そんな俺の「具合」を見定めながら申尾さんはゆっくり、ホントにゆっくりと俺の中を傷つけないよう慎重に 窺うように「頭」を納めて行く。 「おう……、わずかに挿入しただけでこの随喜。生身のまま仏界浄土に迎えられた心地ぞ。それにしても、このまま推し進んでも大丈夫そうで驚いた。此度のご神体は格別であるな」 「う、うぅ、大丈夫、です。ちょっぴりキツいけど、じわじわ気持ち良くなって、もっと中に入れて欲しくなって、る……」 「ふむ。かように早くワシのイチモツと馴染むとは、前回のご神体とはやはり全く異なっておる。卯波よ、おぬしなら歳神様との完全合一を果たし最後までイけるやも知れぬ」 ここで俺と申尾さんを見守っていた咬牙さんから物言いが入った。 「申尾の兄さん! 開に予断を与えるような事を喋らないでください! 特に歳神様と交わる部分については!」 次いで酉原さんも参戦した。 「トラの言う通りだ。クソ坊主。秘儀の中の秘儀たる歳神様とご神体との交わりは当人しか知り得ぬ事。近侍であれ俺ら余人が軽々に口にするではない」 「すまん。ワシの修行不足だった。卯波くん、今の話は忘れてくれ」 俺にチンポを突っ込みながら頭を下げた申尾さん。ここからはほとんど一切喋る事無く黙々と俺のアナルを犯し、 極太チンポでも余裕で咥えられるまでに腰を動かしていた。 ようやく10人目。 一呼吸する程度の間を置いて俺のそばに立ったのは神職の酉原(とりはら)さん。 スリムだけどちょっとやそっとじゃ折れない芯の強さとしなやかさを合わせた鋼のようなカラダをしている。 「さっきはあのバカがちょろっと妙な事を口走ったがひとまず忘れてやってくれ。俺からも頼む」 申尾さんを責めるのではなくむしろ庇うような言い方だった。確かにこの二人、罵り合いながらも仲が良いんだ。 もしかして付き合っているのかな? 聞いたらマズいかな? 「酉原さん、もしかして申尾さんは恋人なんすか?」 一瞬、ギクッと酉原さんの肩が震えた。 「……何故、分かったんだ?」 「なんか、口では争っていても本気じゃない感じだったし、何より、お互いを見る目がすんげぇ優しいから……」 「『目は口ほどにものを言う』……か。ま、悟られた以上否定はしない。嘘偽りは神に仕える者としてもっとも忌まねばならん。潔白さと正直さは至誠の基(もとい)だしな」 「と言う事はやっぱり?」 「そうだ。アレとは古くからの付き合いだ。俺は心からアイツが好きで、今もずっとだ」 「いいんすか? 恋人の前で俺なんかと」 「構わないとも。この程度の事で壊れるような関係じゃない。むしろアイツが精を放った君を抱くことで間接的にアイツとも繋がる事になるしな」 うーん、深い……。いや、深いのかな? よく分からないけど、愛のカタチって人それぞれなんだ、と理解しておこう。 「じゃぁ、よろしくお願いします」 「ああ、任せてくれ」 ここからはさっき申尾さんに言った言葉を自身でも実践するかのように、寡黙に俺の中にチンポを沈め、快感の海に泳がせながら俺のアナルを「ご神体」にふさわしいモノへと築き上げていく。 太さこそ申尾さんよりも無いものの、長さが相当あるので俺の腸の奥の方まで突かれる感覚がマジでヤバかった。 奥まで感じさせ、その途中もずりずり扱いて感じさせ、出口に近い前立腺まで突き込んで刺激して感じさせてくれる。 絶頂感が生まれたらあとは一瞬で、ひと息に駆け抜けてしまった。 こんな爽快な射精ってあるものなんだ、と目からうろこが落ちてしまうほどに。 掃き清められた神社の境内を歩いて神域の森の空気を胸っぱいに吸い込んだような、そんな気持ちになっていた。