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鷹取リュウゴ
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変新性活 インモラルグローブ 7

7悩める学生フィジーカー 入学式の翌日。 受講する講義の取り方やカリキュラムの説明などのガイダンスを受けるために登校。 とは言え、それらは午前中で終わってしまった。 まっすぐ帰ったところでコピーグローブでオナるくらいしかやる事が無い。 それもアリはアリなんだけど、なんとなく大学内を散歩してみたくなったので暇つぶしがてらぶらりとひと巡りする事にした。 図書館にカフェテリア、そしてまだ説明会だけでしか入った事の無い大講義室も含んだ学部の講義棟。 もう少し足を伸ばしてテニスの練習場やサッカーグラウンドにも。 部活に汗を流す人たちを通り過ぎながら眺めていると、ふと健一を思い出した。 「結局、陸上部からの勧誘はどうすんだろうな?」 健一は高校時代に陸上選手として全国大会に出場するなど大活躍していたため陸上界じゃ有名人、らしい。 「学校でオナニーをするため遅くまで残れる部活を利用してた、なんて本人と俺しか知らないよな」 体育会系クラブ向けのエリアをさらに進んで体育館の脇を通る。 中ではバスケットボール部の学生たちが駆け回っている。 「そういや先輩は結局バスケ部には入ってないんだったな。何か理由があるんだろうか?」 高校時代には「鉄壁のディフェンダー」との異名を持つ元鬼先輩がいてもチームとしては得点力に乏しく、一度も地区予選を突破できなかった事が大学でバスケ部に入らなかった原因の一つだろうか? 体育館の隣が学生会館の一つで、様々な部の部室棟と言った方が分かりやすい。 「へぇ~、本格的なジムも併設されているんだな」 建物の入り口に貼ってあった館内マップを見て興味をそそられた俺は建物の中に入ってみた。 「卓球部とかボクシング部は台やリングですぐに分かる。畳敷きの部屋は柔道か」 奥へ行くと立派なジムがあった。 さぞかしトレーニング中のマッチョな学生たちがいっぱい集っているのかと思いきや、そうでもない。 ほんの2~3人しか中にはおらず、しかも彼らはあんまりマッチョではない。ごく普通に見える。 下心込みで期待した分だけガッカリして廊下を引き返そうとした時だ。 「うわ! すげぇ! てか、アソコもでっか!」 もう一人居た。 タンクトップにハーパンの男が壁際の鏡に向かってポーズをとっていた。 その鏡に映る姿は筋肉隆々、大胸筋も背筋もとにかくデカく、くびれた腰とあいまって上半身に見事な逆三角形を作り出していた。 そしてさらに、ハーパン越しにカリのくびれまでがハッキリと浮かんでいる。 その位置がハーパンの裾ぎりぎりで、あとちょっとで亀の頭が「こんにちわ」しそうな巨根だった。 俺の声が聞こえたのだろう。 ポージングを止めた男が振り向いて俺に向かって歩いてきた。 「うわ、ヤバ……。怒らせちゃったかな?」 しかし、怒りのオーラは出ていない。かと言って笑顔でも無い。眼が死んでいる。どんよりと暗い表情だった。背中まで丸めてせっかくの筋肉がもったいない。 「やぁ、どうも……。見学の子かな? まだ部長も部員もほとんど来てないけど、自由に見てまわっていいから……。 それじゃぁ、また……。はぁ~、そうか~、やっぱ誰が見てもそうなのか~、どうすりゃいいんだろう……」 マッチョ男は自身の股間を恨めし気に見ては深いため息をつき、また俺に背を向けとぼとぼと戻って行く。 あまりにも弱々しいので思わず声を掛けてしまった。 「学内を散歩しててたまたまこちらに入っただけなんすけど、どうしたんすか? なんか、凄ぇ凹んでいるようで」 マッチョ男は振り向きもせず俺に答える。 「……さっき、君が言ってただろ? アソコがデカい、って。本当に弱ってるんだ……。ようやくここまでカラダを仕上げたってのに、コンテストの出場を辞退しなくちゃならないかも知れないから……」 「出場辞退? そんなにカッケー筋肉ボディなのに?」 涎が出そうなほど美味そうなカラダでチンポもデカいと来れば最強だろう? それなのに? マッチョ男が思いっきり深いため息をついてからポツリと呟いた。 「はは……、ありがとう……。でもね……、でも、やっぱり辞退するしかないんだよ……」 あまりにも辛そうだからもう少し詳しく話しを聞かせてもらった。 ◇  マッチョ男は4年生の「間宮 剛健」先輩。 剛健という名にふさわしい肉体美の持ち主でフィジークの選手、フィジーカーとの事。 「ボディビルがひたすら筋肉のデカさを競うとすると、フィジークは筋肉のある肉体美を競う競技なんだ。だから、腰にはビルパンじゃなくてサーフパンツを穿くし、デカさ以上にバランスの取れたカッコいいカラダを目指しているね」 ジムのすぐ外にある自販機コーナーで間宮先輩が俺にもどうぞ、とドリンクを買ってくれた。 そのドリンクはと言うとヨーグルト風味のプロテインドリンクだ。 「なるほど。ボディビルとフィジークの違いはなんとなく理解しました。でも、それなら今の先輩はお世辞じゃなくてカッコ良いカラダしてますし、何の問題も無いように思うんですが?」 「だったら良いんだけど、ココがデカ過ぎるのが問題なんだ……」 間宮先輩が股間を指さした。 ポーズも何もつけてないのに腕をサーフパンツに突っ込んだみたいにこんもりと盛り上がって中身の存在を示している。 「デカくて立派なのはマズいんですか?」粗チンの奴が聞いたら羨まし過ぎて憤死レベルだ。 「マズいんだ。とっても。公然わいせつ罪になる恐れがあるって……」 公然わいせつ罪とはいわゆる人前でセックスするのはもちろんだけど、性器を露出した場合なんかも含まれている。 「そんな事言われたんすか」 「運よく出場できたとしてもコンテストの舞台に上がる前にストップがかかるだろうし、その前にこんな奴を出場させたとして部名にも大学名にも傷がつくから辞退すべきだ、とね」 間宮先輩がプロテインドリンクをガッと煽る。太い首のノドボトケがグビグビ動いて色気を感じてしまう。 「でも、間宮先輩はあきらめたくないんすよね?」 「そりゃぁね。大学に入ってからまる3年、一生懸命トレーニングを積み重ねて、食事も精一杯工夫して、ガリガリだった俺がようやくフィジーカーとして人前に出られるカラダになってきて、他の選手と競い合えるんだ、と思ってた。 なのに、気付いたら筋肉よりもコイツのほうがデかく成長しちまうなんてさぁ、マジで想定外すぎるよ……」 いかつい肩をがくっと下げ、上げた頭をがくりと垂れ再び深いため息。 「大学生のうちに一度でいいからコンテストに出ておきたかったのになぁ……。これまでの努力の爪跡、残したかったな……」 チンポがデカ過ぎるがゆえに出場辞退を迫られていた間宮先輩。 カラダはカッコいいし顔立ちも申し分ないイケメンだから、出られれば確実に良い成績を残すに違いない。 それだけにもったいない。間宮先輩の意欲と、周囲への気遣いとの板挟み。 反対を押し切って出場した結果、次回から大学そのものが「出禁」処分を食らったりしたら、それこそ申し訳なくてやり切れないよと消え入りそうな声で話す。 「ううむ。後顧の憂い無くコンテストに出る方法は無いもんスカねぇ……」 一緒になって考えてみた。 とは言えチンポのサイズを小さくする方法なんて俺は思い付かな――「むむむっ!?」 ぴっかーん! 閃いたぜ! 俺の平均サイズチンポをコピーしてペーストできれば? 俺以外にペーストして試した事は無いけど……。 出来るかどうかは分からないけど試すだけ試してみるか! コピーグローブの効果を! 「ど、どうしたんだい? 中原くん」 「い、いえ、なんともないです」 わざとらしい咳払いを一つ挟んでから俺は間宮先輩にこう提案した。 「ここで会ったのも何かの縁。他の人には黙っていて欲しいんですが、俺、先輩のチンポを小さくできるかも知れません。ええと、マッサージ! そう、特別なマッサージを知ってるんです」 「ええっ!? ま、マジ? マッサージで? 本当に?」 「はい。もちろん、試してみないとまだ分からないっすけど、どうします?」 「もちろんお願いするに決まってる! コンテストは一か月後、GWの頃に開催されるから、その頃までに何とかサイズダウンできるなら何だってやるよ!」 期待と意気込みでみなぎる間宮先輩。チンポまで軽くみなぎっちゃって遂に亀頭そのものがにゅっとサーフパンツの裾から顔をのぞかせちゃってるよ。 だが、先輩はそのことに気付いていない。 ……しかしまぁ、なるほどな~。 周りの部員が辞退を促すのも理解できる。無理矢理「やめとけ」とストップをかけている訳でもないのだ、とも。 勃起なんてしてないのにもう外にこぼれ見えているのだから。 本人がどれほど希望していようと仲間が犯罪者として捕まえられるのを黙って見過ごすわけにはいかないだろう。 履歴書に傷が付いたら今後の間宮先輩の人生にだってダイレクトに響いて来るだろうし。爪跡じゃなく傷跡が残っちまう。 「なら早速試してみましょう。場所はここじゃちょっと無理なので俺の部屋でどうすか?」 「行こう! 早く行こう!」 間宮先輩は俺の腕を掴んで急き立てた。 「あっ! ちょ、ちょっと! まだドリンクが残ってるんすけど!」

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