6緑と儀式と魅惑の植物生命体 日が落ちるころ海の家の営業時間が終わった。 何もしないまま待つなんて退屈だったので俺もユウヤも最後まで店を手伝った。 溜まっていた食器を片っ端から洗い、大量に出るごみをビーチに設けられたゴミステーションに運ぶ。 ユウヤはドリンクの補充や明日使う食材の下ごしらえなんかを手伝っていた。 ゴミ出しを終えて海の家に戻ったら焼きそば担当のクロムさんが握手を求めてくれた。 「色々助かった。で? 二人とも俺らの仲間になるんだろ? 新しい姿になったら俺とも遊ぼうな?」 遊ぶ、とはもちろんセックスしよう、と言う意味だ。 他の海の家のスタッフも口々に俺たちの仲間入りを喜び、熱いボディタッチやハグと共にクロムさんと同じようにセックスしようぜ! と誘ってくる。 「聞いたぜ? 二人とも俺たちの仲間になるんだって? 久々の新人だ。へへっ、楽しみすぎて勃っちまうぜ」 喜ぶ以上に手ぐすね引いて待たれているっぽい 「もしかして、スタッフ全員が?」 「だろうな。そうでなきゃああ言う風に喜びはしないだろうし」 ユウヤに返しながら(どうりで皆マッチョでカッコイイ訳だ)、と我ながら納得を深くしていた。 タイムカードを押したスタッフたちが次々と海の家を離れて帰っていく。 残ったのは俺とユウヤ、そしてダイチさんとカイルさん、フウガさんだけになった。 バックヤードから階段を下れば前回セックスをしたあの地下室になる。しかし、今回は地下室の反対側、通路を挟んだ向かいにあるドアの鍵を開けた。 「こっちは鍵がかかってるんすね」 「まぁな。大事な『マランガ』を保管してるからな」 中に入るとひんやりとしていてとても涼しい。 空気もさらっとしていて快適そのもの。 照明を点ければ棚一面に『マランガ』がぎっしり詰まった籠が並んでいる。 ひとかごに50本程度とすれば籠は全部で40。つまり2000本もの『マランガ』がこの部屋に保管されてるのだ。 「すげぇ、こんなにいっぱい『マランガ』があったなんて」 「沢山あると思うだろ? でもな、ひとシーズンで4000は消費する。これでも半分になっちまってんだ」 「4000!? そんなにひと夏で使い切るんすか!」 「一度でも『マランガ』を使ったお客は次の年もコイツ目当てで来るからなぁ。そんなお客の期待を裏切る訳にはいかないだろ?」 「お客さん、みんな変身してサカり合うんですか?」 「いや? そこまでは滅多にいない。たいていはオナホにするだけでおしまいだ。精液入り果汁を飲んでマッチョに変身するのは俺たちに方法を教えられた一部の者だけ。偶然同じように飲んでマッチョになる奴も中にはいるけどな」 フウガさんが一言加えた。 「ユウヤもコウヘイも気付いてなかったか? 会計を済ませた客の何割かが店のトイレに行くように見せかけてはバックヤードに来てるんだぜ? もちろんそれは『マランガ』でヌくため。ヌきだけで収まらなかったヤツのために地下にヤリ部屋を用意しているんだ」 「そうだったんすか」 「さて、コウヘイ、ユウヤ、二人はこの辺でストップだ」 先導していたフウガさんが止まった。 そこは大量の『マランガ』を保管するスペースのさらに奥。床にはマットもなくコンクリートも張られていない。 六畳ほどの広さで自然の土がむき出しになっている。土間? いや、土が踏み固められてなくて畑のようだ。 「湿度ヨシ。養分も……、まぁヨシ。根を伸ばしても大丈夫な状態だ」 「根?」フウガさん、こんな場所で何を栽培するつもりだろう? 「そう、コウヘイとユウヤに渡す特別な『マランガ』の実を収穫する必要があるから」 カイルさんがわくわくしながら俺たちに言う。 だけどその言葉の意味が理解できずもやもやしていると、ダイチさんがそっと呟いた。 「まぁ、まずは俺たちが何を始めるのかを見ててくれ。百聞は一見に如かずって言うだろ?」 何を実演してくれるのかは分からないが、説明より見る方が分かりやすいと言うならその言葉を信じるまで。 今更俺もユウヤも引き返す気など無いのだから。 ◇ タンクトップとビキニを外したフウガさんたち三人は、互いに1mほどの間隔をあけて土の上に裸足で立った。 「さて、俺たちとっちゃこの夏初めての受粉と結実だ。心して『マランガ』を作ろう」 「ああ。もちろんだ。この日のために一年間頑張ったようなものだしな」 「だけど忘れるなよ? ただの『マランガ』じゃなくてコウヘイとユウヤに与える特別な『マランガ』を実らせる。 その点だけは押さえておいて欲しい」 ダイチさんの締めにフウガさんもカイルさんも「分かってるっつうの!」「任せてくれ!」と返す。 俺とユウヤは指示された通り少し離れた場所で見守っている。 涼しい地下の室内で俺たちのいる場所だけが静かな興奮でじわじわ熱気を帯びる。 「何が始まるんだろうな?」 「さっぱり分かんねぇ」 俺とユウヤの小さな会話ですらうるさく感じられるほど静寂が支配している空間に、地鳴りのような男たちの声が響きだす。 「んっ!」 「はっ!」 「ぐっ、うぁあ、おぁ゛!」 苦しいような、それでいて敏感な部分を責められているような声と表情。 空気が変わった。何かが始まったのは確か。だけど3人ともじっと突っ立ったまま。 肩が上下に動くほど息が荒くなっている。分厚い胸板が大きく前後している。 ふぅーっ! ふぅーっ! と激しい息遣いが離れている俺らにも聞こえてくる。 異変はその直後に始まった。 フウガさんもカイルさんも、そしてダイチさんも、頭の先から「緑色」になっていく! 「うわ!? み、緑に!?」 「ま、マジか!?」 フウガさんの茶髪もカイルさんやダイチさんの黒髪も緑色に。 褐色の肌も緑色。 微妙な色の濃さの違いはあるけど全身が緑。瞼の中の眼球まで全部が緑一色に。 「ングッ!」 「ゴアッ!」 「ブハァッ!」 ブジュルルルッ! ビュルビュルッ! ズビューーーーッ! 荒い息遣いのまま気合のように一つ大きく呻くと、軽く開いた両腋から地面に向かって緑色の「蔓」のような物が三本ずつ生え、土の中に先端を埋めこんだ! 「何だあれ!? 触手!?」 「分かんねぇ。触手なのか? それとも別のモノなのか?」 対象が何なのかは分からないけど取りあえず今は触手と呼んでおこう。 両腋から伸びた緑色の触手は三人の足元の土に先端を埋めこむと、地面から水を吸い上げるようにゴキュッ! ゴキュッ! と何かを腋へ運んでいる。 豆のようにくびれて節になったものが触手の中を送られ登っているのだ。 固唾を飲んで見守っていると、三人のチンポがズルズルと長く伸びて巨大になっていく。 そのままチンポも腋から生えた触手と同じように土に刺さって何かを吸い上げるのかと思いきや、ゆらりと起き上がって蛇のように鎌首を持ち上げた。 「すげぇ長さ。もう余裕で1mは超えてるよな?」 「だろうな。おまけにS字に曲がって勃起するとか、どうなってんだ?」 このまま次の展開に移るのかと待っていたら、急に三人の顔が俺たちに向けられた。 白目まで全てオールグリーンの目に射抜かれておもわずゾクリとしてしまう。 「すまん! コウヘイ! ユウヤ! ちっとばかし二人の力を貸してくれ!」 フウガさんが俺らに向けて両手を合わせた。 「足りると踏んでいたんだけど微妙に足りないっぽいんだ。何か、って? そりゃぁもちろん土の養分だよ」 カイルさんがしきりに手招きしている。 「このままじゃ二人に与える果実が作れなくなる! 驚いているところ悪いけど手伝って欲しい!」 焦るダイチさんもカッコイイ~、じゃなくて、そんなにヤバイ状況なんですか? よくは分からないけど助けを求めているので無視はできない。 緑の怪人と化したマッチョ野郎たちの立っている土のエリアに行き次の指示を待った。 「黙って見ててくれって言ったのに悪い。急いで土に向けて射精して欲しいんだ」 「せ、精液を?」 ダイチさんの言葉に思わず質問で返す。 「そう。今の俺たちは土にある養分しか糧にできない。水分は足りてるんだが土の滋養がどうもあと少し足りないようなんだ」 「もしかして、腋から生えてるのって?」 「俺たちの根だ。見せていないけど足の裏からも生えている」 「根? それって根っこだったんすか」 フウガさんが切羽詰まった声を絞り出した。 「あと、あともうちょっとで足りそうなんだが……。マジで急いでくれ……、養分の吸収がもしも途中でストップしちまうとやり直しが効かねぇ。 タイミングを誤るとお前らに与える『マランガ』が実らなくなっちまう! だから! 早くっ!」 「俺からも頼む! 『マランガ』は年に一度しか実らないんだ! 二人とも協力してくれ!」 カイルさんも緑の瞳を俺たちに向けて切羽詰まった表情を見せる。 「なぁ、コウヘイ。言われた通りにしようぜ?」 「せやな。俺たちのために頑張ってくれてるのがバッチリ伝わったしな」 だが、精液をぶっ放すにしたって『マランガ』でマッチョになっていない今の俺らじゃシコってもせいぜい2発で打ち止め。 それも相当な時間がかかる。 おまけに二人合わせてスプーン4杯程度の精液を土の上に放出した程度でどうにかなるのだろうか? ダイチさんが俺の肩をトンと叩いた。 「大丈夫だ。俺たちの樹液を飲んでくれ。そうすればたくさん精液は出せる」 樹液? ダイチさんてば樹液って言ったの? 「味は悪くない筈。若干ザーメンの味も混ざるがそこはご愛敬だ」 フウガさんがニュゥと蛇のように亀頭を動かし俺らに近づけた。 「いっぱい射精するだろうから服は先に脱いでおいた方がいいな。ああ、パンツもすべて、だ」 要するに精液まみれになるから全裸になっておけ、って事をカイルさんは言っている。 俺もユウヤも素早く服を脱ぎ土のエリアの外に放り投げた。 そして、ゆらゆら妖しく動くダイチさんの巨大チンポを咥えたら、即「ジュプルッ」と精液、じゃなくて「樹液」が飛び出て咽喉を通過した。 「俺の樹液も飲んでくれよぉ~」 カイルさんの樹液も飲む。最後にフウガさんのチンポも咥えてしっかりと樹液を飲み込んだ。 ――直後、 タマにズシンて来やがった。 「ふぐぉっ!? おあああ、あああああ!」 「あひ! タマが! チンポがぁ! くぅぅっ! キてるっ! 込み上がって、キてるっ!」 チンポがサイズアップも無いまま痛いほど勃起した。 そして、手を添える程度の刺激であっけなく「――うあ!? イクゥッ! イクイク! イっちまうぅぅーーーっ!」 ドビュ! ビュル! ドビュルルッ! ビュグ! ゴビュドピュ! ドッビュゥーーーーッ! 「でるっ! 精液出るぅぅっ! 俺の! 俺のザーメンンッ! 止まんねぇぇーーーっ!」 壊れた蛇口のように精液がビュルビュル溢れ出る! 気持ち良過ぎて足元がふらついたら背後のダイチさんが素早く支えてくれる。 ありがとうダイチさん。いっぱい精液出さなくちゃな! 射精の勢いが弱まる前にダイチさんの巨大緑色チンポを咥え、新しい「樹液」をたっぷり飲み込む。 すると、俺の精子工場はまたもやフル稼働。大量生産モードに入ってガンガン精子細胞を製造したらただちに射精管に送り込む。 そうして溜め切れなくなった精子はちょっとした刺激でもってあっけなく体外へ飛び出して――「イ゛ク゛ゥッ!」 ゴビュ! ブビュ! ドビュルルルッ! ブシュ! グピュグピュ! ビュルルゥゥーーーーッ! 「う゛うっ! キモヂイイーーッ! ザー汁ぅ大量発射! すげぇキモチ良いよぉっ!」 ユウヤも俺に負けじと白濁液を土に注いでいる。 ドビューーーーッ、ドッビューーーーーッ! まるで小便のように有り得ない量の精液を発射。 次第に精液に濡れて変色した土の領域が拡大し、三人の周りがほぼほぼ黒ずんでしまった。 「……よし。これで足りる。タイミングも問題無い」 フウガさんが「グッジョブ」とばかりに親指を立てている。 「ありがとうな! また助かった!」 カイルさんが「また」、と言うのは海の家での手伝いを指しているんだろう。 振り向いたらダイチさんはなんだろう? 苦笑していた。はにかんで照れているみたいだ。 「偉そうに黙って見てろって言ったのにこのザマだ。ダセェったら無ぇよな? でも、マジでありがとうな」 頬も緑色なのに照れると赤くなるんだな、なんて思って見ていると本当に次の展開が始まった。 また少し離れていてくれとのダイチさんの指示に従って土のエリアの外に出た。 俺たちが土の上から出ると互いにうなずき合った緑の三体はやおら胸を、というか腹部をグッと前に出し背を反らしたまま見せつけるような姿勢になった。 「来゛た! キタキタ! キダァァァアーーーーッ!」 喘ぐような雄たけびが聞こえたかと思うと三体の腹部、ボコボコに割れている腹筋にある臍の穴をグィィと押し拡げて体の中から肉色の腕、というかズル剥けなチンポみたいなモノがズブズブ飛び出した。 おして、ヌラヌラと粘液をまとった極太のそいつは限界まで伸びると、先端からベロベロほどけて色鮮やかな花びらになり大きく開花した。 「咲いちまった! 突き出てきたチンポみたいなのはツボミだったんだな!」 「三人とも同じ花じゃないんや」 フウガさんは真っ赤なガーベラ、カイルさんは青いアサガオ、ダイチさんは黄色いラッパスイセンの花を臍から咲かせている。 花の真ん中、雌しべがあるべき場所には小さく窄まった孔があった。 その丸い窄まりが縦に、上下に拡張され、縦割れの裂け目になったら裂け目の縁がムクリと隆起して唇みたいになってしまった。 ま、まさか、アレは……。 「マンコ、だよな? 女の。クリトリスも端に突き出てるっぽいし」 そうだ。あれはAVでしか見たことはないけどまさしく女性器。縦割れのヴァギナ。マンコじゃないか! 臍から出て来て開花した花の中心はふくよかな陰唇を備えたマンコになっちまった。 早くも濡れて粘る淫液を漏らす花マンコ。その下の股間にぶら下がる玉袋に伝って地面に滴っている。 「あれも樹液なのか?」 「いや、どうだろうな?」 聞かれたって分かる訳がない。臍から出た肉棒が花になり、花の中心がマンコに変じるとか全く想像もつかない事が起きてるんだし。 頭の中が「?」だらけになったまま三体の緑の男は互いの花マンコに長いチンポを飲み込ませた! チンポそのものがエサを食む白鳥の首みたいに自在に動いて花マンコをグチュグチュ犯している。 三体の緑の男は全身の筋肉をビクビク震わせながら快感に堪え、見ている俺までチンポが熱くなってしまう。 ダイチさんのチンポがフウガさんの真っ赤なガーベラマンコの中でイクと次はカイルさんのアサガオマンコへ。 カイルさんのアサガオマンコにドクドク射精したらまたフウガさんのガーベラに戻って大量の精液を流し込む。 これを互いに何度も延々と繰り返している。 凄すぎる……、エロ過ぎるって! こんなセックス見た事ねぇって! 思わず俺はシコっていた。三体の緑の怪人をオカズにして。 見ればユウヤもチンポを扱いていた。 さすがにお前も我慢できなくなったか。 すぐ隣りから緑の怪人たちから聞こえるグチュ音とは別の粘着質な音が立って俺の耳に飛び込む。 俺も負けじとチンポを扱いてヌチュヌチュかき鳴らす。 扱く音で興奮するってのもあるもんだ。良い感じにせり上がってきたモノをそのままブレーキなんかかけずに突き抜けさせる。 アクセルを踏みこむように右手を前後に動かし、乳首を摘まんでチンポの快感と合流させる。 グラグラと沸騰する射精衝動。もうすぐだ。ピークに引き上げてやる。怪人たちの淫らな交わりを。緑色になっても筋肉がバキバキで、カッコ良くてエロティックな肉体美をオカズにする。 花の蜜を吸うような巨大チンポに浮かぶエグい血管の筋。いつの間にかチンポにふさわしい巨大さを見せつけるタマの卑猥さを目に焼き付ける。 「うぁっ! イ、イグゥッ!」 樹液の効果はもうなくなっていた。出て来た精液の量は多くない。だけど、ゼリーみたいに濃厚で匂いの強い精液だった。 「くぅぅっ! お、俺もっ! イクイク! イクゥッ!」 ユウヤもほんの少し遅れて俺に続いた。 ビュビュッと飛び出たユウヤの精液も通常レベルの量だった。 そして、俺たちがオナってる間に三体の緑怪人たちの相互ヴァギナ責めは終わったようで、臍に咲いた花のマンコからは飲み込み切れなかった白い精液がダラダラこぼれていた。