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鷹取リュウゴ
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真夏のビーチと魔性の果実 10

10海と男と締めのイベント 『さ~あ! 今年もやって参りました! 夏を締めくくるビッグイベント! 第15回・男色ノ浜(おしきのはま)ビーチ、色男コンテスト!  エントリーした20人の男たちの中から最もセクシーな! 男色ノ浜ビーチで一番輝いた野郎を皆さんの投票にて決めちゃいましょう~!』   ビーチの中央エリアに設けられたステージと客席。 俺とユウヤはフウガさんによって知らないうちにコンテストにエントリーされていて、今はこうしてステージの上に立っていた。 観客の7割は女性だったが残り3割の男たちも視線はしっかり俺とユウヤに向けられている。 「あのカラダ、超ヤバくない? 優勝はあの二人のどっちかに決まりよね!」 「あいつマジすげぇ~。筋肉のボリュームが半端ねぇ~! どうやったらあんなに鍛えられるんだ?」 「マッチョなのに色気も濃厚ってのが最高よね! 一緒に写メお願いしてみよっか」 『それでは5番の彼! お名前と簡単な自己紹介をヨロシクゥ!』 「5番! 平 公平(たいら こうへい)です! 年齢は二十歳! 趣味はネトゲと料理っす! あと、ドライブも好きなのであちこち出掛けてるっす!」 『続いてぇ! 6番もどうぞっ!』 「6番、源 有矢(みなもと ゆうや) 年齢は二十歳! 5番の公平と一緒にこのビーチに来ましたが最高っすね! 趣味はダンスです! よろしくお願いします!」 際どいビキニを穿いているのは俺だけじゃなく他のコンテスト参加者も同じだけれど、中身のサイズ感が段違いで 浮かんでいるのは俺やユウヤだけだろう。 これだばりは人間に擬態してもサイズダウンし切れない。 でもって何とか小さい布の内に収めているもののピッチリし過ぎて余計にエロさが増しているように思う。 ポージングをいくつか披露してミニ・ビーチフラッグなんかの体を張ったパフォーマンスを見せたらいよいよ投票。 集計が終わるまで控え室にて他のコンテスト参加者と一緒に冷たいドリンクを飲んで休憩していると鋭い視線が俺とユウヤに集中した。 「ども……。平さんと源さんでしたっけ? 二人とも凄いカラダですよね? とても二十歳で見せられるようなレベルじゃないって言うか。 ゲスト審査員たちも二人の名前ばかり呟いてましたし」 肩にワンポイントタトゥーをいれたイケメン君が話しかけて来た。 それを皮切りにして他の参加者たちも「どうやって鍛えてたんですか?」「食事は何を?」「ナチュラルでその体格を手に入れたんです?」 等々、質問がバンバンぶつけられてしまった。 中には「ここまでセクシーなマッチョなら、俺、抱かれてもいいな」などと口にする者まで。 そして、色男コンテストの結果は俺とユウヤで同率一位。 トロフィーと共に副賞の賞金までゲットできてとてもハッピーなコンテストになった。 「なぁユウヤ。俺らパラネイターになってマジで良かったな」 「一番最初に来た時は誰にも相手にされなかったもんなぁ」 海の家に戻ったら俺とユウヤの祝勝会を開いてくれた。 よくよく見れば海の家の一画が優勝トロフィーだらけになっている。 聞けば、過去にコンテストに参加した海の家のスタッフが手に入れたモノを飾ってあると言う。 「去年がダイチさん、一昨年がカイルさん、それと、6年前がフウガさんのトロフィーっすか」 「今年も参加してみればよかったんじゃないすか?」 「いや、さすがにウチの関係者ばかりが毎年優勝とか、いらぬ疑念を持たれかねないだろ? だから少し間を開けて出るように注意してんだよ」 俺たちの正体が人間じゃないって気付かれないようにしないといけないもんな。 「でもって、優勝した俺とユウヤにとっては催淫液の実践訓練にもなって一石二鳥ってやつっすね」 ダイチさんもカイルさんも大きくうなずいた。 「ビーチでなら多少羽目を外した、ってな具合でスルーされるしな」 実は、コンテストの控え室で俺とユウヤは体から汗と一緒に催淫液を肌から滲ませ、たっぷりと参加者たちに嗅がせてやった。 「コンテストが終わったら俺たちと一緒に楽しみませんか?」 具体的に何を楽しむかは言わなかった。だけど意図した通り彼らの股間はムクリと大きくなった。 子供が生まれたばかりだと嬉しそうに話していた若パパや、彼女を「何人も」侍らせているヤリチンまで。 そんなコンテスト参加者たちは今、海の家のバックヤードで『マランガ』にチンポを挿入して盛大にシコシコしている。 「あのまま地下室でサカリ合うのかと思ったら違うんすね?」 ユウヤの問いにはフウガさんが答えた。 「対象が一人や二人程度ならそれもアリなんだが、ついて来たのが20人近いだろ? 中には催淫効果が弱い奴もいるだろう。 そんな奴がお楽しみの最中に我に返って騒ぎ始めたら興醒めもいいトコだろう?」 「それで、マランガでオナニーさせてよりエロい方向に意識を向けようと言う訳っすか」 海の家に来たコンテスト参加者たちは俺やユウヤに匹敵するセクシーマッチョを目にした。 そして、勃起したイチモツを慰めるために『マランガ』を渡され目に焼き付いたマッチョをオカズにしてザーメンをぶっ放している。 男に興味なんて無かったのに。 野郎をオカズにするなんてあり得ないのに。 とは言え現実はバッチリ男でもって精液をビュルビュル放出しているのだ。 次に芽生えるのは催淫効果でもって「男もアリ」だと考え始める事。 自分たち以上にマッチョでセクシーな存在に対する性的興奮を肯定してしまう。 ノンケであろうとも関係なく性指向の変換が進められる。 『マランガ』の快感は男への目覚めをより確実に、そして自然に進めていくので3発も射精する頃には全員が皆、立派な男好きへと変貌している。 「コウヘイ、ユウヤ。二人とも彼らからたっぷり精液を取り込むんだぞ。俺らとのセックスじゃ能力は高まっても腹は膨れないからな」 ダイチさんが優しく微笑んだ。 「来年の夏には二人ともマランガを実らせたいんだろ? じゃぁ、その間はしっかりと養分を蓄えなくっちゃな!」 カイルさんがニヒヒと笑う。 「海の家の営業が終わってからも頑張って人間から精液を摂取しなくちゃな! そのための実践訓練は大いにやって大いに励んでくれ!」 フウガさんがガハハと豪快な声を上げた。 「分かりました。だけど、なにぶん初めてなのでみんなの協力をお願いできますか?」 ダイチさんたちにも手伝ってもらってコンテスト参加者たちは地下室へと招き入れられ、俺やユウヤやダイチさんたちから熱い「歓迎」を受けるのだ。 人間に擬態したままとは言え『パラネイター』によってチンポやアナルの良さを教え込まれ、もう二度と女とはセックスできないカラダに。 『マランガ』と男同士の快感に堕ちていった先日の俺みたいに成る訳。 「しかし、だ。ぼちぼちこの夏のシーズンも終わりだ。俺らもパラネイターとしてじゃなく人間としての本業に戻らないとならねぇ」 フウガさんが残念そうにしみじみと呟く。 「そうだなぁ。ユウヤとコウヘイは大学の後期課程がスタートするんだろ?」 カイルさんに問われたユウヤが答える。 「そうすね。まだしばらくは夏休みですけど今のうちにパラネイターのカラダを使いこなせるように特訓していこうかな、と」 「今まで見たいにダイチさんたちといっぱいセックスできなくなるのは、ちょっと……、いえ、かなり辛いです……」 フウガさんとダイチさん、そしてカイルさんが俺やユウヤの方に手を置いてニンマリと微笑んだ。 「『マランガ』の実を使えば大丈夫だ」 フウガさんが力強くユウヤを見つめる。 「フウガの言う通り。『マランガ』は『パラネイター』にとってこ~んな使い方もあるから」 カイルさんが自信たっぷりに鼻を膨らませた。 「コウヘイとユウヤに俺たち3体が実らせた『マランガ』を取り込んでもらったのは、単に二人のカラダを強く、逞しい『パラネイター』に転生させるためだけじゃない。 いつでも俺たちと共に在る事を感じていて欲しいからでもあるんだ」 「つまり、ええと、それってどう言う事っすか?」 残念ながらダイチさんたちが言わんとしている事の知識は俺の脳内に刷り込まれていないようだ。 と言う事は『マランガ』にとっても『パラネイター』にとってもイレギュラーな使い方、なのだろう。 言い終ったダイチさんたちから『マランガ』を一つずつ託された。 「またこいつをチンポやケツから取り込むんすか?」 「いや、違う。手順を教えるから寂しくなったらその通りに実行して欲しい」

真夏のビーチと魔性の果実 10

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