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鷹取リュウゴ
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チェンジオーバー・セクスフォーマー 4

4・高校生、互いの関係を見つめ直す 「んうぅぅっ! すっげぇ! ケツがぁ! ケツが! ぃひぎもぢぃぃぃいっ! イグッ! イグイグイグゥゥーーーーーッ!」 「……マジで丸鍋先生(のカラダ)ってアナルモロ感なんだなぁ。これでもう何回目? 5? いや6回はイってるよな?」 ゴビュゥと飛び出る精液が顔にまでかかってセルフ顔射になった。 それでも俺はケツの快感の虜になって、丸鍋先生(?)のチンポを求めていた。 ◇  「いやぁ、ここまで時雄が淫乱だとは思わなかったな。マジでエロくて良かった。俺もいっぱい射精できて気持ち良かったぜ。じゃぁ、またな」 ベッドから下りて出ていこうとする丸鍋先生(?)の腕を掴んで引き戻した。 「うおっと?」 「じゃぁまたな、じゃねぇ。お前、本物の丸鍋先生じゃないだろ? 本物だったら俺の事は『五月雨』って呼ぶだろうし、何より、自分で自分の事を丸鍋先生とか言わないしな」 「……う~ん、やっぱダメか。でも一発でバレちまうなんてな。それだけ時雄が丸鍋先生を見ていたから、なんだろうな」 「お前、もしかして俺が知ってる奴?……」 丸鍋先生(?)は右腕を俺の前に突き出したかと思うと、手首の皮膚が勝手にズルンとスライドした。 そしてずれた皮膚の下から現われたのは銀色に光る見覚えのある腕輪、そう、『セクスフォーマー』だ。 「こ、これは!」 「時雄も手首に嵌めてる『セクスフォーマー』さ。こうやって皮膚で覆い隠すこともできる」 丸鍋先生(?)は再び皮膚をずらして『セクスフォーマー』を見えなくしたり、また表に出したりしてみせた。 「そんな事もできるのか、じゃなくて! 結局お前は誰なんだよ?」 『セクスチェンジを終了します』と、丸鍋先生(?)の『セクスフォーマー』が声を発した。 すると、全身にグリッド線が展開されてあっという間に真っ黒になり、展開されたグリッド線が『セクスフォーマー』に吸い込まれるようにして消えていくのと並行して黒い肉体がゴキゴキ音を立てて縮んで元のカタチ、本来の姿になっていった。 「正体は駆だったのか!」 ジーンズにパーカーを着てニィっと笑う駆。遊びに行くときによく見る恰好で俺の前に立っている。 「おいーっす! 憧れの丸鍋先生とのセックスはどうだった?」 「どうだったじゃねぇ! 要は俺、駆とセックスしたんじゃねぇか!」 「ははは。でも、時雄だって丸鍋先生になってんだから問題無いだろ?」 「問題大有りだ! 俺の純情を弄びやがって! 本当に丸鍋先生と結ばれたのかと一瞬でも思った俺のピュアな心をどうしてくれんだよ!」 「あ~、悪い。俺もつい見た目は違うとはいえ中身が時雄だと思うと我慢し切れなくなってさ。つい本気でヤっちまった」 「……どう言う事?」 駆は相手が俺だと知りながら性欲をぶつけて来たのか? 「鈍い奴め。俺はな時雄、お前が好きだ。丸鍋先生に夢中になっている事は知っていたけどな」 「……俺の、丸鍋先生への気持ちを知りながら駆は俺にこんな事を?」 「俺だってお前の気持ちが丸鍋先生に伝わったらいいな、とは思う。けど、俺だって負けないくらい時雄が好きなんだ。 だから、せめて一度だけでもいいからお前と結ばれてみたかった。踏ん切りをつけるためにもな……」 しゅんと項垂れる駆を見ていると駆の気持ちを汲んでやりたくなってしまう。 俺だって丸鍋先生と結ばれるチャンスがあるなら駆と同じ行動に出ていたかも知れない。 好きな人が目の前にいたら近づきたいし触れたいし、出来得ることならエッチな事もやりたい。 ならば先ほどの駆の行動を理解できるかと問われれば、……いや、やっぱり全部は肯定できないと答えるだろう。 頭では分かっても心が追いつかない。 「時雄、そろそろ変身解除してほしいんだけど。マジで丸鍋先生に睨まれてるようでちょっと怖いぜ」 「ん? ああ、分かった」 手首の『セクスフォーマー』の小さい画面を見れば、小さく『終了』ボタンが表示されていた。 そのボタンをタップするとさっき駆の『セクスフォーマー』から聞こえたのと同じ『セクスチェンジを終了します』との音声が流れて顔もカラダも元通り。 どこにでも居そうな普通の高校生である「五月雨 時雄」に戻った。 変身してセックスしている時は素っ裸なのに戻れば着ていた部屋着ごと復元されているので今の俺は全裸では無い。 ま、駆もそうだけどさ。 そして、改めて普段の俺に戻ったら駆からの告白が無性に気恥ずかしくなってしまった。 「な、なんで俺みたいに別にカッコ良くもない奴なんかを好きになってんだよ?」 俺の恥ずかしい気持ちが駆にもうつったみたく駆も真っ赤になった。 「それ、俺なんか眼中にないくせに聞くか? ま、まぁ、それでも敢えて答えるとするなら、俺は時雄の、その、見た目も、性格も全部す、好きだし、もちろん、他のとこも全部ひっくるめて好きなんだ……」 「そ、そうかよ……。それって、その、つまり、ひと目惚れってのとは違うんだな」 「ああ。お前を意識したのは、高1の時の体育祭の時だったな。リレーん時に前走してた奴が距離を稼いで一位になったってのに俺ったら転んじまって、結局ビリになってお前にバトンをパスしただろ?」 「あ~、そんな事もあったなぁ。もう2年前になるんだな」 「そんでさ、お前ったら凹みまくってる俺に笑顔でこう言ったんだ。『大怪我してなくて良かった! 後は俺に任せろ』ってな」 「んなこと言ったっけ?」 「言ったさ。お前は忘れちまったみたいだけど。でも、あん時のお前の笑顔と言葉に俺はグッときちまった。トキめいてしまったんだ。 最初はなんでこんな気持ちになったのか分からなかったけど、お前と仲良くしているうちにああ、これって恋なんだ、と、時雄が好きなんだと気付いたんだ」 「そうだったのか。俺は全然気付かなかった……」 「まぁ、最初は俺だって同じ男になんでこんな気持ちになるんだ? って受け入れてなかったし、時雄だって男なんかにゃ興味無ぇと思ってたし。 けど、去年の夏にお前もさ、男が好きな男なのかもって思う事があって、それで俺は、いつか告白できればいいなって思ってたんだ」 「もしかして、水泳の授業の時に丸鍋先生を見つめてたから?」 「正解。時雄ってば丸鍋先生を見つめて勃起してたろ? まぁ、あれだけエッチな水着姿なら俺でも悩殺されそうだったけど、時雄の場合はその後もずっと丸鍋先生に熱い視線を送ってたし、丸鍋先生と会話してる時だけ目の中にハートが浮かんでたし。 他の奴らは気付いてないようだが俺には分かったんだ。ああ、時雄は丸鍋先生が好きなんだ、ってな」 なんかもうぐうの音も出ないってのはこう言う事を指すんじゃないか? 俺の丸鍋先生への思いがここまで漏れてたなんて。 そして、これからも親友でいたい駆とはどうやって向き合えばいいのだろうか。 俺の気持ちを知ってるくせに丸鍋先生に変身して肉体関係を結んだ事はやっぱり納得できないけど、駆の俺への思いを知ってしまったら、もう頭から否定なんて出来ない。 じゃぁ、どうする? どうすれば良い? 「マジで悪かった」 駆が頭を下げた。 「俺の気持ちを伝えたいあまりに時雄の丸鍋先生への思いを利用しちまった。もちろん『セクスフォーマー』を使って変身した時点でワンチャンあるかもって期待してはいたけど、やっぱこんなの卑怯だよな? もう俺の事、嫌いになっちまったか? 友達としても縁を切りたくなったか?」 「そ、そんな先走って答えを求めんなよ……。確かに駆の言う通り俺の心を弄びやがって、ってな怒りはあるけど、それでも、俺は駆と友達関係を切る気は無いから。 もしも俺がお前で、そんで『セクスフォーマー』なんてアイテムを手に入れたら同じような事をしてたかも知れねぇ、って思ったし。それに――」 待て、俺は今から何を言おうとしてるんだ? んなこと言ったら駆に余計な期待を持たせるだろう? ダメだ! 言うんじゃねぇ! 「それに……、本物の丸鍋先生じゃないのかもって疑っているのに、えと、中身は別のヤツなのかも知れないって思いながらなのに、セックス、マジで気持ち良かった……。俺も丸鍋先生に変身してたからかも知れないけど、もっとずっとチンポで感じたい、って求めてた。 だから、その、こんな、イヤラシくってスケベで、変態な俺でも友達でいてくれたらいいな、って……」 「うおおおおおおーーーーっ!」 いきなり大声で吼える駆にビクッとしてしまった。 「時雄! おま、超嬉しい! 俺、実はワンチャンあるかもってのと同じくらいこれで時雄とはお別れかも知れねえって思って、それで余計に我慢が利かなくなってたけど、 それでも! それでも俺と友達でいて欲しいなんて最高! マジ最高に嬉しいよ! じゃあさ! 今から変身しないままで俺とセックス――」 「おいこら、調子に乗り過ぎだ」 「あ、はい……。スミマセン……」 一気にしおらしく肩を小さくした駆がなんだか面白くって思わず噴き出した。 「あのさ、俺も覚悟が決まったら丸鍋先生に気持ちを伝えるだけ伝えてみることに決めたよ。だからさ、駆、しばらくは俺の事、応援しててくれないか?」 「ああ、正直言って複雑だけど応援はするさ」 「ありがとうな。それでさ、丸鍋先生みたいなイケメンが俺なんか相手にするとは思えないけど、万が一、いや、億が一思いが伝わってエッチな行為に及んだ時にさ、ちゃんと受け止められるよう練習しておこうかなって思うんだけど、手伝ってもらえるか?」 「ええと? 要するに?」 「丸鍋先生との本番セックスが成功するよう駆で練習したい、って言ってるんだ」 「マジ……、すか?」 「ああ。さっきのセックスが超キモチ良かったのって俺も丸鍋先生に変身してたから、ってのが一番の理由だと思うんだ。 なら、俺本来のカラダではどうなんだろう、って。 変身してなければあんなにケツで感じたりはしないだろうし、あんなに何度も射精なんてできない。 だけど丸鍋先生がここまでエロい肉体の持ち主なら俺もそのエロさに見合うだけのカラダになっておきたいんだ。 俺を応援してくれるんなら手伝ってくれるだろ?」 駆ってばびっくりするくらいニンマリ卑猥な笑みを浮かべやがった。 「そうか~。じゃぁ俺がじっくりしっかり手伝ってやるよ~! 丸鍋先生に劣らぬエロいカラダになっちまおうぜ~。 ……でもって、最終的には丸鍋先生よか俺のほうが良いって、俺のチンポの方が好きだって、俺と付き合いたいって感じに持っていければ、ぐひひひ」 「うん? 何か言ったか?」 「あ、いや、何でもねぇ! 何でもないから! あっはははは!」 駆よ、ちゃーんと聞こえてるんだが? でもまぁ、人に好かれるってのは悪くないし下心を持ったままでもいいから手伝って欲しいのも事実。 丸鍋先生への気持ちなんて「大義名分」はともかく、俺にも性欲くらいしっかり備わっているので、オナニーとは違う気持ちよさを知ってしまった以上、人肌を求めちまうのも仕方がないだろう? 今度は俺が駆の気持ちを弄んでいる気はするけれど、アナルの快感を俺に教えた責任を取ってもらうにはこういう理由が一番分かりやすいだろうし。 だから先に謝っておくよ駆。 俺はお前が思ってるほどまっすぐじゃないし純粋でも無い。 丸鍋先生を慕う気持ちはちゃんとあるけど、それとは別にセックスそのものをもっと楽しみたい気持ちが芽生えちまったんだ。 格好つけて理屈をこねてみたけど、お前には口に出して言わないけど、俺の中に生まれたもう一人の「俺」は駆がイメージしるよりももっと淫乱で、もっと変態で、もっと意地汚い奴なんだ。 頭では丸鍋先生一筋みたいになってんのに、カラダは他の男のチンポではどうなのだろう? って浅ましく考えちまってんだ。 「じゃあ早速手伝ってもらうとするか」 俺は駆の手をとり俺の股間へと導いた。 「!? う、うむ……、すげ、ガチガチだ」 駆の股間もむくりと膨らんだ。 丸鍋先生のチンポに比べたら随分と小さいけれど、変身していない俺のケツにはこのサイズでもキツい筈。 言うなればまだ「処女アナル」だもんな。 「駆ってさ、誰かのケツを開発した事ってある?」 「いや、ある訳無いっつの。俺、誰かとセックスするのだってお前とが初だし」 手伝って欲しいとは言ったがいきなり下手にいじられて痛い目を見るなんのはゴメンだ。 で、ふと俺は思い付いた。 そうだ、『セクスフォーマー』でアナル開発が得意な男に変身してもらえばいいじゃないか、と。 俺はスマホアプリを開いて即検索。 思いついた言葉をそのまま入力してみた。 「アナル開発が得意・テクニシャン・ドスケベ、っと……。お、ヒットした。ええと――うわっ!?」 表示された一番上の候補の顔と名前を見た俺は思わず息を呑んだ。 俺のスマホを駆も覗き込んで俺と同じような驚きの声を上げた。 「奏太じゃん!」 「奏太かよ!?」 まさか親友の一人がヒットするなんて思わないだろ? それもこんなキーワードで。 「マジで奏太ってアナル開発が得意で、テクニシャンで、ドスケベなのか?」 「さぁ~? 俺らの中じゃ一番エロとは縁遠いと思ってたんだけどなぁ。あの奏太が?」 真面目でちょっと引っ込み思案で、頭は良いけど陰キャっぽいところがある奏太。 仲良くなって2年以上になってもクン付けで俺たちを呼ぶ奏太。 「考えてても始まんねぇ。試しに奏太になってみっか」 駆は『セクスフォーマー』を起動し、自分の腕輪に画像データを読み込ませた。 拡がるグリッド線、後を追って闇のような漆黒に染まるカラダ。 程なく顔も体格もそのままの奏太が、俺や駆の親友でもある「黄泉野 奏太(よみの かなた)」が目の前に現われた。 「んふぅぅ、まさか俺が奏太に変身する日がくるなんてな」 声は奏太だが口調は駆のままだった。 身長は俺や駆よりも低い165cm、カラダは中肉中背で、デブでもガリガリでもないけれどまさに文系って感じの体格。 チンポは……、トランクスを脱いで出て来た奏太のチンポは「あれ? アイツってこんなデカかったっけ?」 駆が軽く驚くのも無理はない。 大人しい外見に反して中々ワイルドなサイズ。しっかり勃起させて測れば18cmもあった。 「膨張率が凄いんだな、奏太って」 測った俺も呟く駆もどこかしら敗北感を味わってしまう。 気を取り直して聞いてみた。「で? どんな感じ? 頭の中はエロいテクニックとかがパンパンに詰まってる?」 「んなの、ヤってみるまでは出てこねぇって。奏太の記憶が見れてる訳じゃねぇし。で? どうする?」 「どうするって?」 「奏太に変身した俺でアナル開発進めてみるのか? って事」 「あ、……ああ、うん、やるだけやってみようかな……。しかし奏太が、そんな経験豊富だとは思えないんだけどな……」 何とも言えない感情のまま俺は服を脱いでケツの穴を奏太に変身した駆に向けた。 その瞬間、スイッチが入ったかのように人が変わった奏太(中身は駆)は俺をソフトにひっくり返し、あっという間に唾液で濡らした指を俺のケツの中に挿入していた。 「う、そだろ? 自然とカラダが動いて、時雄のケツに指をぶち込んでんじゃん……」 「うあ、ああ、もう、なんか、キモチイイ、すげぇ、なん、か、すげぇ、指の動きが、超、ヤラシイ」 一本だった指は二本に増え、垂らした唾液を利用してはグチュグチュかき混ぜ肛門を緩めていく。異物感はあるけど痛みは感じない。キュンキュン切ない疼きが強くなってくるばかりでもっと、もっともっと弄って欲しくなる。 丸鍋先生に変身してた時の俺のアナルは言わば「丸鍋先生のアナル」だったからこそあんなに気持ち良くケツで感じた訳だけれど、 「五月雨 時雄」俺自身としてはこれが全く「初めて」のアナル。 ああ、なのに、こんなにも簡単にアナルで感じるようになるモノなのか? 奏太の指使いが上手すぎるからなのか? どんどん膨らむ快感に俺は早くも流され始めていた。

チェンジオーバー・セクスフォーマー 4

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