SamSuka
鷹取リュウゴ
鷹取リュウゴ

fanbox


秘密の男娼サブスクリプション 10

ダチが周囲に怯えていた理由がまだ信じられないものの納得はした。 そして、ダチのカラダに起きている異常についても実際にこの目で見てしまえば作り話なんかじゃないんだ、と。 だが、俺にダチを救う方法は残念だが無い。 カラダを元に戻す方法なんて全く分からない。 それでも俺の側なら安心できるってんで寝場所を用意してやったら……。 ****** 10アンコントロール リビドー ナイト  人のカラダをスライムに変化させる細胞。 「スライム細胞」と言うモノがいつ完成したのかは分からない。 ただ、実際に人間に投与する臨床試験を行い、人のカラダをスライムに変え始めたのが1年前。 この時期からアダルトサブスクリプションサービス『ヴァンキッシュ』がサービス開始。 ただ、スライムらしく様々な姿に変形・変身できるメリットは不安定さと裏表。 正体が公になって違法な人体実験を行っていたことが世間にバレれば収益を上げるどころか研究所の存在そのものが消されかねない。 「研究資金を稼ぎたいけど表には出せない。だから俺んとこみたいに無名の町工場にハナシを持ちかけたんだろう」 スライムとなった人間のカラダを一定のカタチへ安定させるナノマシンの基本設計は研究員によってほぼ仕上がっていた。 だからこそサブスクリプションサービスを開始したとも言える。 ただ、利用客からの要望は千差万別。多種多彩。好みの容姿に好みのガタイ。スライムとしてそれらすべてに対応できるのにナノマシンのお陰で能力をふんだんに発揮できないジレンマ。 「ある利用客はチンポに飲み込まれたい、ある客は触手に犯されたい、またある客からはふたなりマンコにチンポをぶち込んで犯したいとか、口からケツ穴まで長いチンポで串刺しに犯されたい。 現実にはあり得ない妄想みたいな要望にも対応できないんじゃ既存のアダルトコンテンツに負けてしまう。そんな風に考えていたみたいだ」 だから、遺伝子や細胞研究には何の役にも立たない直樹のような奴でもナノマシンのプログラミング調整には「使える」部外者を頼る事にした。 自分たちだけでは難しかったナノマシンのデータを微妙に修正し、利用客の好みに合わせてカラダを自在に変形させ、なおかつイメージした肉体の形状を無意識下でも保存させられるように。 だけど、胡散臭さを感じた直樹から「次で終わりにして下さい」との最後通告が研究所に届いた。 「だから『最後に挨拶だけでも。せめて担当者から今までの相談料をお受け取り下さい』なんて呼ばれた俺は、のこのこ研究所に飛び込んじまった」 誘導する研究員に従って奥へ進む直樹。 薄暗い病院のような通路を抜け机と椅子しかない小会議室みたいな小部屋に通され待機していると、『ヴァンキッシュ』の代表だと名乗る白衣の青年が入ってきた。 「ええと、『ヴァンキッシュ』ですか? それは一体……」 ここで初めて直樹は『ヴァンキッシュ』の存在とスライム化した人間である『ヴァンキッシャー』の事を教えられた。 「まぁ、実物を目にするまでは信じるなんて無理ですよね? だから、その目でじっくり見て行ってください。俺自身、スライム細胞をカラダに宿したスライム人間・ヴァンキッシャーなので」 直樹の目の前で白衣の青年がドロドロと溶解し、一塊のゼリーと化した。 ゲームや漫画で見る低レベルモンスター代表格のスライムそのものだ。 ヌメヌメうごめくモンスターが唖然と固まっている直樹を包み込んだ。 「――もう、恐怖を感じる間もなかった。気付いたら俺は、スライムに飲み込まれていたからな」 それから一時間後。 気付いた直樹は医療用ベッドの上に横たわっていた。 「そろそろお目覚めの時間だと思っていました。カラダのほうはいかがですか? スライム細胞は無事に定着できましたか?」 ガラスの壁ごしにマイクの音が響くと、にわかにチンポが勃起し性欲が高まった。 すると直樹の右腕がスーッと透明に変化し、徐々に形を失ってドロドロになっていくではないか! 「うあああ! お、俺の腕が! 融けちまうぅぅっ!?」 だが……。 「う~んダメかぁ……、スライム化、右腕だけで止まっちゃいましたね。残念~、あなたは失敗作です。でも安心してください。 ナノマシンが記憶を消してくれますのでそのままお引き取り下さい。 我々の事や我々に関する情報は二度と思い出せなくなるでしょうけど、まぁ問題はないですよね? だって、問題無さそうな相手だからこそ極秘事項まで色々と相談させてもらっていたのですから。では、今までありがとうございました」 ◇  「その話は矛盾してるな。直樹は今、ちゃんと覚えていて俺に話せている訳だし」 直樹の絵空事、空想でないのなら記憶はばっちり残っている事になる。 「そう。だからこそ俺は、他人の目にビクビク怯えなくちゃならなくなった。ヴァンキッシュが属している大元のCAI(キュリオス&イノベーション)の連中に俺の記憶が消えていないってのがバレないようにしながら、スライムとなった右腕を人間の腕として安定させる必要に迫られてしまった」 ただし、魚心あれば水心、窮すれば通ず。 どうやって直樹の事情を知り得たかは分からなかったが直樹の希望を叶えてくれる協力者がいた。 『これがそのナノマシンの入ったアンプルです。大変貴重なので大事に扱って下さい』 本当は味方なんかじゃないのかも知れない。しかし、もう元通りに戻らない右腕は別のナノマシンを投与して人間状態を維持しなければならない。 「真意はともかくその協力者は『ヴァンキッシュ』を裏切っている事になる。俺だって、記憶が消えてないと知られたら何をされるか分からない。 記憶どころか命まで消されてしまう可能性があるしな」 だから直樹はあんなにもビクビクしていたのか。 「じゃぁ、一昨日夕暮れ、お前を見掛けたのは……」 「待ち合わせ地点で次の状態維持ナノマシンを渡してもらう予定だった。およそ一か月で効果が切れちまうからな。だけど、協力者は現れず、今日また改めて別の地点で落ち合う手筈になっていたんだが……」 「だが、相手はまたもや現れなかった、と?」 「ああ。その通りだ。……一応、気を緩めなければ腕の状態は人間に戻せる。でも、寝ている時や酒を飲んだりしたらきっとスライムになっちまう。 だから俺は一日も早く状態維持がより確実にできるナノマシンを求めていた」 そう言うと直樹は透明なゼリーの腕を人間の腕へと復元した。 「……直樹、お前……、そんなややこしい状況に巻き込まれてたのかよ」 こくりと肯いた直樹はどことなく清々しい表情で薄く微笑んだ。 「次は春孝の話しを聞かせてくれないか?」 話し、とはもちろん、俺と『ヴァンキッシュ』にまつわる事柄についてだ。   ◇  「――なるほどな。春孝は『ヴァンキッシュ』の正体を知らずに会員になっていたのか。ずっとノンケぶってた反動で今になって性欲が爆発しちまったか?」 ニヤつく直樹の顔にいつもの図太さが少し戻ったように見えた。 「まだフリートライアル期間が終わったばっかで正会員になってからは一度も利用できてないっての!」 「ははは! そうムキになるなって! 俺だって知らないまま勧められたら絶対お前と同じようにハマってただろうしな」 「なんだよ、それ……。こんな状況で冗談キツイって」 閑話休題。 少し横に逸れたが話題はいよいよ大量失踪者について、に移った。 「正直言って俺に情報は無い。失踪してしまったお前の後輩や同僚の社員に限らないが、姿を消した者はヴァンキッシャーだったのかも、と思ったまでだ」 俺の目をまっすぐ見つめながら直樹は言った。 「となると、あのつぶやきはマジでお前の勘?」 「そう。ただの勘」 「じゃぁ、あてにはならないのか……」 直樹の最新事情が把握できたのは良いものの染野や笛吹を探す手掛かりとしては役に立たない。 「ただの勘なんだが、俺に協力を申し出てくれた人物が前に気になる事を漏らしてたんだ。『この頃、ボスや一部のヴァンキッシャーの動きに違和感がある』ってな」 「随分とまた漠然としてるな」 「ああ。だから、俺も今まで忘れてたんだ。だけど、お前から大量失踪事件を聞いた瞬間なぜかその協力者の言葉を思い出した」 「とは言え、だ。それだけじゃぁ手掛かりにならないよなぁ~」 しばらく無言が続いた。 しかし、その無言は直樹が破った。 「……なぁ、悪いけど、しばらく春孝の部屋に居させてくれ」 「は? いいけど……、いいのか?」 「『ヴァンキッシャー』はどんな人物にもなれる。誰にだって変身が可能なんだ。だから俺は目に入る奴全員を疑ってかかるしかなかった。今や俺の実家や工場だって安全じゃない。 人を無理矢理スライムにしちまうような連中に追い回されるのが不安でおちおち眠れもしなかったんだ」 ひどい寝不足なのは直樹の目の下にくっきり浮かんだ隈で察せられる。 「それなら俺の部屋だって安全とは言えないんじゃないか?」 「むしろ逆だ。灯台下暗しさ。まさか正会員になったばっかの奴が失敗作の俺を匿ってるなんて思わないだろう?」 「あ~、なるほど、そうかもな」 ――などと気を許した数時間後、俺の方が直樹から襲われるなんてな。皮肉なもんだ。  「お、おいっ!? 何やってんだよぉ直樹ぃーーっ!」 夜明け前の暗い部屋の中。常夜灯の小さな灯りだけの室内に響く卑猥な音。 「何って。このところ周りが気になり過ぎてろくすっぽオナニーすらできていなくってさ、超溜まってるんだ」 「溜まってるんだ……、じゃねぇだろっ! んひぃぃ! あっ! クソッ! んなケツマンコ締めんなって!」 直樹の奴ったら俺の寝込みを襲いやがった! 眠ってる俺の上に跨り勃たせたチンポを自身のアナルに迎え入れ、グチュグチュ音がする程腰を上下に動かしトロ顔で快感を貪っている。 失踪騒動で心身共に疲れていた俺はぐっすり寝てしまっていたため気付いたらすでに発射寸前にまで高まっていた。 「うあ、ぁあ~、マジ春孝のチンポいい~! 太さも角度も俺のイイトコ、がんがん突いてきやがって~! んあぁ! イイよぉ~! んひぃ~、最高~!」 「直樹! 待てって! そんな激しく動いたらっ! うぉ! 俺もうっ! イクって! イキそうなんだって! ぬふぉおおお!」 俺の方こそ直樹のアナルの気持ち良さに舌を巻き、このままではダチのケツに中出しをキメちまうと焦りだしていた。 いや、だってさ、いくら親友が俺と同じゲイだからって、判明した当夜に即アナルセックスをヤっちまうなんて浅ましすぎるだろ? 「あ゛あ゛~! イイッ! キモヂィィ~! いいよぉっ! イッてくれよ春孝ぁ~! 俺ももう! もうすぐイキそうっ! だから春孝も! 俺と~! 俺と、一緒にイってくれぇぇ~!」 ひと際強力なバキュームが俺のチンポを刺激した! 加えてスライム状に変化させた右腕で、俺の両乳首をニュプニュプ弄りやがった! 「あひ! 乳首まで! だ、ダメだって! マジイク! イクイクイク! も、もうっ! イッグゥゥーーーーーーーッ!」 限界を超えた快感の奔流が俺の中から熱い精液となって噴き上がる! 「お、れも゛! イグゥ! イッヂャウッ! あ゛~! もうっ! 精液出ちまうぅぅぅ~~!」 直樹の精液が俺の腹を越え顔面にドバドバ降り注ぐ。 その量たるや尋常じゃねぇ。濃厚ザーメンシャワーを浴び続けていたら鼻が塞がってしまったので口を開ける。 すると開けた口にまでビュルビュル飛び込んで来やがる始末。 とうとう俺はダチのナマ精液を口に入れてしまったではないか! 「あ~、すっげぇ~! 春孝のそれ(顔射)超エロいって~! 意外に腹筋も割れてるし思ったよりいいガタイでマジで惚れそう~!」 おいおい! さっきまであんなにビクビクしていた奴が何を言ってんだ! セックスの快感にほだされて友情以上の感情を持つとか調子良すぎだっての! もう冗談は大概にしろって! 「冗談? そうでもないんだけどなぁ。俺、お前には見せないようにしてたけど大学生の頃から男と結構遊んでたんだぜ? もちろんセックス込みで。 けど、結局どいつとも長続きはしなかった。 もっとも俺自身が切実に相手を求めていなかった、ってな部分が大きいんだが、やっぱセックス以外の相性の良さがネックになってさ。 その点春孝だったら気心が知れてるし嫌なところも好きなところも把握済み。理解し合ったパートナーとしてこんな優良物件そうそう無いってな。おまけに――」 イくだけイって萎え始めた俺のチンポをケツ穴に収めたまま直樹がアナルをギュプッと窄めた。 「ウォッ! クゥッ!」 「うん、春孝のチンポ、凄く具合がいい。全体の大きさも角度も、カリの段差も亀頭のデカさも俺のアナルに超合いまくってる! むしろヤってる最中に冗談なんかで本音を隠せるほど嘘は上手くないんだけどな」 言いながら再び刺激を加えてくるものだから俺のチンポは情けなくも再び勃起。 スライムと化した右腕をにゅるにゅる拡げて乳首だけじゃなく俺のチンポまで扱き始める。 「あっ! んあっ! 気持ち、イイッ! ま、待て、って! そ、んな扱いたら、先にイクッ! あっという間にイっちまうってぇ!」 「ええ~? それはちょっと早すぎだなぁ。てか精液チャージが短くない? 春孝ってチンポも名器な上に絶倫だった?」 「いやっ! ちょ! 絶倫じゃねぇっ! だからっっ! も゛うっ! んふぅっ! でもっ! キモヂイィィッ! ヤバイって! っああ゛あ゛ぁあ゛ーーーーーーーっ!」

秘密の男娼サブスクリプション 10

More Creators