媚薬入りチョコレートを食べた戦闘員は組織よりも大事な存在を見つけたようです
Added 2024-02-12 03:14:19 +0000 UTC大雪警報が出たってことで部活禁止になり普段よりも一時間早く授業が終わった。 下駄箱のロッカーを開けて上履きから靴に履き替えようとしたら見慣れない箱が入っている。 リボンも包装紙も無い素っ気ない剥き出しのままの箱だったけど、封のシールにはチョコレートとアルファベットで書かれていた。 (えっ!? 俺にチョコ? いったい誰からだろう?) 気にはなったものの俺をからかうためだけの可能性もあるし、何より、本当にバレンタインのチョコだったら他の奴らに見られるのは恥ずかしい。 俺はすぐにサイドバッグにしまい、挨拶もそこそこにさっさと自宅へと戻った。 ◇ 箱の中からチョコの入った小箱を取り出し、さらに中身を取り出したら一枚のメモが入っていた。 「ふぅん? 『このチョコには強い媚薬効果が含まれています。このチョコで意中の人をゲットして下さい』か……」 俺へのバレンタインのチョコじゃない事に少しがっかりはしたものの、ダメージが少ないのは俺が戦闘員として改造され、普通の人間とは異なるカラダになっているからだ。 実は、俺はある闇組織の戦闘員で敵対する組織に対する諜報担当、つまりスパイの役割を担っている。 そして、敵組織の者がこの学校に潜伏しているとの情報を掴み、調査員として俺が派遣された。 『調査対象は体育教師の『仁藤 信吾』 不良を更生すると偽って不良たちを組織に加えて勢力を伸ばそうとしている可能性が高い。この者の実態を暴き、事実であれば仁藤を無力化もしくは排除せよ』 この学校に入る前に与えられた命令に従い、俺は平凡で大人しい生徒を装いじっと仁藤を観察してきた。 だが、仁藤は少しも尻尾を掴ませてはくれなかった。必要以上に接触しようとした結果、俺の方が先に身バレしてしまっては意味がない。 何せ仁藤の真の能力を俺は掴んではいないのだから。 慎重に慎重を重ねつつより詳しく調べる機会をうかがっている間に数か月が経過していた。 下駄箱に入っていた媚薬入りのチョコは俺に対してのサポートと言うよりも「急げ」とせっついている事を意味しているのだろう。 一個ずつキャラメルのような包み紙に包装されているチョコはただのチョコじゃない。 媚薬がたっぷり含まれた催眠チョコ。 こいつで仁藤先生を誘惑し、メロメロに堕としてから情報を引き出すようにとの思惑で与えられた筈。 箱のどこにも組織を示す秘密の記号やマークが無いのは気になったが、誰でも触れられる下駄箱に入れるくらいだからそれだけ用心したんだろう。 とにかく、チョコから無言の「圧」を感じた俺は具体的な行動を移す必要があるのだと痛感した。 「見た目は結構タイプだったけど、敵の一人なのだから仕方ないよな」 女子生徒から人気の高い仁藤先生はいわゆるイケメンで、気さくな性格だから男子からのウケも良い。 まだ27歳で他の先生よりも若くてハナシのノリも良く熱血過ぎないさらっとした指導も人気の理由になっている。 翌日、媚薬チョコを携え仁藤先生の元を訪ねた。 「ちょっと、ここでは話しにくい相談が……」 他の先生の目が届く職員室では恥ずかしい、と匂わせたら仁藤先生はすぐに二人だけになれる別室へと俺を招いた。 バレンタインデーが間近いからこそ俺の思惑通りに動いてくれたのだろう。 「さぁ小野田、二人きりなら話せるだろ? ここなら他の先生には聞こえないしな。それで? どんな相談なんだ?」 「……実は、好きな人ができて、チョコを渡したいんですけど、なかなか勇気が出なくって……」 普段は大人しく控え目な生徒を演じている俺。戦闘員である事を隠すのももちろんあるが、こういう場面で効果を最大にするためでもある。 「小野田がチョコを? 女子じゃないのに? ……あぁ、悪い。今どき男か女かは関係ないな。で? 渡したい女の子もこの学校の生徒なのか?」 「いえ、相手は女の子じゃなくて男なんです」 「……なるほど。そういう事か。まぁ、まだ白い目で見るヤツもいるだろうしな。慎重になるのもよく分かる。だが、俺なら大丈夫だ。 小野田が同性を好きになろうとも変な目で見たりはしないし、相手の男子にも気持ちを受け止めてもらえるよう応援する」 分厚い胸をドンと叩いた仁藤は白い歯を覗かせてニカっと微笑んだ。 「……本当ですか?」 「ああ。嘘じゃない」 「相談してみて良かった。じゃぁ、先生、このチョコをどうぞっ!」 「……え? もしかして、好きな人って……」 「そうです。仁藤先生です。俺の気持ち、受け止めて下さいっ!」 戸惑いと驚きの顔を俺に向ける仁藤先生。 しかし、その表情がニタリと邪悪に歪んだ。 空気がガラッと変わって毒々しいモノを含んでいた。 「――――さぁて、どうしたもんかなぁ? 要するにこのチョコには何か仕掛けがあるんだろう? たとえばさ、俺の秘密を暴くための催眠効果、あたりかな?」 「っ!?」 顔には出さないようにしていても呼吸や脈拍の変化はどうしようもない。内心、俺がとても驚いた事は知られてしまっただろう。 「まぁ、小野田にも立場ってものがあるし騙されたふりをし続けてあげてもいいんだけどね。でも、それじゃぁ俺には何のメリットもない」 「――な、何を言ってるんですか、先生」 「うん? 要するに小野田はこのチョコを使って俺の秘密を暴きたいのだろう? 違うか?」 「いや、あの? せ、先生?」 「何の効果も無い普通のチョコだと言うのなら、小野田、先に一つ食べてみてくれないか? 何も無いんならお前が食べても問題ないだろう?」 包装紙を破り箱の中からチョコを一つ摘まんだ仁藤は俺に向けて突きつけ余裕の笑みを浮かべている。 マズい……。俺のカラダにはチョコの効果を打ち消すような改造は施されていない。 あくまで年齢操作による変身能力と戦闘用の肉体強化だけだ。 「やっぱ無理か? じゃぁ、大サービス。先に一つ、俺の秘密を呈示してあげよう。俺がエージェントになったのは2年前。 この学校へ送り込まれる少し前だ。目的は小野田がどこまで知っているかは知らないけど一言で言うと組織拡大のための人材集めだ。 ちなみに俺が目をつけたワルガキ5人はすでに組織に送られて今では立派な戦闘員になっている」 「そ、組織? エージェントって?」 「おっと、まだ普通の生徒のフリか? でもなぁ、そっから先は小野田も俺に言う事があるだろう? 俺の事、いつから怪しいと気付いた? 今回、俺に近づいた目的は?」 任務失敗を悟った俺はただちに脱出を試みた。 が、両脚がいう事を聞かない。立ち上がる事もできない。 「まぁ、そう焦るなって。俺は小野田が転校してきたその日から気にはしてたんだよ。大人しそうなのにやけに目つきがギラついてる生徒だな、って」 実力行使。仁藤を殴って黙らせよう……、が、両腕も動けなくなっている。 マズいどころじゃない、大ピンチだ。 「小野田は知っているか? この学校にはいろんな闇組織、地下組織の者たちが入り込んでいるって」 「いろんな?」 「そう。俺や小野田が所属している組織以外から入り込んでいる者もいるのさ。例えば、そうだな……『ギフテッド』や『蝋樹党(ろうじゅとう)』とか」 「ま、マジ、かよ……、そんなヤバイ連中まで?」 「はは、さすがに驚いて口に出ちゃったか? まぁそれもそうだろうな。アイツら俺や小野田の組織よりも悪どいからなぁ」 手足が見えない力で拘束されてしまった以上脱出は不可能。しかも、仁藤は俺の正体ばかりか俺が所属する組織『アルカナム』についても掴んでいるようだ。 「……で? 俺をどうする気だ?」 「言っただろ? 今になって俺に近づいた目的を聞きたいって」 「…………」 「ダンマリは良くないぞう? 俺の方は手の内を明かしたんだ。次は小野田、お前も秘密を一つ、俺に渡すべきだろ?」 仁藤は俺が渡したチョコを一つ摘まんで、俺の口に捻じ込もうとした。 「わ、分かった。話すからチョコは勘弁してくれ」 「うんうん。それでいいんだ。さぁ、話してもらおうか」 「俺がお前に近づいたのは、学校の不良共が根こそぎそっちの組織に取り込まれているのではないか調べてこいとの命令によるものだ」 「ふむ……。なるほどね」 そういうと仁藤は手にしたチョコを自身の口に放り込んだ。 嘘だろ!? 罠が仕掛けられてると分かっているチョコを自分で食うなんて! 「うん、なかなか美味しい。でも、催眠効果だったか? 悪いが俺には効かないぞ? 俺の体液の方がチョコより強い催眠効果があるしな」 「体液?」 「そう。こういう密室だと揮発した俺の汗で小野田はすでに俺の術中って訳。ちょっと時間がかかるのが難点だけど相手に気付かれにくいって点では便利な事この上ない」 拘束具もないのに俺の両手両足が動かないのは仁藤からすでに催眠効果のあるガスを吸わされていたためだったようだ。 「ふぅん? それにしたって冷静だな。まるで歴戦の勇士みたいじゃないか。実のところ、小野田の正体はどういうヤツなんだ?」 「絶対に話してはダメなんだが、俺は装着している魔術具によって35歳のオッサンから10代に変身している……、クソッ! すでに意識下もお前の手に堕ちているのか……」 言わなくてもいい秘密がスラスラ口をついて出てしまう。 「へぇ? 実は35歳だって? 良いね、いいねぇ~! 丁度いい。俺、最近は年下のヤツばっか相手にしてたから年上の兄貴とヤりたくなってたんだよな!」 仁藤の笑顔がますます邪悪かつ淫靡に歪む。 「小野田の元の姿、すげぇ気になるなぁ~。そうだ、どんな姿か見せてくれたら俺の秘密をもう少し明かしてもいいぞう?」 催眠ガスで問答無用に命令できるのを敢えてせずに取引を持ち掛けるのは仁藤が俺を玩具にしているからだ。 どうせ拒否できないのなら仁藤に乗っかりつつ相手の秘密を引き出すしかない。 「分かった。俺の真の姿を見せるからお前の秘密をもっと教えてくれ」 「そう来なくちゃ」 「ただ、その為には手を動かせるようにしてくれ」 「了解――」 仁藤は何かを呟いたようだがモスキート音のように聞き取れなかった。なるほど、こういう風に命令していたのか。 ふっ、と手首を押さえていた力が消え動かせるようになった。だが、仁藤に近づけようとすると一定の位置よりは上げられなくなってしまう。 これでは仁藤を殴り飛ばすなど不可能だ。 もちろん制限付きにしたのも仁藤の命令の結果なのだろう。 俺は下半身の制服を脱ぎついでに上半身も脱いで素っ裸になった。 着たまま変身を解除したら弾け飛んでゴミと化すからだ。 露わになった股間の、チンポの付け根に嵌めているコックリングをゆっくりと外す。 すると俺のカラダがゴキゴキと唸り声を上げてサイズアップし、骨格も全身の筋肉もメキメキ成長する。 160cmだった俺の身長は190cmに。 50キロ程度の体重は90キロに。もちろん無駄な脂肪は無くバキバキの筋肉が鋭く浮き上がったまま肥大を重ねる。 コックリングを取り除いたチンポもぐんぐん大きくなり、少年らしい10cmに満たないモノが萎えていても15cm近くある立派な大人チンポに戻っていく。 「……ふぅ、これが、俺の、本当の姿だ……」 仁藤が目を丸くしている。俺のカラダをじろじろと舐めるように見つめ、そして俺の顔をじっと眺め、俺と目が合うとサッと外して頬を赤くする。 「やべぇ……、こんなの……、こんなのってアリか? 顔もカラダも、声も、チンポまで、超タイプじゃん……」 「おい? どうした?」 様子がおかしい。 仁藤の奴、俺を舐めた態度で見ていたのに今はそわそわと落ち着きが無くなっている。 「くぅぅっ! か、カラダが熱いぃぃっ! なんだか急にムラムラしてきたぁ~! こいつはさっき食べたチョコの効果に違いない~!」 叫んだ仁藤が着ていたジャージを脱ぎ捨て俺と同じ素っ裸になった。 そうして今の俺並みにマッチョな肉体を向ければ勃起したイチモツからはしきりに先走りが溢れ出ている。 「さ、さっき食べちゃったチョコの効果が、消しきれてなかった、みたいだ……、ああ、やべぇ……、今すぐ、小野田と、セックスしてぇ~! セックスしないと何するか分からねぇ~! これはヤバいことになっちまったぁ~!」 口の端に垂れた涎をベロリと舐め取る仁藤は、「爽やかイケメン体育教師」ではなく「ど淫乱ビッチな色情狂」になっていた。 「俺への催眠を解いて手足を完全に自由にしてくれればお前の願いを叶えてやってもいいんだぞ?」 ブルルッ、とカラダを震わせた仁藤が唇を微かに動かし耳には聞こえない音を発した。 すると俺の手足の拘束は完全に消え、すぐ目の前にいる仁藤を掴むことも可能になった。 「よし。俺の思い描いていた段取りとは異なってしまったがお前が求める快楽を俺が与えてやろう」 耳元でささやくと仁藤はゾクリと肌を泡立たせてコクリと肯いた。 仁藤の両手を机に突かせて軽く尻を突き出させてから腰を掴み、バックで仁藤のケツを犯す。 「慣らし」もしていないのにスルスル挿入できるのはいつでもこういう行為ができるよう仁藤のアナルは改造されているのだろう。 「そ、その通りっ! 俺のぉっ! ケツマンコはっ! 名器化改造され、んぐ! あぁん! 兄貴のチンポぉ! 超イイッ! すっげぇ感じるぅぅぅ!」 やはり改造されていた仁藤。催眠体液だけでなくこのアナルでもって不良たちを快楽で手なずけ、組織に引き入れていたと言う事か。 「アナルだけじゃないんだろう? チンポも改造済みか?」 挿入を深くしながら手を前に送って仁藤のチンポを掴む。すると、最初に目にしたサイズとは別格の、超巨大チンポの感触が手に感じられた。 片手ではまったく指が回らない極太さには正直言って舌を巻いた。 「へぇ? こいつはまた随分と立派に膨張しやがって。アナルとこのクソデカいチンポで気に入った生徒を堕としてたって訳か」 「そ、ンッ゛! そうだ! んぁぁぁ! 兄貴のぉっ! またデカくなって! くぅぅっ! お、奥までぇっ! チンポ、き、来゛だぁぁああああっ!」 俺だって性器は改造済み。本気サイズなら仁藤に引けは取らない。 「あぁ、さすが改造アナルは一味違うな。締め付けも、腸壁がトロトロに絡むのも実にキモチイイ」 根元まで挿入しただけで射精感がぐぐっとせり上がる。だが、こんな初っ端で絶頂していては仁藤の精神を屈服させることはできまい。 俺は徐々に腰を動かしピストンを加えながら新しいチョコを箱から一つ取り出し「口移し」で仁藤に食べさせた。 仁藤はまったく拒みもせず俺の唇に吸い付き、舌まで絡めてくる始末。 仕方がないので唾液ごと仁藤に流し込み飲み込ませてやった。 「ぶはっ! う、美味いっ! 美味しいよぉ兄貴ぃ~! もっと欲しい~! チンポも~、チョコも~、もっと食べさせて欲しい~」 「俺の言う通りにするなら欲しいだけ与えてやろう」 「聞く! 言う通りにする! だから! だからもっとぉ~! 兄貴のチンポを感じたいよぉ~!」 俺は新しいチョコの包み紙を剥がして口で咥え、先ほどと同じように「口移し」で仁藤に食べさせた。 仁藤はひな鳥が親の差し出すエサを貪るように俺の唇に吸い付き、チョコを飲み込んだあともなかなか唇を離そうとしなかった。 「好きぃ~! 俺ぇ! 兄貴が好きぃ! もっと兄貴が欲しい! もっと兄貴が知りたい! もっともっと兄貴に犯されて感じたい~!」 仁藤が俺を「好き」だと叫んだ瞬間、仁藤は完全に俺の手に堕ちた、と実感した。 「ああ、犯してやるとも。だが、その前に仁藤、お前が隠していた情報を全て俺に寄越せ。全てありのままに、な」 「言う! 言うよ! 兄貴が知りたい事、何でも! だから兄貴! これからもずっと俺のそばにいて! 俺と付き合って欲しい!」 返事を返す前に質問を仁藤にぶつける。 もちろん腰を前後に動かし、時には円を描くようにぐるりとアナルの奥をなぞりながら。 すると、喘ぎながらではあったが仁藤は面白いほど白状し始めた。 仁藤が属している組織『モディフィクス』の内情。この学校に着任してから正確には何人の生徒を組織に送ったのか。 そして、俺や、俺の居る『アルカナム』についてどこまで把握しているかまでを、全て。 「――そ、そろそろイク! 中に! 射精すぞっ!」 「いいよぉっ! 俺の中に射精して兄貴ぃ! 兄貴のザー汁で孕むくらい一杯射精してくれよぉ~!」 「イグゥッ!」 「お、俺も゛っ! もうっ! ん゛あああ! イグゥゥーーーッ!」 ひと際ガツンと深い挿入を行ってから仁藤の最深部でドビュビュルと精液を吐き出す。 仁藤もつられて精液を大量にぶちまけてやがる。巨大チンポの先から水道水みたいにビュウビュゥと白い体液を放出している。 その度に仁藤のアナルは強く収縮し、俺のチンポから新しい精液を搾り上げる。 「くあああ! きも、ち、良過ぎ、るぅぅっ! ま、また! イグ! イグゥゥーーーーッ!」 「俺も゛ぉっ! 止まんねぇっ! 精液が! 出るっ! また! イっちまうぅぅーーーーっ!」 ああ、戦闘員になってからここまで気持ちの良い射精など今まであっただろうか? そう思えるほどの解放感、達成感、そして頭が真っ白になる絶頂の快感……。 今までのセックスでは味わった事のない一番の歓喜を味わった。 まさか敵組織の奴とのセックスがこれほど俺と「響き合う」とは意外過ぎて興奮がまたしても膨らんでしまう。 とてもじゃないがたったの「一発」なんかで終われない。 もっと、仁藤を俺無しではいられないよう奴のカラダに刻み込まなければ。 仁藤からどれほどの快楽を引き出せるのかを調べてやらねばならない。 チョコの効果が無くとも俺の言う通りに動く人形に変えてしまわなければならない。 先ほど吐かせた情報が「全て」だと奴は言ったが、それが事実かどうかはまだ確かめていないのだから。 「まだ隠している事があるだろう? 組織の事じゃない。仁藤、お前自身の事だ」 仁藤がどうして地下組織のエージェントになったのか。 改造された肉体では他に何ができるのか。 教師としての仕事ぶりは完璧だけどプライベートはどうなのか。 そして、他に心を寄せている奴はいないのか……。 「組織と俺とじゃどちらが大事なんだ? カラダだけが俺を求めているのか?」 これこそが一番大事な問いではないか。 チョコの効果が消えたとしても俺から離れてもらっては困る。俺はたった一回のセックスで仁藤の全てを知り得た気にはなれないからだ。 「兄貴ぃ! 小野田の兄貴のほうが大事ぃ! 組織なんかもうどうでもイイ! 兄貴ともっとセックスしてぇ! 兄貴が好きぃ! 大好きだぁぁぁぁ!」 「よく言った。俺も仁藤と同じ気持ちだ。お前ともっとセックスし続けたい。そのためなら組織の命令に背いても構わない」 俺は再度たっぷりと仁藤のケツマンコにチンポを嵌め、何度も精液を種付けしてやった。 まだまだイケるもののひとまず満足して仁藤のアナルからチンポを引き抜く。 すると、正面に向き直った仁藤は俺のザーメンをケツ穴からこぼしながら俺の口にチンポを向けた。 もちろん、俺は仁藤のチンポをしゃぶった。 「全て」を知るには必要だからだ。 仁藤のチンポから出てくる体液の味を、質を、濃度を、臭いを。 そうだ、口だけではダメだ。やはり俺もアナルで仁藤を感じておかねば「片手落ち」となる。 俺の口内にドビュルと精液を発射した仁藤に尻を向け挿入させる。 口の中で仁藤の名残を味わいながらケツの奥でも仁藤を感じる。ああ、なんて、なんて極上のチンポだろう……、なんて美味な精液なことか……。 やはり一度では済まされない。 継続的に仁藤を調査しなければならない、と改めて強く確信した。 仁藤が俺に体重を預けてのけ反った。直後、仁藤の熱い体液が俺の中でドビュゥと拡散した。 まだだ。まだこんなもんじゃ終われねぇ。 「全て」にはこれからの仁藤の行動も含まれる。当然だろ? 組織よりも大事な仁藤を守りつつ継続調査を行う事にしたのだから。 「はぁ、はぁ、最高だよ兄貴……。もう、ぜってー離れられねぇ~。兄貴だってこれからも俺を調査し続けるんだろう? だったら、余計な邪魔が入らないようにしなくちゃね?」 「それもそうだな」 だが、他の敵対勢力までこの学校には入り込んでいると仁藤は言った。 その者らの魔の手を退けながら仁藤を調査(愛)するのはなかなか骨が折れそうだ。 「俺は体液を用いた催眠能力があるけど兄貴は?」 「器具を用いるが年齢操作変身と肉体強化だ。なので戦闘能力はそれなりに、な」 「いっそ、新しい組織をたち上げちゃう?」 「そんな事をしたら俺もお前も組織からどんな報復を受けるか分からないぞ?」 「でもさ、組織の命令より俺と自由にセックスする方が大事じゃない?」 「まぁ、それもそうだな」 「ああ、そうだ。報復を受けないように組織を黙らせればいいんだ」 「黙らせる?」 「俺たちが組織のトップになったらいいんじゃない?」 「なるほど。それは名案だな」 「でしょ? 俺が協力したら兄貴は『アルカナム』の、そして兄貴が協力してくれたら俺が『モディフィクス』の天辺をとれる気がするんだ」 「組織には俺のカラダを改造してくれた恩義もある。痛めつけない方向で支配してやりたいが……」 「だったら余計に俺の力が役に立つって! そう思わない? 俺と兄貴はもう一心同体なんだし!」 俺は仁藤にうなずき、仁藤の提案を受け入れた。 すると、頭の奥に最後まで張り付いていた組織への忠誠や総統への崇敬の念がバサリと剥がれ落ちてしまった。 逆に、肉体改造までしてくれた恩に報いるためには組織を必ず手中にしなくては、との情熱が燃え上がった。 ◇ 3か月後―― 俺と仁藤が手を組んだ結果、お互いの組織のトップに君臨することが出来た。 総統閣下は「裏切者!」と俺を罵ったが最後は俺のチンポで喘ぎながら俺の支配を受け入れ戦闘員たちの肉便器になってくれた。 他の幹部も同じように俺を崇めそれ以外の配下は全員改造し直し、俺への忠誠を植え付けてやった。 あとは闇魔術結社『アルカナム』と非合法バイオラボ『モディフィクス』の統合を経て、他の敵対勢力を排除していくことになるが―― 「ねぇ兄貴、あの時食べた媚薬チョコにさ、それまでの精神支配を弱める効果が有るって知ってた?」 仁藤が「遅くなったけど分析結果が出たから報告させてもらうね」、と言ってシャワーを浴び終えた俺にタブレットの画面を向けた。 「そうだったのか? いや、それは知らなかったな」 「しかも、食べた人間の精液にもその効果が混ざって吐き出されるみたいでさ」 「へぇ……」 「だから、兄貴が俺の提案に乗ったのは完全に兄貴の意思によるもの。俺は兄貴に催眠体液の力を使わなかったしね」 「じゃぁ、俺がお前を調査(愛)し続けたいと思ったのも……」 「っへへ、誰でもない兄貴の本当の思いから、だねぇ~」 満面の笑みを浮かべた仁藤が俺にもたれかかる。 その髪を柔らかく撫でつければその手に仁藤の手が重なった。 「たまにはさ、少年に変身してセックスしてみる?」 「いいのか? あっちはお前のタイプじゃないんだろう?」 仁藤のタイプが自分よりもマッチョで巨根なのはとっくに調べがついている。 「これが少年時代の兄貴なんだ、って思ったら興奮しちゃうんだよね。好きな相手のことは何だって知りたいじゃない」 「そうだな。じゃぁ今からヤろう」 変身用コックリングをチンポの根元に嵌めた。 するとメキメキ、ギチギチ音を立ててカラダが縮み10代の少年姿へと変身した。 「仁藤先生~、俺の気持ち受け止めて下さい!」 俺は勃起したチンポを仁藤に見せつけた。 仁藤はすかさず俺の小ぶりなチンポに吸い付き、チョコを融かすように俺の性器を舐め回した。 終 人物メモ 小野田 鎧(おのだ がい)35歳 魔術系闇組織『アルカナム』の戦闘員。 魔術具により少年に姿を変え学校内部の調査をしていた。 仁藤 信吾(にとう しんご)27歳 地下組織『モディフィクス』のエージェントにして怪人。 教員として学校に入り込み有望な生徒を引き入れていた。