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鷹取リュウゴ
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秘密の男娼サブスクリプション 14

 ミュータントナノマシンに侵されたボスを倒すべく呼び出した場所に向かった俺たち。 作戦通りに行くかどうかは一か八かで分からない。 だけど、動き出した以上は結果を出したい。 その一心で立ち向かうも体内から何体もの屈強なヴァンキッシャーを分離させていくボス・萩原は予想以上にしたたかで強敵だった。 頼みの綱であった俺の精液弾を使い果たし、いよいよ絶対絶命か、と思われた時―― ****** 14会員制総合アダルトサイト『淫化ローズ』  『粘弾性皮膜』なる会員制コンテンツ代表の援護によって窮地を脱することができた。 しかし、ボス・萩原は不敵に笑っている。まだ何かを隠し持っているようだ。 「ふ、ふふ、ふふふふ! そんな麻痺毒程度で俺が止められるか! 俺のカラダが何で出来ているか知っているか? スライムだ! スライムに麻痺毒の矢を打ち込んでもなぁ! 毒が回る前にこうやって一部を切り離せば何の問題もない!」 『あらやだ。それじゃトカゲの尻尾切りになっちゃうわけね?』 ヒュッ! ヒュヒュンッ! と何かが空を裂いた。 それは茨の鞭だった。 鞭がボス・萩原のカラダに巻き付き動けなくしてしまう! しかし、ドロリと溶けて鞭の縛りから逃れてしまった。 「『ローズウィップ』のアンタまで来てたのか。しかし残念だったな。バラの鞭なんかじゃ俺は捕まえられないぜ?」 「あの人は『粘弾性皮膜』と同じ淫化ローズ傘下のSMクラブ、『ローズウィップ』の女王(男)様だ」 ラバースーツ男の横から姿を見せたのは乳首と股間をチェーンで繋ぎ、黒革のボンデージを身に付けた筋肉質な男だった。 「アタシの得手は鞭だけじゃないわよ~!」 向けた手のひらから赤い液体がビュビューっと噴き出てボス・萩原のカラダにかかる! 赤い液体は血液ではなく溶けた赤い蝋だった。 ボス・萩原のカラダにぶちまけられた赤い蝋は全身を覆いつくすとたちまち凝固しボスの動きを止めた、かに見えた。 しかし、わずかな蝋の「ヒビ」からニュルゥと這い出て脱け出すと、再び人のカタチになり肩のほこりをフッと吹き飛ばす余裕の態度を見せた。 「きーーーっ! アタシの蝋でもダメなんて! なんてお行儀の悪い子なのかしら!」 『では俺たちも仕掛けてみるか!』 また新たな声が聞こえた。 かと思うと狼男がバッと空中で一回転しながらボス・萩原の上に跨り、次いで現れたガスマスクを頭に被った男がボス・萩原のカラダに触れた。 ガスマスク男が触れた部分からたちまちボスは石化し始め、その範囲が急激に拡がっていく! 「ぐ! うううっ!」 蝋は表面だけだったが石化は体内にも広がっているようだ。 これならボス・萩原も手が出ないのでは、と見守っていたがそれでもダメだった。 全身が石化する前に石化した部分だけを切り離し、残りの部分だけでたちまち元のサイズにまで復元してしまった。 「いや~、ビックリしたぁ~。『タイトチェイン』の主席殿に『セカンドフォルム』のキングウルフまで来てたんだ? と言う事はもしかして……」 『タイトチェイン』とは石化拘束系フェチ、『セカンドフォルム』は獣化獣人フェチのクラブだ、とトウヤが語る。 床に視線を落としたボス・萩原がニンマリ微笑んだ。 「居たぁ~。そんな小さくなって隠れてたって見つかっらたオシマイですよ~? 『ギガントミクロ』の座長~」 『ギガントミクロ』は巨大&微小化フェチの集まりだとカエデが手早く教えてくれた。 見れば5cm程の人形みたいなモノが慌ててテーブルの下に隠れていた。 「こんな狭い室内じゃ何メートルも巨大化できないし、だからって小さくなってどうするつもりだったんです? 麻痺毒でもまた仕掛けてくるつもりでしたか?」 『そんな事したって無駄なんだろ? だったら基本の作戦に戻るだけだ!』 5cmだったモノが急激に成長! グングン大きくなって180cm程の普通の人間サイズに! そのはずみでジンジャークッキーやティーカップが乗っていたテーブルがひっくり返った! 跳び退いたボス・萩原を狼男が再び抑え込みにかかり、女王様(男)の赤い蝋や主席の石化がボス・萩原を今度こそ拘束にかかる! しかし、それでも、それでも完全に封じ込めるのは不可能で、石化した部分は切り離され蝋のヒビから萩原のカラダがドロリと漏れ出す。 「今だ! そいつを萩原ん中にぶち込んでやってくれ!」 逞しい肉体を持つ男性と化した『ギガントミクロ』の座長が床に落ちていたジンジャークッキーを俺に投げてパス! 俺はすぐに意図を汲んで、漏れ出るスライムの中にジンジャークッキーをねじ込んだ! 「こ! これは!? あああ゛っ! ぁひぃーーーーーーっ!」 情けない悲鳴がスライムから聞こえた。 その直後、ビュビュッ! とミュータントナノマシン入りの精液が吐き出され沈黙が訪れた。 「ようやく大人しくなったわね。さすが精液浸み浸みジンジャークッキーよねぇ~」 女王(男)様の言葉に狼男もラバースーツ男も、ガスマスク男もみな一様に感心し俺に向かって小さく頭を下げた。 ◇  気を失っていたボス・萩原の中に念のため追加の精液を注ぎ込む。 「でも、この一体以外にも分裂してるらしいじゃないですか?」 「問題は無い。ミュータントナノマシンに汚染されているのはこの一体だけだ。他は難を逃れていた正常な分体だ。それにしてもよくやってくれた。あなたの協力に心から感謝する」 狼男こと獣化獣人フェチのキングウルフが親指を立てた。 「後は我々にて対応させてもらいたい。淫化ローズの一部がかくも暴走してしまい甚だ迷惑をかけてしまった。心よりお詫び申し上げる」 「い、いえ。結局俺は大した事できなかったですし」 頭を深々と下げる『粘弾性皮膜』の代表に慌てて俺も頭を下げた。 「そんな事ないわよぉ~! アンタの精液入りクッキーが無きゃアイツを止め切れなかったのは事実なのだしぃ~。 アタシも超感謝してる! やだ! アンタってよく見たら凄い綺麗なM奴隷になりそう! アタシのお仕置きで昇天させてあげたいわぁ~」 女王(男)様のお言葉の後半は聞かなかったことにしておいた。 「さて、君たちには改めてお礼をさせてもらいたい。ナノマシンのプログラムを修正する為には分体のボスではなくミュータントナノマシンに犯されたコイツの記憶が必要なんでな」 「逃げていた分体のボスが何もできず手を拱いていたのはミュータントナノマシンに汚染されたこのボスがナノマシンを正常に戻すコンピューターの暗号を書き換えたからだ。 なので、どうしてもこのボスを何とかする必要があった」 カエデが俺のために説明してくれた。 「じゃぁ、直樹の出番はここから先になりそうだ」 「おそらくそうなる。ボスだけではまたやらかしちまいそうだからな」 トウヤがニィっといたずらを思いついた子供のように笑った。 ここでようやく合体していたセイタとカイトが俺の中から出て来た。 「すっかり俺ら出るタイミングを失っていたよな?」 「ほんとっす! ハル先輩の身をも護るのに必死で分離する機会が全然なかったっす!」 車の中で待機していたリョウとレンジも最上階の部屋に駆け付けた。 「あれ? もう解決したんです?」 「……の、ようだな。しかし、随分と派手にヤり合ったようだ」 テーブルやイスが散乱する室内を見渡した二人がまだ目覚めないラガーマンヴァンキッシャーやアメフトヴァンキッシャーを足で転がした。 「あ! こいつらが目覚める前に俺の精液をぶちこんじまわないと!」 相手は合計10体。 なので今度はリョウやレンジに俺と合体してもらい俺の特製精液を順に注入していった。

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